JPS59175161A - 絶縁ゲ−ト半導体装置とその製造方法 - Google Patents
絶縁ゲ−ト半導体装置とその製造方法Info
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- JPS59175161A JPS59175161A JP4882483A JP4882483A JPS59175161A JP S59175161 A JPS59175161 A JP S59175161A JP 4882483 A JP4882483 A JP 4882483A JP 4882483 A JP4882483 A JP 4882483A JP S59175161 A JPS59175161 A JP S59175161A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はMOSFET等の絶縁ゲート型半導体装置に関
し、特に短チヤネル効果を緩和できる新規なMO8素子
(デバイス)及びその製造技術(プロセス)に関する。
し、特に短チヤネル効果を緩和できる新規なMO8素子
(デバイス)及びその製造技術(プロセス)に関する。
MOSFETの一般的な構造は、例えばnチャネルMO
8FETの場合第1図に示すようにp型St半導体基体
10表面にSin、(二酸化シリコン)等の絶縁膜2を
介してゲート電極3を形成し、このゲート下のチャネル
領域6をはさんで基体表面にソース、ドレインとなるn
+型領領域45を形成し、ゲートへの電圧印加によって
ソース・ドレイン間のチャネル電流を制御するものであ
る。
8FETの場合第1図に示すようにp型St半導体基体
10表面にSin、(二酸化シリコン)等の絶縁膜2を
介してゲート電極3を形成し、このゲート下のチャネル
領域6をはさんで基体表面にソース、ドレインとなるn
+型領領域45を形成し、ゲートへの電圧印加によって
ソース・ドレイン間のチャネル電流を制御するものであ
る。
MOSFETの高速化、低電力化及び高集積化の目的で
短チヤネル化しようとする場合、ドレイン近傍で電界が
集中することによる耐圧低下や、ソース・ドレイン間の
パンチヌル−あるいは’TH低下等の短チヤネル効果が
問題となっている。
短チヤネル化しようとする場合、ドレイン近傍で電界が
集中することによる耐圧低下や、ソース・ドレイン間の
パンチヌル−あるいは’TH低下等の短チヤネル効果が
問題となっている。
このような短チヤネル効果を緩和する手段として、(1
) リセス(凹み)ゲート構造及び(2)オフセット
ゲート構造が提案されている。
) リセス(凹み)ゲート構造及び(2)オフセット
ゲート構造が提案されている。
リセスゲート構造は第2図に示すように、半導体基体1
0表面に凹み7を形成し、この凹み内に絶縁膜2を介し
てゲート3を形成するとともに凹み7をはさんでソース
・ドレイン拡散層4,5を形成することによりソース・
ドレイン間の実質的な距離を延ばしバンチスルーを防止
するものである。しかし、これまでのリセスゲート構造
は凹み内にあるゲートにソース・ドレイン拡散層が接近
しており、ゲートに接するソース、ドレインのエツジ部
に電界が集中しやすく、VTHがゲートの工t
ノチ部で決まるため−VTHの変動が太きいという
欠点がある。
0表面に凹み7を形成し、この凹み内に絶縁膜2を介し
てゲート3を形成するとともに凹み7をはさんでソース
・ドレイン拡散層4,5を形成することによりソース・
ドレイン間の実質的な距離を延ばしバンチスルーを防止
するものである。しかし、これまでのリセスゲート構造
は凹み内にあるゲートにソース・ドレイン拡散層が接近
しており、ゲートに接するソース、ドレインのエツジ部
に電界が集中しやすく、VTHがゲートの工t
ノチ部で決まるため−VTHの変動が太きいという
欠点がある。
一方、オフセットゲート構造は第3図に示すように、半
導体基体1の表面でゲート3とドレイン5との間に高抵
抗層(例えばn一層)8を形成することによりドレイン
近傍の電界集中を緩和し、VTH低下を小さくするもの
であるが、現在のプロセスではオン抵抗、即ち立ち上が
り抵抗が大きくなりやすく、又、短チャネルの場合ソー
ス、ドレインの両方がら空乏層がのびてバンチスルーを
おこしやすいという問題がある。
導体基体1の表面でゲート3とドレイン5との間に高抵
抗層(例えばn一層)8を形成することによりドレイン
近傍の電界集中を緩和し、VTH低下を小さくするもの
であるが、現在のプロセスではオン抵抗、即ち立ち上が
り抵抗が大きくなりやすく、又、短チャネルの場合ソー
