JPS6256306B2 - - Google Patents

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JPS6256306B2
JPS6256306B2 JP58171955A JP17195583A JPS6256306B2 JP S6256306 B2 JPS6256306 B2 JP S6256306B2 JP 58171955 A JP58171955 A JP 58171955A JP 17195583 A JP17195583 A JP 17195583A JP S6256306 B2 JPS6256306 B2 JP S6256306B2
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JP
Japan
Prior art keywords
pillars
caps
kasagi
cap
attaching
Prior art date
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Expired
Application number
JP58171955A
Other languages
English (en)
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JPS6062360A (ja
Inventor
Kaoru Kokuryo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUZUKI KK
Original Assignee
TSUZUKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TSUZUKI KK filed Critical TSUZUKI KK
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Publication of JPS6062360A publication Critical patent/JPS6062360A/ja
Publication of JPS6256306B2 publication Critical patent/JPS6256306B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は手摺の支柱下端部を埋設しているコン
クリートパラペツトの上面に笠木を取付ける方法
に関する。
(ロ) 従来技術 従来コンクリートパラペツトの表面部には防水
層を形成させて雨水による漏水を防止していた
が、耐用年数が短く周期的な補修が必要であつた
ので近時、パラペツト頂部にアルミニユーム合金
より成る笠木を覆設する方法が採用され始めてい
る。
しかして、屋上等に於てパラペツト頂部に手摺
を取付け、その支柱をパラペツトに埋設した場合
には笠木を取付ける方法がなく、僅かに第1図に
示す方法により手摺の取付が行われていた。
即ち、パラペツト10の頂部付近に通し孔11
を穿設し、コ字形固定金具20を鞍置して通しボ
ルト21で固設すると共に固定金具20の略中央
部に手摺の支柱30の下端部をネジ31によつて
固設し、支柱貫通孔41で予め支柱に貫通させて
おいた笠木40を前記固定金具にネジ留して施工
されていた。
この方法では手摺の取付強度が弱く、危険であ
る上パラペツトに貫通孔を穿設したり、又通しボ
ルトで固定する作業も高層建築の屋上等では極め
て危険であつた。
更に防水層が形成されているパラペツトに通し
孔を穿設する為に防水効果が低下し、又パラペツ
トがALC板で構成されている場合はもろい為に
通し孔が穿設できないという欠点があつた。
(ハ) 目的 本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので手
摺の支柱をパラペツトに埋設固定して十分な取付
強度を保持させた上簡易に笠木を取付ける方法を
提供することを目的とする。
(ニ) 構成 本発明はパラペツト上面にネジ留めされたコ字
形固定金具とこれを笠木の縁部のバネ力で咬持し
て固設される断面コ字形の樋状でかつ長さが埋設
されている手摺の間隔に等しい笠木と相隣る笠木
を連結する連結材と、薄形灰皿状のコーキング材
の受皿とを使用して、支柱を埋設して手摺が固定
されているパラペツトに笠木を取付ける方法であ
る。
(ホ) 実施例 第2図は本発明方法によつて手摺の取付けられ
たパラペツトに笠木を取付けた状況を示す斜視図
であり、手摺200の支柱210はそれぞれ下端
部がパラペツト100に埋設固定されており、支
柱間のパラペツト100の頂部には断面コ字形で
長さが支柱の立設間隔に等しく切断されたアルミ
ニユーム合金製の笠木300がそれぞれ覆設され
ている。又、相隣る笠木の突き合せ部に出来た間
隙には連結材320が笠木300の下面に当接し
て閉止しており、更に笠木300は所定の間隔で
パラペツト上面に固設されている固定金具310
を縁部301により左右から咬持する如くしてパ
ラペツト100の頂部に固定されている。
第3図は本発明方法の説明図であり、Aはパラ
ペツト100に笠木300を固定する方法であ
る。即ちパラペツト100の上面には所定の間隔
でコ字形の固定金具310が図示の如く鞍置さ
れ、ビス311によつて螺設固定されており、こ
れを縁部301のバネ力によつて左右より咬持す
る如くして笠木300が固定されている。
Bは支柱210の下部がアンカー部211を介
してパラペツト100に埋設固定されると共に、
底板に支柱210の貫通する開口部410を具備
する薄形灰皿形状の受皿400が支柱210の基
部に遊嵌されており、後述のコーキング材が他に
流出するのを防止している状況を示している。
Cは連結材320が配設されている状況であ
り、表面に複数本のリブ状小突起322を具備す
るアルミニユーム合金板をコ字形に成形すると共
に略中央部に支柱210の略半分が遊嵌し得る切
