JP2544483Y2 - 供給装置 - Google Patents

供給装置

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JP2544483Y2
JP2544483Y2 JP1991047031U JP4703191U JP2544483Y2 JP 2544483 Y2 JP2544483 Y2 JP 2544483Y2 JP 1991047031 U JP1991047031 U JP 1991047031U JP 4703191 U JP4703191 U JP 4703191U JP 2544483 Y2 JP2544483 Y2 JP 2544483Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、物品をコンベアによ
り搬送し、所定のタイミングで順次後段に供給する供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記供給装置には図7に示すもの
がある。この供給装置は、ベルトコンベア1と物品押さ
えガイド2とからなっている。ベルトコンベア1は、所
定の間隔を隔てて回動自在にフレーム(図示せず)に取
り付けられている2つのコンベアプーリ3(図には左側
の1つのプーリ3を示す。)を備えており、この2つの
プーリ3には環状の平ベルト4が掛けられている。この
平ベルト4の表面には図7に示すように夫々が或る一定
の間隔をおいてベルト4の進行方向に対して直角の方向
に伸延している多数の突起5が設けられている。物品押
さえガイド2は例えばステンレス製の矩形の薄板を図7
に示すように半円柱状に屈曲形成したものである。この
物品押さえガイド2は、ベルトコンベア1の左側のプー
リ3の外周に沿う反転走行路10を覆った状態で、ガイ
ド2の上端部が圧縮バネ6を介してベルトコンベア1の
フレームに固定されており、この圧縮バネ6のバネ力に
より図の右方向に押圧されている。そして、ガイド2の
下端部がローラ7により支持されており、このローラ7
は支持金具8を介してフレームに取り付けられている。
【0003】この供給装置は、電動機(図示せず)がプ
ーリ3を図の矢印の方向に回転駆動することにより、ベ
ルト4を同方向に走行させることができる。そして、図
に示すように上側走行路9を走行するベルト4の表面の
各突起5の間に物品11を1つずつ投入すると、各物品
11がベルト4に伴って図の左方向に移動して、プーリ
3の外周に沿う反転走行路10に搬送される。ただし、
図に示すようにガイド2は、反転走行路10を通過する
各物品をベルト4側に押圧しており、これにより隣合う
2つの突起5とベルト4の表面とにより形成されている
各区画に投入された各物品が、反転走行路10を通過す
る際にその区画から離脱してその走行方向の前側の区画
に入り込まないように規制することができる。このよう
にして、反転走行路10を通過してきた各物品が下側走
行路12の入口まで搬送されると、この搬送位置で各物
品がベルト4から離脱してガイド2上に移行する。そし
て、ガイド2上に載せられた各物品は、ベルト4に突設
した各突起5により図の右方向に押されてガイド2の下
端部から順次排出される。従って、図7に示すように各
物品が排出されて落下する所定の位置に、例えば物品の
重量を計量するための計量機の物品保持(排出)装置1
3を物品が排出されるタイミングと同期して順次移動さ
せることにより、これら順次移動させた各物品保持(排
出)装置13に物品を1つずつ供給することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記供給装置
のガイド2は、物品との接触により屈曲することがない
ステンレス製の薄板により形成されているために、物品
が順次反転走行路10を通過する際のガイド2の内面と
ベルト4の表面との間隔は、図7に示すように反転移動
中の物品のうち最も厚み方向の寸法の大きい物品の厚み
によって決定される。従って、その大きな物品11aの
厚みをA、その前側の区画にある小さな物品11bの厚
みをB、ベルト4の突起5の高さをCとすると、図に示
すようにA−C<Bであれば、反転移動中の物品11b
が突起5の先端とガイド2との隙間を通って隣の区画
(ベルト4の走行方向の前側の区画)に入り込むという
ことはないが、物品11aの厚みが大きい場合であって
A−C>Bとなるようなことがあると、物品11bがそ
の前側の区画に入り込むことがある。このように、物品
がその投入された区画から別の区画に入り込むことがあ
ると、後段の例えば物品保持装置13に物品を1つずつ
順次所定のタイミングで供給することができなくなると
いう問題が起こる。
【0005】本考案は、上記問題点を解決する供給装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、荷運び面
