JP2729422B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2729422B2 JP3274091A JP27409191A JP2729422B2 JP 2729422 B2 JP2729422 B2 JP 2729422B2 JP 3274091 A JP3274091 A JP 3274091A JP 27409191 A JP27409191 A JP 27409191A JP 2729422 B2 JP2729422 B2 JP 2729422B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に、いわゆるSOI(Silicon onInsul
ator)構造を有するMOS(Metal Oxid
e Semiconductor)型電界効果トランジ
スタ(以下MOSFETと略記する)の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】絶縁体層上に単結晶シリコン層を形成す
るSOI技術は、半導体集積回路の高速度化,高密度化
および高信頼性化を可能とする半導体プロセス技術であ
り、特に将来の三次元回路素子における絶縁層を介して
デバイス層を積層化する構造の実現には不可欠の技術で
ある。
【0003】以下、従来のSOI構造を有するMOSF
ETの構造について、図7に基づいて説明する。図7を
参照して、単結晶シリコン基板1には、絶縁体層2を介
在させて、単結晶シリコン層3が形成され、この単結晶
シリコン層3上には、薄いゲート誘電体薄膜4を介在さ
せて、ゲート電極5が設けられている。
【0004】単結晶シリコン層3の、ゲート電極5直下
の領域には、p型不純物である硼素を、比較的薄い濃度
であるたとえば1016〜1017/cm3 含むチャネル領
域6が形成されており、このチャネル領域6の両端に
は、n型不純物であるヒ素あるいはリンを、比較的濃い
濃度であるたとえば1019〜1021/cm3 含むソース
領域7およびドレイン領域8が隣接して形成されてい
る。単結晶シリコン層3上には層間絶縁膜9が形成さ
れ、この層間絶縁膜9の所定箇所には、コンタクトホー
ル10が開口されている。このコンタクトホール10に
は、ソース領域7あるいはドレイン領域8とコンタクト
ホール10の底部において電気的に接続される導電配線
層11が設けられている。
【0005】次に、図7に示した従来のSOI構造を有
するMOSFETを形成する工程について、図8(a)
ないし(c)に基づいて説明する。
【0006】まず、図8(a)を参照して、単結晶シリ
コン基板1に対して、SIMOX(Separatio
n by Implanted Oxygen)法ある
いはレーザ再結晶化法などにより、絶縁体層2を介在さ
せて単結晶シリコン層3を有するSOI構造を形成す
る。ここでSIMOX法とは、単結晶シリコン基板1中
に酸素を注入し、表面に単結晶シリコン層3を残して内
部にSiO2 層からなる絶縁体層2を形成する方法であ
る。またレーザ再結晶化法とは、絶縁体層2上に堆積し
た多結晶シリコン層に対してレーザビームを照射して加
熱溶融し、その溶融領域を再結晶成長させて単結晶シリ
コン層3を形成する方法である。このようなSOI技術
については、「応用物理 第54巻 第12号(198
5) p1274〜p1283」に詳細に述べられてい
る。
【0007】次に、図8(b)を参照して、単結晶シリ
コン層3を所定のパターンの島状に加工する。
【0008】次に、単結晶シリコン層3上にゲート誘電
体薄膜4を形成した後、その上に、不純物をドープした
多結晶シリコン層を形成し、この多結晶シリコン層に写
真製版およびドライエッチングを施すことにより、ゲー
ト電極5をパターニング形成する。さらに、図8(c)
に示すように、ゲート電極5をマスクとしてn型不純物
としてのヒ素またはリンをイオン注入することにより、
ソース領域7およびドレイン領域8を形成する。
【0009】その後、層間絶縁膜9を形成し、ソース領
域7およびドレイン領域8上の層間絶縁膜9の所定の位
置にコンタクトホール10を開口し、さらにこのコンタ
