JPH09252130A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH09252130A
JPH09252130A JP8772296A JP8772296A JPH09252130A JP H09252130 A JPH09252130 A JP H09252130A JP 8772296 A JP8772296 A JP 8772296A JP 8772296 A JP8772296 A JP 8772296A JP H09252130 A JPH09252130 A JP H09252130A
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region
film
gate
channel
semiconductor device
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JP8772296A
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Makoto Yoshimi
見 信 吉
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ゲート電圧が連続的にオン・オフしても、S
OI素子ドレイン電流オーバーシュート現象を常に安定
的にして、高速で安定した動作のSOI・MOSFET
を提供する。 【解決手段】 半導体基板上に形成された絶縁膜上の単
結晶シリコン層の一部を高濃度に拡散させた基板コンタ
クトを設け、単結晶シリコン層に形成されたソースドレ
イン領域と、第2の絶縁膜を介して基板コンタクトの上
方に本体素子を設け、基板コンタクトと本体素子との間
にゲート電圧に連動してソース領域とドレイン領域間の
中性領域と基板コンタクトとの間のコンダクタンスを単
結晶シリコン層に形成された空乏層により制御するスイ
ッチング素子を設け、ゲート印加電圧が本体素子のチャ
ネルを導通させる電圧のときに、中性領域と高濃度拡散
領域とを電気的に非導通とし、ゲート印加電圧がチャネ
ルを非導通とさせる電圧のときに、中性領域と高濃度拡
散領域とを電気的に導通させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属酸化膜半導体・
電界効果トランジスタ(MOSFET)等の集積回路
(IC)を有する半導体装置に係り、さらに詳しくはS
OI(絶縁膜上単結晶シリコン―Silicon On Insulator
―)膜にMOSFETを形成したSOIトランジスタの
動作の高速化及び高性能化を実現した半導体装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】シリコンMOSFETは近年著しい進展
を遂げており、特に前記SOIトランジスタ(SOI・
MOSFET、以下、SOI素子と呼ぶ)はドレイン拡
散層とSOI下地基板との間の寄生容量を低減できるた
めに、バルクシリコン基板に形成したMOSFET(以
下、バルク素子と呼ぶ)よりも高速で動作することがで
きることは良く知られている。
【0003】しかしながら、この動作速度の改善の度合
いを定量的にバルク素子の動作速度と比較すると、例え
ば実効チャネル長0.25μmの無負荷CMOSインバ
ータにおいては、典型的には約2倍の動作速度の違いが
あるものの、負荷容量が増大するとこの優位性は徐々に
減少傾向を示すようになり、大規模集積化(LSI)回
路レベルではその高速化の程度はせいぜい20%‐50
%にとどまっていた。この改善度は決して小さいもので
はないが、SOI基板の価格やSOI素子プロセスの開
発コスト等を考慮すると、さらに大幅な性能的改善の実
現が望まれていた。
【0004】一方、MOS素子の高速動作を実現するた
めには、ドレイン電流を増大させることが有効である
が、通常のチャネル下のシリコン膜が電気的に浮遊状態
にあるSOI素子においては、ゲート電圧が閾(しき
い)値より下の電圧(以下、オフ電圧という)から閾値
以上の電圧(以下、オン電圧という)に短時間で変化し
たときに、チャネル下に延在する空乏層から排出された
過剰の正孔が中性領域に長時間滞留し、その結果、実効
的な閾値が下がってドレイン電流が過剰に流れてしまう
という、いわゆるドレイン電流オーバシュート現象が発
生することが知られている(例えば、K.Kato他;IEEE,T
ransaction on Electron Devices, Vol.33,1986参
照)。