が上向きの上部走行路から下向きの下部走行路に至る間
に荷運び面が反転する反転走行路を有するコンベアと、
上記反転走行路を通る荷運び面を覆い物品が上記反転走
行路を通る際に上記荷運び面から離脱しないように規制
する物品押さえガイドとを有し、この物品押さえガイド
の規制から開放された走行位置で物品を上記荷運び面か
ら排出して後段に物品を供給する供給装置において、
【0007】上記荷運び面は、この荷運び面の進行方向
に沿って多数区画して設けられており各区画内に物品を
保持することができるように形成した凹部を有し、上記
ガイドは、上記凹部と対向する側を低摩擦面に形成した
柔軟性を有する1枚のシート状材料で形成され、そのガ
イドの上記上部走行路側の一方の端部が固定側に設けら
れている第1のバネによって引っ張られ、上記下部走行
路側の他方の端部が固定側に回動自在に設けられている
保持部と結合し、上記第1のバネの付勢力によって、上
記ガイドの上記反転走行路を通る凹部を覆う部分が当該
凹部又は物品と押圧接触すると共に、上記保持部が上記
下部走行路の凹部側に回動して当該凹部又は物品と押圧
接触する構成としたことを特徴とするものである。
【0008】第2の考案は、請求項1に記載の供給装置
において、上記荷運び面の多数の凹部を複数のバケット
により形成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】第1の考案によると、第1のバネは、ガイドを
上部走行路側に引っ張ることにより、このガイドを反転
走行路を走行する凹部側に押圧している。これにより、
各凹部に保持されている各物品が反転走行路を移動する
際、各物品を凹部側に押圧し、又は凹部の開口部を閉塞
して各物品を各凹部から離脱しないように規制すること
ができる。このようにして、各凹部に投入された各物品
は、各凹部に保持された状態で反転走行路を通過してガ
イドの下部走行路側端に至り、ガイドの規制から外れた
ときに、各凹部から排出されて、所定のタイミングで後
段に供給される。
【0010】そして、ガイドは柔軟性を有するシート状
材料により形成されているので、各物品の厚み(凹部の
深さ方向の寸法)に大きなばらつきがあっても、各物品
が反転走行路を通過する際に、各凹部の開口部から異な
った程度で突出する夫々の物品の表面に沿って屈曲する
ことができる。これにより、ガイドは、反転走行路を通
過する各物品と当接して、各物品を凹部側に押圧して離
脱しないようにすることができるし、凹部の開口部から
物品が突出していない場合は、その開口部を閉塞して離
脱しないようにすることができる。更に、ガイドの凹部
側の面を低摩擦面に形成してあるので、ガイドと物品及
びガイドと凹部の開口縁との摩擦抵抗を小さくすること
ができ、これにより荷運び面をスムースに走行させるこ
とができる。
【0011】第2の考案は、第1の考案の荷運び面の各
区画に設けられている各凹部を夫々バケットにより形成
したものであり、その他の部分は第1の考案と同等であ
る。従って、第2の考案は第1の考案と同等の作用をす
る。
【0012】
【実施例】本考案の一実施例を図1乃至図6を参照して
説明する。この実施例の供給装置14は、図6に示すよ
うに略水平に架台(図示せず)に設置されており、その
下側位置に設置されている回転式計量機15に物品51
を供給する。この計量機15は、中心に円柱状の本体1
6が設けられており、この本体16にはその外周に沿っ
て一定角度おきに16台の物品保持及び排出装置17
(以下、排出装置17という。)が略同一の高さに設け
られている。そして、各排出装置17は、本体16内に
設けられている16台の計量装置(図示せず)に夫々1
台ずつ取り付けられている。この本体16は、中心軸線
18を中心にして一定速度で回転し、この本体16の回
転に伴って16台の排出装置17も回転する。供給装置
14は、これら排出装置17が供給装置14の下側の所
定位置に回転移動してきたときに、物品51を排出装置
17に順次供給する。各排出装置17に供給された各物
品51は、各排出装置17に保持された状態で計量され
て、排出装置17が図6に示す8つの振り分け位置a〜
hのうち物品51の重量と対応する振り分け位置に回転
移動したときにその振り分け位置に排出される。なお、
各図に示す19はガイド、43はリンクプレート(保持
部)、21は第1の引っ張りコイルバネ(第1のバネ)
である。
【0013】供給装置14は、チェーンコンベアであ
り、図1及び図2に示すように互いに平行する2本のシ
ャフト22(各図には左側の1本のシャフト22のみを
示してある。)が或る一定の間隔を隔ててコンベアフレ
ーム23に取り付けられている。図2に示すように、こ
の2本の各シャフト22は、両端が軸受24、24によ
り回動自在に軸支されており、各シャフト22の両端の
