JPS6257549B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6257549B2 JPS6257549B2 JP4683986A JP4683986A JPS6257549B2 JP S6257549 B2 JPS6257549 B2 JP S6257549B2 JP 4683986 A JP4683986 A JP 4683986A JP 4683986 A JP4683986 A JP 4683986A JP S6257549 B2 JPS6257549 B2 JP S6257549B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fender
- front fender
- ventilation hole
- wall
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 26
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ 発明の目的
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動二輪車等のフロントフエンダに関
する。
する。
フロントフエンダにおいて、前車輪に沿うよう
に中高にわん曲した主壁と、その両側壁とを有す
る断面コ字状のフロントフエンダの後下部に横長
の通風口を上下方向に多数設け、その各通風口の
上縁に斜め後下りにルーバを設けたものは知られ
ている（例えば実開昭54―8269号公報参照）。
に中高にわん曲した主壁と、その両側壁とを有す
る断面コ字状のフロントフエンダの後下部に横長
の通風口を上下方向に多数設け、その各通風口の
上縁に斜め後下りにルーバを設けたものは知られ
ている（例えば実開昭54―8269号公報参照）。
上記の技術においては、エンジンに対する冷却
風の観点からは、通風口を極力大きくする必要が
あるが、フエンダの強度上制約がある。
風の観点からは、通風口を極力大きくする必要が
あるが、フエンダの強度上制約がある。
またフエンダ上部の裏面に飛散してフエンダを
伝わつて流れた泥水が、上記の通風口からエンジ
ンに向つて吹きつけられてエンジンを汚すことに
なるという点からも、通風口は制約を受ける。
伝わつて流れた泥水が、上記の通風口からエンジ
ンに向つて吹きつけられてエンジンを汚すことに
なるという点からも、通風口は制約を受ける。
本発明は、上記の制約を前提に而も所期の通風
の目的を達成するフロントフエンダを提供するも
のである。
の目的を達成するフロントフエンダを提供するも
のである。
ロ 発明の構成
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前車輪２に沿うように中高にわん曲
した主壁と、その両側壁１１ｂとを有する断面コ
字状のフロントフエンダ１の後下部１１に横長の
通風口８を上下方向に多数設け、その各通風口８
の上縁にエンジン６に向つて斜め後下りにルーバ
８ａを設けた自動二輪車等のフロントフエンダに
おいて、前記通風口８を前記側壁１１ｂまで延長
して設けると共に、前記主壁の中央に、通風口８
の上下縁を上下方向に連結する中央壁１１ａを、
フロントフエンダ１の通風口８を有しない上部と
連続し、かつフロントフエンダ１の下縁までフロ
ントフエンダに沿つて直線的に形成してフエンダ
上部裏面に付着した泥水の流路とし、その中央壁
流路をエンジン前方のダウンチユーブ７に面し、
かつ近接して配設したことを特徴とする。
した主壁と、その両側壁１１ｂとを有する断面コ
字状のフロントフエンダ１の後下部１１に横長の
通風口８を上下方向に多数設け、その各通風口８
の上縁にエンジン６に向つて斜め後下りにルーバ
８ａを設けた自動二輪車等のフロントフエンダに
おいて、前記通風口８を前記側壁１１ｂまで延長
して設けると共に、前記主壁の中央に、通風口８
の上下縁を上下方向に連結する中央壁１１ａを、
フロントフエンダ１の通風口８を有しない上部と
連続し、かつフロントフエンダ１の下縁までフロ
ントフエンダに沿つて直線的に形成してフエンダ
上部裏面に付着した泥水の流路とし、その中央壁
流路をエンジン前方のダウンチユーブ７に面し、
かつ近接して配設したことを特徴とする。
(1) 走行風はフエンダ１の中央壁１１ａにより左
右の通風口８に分流し、第４図のようにダウン
チユーブ７の両側を通過し、その際中央壁１１
ａをダウンチユーブ７に面して近接配置したこ
とによつて、実質的にダウンチユーブを前後方
向に長く形成したようになり、一つの通風口か
ら直接ダウンチユーブに当つた気流がダウンチ
ユーブの直後で乱流を生じて流速を落し、エン
ジン冷却効果を低減することがない。
右の通風口８に分流し、第４図のようにダウン
チユーブ７の両側を通過し、その際中央壁１１
ａをダウンチユーブ７に面して近接配置したこ
とによつて、実質的にダウンチユーブを前後方
向に長く形成したようになり、一つの通風口か
ら直接ダウンチユーブに当つた気流がダウンチ
ユーブの直後で乱流を生じて流速を落し、エン
ジン冷却効果を低減することがない。
(2) 中央壁１１ａと両側壁１１ｂによりフエンダ
剛性が確保されるので、通風口８を側壁まで延
長して大きくして、通過風量を向上することが
できる。
剛性が確保されるので、通風口８を側壁まで延
長して大きくして、通過風量を向上することが
できる。
(3) 雨天の際跳ね上がつてフエンダ上部裏面に付
着した泥水は、走行風により中高の主壁の中央
に集められ、主壁から中央壁１１ａを伝わりフ
エンダ下端に導かれるため、主壁に沿つて流下
する泥水が通風口からエンジンに向つて吹きか
けられることがない。
着した泥水は、走行風により中高の主壁の中央
に集められ、主壁から中央壁１１ａを伝わりフ
エンダ下端に導かれるため、主壁に沿つて流下
する泥水が通風口からエンジンに向つて吹きか
けられることがない。
第１図は本発明を適用した自動二輪車の一部の
側面図を示す。フロントフエンダ１は、前車輪２
の上方に位置してフロントフオーク３を支持する
ボトムブリツジ４等に取付けられている。６はフ
ロントフエンダ１の後方において車体フレーム５
に搭載したエンジンである。
側面図を示す。フロントフエンダ１は、前車輪２
の上方に位置してフロントフオーク３を支持する
ボトムブリツジ４等に取付けられている。６はフ
ロントフエンダ１の後方において車体フレーム５
に搭載したエンジンである。
フロントフエンダ１は、第４図に示すように中
高にわん曲した主壁と、その左右両側の側壁１１
