JPS6260771A

JPS6260771A - スライバ供給側及び被供給側紡績装置間で少なくとも１個のケンスを搬送する装置

Info

Publication number: JPS6260771A
Application number: JP61195693A
Authority: JP
Inventors: マンフレット　ランゲン; コンラット　テンバーク; タイヒマンパウル
Original assignee: Truetzschler GmbH and Co KG
Current assignee: Truetzschler GmbH and Co KG
Priority date: 1985-09-10
Filing date: 1986-08-22
Publication date: 1987-03-17
Also published as: DE8525743U1; DE3621370C2; DE3621370A1; IN166386B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はスライバ供給側紡績装置、例えば梳綿機と、ス
ライバ被供給側紡績装置、例えば線条機との間で搬送カ
ートによって少なくとも１個のケンスを搬送する装置に
係わる。

公知装置では、スライバケンスの両側に、ケンスをカー
トに移すための２つの取手を設けである。

ケンスをカートに移したのち、手動で梳綿機から線条機
へカートを移動させる。従って、この装置は人手に依存
する。即ち、スライバケンス及び搬送カートを運転に合
わせて確実に移動させることはこの公知装置では不可能
である。ケンスの装入・放出と搬送を同一装置で遂行で
きないという欠点もある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

そこで本発明の目的は上記欠点を克服する、特にスライ
バケンスの装入・放出及び搬送を簡単かつ確実に行う頭
書の装置を提供することにある。

ＣＢＮ点を解決するための手段〕本発明の目的は搬送カートに、ケンスを装入及び放出す
る装置を連携させ、装入・放出装置が搬送カートに対し
てケンスを移動させるコンベア素子を含むことを特徴と
する搬送装置によって達成される。

装入・放出装置はケンスを搬送カート内のカートホイー
ル内に収容できることが好ましい。好ましい実施態様と
して、搬送カートにグリッパを設ける。このグリッパは
ケンスを押出したり、引き出したりすることのできる少
なくとも１つの空気圧シリンダを含むことが好ましい。

グリッパの作用範囲を広くするため、１つの伸縮シリン
ダに複数のシリンダ・ピストンを設けることが好ましい
。

この伸縮シリンダは操作シリンダを含むことが好ましい
。また、グリッパは水平軸を中心に回転自在であること
が好ましい。効果的な構成学として、ケンスの移動を容
易にするテーブルローラを搬送カートに組込む。テーブ
ルローラのローラは駆動可能であることが好ましい。搬
送カートのテーブルローラを、梳綿機側の固設回収部及
び線条機側の供給部とそれぞれ対向させることが好まし
い。

ケンスが搬送カートの平坦床上を摺動するように構成す
るのが有利である。ケンスの上方に、ケンス縁から突出
する充填スライバを上から押さえる押さえ手段を設ける
ことが好ましい。押さえ手段としては、キャップ、カバ
ーシート、クロスバ−などを利用することができ、１つ
の押さえ手段を多数のケンスに兼用できるように搬送カ
ートに取付けることが好ましい。この押さえ手段は搬送
中に充填スライバがすべり落ちるのを防止する。ケンス
充填度に適応できるように押さえ手段が高さ調整自在で
あることが好ましい。押さえ手段としては、ケンスの装
入・放出速度で回動するコンベアベルトを利用するのが
好ましい。

特に好ましい実施例では、搬送カートの走行駆動手段と
して、例えば電動機のような駆動装置を設ける。これに
より、労力を必要とする手動によるカート移動は不要と
なる。また、搬送カートは水平なコース上を自動走行す
ることができる。

〔実施例〕

以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。

第１図に示す前紡装置は、略示するにとどめたが、５基
の梳綿機１〜５及び２基の線条機６，７を含む。各梳綿
機１〜５にはスライバケンス８ａにカード・スライバを
供給するための供給装置１ａを連携させである。供給装
置１ａと並んで、カード・スライバを充填されたスライ
バケンス８ｂを回収する回収部１ｂがそれぞれ配置され
ている。供給装置１ａ及び回収部１ｂは公知のケンス交
換装置の一部として実施することができる。

梳綿機１〜５と線条機６，７との間でケンス８ｃを搬送
するため、ケンス８ｃを線条機６の供給部６ａまたは線
条機７の供給部７ａへ搬送する搬送カート９を設ける。

６個のスライバケンス８ｄ　　。

８ｆ　　（供給位置）は他の６個のすでに充填された６
個のスライバケンス８ｅｚ８ｇと同じ高さにある。スラ
イバケンス８ｅ、８ｇは線条機６，７のドラ２トため、線条機６，７の棲粂機構に供給される。必要とす
るダブリングの態様によっては、線条機６゜７の入口に
それぞれ設置するスライバケンス８８　。