【0005】上記ドレイン電流オーバシュート現象は、
ソースにおいて過剰の正孔が電子と再結合して熱平衡状
態に達する数10から100ミリ秒もの長時間持続する
が、この現象の発生がゲート電圧の印加の履歴によると
いう問題を有していた。すなわち、図4に示されるよう
に、複数個のゲート電圧パルスが短い間隔で連続的に印
加されることにより、オーバシュート電流は除々に減少
することが知られている(上記文献参照)。これは、第
1のパルスがオフした後、中性領域の正孔濃度が熱平衡
状態に復帰するには、やはり数10から100ミリ秒も
の長時間を必要としているため、正孔濃度が熱平衡状態
に復帰する前に、次のオン電圧が印加された場合、空乏
層から排出される正孔の数は最初のオン電圧印加の際よ
りも少なくなり、実効的閾値の減少分が小さくなること
に因る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みてなされたものであり、SOI素子の動作速度を飛
躍的に改善すると共に、安定な動作を実現できるトラン
ジスタ構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る半導体装置は金属酸化膜半導体電界効
果トランジスタ(MOSFET)を構成するものであ
り、このMOSFETは、基板コンタクト部と、本体素
子と、スイッチング素子と、を備えている。
【0008】前記基板コンタクト部は、支持基板上に載
置された第1の絶縁膜上に島状に形成された半導体基板
の一部分を、伝導電子濃度が正孔濃度よりも大きい導電
型と小さい導電型の何れか一方である第1の導電型の不
純物を高濃度に拡散させて形成されている。
【0009】前記本体素子は、前記半導体基板の他の一
部分に伝導電子濃度が正孔濃度よりも大きい導電型と小
さい導電型の何れか他方である第2の導電型の不純物を
拡散させた拡散領域により形成されるソース領域と、こ
のソース領域から所定方向に一定距離だけ離間して位置
すると共に前記第2の導電型不純物の拡散領域により形
成されるドレイン領域と、前記ソース領域およびドレイ
ン領域に挟まれる位置に第1または第2の導電型の不純
物により形成されるチャネル領域と、このチャネル領域
を第2の絶縁膜を介して制御する第1のゲート領域と、
を備える。
【0010】スイッチング素子は、前記チャネル方向に
直交する方向でかつ前記第1のゲート領域と一体に形成
される第2のゲート領域と、前記第2の絶縁膜を介して
前記第2のゲート領域に対応する前記第2の絶縁膜の下
側の位置に形成されると共に、隣接する前記基板コンタ
クト部の高濃度拡散領域との間のコンダクタンスを前記
本体素子のゲートへの印加電圧が前記チャネルを導通さ
せる電圧により制御するコンダクタンス制御領域と、を
備える。
【0011】本発明に係る半導体装置は上記基板コンタ
クト部、本体素子、スイッチング素子を含む金属酸化膜
電界効果トランジスタより構成されている。
【0012】さらに、前記スイッチング素子は、ゲート
印加電圧が前記トランジスタのチャネルを導通させる電
圧のときにスイッチング素子のコンダクタンス制御部を
全て空乏化することにより、前記本体素子のチャネル下
に形成される中性領域と前記基板コンタクト部とを電気
的に非導通とし、ゲート印加電圧が前記チャネルを非導
通とさせる電圧のときに前記コンダクタンス制御領域の
一部にまで中性領域を発生させることにより、本体側中
性領域と前記基板コンタクト部とを電気的に導通させる
ことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置の
好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。図1ないし図5は本発明の第1の実施の
形態に係る半導体装置及びその製造方法をそれぞれ説明
するための図である。図1において、本発明に係る半導
体装置は金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MO
SFET)1を構成している。このMOSFET1は、
本体トランジスタを構成する本体素子10と、スイッチ
ングトランジスタを構成するスイッチング素子20と、
を備えている。
【0014】前記MOSFET1は、正孔濃度が伝導電
子濃度よりも大きい第2の不純物半導体(以下、P型と
いう)のシリコン基板2上に形成された第1の絶縁膜3
上に形成されている。この絶縁膜3上には、島状に形成
されたP型半導体の絶縁膜上シリコン(SOI)層4の
一部分に前記P型不純物半導体を拡散させた拡散領域に