クトホール10においてソース領域7およびドレイン領
域8と電気的に接続される導電配線層11が形成され、
図7に示した構造が完成する。
【0010】次に、上述した従来のSOI型MOSFE
Tの動作について説明する。図7を参照して、ゲート電
極5に電圧を印加してMOSFETを動作状態におく
と、チャネル領域6の表面には、ソース領域7およびド
レイン領域8と同じ導電型のキャリアが誘起され、いわ
ゆるチャネルが形成される。この誘起されるキャリアの
量は、印加されるゲート電圧により制御されるために、
ゲート電圧によりソース領域7とドレイン領域8との間
の電流を制御することができる。これがMOSFETの
動作原理である。
【0011】通常、単結晶シリコン層3の膜厚は500
〜5000Åの間に設定されるが、膜厚が1100Å程
度より薄い場合には、薄膜SOI−MOSFETと呼ば
れ、従来の単結晶シリコン層3が厚いSOI−MOSF
ETの場合と比較して、多くの特徴を有する。
【0012】その特徴の1つとして、絶縁体層2上の単
結晶シリコン層3(いわゆるSOI層)が薄いために、
従来のMOSFETの場合の半導体基板表面のごく浅い
層に相当する部分に強制的に電流を流すことができるこ
とになる。したがって、半導体素子が微細化されてゲー
ト電極5の長さが0.2μm以下になった場合にも、十
分に良好なMOSFETの動作を得ることができる。す
なわち、従来のMOSFETにおいて発生していた、ゲ
ート電圧をオフにしたときにソース/ドレイン領域間に
異常電流が流れる、いわゆるパンチスルー現象を防止す
ることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のSOI型MOS
FETは、以上のように構成されていたため、ソース領
域7およびドレイン領域8と導電配線層11とを電気的
に接続するために、層間絶縁膜9にコンタクトホール1
0を開口する必要があり、このコンタクトホール10を
開口するためのエッチング時に、薄い単結晶シリコン層
7がオーバエッチングされて、導電配線層11が図8に
示すように単結晶シリコン層7を貫通してしまい、単結
晶シリコン7と導電配線層11とのコンタクト面積が十
分にとれないためにコンタクト抵抗が高くなるという問
題があった。
【0014】また、チャネル領域6が電気的に浮いてい
るために、いわゆる基板浮遊効果によりソース/ドレイ
ン領域間の耐圧が劣化するという問題点もあった。
【0015】本発明は上記従来の問題点を解決するた
め、オーバエッチングによってコンタクトホール10が
単結晶シリコン層3を貫通してしまうことがなく、ま
た、基板浮遊効果によるソース/ドレイン領域間の耐圧
の劣化の生じないSOI型MOSFETを含む半導体装
置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の半導体装置は、絶縁体層と、絶縁体層上に形成
され、第1導電型のチャネル領域、該チャネル領域の一
方の端部に隣接して設けられた第2導電型のソース領域
およびチャネル領域の他方の端部に隣接して設けられた
第2導電型のドレイン領域を含む半導体層と、チャネル
領域上にゲート誘電体膜を介在させて設けられたゲート
電極と、ソース領域およびドレイン領域の各表面とその
近傍のみを覆うように設けられた、第2導電型の多結晶
半導体層あるいは非晶質半導体層とを備える。上記半導
体層の、チャネル領域、ソース領域およびドレイン領域
を除く領域の所定部分には、第1導電型のボディ領域が
設けられ、ソース領域およびドレイン領域は、その底面
が半導体層の下面よりも上方に位置するように、半導体
層表面から半導体層の厚さよりも浅い深さにかけて形成
されている。上記半導体層は、チャネル領域からボディ
領域まで、ソース領域およびドレイン領域の下方の領域
を経て連続して延びる、第1導電型の延長部をさらに含
み、チャネル領域とボディ領域とが、延長部を介して電
気的に接続されるとともに、ボディ領域には、所定の固
定電位を印加するための導電配線層が接続されている。
【0017】
【0018】
【作用】本発明の半導体装置によれば、ソース/ドレイ
