JPS6260759B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6260759B2
JPS6260759B2 JP57027953A JP2795382A JPS6260759B2 JP S6260759 B2 JPS6260759 B2 JP S6260759B2 JP 57027953 A JP57027953 A JP 57027953A JP 2795382 A JP2795382 A JP 2795382A JP S6260759 B2 JPS6260759 B2 JP S6260759B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
fet
circuit
signal
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP57027953A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58146090A (ja
Inventor
Toyofumi Takahashi
Toshuki Araki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP57027953A priority Critical patent/JPS58146090A/ja
Publication of JPS58146090A publication Critical patent/JPS58146090A/ja
Publication of JPS6260759B2 publication Critical patent/JPS6260759B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/10Decoders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、読出し専用メモリ(以下ROMと称
す)において読出しの際にメモリセルのワード線
を選択するデコーダ回路、又はプログラマブル
ROM(以下PROMと称す)若しくは再書込み可
能なプログラマブルROM(以下EPROMと称
す)において書込み及び読出しの際にメモリセル
のワード線を選択するデコーダ回路に関し、特に
回路構成に相補形金属酸化膜半導体(以下及び特
許請求の範囲においてCMOSと称す)を含む
CMOS型デコーダ回路に関する。 ROM、PROM、EPROMにおいては、メモリ
容量が16K、32K、64K、256Kビツトと順次増加
してきており、それと共にアドレス数も増加し、
それを振り分けるデコーダ回路では、消費電力の
減少、スピードの増大、面積の縮少、駆動能力の
増大などが重要な課題となつている。 本発明は、上記のようなデコーダ回路において
消費電力を少なくすることを目的とするものであ
つて、特にメモリセルを駆動するドライバ回路に
CMOS構成をもつデコーダ回路において、上記ド
ライバ回路を制御するとともに、そのCMOSに貫
通電流が全く又は殆んど流れないようにするゲー
ト回路を設けることにより上記目的を達成せんと
するものである。 本発明は、第1図に一実施例が示されているよ
うに、第1のアドレス信号A0〜A5と制御信号
Bとを入力して第1の信号線1−0〜1−63を
選択する第1のデコーダ回路2と、第2のアドレ
ス信号A6,A7と制御信号CEとを入力して上
記第1の信号線と交差する第2の信号線3−0〜
3−3を選択する第2のデコーダ回路4と、上記
第1の信号線と第2の信号線とのすべての交点に
設けられたゲート回路5(5−1〜5−256、
ただし5−9以降は図示されていない。)と、こ
のゲート回路5からの信号により制御され、メモ
リセル6のワード線を駆動する、CMOS構成をも
つドライバ回路7とを備え、ゲート回路5がドラ
イバ回路7のCMOSに貫通電流が流れないように
CMOSの電源電圧と等しいか殆んど等しい電圧の
信号を供給するように構成されている点に特徴を
有する。本実施例において、各ゲート回路5は、
第1のデコーダ回路2の1個の出力端子とドライ
バ回路7の1個の入力端子との間にソースとドレ
インが接続され第2の信号線3−0〜3−3の1
本にゲートが接続されたライトデプレツシヨン型
のNチヤンネル電界効果トランジスタ8(以下N
チヤンネル電界効果トランジスタをN−FET、
Pチヤンネル電界効果トランジスタをP−FET
と称す)と、上記ライトデプレツシヨン型N−
FET8とドライバ回路7の入力端子との間にド
レインが接続され電源電圧Vcc(例えば5V)にソ