より形成されるソース領域11と、このソース領域から
所定方向に一定距離だけ離間して位置すると共に前記P
型不純物半導体の拡散領域により形成されるドレイン領
域12と、前記ソース領域11およびドレイン領域12
に挟まれる部分に位置する中性領域5と、が形成されて
いる。
【0015】前記中性領域5の上部側には、第2の絶縁
膜7を介してN型又はP型の不純物半導体により多結晶
シリコン膜8が形成されており、この多結晶シリコン膜
8は前記中性領域5の上方に位置するチャネル領域14
と、このチャネル領域14のチャネル方向(図1(a)
における3本の矢印)に直交する方向に延長された位置
でかつ前記SOI層4を外れた部位に位置する本体素子
用のゲート電極を形成するための第1のゲート電極のコ
ンタクト領域15と、この第1のゲート電極のコンタク
ト領域15とは逆側に延長された部位に位置するスイッ
チング素子用のゲート電極を形成するための第2のをゲ
ート領域21と、が一体に形成されている。尚、N型と
は、伝導電子濃度が正孔濃度よりも大きい第1の不純物
半導体のことをいう。
【0016】前記SOI層4は、本体素子10のソース
領域11とドレイン領域12とに挟まれた中性領域5
と、前記多結晶シリコン膜8の前記第2のゲート領域2
1をさらに外れてP型不純物半導体を高濃度に拡散させ
て形成されると共に前記中性領域5と電気的に導通させ
るための高濃度拡散領域としての基板コンタクト6と、
を含んでいる。
【0017】また、前記スイッチング素子20は、スイ
ッチングトランジスタ用ゲート電極が設けられる前記第
2のゲート領域21と、前記第2の絶縁膜7を介して前
記第2のゲート領域21に対応する前記中性領域5の一
部分に位置すると共に隣接する基板コンタクト6の高濃
度拡散領域との間のコンダクタンスを制御するために前
記本体素子へのゲート印加電圧が前記チャネルを導通さ
せる電圧のときに空乏化されるスイッチング素子側中性
領域22と、を備えている。
【0018】したがって前記中性領域5は、前記ソース
領域11及びドレイン領域12間に位置する本体トラン
ジスタ10側の中性領域16と、前記スイッチング素子
側中性領域22と、を含んで構成されている。また、基
板コンタクト6にはアルミニウム等の基板電極端子9が
取り付けられ、また、本体素子10側の第1のゲート領
域15にもアルミニウム等のゲート電極端子17が取り
付けられている。
【0019】前記スイッチング素子20は、前記中性領
域22が空乏化されていることにより、前記本体素子1
0のゲート印加電圧Vgが前記トランジスタのチャネル
を導通させるオン電圧のときに、前記中性領域22と前
記基板コンタクト6の高濃度拡散領域とを電気的に非導
通とし(図1(b)参照)、ゲート印加電圧Vgが前記
チャネルを非導通とさせるオフ電圧のときに、前記中性
領域22と前記基板コンタクトの高濃度拡散領域とを電
気的に導通させる(図1(c)参照)ことを特徴として
いる。
【0020】したがって、本発明の要旨は、図1に示す
ように、多結晶シリコン8よりなるチャネル領域14の
下の中性領域5に接続される基板コンタクト6を設ける
ことにより、回路動作に用いるトランジスタ(本体素
子)10の他に、基板コンタクト6と本体トランジスタ
10側の中性領域16との間に、本体素子10のゲート
電圧に連動して前記中性領域16と基板コンタクト6間
のコンダクタンスを制御するスイッチング用トランジス
タ(スイッチング素子)20をもうけることにある。こ
のスイッチング素子20は、例えば平面的にはSOI素
子のゲート電極領域の延長部に載置されている。このス
イッチング素子20は、例えばチャネル部14の延長部
分である第2のゲート領域21の不純物濃度を低くし
て、本体素子10のチャネル部14と比べて同一のゲー
ト電圧におけるチャネル下部の中性領域22の空乏層の
広がりが大きくなるように設定されている。その結果、
SOI素子のゲート電圧がオンのときには、スイッチン
グ素子20では空乏層がSOI膜の深さ方向に延びきり
基板コンタクト6と中性領域5は電気的に切り離され、
逆にゲート電圧がオフのときには空乏層が狭まって基板
コンタクト6と中性領域5とを電気的に接続するように
設計されている。
【0021】したがって、ゲート電圧がオン電圧のとき
には、SOI素子は基板浮遊状態となり、中性領域の正
孔はオン電圧の印加と同時に長時間チャネル内に滞留す
る。逆に、ゲート電圧がオフ電圧のときには、基板コン
タクトと中性領域が電気的に接続される結果、中性領域
は速やかに熱平衡状態に復帰するため、ゲート電極に連