軸受24側部分にはスプロケット25が固着されてい
る。そして、この一方のシャフト22に固着されている
2枚のスプロケット25(図2に示すもの)と他方のシ
ャフト(図示せず)に固着されている2枚のスプロケッ
ト(図示せず)とは、夫々別個に環状のチェーン26が
掛けられて連結されている。
【0014】そして、図3に示すようにこの各チェーン
26のリンク軸27には、リンク幅よりも少し大きい直
径のローラ28が設けられている。このローラ付きチェ
ーン26は、フレーム23の内側に設けられている断面
がL字状の案内部29上をローラ28が転がりながら走
行する。この2本のチェーン26間には多数のバケット
30が取り付けられており、各バケット30は夫々の両
端がバケット取付金具31により支持された状態でチェ
ーン26に取り付けられている。図3は、1つのバケッ
ト30の右端を支持するバケット取付金具31を示す。
ただし、各バケット30の右端を支持する各バケット取
付金具31は夫々同等のものであり、各バケット30の
左端を支持する各バケット取付金具31は、各バケット
30の右端を支持する各バケット取付金具31と同等で
あるので、そのうちの1つのみを説明する。バケット取
付金具31は、図3に示すようにチェーン26の内側方
向に伸延するリンク軸27に嵌合して取り付けられてい
るチェーン側金具32を有しており、このチェーン側金
具32にバケット側金具33がボルト及びナットにより
締結されている。このバケット側金具33は、バケット
30の右側壁に固着されている。なお、図4に示すよう
に、チェーン26の各バケット取付金具31には大きい
方のバケット30が取り付けられており、これらの大き
い方のバケット30はチェーン26に設けられている各
バケット取付金具31の1つ置きに取り付けられてい
る。また、この供給装置14は、後段の計量機15の駆
動装置(図示せず)により駆動されており、これにより
計量機15と同期して回転駆動する。図2に示す34は
計量機15の動力を供給装置14のシャフト22に伝導
するためのスプロケットである。
【0015】ガイド19は、薄くて柔軟性を有し、少な
くともバケット30と当接する側の面が低摩擦面に形成
されている矩形の例えばウレタンゴム製のシートであ
る。そして、横幅がバケット30の開口部35を略覆う
ことができる寸法である。ガイド19は、図1に示すよ
うに上部走行路側端36がガイド取付金具37に取り付
けられており、このガイド取付金具37の両端部が図2
に示すように2本の第1の引っ張りコイルバネ21を介
して所定の張力で供給装置14のフレーム23に固定さ
れている。そして、図1に示すようにこのガイド19
は、上部走行路側端36から図の右方向に伸延し、フレ
ーム23に回動自在に設けられているローラ38を介し
て左下方に反転している。そして、反転走行路41を通
り、この反転走行路41においてバケット30の開口縁
と当接し、下部走行路側端42がフレーム23に設けら
れているリンクプレート(保持部)43の図の右端部下
面に取り付けられている。
【0016】リンクプレート43は、図1に示すように
その左端部に設けた軸44がフレーム23の左端の下部
に設けた軸受45と嵌合した状態で支持されており、こ
の図の紙面に対して平行な面内で回動自在に設けられて
いる。そして、リンクプレート43の両側縁には、2本
の第2の引っ張りコイルバネ46の一方の各端部が夫々
結合されており、この2本の第2の引っ張りコイルバネ
46の他方の各端部がフレーム23に結合されている。
リンクプレート43は、この2本の第2の引っ張りコイ
ルバネ46により上方(半時計方向)に引っ張られてい
る。これにより、リンクプレート43の右端部が反転走
行路41の出口付近に回転移動してきたバケット30内
の物品51をガイド19を介して上方に押圧することが
できる。即ち、ガイド19は、上部走行路側端36が2
本の第1の引っ張りコイルバネ21により引っ張られ、
下部走行路側端42がリンクプレート43に結合されて
おり、これにより反転走行路41を走行する各バケット
30を内側方向に押圧することができるように取り付け
られている。
【0017】ただし、図1に示す47は、リンクプレー
ト用ストッパであり、このリンクプレート用ストッパ4
7はフレーム23に設けられている。このリンクプレー
ト用ストッパ47は、下端部がリンクプレート43の上
面と当接することにより、リンクプレート43が第2の
引っ張りコイルバネ46により例えば図1に示す所定位
置よりも上側に引っ張られて回動しないように係止して
いる。
【0018】そして、図2に示す48、48は、ガイド
取付金具用ストッパであり、この2つのガイド取付金具
用ストッパ48、48は同図に示すように2本の第1の
引っ張りコイルバネ21の各外側位置のフレーム23上
に設けられている。各ガイド取付金具用ストッパ48