ン領域の表面上に多結晶半導体層あるいは非晶質半導体
層が設けられているため、この領域を覆う層間絶縁膜に
コンタクトホールを形成して、その際にオーバエッチン
グが発生したとしても、オーバエッチングが多結晶半導
体層あるいは非晶質半導体層の厚み方向の途中で停止
し、半導体層3にまでは達しないため、このコンタクト
ホール内に形成される導電配線層とソース/ドレイン領
域とのコンタクト面積が十分に確保され、コンタクト抵
抗の増大が防止される。
【0019】また、チャネル領域とボディ領域とが、第
1導電型の延長部を介して電気的に接続されるととも
に、ボディ領域には、所定の固定電位を印加するための
導電配線層が接続されているため、ボディ領域に所定の
固定電位を印加することにより、いわゆる基板浮遊効果
によってチャネル領域に蓄積した余剰キャリアを引き抜
き、それによってソース/ドレイン領域間の耐圧を向上
させることができる。
【0020】
【実施例】まず、本発明に関連するSOI型MOSFE
Tの構造およびその製造方法について、図1ないし図4
に基づいて説明する。
【0021】図1に示すSOI型MOSFETは、単結
晶シリコン基板1上に形成された絶縁体層2上に、半導
体層としての単結晶シリコン層3が島状にパターニング
形成されている。この単結晶シリコン層3上には、多結
晶半導体層としての多結晶シリコン層12が、n型不純
物であるヒ素などがドープされて、所定厚さで形成され
ている。この多結晶シリコン層12のほぼ中央には開口
部を有し、この開口部を覆うように、ゲート誘電体薄膜
4を介在させてゲート電極5が形成されている。単結晶
シリコン層3のうちの、多結晶シリコン層12の下方に
位置する領域には、多結晶シリコン層3と同じ導電型の
不純物である、たとえばヒ素が1019〜1021/cm3
の濃度で注入されている。多結晶シリコン層3上の層間
絶縁膜9には、コンタクトホール10が開口され、さら
にこのコンタクトホール10において多結晶シリコン層
3と接続されるように、導電配線層11が形成されてい
る。
【0022】次に、上記構造を有するSOI型MOSF
ETの製造工程の概略について説明する。
【0023】まず、SIMOX法やレーザ再結晶化法な
どにより、単結晶シリコン基板1上に絶縁体層2を介し
て、半導体層としての単結晶シリコン層3を有する構造
を形成する(図2(a))。その後、単結晶シリコン層
3にp型の不純物である硼素を1016〜1017/cm3
程度の濃度になるように注入した後、単結晶シリコン層
3を島状の所定パターンに加工する(図2(b))。
【0024】次に、シリコン単結晶基板1上全面に、多
結晶半導体層としての多結晶シリコン層12を、たとえ
ば減圧CVD法などによって形成し、その多結晶シリコ
ン層12に、n型の不純物であるたとえばヒ素を1019
〜1021/cm3 程度の濃度になるように、イオン注入
法によってドーピングする(図2(c))。
【0025】その後、多結晶シリコン層12の一部を、
写真製版およびエッチングによって除去し、図3(a)
に示した断面構造を形成する。次に、露出した単結晶シ
リコン層3表面および残存する多結晶シリコン層12表
面を覆うように、薄いゲート誘電体薄膜4を熱酸化法な
どによって形成する。その後、ヒ素などのn型不純物を
ドープした所定厚さの多結晶シリコン層を形成した後、
これを写真製版およびエッチングによってパターニング
し、ゲート電極5を形成する(図3(b))。
【0026】次に、熱処理を加えて、多結晶シリコン層
12にドープされたヒ素などの不純物を単結晶シリコン
層3内に拡散させ、単結晶シリコン層3に1019〜10
21/cm3 程度のヒ素を含むソース領域7およびドレイ
ン領域8を形成する(図3(c))。その後、層間絶縁
膜9を形成し、コンタクトホール10を開口した後、ア
ルミニウムなどの導電配線層11が形成され、図1に示
したSOI−MOSFETが完成する。
【0027】ここで、層間絶縁膜9にコンタクトホール
を形成する際に、オーバエッチングを行なう場合におい
て、単結晶シリコン層3が1500Å以下の非常に薄い
膜厚を有する場合においても、単結晶シリコン層3上に
形成された多結晶シリコン層12が、単結晶シリコン層
