JPH08310654A - カードや練条機などの紡績機械でケンスを搬送および供給する装置 - Google Patents

カードや練条機などの紡績機械でケンスを搬送および供給する装置

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JPH08310654A
JPH08310654A JP8059448A JP5944896A JPH08310654A JP H08310654 A JPH08310654 A JP H08310654A JP 8059448 A JP8059448 A JP 8059448A JP 5944896 A JP5944896 A JP 5944896A JP H08310654 A JPH08310654 A JP H08310654A
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JP8059448A
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Ferdinand Leifeld
ライフェルト フェルディナント
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Truetzschler GmbH and Co KG
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Truetzschler GmbH and Co KG
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    • D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01H—SPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • D01H9/185—Transporting cans

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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はカードや練条機におけるケンスの搬
送装置に関し、単純な構造でケンスをせき止め、さばけ
るようにすることができるようにすることを目的とす
る。 【解決手段】 カードや練条機などの紡績機械で、被動
搬送部材、たとえばコンベヤベルト１０、ベルト、ロー
ラコンベヤ２７などを１つ以上有する搬送装置によって
ケンスを搬送および供給する装置に、ケンスに対する開
閉可能な遮断部材８を設ける。ケンスの搬送と供給を改
善し、単純な構造でケンスをせき止め、さばけるように
するために、ケンス５，６の下方に搬送部材１０が配置
され、遮断部材８が搬送方向で見て最前のケンスに付属
し、ケンスの搬送面との摩擦係数が小さくなるようにさ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードや練条機な
どの紡績機械で、ケンスに対する開閉可能な遮断部材を
設け、被動搬送部材、たとえばコンベヤベルト、搬送ベ
ルト、ローラコンベヤなどを１つ以上有する搬送装置に
よってケンスを搬送および供給する装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】公知の装置（ドイツ特許公開公報第３９
０８８３２号）において、ケンスは水平方向に周回する
搬送ベルトによって前進する。このとき、ケンスの外套
面は、摩擦係数の大きい搬送ベルトの車間部分と不動の
ガードレールとの間に配置されている。ケンスの底部ロ
ーラは、搬送時に紡績機械底部上で回転する。公知の装
置は、ケンスを全搬送区間にわたって強制的に運び、こ
のときすべてのケンスを同時に動かす。ケンスを無圧で
順次せき止め、さばくことは不可能である。新しい空ケ
