JP3444931B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高集積化及び微細加工
に適した半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン基板上に形成したMOSFET
(金属、酸化物、半導体構造をゲートにもつ電界効果ト
ランジスタ)は、良質の単結晶基板を用いることができ
ることから、微細加工及び高集積化に適した半導体装置
として広く知られてきている。しかし、微細加工寸法が
1ミクロン以下になってくると、ゲート電極がオフ状態
でもソース、ドレイン両電極間にパンチスルーと呼ばれ
るリーク電流を生じたり、電界が強くなるためチャネル
を流れるキャリアの移動度が低下し、電流を増大させる
ことが困難になる短チャネル効果を生じたりする問題が
あった。
【0003】こうしたMOSFETの問題を解決するた
めに、トンネル現象という新たな動作メカニズムを持つ
トランジスタが提案されている。トンネル現象を用いた
素子は、例えば、特開昭62−238667に記載され
ている。以下、この素子構造の概略を図2に、また、動
作を説明するバンド図を図3に示して説明する。この従
来技術においては、シリサイドからなるソース電極22
6及びドレイン電極326がシリコン基板100と形成
するショットキーバリアによって構成されるポテンシャ
ル井戸によって、共鳴トンネル現象が実現されている。
ゲート電極500の寸法を極めて小さくし、ソース電極
226及びドレイン電極326に形成されるバリアの距
離間隔を短くすることで、ポテンシャル井戸をゲート直
下のシリコン基板に形成し、キャリアのエネルギーレベ
ルを量子化する。図3のバンド図に示すように、ポテン
シャル井戸内のキャリアのエネルギーレベルをゲート電
極により変化させ、ソース電極とポテンシャル井戸内の
エネルギーレベルが一致したとき共鳴トンネリングさせ
ることで、ソース電極、ドレイン電極間を流れる電流を
制御するものである。なお、図2において、600は金
属配線、900はゲート絶縁膜である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ソー
ス、ドレイン両電極に形成されたショットキーバリアを
トンネルさせるために、両ショットキー接合に強い電界
を加える必要があった。このオン状態において、ソース
電極、ドレイン電極間に流れる電流は2つのポテンシャ
ルバリアを共鳴トンネル現象により越える必要があるた
め、チャネルのオン抵抗が大きくなるという問題があっ
た。また、この構造でゲート電極の電界効果によって強
い電界を与えると、基板深さ方向にも強い電界が生じる
ため、バンド間トンネル現象によるリーク電流等を引き
起こす問題があった。
【0005】本発明の第1の目的は、チャネルのオン抵
抗が小さく、基板へのリーク電流の少ないデバイス特性
を持ったトランジスタを有する半導体装置を提供するこ
とにある。本発明の第2の目的は、そのような半導体装
置を製造するに適した半導体装置の製造方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の半導体装置は、半導体基板とショッ
トキー接合を形成する金属よりなるソース電極と、これ
と異なる導電型の不純物領域よりなり、半導体基板の表
面領域内に設けられたドレイン電極と、ゲート電極と、
ゲート電極がゲート絶縁膜を介して電界効果を及ぼす領
域に設けられ、ドレイン電極と同じ導電型の不純物領域
よりなるドレイン拡張領域とよりなり、さらに、ソース
電極とドレイン拡張領域は、ショットキー接合を形成
し、かつ、そのショットキー接合の上端部の位置は、ゲ
ート絶縁膜の下面に接している半導体素子を少なくとも
1個有するように構成したものである。上記ドレイン拡
張領域の不純物濃度は、上記ドレイン電極の不純物濃度
より低いことが好ましい。
【0007】この半導体装置の一例を図1に示して本発
明を説明する。半導体基板100とショットキー接合を
形成する金属よりなるソース電極200のみがショット
キーバリアを形成する。ゲート電極500の下の、ソー
ス電極とドレイン電極間に、ドレイン電極と同じ導電型
を持つドレイン拡張領域300が設けられている。ゲー
ト電極500は、ゲート絶縁膜900を介してドレイン
拡張領域300に電界効果を及ぼし、ドレイン拡張領域
を空乏状態又は蓄積状態とすることができる。図4はソ
ース電極200とドレイン拡張領域の接合を示した説明
図である。図4aはドレイン拡張領域が深さ方向にゲー
ト電界効果により空乏化された状態を示す。ソース電極
200とドレイン電極間には広い空乏層があるためソー
ス電極とドレイン拡張領域間の接合にはほとんど電界が
かからず電流が流れない。図4bに示すように蓄積状態
にすると、ソース電極、ドレイン拡張領域間の接合に強
電界が生じ、トンネル電流がソース電極200の持つシ
ョットキーバリアを越えて流れる。よってソース、ドレ
イン電極間のチャネルが導通状態をとることができる。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面領