８ｇは３個より多くても少なくてもよい。２７は梳綿機
と線条機の間に配置され、スライバの態様に応じて、充
填ずみ及び／または空ケンスを収容することのできるス
ライバケンス８の特機部である。搬送カートの走行路を
破線で示した。

第２図には、それぞれ直径が例えば１０００■のケンス
８を搬送する搬送カート９を示した。交換すべきケンス
８は平坦な床面から例えば１２０ｍの高さに位置するテ
ーブルローラ１０　（ローラコンベア）上にある。車体
１１は例えば走行駆動用の電動機２６や（図示しないが
）伸縮シリンダ１５　、１６の駆動手段などのような駆
動手段のほか、エネルギー供給装置などを内蔵している
。車体１１は４個のホイール１２ａ、１２ｂ及び１３ａ
、１３ｂをそれぞれ取付けられた被駆動車軸１２　、１
３によって矢印Ａ（第３図）の方向に移動する。ケンス
８は搬送カート９内のカートホイール１２ａ、１２ｂと
１３ａ。

１３ｂの間に収容されている（第３図）。

ケンス８の装入・放出装置として搬送カート９の車体１
１にグリッパ１４を設けである。グリッパ１４はそれぞ
れがシリンダ・ピストン１５ａ〜１５ｃ及び１６ａ〜１
６ｃから成る２基の水平伸縮シリンダ１５　、１６を含
む。シリンダピストン１６ｂの端部にこれと９０°の角
度に操作シリンダ１７　（第３図）を設け、ケンス８の
半径方向に作用してケンス８を操作シリンダ１５との間
に挟持するように構成する。ケンス８の丸みのある表面
に対応させて、弯曲したクランプ片１９　、２０を設け
る。

ケンス８の上方に、ケンス充填物２２、例えばカードス
ライバを押さえるための押さえ手段２１を設けである。

この押さえ手段２１は車体１１に取付けられている。車
体１１には、ほかに警報点滅灯２３　、２４を設けであ
る（第４図）。

第２図では、搬送カート９が、その長手側が梳綿機の（
略示する）ケンス交換装置の回収部１ｂと並ぶように配
置されている。底板ＩＣと頂板ｌｄとの間には、スライ
バを充填され、回収位置を占めるケンス８′を破線で示
した。次いで、シリンダ・ピストン１５ｂ、１５Ｃ及び
１６ｂ、１６ｃ（第３図）が破線で示す位置１５ｂ’　
、　１５Ｃ’及び（図示しない）　１６ｂ’　、　１６
ｃ’に移動する。これと同時にシリンダ・ピストンが伸
長する。次いで操作シリンダ１７が作動し、クランプ片
１９　、２０を介してケンス８゛を挟持する。その結果
、操作シリンダ１７はケンス８′を伸縮シリンダ１５　
、１６と直行する方向に固定する。これに続いて伸縮シ
リンダ１５ｂ”。

１５ｃ’及び１６ｂ’　、　１６ｃ’が再びシリンダ・
ピストン１５ａ、１６ａ内に引っ込められ、ケンス８は
搬送カート９のテーブルローラ１０上を矢印Ｂの方向に
位置８゛から位置８へ移動させられる。

次いで搬送カート９はいずれか一方の線条機６または７
へ移動する。ケンス８はグリッパ１４の操作により、逆
方向に搬送カート９から線条機６または７の供給部６ａ
または７ａへ移される。

搬送カート９は空のケンス８を線条機６または７から梳
綿機１〜５のいずれか１つへ、即ち、梳綿機の供給部、
例えばケンス交換装置へ返送することができる。このた
め、空のケンス８を矢印Ｃの方向にテーブルローラ１０
から梳綿機の供給部またはケンス交換装置へ移す（第３
図）。

第５図では、ケンス８を垂直姿勢から他の姿勢へ移動さ
せることができるように、グリッパ１４が水平軸２５を
中心に（矢印りの方向に）回転自在である。

第３図では、搬送カートがカートホイール１２ａ。

１２ｂ　、　１３ａ　、　１３ｂの向きに従って矢印Ａ
の方向に移動する。第６ａ図では、カートホイール１２
ａ。

１２ｂ　、　１３ａ　、　１３ｂを（図示しない）調整
装置によって垂直軸線を中心に９０°だけ変位させであ
るから、搬送カート９は矢印Ｅの方向に移動する。第６
ｂ図では、水平車軸が互いに交差するようにカートホイ
ール１２ａ　、　１２ｂ　、　１３ａ　、　１３ｂの向
きを回動させることにより、搬送カート９がその場で矢
印Ｆの方向に回転運動を行うようにした状態を示した。

