JPS62101074A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPS62101074A JPS62101074A JP23931385A JP23931385A JPS62101074A JP S62101074 A JPS62101074 A JP S62101074A JP 23931385 A JP23931385 A JP 23931385A JP 23931385 A JP23931385 A JP 23931385A JP S62101074 A JPS62101074 A JP S62101074A
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- JP
- Japan
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- type
- oxide film
- control
- impurity
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は微細なMOSデバイス構造に係シ、特に従来よ
りも信頼度の高いデバイス構造に関する。
りも信頼度の高いデバイス構造に関する。
MOSFETはチャネル長が短くなるとソース・ドレイ
ン間の耐圧が劣化するため、第2図に示すようにソース
・ドレイン拡散層3のゲート電極2に近接する領域に低
不純物濃度層4を形成してドレイン近傍の電界を緩和し
耐圧を向上させる方法が採られている(%開昭51−6
8776号)。第2図において、1はSi基板、5はゲ
ート絶縁膜、6はMOSFETのしきい値Vt制御用と
してSi表面に不純物イオンを打込んだ層である。
ン間の耐圧が劣化するため、第2図に示すようにソース
・ドレイン拡散層3のゲート電極2に近接する領域に低
不純物濃度層4を形成してドレイン近傍の電界を緩和し
耐圧を向上させる方法が採られている(%開昭51−6
8776号)。第2図において、1はSi基板、5はゲ
ート絶縁膜、6はMOSFETのしきい値Vt制御用と
してSi表面に不純物イオンを打込んだ層である。
しかし、このような構造では低不純物濃度層4と不純物
イオン打込み層6が重なシ2層4の抵抗値と電流分布を
最適制御することが困難であった。
イオン打込み層6が重なシ2層4の抵抗値と電流分布を
最適制御することが困難であった。
このため耐圧と動作速度の最適化を行なうことがむずか
しかった。
しかった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、高性
能かつ信頼度の高い微細なMOSFET構造を提供する
ことである。
能かつ信頼度の高い微細なMOSFET構造を提供する
ことである。
上記目的を達成するために、本発明ではVt制御用の不
純物イオン打込み層をゲート酸化膜下部にのみ形成して
、低不純物濃度ソース・ドレイン部の最適設計を可能と
したものである。
純物イオン打込み層をゲート酸化膜下部にのみ形成して
、低不純物濃度ソース・ドレイン部の最適設計を可能と
したものである。
以下本発明の説明を実施例を用いて行なう。
本発明による第1の実施例を第1図例示す。実施例では
nチャネルMO8FETを例にとって説明する。第1図
において、21はp型Si基板22はポリシリコン等の
ゲート111ff1.23は高不純物濃度(no)層、
24は低不純物rs度(n−)層、で、その接合深さく
XI)は0.3μm以下であり、不純物濃度は10 ”
〜10 ”cm−”である。25は8fCh膜で26
はVt制御用のp形の不純物イオン打込み層でゲート酸
化膜25下部に領域限定している。このためn′″層2
層上4オン打込み層26の重複瑣城を従来よりもずっと
小さくすることができる。この結果層24の抵抗値と電
流分布を同層打込み条件によって制御することが従来よ
シも正確に実現可能となる。また従来のポリシリコンゲ
ート等のnチャネルMO8FETでは、■i制、御用と
してボロンイオンをSi表面全面に打ち込んでおり、同
打込み層がn一層と重複していた。
nチャネルMO8FETを例にとって説明する。第1図
において、21はp型Si基板22はポリシリコン等の
ゲート111ff1.23は高不純物濃度(no)層、
24は低不純物rs度(n−)層、で、その接合深さく
XI)は0.3μm以下であり、不純物濃度は10 ”
〜10 ”cm−”である。25は8fCh膜で26
はVt制御用のp形の不純物イオン打込み層でゲート酸
化膜25下部に領域限定している。このためn′″層2
層上4オン打込み層26の重複瑣城を従来よりもずっと
小さくすることができる。この結果層24の抵抗値と電
流分布を同層打込み条件によって制御することが従来よ
シも正確に実現可能となる。また従来のポリシリコンゲ
ート等のnチャネルMO8FETでは、■i制、御用と
してボロンイオンをSi表面全面に打ち込んでおり、同
打込み層がn一層と重複していた。
このためn一層のn型不純物であるところの燐(P)が
、一部p型不純物のボロンによって補償されていた。本
発明では前記重複領域をずっと小さくできるので、上記
したような不純物補償を避けることができ、所定のn一
層抵抗を実現するのに従来よシも低量のPイオンを打込
めば良い。この結果、n−ドレイン層を作成する際に発
生する結晶損傷を低減できるとの利点がある。
、一部p型不純物のボロンによって補償されていた。本
発明では前記重複領域をずっと小さくできるので、上記
したような不純物補償を避けることができ、所定のn一
層抵抗を実現するのに従来よシも低量のPイオンを打込
めば良い。この結果、n−ドレイン層を作成する際に発
生する結晶損傷を低減できるとの利点がある。
