JP2559574B2 - スク−タのレツグシ−ルド - Google Patents

スク−タのレツグシ−ルド

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JP2559574B2
JP2559574B2 JP60115436A JP11543685A JP2559574B2 JP 2559574 B2 JP2559574 B2 JP 2559574B2 JP 60115436 A JP60115436 A JP 60115436A JP 11543685 A JP11543685 A JP 11543685A JP 2559574 B2 JP2559574 B2 JP 2559574B2
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Japan
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leg shield
leg
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scooter
shield
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JPS61275075A (ja
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迪久 各務
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
    • B62J17/06Leg guards
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • B62J17/10Ventilation or air guiding devices forming part of fairings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスクータのレッグシールドに関すものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に、スクータはシートと操向ハンドルとの間にレ
ッグスペースが形成されている。レッグシールドは、こ
のレッグスペースの前方を被覆するものであり、足載せ
台に載せられた運転者の足を、走行に伴う風から保護し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来のレッグシールドでは、レッグシールド
後方のレッグスペース内に風が廻り込むことがあり、必
ずしも運転者を走行に伴う風から保護できないという不
具合があった。すなわち、風が運転者に当たるため、風
により寒さを感じさせることがあった。また、雨天時や
ぬれた路面の走行時には、泥水が運転者にかかるおそれ
もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、運転
者を走行に伴う風から保護できるスクータのレッグシー
ルドを提供するものである。
本発明に係るスクータのレッグシールドは、前方に対
向する円滑な表面を有しかつ走行に伴う風を表面に沿っ
て左右対称に分けるレッグシールドの左右両側であって
後縁部近傍に、レッグシールドの表面に沿った空気の流
れを増速するスラットを設け、このスラットを、前記レ
ッグシールドの上端部から下端部までレッグシールド後
縁に沿わせて上下に長く延在させたものである。
〔作用〕
本発明においては、空気の流れを増速することによ
り、レッグシールドの両側後方に、高速化された空気の
流れを形成する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により詳細に説明する。
第1図は本発明に係るスクータのレッグシールドが実施
されたスクータの一部を示す側面図、第2図は第1図の
II−II線断面図で、これらの図において符号1で示すも
のはスクータを示す。このスクータ1は操向ハンドル2
と図示しないシートとの間には低床な略板状の足載せ台
3を備えており、シートの前方にレッグスペースが形成
されている。4は前輪5の上方から後方に延在すること
により前記足載せ台3を形成しているボードであり、こ
のボート4は、前端に操向軸管6が連結されスクータ1
の前後方向に延在する図示しないフレーム上に取付けら
れている。前輪5は操向軸管6に転向自在に支持された
フロントフォーク7に懸架されている。
8は前輪5の上方およびレッグスペースの前方を被覆
する樹脂製のレッグシールドである。このレッグシール
ド8は、前方に対向する円滑な表面を有し下部はフロン
トフェンダとしても機能する前部材8aと、この前部材8a
の後方を閉塞する後部材8bとからなり、それぞれ操向軸
管6に突設された図示しないブラケットに取付けられて
いる。前部材8aは走行に伴う風を表面に沿って左右対称
に分けるように平面視半楕円形に形成されており、両側
部には表面に沿った空気の流れを側方に案内する案内部
9,9が一体に設けられている。
10は前記レッグシールド8の前部材8aの両側に設けら
れた本発明の要部となるスラットである。このスラット
10,10は前記案内部9,9の前側に、かつ前記部材8aとの間
に空気通路を形成するように前部材8aの表面から離間し
て配置されており、第1図に示すように、レッグシール
ド8の上端部から下端部までレッグシールド8の後縁に
沿って上下に長く延在されている。
また、スラット10,10は、レッグシールド8の前部材8
aの表面に沿った空気の流れを、前記空気通路内におい
て絞り、ベンチュリ効果によって増速するように、前端
部および後端部が薄く中央部が厚い翼形の断面形状に形
成されている。すなわち、空気通路は空気が流れる方向
に沿ってその断面積が漸次小さくなり、スラット10,10
の中央部に対応する位置で最小となった後、再び漸次大
きくなっている。
ここで、スラット10,10の断面形状、前部材8aとスラ
ット10,10との対向間隔、空気通路に流入する空気の流
入角度などは、レッグシールド8の形状に対応し、風洞
実験等により最適仕様に設定されている。
このように構成されたスクータのレッグシールドにお
いては、スクータ1が走行すると、空気は図中矢印で示
すように、レッグシールド8の前部材8aで左右に分けら
れ表面に沿って流れる。この空気はレッグシールド8の
表面を伝うように車体後側へ向けて流れてスラット10,1