域内に、表面領域の導電型と異なる導電型の不純物領域
よりなるドレイン拡張領域を形成し、少なくともドレイ
ン拡張領域上に、ゲート絶縁膜を、その上にゲート電極
を形成し、ドレイン拡張領域と同じ導電型の不純物領域
よりなるドレイン電極を形成し、さらに、半導体基板と
ショットキー接合を形成する金属よりなるソース電極を
形成して、半導体素子を製造し、かつ、ソース電極とド
レイン拡張領域とが形成するショットキー接合の上端部
の位置をゲート絶縁膜の下面に接するように製造するも
のである。
【0009】上記ドレイン電極の形成は、ゲート電極に
自己整合でドレイン電極を形成するか、或いは、ゲート
電極の側部に側壁を形成し、この側壁に自己整合でドレ
イン電極を形成することが好ましい。また、上記ソース
電極の形成は、ゲート電極に自己整合でソース電極を形
成するか、或いは、ゲート電極の側部に側壁を形成し、
この側壁に自己整合でソース電極を形成することが好ま
しい。
【0010】
【作用】チャネル電流は、ソース電極とドレイン拡張領
域の接合のみに形成されたショットキーバリアによって
制御されるため、オン状態の抵抗を小さくすることがで
きる。また、電流を流すドレイン拡張領域は、基板とP
N接合により電気的に分離されているため深さ方向の電
界を小さく、基板へのリーク電流を抑えることができ
る。
【0011】また、チャネルは、ゲート電極の加工寸法
によらず、ソース電極端の空乏層のみにより決められ
る。そのため、ポテンシャル井戸形成のためのゲートの
微細加工を必ずしも必要とせず、容易に良好な特性をも
つ半導体装置を形成することができる。
【0012】さらにまた、ドレイン電極は基板とPN接
合を持つため、逆方向バイアスに対して高い耐圧をもっ
ている。従来のトンネル現象を用いた素子は、ソース電
極、ドレイン電極が共にショットキー接合によりシリコ
ン基板と接しているため、基板とこれらの電極間に高い
電圧がかかると、基板とソース電極又はドレイン電極間
で導通を生じ、一般のMOSFETとの互換性を著しく
損なうという問題があった。本発明の素子は、上記のよ
うに逆方向バイアスに対して高い耐圧をもっているた
め、一般のMOSFETとも整合性良く用いることもで
きる。
【0013】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の基本的な素子構造を表わす第1の実
施例の半導体装置の断面図である。また、図5から図1
1は、図1に示した半導体装置の製造工程を説明するた
めの製造途中の半導体装置の断面構造図である。図31
aは代表的な素子平面レイアウトを示すマスクパターン
図である。図31aのA−B断面が図1に示されてい
る。
【0014】図1に示すように、P型シリコン基板10
0の素子分離絶縁膜910によって囲まれた素子領域
に、タングステンからなるソース電極200と、砒素を
5×1020cm~3ドーピングしたドレイン電極350と
が形成され、さらに、このソース電極200とドレイン
電極350間に、砒素を3×1018cm~3ドーピングし
たドレイン拡張領域300が形成されている。ゲート電
極500は高濃度にリンをドーピングすることで導電化
した多結晶シリコンからなる。このゲート電極500は
ゲート絶縁膜900を介してドレイン拡張領域300に
電界効果を及ぼす。また、ドレイン電極350は基板と
異なる導電型をもつため、PN接合が形成されている。
そのため、ドレイン側には基板に対して高い電圧を加え
ることができる。そこで、ソース電極と基板をほぼ同電
位とし、ドレイン側の接合に逆バイアスがかかるように
すれば良い。
【0015】代表的な素子動作として、ソース電極と基
板電極を基準電位とし、ドレイン電極350に基準電位
に対して高電位を与えることが考えられる。例えば、ゲ
ート電極500が基準電位のとき、ドレイン拡張領域3
00が空乏化されるため、ソース電極、ドレイン電極間
には電流が流れず、オフ状態をとる。一方、ドレイン電
極350に対して高い電位をゲート電極500に与える
と、ドレイン拡張領域300は基板表面側が蓄積状態と
なり、ドレインバイアスがソース電極、ドレイン拡張領
域間のショットキーバリアにかかるため、室温において
も強い直接トンネル電流を生じオン状態をとる。さら
に、従来のMOSFETでは、キャリアが表面強反転層
中を流れていたのに対して、この構造では、蓄積状態の
バルク中を流れることになるため、高い移動度を得るこ
とができる。
【0016】以下、図5から図11を用いて、P型シリ
コン基板上に形成したN型不純物拡散層をドレイン電極
とする素子の製造方法を説明する。 図5;P型シリコン単結晶基板100の表面にイオン打
ち込み法及び熱処理を加える既知の工程により、1×1
17cm~3のボロンを含む深さ3μmの表面層(ウェ
ル)を形成する(図中基板100として表示した部分が
この表面層に相当し、素子動作上、この表面層が基板電
極となる)。熱酸化により10nmの下地酸化膜層(図
示せず)を形成し、化学気相成長法(Chemical Vapor D
