JPS6258681A - 絶縁ゲ−ト半導体装置とその製造法 - Google Patents

絶縁ゲ−ト半導体装置とその製造法

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JPS6258681A
JPS6258681A JP60197640A JP19764085A JPS6258681A JP S6258681 A JPS6258681 A JP S6258681A JP 60197640 A JP60197640 A JP 60197640A JP 19764085 A JP19764085 A JP 19764085A JP S6258681 A JPS6258681 A JP S6258681A
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JP
Japan
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gate
layer
substrate
drain
offset
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JP60197640A
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English (en)
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Akira Muramatsu
彰 村松
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • H01L29/66659

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は絶縁ゲート半導体装置、特に短チャネルMO8
FETのホットキャリア耐性向上のための技術に関する
〔背景技術〕
CMOSデバイスは、現在の最先端のゲート長1、2〜
1.3μmから0.8μm、0.5μmへと微細化する
につれて2ホツトキヤリアや短チヤネル効果がますます
厳しくなる傾向にある。
短チヤネル効果はソースとドレインが接近してくるため
にチャネル部分の電圧に影響されてしきい電圧やバンチ
スルー電圧の低下をもたらす現象であり、n2両チャネ
ルともゲート長が1μm以下になるとしきい電圧が急激
に低下し始める。
一方、ホットキャリア効果はチャネルを流れる電子が散
乱を受けてゲートの方向に注入される等の現象をいうも
ので、ドレイン電圧が大きいほど起りやすく、注入によ
ってゲート絶縁膜が劣化し、トランジスタ特性の劣化を
もたらす。
これらの問題に対して、nチャネルMOSFETにおい
ては、LDD(低不純物濃度ドレイン)構造が採用され
ることが発行所日経マグロウヒル。
「日経マイクロデバイス、1985年7月号J1985
年7月1日発行日P136−P140に記載されている
LDD構造ではゲートと、ソース・ドレイン間の基板表
面に低不純物濃度のオフセットゲート層を形成し、バン
チスルー電圧及びホットキャリア耐圧を高めるものであ
る。
第9図はLDD構造を有するC−MOSFETの一例を
断面図で示すものである。
同図において、4はゲート、6はスペーサ、7はソース
・ドレイン高不純物濃度層である。nチャネルMOSF
ET側でLDDによる低不純物濃度n一層からなるオフ
セットゲート8がチャネル部とソース・ドレインn 層
との間に形成されている。
このようなLDD構造を得ろためにこれまでは第10図
〜第12図に示すようなプロセスの製造法が採用されて
いる。
すなわち、(1)第10図に示すよう罠、絶縁膜3の上
にゲート(ポリ5i)4を形成し、このゲートをマスク
圧して低濃度のn不純物イオン打込みを行う。(2)第
11図に示すように、ゲートの両側に絶縁物からなるス
ペーサ6を形成し、このスペーサ6とゲート4をマスク
として高濃度n不純物イオン打込み(力を行う。(3)
アニール(熱処理を行って第12図に示すようにスペー
サ6直下でオフセットゲートn一層8を、スペーサの形
成されない部分でソース・ドレインn 層7をセルファ
ライン(自己整合)的に形成する。
ところでこのような形で製造さハたLDD構造のMOS
FETにおいては1両側のスペーサがゲートに対して対
称に形成されろことでそれをマスクとするオフセット高
抵抗n一層(8)もソース側とドレイン側に対称に形成
される。
このことは一方のドレイン側ではn一層がバンチスルー
電圧ならびにホントキャリア耐圧を高めるために有効で
あるが、他方のソース側では低濃度のn一層があること
により寄生抵抗が高くなって9mが低下する問題がある
。又、低濃度n一層上のゲート絶縁膜(SiO2膜)の
膜質が寄生抵抗値に強く影響するためにMOSFETと
しての特性の変動が激しいことも問題であることがわか
った。
上記問題を解決する方法として本発明者が検討した構造
は高抵抗n一層をゲートに対して非対称に形成すること
であるが、そのためには余分なマスク工程が必要であり
、短チヤネルデバイスとなるとその精度が問題となるこ
とがわかった。
〔発明の目的〕
本発明は上記した問題を克服するためになされたもので
ある。
本発明の一つの目的はホントキャリア耐量が高く、しか
もgmの高い高性能のMOSデバイスを実現することに
ある。
本発明の他の一つの目的は工程数をふやすことなく、セ
ル7アラインで非対称なオフセットゲートを有するMO
Sデバイスの製造法を掃供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、p型Si半導体基体の一主表面上に絶縁膜を
介してポリSiからなるゲートを形成し、このポリSi
ゲートをマスクにして基体表面に不純物イオン打込みを
行いp型基板表面のゲートの形成されない部分に低濃度
のn一層を形成し1次いで、ふたたびゲートをマスクに
して基体表面に対し、垂直よりある角度をもたせて不純
物イオン打込みを行うことにより、高濃度のn+層をゲ
ートに対し非対称に形成し、この菌濃度n+層が重なら
ないn一層をオフセットゲート部とし、高濃度n+層を
ソース・ドレインとするものであって。
この結果、たとえばドレイン側ではオフセントゲート部
n”−Hがあることによりキャリア耐雷を高くすること
ができ、一方、ソース側ではn一層が短かく乃至存在し
ないことにより、ソース抵抗が小さくでき相互コンダク
タンスqmを高く保つことができ、前記目的を達成でき
る。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示すnチャネル