3と同等あるいはそれ以上の膜厚を有するために、オー
バエッチングが、図4に示すように多結晶シリコン層1
2の内部で止まり、少なくとも多結晶シリコン層3を貫
通してオーバエッチングが進行することはない。そのた
め、ソース領域7およびドレイン領域8と導電配線層1
1との電気的な接続は、多結晶シリコン層12を介在し
て行なわれることになり、その結果コンタクト抵抗の増
大が防止される。
【0028】次に、本発明の一実施例のSOI型MOS
FETを含む半導体装置の構造について、図5に基づい
て説明する。なお、図5においては、図1に示した構造
と同一または相当の要素については同一の参照番号を用
いて、その説明を省略する。
【0029】本実施例の半導体装置においては、図5を
参照して、単結晶シリコン層3中のp型の領域の一部
に、チャネル領域6と同じ導電型の不純物である、たと
えばp型の硼素を1019〜1021/cm3 の濃度で導入
したボディ領域13を設けている。このボディ領域13
上には、コンタクトホール10を設け、このコンタクト
ホールに導電配線層11が形成されている。ソース領域
7およびドレイン領域8は、単結晶シリコン層3の下部
においてp型の領域がボディ領域13にまで延長され
て、チャネル領域6とボディ領域13とが電気的に導通
状態となるように、単結晶シリコン層3の上部の比較的
浅い領域にのみ形成されている。
【0030】この構造を有することにより本実施例のS
OI型MOSFETによれば、チャネル領域6を延長し
てボディ領域13を介して電位を固定しているため、ド
レイン領域8近傍のチャネル領域6で衝突電離現象によ
って発生した余剰キャリア(本実施例の場合は正孔)が
チャネル領域6において蓄積されてしまうことがない。
すなわち、このボディ領域13によって余剰キャリアが
外部へ引抜かれるため、従来問題となっていたいわゆる
基板浮遊効果に起因するソース/ドレイン間の耐圧の劣
化を防止することができる。
【0031】なお、本実施例の構造においては、ボディ
領域13上のコンタクトホール10を形成する際に、オ
ーバエッチングによってボディ領域13部分の単結晶シ
リコン層3が消失してしまわないように、オーバエッチ
ングの条件を厳しく設定する必要がある。
【0032】次に、本発明の他の実施例のSOI型MO
SFETを含む半導体装置の構造について、図6に基づ
いて説明する。
【0033】本実施例においては、ボディ領域13上に
も多結晶シリコン層12aを設け、ボディ領域13上の
コンタクトホール10を形成する際にオーバエッチング
が発生しても、多結晶シリコン層12aの膜厚の減少が
生じるだけで、単結晶シリコン層3中のボディ領域13
の消失を防止するようにしたものである。
【0034】本実施例におけるボディ領域13は、多結
晶シリコン層12aにイオン注入法などによって導入さ
れた硼素などのp型の不純物の熱拡散によって形成され
る。
【0035】なお、以上の各実施例においては、nチャ
ネルMOSFETについて述べたが、pチャネルMOS
FETについても、それぞれの導電型を逆にすることに
よって同等の効果が得られることは言うまでもない。
【0036】さらに、上記各実施例において単結晶シリ
コン層3上に形成した多結晶シリコン層12,12a
は、多結晶シリコンに限られるものではなく、たとえば
非晶質シリコン層を用いることによっても同様な効果を
有する。また半導体としてシリコンの例を示したが、G
aAsなどの他の半導体材料を用いることによっても、
同様の効果を奏することは容易に類推される。
【0037】なお、図6に示した実施例の構造において
は、ボディ領域13は単結晶シリコン層3の表面近傍の
浅い領域にしか拡散されていないが、単結晶シリコン層
3の底部まで拡散させも同様の効果を有する。
【0038】また、上記図5および図6に示したボディ
領域13を有する構造の実施例においては、1つのMO
SFETに1つのボディ領域13を有する場合の例を示
したが、1つのボディ領域13を複数のMOSFETで
共有することによっても、同様の効果を得ることができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、絶縁