次に本発明による高性能MO8F”ETの製造プロセス
について述べる。第3図はその第1の製造プロセスを示
す実施例である。先ず、p型3i基板30の表面にアイ
ソレーション用の0.5〜1.0μmの厚い8i0z膜
31を形成し、さらに厚さ5〜5Qnmの薄いゲート酸
化膜32を形成する。次にHLD酸化膜(High ’
pemperature−、I、owpressure
Deposition膜)39をストッパーとしてV
t制御用のボロンを1011〜10 ”cm−”の−t
ill:%ゲー)電極下部に打込んで層33とする。
について述べる。第3図はその第1の製造プロセスを示
す実施例である。先ず、p型3i基板30の表面にアイ
ソレーション用の0.5〜1.0μmの厚い8i0z膜
31を形成し、さらに厚さ5〜5Qnmの薄いゲート酸
化膜32を形成する。次にHLD酸化膜(High ’
pemperature−、I、owpressure
Deposition膜)39をストッパーとしてV
t制御用のボロンを1011〜10 ”cm−”の−t
ill:%ゲー)電極下部に打込んで層33とする。
次いでゲート電極用のポリシリコン層34を形成し、ホ
トレジスト層40を堆積して表面を平坦化する(第3図
人)。次いで層34をエッチバックし、ホトレジスト層
40を除去する( 第3図B)。
トレジスト層40を堆積して表面を平坦化する(第3図
人)。次いで層34をエッチバックし、ホトレジスト層
40を除去する( 第3図B)。
次いでHLD膜3膜上9去する(第3図C)。次に燐(
P)イオンを30〜70KeVで5XIQ”〜5X10
13の景、打込んで低濃度不純物(n−)層36を形成
する(第3図D)。次に、化学気相堆積法(CVD法)
Kヨリ8i0tlliiヤP8G膜を0.1μm〜0
.3μm堆積し、その後、異方性のドライエツチングに
よりゲート酸化膜の側壁部にスペーサ37を形成する(
第3図E)。その後、NSイオンを10 ” 〜10
”cm−”イオン打込みして。
P)イオンを30〜70KeVで5XIQ”〜5X10
13の景、打込んで低濃度不純物(n−)層36を形成
する(第3図D)。次に、化学気相堆積法(CVD法)
Kヨリ8i0tlliiヤP8G膜を0.1μm〜0
.3μm堆積し、その後、異方性のドライエツチングに
よりゲート酸化膜の側壁部にスペーサ37を形成する(
第3図E)。その後、NSイオンを10 ” 〜10
”cm−”イオン打込みして。
高濃度n型領域38を形成する(第3図F)。その後は
通常のプロセス工程に従ってPSG膜による表面保護膜
、電極孔、電極を形成して、目的とする高性能MO5F
ETの構造を実現する。
通常のプロセス工程に従ってPSG膜による表面保護膜
、電極孔、電極を形成して、目的とする高性能MO5F
ETの構造を実現する。
本発明の製造プロセスの第2の例を第5図に示す。先ず
bl)WSi基板50の表面にアイソレーション用ノ0
.5〜1.0 μmの厚いSigh膜51全51し、次
いで厚さ5〜5 Q n mの薄いゲート酸化膜52全
形成する。次に゛社子線(EB)露光用レジスト膜54
を形成し、 EB=光によって図示したように端部側面
を斜めにエツチングする。次に膜54をストッパーとし
てVT制仰用のボロンを1011〜1012国−2の量
、ゲート電極下部に打込んで層53を形成する(第5図
人)。次いでWグー1層55を蒸着し、その上部にソー
ス・ドレイン形成のためにイオン打込みする不純物のス
トッパーとして、厚さ0.1〜0.3μmの比較的厚い
5iot膜やPSG膜56を形成する(第5図B)。
bl)WSi基板50の表面にアイソレーション用ノ0
.5〜1.0 μmの厚いSigh膜51全51し、次
いで厚さ5〜5 Q n mの薄いゲート酸化膜52全
形成する。次に゛社子線(EB)露光用レジスト膜54
を形成し、 EB=光によって図示したように端部側面
を斜めにエツチングする。次に膜54をストッパーとし
てVT制仰用のボロンを1011〜1012国−2の量
、ゲート電極下部に打込んで層53を形成する(第5図
人)。次いでWグー1層55を蒸着し、その上部にソー
ス・ドレイン形成のためにイオン打込みする不純物のス
トッパーとして、厚さ0.1〜0.3μmの比較的厚い
5iot膜やPSG膜56を形成する(第5図B)。
この後、レジスト膜54を除去し、リフトオフ法によっ
てその上部のW層と8102膜を除去する(第5図C)
。この後は第1の製造法に従って、n一層57、スペー
サ591高濃度n型領域58を形成して、目的とする高
性能MO8FETの構造を実現する(第5図D)。
てその上部のW層と8102膜を除去する(第5図C)
。この後は第1の製造法に従って、n一層57、スペー
サ591高濃度n型領域58を形成して、目的とする高
性能MO8FETの構造を実現する(第5図D)。
第4図は本発明による高性能MO8FETで構成したC
MOSデバイスの断面構造を示すものである。Si基板
41の表面にnウェル42とpウェル43が形成され、
それぞれのウェルの中にpチャネルMO8FBT44と
nチャネ#MO8FET45とが形成されている。pチ
ャネルMO8FETはゲート電極46、高濃度p型拡散
層48、低濃度p型拡散/i@49.Vt制御用の不純
物イオン打込み層52で形成されている。nチャネルM
O8F’ETはゲート電極47、高濃度n型拡散層50
.低濃度n型拡散層51、Vt制御用の不純物イオン打
込み層53とで形成されている。
MOSデバイスの断面構造を示すものである。Si基板
41の表面にnウェル42とpウェル43が形成され、
それぞれのウェルの中にpチャネルMO8FBT44と
nチャネ#MO8FET45とが形成されている。pチ
ャネルMO8FETはゲート電極46、高濃度p型拡散