続的に電圧が印加される場合でも、ゲートがオンする度
にチャネルの中性領域は正孔が過剰となる。このため、
ゲートに単発のオン電圧が印加される場合と同様に、連
続的にパルス電圧が印加される場合であってもパルス間
隔とは無関係に電流オーバーシュート現象が再現性良く
現れることになる。
【0022】次に、上記第1の実施の形態に係る半導体
装置の製造方法について、図2を参照しながら説明す
る。まず、図2(a)に示すように、比抵抗5オーム/
cmの結晶方位[100]のP型シリコン基板2に酸素
イオンを加速電圧180kV、ドーズ量4×1017cm
-2でイオン注入し、その後に1350℃の温度で熱処理
を施すことによりシリコン基板2の表面に厚さ90nm
の埋め込み酸化膜31と、厚さ170nmの単結晶シリ
コン膜32と、を形成する。次に、この表面を熱酸化
し、ウェットエッチングにより単結晶シリコン膜32を
厚さ130nmにまで薄くする。
【0023】次に、図2(b)に示すように、窒化シリ
コン(SiN)膜33を酸化防止膜として用いて、周知
の選択酸化法によりSOI膜32の素子領域以外の部分
は全て素子分離用のシリコン酸化膜としての第1の絶縁
膜3を形成し、素子領域に相当する部分のSOI膜32
をSOI層4として形成する。次に、熱酸化を行なっ
て、第2の絶縁膜7を形成する(図2(c)参照)。
【0024】次に、本体トランジスタのチャネル領域の
みをレジストにより覆い、スイッチングトランジスタの
素子領域に相当する部分を露出して、ボロン(B)イオ
ンを加速電圧50kV、ドーズ量1×1012cm-2でイ
オン注入した(図示せず)。その後、スイッチングトラ
ンジスタの素子領域となる部分をレジスト膜34により
覆い、ボロン(B)イオンを加速電圧50kV、ドーズ
量1×1013cm-2で再びイオン注入した(図2(d)
参照)。
【0025】その結果、完成後の半導体装置において
は、本体素子のチャネルに対応する中性領域の閾値は
0.6Vであり、スイッチング素子の中性領域の閾値は
0Vであった。次に、化学的気相(以下、CVD―Chem
ical Vapour Deposition―)法によりポリシリコン膜8
を堆積してからリンを添加した後、周知の方法によりコ
ンタクト孔、アルミニウム配線9及び17、パッシベー
ション膜等を形成して半導体装置1を完成させた(図2
(e)参照)。完成後のシリコン膜の膜厚は100nm
であった。
【0026】図3ないし図5を用いて、本発明の第1の
実施の形態に係る半導体装置の素子特性を従来の半導体
装置の特性と比較しながら説明する。半導体装置1の本
体素子10のドレイン電圧に2Vを印加した状態で、ゲ
ートに0V(オフ電圧)から2V(オン電圧)に変化す
る矩形の電圧を印加し、基板コンタクト6には0Vを印
加した。その結果前述したように、従来の半導体装置に
おいては、図4に示されるように、連続的に印加される
ゲートパルス電圧に対して、オーバーシュート電流は徐
々に減少すると特性を示していたが、本発明に係る半導
体装置によれば図5に示すように、電流オーバーシュー
ト現象は連続パルスの印加に対して、同一の大きさで発
生していることが分かる。これは、前述したように基板
コンタクト6と本体素子10の中性領域16との間に形
成されたスイッチング素子20がゲート電圧がオン電圧
のときにチャネルの空乏層を埋め込み酸化膜まで延び込
み、中性領域と基板コンタクトを非導通としてSOI素
子を浮遊状態で動作させ、ゲート電圧がオフ電圧になる
と中性領域と基板コンタクトを導通させて中性領域の正
孔が熱平衡状態へと速やかに復帰させるためである。
【0027】なお、上述した第1の実施の形態に係る半
導体装置は、スイッチング素子の中性領域を空乏化する
ために、スイッチングトランジスタの素子領域となる部
分をレジスト膜34により覆ってからボロンイオンを注
入するようにして、チャネル部の閾値を本体素子とスイ
ッチング素子とで異ならせるようにしたが、本発明はこ
れに限定されず、空乏化させる手段として以下の実施の
形態のような種々のものが考えられる。
【0028】図6は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体装置を示す平面図及びVI-VI'切断の断面図であ
る。図6(a)の概略平面図に示される第2の実施の形
態に係る半導体装置の平面的な概観は、図1(a)とほ
ぼ同一である。第2の実施の形態に係る半導体装置1A
は、図6(b)及び(c)の断面図に示されるように、
SOI層5のスイッチング素子20の部分に凹部23が