ースが接続され上記と同じ第2の信号線の1本に
ゲートが接続されたエンハンスメント型P−
FET9とから構成されている。 ここで、ライトデプレツシヨン型N−FETと
は、基板効果による閾値電圧増加分だけ閾値電圧
をマイナス側に設定し、見掛け上あるいは実効的
な閾値電圧をOVになるようにしたデプレツシヨ
ン型N−FETをいう。 本実施例においては、第1のデコーダ回路2は
6ビツトの第1のアドレス信号と制御信号Bとを
入力して次段のデコーダ回路11の入力信号に変
換する第1段デコーダ回路10と、その第1段デ
コーダ回路10の出力信号を入力して64個の出力
端子Q0〜Q63のいずれかに選択信号を出力する第
2段デコーダ回路11とから構成されている。各
出力端子Q0〜Q63にはそれぞれ第1の信号線1−
0〜1−63が1本ずつ接続され、各第1の信号
線は4本ずつに分岐して合計254本の信号線とな
る。また、第2のデコーダ回路4は2ビツトの第
2のアドレス信号と制御信号CEとを入力して、
4個の出力端子に接続される第2の信号線3−0
〜3−3のいずれかに選択信号を出力する。 ゲート回路5の1個とドライバ回路7中に含ま
れるCMOSの1個を第2図に示し本実施例の動作
を説明する。 第2段デコーダ回路11からの1個の出力信号
Xが高レベル(Vccレベル。以下Hレベルと称
す)で、第2のデコーダ回路4からの1個の出力
信号YもHレベルのとき、ライトデプレツシヨン
型N−FET8が導通状態、P−FET9が非導通
状態となり、N−FET8がライトデプレツシヨ
ン型であることによりドライバ回路7の入力端子
への信号Zとしては信号XのHレベル、すなわち
Vccレベル、が基板効果による電圧降下を受けず
に殆んどそのままの電圧レベルで現れる。次に信
号XがHレベルで、信号Yが低レベル(GNDレ
ベル、OV。以下Lレベルと称す)のとき、N−
FET8が非導通状態、P−FET9が導通状態と
なるため信号ZはVccレベルとなる。信号XがL
レベルで、信号YがHレベルのとき、N−FET
8が導通状態、P−FET9が非導通状態となる
ため信号ZはLレベル、すなわちGNDレベルと
なる。また、信号X及びYが共にLレベルのと
き、N−FET8及びP−FET9が共に導通状態
となるが、N−FET8ではゲート電圧が低く高
抵抗状態となつているため、N−FET8の導通
抵抗とP−FET9の導通抵抗との比率により信
号ZがVccに十分近いレベルとなる。以上の信号
X,Y及びZの関係を下表に示す。
【表】 ドライバ回路7中のP−FET12とN−FET
13とからなるCMOSインバータは、ゲート回路
5からの出力信号Zを入力信号とし、出力側はメ
モリセル6のワード線に接続されている。ROM
の場合にはドライバ回路7をCMOSインバータの
みで構成することができるが、PROM及び
EPROMの場合には、一般に、書込み用の高電圧
電源回路が追加される。 ところで、上表から信号XがLレベル、信号Y
がHレベルのときゲート回路5からの信号Zが
GNDレベルとなるので、P−FET12が導通状
態、N−FET13が非導通状態となりワード線
にVccが印加される。一方、信号X,Yが上記以
外の組合せの場合には信号ZがVccレベルあるい
は殆んどVccに近いレベルとなるので、P−FET
12が非導通状態、N−FET13が導通状態と
なりワード線がGNDレベルとなる。そして、こ
の場合P−FET12が十分非導通状態に保たれ
るのでCMOSでの貫通電流は流れない。もし、ゲ
ート回路5において、信号X及びYが共にHレベ
ルのとき信号ZのレベルがVccから大きく降下す
るような構成であれば、CMOS構成のドライバ回
路7において貫通電流が流れることとなる。 本発明は、ゲート回路5のライトデプレツシヨ
ン型のN−FET8に代えてゼロトランジスタを
用いたものも含む。ゼロトランジスタとは閾値電
圧がOV近傍にあるFETのことであり、ライトデ
プレツシヨン型N−FETに比べて基板効果によ
る電圧降下が起りうるが、本発明の目的を達成す
ることは可能である。 第1図の実施例では、ドライバ回路7への入力
信号ZがGNDレベルのときが選択状態にあた
る。いま、第1の信号線1−0がLレベル、他の
1の信号線1−1〜1−63がHレベルとし、第
2の信号線3−0がHレベル、他の第2の信号線
3−1〜3−3がLレベルとすると、ゲート5−
1が選択状態となり、ゲート5−2〜5−4の3
個についてはVccからP−FET9及びN−FET
8を経て第2段デコーダ回路11へリーク電流が
流れる。他のゲート5−5〜5−256(5−9
以降は図示されていない)は第2段デコーダ回路
11側がHレベルであるのでリーク電流は流れな