ス、ドレインの両方がら空乏層がのびてバンチスルーを
おこしやすいという問題がある。
本発明の一つの目的は短チャネルMO8素子であってド
レイン耐圧を高め、しかもバンチフルーをおこしにくい
構造を提供することにある。
レイン耐圧を高め、しかもバンチフルーをおこしにくい
構造を提供することにある。
本発明の他の目的は短チャネルMO8素子であって■T
H低下が緩和でき、又、ゲート・ドレイン間、ゲート・
ソース間の寄生容量を少なくでき動作速度を改善できる
構造を提供することにある。
H低下が緩和でき、又、ゲート・ドレイン間、ゲート・
ソース間の寄生容量を少なくでき動作速度を改善できる
構造を提供することにある。
本発明のさらに他の目的はバンチスルー、耐圧低下等の
短チヤネル効果を緩和できるMO8素子を効率よく製造
できる製造法を提供することにある。
短チヤネル効果を緩和できるMO8素子を効率よく製造
できる製造法を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、#、導体基体表面に凹みが形成さ
れてこの凹み内に絶縁膜を介してゲート電極が設けられ
、このゲート電極下のチャネル領域をはさんで上記基体
表面にソース・ドレインとなる基体と逆導電型領域が形
成され、上記ゲート電極下の絶縁膜と半導体との界面は
ソース・ドレイン領域の底面よりも基体の内側に存在す
るとともに上記ゲート電極と少なくともドレインとの間
の半導体基体表面にオフセット領域となる高比抵抗層が
設けられることによって耐圧低下をな(し、しかもバン
チスルーや■TH低下を防止し前記発明の目的を達成さ
せるものである。
を簡単に説明すれば、#、導体基体表面に凹みが形成さ
れてこの凹み内に絶縁膜を介してゲート電極が設けられ
、このゲート電極下のチャネル領域をはさんで上記基体
表面にソース・ドレインとなる基体と逆導電型領域が形
成され、上記ゲート電極下の絶縁膜と半導体との界面は
ソース・ドレイン領域の底面よりも基体の内側に存在す
るとともに上記ゲート電極と少なくともドレインとの間
の半導体基体表面にオフセット領域となる高比抵抗層が
設けられることによって耐圧低下をな(し、しかもバン
チスルーや■TH低下を防止し前記発明の目的を達成さ
せるものである。
〔実施例1〕
本発明による一実施例であるMO8O8型体導体装置理
的構造が第4図に示される。
的構造が第4図に示される。
1は、5Ω/m程度の高比抵抗のp型St基板(サブス
トレート)で、その一部に深さ0.6〜0.8μm程度
の凹み7が形成されこの凹み70部分におけるSi基板
表面に高比抵抗n−型層9が0.21μm程度の深さに
形成される。この凹みの表面に薄い(30〜70nm程
度)SiOxからなるゲート絶縁膜2が形成され、さら
にその上にポリSiからなるゲート電極2が設けられる
。上記高比抵抗n−型層9においてゲート直下となる長
さ1〜10μmの部分がチャネル領域6であり、ゲート
から外れた5μm程の部分はオフセット部9となる。4
.5はソース、ドレインとなる高濃度のn−型拡散層で
その表面の深さは0.35μm程度である。
トレート)で、その一部に深さ0.6〜0.8μm程度
の凹み7が形成されこの凹み70部分におけるSi基板
表面に高比抵抗n−型層9が0.21μm程度の深さに
形成される。この凹みの表面に薄い(30〜70nm程
度)SiOxからなるゲート絶縁膜2が形成され、さら
にその上にポリSiからなるゲート電極2が設けられる
。上記高比抵抗n−型層9においてゲート直下となる長
さ1〜10μmの部分がチャネル領域6であり、ゲート
から外れた5μm程の部分はオフセット部9となる。4
.5はソース、ドレインとなる高濃度のn−型拡散層で
その表面の深さは0.35μm程度である。
10は厚いS i O,からなるフィールド絶縁膜であ
る。11は保護用絶縁膜で例えばCVD(化学気相堆積
)Sin、からなる。ソース、ドレイン領域上の絶縁膜
の一部は窓開され1図示されないがn+型型数散層45
に低抵抗接触するソース、ドレインA−e電極が形成さ
れる。なお、上記高比抵抗層の不純物濃度はソース、ド
レイン領域の不純物濃度よりも低濃度である。
る。11は保護用絶縁膜で例えばCVD(化学気相堆積
)Sin、からなる。ソース、ドレイン領域上の絶縁膜
の一部は窓開され1図示されないがn+型型数散層45
に低抵抗接触するソース、ドレインA−e電極が形成さ
れる。なお、上記高比抵抗層の不純物濃度はソース、ド
レイン領域の不純物濃度よりも低濃度である。
この実施例1で示された半導体装置はりセスゲートとオ