形成されており、この凹部23によってこの部分のSO
I層5の膜厚が他の部分よりも薄くなった薄層部24と
なっている。
【0029】上記のような第2の実施の形態に係る半導
体装置においても、第1の実施の形態に係る装置と同様
の動作を行なう。すなわち、ゲートパルス電圧がゲート
電極17に印加されると、スイッチング素子20の薄層
部24ではチャネルの空乏層がSOI膜の深さ方向に延
びきり基板コンタクト6と中性領域5は電気的に切り離
され(図6(b)参照)、逆にゲート電圧がオフのとき
には空乏層が狭まって基板コンタクト6と中性領域5と
を電気的に接続する(図6(c)参照)。
【0030】次に、この第2の実施の形態に係る半導体
装置の製造方法について、図7を参照しながら説明す
る。この第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法
も第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法との相
違点を重点的に説明するまず、図7(a)において、P
型シリコン基板2に酸素イオンをイオン注入してから熱
処理を施して、埋め込み酸化膜31と単結晶シリコン膜
32を形成し、その後ウェットエッチングにより単結晶
シリコン膜32の膜厚を薄くする。この処理工程は第1
の実施の形態に係る半導体装置の製造方法と同様であ
る。
【0031】次に、図7(b)に示すように、前記薄層
部24に相当する位置が開孔された窒化シリコン(Si
N)膜35を酸化防止用のマスクにして選択酸化を行な
い、酸化層36を形成する。次に、窒化膜35と酸化層
36とを共に除去することにより、表面に凹部37を有
する単結晶シリコン層32が形成される。
【0032】第1の実施の形態に係る半導体装置の製造
方法に比較してこの2つの処理工程を余計に経た後、図
7(d)に示すように、再び窒化シリコン(SiN)膜
33を酸化防止膜として図2(b)と同様の処理を行な
うことにより、SOI膜32の素子分離用のシリコン酸
化膜としての第1の絶縁膜3を形成し、素子領域に相当
する部分のSOI膜32をSOI層4として形成する。
次に、熱酸化を行なって、第2の絶縁膜7を形成する
(図7(e)参照)。
【0033】次に、本体トランジスタ及びスイッチング
素子のチャネル領域に相当する部分を露出して、ボロン
(B)イオンをイオン注入し(図7(e)参照)、スイ
ッチング素子領域が薄層部24となり本体素子領域が通
常の厚さの中性領域16となったチャネル領域5を備え
るSOI膜4を形成した(図7(f)参照)。以上の各
処理工程を経て、スイッチング素子のチャネル領域が薄
層化されることにより空乏化された中性領域を有する半
導体装置が完成することになる。
【0034】次に、本発明の第3の実施の形態に係る半
導体装置について説明する。この第3の実施の形態に係
る半導体装置は、第1及び第2の実施の形態に係る半導
体装置がN型MOSFETであったのに対して、P型M
OSFETにより構成されている点に特徴を有する。こ
の第3の実施の形態に係る半導体装置の構成は、図1に
示されたものとほぼ同一であるので、図示説明は省略す
る。また、第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方
法についても、図2により説明した第1の実施の形態に
係る半導体装置の製造方法と図2(c)の処理工程まで
同様であるが、その後の工程が若干異なるので以下その
相違点を説明する。
【0035】図2(c)に示されたゲート絶縁膜7が形
成された後、このゲート絶縁膜7を介してリン(P)イ
オンを低いドーズ量(例えば、1×1012cm-2)でイ
オン注入する。その後、図2(d)と同様に、レジスト
34をスイッチング素子領域に形成して、再度リン
(P)を高濃度(例えば、1×1013cm2 )でイオン
注入する。
【0036】このイオン注入により、本体トランジスタ
10の閾値は高くなりすぎる傾向があるので、レジスト
34を介して本体トランジスタ10のチャネル表面付近
にボロン(B)をイオン注入する(例えば、5×1012
cm-2のドーズ量)ことが望ましい。このようにしてP
型MOSFETによる半導体装置が形成される。本発明
においては、このようなP型MOSFETによる半導体
装置であってもN型素子と全く同様の効果を有すること
はいうまでもない。
【0037】次に、第4の実施の形態に係る半導体装置
について説明する。この第4の実施の形態に係る半導体
装置は、スイッチング素子20に含まれる第2のゲート