い。その結果、リーク電流は256本の信号線のう
ちの3本に流れるのみであるので、N−FET8
のゲート幅を適度に狭めておけば全体としては微
少電流しか流れないことになる。 本発明をPROMやEPROMのデコーダのよう
に、書込み時は高電圧(例えば20V以上)をワー
ド線に印加し、読出し時は通常のVcc電源電圧
(例えば5V)を印加するデコーダに適用した場合
の最も好ましい実施例の具体的な回路の一部を第
3図に示す。 第1図と対比させて説明すると、6ビツトの第
1のアドレス信号を入力して64個の出力Q0〜Q63
の中の1個を選択する例としての第1のデコーダ
回路2における第1段デコーダ回路10は、5個
のNAND回路20と各NAND回路20に1個ずつ
接続される5個のインバータ回路21とから構成
されている。第1のデコーダ回路2中の第2段デ
コーダ回路11は、第3図に記号11−1で示し
た2出力を有する第2段デコーダ回路を32個配列
して構成される。第2段デコーダ回路11−1は
5個のP−FET22〜26と5個のN−FET2
7−31とから構成される。5−1は256個のゲ
ート回路の1個で、既に詳しく説明したところの
ものである。第2のアドレス信号を入力する第2
のデコーダ回路4は4個のNAND回路32と4個
のインバータ回路32とから構成されている。7
−1は256個配列されるドライバ回路7のうちの
1個で、電源端子Vcc(5V)とGND端子間に設
けられたP−FET34とN−FET35とからな
るCMOSで読出し時のワード線駆動を行ない、高
電圧(20V以上)電源端子Vpp(20V以上)に接
続される抵抗としてのデプレツシヨン型N−
FET38とGND端子に接続される上記のN−
FET35とで書込み時のワード線駆動を行なう
ように構成されている。CMOS間に設けられてい
るデプレツシヨン型N−FET36と、Vpp端子
とデプレツシヨン型N−FET38との間に設け
られているN−FET37とは、後述第4図のレ
ベル変換回路からの信号G,Vにより読出し時と
書込み時の切替えを行なうトランジスタである。
なお、デプレツシヨン型N−FET38をワード
線に接続する位置は、ワード線のどこであつても
よい。 本実施例において、ゲート回路5−1によりド
ライバ回路7−1を駆動状態とするには、第1の
アドレス信号A0〜A5を「111111」とし、制御
信号Bを「1」とすると共に、第2のアドレス信
号A6,A7を「11」とし制御信号CEを「1」
とする。その結果、第1段デコーダ回路10の出
力信号は〜がHレベル、がLレベルとなる
ため、第2段デコーダ回路11−1においてP−
FET23、及びN−FET27,29,30,3
1が導通状態、P−FET22,24,25,2
6、及びN−FET28が非導通状態となつて第
1の信号線1−0がLレベル、他の第1の信号線
がHレベルとなる。第2のデコーダ回路4におい
ては出力信号がHレベル、〜がLレベルと
なるため、ゲート回路5−1の信号ZのみがLレ
ベルとなり、ドライバ回路7−1が駆動状態、他
のドライバ回路が非駆動状態となる。 ドライバ回路7−1において、書込み時は第4
図のレベル変換回路からの信号により、信号Vが
高電圧(Vpp)レベル、信号GがLレベルにさ
れ、N−FET37が導通状態、デプレツシヨン
型N−FET36が非導通状態となる。このと
き、ドライバ回路7−1の入力信号ZがLレベル
であれば、N−FET35が非導通状態となり、
またデプレツシヨン型N−FET36もソース、
ドレインがそれぞれVppレベル、Hレベル、ゲー
トがLレベルで非導通状態となるため、ワード線
に高電圧が印加されてビツト線(図示していな
い)により選択された位置のメモリセルに書込み
が行なわれ、一方、入力信号ZがHレベルであれ
ばN−FET35が導通状態となるためワード線
の電圧はデプレツシヨン型N−FET38とN−
FET35の分割抵抗により十分GNDレベルに近
い値となり書込みは行なわれない。 また、読出し時は同じく第4図のレベル変換回
路からの信号により、書込み時とは逆に信号Vが
Lレベル、信号GがHレベルにされ、N−FET
37が非導通状態、デプレツシヨン型N−FET
36が導通状態となり、P−FET34とN−
FET35とでCMOSインバータを形成する。こ
のとき、入力信号ZがLレベルであればP−
FET34が導通状態、N−FET35が非導通状
態となるため、ワード線にVccレベルの電圧が印
加されてビツト線により選択された位置のメモリ
セルが読み出され、一方、入力信号ZがHレベル
であればP−FET34が非導通状態、N−FET
35が導通状態となるためワード線がGNDレベ