MO3FET製造プロセスの工程断面図である。
以下、各工程にそって具体的に説明する。
(1)第1図において、1は高比抵抗p−型St基体、
2は選択酸化によるアイソレーション酸化物(SiO2
)膜、3は熱酸化によりSi基体表面に生成したうすい
(500〜1000人)ゲート酸化膜、4はポIJ S
 iゲートであって、ゲート酸化膜3上に3000A程
度の厚さにStを堆積してなるポリSl膜をホトエッチ
により所定のゲート長にパターニングしたものである。
この上がらP(リン)不純物を低濃度にイオン打込みす
ることにより、上記ポリSiゲート4とアイソレージコ
ン酸化膜2がマスクになって基板表面に低濃度のn−不
純物層(8)を形成する。この場合の不純物イオン打込
み方向は基板主面に対し垂直方向である。
(2)第2図において示すよつ圧、第2のn型不純物イ
オン打込みを行う。
この場合、たとえばAs(ヒ素)を用い、高濃度(ドー
ス量:lX101a、ビーク:2×10!0)で、基体
主面に対しである角度(垂直面に対しθ)で行うことに
より、ポリSiゲートの一方側(右側)ではゲートが影
になってゲート端面位置から少し離れたところから右側
へがげて基体内にAsが打込まれる。ポリSiゲートの
他方側(左側)では逆にゲートの直下に入りこむように
Asが打込まれる。
不純物イオン打込み方向を変えろ方法としては。
第7図に示すように基板(ウェハ)を上下の電極(R,
、R2)のある水平方向に対してθだげ傾けることによ
って基板に対する角度を任意に選ぶことができる。
あるいは、第8図に示すように上部電極R7と下部電極
Rtの位置を左右に相対的にずらせることにより、その
間にある基板1へのイオン打込み方向(θ)を変えるこ
とが可能となる。
(3)次いで、アニール(°C×分で熱処理)を行い。
シリコン基体中にP(リン)As(ヒ素)を拡散して第
3図に示すようにソース・ドレインとなる深いn 層及
び、ドレイン側とゲートとの間にオフセットゲートとな
る浅いn−6が形成される。
(4)  コノ、hト、全面K CV D−3to2膜
9を生成し、コンタクトホトエッチを行ってソース・ド
レイン部を窓開し、A2を蒸″;a(スパッタ)シ、ホ
トエンチを行ってソース(S)、ドレイン(D)のA4
f5極10を形成し、第4図に示すような非対称にオフ
セットn一層を有するnチャネルMO8FETが完成す
る。
〔効果〕
以上実施例で述べた本発明によれば下記のように効果が
もたらされる。
(1)初めにゲートをマスクにしてイオン打込みするこ
とによりn一層を形成し1次に斜め方向にイオン打込み
することにより、n+層を形成することで、ドレイン側
ではゲートの影の部分がn一層として残りそこをオフセ
ットゲートとすることができる。一方、ゲートの反対側
(ソース側)はn一層が全てn+層によりカバーされオ
フセットゲートは存在しない。このことにより、ドレイ
ン側は高比抵抗のオフセットゲートによりホットキャリ
ア耐量が太き(、ソース側は低抵抗となって相互コンダ
クタンスqmが向上し1M08FETを微少サイズとで
きるのでチップ面積縮小が可能となる。
(2)イオン打込み方向に対する基体主面の角度を変え
るだけで非対称にマスク工程を追加することなくオフセ
ットゲートをセルファラインに形成することができる。
(3)オフセントの程度はイオン打込み方向の角度θと
ポリSiゲートの厚さにより決定される。オフセット量
を犬ぎくとる必要があるとき、たとえば第5図に示すよ
うにポリSiゲートの上に適尚な厚さに絶縁膜11.た
とえばHLD(窩温低圧堆積)法による5in2膜を積
層すると、その分だけゲートの影が太き(のび、オフセ
ットゲート長を大きくとることができる。
(4)C−MOSFETにおいて、nチャネルMO8,
あるいはpチャネルMO8はソース・ドレインを逆にす
ることはないので、非対称にオフセットゲートを設ける
ことは差支えない。
以上1本発明者によってなされた発明を実施例にもとづ
き具体的に説明したが1本発明は上記実施例に限定され
ろものではなく、その快旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能である。
たとえば、第6図に示すようにポリSiゲート40両側
面に絶縁物スペーサ12を設けた状態で高濃度層のため
の不純物打込みを斜め方向に行ってもよく、同様の効果
が得られる。
一つの半導体チップ上で非対称のオフセットゲートをも
つMOSFETと対称のオフセットゲートをもつMOS
FETとが共存する場合は、第9図に示すように一方に
対して、他方を方角方向に配置をすることにより、同じ
イオン打込みプロセスで両者を同時に形成することが可
能である。同図において、Q、は非対称にオフセットゲ
ートを有するMO8FETI Q2は対称のオフセット
ゲートを有するMOSFETにおけるソース・ドレイン
拡散層とゲートの配置を示す。第10図は第9図におけ
るA−A視断面図であって、ソース・ドレインのための
不純物イオン打込み方向を矢印方向とするとき、Q+ 
ではドレイン側に非対称にオフセットゲートn層8が形
成されることを示す。
〔利用分野〕
本発明は短チヤネルタイプC−MO8FET。
バイポーラCMO3FET’&含むICに適用した場合
最も効果を有する。
本発明は上記以外のMOSFETを含む半導体装置にも
同様に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明による一実施例を示すMO8
FET製造プロセス工程断面図(一部正面図)である。 第7図、第8図は非対称にイオン打込みを行う方法の例
を示す正面向である。 第9図は一つのチップ上に非対称と対称のオフセットゲ
ートをもつMO8FET’に共存させた例を示す平面図
である。 第10図は第9図におげろA−A祝断面図である。 第11図はCMO8FETの例を示す断面図である。 第12図乃至第14図はこれまでのMO3FET製造プ
ロセスの例を示す工程断面図である。 1・・St基体、2・・・アイソレーション酸化物膜、
3・・・ゲート酸化膜、4・・ポリSiゲート、6・・
・スペーサ、7・・・ソース・ドレイン高濃度層、8・
・オフセットゲート低濃度層、9・・・絶縁膜、10・
・・A、!3’1を極。 代理人 弁理士  小 川 勝 男 第   1  図 一第 2 図 〜/ 第  3  図 と 第   4  図 第  5  図 第  6  図 第  7  図 t 第  8  図 ?。 第  9  図 θl   92   : ; ! ”101       ・。 □ 、71 第11囚 第12図 第13図 第14釦 7′ 読 グ  4 パ\