体層上に形成された半導体層上の所定の領域に多結晶半
導体層あるいは非晶質半導体層を設けることにより、コ
ンタクトホールのオーバエッチングの際の半導体層の消
失が防止され、コンタクトホールにおけるソース/ドレ
イン領域と導電配線層とのコンタクト部の抵抗の増加が
防止される。
【0040】また、チャネル領域の延長上にボディ領域
を形成し、このボディ領域に電圧を印加してチャネル領
域の電位を固定する構造を有することにより、いわゆる
基板浮遊効果によるソース/ドレイン領域間の耐圧の劣
化を防止することができ、高い集積度を有しかつ信頼性
の高いSOI型の半導体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関連するSOI型MOSFETの構造
を示す断面図である。
【図2】(a)は図1に示したSOI型MOSFETの
第1製造工程を示す断面図、(b)は同第2製造工程を
示す断面図、(c)は同第3製造工程を示す断面図であ
る。
【図3】(a)は図1に示したSOI型MOSFETの
第4製造工程を示す断面図、(b)は同第5製造工程を
示す断面図、(c)は同第6製造工程を示す断面図であ
る。
【図4】図1に示したSOI型MOSFETのコンタク
トホール10の形成工程において、多結晶シリコン層1
2がオーバエッチングされた場合の様子を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例のSOI型MOSFETの構
造を示す断面図である。
【図6】本発明の他の実施例のSOI型MOSFETの
構造を示す断面図である。
【図7】従来のSOI型MOSFETの構造の一例を示
す断面図である。
【図8】(a)は図7に示した従来のSOI型MOSF
ETの第1製造工程を示す断面図、(b)は同第2製造
工程を示す断面図、(c)は同第3製造工程を示す断面
図である。
【図9】図7に示した従来のSOI型MOSFETのコ
ンタクトホール10を形成する際のオーバエッチングに
よって、ソース/ドレイン領域の単結晶シリコン層をコ
ンタクトホールが貫通した場合の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 絶縁体層 3 単結晶シリコン層(半導体層) 4 ゲート誘電体薄膜 5 ゲート電極 6 チャネル領域 7 ソース領域 12,12a 多結晶シリコン層(多結晶半導体層) 13 ボディ領域

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体層と、 前記絶縁体層上に形成され、第1導電型のチャネル領
    域、該チャネル領域の一方の端部に隣接して設けられた
    第2導電型のソース領域、および前記チャネル領域の他
    方の端部に隣接して設けられた第2導電型のドレイン領
    域を含む半導体層と、 前記チャネル領域上にゲート誘電体膜を介在させて設け
    られたゲート電極と、 前記ソース領域および前記ドレイン領域の各表面とその
    近傍のみを覆うように設けられた、第2導電型の多結晶
    半導体層あるいは非晶質半導体層とを備え、 前記半導体層の、前記チャネル領域、前記ソース領域お
    よび前記ドレイン領域を除く領域の所定部分には、第1
    導電型のボディ領域が設けられ、 前記ソース領域および前記ドレイン領域は、その底面が
    前記半導体層の下面よりも上方に位置するように、前記
    半導体層表面から前記半導体層の厚さよりも浅い深さに
    かけて形成されており、 前記半導体層は、前記チャネル領域から前記ボディ領域
    まで、前記ソース領域および前記ドレイン領域の下方の
    領域を経て連続して延びる、第1導電型の延長部をさら
    に含み、 前記チャネル領域と前記ボディ領域とが、前記延長部を
    介して電気的に接続されるとともに、前記ボディ領域に
    は、所定の固定電位を印加するための導電配線層が接続
    されている、半導体装置。
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