ルとなり読出しは行なわれない。本実施例におい
て、既述の如くドライバ回路7−1の入力信号Z
がHレベルのとき、そのHレベルはVccに等しい
か殆んど電圧降下を起していないので、P−
FET34とN−FET35とで構成されるCMOS
には貫通電流は流れない。 また、本実施例において、第2段デコーダ回路
11を第3図のように構成しているので、同じ機
能を果すものとして後述の第13図で示すような
既知のNAND回路を組み合せた回路に比べて回路
構成が簡略になり、したがつて集積回路化したと
きにデコーダが占める面積を縮小する上で効果を
発揮することができる。 第3図の実施例で使用されているドライバ回路
7−1で信号V,Gを発生するレベル変換回路を
第4図に示す。このレベル変換回路は/Vpp
入力端子とGND端子間にP−FET40とN−
FET41とからなるCMOSを設け、このCMOS
の入力側にインバータ42を介して、/Vpp
入力電圧がVppレベルのときにHレベルの信号を
出力し、/Vpp入力電圧がVccレベル以下の
ときにはLレベルの信号を出力するレベル検出回
路43を接続し、P−FET40とN−FET41
とで構成されるCMOSの入力信号、出力信号をそ
れぞれ第3図のドライバ回路7−1の信号V,G
として出力する。第4図において、レベル検出回
路43としては、/Vpp入力端子とGND端子
間にデプレツシヨン型N−FET44とCMOSと
を設け、各トランジスタのゲートにVccレベルの
電圧を印加したものである。なお、レベル検出回
路43におけるCMOSは、N−FET45の導通
抵抗の方がP−FET46の導通抵抗より十分大
きくなるようにチヤンネル幅Wとチヤンネル長L
との比率W/Lが設定されているものとする。 このレベル変換回路において、書込み時は
/Vpp入力電圧をVppレベルとする。このと
き、デプレツシヨン型N−FET44は非導通状
態になるがそのドレインにはVccより高電圧が発
生するので、P−FET46が導通状態となり、
またN−FET45も導通状態となつているの
で、N−FET45とP−FET46の導通抵抗の
比率からそのCMOSの出力がHレベルとなり、イ
ンバータ42を経てLレベルに変換されて、ドラ
イブ回路7−1の信号GをLレベルとすると共
に、P−FET40を導通状態、N−FET41を
非導通状態とするためレベル変換回路の出力側に
Vppが現われ、ドライバー回路7−1の信号Vを
Vppレベルとする。一方、読出し時は、/
Vpp入力電圧をVccレベル以下とする。このと
き、デプレツシヨン型N−FET44が導通状態
となるためP−FET46が非導通状態となる。
そしてN−FET45が導通状態であるため、イ
ンバータ42を経た信号レベルはHレベルとなつ
てドライバ回路7−1の信号GをHレベルとする
と共に、P−FET40を非導通状態、N−FET
41を導通状態とするためレベル変換回路の出力
側にLレベルが現われ、ドライバ回路7−1の信
号VをLレベルとする。 第4図のレベル変換回路に用いうるレベル検出
回路43の変形例として、デプレツシヨン型N−
FET44を省略したものを第5図に示す。動作
は第4図に示された回路と同様であるが、Nウエ
ル及びN−FET45のドレインに高電圧が印加
されることになり、ラツチアツプ現像を起しやす
くなるので、P−FET46とN−FET45の距
離を十分長くし、あるいはNウエルの内外をガー
ドしてP−FET46の範囲には他のトランジス
タを配置しないようにするなどのパターン上の配
慮が必要である。更に、P−FET46とN−
FET45の耐圧特性を増すためにチヤンネル長
を長くすることも必要である。 第6図は第4図のレベル変換回路を用いうるレ
ベル検出回路43の他の例を示すもので、デプレ
ツシヨン型N−FET44を2個のN−FET47
及び48に置き換えたものである。これはN−
FET47及び48の基板効果による電圧降下を
利用してP−FET46及びN−FET45に印加
される電圧を低下させたものであり、その意味で
N−FET47,48の位置に配置されるN−
FETの数は、必要な電圧降下の大きさに応じて
適宜定めることができる。このレベル検出回路4
3も動作は第4図示されたものと同様である。 第7図にはレベル検出回路43の更に他の例を
示す。第4図に示されたレベル変換回路43と比
較して、P−FET46のゲート電圧を閾値電圧
分だけ低下させるために、Vcc電源電圧とP−
FET46のゲートとの間にP−FET49が設け
られている。これによりP−FET46の抵抗が
下り、流れ込む電流が増加するため、P−FET
46の立上り速度を大きくすることができる。動