フセットゲートとが共用された構造をもち、以下の特徴
を有する。
フセットゲートとが共用された構造をもち、以下の特徴
を有する。
(1)チャネル領域とゲート絶縁膜との界面はソース・
ドレイン拡散層の底面(pn接合)よりも下側(基体の
内側)にある。そのためチャネル部とドレイン部は凹み
の側面にそったチャネル部(オフセット部)を介して結
合し、実効的オフセット長が拡張されることによって短
チヤネル効果が緩和される。
ドレイン拡散層の底面(pn接合)よりも下側(基体の
内側)にある。そのためチャネル部とドレイン部は凹み
の側面にそったチャネル部(オフセット部)を介して結
合し、実効的オフセット長が拡張されることによって短
チヤネル効果が緩和される。
(2)実効的オフセット長が拡がることでゲート近傍で
の拡散層エツジへの電界集中(アバランシェブレークダ
ウン)が少なくなり、ドレイン電圧のチャネル部への影
響を緩和できる。
の拡散層エツジへの電界集中(アバランシェブレークダ
ウン)が少なくなり、ドレイン電圧のチャネル部への影
響を緩和できる。
(3)凹みの側面の深さ分だげ空乏層の延びをおさえる
ことにより短チャネルであってもバンチスルーが起りに
くくなる。
ことにより短チャネルであってもバンチスルーが起りに
くくなる。
(4) リセスゲートで少なくともドレイン側がオフ
セントとなっているためチャネル領域はデプレッション
・モードになっている。n型チャネルの場合、ポリSi
ゲートをn型にドープするときゲート電圧を印加しない
状態ではON動作をする。またポリS1ゲートをp型に
ドープするときゲート電圧を印加しない状態ではOFF
動作をする。デプレッションモードではキャリアが界面
から深いところを走るためにモビリティが犬きく、シた
がってPmを大きくすることができる。
セントとなっているためチャネル領域はデプレッション
・モードになっている。n型チャネルの場合、ポリSi
ゲートをn型にドープするときゲート電圧を印加しない
状態ではON動作をする。またポリS1ゲートをp型に
ドープするときゲート電圧を印加しない状態ではOFF
動作をする。デプレッションモードではキャリアが界面
から深いところを走るためにモビリティが犬きく、シた
がってPmを大きくすることができる。
(5) リセスゲートとすることで横方向へのオフセ
ント領域の拡がりを小さくし集積度を向上させる。
ント領域の拡がりを小さくし集積度を向上させる。
また、ゲート・ドレイン(ソース)間容量が小さくなり
スインチング速度を大きくすることになる。
スインチング速度を大きくすることになる。
第9図は実施例1で説明されたMOSFETの全体構造
を示す平面図であり、第10図は第9図におけるA−A
切断断面図である。
を示す平面図であり、第10図は第9図におけるA−A
切断断面図である。
第9図で斜線のハツチングを施した部分は凹み70部分
であってその中央部分(アクティブ領域)にはn−型層
9が形成され、周辺部分(基板とのコンタクト部)には
p++層14が形成されている。
であってその中央部分(アクティブ領域)にはn−型層
9が形成され、周辺部分(基板とのコンタクト部)には
p++層14が形成されている。
ゲート3はアクティブ領域のゲート絶縁膜2上に形成さ
れ外側にのびてコンタクト部(G)が設けられる。凹み
に囲まれた台状の部分にはn+型層が形成されソー2・
ドレイン(4、5)となり。
れ外側にのびてコンタクト部(G)が設けられる。凹み
に囲まれた台状の部分にはn+型層が形成されソー2・
ドレイン(4、5)となり。
その一部にコンタクト部(S、D)が設けられる。
このようなリセス・オフセットゲートMO8FETは主
としてイオン打込み技術を用いることにより製造される
。
としてイオン打込み技術を用いることにより製造される
。
上述したMOSFETの制令プロセスを第5図〜第8図
に示す工程断面図を参照し下記に詳述する。
に示す工程断面図を参照し下記に詳述する。
(1) 第5図において示すように、p−型Stウエ
ハ(結晶面(100)、比抵抗5Ω−mすなわち濃度2
.8 X 10”crn−3)1を用意し、As(ヒ素
)不純物イオン打込み(ドーズ量5×:to”crn−
2,エネルギ70KeV)を行ない、拡散深さ0.35
μm。
ハ(結晶面(100)、比抵抗5Ω−mすなわち濃度2
.8 X 10”crn−3)1を用意し、As(ヒ素
)不純物イオン打込み(ドーズ量5×:to”crn−
2,エネルギ70KeV)を行ない、拡散深さ0.35
μm。
抵抗Ω/mlのソース・ドレイン領域となるn1型層4