ンスをケンス交換器に供給するときは、必ず搬送装置を
すべてのケンスと一緒に動かさなければならない。つま
り、最前ケンスの供給と、すべてのケンスの搬送と、新
しい空ケンスの補給は、常に強制的に連結しているので
ある。さらに、公知の装置は構造コストが大きい。最後
に、搬送ベルトおよびガードレールのために側方からの
介入が不可能である。
【０００３】本発明の課題は、上記の短所を回避して、
特にケンスの搬送と供給を改善して、単純な構造でケン
スをせき止め、さばけるようにすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、カードや練条機などの紡績機械で、ケンスに対する
開閉可能な遮断部材を設け、被動搬送部材、たとえばコ
ンベヤベルト、搬送ベルト、ローラコンベヤなどを１つ
以上有する搬送装置によってケンスを搬送および供給す
る装置において、特徴点は、前記搬送部材がケンスの下
方に配置されていて、前記遮断部材が搬送方向で見て最
前のケンスに付属しており、搬送部材とケンスの搬送面
の相互の摩擦係数が小さいことをにある。
【０００５】本発明により、カード、練条機、紡績機械
においてケンスを供給、排出および／または貯蔵するた
めに、ケンスを被動搬送部材、たとえばコンベヤベルト
に載せて、ストッパに向けて送る。ケンスは目標位置に
達したらストッパによって止められるが、搬送部材、た
とえばコンベヤベルトは滑り抜ける。このようにするこ
とにより、単純な構造によってせき止め装置が得られ
る。つまり、ケンスを搬送し、貯蔵し、さばくことが可
能となる。
【０００６】搬送部材が動いている場合、ケンスをせき
止めるためには、搬送部材とケンス底面（搬送面）の間
の滑り摩擦が小さいことが重要であるが、ケンスを搬送
するためには、搬送部材上のケンス底面（搬送面）の圧
力（重力）が重要である。遮断部材が開いているときも
閉じているときも、搬送部材が可動であることが好適で
ある。最前のケンスが遮断部材に当たって止まり、搬送
部材が滑り抜けることが好都合である。遮断部材が開い
ているときも閉じているときも、搬送部材の搬送区間を
調整できることが有利である。遮断部材用の駆動源と搬
送部材用の駆動源とが電気的に互いに連結していること
が得策である。電子制御装置、たとえばマイクロコンピ
ュータがあり、これに紡績機械用の駆動源、搬送部材用
の駆動源および遮断部材用の駆動源が接続されているこ
とが好適である。
【０００７】搬送部材がコンベヤベルトであることが好
都合である。搬送部材が少なくとも２本の搬送ベルト、
たとえば歯付きベルトを有することが有利である。ベル
トが互いに平行に配置されていて、同じ方向に同時に等
速度で動くことが得策である。ベルトが支持レール内を
走行することが好適である。支持レールが摩擦係数の小
さい耐摩耗性プラスチックからなることが好都合であ
る。コンベヤベルトや搬送ベルトなどが個々に駆動可能
な点が有利である。複数のコンベヤベルトや搬送ベルト
などが、同時に１つの駆動源によって駆動可能であるこ
とが得策である。少なくとも２つの装置の間に逆転装置
が設けられていることが好適である。ベルトがケンス底
面（搬送面）の外側の区域と係合していることが好都合
である。搬送部材、たとえば搬送ベルトが、ケンス底面
から外側に一部越え出ていることが有利である。ケンス
の搬送面が平滑であることが得策である。ケンスの搬送
面が少なくとも一部搬送部材に接していることが好適で
ある。装置にケンス交換装置、たとえば直線ケンス交換
器または回転ケンス交換器が付属していることが好都合
である。ケンスを検知するためにセンサ、たとえばライ
トバリヤが設けられていることが好適である。搬送部
材、たとえばコンベヤベルトやベルトの入口にケンスに
対する心出し装置が設けられていることが好適である。
ケンス交換装置の伝動部材、たとえばアーム、ローラな
どを遮断部材として用いることが得策である。紡績機械
に空ケンスを搬入する装置を利用することが好適であ