作は第4図に示されているレベル検出回路43と
同様であるので省略する。 以上の第4〜7図に示されたレベル検出回路
は、メモリセルの読出し駆動時に貫通電流が流れ
ない利点を有している。そしてレベル検出回路4
3は本実施例における256個のドライバ回路7−
1〜7−256に共通に用いることができる。 本実施例に用いうるドライバ回路7−1(7−
2〜7−256についても同じ)の他の例を第8
〜12図に示す。 第8図は第3図に示されたドライバ回路7−1
のデプレツシヨン型N−FET38を抵抗50に
置き換え、図示しない回路により書込み時は端子
CにVppレベルの電圧が印加され、読出し時は端
子Cがフロテイングになるように構成されたもの
であり、このような端子は第9図、第10図のB
のようにダイオードあるいはトランジスタで容易
に構成できる。また、N−FET35の導通抵抗
は抵抗50より十分小さく設定されている。この
ドライブ回路において、書込み時はインバータ5
1を介してデプレツシヨン型N−FET36のゲ
ートがLレベルになる。入力信号ZがLレベルと
なつて駆動時になると、N−FET35が非導通
状態、またP−FET34が導通状態となるため
デプレツシヨン型N−FET36が非導通状態と
なり、ワード線に高電圧が印加される。入力信号
ZがHレベルとなる非駆動時には、P−FET3
4が非導通状態、N−FET35が導通状態とな
るためワード線はGNDレベルとなる。読出し時
はデプレツシヨン型N−FET36のゲートがH
レベルになるためそのFET36が導通状態とな
り、P−FET34とN−FET35とからなる
CMOSがインバータとなつて入力信号Zにより、
第3図と同様にワード線を駆動する。 第9図は第8図のドライバ回路の端子Cと抵抗
50との間にダイオード52を設けたもので、こ
のようにダイオード52を挿入することにより、
読出し時に端子Cをフローテイングにする必要が
なく、単に端子Cの印加電圧を低下させるだけで
ワード線から端子Cへの逆流を防ぐことができ
る。他の動作は第8図と同様である。 第10図は第9図の抵抗50を第4図のように
デプレツシヨン型N−FET38の導通抵抗に置
き換え、ダイオード52をN−FET53に置き
換えたもので、動作は第9図のドライブ回路と同
じである。N−FET53を閾値がOV前後にある
ゼロトランジスタに置き換えてもよく、その場合
には基板効果による電圧降下が少なくなる。 第11図は第3図のドライバ回路7−1のN−
FET37をP−FET54に置き換えたものであ
る。P−FET54のゲート信号は第3図のゲ
ート信号Vとは逆相になり、このような信号は例
えば第4図に示されたレベル変換回路の出力信号
を反転させて得られる。書込み時には端子Cに
Vppレベルの電圧を印加する。信号はGNDレ
ベルとなるのでP−FET54が導通状態とな
る。N−FET55が導通状態となるので2個の
インバータ56及び57を経てデプレツシヨン型
N−FET36のゲート信号がLレベルとなり、
第3図で説明したのと同じ書込み動作を行なう。
読出し時には端子Cの印加電圧をGNDレベルに
する。信号はVppレベルあるいはHレベルとな
るのでP−FET54が非導通状態となりワード
線から端子Cへの逆流を防止することができる。
そしてN−FET55が非導通状態となるためイ
ンバータ56,57を経てデプレツシヨン型N−
FET31のゲート信号がHレベルとなり、第3
図に示したのと同じ読出し動作を行なう。 第12図は第8図におけるデプレツシヨン型N
−FET36をゼロトランジスタ58に置き換
え、抵抗50をデプレツシヨン型N−FET38
の導通抵抗に置き換えたドライバ回路である。動
作は第8図のものと全く同じである。 第12図において、ゼロトランジスタ58のゲ
ートと端子Cの間のインバータ51と抵抗の回路
を除去し、ゼロトランジスタ58のゲートにVcc
レベルの電圧を常時印加するようにしてもよい。
端子CがVppレベルのときはゼロトランジスタ5
8が非導通状態になるので、第8図のドライバ回
路と同じ動作を行なう。更に第12図において、
ゼロトランジスタ58をエンハンスメント型N−
FETに置き換えてもよい。ただし、この場合に
は読出し時にワード線に印加される電圧の降下が
大きくなる問題がある。 以上のドライバ回路は、いずれも本発明におい
て読出し時に貫通電流が流れない点に特徴を有し
ている。 第13図は第3図における第2段デコーダ回路
11−1(他の11−2〜11−32についても
同じ)の他の例を示すものである。これは2個の
4入力NAND回路60,61を配列したもので、
第3図の第2段デコーダ回路11−1と全く同じ