(5)を形成する。
(5)を形成する。
この後、熱酸化により全表面に25nmの厚さにフィー
ルドSin、膜10を形成する。
ルドSin、膜10を形成する。
(2)次いでアクティブ領域及び基板よりのp+コンタ
クト部をKOH等を用いたホトエツチングして第6図に
示すようにn+型層より深くp型基板に達する凹み7(
深さ0.6−0.8μm)を形成する。この後ゲート酸
化(ドライo、、 1oooc)を行ない厚さ68nm
のグー)Sin、膜を形成する。
クト部をKOH等を用いたホトエツチングして第6図に
示すようにn+型層より深くp型基板に達する凹み7(
深さ0.6−0.8μm)を形成する。この後ゲート酸
化(ドライo、、 1oooc)を行ない厚さ68nm
のグー)Sin、膜を形成する。
(3)次いで第7図に示すように凹み底面に対し、P3
1(リン31)をゲート5iOz膜を通してイオン打込
み(125Ke 、 4X10” 〜8X10”)
。
1(リン31)をゲート5iOz膜を通してイオン打込
み(125Ke 、 4X10” 〜8X10”)
。
チャネル領域及び一部オフセット領域となるn−型層(
深さ0.21μm)9を形成する。なお、この工程とは
別にp+コンタクト部のためB(ホウ素)イオン打込み
(70KeV 12 X 10”ctn−2)を行な
い比抵抗40Ω/dのp++層14を形成する。
深さ0.21μm)9を形成する。なお、この工程とは
別にp+コンタクト部のためB(ホウ素)イオン打込み
(70KeV 12 X 10”ctn−2)を行な
い比抵抗40Ω/dのp++層14を形成する。
(4)厚さ3.50 nmのポリSi層をデポジットし
、イオン打込みによりリンをドープ(5X 10”m−
2)して低抵抗化した後、第8図に示すようにパターン
ニングしてポリStゲート3を形成する。この後、CV
D(気相化学堆積)法等によりS i O,を約40
nm厚に形成して層間絶縁膜11とし、コンタクトホト
エッチを行なってp+型層を窓開した後、A、、eを1
μm厚に蒸着し、バターニングエッチによりp型基板に
コンタクトするA−e電極15を得る。なお、ソース、
ドレイン領域に対して図示されない位置でコンタクトす
るAA電極が同時に形成される。
、イオン打込みによりリンをドープ(5X 10”m−
2)して低抵抗化した後、第8図に示すようにパターン
ニングしてポリStゲート3を形成する。この後、CV
D(気相化学堆積)法等によりS i O,を約40
nm厚に形成して層間絶縁膜11とし、コンタクトホト
エッチを行なってp+型層を窓開した後、A、、eを1
μm厚に蒸着し、バターニングエッチによりp型基板に
コンタクトするA−e電極15を得る。なお、ソース、
ドレイン領域に対して図示されない位置でコンタクトす
るAA電極が同時に形成される。
以上の実施例1で説明した本発明によれば下記の効果が
得られる。
得られる。
(4)デバイスとしての効果
(1) ソース・ドレイン底部より深い凹みの底面に
チャネル部が形成されるためゲート・ドレイン間のエツ
ジでの電界集中がなくなり、特に1μm程度の短チャネ
ルのMO8素子におけるドレイン耐圧が約45Vを実現
した。このことは2次元数値解析により確認された。
チャネル部が形成されるためゲート・ドレイン間のエツ
ジでの電界集中がなくなり、特に1μm程度の短チャネ
ルのMO8素子におけるドレイン耐圧が約45Vを実現
した。このことは2次元数値解析により確認された。
(2)短チヤネル化現象が緩和されているため出力コン
ダクタンスIDが極めて小さくなり、第17図にチャネ
ル長1μmの工。−vD特性曲線に示されるようにパン
チスルー現象が見られず良好な特性が得られた。
ダクタンスIDが極めて小さくなり、第17図にチャネ
ル長1μmの工。−vD特性曲線に示されるようにパン
チスルー現象が見られず良好な特性が得られた。
(3)オフセットゲートは凹みの斜面部に限定されるた
めゲート・ドレイン間及びゲート・ソース間の寄生容量
が小さくなり、動作速度を向上できる。
めゲート・ドレイン間及びゲート・ソース間の寄生容量
が小さくなり、動作速度を向上できる。
(4)チャネル領域へのドレイン電界の影響が低減され
ることにより■TH低下が緩和できる。
ることにより■TH低下が緩和できる。
(B) 製造法としての効果
(1) ソース・ドレインのためのn++層形成の後
に凹みを形成してここにチャネル領域をつくることで両
者の自己整合がなされる。
に凹みを形成してここにチャネル領域をつくることで両
者の自己整合がなされる。
(2)凹み形成に用いたフィールドS i O,膜をそ