は、各先端部がガイド取付金具37の図の左側面と当接
することにより、ガイド取付金具37が2本の第1の引
っ張りコイルバネ21により例えば図2に示す所定位置
よりも左側に引っ張られて移動しないように係止してい
る。
【0019】また、第1の引っ張りコイルバネ21とガ
イド取付金具37とは、リンク軸49を介して結合され
ている。つまり、第1の引っ張りコイルバネ21とガイ
ド取付金具37とがリンク結合していることにより、例
えば反転走行路41に沿って搬送される物品51がバケ
ット30の中心位置からずれた位置に保持されており、
この物品51のずれによりガイド19の両縁が均等に引
っ張られない場合、ガイド取付金具37がリンク軸49
を中心にして回転することができ、第1の引っ張りコイ
ルバネ21に曲げ方向の力がかからないようにすること
ができる。
【0020】次に、上記のように構成された供給装置1
4の作用を説明する。この供給装置14は、計量機15
に設けられている駆動装置により駆動されると、図1に
示すように、バケット30が供給装置14の上部走行路
39、図に示す反転走行路41、下部走行路40及び図
には示していない他方の反転走行路を同図に示す矢印の
方向に移動する。そして、上部走行路39を移動中の各
バケット30に作業者が手作業により又は物品供給装置
(図示せず)により自動的に物品51(この実施例の物
品51は、魚である。)を1つずつ(一匹ずつ)投入す
ると、各物品51は各バケット30に保持された状態で
上部走行路39を経て反転走行路41に移動する。そし
て、反転走行路41を移動するこれら各物品51は、ガ
イド19によってバケット30側に押圧され、又はバケ
ット30の開口部35がガイド19によって閉塞され
て、バケット30から離脱しないように規制された状態
でこの反転走行路41を通過して、ガイド19の下部走
行路側端42側に至る。そして、物品51がガイド19
の下部走行路側端42側に至ると、バケット30が反転
した状態となり、バケット30内の物品51がガイド1
9側に載り移り、このガイド19に載り移った物品51
はバケット30の走行に伴ってガイド19上を図の右方
向に滑りながら移動する。そして、物品51が反転走行
路41を通過して、リンクプレート43の右端部から外
れると、ガイド19の規制から外れることとなり、各物
品51が各バケット30から排出されて、落下し、所定
のタイミングで計量機15の各排出装置17に供給され
る。
【0021】なお、ガイド19は柔軟性を有するシート
により形成されているので、各バケット30に投入され
た各物品の厚み(バケット30の深さ方向の寸法)に大
きなばらつきがあっても、各物品が反転走行路41を通
過する際に、各バケット30の開口部35から異なった
程度で突出する夫々の物品の表面に沿って屈曲し、これ
により反転走行路41を通過する各物品と当接すること
ができる。これにより、各物品をバケット30側に押圧
してバケット30から離脱しないようにすることができ
る。また、バケット30に保持された各物品のうちその
バケット30の開口部35から外側に突出していない物
品がある場合は、ガイド19がそれらの物品を保持する
バケット30の開口部35を閉塞することができるの
で、物品がバケット30から離脱しないようにすること
ができる。更に、ガイド19のバケット30側の面を低
摩擦面に形成してあるので、ガイド19と物品及びガイ
ド19とバケット30の開口縁との摩擦抵抗を小さくす
ることができ、これによりバケット30をスムースに走
行させることができる。
【0022】ただし、上記実施例のガイド19は、ウレ
タンゴム製のシートとしたが、例えば柔軟性を有するナ
イロン製のシート等であってもよく、要は、柔軟性を有
し、少なくともバケット30と当接する側の面が低摩擦
抵抗に形成されており、或る程度の強度を有するシート
であればよい。そして、シートとしたが、例えば網状又
布状のものであってもよく、要は物品がバケット30か
ら離脱しないように保持することができ、回転移動する
バケット30の開口縁が引っ掛かることがなく、バケッ
ト30がスムースに回転することができるものであれば
よい。
【0023】上記実施例の供給装置14は、チェーンコ
ンベアとしたが、チェーンコンベアに代えてベルトコン
ベアとすることができる。そして、このコンベアベルト
の表面に物品を保持させるための凹部を形成する。この
凹部を形成する手段としては、例えば夫々が或る一定の
間隔をおいてコンベアベルトの進行方向に対して直角の
方向に伸延する多数の突起をコンベアベルトの表面に設
け、隣合う突起と突起の間に物品を収容するための凹部
を形成することができる。つまり、上記実施例におい
て、チェーンコンベアに代えて、図7に示す従来のベル
トコンベアを使用することができる。
【0024】そして、図1に示すようにリンクプレート
43を図の上方に引っ張り上げるために、第2の引っ張