る。紡績機械から空ケンスを搬出する装置を用いること
が好都合である。ケンスの断面が円形であることが有利
である。ケンスの断面が矩形であることが好都合であ
る。搬送部材が水平に配置されている点が得策である。
空ケンスの搬入時は、搬送部材が紡績機械に向かって下
方に傾いていることが好適である。満ケンスの搬出時
は、搬送部材が紡績機械に向かって下方に傾いているこ
とが好都合である。搬送部材は、ケンスに向いた側の摩
擦係数が小さいことが有利である。
【０００８】ケンスを貯蔵器から取り出すときはストッ
パが外れ、搬送部材、たとえばコンベヤベルトはケンス
直径の分だけさらに進むと、搬送部材、たとえばコンベ
ヤベルトは止まり、取り出そうとするケンスを除去し、
ストッパは再び停止位置に入る。搬送部材、たとえばコ
ンベヤベルトは、制御によって動いたり止まったりす
る。この制御は、前段機械および／または後段機械また
は装置の機械制御と協働する。搬送部材、たとえばコン
ベヤベルトのスタートは作業者が手で作動させることが
できるが、その際、最長可能な搬送区間に対応する走行
時間を作動させる。その後で、コンベヤベルトは自動的
に停止する。この方式は滑り抜け時間を短縮し、コンベ
ヤベルトとケンスの摩耗を防ぐ。コンベヤベルトの代わ
りに、平行かつ同時に動く２本の搬送ベルト、たとえば
歯付きベルトを用いることができる。これらのベルト
は、ケンス直径の区域で互いに隔たっている。平行に動
くコンベヤベルトの両側の外縁は、ベルト外面の区域で
ケンスの外径より少し大きく隔たっていることが好まし
い。ケンス搬送装置および／または貯蔵器は、供給装置
および取り出し装置と協働することが有利である。供給
装置および／または取り出し装置が、直線ケンス交換器
または回転ケンス交換器として構成されたケンス交換装
置であることが好適である。貯蔵器はケンスを検知する
ためのセンサを包含できる。搬送ベルトが支持レール内
を走行することが好都合である。支持レールは、滑りや
すい対摩耗性プラスチック、たとえば低圧ポリエチレン
からなることが好ましい。コンベヤベルトが個々に駆動
されることが有利である。複数のコンベヤベルトを１つ
の駆動源で同時に駆動することが好適である。駆動系に
逆転装置を設けることができる。コンベヤベルトの入口
に、ケンスに対する心出し装置が設けられていることが
得策である。
【０００９】ケンスの搬送部材との接触面（搬送面）
は、たとえば平らなケンス底、追加のベースプレートま
たはリング状基部として形成できる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。図１において、空ケンス５を
供給する本発明の装置１と、スライバを充填した満ケン
ス６を排出する本発明の装置２は、ケンス交換装置４
（回転ケンス交換器）を備えた練条機３、たとえばトゥ
リュッチュラー高性能練条機ＨＳに付属している。２９
は、ケンス７にスライバを収容するためのコイラプレー
トを表す。空ケンス５は装置１によって矢印Ａの方向に
運ばれ、満ケンス６は装置２によって矢印Ｂの方向に運
ばれ、ケンス７はケンス交換装置４によって矢印Ｃの方
向に運ばれる。装置１における最前のケンス５ａには開
閉可能な遮断部材８が付属しており、装置２における最
前のケンス６ａには開閉可能な遮断部材９が付属してい
る。ケンス５は搬送部材１０、たとえばコンベヤベルト
の上にあり、ケンス６は搬送部材１１、たとえばコンベ
ヤベルトの上にある。３０はコイラプレート、３１は不
動遮断部材を表す。
【００１１】図２において、コンベヤベルト１０はケン
ス５ａないし５ｃの下方に配置されている。つまり、ケ
ンス５ａないし５ｃはコンベヤベルト１０上にあり、そ
の重量でコンベヤベルト１０の上行ベルトの外面１０′
に圧力（重力）を加えている。コンベヤベルト１０は２
つのガイドローラ１２、１３の回りを周回する。ガイド
ローラ１３には駆動手段１４、たとえば電動機が付属し
ている。ケンス５、６に向いたコンベヤベルト１０もし