第７〜９図は直接工場床面上を転勤するローラ２８をケ
ンス８の底８ａに設けた実施例を示す。

第７〜９図において、矢印Ｇはケンス８の装入・放出装
置の方向を示し、第８図中の矢印Ｈはケンス８を含む搬
送カート９の走行方向を示す。

第１０〜１２図はケンス８の装入・放出部（９ａ。

９ｂ）を両側に設けた実施例を示し、ケンス８を両側か
ら矢印Ｉ　（第１０　、１２図）の方向に搬送カート９
へ、または逆に搬送カート９から移動させることができ
る。第１１図の矢印にはケンス８を含む搬送カート９の
走行方向を示す、第１２図では、搬送カート９の下端両
側に１枚ずつ安全用接触板２８ａ、２８ｂを設けである
。

第１３図は矢印りの方向にケンス８の両側装入・放出を
行うことのできるテーブルローラ１０を具備する搬送カ
ート９を示す。搬送カート９に対してケンス８を移動さ
せるコンベア素子として、２つのラック変位装置３０ａ
、３０ｂを設ける。第１４図では、固設の被駆動ピニオ
ン３２と咬合する（第１１ａ図）ラック３１に操作シリ
ンダ１７を取付けである。第１５図の矢印しはケンス８
の装入放出方向を示す。

第１６図は梳綿機３３及びケンス交換装置３４と並べて
搬送カート９を示す斜視図である。

本発明の自動制御下に少なくとも１個のケンス８を搬送
する搬送カート９を提供する。この搬送カート９は空ま
たは充填されたケンスを装入・放出できる装入・放出装
置を含む。装入・放出装置によってケンス８が把持され
、搬送カート９に収容または搬送カート９から放出され
る。搬送カート９の装入・放出装置は交換すべきケンス
８を自動的に検知し、把持したのち、少なくとも１つの
方向に移動する。

以上、スライバ供給側紡績装置として梳綿機、スライバ
被供給側紡績装置として線条機をそれぞれ例にとって本
発明を説明した。同様に、例えばスライバを供給する紡
績装置としての線条機またはフライヤ、及びスライバを
供給される紡績装置としてのフライヤまたは紡糸機にも
本発明を応用することができ、本発明はこれらの紡績装
置をも含む。

電動機２６　（駆動モータ）は例えば集電器、たわみケ
ーブルなどを介して電源に接続することが好ましい。他
の好ましい実施例では、搬送カート９に取付けたバッテ
リに電動機を接続する。

【図面の簡単な説明】

第１図は５基の梳綿機及び２基の線条機を含み、本発明
のケンス搬送装置を利用する前紡装置を略示する俯徹図
；　第２図は梳綿機の（一部だけ図示した）ケンス交換
装置と隣接するテーブルローラ及び伸縮シリンダを具備
するケンス搬送装置の正面図；　第３図はグリッパ及び
搬送カート内のケンスと共に第２図のケンス搬送装置の
俯賑図；第４図は第２図のケンス搬送装置の側面図；　
第５図はグリッパが水平軸を中心に回転自在である装置
を示す第２図と同様の装置を示す俯敵図；第６ａ図はケ
ンス搬送が矢印Ｅの方向に行われる第３図と同様の俯緻
図；　第６ｂ図はケンス搬送が矢印Ｆの方向に行われる
第３図と同様の俯撤図；第７乃至１２図はケンスがロー
ラで水平に搬送されるケンス搬送装置を示し；　第１３
乃至１５図はラック変位装置を具備するケンス搬送装置
を示し；　第１６図は梳綿機及びケンス交換装置と並べ
て搬送カートを示す斜視図である。１〜５・・・梳綿機、　　　　６，７・・・線条機、８
・・・・・・ケンス、　　　　　　９・・・・・・搬送
カート、１０・・・テーブルローラ、　１１・・・・・
・車体、１２　、１３・・・車軸、１２ａ、　１２ｂ、　１３ａ、　１３ｂ−−−カートホ
イール、１４・・・・・・グリッパ、　　　１５　、１
６・・・伸縮シリンダ、１７・・・操作シリンダ、　１
９　、２０・・・クランプ片、２１・・・・・・押さえ
手段、　　　２２・・・・・・ケンス充瞑物、２３　、
２４・・・警報点滅灯、　　２６・・・・・・電動機、
２８　、２９・・・安全用接触板、３０ａ、　３０ｂ・・・ラック変位装置。以下余白ＦＩＧ、　２Ｆｌ（３，３１２ｂＦＩＧ、９ＦＩＧ、　１３ＦＩＧ、　１４