電極材料をP型半導体に変更することにより、スイッチ
ング素子の閾値を変えるものである。具体的な構成とし
ては、図8に示すように、多結晶シリコン層8の素子領
域のチャネル領域14を高濃度のP型不純物半導体によ
り形成し、スイッチング素子領域の第2のゲート領域2
5を高濃度のN型不純物半導体により形成するものであ
る。
【0038】この第4の実施の形態に係る半導体装置の
製造方法について説明する。本実施の形態においては、
スイッチング素子20の空乏層を本体素子10に比べて
深さ方向に長く延ばすために、スイッチング素子20の
閾値は低く設定されている。例えば、再びN型MOSF
ETを例にして説明すると、本体素子10のゲート電極
15には高濃度のP型多結晶シリコンが用いられている
のに対してスイッチング素子領域に含まれる第2のゲー
ト領域25には前述の高濃度のN型多結晶シリコンが用
いられている。このように形成するためにはゲート電極
を形成する際に周知のパターニング技術によりレジスト
を形成してイオン注入を行なうのに、高濃度N型多結晶
シリコンにはリン(P)を注入し、高濃度P型多結晶シ
リコンにはボロン(B)をイオン注入することにより実
現することができる。
【0039】次に、図9及び図10は本発明の第5の実
施の形態に係る半導体装置を示している。この第5の実
施の形態に係る半導体装置は、下地埋め込み酸化膜のさ
らに下方側よりバイアスを印加する例である。すなわ
ち、図9に示すように、下地P型シリコン基板2中に形
成されたN型高濃度拡散領域26に正のバイアスを印加
すれば、スイッチング素子20のチャネル領域27内の
空乏層28が埋め込み酸化膜方向からゲート電極方向に
延びて、その結果、本体素子10がオンしているときに
スイッチング素子20では下地酸化膜3にまで空乏層が
延び切って、本体素子10の中性領域16と高濃度P型
不純物拡散領域6とが電気的に切り離される(図9
(b)参照)。また、本体素子10がオフしているとき
には、中性領域16がSOI膜4の中層の深さに形成さ
れるので、中性領域16と高濃度P拡散領域6とは電気
的に接続されることになる(図9(c)参照)。
【0040】この第5の実施の形態に係る半導体装置の
製造方法は、図10に示されるように、下地P型半導体
基板3に埋め込まれたN型高濃度拡散領域26とスイッ
チング素子20のチャネル領域27中の空乏層28との
形成方法が他の実施の形態に係る半導体装置の製造方法
と異なる点である。すなわち、図10(a),図10
(b)及び図10(c)の処理工程については、第1の
実施の形態に係る半導体装置の製造方法で説明した図2
(a)(b)(c)のものと同一である。
【0041】図10(c)において、素子分離膜3が形
成された後に、この第5の実施例に係る半導体装置の製
造方法においては、図10(d)に示されるように、前
記N型高濃度拡散領域26及び空乏層28に相当する部
位に開孔部を有するレジストパターン38を形成し、リ
ン(P)を高い加速電圧によりイオン注入して前記N型
高濃度拡散領域26と、チャネル領域27中の空乏層2
8とを形成する。その後、ゲート領域となる多結晶シリ
コン膜8を形成して装置を完成させる点は従前の実施の
形態に係る半導体装置の製造方法と同様である。この第
5の実施の形態に係る半導体装置の長所は、チャネルイ
オン注入に関しては、本体素子とスイッチング素子が共
通でよいところであり、処理工程が若干ではあるが簡略
化できるという利点を有する。
【0042】以上、本発明に係る半導体装置の実施の形
態を5つ示したが、本発明の要旨は本体素子に隣接して
中性領域と高濃度P型拡散領域との間のコンダクタンス
を制御するスイッチングトランジスタ(素子)を設ける
点にあり、上記第1ないし第5の実施の形態を適宜組み
合わせて同様の効果を達成することも可能である。ま
た、上記本発明の要旨を逸脱しない限り、種々の変形・
変更を行なうことも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る半導体装置及びその製造方法によれば、半導体基板
上に形成された絶縁膜上の単結晶シリコン層の一部を高
濃度に拡散させてなる基板コンタクトを設け、この単結
晶シリコン層に形成されたソース領域及びドレイン領域
と、第2の絶縁膜を介して基板コンタクトの上方に多結
晶シリコン層により形成されたゲート領域とを含む本体
素子を設け、前記基板コンタクトと前記本体素子との間
に、回路動作に用いられる前記本体素子のゲート電圧に
連動して前記ソース領域とドレイン領域間の中性領域と
前記基板コンタクトとの間のコンダクタンスを前記単結