層48、低濃度p型拡散/i@49.Vt制御用の不純
物イオン打込み層52で形成されている。nチャネルM
O8F’ETはゲート電極47、高濃度n型拡散層50
.低濃度n型拡散層51、Vt制御用の不純物イオン打
込み層53とで形成されている。
低濃度ドレイン層(n一層)はドレイン近傍の電界を緩
和し耐圧を向上させる効果を発揮するが。
和し耐圧を向上させる効果を発揮するが。
その抵抗値が大きすぎると寄生抵抗となって働き。
MOSFETのトランスコンダクタンス(G、)を低減
するので同層の最適設計は極めて重要である。
するので同層の最適設計は極めて重要である。
本発明の構造では、従来構造に比べてn一層の抵抗値と
t流分布の制御をけるかに正確に行なうことができ、結
果として高性能かつ高信頼度のMOSFETが実現でき
る。
t流分布の制御をけるかに正確に行なうことができ、結
果として高性能かつ高信頼度のMOSFETが実現でき
る。
第2図は従来構造の縦断面図、第1図、第3図。
第4図、第5図は本発明の実施例の縦断面構造図である
。 1.21,30.41・・・シリコン基板、3.23゜
38.48.50・・・高濃度不純物領域、4.24゜
36.49.51・・・低濃度不純物領域、5,25゜
32・・・ゲート酸化膜、2,22,34,46゜47
・・・ゲート電極、6,26,33,52.53・・・
V?制御用不純物イオン打込み層、37・・・スペーサ
。
。 1.21,30.41・・・シリコン基板、3.23゜
38.48.50・・・高濃度不純物領域、4.24゜
36.49.51・・・低濃度不純物領域、5,25゜
32・・・ゲート酸化膜、2,22,34,46゜47
・・・ゲート電極、6,26,33,52.53・・・
V?制御用不純物イオン打込み層、37・・・スペーサ
。
Claims (1)
- 1、半導体基板の第1導電型領域に第2導電型のMOS
トランジスタを有し、このトランジスタのゲート電極下
部の前記第1導電型半導体表面領域にのみ限定してイオ
ンを打込んだ層を有し、前記トランジスタのソース・ド
レイン領域のうちゲート電極に隣接する表面部分の不純
物濃度が他のソース・ドレイン領域の不純物濃度よりも
低いことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23931385A JPS62101074A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23931385A JPS62101074A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101074A true JPS62101074A (ja) | 1987-05-11 |
Family
ID=17042854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23931385A Pending JPS62101074A (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62101074A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01183852A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
US5239195A (en) * | 1990-05-17 | 1993-08-24 | Hello S.A. | Mos transistor with high threshold voltage |
US6479846B2 (en) | 2000-03-22 | 2002-11-12 | Ophir Rf, Inc. | Metal oxide semiconductor field effect transistor having a relatively high doped region in the channel for improved linearity |
JP2005260055A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP23931385A patent/JPS62101074A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01183852A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
US5239195A (en) * | 1990-05-17 | 1993-08-24 | Hello S.A. | Mos transistor with high threshold voltage |
US6479846B2 (en) | 2000-03-22 | 2002-11-12 | Ophir Rf, Inc. | Metal oxide semiconductor field effect transistor having a relatively high doped region in the channel for improved linearity |
JP2005260055A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
JP4711636B2 (ja) * | 2004-03-12 | 2011-06-29 | パナソニック株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
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