機能を果すものである。しかしながら第13図の
回路では、各NAND回路60及び61が4個のP
−FETと4個のN−FETを必要とするので全体
としては8個のP−FETと8個のN−FETとを
必要とする。これを第3図の実施例の第2段デコ
ーダ回路11−1が5個のP−FETと5個のN
−FETとから構成されているのと比較すると、
集積回路化の観点からは第3図に示した回路の方
が優れている。このように第3図の回路でトラン
ジスタ数を減少させることができたのは、第13
図におけるP−FET24−1と24−2を共通
にして1個のP−FET24で機能させるように
し、他のP−FET25−1と25−2、26−
1と26−2、及びN−FET29−1と29−
2、30−1と30−2、31−1と31−2に
ついても同様に共通に機能させるように構成した
からである。 以上の実施例は本発明の一例を示したものにす
ぎず、本発明はこれらの実施例に限定されない。
そして例えば、実施例ではメモリセルがN−
FETで構成されているROM、PROM、又は
EPROMを想定しているが、逆にメモリセルがP
−FETからなるものに対しても、ドライバ回路
の出力信号が実施例と逆相になるように、例えば
インバータを挿入するなどの既知の手段を追加す
るだけで容易に適用しうる。したがつてそのよう
な実施例の変形は本発明の範囲内のものである。 以上に詳しく説明したように、本発明はCMOS
を含むドライバ回路を備えたデコーダ回路におい
て、そのドライバ回路を制御するゲート回路を、
ドライバ回路のCMOSに貫通電流が流れるのを阻
止するように設けたので、それにより消費電力を
少なくする効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク回路
図、第2図は第1図の実施例のゲート回路とドラ
イバ回路の動作を説明する回路図、第3図は本発
明をPROMやEPROMに適用した一実施例を詳細
に示す回路図、第4図は第3図におけるドライバ
回路に用いるレベル変換回路の一例を示す回路
図、第5図ないし第7図はそれぞれ第4図のレベ
ル変換回路に用いるレベル検出回路の他の例を示
す回路図、第8図ないし第12図はそれぞれ第3
図におけるドライバ回路の他の例を示す回路図、
第13図は第3図における第2段デコーダ回路の
他の例を示す回路図である。 1−0〜1−63……第1の信号線、2……第
1のデコーダ回路、3−0〜3−3……第2の信
号線、4……第2のデコーダ回路、5,5−1〜
5−8……ゲート回路、6……メモリセル、7…
…ドライバ回路、8……ライトデプレツシヨン型
N−FET、9……P−FET。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1のアドレス信号により第1の信号線を選
    択する第1のデコーダ回路と、上記第1の信号線
    と交差する第2の信号線を第2のアドレス信号に
    より選択する第2のデコーダ回路と、上記第1の
    信号線と第2の信号線との全ての交点に設けられ
    たゲート回路と、そのゲート回路からの信号によ
    り制御されたメモリセルのワード線を駆動する
    CMOS構成のドライバ回路とを備え、前記ゲート
    回路は、前記第1及び第2のデコーダ回路から所
    定の信号が印加されたとき前記CMOS構成のドラ
    イバ回路に貫通電流が流れないような構成にした
    ことを特徴とするCMOS型デコーダ回路。
JP57027953A 1982-02-22 1982-02-22 Cmos型デコ−ダ回路 Granted JPS58146090A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57027953A JPS58146090A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 Cmos型デコ−ダ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57027953A JPS58146090A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 Cmos型デコ−ダ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58146090A JPS58146090A (ja) 1983-08-31
JPS6260759B2 true JPS6260759B2 (ja) 1987-12-17

Family