epositionMethod:CVD法)により120nmのシリ
コン窒化膜(図示せず)を堆積し、ホトレジスト法を用
いて、図31aに示す素子領域180をパターニング
し、基板面垂直方向に異方的にエッチング加工する。シ
リコン窒化膜をマスクにして60keVの加速電圧でボ
ロンを2×1013cm~2のドーズ量でイオン打ち込みす
る。上記基板を熱酸化し、素子分離領域に300nmの
フィールド酸化膜910を形成し、シリコン窒化膜を除
去する。これらの工程はいわゆるLOCOS(選択酸化
素子分離領域形成法)工程と同一である。
【0017】図6;この基板表面に砒素を2×1014
m~2のドーズ量で、15keVの加速電圧でイオン打ち
込みし、素子領域基板表面にドレイン拡張領域300を
形成する。
【0018】図7;基板100上に熱酸化により4nm
のゲート絶縁膜900を形成し、CVD法によりリンを
高濃度にドーピングすることで導電化した多結晶シリコ
ンを200nmの厚さに形成し、続いて100nmの厚
さのシリコン酸化膜を堆積し、ホトレジスト法によりパ
ターニングし、RIE(反応性イオンエッチング)法で
ゲート電極500を加工する。基板表面にCVD法によ
り5nmのシリコン酸化膜層(図示せず)を堆積後、ホ
トレジスト400によりソース側の基板領域を覆い、ホ
トレジスト400及びゲート電極500上のシリコン酸
化膜をマスクにして砒素を加速電圧30keV、ドーズ
量3×1015cm~2でイオン打ち込みし、ドレイン電極
350を形成する。 図8;CVD法により150nmのシリコン酸化膜を堆
積後、RIE法を用いてゲート電極500側面のみに側
壁スペーサ960を形成する。
【0019】図9;ドレイン側をホトレジスト401に
より覆い、ソース側のみ基板を露出させ、ホトレジスト
401、素子分離絶縁膜910、ゲート電極500上の
シリコン酸化膜、側壁スペーサ960及びゲート絶縁膜
900をマスクにSF6ガスを用いて、シリコン基板を
ゲート電極500直下にドレイン拡張領域とソース電極
境界が配置されるように基板を等方的にエッチングす
る。
【0020】図10;基板表面を洗浄後、WF6のSi
4還元を用いたCVD法によりシリコン上、すなわち
ソース領域及びドレイン電極350上に、選択的にタン
グステン層を厚さ100nm堆積し、ソース電極200
及びタングステン積み上げ層360を形成する。このと
き、ソース領域に堆積されたタングステン層は、基板及
びドレイン拡張領域300とショットキー接合をもった
ソース電極200になる。
【0021】図11;通常通り、CVD法によりシリコ
ン酸化膜の堆積及びSOG(シリコン オン グラス)
塗布材により、平坦な層間絶縁膜を形成する。以下、ソ
ース、ドレイン及びゲート電極にコンタクトホールを開
孔し、さらに、シリコンを含むアルミニウムをスパッタ
法により500nm堆積後、配線加工600を行なうこ
とで図1に示した半導体装置を得ることができる。これ
らの配線工程は従来と同様に行なうことができる。
【0022】なお、図31aは、上述のように素子平面
レイアウトを示すマスクパターン図である。本発明の素
子ではソース電極200とドレイン拡張領域の接合が電
流量を決めるため、図31bに示すようにリング状のゲ
ート電極配置を行なうこともできる。このような配置と
すると、大きな電流を取り出すことができる。なお、図
において、180は素子領域である。
【0023】第2の実施例として別工程によるドレイン
電極の形成方法を図12から図14に示す。 図12;ドレイン拡張領域300、ゲート電極500、
その上のシリコン酸化膜の形成、パターニングまでを第
1の実施例と同様に行なった後、ゲート電極側面に側壁
スペーサ960を形成する。ゲート電極の上のシリコン
酸化膜、側壁スペーサ960及び素子分離絶縁膜910
をマスクに基板をエッチングする。このエッチングにお
いては、シリコン酸化膜のみがマスクとなるため、弗硝
酸水溶液等によるウェットエッチングを用いることがで
きる。
【0024】図13;ソース領域をホトレジスト402
によりマスクし、イオン打ち込み法を用いてドレイン電
極350を形成する。このとき、基板面に対して斜めの
入射角をもたせることで、ゲート電極500下側に適切
な電極形状を得ることができる。このときのドーズ量等
は第1の実施例と同様である。
【0025】図14;図10に示した第1の実施例と同
様に、基板上にタングステン層を形成し、ソース電極2
00及びタングステン積み上げ層360を形成する。こ
の工程により、ソース電極200及びタングステン積み
上げ層360の表面の高さをほぼ等しくすることがで
き、配線工程をより容易なものとすることができる。
【0026】次に第3の実施例として、ドレイン電極の
他の形成法を示す。第1の実施例の図8に示した工程に
おいて、側壁スペーサ960形成の際に、図15に示す
ように、ドレイン電極350を覆うシリコン酸化膜96
5を残すようにパターニングする。以下、図12に示し
たと同様にシリコン酸化膜のみをマスクに基板エッチン
グすることができる。このようにして図17に示す構造