晶シリコン層に形成された空乏層により制御するスイッ
チング素子を設けるようにしたので、前記スイッチング
素子は、前記中性領域が空乏化されていることにより、
ゲート印加電圧が前記トランジスタのチャネルを導通さ
せる電圧のときに、前記中性領域と前記高濃度拡散領域
とを電気的に非導通とし、ゲート印加電圧が前記チャネ
ルを非導通とさせる電圧のときに、前記中性領域と前記
高濃度拡散領域とを電気的に導通させることになり、本
体素子のゲート電極に連続的にパルス電圧が印加された
場合でも安定したドレインオーバーシュート現象が現れ
るよう保証することができる。
【0044】その結果、SOI素子の動作速度を飛躍的
に改善できると共に、トランジスタの安定した動作を保
証することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の
素子構造を示す図である。
【図2】図1に示される半導体装置の製造方法を示す工
程図である。
【図3】図1の半導体装置における本体素子の回路を概
略的に示す回路図である。
【図4】図3と同一回路の従来素子の動作を比較のため
に示す特性図である。
【図5】図1の半導体装置の本体素子の動作を示す特性
図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の
素子構造を示す図である。
【図7】図6に示される半導体装置の製造方法を示す工
程図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る半導体装置の
素子構造を示す図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る半導体装置の
素子構造を示す図である。
【図10】図9に示される半導体装置の製造方法を示す
工程図である。
【符号の説明】
1 半導体装置 2 シリコン基板 3 第1の絶縁膜 5 単結晶シリコン層 6 高濃度拡散領域(基板コンタクト) 7 第2の絶縁膜 8 多結晶シリコン膜 10 本体素子 11 ソース領域 12 ドレイン領域 15 第1のゲート領域 16 中性領域 20 スイッチング素子 21 第2のゲート領域 22 空乏層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 301J

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持基板上に載置された第1の絶縁膜と;
    前記第1の絶縁膜上に島状に形成された半導体基板の一
    部分を、伝導電子濃度が正孔濃度よりも大きい導電型と
    小さい導電型の何れか一方である第1の導電型の不純物
    を高濃度に拡散させて形成した基板コンタクト部と;前
    記半導体基板の他の一部分に伝導電子濃度が正孔濃度よ
    りも大きい導電型と小さい導電型の何れか他方である第
    2の導電型の不純物を拡散させた拡散領域により形成さ
    れるソース領域と、このソース領域から所定方向に一定
    距離だけ離間して位置すると共に前記第2の導電型の不
    純物の拡散領域により形成されるドレイン領域と、前記
    ソース領域およびドレイン領域に挟まれる位置に第1ま
    たは第2の導電型の不純物により形成されるチャネル領
    域と、このチャネル領域を第2の絶縁膜を介して制御す
    る第1のゲート領域と、を備える本体素子と;前記チャ
    ネル方向に直交する方向でかつ前記第1のゲート領域と
    一体に形成される第2のゲート領域と、前記第2の絶縁
    膜を介して前記第2のゲート領域に対応する前記第2の
    絶縁膜の下側の位置に形成されると共に、前記本体素子
    の前記チャネル領域と隣接する前記基板コンタクト部の
    高濃度拡散領域との間のコンダクタンスを前記本体素子
    のゲートへの印加電圧により制御するコンダクタンス制
    御領域と、を少なくとも備えるスイッチング素子と;を
    含むMOS型電界効果トランジスタよりなる半導体装
    置。
  2. 【請求項2】前記スイッチング素子は、ゲート印加電圧
    が前記トランジスタのチャネルを導通させる電圧のとき
    にスイッチング素子のコンダクタンス制御部を全て空乏
    化することにより、前記本体素子のチャネル下に形成さ
    れる中性領域と前記基板コンタクト部とを電気的に非導
    通とし、ゲート印加電圧が前記チャネルを非導通とさせ
    る電圧のときに前記コンダクタンス制御領域の一部にま