りコイルバネ46を設けたが、第1の引っ張りコイルバ
ネ21のバネ力が大きくて、第1の引っ張りコイルバネ
21の張力によりリンクプレート43を軸44を中心に
して反時計方向に押し上げることができる場合は、第2
の引っ張りコイルバネ46を設けなくてもよい。
【0025】また、上記実施例では、図4に示すように
多数のバケット取付金具31の1つおきに大きい方のバ
ケット30を取り付けた供給装置14を例として挙げた
が、図5に示すように大きい方のバケット30に代えて
小さい方のバケット50を多数の各取付金具に取り付け
た供給装置14とすることもできる。
【0026】
【考案の効果】本考案の供給装置によると、コンベアに
投入される各物品の厚み(凹部の深さ方向の寸法)のば
らつきが大きく、荷受け面の各凹部に保持された各物品
のうち凹部から突出する程度が比較的大きい物品と突出
の程度が比較的小さいか若しくは凹部の開口部から全く
突出していない物品がある場合であっても、これらの物
品が凹部に保持された状態で反転走行路を移動する際
に、各凹部の開口部から突出する各物品の表面にガイド
を沿わせることができるし、凹部から物品が突出してい
ない場合は、凹部の開口部を閉塞することができるの
で、反転走行路を移動中の各物品を各凹部から離脱しな
いようにすることができるという効果がある。
【0027】これにより、各凹部に投入された各物品を
ガイドの下部走行路側端から所定のタイミングで順次排
出することができるので、例えば実施例に示す計量機の
各排出装置をそれら各物品が排出されるタイミングに同
期させて順次その排出位置に移動させることにより、各
凹部に保持された各物品を順次各排出装置に確実に供給
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る供給装置の主要部を
示す部分切欠き正面図である。
【図2】同実施例の供給装置の主要部を示す平面図であ
る。
【図3】同実施例のバケット取付金具を示す断面図であ
る。
【図4】同実施例のバケット取付金具を図3のA−A方
向から見た正面図である。
【図5】同実施例の供給装置に大きい方のバケットに代
えて小さい方のバケットを取り付けた状態を示す部分切
欠き正面図である。
【図6】同実施例の供給装置を計量機に取り付けた状態
を示す平面図である。
【図7】従来の供給装置の主要部を示す概略正面図であ
る。
【符号の説明】
14 供給装置 19 ガイド 21 第1の引っ張りコイルバネ(第1のバネ) 30 バケット 35 バケットの開口部 36 ガイドの上部走行路側端 39 上部走行路 40 下部走行路 41 反転走行路 42 ガイドの下部走行路側端 43 リンクプレート(保持部) 46 第2の引っ張りコイルバネ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷運び面が上向きの上部走行路から下向
    きの下部走行路に至る間に荷運び面が反転する反転走行
    路を有するコンベアと、上記反転走行路を通る荷運び面
    を覆い物品が上記反転走行路を通る際に上記荷運び面か
    ら離脱しないように規制する物品押さえガイドとを有
    し、この物品押さえガイドの規制から開放された走行位
    置で物品を上記荷運び面から排出して後段に物品を供給
    する供給装置において、 上記荷運び面は、この荷運び面の進行方向に沿って多数
    区画して設けられており各区画内に物品を保持すること
    ができるように形成した凹部を有し、上記ガイドは、
    記凹部と対向する側を低摩擦面に形成した柔軟性を有す
    る1枚のシート状材料で形成され、そのガイドの上記上
    部走行路側の一方の端部が固定側に設けられている第1
    のバネによって引っ張られ、上記下部走行路側の他方の
    端部が固定側に回動自在に設けられている保持部と結合
    し、上記第1のバネの付勢力によって、上記ガイドの上
    記反転走行路を通る凹部を覆う部分が当該凹部又は物品
    と押圧接触すると共に、上記保持部が上記下部走行路の
    凹部側に回動して当該凹部又は物品と押圧接触する構成
    としたことを特徴とする供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の供給装置において、上
    記荷運び面の多数の凹部を複数のバケットにより形成し
    たことを特徴とする供給装置。
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JPS5912014A (ja) * 1982-07-13 1984-01-21 Q P Corp 開蓋函の反転方法およびその装置

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