のままチャネル部及びオフセット部のn−型層形成のた
めのマスクに利用することができる。
のままチャネル部及びオフセット部のn−型層形成のた
めのマスクに利用することができる。
〔実施例2〕
本発明による他の一実施例であるMOSFETの原理的
構造が第11図に示される。同図において第4図と共通
の構成部分はそれと同一の記号番号で指示されている。
構造が第11図に示される。同図において第4図と共通
の構成部分はそれと同一の記号番号で指示されている。
この例ではp型St基体1表面に凹み7が形成され、こ
の凹み内に絶縁膜2を介してゲート電極13が形成され
、チャネル領域6をはさんで基体表面にソース・ドレイ
ンとなるn+型領領域45が形成され、ゲート絶縁膜2
とチャネル領域6との界面がソース・ドレイン領域4.
5の底面より基体の内側に存在し、凹みの側面において
チャネル領域とドレイン(ソース)との間の半導体表面
にオフセット領域となる高比抵抗層9が形成されること
は実施例1の場合と共通であるが、この実施例では凹み
7の胴面の側面に適当な厚さの絶縁膜12が形成されて
おり、この絶縁膜]2によってゲート13の有効ゲート
長りが規定されている。
の凹み内に絶縁膜2を介してゲート電極13が形成され
、チャネル領域6をはさんで基体表面にソース・ドレイ
ンとなるn+型領領域45が形成され、ゲート絶縁膜2
とチャネル領域6との界面がソース・ドレイン領域4.
5の底面より基体の内側に存在し、凹みの側面において
チャネル領域とドレイン(ソース)との間の半導体表面
にオフセット領域となる高比抵抗層9が形成されること
は実施例1の場合と共通であるが、この実施例では凹み
7の胴面の側面に適当な厚さの絶縁膜12が形成されて
おり、この絶縁膜]2によってゲート13の有効ゲート
長りが規定されている。
この実施例2で示された半導体装置は上記したようにリ
セスゲートとオフセットゲートとが共用された構造をも
つ点では実施例1の場合と同じ作用効果を有し、したが
って短チヤネル効果の緩和についても実施例1の半導体
装置と同様の特徴を有する。さらにこの半導体装置では
凹み7の側面に形成した絶縁膜12の厚さtを変えるこ
とによって有効ゲート長L(すなわちチャネル長)を規
定できるため高い精度の短チヤネルMO8素子を実現で
きる。上記絶縁膜12の厚さtは以下に述べる製造プロ
セスに従って制御することができる。
セスゲートとオフセットゲートとが共用された構造をも
つ点では実施例1の場合と同じ作用効果を有し、したが
って短チヤネル効果の緩和についても実施例1の半導体
装置と同様の特徴を有する。さらにこの半導体装置では
凹み7の側面に形成した絶縁膜12の厚さtを変えるこ
とによって有効ゲート長L(すなわちチャネル長)を規
定できるため高い精度の短チヤネルMO8素子を実現で
きる。上記絶縁膜12の厚さtは以下に述べる製造プロ
セスに従って制御することができる。
第12図〜第15図は自己整合型のリセス・オフセット
ゲートMO8FETの製造プロセスの要部を工程断面図
により示すものである。
ゲートMO8FETの製造プロセスの要部を工程断面図
により示すものである。
(1) 前記実施例1(1)〜(3)で説明し、第5
図〜第7図で示した工程に従ってp型Si基板1の表面
にンースードレインのためのイオン打込みによるn+型
層4,5を形成し、フィールド5102M10を形成し
これをマスクとしてアクティブ領域の異方性エッチによ
り急峻な斜面の側面を有する凹み7をp型基板に達する
深さに形成後、ゲート熱酸化して形成したグー)Sin
2膜2を通して凹み70部分にイオン打込みによりn−
型層9を形成し、第12図に示す形態を得る。
図〜第7図で示した工程に従ってp型Si基板1の表面
にンースードレインのためのイオン打込みによるn+型
層4,5を形成し、フィールド5102M10を形成し
これをマスクとしてアクティブ領域の異方性エッチによ
り急峻な斜面の側面を有する凹み7をp型基板に達する
深さに形成後、ゲート熱酸化して形成したグー)Sin
2膜2を通して凹み70部分にイオン打込みによりn−
型層9を形成し、第12図に示す形態を得る。
(21CVD 会Stow又はCVD−PSG等をデポ
ジットし第13図に示すように全面に0.4〜0.5μ
mの厚さに絶縁膜12を形成する。この絶縁膜12の厚
さt。を適当に選ぶことによって凹み7内部においてゲ
ートの有効部位置を規定し、かつその長さを制御すると
同時にオフセットゲート幅を規定する。
ジットし第13図に示すように全面に0.4〜0.5μ