くは１１の外面１０′、１１′と、コンベヤベルト１０
もしくは１１の外面１０′、１１′に向いたケンス５も
しくは６の搬送面５′、６′の相互の摩擦係数は小さ
い。外面１０′、１１′と搬送面５′、６′は平らで滑
りやすい。ＤおよびＥは、ガイドローラ１２および１３
の回転方向を表す。２８は電子制御装置を表す。
【００１２】図３の(A) 〜(C) において搬送部材１０
は、運転中は矢印Ａの方向に動く。図３の(A) におい
て、最前のケンス５ａは閉じた遮断部材８に接して止ま
っているが、ケンス５ａの下部搬送面５′と係合するベ
ルト外面１０′は搬送面５′に沿ってＡの方向に滑り抜
ける。同時にベルト外面１０′上に配置されたケンス５
ｂおよび５ｃは、図３の(B) に示すようにケンス５ａに
当たるまでコンベヤベルト１０によってＦの方向に運ば
れる。すると、ベルト外面１０′は、ケンス５ｂおよび
５ｃの搬送面にも沿って滑り抜ける。このとき、ケンス
５ｂおよび５ｃは止まっている。練条機３（図１参照）
の周囲に空ケンス５ａを供給するために、図３の(C) に
示すように遮断部材８は取り外される。そうすることに
よって、ケンスに作用する保持力はなくなり、ケンス５
ａはコンベヤベルト１０によって矢印Ｆの方向に運ばれ
る。同時に、ケンス５ｂが遮断部材８に達するまで、ケ
ンス５ｂおよび５ｃも矢印Ｆの方向に運ばれる。次に、
遮断部材８が閉じる。
【００１３】図３の(A) 〜(C) において、ケンス５ａは
ベルト外面１０′にその重さ（重力）をかけている。図
３の(A) ，(B) に示すように、低速で動くベルト外面１
０′は、ケンス５ａの停止している搬送面５′に垂直力
Ｎを作用する。ベルト外面１０′の張力Ｐに抗して遮断
部材８の保持力が作用する。ベルト１０′と搬送面５′
の間の滑り摩擦のもとでの張力はＰ＝μ・Ｎである。こ
こで、μは摩擦係数である。図３の(C) では、遮断部材
８の保持力はなくなるので、ケンス５ａはベルト外面１
０′の張力ＰによってＦの方向に運ばれる。
【００１４】図４，図５に示すように、搬送部材として
互いに平行な２つの歯付きベルト２２ａ、２２ｂがケー
シング１５内に配置されている。両側には、保持部材１
６ａ、１６ｂに不動に設けられた支持レール１７ａ、１
７ｂが設けられていて、装置１の縦方向に延びている。
各々の支持レール１７ａ、１７ｂの上側には、上行ベル
トの下部区域が通る矩形断面の縦方向溝１８（へこみ
部）がある。上行ベルトの上部区域は縦方向溝１８から
突き出し、外面２２′が図６に示すようにケンス５の下
部搬送面５′と係合している。このように構成すること
によって、支持レール１７ａ、１７ｂは、ケンス５と歯
付きベルト２２ａもしくは２２ｂを支えると同時に、
（一部縦方向溝１８内）を走行する歯付きベルト２２
ａ、２２ｂに対する案内部材を形成する。
【００１５】図７、図８に示すように、上方が開いたケ
ーシング１５内には２本の軸１８、１９（軸１９は図示
せず）がある。軸１８、１９には、ガイドローラとして
歯付きベルトプーリ２０ａ、２０ｂもしくは２１ａ、２
１ｂ（歯付きベルトプーリ２１ａ、２１ｂは図示せず）
が配置されており、その回りをエンドレスな歯付きベル
ト２２ａ、２２ｂが周回する。
【００１６】図９は装置１もしくは装置２の歯付きベル
ト２２ａ、２２ｂおよび２３ａ、２３ｂを示す。図９に
おいて、装置１の歯付きベルトプーリ２０と装置２の歯
付きベルトプーリ２４との間には逆転装置２５があるの
で、装置１および２の搬送装置は１つの駆動手段（例：
図２における駆動源１４）で駆動される。図１０に示す
ように、装置１（もしくは対応して装置２）には、遮断
部材８として固定柱８ｃに取り付け、回転継手８ｂの回
りを湾曲した矢印の方向に揺動できる遮断棒８ａが付属
している。
【００１７】図１１の(A) ，(B) に示す実施例ではケン
ス５は円形断面を有する。ケンス５の外側底面は搬送面
５′である。図１２の(A) ，(B) に示す実施例ではケン
スは正方形のベースプレート５ＩＩＩ上に取り付けられ