が得られる。
【0027】次に第4の実施例として、図16にその他
のドレイン電極形成法の例を示す。第1の実施例と同様
に、ゲート電極500を加工後、ゲート電極500をマ
スクにイオン打ち込みし、ドレイン電極350をゲート
電極両脇に形成する。図15と同様にドレイン側をシリ
コン酸化膜965でマスクすると共に側壁スペーサ96
0を形成した後、弗硝酸を用いて基板をエッチングす
る。このウェットエッチングは、高濃度領域でエッチン
グ速度が速い特性を持っているため、イオン打ち込みで
形成したドレイン電極形状に沿ったエッチング形状を得
ることができる。そのため、素子特性を支配するソース
電極とドレイン拡張領域の接合を、有効に電界を及ぼす
ことができるようにゲート電極下に位置させることがで
きる。その構造は図17に示した構造と同じである。
【0028】次に、第5の実施例として、同一基板上に
本発明の半導体素子と従来のMOSFETを集積した例
を示す。本発明の半導体装置の製造工程は従来のMOS
FETの製造工程と高い整合性をもっているため、同一
基板上に本発明の半導体素子と従来のMOSFETを集
積することができる。その製造工程を図18から図21
に示す。
【0029】図18;LOCOS法を用いて素子分離領
域910を形成後、本発明の素子形成領域表面にドレイ
ン拡張領域300を形成する。 図19;ゲート絶縁膜及びゲート電極500を本発明の
素子形成領域と従来のMOSFET形成領域に共通に形
成したのち、本発明の素子のドレイン拡張領域350、
従来のMOSFETのソース電極210及びドレイン電
極355をイオン打ち込みによりそれぞれ形成する。こ
れらのイオン打ち込みは共通化することもできる。
【0030】図20;本発明の素子のソース領域をエッ
チング後、このソース領域及びシリコンの露出している
ドレイン電極350、ソース電極210、ドレイン電極
355の上にそれぞれ選択的にタングステン層を堆積
し、タングステン積み上げ層360、356、ソース電
極200を形成する。 図21;これらの素子間を配線することで、集積半導体
装置を得ることができる。
【0031】次に、第6の実施例として、ドレイン拡張
領域の他の形成法を図22から図25に示す。 図22;LOCOS法により素子分離領域910を形成
後、素子領域の基板表面を硫酸を用いて洗浄したのち、
砒素をドーピングしながらアモルファス状態のシリコン
層110をCVD法により堆積する。この基板を600
℃の低温熱処理により固相状態で単結晶化したのち、素
子パターニングを行なう。本構造ではシリコン層110
がドレイン拡張領域となる。
【0032】図23;実施例1と同様にゲート絶縁膜、
ゲート電極500、その上のシリコン酸化膜、側壁スペ
ーサ及びドレイン電極350を形成する。 図24;ソース領域をエッチングした後、タングステン
層を選択的に堆積し、ソース電極200及びタングステ
ン積み上げ層360とする。 図25;金属配線600を行なうことで半導体装置を得
ることができる。本製造方法では、ドレイン拡張領域内
の不純物分布を深さ方向に均一に制御することができ、
素子間での特性バラツキを小さくすることができる。
【0033】さらに、第7の実施例として、SOI(シ
リコン オン インシュレーター)基板を用いた半導体
装置の製造方法の例を図26から図30に示す。 図26;シリコン基板100上に埋込シリコン酸化膜層
920を持ったSOI基板120上に素子を形成する。
この素子は基板120がドレイン拡張領域となる。
【0034】図27;SOI基板120上に、ゲート絶
縁膜、ゲート電極500、シリコン酸化膜を第1の実施
例と同様にして形成する。 図28;ドレイン電極350を第1の実施例と同様にし
て形成後、ゲート電極側面に側壁スペーサ960を形成
する。ドレイン領域をホトレジストで覆った後、ホトレ
ジスト、ゲート電極500上のシリコン酸化膜及び側壁
スペーサ960をマスクにソース領域をRIE法により
エッチングする。
【0035】図29;ソース領域及びドレイン電極35
0上に選択的にタングステン層を堆積し、ソース電極2
00、タングステン積み上げ層360とする。 図30;ポリイミド系の耐熱性樹脂を用いて層間膜を形
成後、コンタクトを開孔し、タングステンの選択堆積法
により配線下地層605を形成し、さらに金属配線60
0を形成する。本素子は、ソース電極が基板と絶縁膜分
離されているため、ソース側の電位設定の自由度を大き
くすることができる。
【0036】次に、本発明の半導体装置の特性について
説明する。本発明の素子では、チャネル方向にPN接合
を持たないため、従来のMOSFETでドレイン耐圧を
決めているアバランシェ ブレーク ダウン現象を引き
起こさない。図32にゲート電圧をパラメータとした従
来のMOSFETのドレイン電圧と電流の関係を示した
代表的な特性説明図を示す。本来、ゲート電圧一定のま
まドレイン電圧を増大させると電流値は一定の飽和電流
値になることが期待される。しかし、ドレイン電圧が耐
圧限界より高くなるとチャネルを走行し、ホットな状態
となったキャリアがドレイン電極付近で衝突電離し、ア