mの厚さに絶縁膜12を形成する。この絶縁膜12の厚
さt。を適当に選ぶことによって凹み7内部においてゲ
ートの有効部位置を規定し、かつその長さを制御すると
同時にオフセットゲート幅を規定する。
(3)上記CvD−8iO!等からなる絶縁膜に対して
KOH等による異方性エツチングを行なう。この異方性
エッチによれば凹み7の底面にそった平面部分のCVI
)asiO,におけるエッチ速度に比して凹みの側面に
そった斜面部分におけるエッチ速度が小さいことにより
、平面部分のCvD@5iO6がエッチされつ(しグー
)Sin、膜が露出した後にも側面部分のSin!膜1
2は第14図に示すようにある厚みtをもって残存する
。
KOH等による異方性エツチングを行なう。この異方性
エッチによれば凹み7の底面にそった平面部分のCVI
)asiO,におけるエッチ速度に比して凹みの側面に
そった斜面部分におけるエッチ速度が小さいことにより
、平面部分のCvD@5iO6がエッチされつ(しグー
)Sin、膜が露出した後にも側面部分のSin!膜1
2は第14図に示すようにある厚みtをもって残存する
。
(4)このあと全面にポIJ S iをデポジットし、
バターニングエッチにより第15図に示すようにポリS
iゲート13を形成する。このポリSiゲート13はこ
の後P(リン)等をドープして低抵抗化した後、図示さ
れないが全面に保護用の絶縁膜で覆い、コンタクトホト
エッチを行なってソース・ドレイン部を窓開し、Ap無
蒸着よりソース・ドレイン電極取り出しを行うことにな
る。第16図は保護用絶縁膜を形成する前の本実施例の
MOSFETの形態を示す一部断面斜視図である。
バターニングエッチにより第15図に示すようにポリS
iゲート13を形成する。このポリSiゲート13はこ
の後P(リン)等をドープして低抵抗化した後、図示さ
れないが全面に保護用の絶縁膜で覆い、コンタクトホト
エッチを行なってソース・ドレイン部を窓開し、Ap無
蒸着よりソース・ドレイン電極取り出しを行うことにな
る。第16図は保護用絶縁膜を形成する前の本実施例の
MOSFETの形態を示す一部断面斜視図である。
以上の実施例2で説明した本発明によれば下記の効果が
得られる。
得られる。
(A) デバイスとしての効果
(1) 短チヤネル効果の緩和すなわち耐圧性向上。
y−Dの改良、寄生容量の減少にともなう速度の向上、
■TH低下の緩和は全て実施例1の場合と全く同様のこ
とが言える。
■TH低下の緩和は全て実施例1の場合と全く同様のこ
とが言える。
(2)凹み側面に形成した絶縁膜によって有効ゲート長
を規定でき高精度、高集積化した短チヤネルMO8素子
が得られる。
を規定でき高精度、高集積化した短チヤネルMO8素子
が得られる。
(3)凹み側面に形成した絶縁膜の厚さによって最適の
オフセットゲート長が得られ、寄生容量を極限までに小
さくすることができる。
オフセットゲート長が得られ、寄生容量を極限までに小
さくすることができる。
(4)上記(11〜(3)の効果を組合わせることによ
り短チヤネル効果の緩和を一層大きくすることができる
。
り短チヤネル効果の緩和を一層大きくすることができる
。
(B) プロセスとしての効果
(11異方性エッチを利用して凹み側面に任意の厚さの
絶縁膜を形成し、この絶縁膜を用い℃自己整合的にゲー
ト電極の有効ゲート長を得ることができる。
絶縁膜を形成し、この絶縁膜を用い℃自己整合的にゲー
ト電極の有効ゲート長を得ることができる。
(2)ゲート電極は不純物導入処理後に自己整合的に形
成するものであるから、特に耐熱材料に限定されるもの
でなく1例えはA1等を用いることも可能である。
成するものであるから、特に耐熱材料に限定されるもの
でなく1例えはA1等を用いることも可能である。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更
可能であることはいうまでもない。
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更
可能であることはいうまでもない。
たとえば実施例1.2を通じてゲート電極材料はボIJ
S i以外にMoや非耐熱性材料であるA形を使用す
ることができる。
S i以外にMoや非耐熱性材料であるA形を使用す
ることができる。
実施例2において凹み側面に形成する材料はエッチ方位
を選択できる絶縁膜であればSiO□以外の材料を使用
してもよい。
を選択できる絶縁膜であればSiO□以外の材料を使用
してもよい。
実施例1.2ではnチャネルMO8FETの場合を示し
たがpチャネルMO8FETにも本発明を応用できる。