いる。図１３の(A) ，(B) に示す実施例ではケンスは円
形ベースプレート５ＩＶに取り付けられている。ベース
プレート５ＩＩＩおよび５ＩＶはケンス５の外套面から
飛び出していて、隣り合うケンスの間に間隔を作ってい
るので、それらの外套面は接触しない。
【００１８】図１４の(A) ，(B) に示す実施例ではケン
ス底５ＩＩの下方にはリング状プレート５Ｖが取り付け
られている。遮断部材８は、ケンスのリング、溝、凹部
などに下から係合する着脱自在な爪などであることがで
きる。図１５の(A) ，(B) に示す実施例ではケンス５は
矩形断面を有する。図１６に示す実施例ではコンベヤベ
ルト１０の上行ベルトと下行ベルトの間（または歯付き
ベルト２２ａ、２２ｂの上行ベルトと下行ベルトとの
間、図４参照）には、回転支持ローラがあるので、回転
摩擦が実現されている。
【００１９】図１７に示す実施例では搬送装置として被
動コベヤローラ２７からなるローラコンベヤが設けられ
ている。その表面は滑らかで摩擦が少なく、図１８に示
すように摩擦の少ない被覆２７ａを付けることができ
る。図１９、２０に示すように、空ケンス５はケンス台
車３２によって装置１に搬送できる。満ケンス６は、対
応する仕方（図示せず）でケンス台車３２によって装置
２から搬出できる。ケンス台車３２は、たとえば４個の
ケンスを収容でき、図１９に従えば片側から装置１に接
近する。図２０では、積載面３２′とベルト外面１０′
とは同じ高さに配置されているので、ケンス５は台車３
２から装置１の搬送部材１０に無段階に運ぶことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、空ケンスを供給し満ケンスを排出する
練条機における本発明の装置の図式的な平面図である。
【図２】図２は、空ケンスを供給する装置の側面図であ
る。
【図３】図３は図２と同様であるが、(A) は、図２と同
一であるが１つのケンスがせき止められ、２つのケンス
が搬送される状態を示し、(B) は、３つのケンスがせき
止められた状態を示し、(C) は、１つのケンスがさばか
れ、２つのケンスが搬送される状態を夫々示す図であ
る。
【図４】図４は、図２のＩ−Ｉ部における装置の正面図
である。
【図５】図５は、図４の装置の片側における搬送部材の
部分拡大図である。
【図６】図６は、支持レール、歯付きベルトおよびケン
スの分解図である。
【図７】図７は、搬送部材の反転区域の側面図である。
【図８】図８は、図７に示す反転区域の平面図である。
【図９】図９は、空ケンスを供給する装置と、満ケンス
を排出する装置の搬送部材の斜視図である。
【図１０】図１０は、回転継手を有する遮断棒からなる
遮断部材を示す図である。
【図１１】図１１種々の構成のケンス搬送面の下面図
(A) および側面図(B) である。
【図１２】図１１と類似するが別実施例のケンス搬送面
の下面図(A) および側面図(B) である。
【図１３】図１１と類似するが別実施例のケンス搬送面
の下面図(A) および側面図(B) である。
【図１４】図１１と類似するが別実施例のケンス搬送面
の下面図(A) および側面図(B) である。
【図１５】図１１と類似するが別実施例のケンス搬送面
の下面図(A) および側面図(B) である。
【図１６】図１６は、支持ローラを有する構成形態を示
す図である。
【図１７】図１７は、搬送ローラを有する構成形態を示
す図である。
【図１８】図１８は、搬送ローラの構成形態を示す図で
ある。
【図１９】図１９は、ケンス台車のある図１に示す装置
の上面図である。
【図２０】図２０は、ケンス台車のある図１に示す装置
の側面図である。
【符号の説明】
４…ケンス交換装置 ５，６…ケンス ５′，６′…搬送面 ８，９…遮断部材 １０，１１…搬送部材 １２，１３…ガイドローラ ２２ａ，２２ｂ…歯付ベルト ２８…電子制御装置 ２９…駆動源

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 カードや練条機などの紡績機械で、ケン