り欠き部321を設けて成る2個の連結材320
を支柱210の両側から図示の如く突き合せて配
設されている。従つて突き合せ部の間隙323は
支柱210の略中央部の位置に出来ることとな
る。
Dは連結材320の上部から笠木300を覆設
した状況を示しており、笠木300の端部は支柱
210を逃げるべくL字状に図示の如く切り欠き
部が形成されている。2個の笠木300を前記切
り欠き部で支柱210を挾持する如くパラペツト
頂部に覆設すると共に前記連結材320を縁部3
01で咬持する如く嵌合させて2個の笠木300
が連結される。この場合笠木の突き合せ部の間隙
303の位置と前記連結材の突き合せ部の間隙3
23の位置とは図示の如く食い違うこととなり、
笠木300の突き合せ部の間隙303は前記連結
材320によつて閉止された状態となり、連結材
表面のリブ状小突起の効果と相まつて雨水の侵入
を防止している。
又、笠木300と支柱210との間の間隙33
0には図示しないコーキング材が充填されてお
り、上記と同様に漏水を防止している。
尚、本実施例に於てはアルミニユーム合金を使
用したがこれに限ることはなくステンレススチー
ル等であつてもよいことは勿論である。
尚、上記実施例では、コーキング材の充填の際
にコーキング材が流出するのを防止するため受皿
を使用したものとして説明したが、コーキング材
の粘性が高いため、外部への流出がない場合には
前記受皿は使用しなくてもよい。
(ヘ) 効 果 本発明方法を使用することにより、屋上等に手
摺を取付けるに際してパラペツト頂部に支柱を埋
設して固定することができるので充分な取付強度
を得ることができ、パラペツト表面の防水層を傷
めることもなく更にアルミニユーム合金等の耐候
性材料が使用できるので錆による腐食や美観を損
う心配もないと言う効果を得ることができる。
又、手摺の取付後にプレハブ方式で施工できる
ので工事が簡単であり、施工時における危険もと
もなはないと言う効果を具備すると共に手摺を取
付けた即設のパラペツトに対しても簡単に笠木の
取付が可能であると言う効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を示す側面図、第2図は本発
明方法により施工した場合の実施例、第3図は本
発明方法の説明図である。 10,100…パラペツト、30,210…手
摺支柱、20,310…取付金具、40,300
…笠木、320…連結材、400…受皿。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 手摺の支柱の下端部が埋設されると共に複数
    個のコ字形固定金具が所定の間隔で鞍置螺設され
    ているパラペツト上面に、断面コ字形の樋状の金
    属製笠木をその縁部のバネ力で前記固定金具を咬
    持する如く覆設して行う笠木取付方法であつて、
    長さが前記支柱の埋設間隔に等しく、かつその端
    部に前記支柱が遊合すべき切り欠き部を具備した
    笠木を、前記支柱間のパラベツト上面にそれぞれ
    覆設すると共に前記笠木の各突き合せ部の間隙を
    笠木下面より連結材を当接せしめて閉止し、更に
    前記支柱と笠木との間の間隙にコーキング材を充
    填して行うことを特徴とする笠木取付方法。 2 前記連結材は、その側縁中央部付近に前記支
    柱の一部が遊合し得る如き切り欠き部を具備した
    コ字形金属板で構成されており、該連結材2個を
    1組として使用し、その切り欠き部で前記支柱を
    左右から挾持する如く突き合せて配設すると共
    に、笠木が取付けられた場合にその突き合せ部の
    位置と前記連結材の突き合せ部の位置が食い違う
    如く構成し、かつ相隣る笠木の端部が共に同一の
    前記連結材に載置されて笠木の突き合せ部の間隙
    が連結材によつて閉止される如くして、該笠木の
    それぞれの縁材のバネ力で前記連結材を咬持せし
    めて、笠木の連結を行うことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の笠木取付方法。 3 前記連結材はその表面長手方向に複数本の平
    行なリブ状の小突起を形成せしめたものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の笠木
    取付方法。 4 前記の笠木、連結材、固定金具及び手摺とし
    てアルミニユーム合金等の耐候性材料から成るも
    のを使用して行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の笠木取付方法。 5 手摺の支柱の下端部が埋設されると共に複数
    個のコ字形固定金具が所定の間隔で鞍置螺設され
    ているパラペツト上面に、断面コ字形の樋状の金
    属製笠木をその縁部のバネ力で前記固定金具を咬
    持する如く覆設して行う笠木取付方法であつて、
    長さが前記支柱の埋設間隔に等しく、かつその端
    部に前記支柱が遊合すべき切り欠き部を具備した
    笠木を、前記支柱間のパラペツト上面にそれぞれ
    覆設すると共に前記笠木の各突き合せ部の間隙を
    笠木下面より連結材を当接せしめて閉止するとと
    もに、幅広の鍔部を具備した薄形灰皿形状のコー
    キング材の受皿を支柱の基部に遊嵌させたあと、
    前記支柱と笠木との間の間隙にコーキング材を充
    填して行うことを特徴とする笠木取付方法。
JP17195583A 1983-09-17 1983-09-17 笠木取付方法 Granted JPS6062360A (ja)

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JPS6062360A JPS6062360A (ja) 1985-04-10
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