たがpチャネルMO8FETにも本発明を応用できる。
本発明は短チャネルのMOSFETを含む回路の全てに
適用できる。
適用できる。
特に本発明は高速動作を要求されるロジック回路及び耐
圧も要求されるアナログ回路等に適用して極め℃有効で
ある。
圧も要求されるアナログ回路等に適用して極め℃有効で
ある。
第1図はMOSFETの一般的な構造を示す断面図であ
る。 第2図はりセスゲート形MO8FETの一例を示す断面
図である。 第3図はオフセットゲート形MO8FETの一例を示す
断面図である。 第4図は本発明の一実施例であるMOS FETの断面
図である。 第5図〜第8図は本発明の一実施例であるMOSFET
の製造プロセスを示す工程断面図である。 第9図は本発明の一実施例であるMOSFETの全体平
面図である。 第10図は第9図におけるA−A切断断面図である。 第11図は本発明の他の一実施例であるMOSFETの
断面図である。 第12図〜第15図は本発明の他の一実施例であるMO
SFETの製造プロセスの一部を示す工程断面図である
。 第16図は本発明の他の一実施例であるMOSFETの
一部工程における一部断面斜視図である。 第17図は工。−vo特性曲線図である。 1・・・p型Si基体、2・・・ゲート絶縁膜、3・・
・ゲート電極、4・・・n+型層(ソース)、5・・・
n+型層(ドレイン)、6・・・チャネル領域、7・・
・凹み、8・・n一層(オフセント部)、9・・・n一
層(オフセント’1,10・・・フィール)” S i
Ox 117&、 11・・・層間絶縁膜、122
−CVD−8to膜、13−・・ゲート電極、14・・
・p+型層、15・・・基板電極。 第 1 図 第 4 図 第 7 図 天二 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 258− 第17図 Yθ r・−)ずあ−2σl煕
る。 第2図はりセスゲート形MO8FETの一例を示す断面
図である。 第3図はオフセットゲート形MO8FETの一例を示す
断面図である。 第4図は本発明の一実施例であるMOS FETの断面
図である。 第5図〜第8図は本発明の一実施例であるMOSFET
の製造プロセスを示す工程断面図である。 第9図は本発明の一実施例であるMOSFETの全体平
面図である。 第10図は第9図におけるA−A切断断面図である。 第11図は本発明の他の一実施例であるMOSFETの
断面図である。 第12図〜第15図は本発明の他の一実施例であるMO
SFETの製造プロセスの一部を示す工程断面図である
。 第16図は本発明の他の一実施例であるMOSFETの
一部工程における一部断面斜視図である。 第17図は工。−vo特性曲線図である。 1・・・p型Si基体、2・・・ゲート絶縁膜、3・・
・ゲート電極、4・・・n+型層(ソース)、5・・・
n+型層(ドレイン)、6・・・チャネル領域、7・・
・凹み、8・・n一層(オフセント部)、9・・・n一
層(オフセント’1,10・・・フィール)” S i
Ox 117&、 11・・・層間絶縁膜、122
−CVD−8to膜、13−・・ゲート電極、14・・
・p+型層、15・・・基板電極。 第 1 図 第 4 図 第 7 図 天二 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図 第16図 258− 第17図 Yθ r・−)ずあ−2σl煕
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基体表面に凹みが形成され、この凹み内に絶
縁膜を介してゲート電極が設けられ、このゲート下をチ
ャネル領域としてこの領域をはさんで半導体基体表面に
基体と逆の導電型領域がソース・ドレインとして形成さ
れ、ゲート下の絶縁膜と半導体基体との界面はソース・
ドレインの底面よりも基体の内側に存在するとともに上
記凹み側面においてチャネル領域と少なくともドレイン
との間に高比抵抗層がオフセット領域として形成されて
いることを特徴とする絶縁ゲート半導体装置。 2、半導体基体表面に凹みが形成され、この凹み内に絶
縁膜を介してゲート電極が設けられ、このゲート下をチ
ャネル領域としてこの領域をはさんで半導体基体表面に
基体と逆の導電型領域がソース・ドレインとして形成さ
れ、ゲート下の絶縁膜と半導体基体との界面はソース・
ドレインの底面よりも基体の内側に存在し、上記凹み側
面においてチャネル領域と少なくともドレインとの間に
高比抵抗層がオフセント領域として形成されるとともに