ｂ，１１ｂとで横断面略コ字状に形成され、その
フエンダ１の後下部１１がエンジン前方のダウン
チユーブ７の直前に位置する。
高にわん曲した主壁と、その左右両側の側壁１１
ｂ，１１ｂとで横断面略コ字状に形成され、その
フエンダ１の後下部１１がエンジン前方のダウン
チユーブ７の直前に位置する。
そして図示例はフロントフエンダ１の後下部１
１の左右両側に第２図、第３図に示すように各々
複数個の通風口８を設けたもので、その各通風口
８を第４図に示すように左右の側壁１１ｂ，１１
ｂまで延長すると共に、左右の通風口８，８間に
フエンダ上部と連続する中央壁１１ａを直線的に
形成して泥水の流路としたものである。
１の左右両側に第２図、第３図に示すように各々
複数個の通風口８を設けたもので、その各通風口
８を第４図に示すように左右の側壁１１ｂ，１１
ｂまで延長すると共に、左右の通風口８，８間に
フエンダ上部と連続する中央壁１１ａを直線的に
形成して泥水の流路としたものである。
なお、第１図に示すようにフロントフエンダ１
の前部１２の一部１２ａをフエンダ上部の接線方
向に切り起こして前方からの走行風を導くように
構成すると、走行風がフエンダ１の円弧面に沿つ
て後下部１１の通風口８に案内されエンジン６の
冷却効果をさらに向上することができる。
の前部１２の一部１２ａをフエンダ上部の接線方
向に切り起こして前方からの走行風を導くように
構成すると、走行風がフエンダ１の円弧面に沿つ
て後下部１１の通風口８に案内されエンジン６の
冷却効果をさらに向上することができる。
ハ 発明の効果
上記の構成であるから、前記作用の項(1)に記載
した作用により、通風口を通過した走行風がエン
ジン冷却に効率的に利用される。同(2)のように中
央壁１１ａが背骨の作用をするので必要強度を保
ちながら通風口８が大きく形成され、上記(1)と相
まつてエンジン冷却という目的効果が十分に達成
される。同(3)の作用によりフエンダの上部裏面に
付着した泥水は、その主壁の中高中央から中央壁
１１ａを伝わりフエンダ下端に一直線に流下する
ので、エンジン等を汚損することがない。またフ
エンダ１の上部裏面に溜ることもない。
した作用により、通風口を通過した走行風がエン
ジン冷却に効率的に利用される。同(2)のように中
央壁１１ａが背骨の作用をするので必要強度を保
ちながら通風口８が大きく形成され、上記(1)と相
まつてエンジン冷却という目的効果が十分に達成
される。同(3)の作用によりフエンダの上部裏面に
付着した泥水は、その主壁の中高中央から中央壁
１１ａを伝わりフエンダ下端に一直線に流下する
ので、エンジン等を汚損することがない。またフ
エンダ１の上部裏面に溜ることもない。
第１図は本発明を適用した自動二輪車の一部の
側面図、第２図はフロントフエンダの後下部の拡
大縦断側面図、第３図はその背面図、第４図はフ
ロントフエンダとダウンチユーブ及びエンジンの
配置関係を示す横断平面図である。 １はフロントフエンダ、１１はその後下部、１
１ａはその中央壁、１１ｂは側壁、５は車体フレ
ーム、６はエンジン、７はダウンチユーブ、８は
通風口、８ａはルーバ。
側面図、第２図はフロントフエンダの後下部の拡
大縦断側面図、第３図はその背面図、第４図はフ
ロントフエンダとダウンチユーブ及びエンジンの
配置関係を示す横断平面図である。 １はフロントフエンダ、１１はその後下部、１
１ａはその中央壁、１１ｂは側壁、５は車体フレ
ーム、６はエンジン、７はダウンチユーブ、８は
通風口、８ａはルーバ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 前車輪に沿うように中高にわん曲した主壁
と、その両側壁とを有する断面コ字状のフロント
フエンダの後下部に横長の通風口を上下方向に多
数設け、その各通風口の上縁に斜め後下りにルー
バを設けたものにおいて、 前記通風口を前記側壁まで延長して設けると共
に、 前記主壁の中央に、通風口の上下縁を上下方向
に連結する中央壁を、フロントフエンダの通風口
を有しない上部と連続し、かつフロントフエンダ
の下縁までフロントフエンダに沿つて直線的に形
成してフエンダ上部裏面に付着した泥水の流路と
し、 その中央壁流路をエンジン前方のダウンチユー
ブに面し、かつ近接して配設した自動二輪車等の
フロントフエンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4683986A JPS61211179A (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 自動二輪車等のフロントフエンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4683986A JPS61211179A (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 自動二輪車等のフロントフエンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61211179A JPS61211179A (ja) | 1986-09-19 |
| JPS6257549B2 true JPS6257549B2 (ja) | 1987-12-01 |
Family
ID=12758508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4683986A Granted JPS61211179A (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 自動二輪車等のフロントフエンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61211179A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7206718B2 (ja) * | 2018-09-11 | 2023-01-18 | スズキ株式会社 | 自動二輪車のリヤフェンダ構造 |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP4683986A patent/JPS61211179A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61211179A (ja) | 1986-09-19 |
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