    で中性領域を発生させることにより、本体側中性領域と
    前記基板コンタクト部とを電気的に導通させることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記第2中性領域の空乏化は、前記第2中
    性領域の不純物濃度を前記第1の中性領域より低くする
    ことにより行なわれる請求項2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記第2中性領域の空乏化は、この第2中
    性領域を構成する絶縁膜上単結晶シリコン膜の厚さを前
    記本体素子側の単結晶シリコン膜の厚さよりも薄くする
    ことにより行なわれる請求項2に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】第1又は第2の不純物半導体よりなるシリ
    コン基板に所定量のイオンを所定の加速電圧で注入し、
    その熱処理を施すことにより表面に所定の埋め込み酸化
    膜と単結晶シリコン膜とを形成する工程と、 前記単結晶シリコン膜上に所定面積の酸化防止膜を配置
    してこの酸化防止膜以外の単結晶シリコン膜の素子領域
    以外の表面を選択的に酸化させることにより素子分離用
    のシリコン酸化膜を形成する工程と、 前記単結晶シリコン膜の素子領域を熱酸化することによ
    り所定の厚さを有するゲート酸化膜を形成する工程と、 前記素子領域のチャネル形成箇所とスイッチング素子形
    成箇所とに、レジストマスクを用いると共に異なるドー
    ズ量でイオンを注入して異なる閾値をそれぞれ有するチ
    ャネル領域とスイッチング素子領域とを形成する工程
    と、 化学的気相法を用いて多結晶シリコン膜を堆積させて第
    1及び第2のゲート電極領域を形成した後、所定のパタ
    ーニングによってゲート電極を形成する工程と、 後酸化により第2の不純物半導体よりなるソース・ドレ
    イン領域を形成する工程と、 を備える半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】第1又は第2の不純物半導体よりなるシリ
    コン基板に所定量のイオンを所定の加速電圧で注入し、
    その熱処理を施すことにより表面に所定の埋め込み酸化
    膜と単結晶シリコン膜とを形成する工程と、 単結晶シリコン膜の上方に中性領域となるべき部分のみ
    を開孔させたシリコン窒化膜を用いて選択酸化を行なっ
    た後、シリコン酸化膜をエッチングして中性領域となる
    べき部分のみ薄くなった単結晶シリコン膜を形成する工
    程と、 前記単結晶シリコン膜上に所定面積の酸化防止膜を配置
    してこの酸化防止膜以外の単結晶シリコン膜の素子領域
    以外の表面を選択的に酸化させることにより素子分離用
    のシリコン酸化膜を形成する工程と、 前記単結晶シリコン膜の素子領域を熱酸化することによ
    り所定の厚さを有するゲート酸化膜を形成する工程と、 前記素子領域のチャネル形成箇所とスイッチング素子形
    成箇所とに、異なるドーズ量でイオンを注入して異なる
    閾値をそれぞれ有するチャネル領域とスイッチング素子
    領域とを形成する工程と、 化学的気相法を用いて多結晶シリコン膜を堆積させて第
    1及び第2のゲート電極領域を形成した後、所定のパタ
    ーニングによってゲート電極を形成する工程と、 後酸化により第2の不純物半導体よりなるソース・ドレ
    イン領域を形成する工程と、 を備える半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5973364A (en) * 1997-09-19 1999-10-26 Kabushiki Kaisha Toshiba MIS semiconductor device having body-contact region
US7541649B2 (en) 2006-01-12 2009-06-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device having SOI substrate
WO2019031316A1 (ja) 2017-08-07 2019-02-14 パナソニック・タワージャズセミコンダクター株式会社 半導体装置

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