バランシェ現象を引き起こす。そのため、この電流が急
激に増大し、ブレークダウンを引き起こす。そのため、
この耐圧限界以下の領域で素子を用いることが必要であ
った。そこでこうした現象を避けられる本発明の素子
は、回路中において高い耐圧を必要とする個所で用いる
と極めて有効である。
【0037】図33に耐圧を必要とする例として広く用
いられているラッチ回路の一例を示す。図中矢印はN型
基板上に形成された素子を示す。Vinから入力された
電位をラッチし、出力としてVinより大きなVccH
信号を与えるものである。この回路において、図中カギ
印で示した高耐圧部にはVccHの高電圧がかかること
があるため、従来MOSFETでは、バッファ層を導入
するなどの対策が必須であった。しかし、これらの対策
は、一方では電流量の減少を引き起こす等の問題を生じ
ている。この回路に本発明の素子を用い、カギ印で示し
た方をドレイン電極側とすることで、これらの問題を回
避することができる。
【0038】図34は、本発明の2つの素子を組み合わ
せた例を示す断面図である。共通のソース電極200を
持ち、基板と等しいVGND電位が給電されている。
【0039】従来の一般のMOSFET構造はソース、
ドレインが対称に作れることが一つの特徴になってい
る。しかし、現在CMOS回路ではNMOSとPMOS
を組み合わせたインバータを基本として用いられてい
る。例えば、図33のトランジスタTr1、Tr3によ
るインバータをみることができる。ここで見られるよう
にインバータでは、ソース電位を電源電位あるいは接地
電位に固定して用いられているため、対称性を持つ必要
がない。ソース、ドレイン電極が非対称な本発明の素子
も、こうしたインバータを基本とした回路中では従来の
一般のMOSFETと容易に置き換えることができる。
また、図18から図21に示したように、従来の一般の
MOSFETとの集積も容易であることから、対称性の
必要な個所に従来の一般のMOSFETをおき、高耐圧
部に本発明素子を応用することができる。
【0040】図35は、配線層等を駆動するドライバ回
路を示したものである。入力されるVccLに比べ大き
な信号VccHを出力することで、Voutにつながる
配線層を駆動するものである。ここでもカギ印で示した
部位に高い電圧がかかるため高耐圧素子が必要である。
本発明の素子は、基板とソース電極がショットキー接合
を形成し、接合のオン電圧以下では電気的に分離されて
いる。そのため基板電位と異なるオン電圧以下の信号を
ソース側に与え、それをドレイン側に伝えるパストラン
ジスタTr1として本発明の素子を用いることができ
る。
【0041】図36にこれら素子の断面構造を示す。ウ
ェル135はウェル拡散層電極371より基板給電され
ている。ウェル130のようにソース電極200に接す
る一部にウェル拡散層電極372を形成することで、ソ
ース電極を用いて同電位の基板給電を与えることができ
る。
【0042】
【発明の効果】半導体基板とショットキー接合を形成す
る金属からなるソース電極とドレイン電極間に、ドレイ
ン電極と同じ導電型で、かつ、半導体基板の表面領域と
は異なる導電型の不純物領域によるドレイン拡張領域を
形成することで、オン抵抗を小さくし、かつ、半導体基
板へのリーク電流を抑えることができる。また、チャネ
ル長が空乏層幅で制御できるため、ゲート電極の微細加
工を必ずしも必要とせず、容易に素子を形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体装置の断面構造
図である。
【図2】従来の半導体装置の断面構造図である。
【図3】従来技術の素子動作を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例の素子動作を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造途中
の断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造途中
の断面図である。
【図7】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造途中
の断面図である。
【図8】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造途中
の断面図である。
【図9】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造途中
の断面図である。
【図10】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図11】本発明の第1の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図13】本発明の第2の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図14】本発明の第2の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図15】本発明の第3の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図16】本発明の第4の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図17】本発明の第3及び第4の実施例の半導体装置