    スに対する開閉可能な遮断部材を設け、被動搬送部材、
    たとえばコンベヤベルト、搬送ベルト、ローラコンベヤ
    などを１つ以上有する搬送装置によってケンスを搬送お
    よび供給する装置において、 前記搬送部材（１０；１１；２２ａ、２２ｂ；２７）が
    ケンス（５、６）の下方に配置されていて、前記遮断部
    材（８、９）が搬送方向（Ａ、Ｂ）で見て最前のケンス
    （５ａ、６ｂ）に付属しており、搬送部材（１０；１
    １；２２ａ、２２ｂ；２７）とケンス（５、６）の搬送
    面（５′、６′）の相互の摩擦係数が小さいことを特徴
    とする、カードや練条機などの紡績機械でケンスを搬送
    および供給する装置。
  2. 【請求項２】 遮断部材（８、９）が開いているときも
    閉じているときも、前記搬送部材（１０；１１；２２
    ａ、２２ｂ；２７）が可動である、請求項１に記載の装
    置。
  3. 【請求項３】 最前のケンス（５ａ、６ａ）が遮断部材
    （８、９）に当たって止まり、搬送部材（１０；１１；
    ２２ａ、２２ｂ；２７）が滑り抜ける、請求項１または
    ２に記載の装置。
  4. 【請求項４】 遮断部材（８、９）が開いているときも
    閉じているときも、搬送部材（１０；１１；２２ａ、２
    ２ｂ；２７）の搬送区間が調整可能である、請求項１か
    ら３のいずれか１項に記載の装置。
  5. 【請求項５】 遮断部材（８）用の駆動源（２９）と搬
    送部材（１０；１１；２２ａ、２２ｂ；２７）用の駆動
    源とが電気的に互いに連結している、請求項１から４の
    いずれか１項に記載の装置。
  6. 【請求項６】 電子制御装置（２８）、たとえばマイク
    ロコンピュータがあり、これに紡績機械（３、４）用の
    駆動源、搬送部材（１０；１１；２２ａ、２２ｂ；２
    ７）用の駆動源（１４）および遮断部材（８）用の駆動
    源（２９）が接続されている、請求項１から５のいずれ
    か１項に記載の装置。
  7. 【請求項７】 搬送部材（１０；１１；２２ａ、２２
    ｂ；２７）がコンベヤベルト（１０）である、請求項１
    から６のいずれか１項に記載の装置。
  8. 【請求項８】 搬送部材（１０；１１；２２ａ、２２
    ｂ；２７）が少なくとも２本の搬送ベルト、たとえば歯
    付きベルト（２２ａ、２２ｂ）を有する、請求項１から
    ７のいずれか１項に記載の装置。
  9. 【請求項９】 前記ベルト（２２ａ、２２ｂ）が互いに
    平行に配置されていて、同じ方向（Ａ；Ｂ）に同時に等
    速度で動く、請求項１から８のいずれか１項に記載の装
    置。
  10. 【請求項１０】 前記ベルト（２２ａ、２２ｂ）が支持
    レール（１７ａ、１７ｂ）内を走行する、請求項１から
    ９のいずれか１項に記載の装置。
  11. 【請求項１１】 前記支持レール（１７ａ、１７ｂ）が
    摩擦係数の小さい耐摩耗性プラスチックからなる、請求
    項１から１０のいずれか１項に記載の装置。
  12. 【請求項１２】 コンベヤベルト（１０）やベルト（２
    ２ａ、２２ｂ）などが個々に駆動可能である、請求項１
    から１１のいずれか１項に記載の装置。
  13. 【請求項１３】 複数のコンベヤベルト（１０）やベル
    ト（２２ａ、２２ｂ）などが、同時に１つの駆動源（１
    ４）によって駆動可能である、請求項１から１２のいず
    れか１項に記載の装置。
  14. 【請求項１４】 少なくとも２つの装置（１、２）の間
    に逆転装置（２５）が設けられている、請求項１から１
    ３のいずれか１項に記載の装置。
  15. 【請求項１５】 ベルト（２２ａ、２２ｂ）がケンス
    （５、６）の横方向外側の区域（５）と係合している、