Claims

【特許請求の範囲】１、梳綿機等のスライバ供給側紡績装置と、練条機等の
スライバ被供給側紡績装置の間で搬送カートによって少
なくとも１個のケンスを搬送する装置において、搬送カ
ート（９）に、ケンス（８）を装入及び放出する装置を
連携させ、装入・放出装置が搬送カート（９）に対して
ケンス（８）を移動させるコンベア素子（１５、１６；
３０ａ、３０ｂ）を含むことを特徴とする搬送装置。２、装入・放出装置がケンス（８）を搬送カート（９）
内のカートホイール（１２ａ、１２ｂ、１３ａ、１３ｂ
）間に収容できることを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の装置。３、コンベア素子として少なくとも１基の空気圧シリン
ダ（１５、１５ａ〜１５ｃ；１６、１６ａ〜１６ｃ）を
設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第
２項に記載の装置。４、装入・放出装置がケンス（８）を把持できるグリッ
パ（１４）であることを特徴とする特許請求の範囲第１
項から第３項までのいずれか１項に記載の装置。５、グリッパ（１４）を搬送カート（９）に設けたこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項から第３項までのい
ずれか１項に記載の装置。６、空気圧シリンダが操作シリンダ（１７）を含むこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項から第５項までのい
ずれか１項に記載の装置。７、グリッパ（１４）が水平軸（２５）を中心に回転自
在であることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第
６項までのいずれか１項に記載の装置。８、コンベア素子として少なくとも１つのラック変位装
置（３０ａ、３０ｂ；３１、３２）を設けたことを特徴
とする特許請求の範囲第１項から第７項までのいずれか
１項に記載の装置。９、搬送カート（９）がテーブルローラ（１０）を含む
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項から第８項まで
のいずれか１項に記載の装置。１０、テーブルローラ（１０）のローラ（１０ａ）が駆
動可能であることを特徴とする特許請求の範囲第１項か
ら第９項までのいずれか１項に記載の装置。１１、ケンス（８）が搬送カート（９）の平坦床（９ａ
）上を摺動することを特徴とする特許請求の範囲第１項
から第１０項までのいずれか１項に記載の装置。１２、ケンス（８）を、ローラ（２８）を利用して水平
に搬送することを特徴とする特許請求の範囲第１項から
第１１項までのいずれか１項に記載の装置。１３、搬送カート（９）のテーブルローラ（１０）及び
搬送カート（９）の装入・放出口（９ａ、９ｂ）が梳綿
機（１〜５）側の固設回収部（１ｂ）及び線条機（６、
７）側の供給部（６ａ、７ａ）とそれぞれ対向すること
を特徴とする特許請求の範囲第１項から第１２項までの
いずれか１項に記載の装置。１４、搬送カート（９）が片側にケンス（８）の装入・
放出口（９ａ）を有することを特徴とする特許請求の範
囲第１項から第１３項までのいずれか１項に記載の装置
。１５、搬送カート（９）の両側に装入・放出口（９ａ、
９ｂ）を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
から第１３項までのいずれか１項に記載の装置。１６、搬送カート（９）のカートホイール（１２ａ、１
２ｂ、１３ａ、１３ｂ）を、走行方向変更のため垂直軸
心を中心に調整できることを特徴とする特許請求の範囲
第１項から第１５項までのいずれか１項に記載の装置。１７、ケンス（８）の上方にケンス充填物（２２）の押
さえ手段（２１）を設けたことを特徴とする特許請求の
範囲第１項から第１６項までのいずれか１項に記載の装
置。１８、押さえ手段（２１）の高さを調整できることを特
徴とする特許請求の範囲第１項から第１７項までのいず
れか１項に記載の装置。１９、押さえ手段（２１）がケンス（８）の装入・放出
速度で回動するコンベアベルトであることを特徴とする
特許請求の範囲第１項から第１８項までのいずれか１項
に記載の装置。２０、搬送カート（９）の走行駆動手段として例えば電
動機（２６）のような駆動装置を設けたことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項から第１９項までのいずれか１
項に記載の装置。２１、電動機（２６）を、例えば集電手段、たわみケー
ブルなどを介してエネルギー源と電気的に接続したこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項から第２０項までの
いずれか１項に記載の装置。２２、電動機（２６）を搬送カート（９）に取付けたバ
ッテリに接続したことを特徴とする特許請求の範囲第１
項から第２１項までのいずれか１項に記載の装置。