の製造途中の断面図である。
【図18】本発明の第5の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図19】本発明の第5の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図20】本発明の第5の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図21】本発明の第5の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図22】本発明の第6の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図23】本発明の第6の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図24】本発明の第6の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図25】本発明の第6の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図26】本発明の第7の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図27】本発明の第7の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図28】本発明の第7の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図29】本発明の第7の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図30】本発明の第7の実施例の半導体装置の製造途
中の断面図である。
【図31】本発明の第1の実施例の半導体装置の各層の
配置を示す主要部の平面マスクパターン図である。
【図32】従来のMOSFETのドレイン耐圧を説明す
る電流電圧特性図である。
【図33】本発明の半導体装置の構成の一例を示す等価
回路図である。
【図34】本発明の他の実施例の半導体装置の断面図で
ある。
【図35】本発明の半導体装置の構成の他の例を示す等
価回路図である。
【図36】本発明のさらに他の実施例の半導体装置の断
面図である。
【符号の説明】
100…基板 110…シリコン層 120…SOI基板 130、135…ウェル 180…素子領域 200、210、226…ソース電極 300…ドレイン拡張領域 326、350、355…ドレイン電極 356、360…タングステン積み上げ層 371、372…ウェル拡散層電極 400、401、402…ホトレジスト 500…ゲート電極 600…金属配線 605…配線下地層 900…ゲート絶縁膜 910…素子分離絶縁膜 920…埋込シリコン酸化膜層 960…側壁スペーサ 965…シリコン酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 亮 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中村 吉孝 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 小林 伸好 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−52168(JP,A) 特開 平2−188967(JP,A) 特開 平4−91480(JP,A) 特開 昭63−55973(JP,A) 特開 昭61−206252(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/47 H01L 29/872 H01L 29/78 H01L 21/336

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板と、上記半導体基
    板とショットキー接合を形成する金属よりなり、半導体
    装置の基準電位となるソース電極と、第2導電型の不純
    物領域よりなり、上記半導体基板の表面領域内に設けら
    れたドレイン電極と、ゲート電極と、該ゲート電極がゲ
    ート絶縁膜を介して電界効果を及ぼす領域に設けられ、
    上記ドレイン電極と同じ第2導電型でソース電極及びド
    レイン電極より浅い不純物領域よりなるドレイン拡張領
    域とよりなり、上記ソース電極と該ドレイン拡張領域
    は、ショットキー接合を形成し、かつ、そのショットキ
    ー接合の上端部の位置は、上記ゲート絶縁膜の下面に接