ID=12235252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57027953A Granted JPS58146090A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 Cmos型デコ−ダ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58146090A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638573B2 (ja) * 1984-08-13 1994-05-18 株式会社日立製作所 半導体集積回路装置
US4618784A (en) * 1985-01-28 1986-10-21 International Business Machines Corporation High-performance, high-density CMOS decoder/driver circuit
JPS62117187A (ja) * 1985-11-15 1987-05-28 Mitsubishi Electric Corp 2ポ−ト半導体記憶装置
JPS63285793A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Mitsubishi Electric Corp デコ−ダ回路
JP5204233B2 (ja) * 2007-08-28 2013-06-05 アギア システムズ インコーポレーテッド 漏洩が低減されたワード・ライン・ドライバ回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56148788A (en) * 1980-04-17 1981-11-18 Toshiba Corp Semiconductor storage system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56148788A (en) * 1980-04-17 1981-11-18 Toshiba Corp Semiconductor storage system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58146090A (ja) 1983-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4651304A (en) EPROM memory device having a test circuit
US4760555A (en) Memory array with an array reorganizer
KR20060114008A (ko) 고속 저전압 동작 고전압 구동기 회로
US4554646A (en) Semiconductor memory device
JPH02141994A (ja) 不揮発性半導体メモリ
US5446700A (en) Decoder circuit having CMOS inverter circuits
JP3607575B2 (ja) 書込可能な読出専用メモリ
JPS6260759B2 (ja)
JPS5873097A (ja) デコ−ダ−回路
JPH0762960B2 (ja) 半導体回路
US5654926A (en) Semiconductor memory device
USRE33280E (en) Semiconductor memory device
JPS6318279B2 (ja)
JPS63239691A (ja) 半導体メモリバッファ
JPS6322396B2 (ja)
JP2581766B2 (ja) 半導体記憶装置
JPS60136095A (ja) 半導体メモリ
JP2591907B2 (ja) 読み出し専用半導体記憶装置のデコード回路
GB2082004A (en) Semiconductor read-only memory
US6392445B2 (en) Decoder element for producing an output signal having three different potentials
KR100399975B1 (ko) 포지티브 챠지 펌핑 전압 스위칭 회로 및 그를 이용한플래쉬 메모리의 로우 디코더 회로
JPH0546639B2 (ja)
US4977541A (en) EPROM programming
JPS6043586B2 (ja) アドレスデコ−ダ回路
JP2780621B2 (ja) 半導体記憶装置