    請求項１から１４のいずれか１項に記載の装置。
  16. 【請求項１６】 搬送部材（１０；１１；２２ａ、２２
    ｂ；２７）、たとえばベルトが、ケンスの底面から外側
    に一部越え出ている、請求項１から１５のいずれか１項
    に記載の装置。
  17. 【請求項１７】 ケンス（５、６）の搬送面（５′、
    ６′）が平滑である、請求項１から１６のいずれか１項
    に記載の装置。
  18. 【請求項１８】 ケンス（５、６）の搬送面（５′、
    ６′）が少なくとも一部搬送部材（１０；１１；２２
    ａ、２２ｂ；２７）に接している、請求項１から１７の
    いずれか１項に記載の装置。
  19. 【請求項１９】 装置（１、２）にケンス交換装置
    （４）、たとえば直線ケンス交換器または回転ケンス交
    換器が付属している、請求項１から１８のいずれか１項
    に記載の装置。
  20. 【請求項２０】 ケンス（５、６）を検知するためにセ
    ンサ、たとえばライトバリヤが設けられている、請求項
    １から１９のいずれか１項に記載の装置。
  21. 【請求項２１】 搬送部材（１０；１１；２２ａ、２２
    ｂ；２７）、たとえばコンベヤベルトやベルトの入口に
    ケンス（５、６）に対する心出し装置が設けられてい
    る、請求項１から２０のいずれか１項に記載の装置。
  22. 【請求項２２】 ケンス交換装置（４）の伝動部材（４
    ａ）、たとえばアーム、ローラなどを遮断部材として用
    いる、請求項１から２１のいずれか１項に記載の装置。
  23. 【請求項２３】 紡績機械（３）に空ケンス（６）を搬
    入する装置（１）を用いる、請求項１から２２のいずれ
    か１項に記載の装置。
  24. 【請求項２４】 紡績機械（３）から満ケンス（６）を
    搬出する装置（２）を用いる、請求項１から２３のいず
    れか１項に記載の装置。
  25. 【請求項２５】 ケンス（５、６）の断面が円形であ
    る、請求項１から２４のいずれか１項に記載の装置。
  26. 【請求項２６】 ケンス（５、６）の断面が矩形であ
    る、請求項１から２５のいずれか１項に記載の装置。
  27. 【請求項２７】 搬送部材（１０；１１；２２ａ、２２
    ｂ；２７）が水平に配置されている、請求項１から２６
    のいずれか１項に記載の装置。
  28. 【請求項２８】 空ケンス（５）の搬入時は、搬送部材
    （１０；１１；２２ａ、２２ｂ；２７）が紡績機械
    （３）に向かって下方に傾いている、請求項１から２７
    のいずれか１項に記載の装置。
  29. 【請求項２９】 満ケンス（６）の搬出時は、搬送部材
    （１０；１１；２２ａ、２２ｂ；２７）が紡績機械
    （３）に向かって下方に傾いている、請求項１から２８
    のいずれか１項に記載の装置。
  30. 【請求項３０】 搬送部材（１０；１１；２２ａ、２２
    ｂ；２７）は、ケンス（５、６）に向いた側（１０′、
    ２２′）の摩擦係数が小さい、請求項１から２９のいず
    れか１項に記載の装置。
  31. 【請求項３１】 遮断部材が、ケンス（５ａ、６ａ）の
    凹部に下から係合する着脱自在な爪などである、請求項
    １から３０のいずれか１項に記載の装置。
  32. 【請求項３２】 空ケンス（５）を装置（１）に搬送し
    たり、満ケンス（６）を装置（２）から搬送したりする
    ケンス台車（３２）が設けられている、請求項１から３
    １のいずれか１項に記載の装置。
  33. 【請求項３３】 台車（３２）の積載面（３２′）と搬
    送部材（１０）の外面（１０′）が同じ高さに配置され
    ている、請求項１から３２のいずれか１項に記載の装
    置。
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