0とレッグシールド8との間の空気通路に流入する。こ
のため、この空気はレッグシールド8に沿って流れて前
記空気通路の空気入口に達するまでの間に予め整流さ
れ、この空気入口に円滑に流入する。また、前記空気入
口には、車体の前方からも空気が直接流入する。
このように、スラット10とレッグシールド8との間に
形成された空気通路へは、この空気通路の空気入口に車
体の前方から直接流入する空気と、レッグシールド8の
左右方向中央(前端)から前記空気入口に至るレッグシ
ールド前面に前方から当たりレッグシールド前面に沿っ
て車体後側へ向けて流れた空気とが流入するようにな
る。
これにより、スラット10をレッグシールド8の後縁部
近傍に配設しても、空気入口の左右方向の開口幅が実質
的にスラット前端からレッグシールド8の左右方向中央
までとなるので、大量の空気を空気入口に送り込むこと
ができる。そして、この空気入口に流入した空気は空気
通路を通過することによりスラット10,10で増速され
る。
このため、スラット10の前後方向の長さをこれがレッ
グシールド8の後縁部近傍に配設される程度に短く設定
しながら、レッグシールド8の両側後方に高速化された
空気の流れを発生させることができる。
また、スラット10をレッグシールド8の上端部から下
端部まで上下に長く延在させたため、前記空気通路から
流出した高速な空気流は、レッグシールド8の上下長さ
と略等しい上下幅をもって層状に生じる。
したがって、レッグスペースの両側に空気層を形成
し、従来のようにレッグシールド後方のレッグスペース
内に風が廻り込むのを制御することができる。その結
果、風が運転者を当たりにくく、風により寒さを感じさ
せることがない。また、空気層は一種のエアカーテンと
しても機能し、雨天時、前輪5が巻き上げるしぶきがレ
ッグスペース内に巻き込まれるのをさえぎることができ
る。
なお、レッグシールド8とスラット10,10との間に、
例えばハニカムコアなどの整流部材を設けてもよいのは
勿論である。このようにすれば空気の流れを整流し、レ
ッグスペース両側の空気層の乱れを小さくすることがで
きるから、上述した作用効果が向上できる。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、前方に対向する
円滑な表面を有し走行風を表面に沿って左右対称に分け
るレッグシールドの左右両側であって後縁部近傍にスラ
ットを配設したため、スラットとレッグシールドの間に
形成された空気通路へは、この空気通路の空気入口に車
体の前方から直接流入する空気と、レッグシールドの左
右方向中央から前記空気入口に至るレッグシールド前面
に前方から当たりレッグシールド前面に沿って車体後側
へ向けて流れた空気とが流入するようになる。
すなわち、スラットをレッグシールドの後縁部近傍に
配設しても、空気入口の左右方向の開口幅が実質的にス
ラット前端からレッグシールドの左右方向中央までとな
るので、大量の空気を空気入口に送り込むことができ
る。これにより、スラットの前後方向の長さをこれがレ
ッグシールドの後縁部近傍に配設される程度に短く設定
しながら、レッグシールドの両側後方に高速化された空
気の流れを発生させることができる。
また、スラットをレッグシールドの上端部から下端部
までレッグシールド後縁に沿わせて上下に長く延在させ
たため、前記空気通路から流出した高速な空気流は、レ
ッグシールドの上下長さと略等しい上下幅をもって層状
に生じる。
このため、レッグシールドから突出する突出物である
スラットを小型に形成してレッグシールドが大型化する
のを抑えながら、レッグシールドより後方に位置づけら
れるレッグスペースの左右両側に、レッグシールドの上
下長さと略等しい上下幅をもった高速な空気流を層状に
発生させることができる。
したがって、レッグスペース内に風が廻り込むのを抑
制し、風により運転者に寒さを感じさることがないか
ら、運転者を走行に伴う風から保護できる。また、空気
の流れによって、雨天走行時、前輪が巻き上がるしぶき
がレッグスペース内に巻き込まれるのをさえぎることも
できる。
さらに、前方に対向する円滑な表面を有しかつ走行に
伴う風を表面に沿って左右対称に分けるレッグシールド
の左右両側にスラットを設けるという構成を採ることに
より、スラットとレッグシールドとの間の空気通路に流
入する空気を予め整流させることができる。このため、
この空気通路に空気を円滑に流入させることができ、レ
ッグシールドの両側後方には高速な空気流を確実に形成
することができる。
さらに、スラットをレッグシールドの後縁に沿って上
下に長く延在させるという構成を採ることにより、レッ
グスペースにスラットが無用に突出することがないの
で、足の出し入れ性が損なわれることもない。その上、
スラットは前後方向に対して幅狭に形成することがで
き、大型化しないので、スクータの外観が損なわれるこ
とがないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスクータのレッグシールドが実施
されたスクータの一部を示す側面図、第2図は第1図の
II−II線断面図である。 1……スクータ、4……ボート、8……レッグシール
ド、8a……前部材、10……スラット。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方に対向する円滑な表面を有しかつ走行
    に伴う風を表面に沿って左右対称に分けるレッグシール
    ドの左右両側であって後縁部近傍に、レッグシールドの
    表面に沿った空気の流れを増速するスラットを設けてな
    り、このスラットを、前記レッグシールドの上端部から
    下端部までレッグシールド後縁に沿わせて上下に長く延
    在させたことを特徴とするスクータのレッグシールド。
JP60115436A 1985-05-30 1985-05-30 スク−タのレツグシ−ルド Expired - Fee Related JP2559574B2 (ja)

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WO2015071936A1 (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 川崎重工業株式会社 鞍乗型車両のカウル構造および鞍乗型車両

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