、凹みの側面上に厚い第2の絶縁膜が形成されこの第2
の絶縁膜によって前記ゲート電極の有効ゲート長が規定
されていることを特徴とする絶縁ゲート半導体装置。 3、半導体基体表面にソース・ドレイン形成のための基
体と逆の導電型層をつくる不純物を高濃度に導入する工
程、上記逆の導電型層の形成された基体表面を部分的に
エッチして凹みを形成する工程、上記凹み底面に露出す
る半導体基体表面に熱酸化によりゲート絶縁膜を形成し
、このゲート絶縁膜を通して半導体基体表面にオフセッ
ト部を形成するための基体と逆の導電型層をつくる不純
物を低濃度に導入する工程及びゲート絶縁膜上にゲート
電極を形成する工程とを有する絶縁ゲート半導体装置の
製造方法。 4、半導体基体表面にソース・ドレイン形成のための基
体と逆の導電型層をつくる不純物を高濃度に導入する工
程、上記逆の導電型層の形成された基体表面を部分的に
エッチして凹みを形成する工程、上記凹み底面に露出す
る半導体基体表面に熱酸化によりゲート絶縁膜を形成し
、このゲート絶縁膜を通して半導体基体表面にオフセッ
ト部を形成するための基体と逆の導電型層をつくる不純
物を低濃度に導入する工程、ゲート絶縁膜の上に第2の
絶縁膜を堆積させる工程、異方性エッチにより凹みの平
面部上の第2の絶縁膜を選択的に取り除くとともに凹み
の側面部上の第2の絶縁膜を残存させる工程及び残存す
る第2の絶縁膜を含めてゲート絶縁膜上に電極材を堆積
させることによりゲート電極を形成する工程とを有する
絶縁ゲート半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4882483A JPS59175161A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 絶縁ゲ−ト半導体装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4882483A JPS59175161A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 絶縁ゲ−ト半導体装置とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175161A true JPS59175161A (ja) | 1984-10-03 |
Family
ID=12813969
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4882483A Pending JPS59175161A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 絶縁ゲ−ト半導体装置とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175161A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61156772A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-16 | Sony Corp | 電界効果トランジスタの製造方法 |
EP0295643A2 (en) * | 1987-06-17 | 1988-12-21 | Nec Corporation | Field effect transistor with short channel length and process of fabrication thereof |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP4882483A patent/JPS59175161A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61156772A (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-16 | Sony Corp | 電界効果トランジスタの製造方法 |
EP0295643A2 (en) * | 1987-06-17 | 1988-12-21 | Nec Corporation | Field effect transistor with short channel length and process of fabrication thereof |
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