    している半導体素子を少なくとも1個有することを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、上記
    ソース電極を構成する金属は、タングステンであること
    を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、上記ドレイン拡張領域の不純物濃度は、上記ドレイ
    ン電極のそれより低いことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一に記載の半導
    体装置において、所望の導電型の不純物領域により構成
    されたソース電極及びドレイン電極並びに該ソース電
    極、ドレイン電極間にゲート絶縁膜を介して電界効果を
    及ぼすためのゲート電極よりなる絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタを、上記半導体基板にさらに有することを
    特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1から3のいずれか一に記載の半導
    体装置において、上記半導体基板は、互いに異なる導電
    型を持つ第1及び第2のウェルを有し、上記半導体素子
    の1個は、第1のウェルに設けられ、上記半導体素子の
    他の1個は、第2のウェルに設けられたことを特徴とす
    る半導体装置。
  6. 【請求項6】請求項1から5のいずれか一に記載の半導
    体装置において、上記ドレイン電極上に、これと電気的
    に接続し、かつ、上記ソース電極と同じ金属からなる金
    属層を有することを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の半導体装置において、上記
    金属層の上面と、上記ソース電極の上面は、実質的に同
    じ高さにあることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】第1導電型の半導体基板の表面領域内に、
    第2導電型の不純物領域よりなるドレイン拡張領域を形
    成する工程と、少なくともドレイン拡張領域上に、ゲー
    ト絶縁膜を、その上にゲート電極を形成する工程と、
    導電型の不純物領域よりなり、上記ドレイン拡張領域
    より深いドレイン電極を形成する工程と、上記半導体基
    板とショットキー接合を形成する金属よりなるソース電
    極を形成する工程とよりなり、ソース電極とドレイン拡
    張領域とが形成するショットキー接合の上端部の位置
    が、ゲート絶縁膜の下面に接している半導体素子を製造
    することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の半導体装置の製造方法にお
    いて、上記ドレイン電極を形成する工程は、上記ゲート
    電極に自己整合でドレイン電極の形成が行なわれること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】請求項8記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、上記ドレイン電極を形成する工程は、上記ゲー
    ト電極の側部に側壁を形成し、該側壁に自己整合でドレ
    イン電極の形成が行なわれることを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項8から10のいずれか一に記載の
    半導体装置の製造方法において、上記ソース電極を形成
    する工程は、上記ゲート電極に自己整合でソース電極の
    形成が行なわれることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】請求項8から10のいずれか一に記載の
    半導体装置の製造方法において、上記ソース電極を形成
    する工程は、上記ゲート電極の側部に側壁を形成し、該
    側壁に自己整合でソース電極の形成が行なわれることを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】請求項8から12のいずれか一に記載の
    半導体装置の製造方法において、上記ソース電極を形成
    する工程は、タングステンの選択堆積法により行なわれ
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】請求項8から13のいずれか一に記載の
    半導体装置の製造方法において、上記ドレイン拡張領域
    を形成する工程は、アモルファス状態のシリコンを堆積
    たのち、アモルファスシリコンを固相状態で単結晶化
    して形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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