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基体の一主表面に絶縁ゲートが形成され、上
    記絶縁ゲート直下の半導体基体表面をチャネル部とし、
    このチャネル部をはさんで基体と異なる導電型の高濃度
    不純物層がソース・ドレインとして形成され、上記チャ
    ネル部とソース又は及びドレインの間に低濃度不純物層
    がオフセットゲート部として非対称に形成されているこ
    とを特徴とする絶縁ゲート半導体装置。 2、半導体基体の一主表面上に絶縁膜を介してゲートを
    形成する工程、上記ゲートをマスクにして基体表面に不
    純物イオン打込みによる基板と異なる導電型の低濃度不
    純物層を形成する工程、上記ゲートをマスクにして基体
    表面に対して垂直よりある角度をもたせて不純物イオン
    打込みを行うことにより、基板と異なる導電型の高濃度
    不純物層をゲートに対して非対称に形成する工程とから
    なり、上記高濃度不純物層が重ならない低濃度不純物層
    をオフセットゲート部とし、高濃度不純物層をソース・
    ドレイン部とすることを特徴とする絶縁ゲート半導体装
    置の製造法。 3、上記オフセットゲート部の長さを調整するためにゲ
    ート上に絶縁膜を厚く形成した状態で不純物イオン打込
    みを行う特許請求の範囲第1項に記載の絶縁ゲート半導
    体装置の製造法。
JP60197640A 1985-09-09 1985-09-09 絶縁ゲ−ト半導体装置とその製造法 Pending JPS6258681A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62132362A (ja) * 1985-12-04 1987-06-15 Sony Corp 半導体装置の製造方法
US7892928B2 (en) * 2007-03-23 2011-02-22 International Business Machines Corporation Method of forming asymmetric spacers and methods of fabricating semiconductor device using asymmetric spacers

Cited By (3)

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JPS62132362A (ja) * 1985-12-04 1987-06-15 Sony Corp 半導体装置の製造方法
US7892928B2 (en) * 2007-03-23 2011-02-22 International Business Machines Corporation Method of forming asymmetric spacers and methods of fabricating semiconductor device using asymmetric spacers
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