JPS6255098A - 光学活性α−オキシ酸の製造法 - Google Patents
光学活性α−オキシ酸の製造法Info
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- JPS6255098A JPS6255098A JP19386885A JP19386885A JPS6255098A JP S6255098 A JPS6255098 A JP S6255098A JP 19386885 A JP19386885 A JP 19386885A JP 19386885 A JP19386885 A JP 19386885A JP S6255098 A JPS6255098 A JP S6255098A
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- pseudomonas
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
上の矛1
本発明は光学活性α−オキシ酸の製造法に関する。より
詳しくは特定の微生物が産生ずる酵素の作用により、D
LまたはL−α−オキシ酸アミドからL−α−オキシ酸
を製造する方法に関する。
詳しくは特定の微生物が産生ずる酵素の作用により、D
LまたはL−α−オキシ酸アミドからL−α−オキシ酸
を製造する方法に関する。
光学活性α−オキシ酸は医薬品などの原料として、ある
いはジアステレオマー形成による光学分割剤として有用
な物質である。
いはジアステレオマー形成による光学分割剤として有用
な物質である。
一倣m歪−
光学活性α−オキシ酸の製造は、糖蜜等を原料とした発
酵による方法、酵母の培養液中にDL−α−オキシニト
リルを加えてL−α−オキシ酸を生産する方法〔特開昭
49−42886号公報〕、微生物によるα−オキシ酸
の立体選択的な酸化反応による方法〔西独特許公開第2
,832,230号公報〕、L−アミノ酸を亜硝酸でジ
アゾ化後オキシ化する方法、α−ハローカルボン酸をデ
ハロゲナーゼにより立体選択的に脱ハロゲン化後オキシ
酸に変換する方法〔特開昭59−31690号公報〕お
よび不斉触媒によるピルビヅ酸頻の立体選択的な還元に
よる方法(Tet、Lett、 (4B)4351(1
976))などが知られている。
酵による方法、酵母の培養液中にDL−α−オキシニト
リルを加えてL−α−オキシ酸を生産する方法〔特開昭
49−42886号公報〕、微生物によるα−オキシ酸
の立体選択的な酸化反応による方法〔西独特許公開第2
,832,230号公報〕、L−アミノ酸を亜硝酸でジ
アゾ化後オキシ化する方法、α−ハローカルボン酸をデ
ハロゲナーゼにより立体選択的に脱ハロゲン化後オキシ
酸に変換する方法〔特開昭59−31690号公報〕お
よび不斉触媒によるピルビヅ酸頻の立体選択的な還元に
よる方法(Tet、Lett、 (4B)4351(1
976))などが知られている。
しかしながら、これらの方法にも種々の欠点がある。例
えば、培養液中で生産するものについては、目的生成物
の分離、精製が難しく、酸化反応を利用して生産する場
合には補酵素の再生を考慮しなければならず、この他反
応系が複雑であったり、L−アミノ酸を原料とする場合
のように原料が高価である点などが挙げられる。
えば、培養液中で生産するものについては、目的生成物
の分離、精製が難しく、酸化反応を利用して生産する場
合には補酵素の再生を考慮しなければならず、この他反
応系が複雑であったり、L−アミノ酸を原料とする場合
のように原料が高価である点などが挙げられる。
11旦互1
かかる状況から、本発明者らは、特に化学合成で容易か
つ安価に製造できるα−オキシ酸アミドを原料とし、こ
れから微生物学的方法により対応する光学活性α−オキ
シ酸を得るべく鋭意検討した結果、エンテロバクタ−属
およびシュードモナス属に属する微生物が産生ずる酵素
がα−オキシ産テアミドL一体だけを選択的に加水分解
し得ることを見出し、本発明を完成するに到った。
つ安価に製造できるα−オキシ酸アミドを原料とし、こ
れから微生物学的方法により対応する光学活性α−オキ
シ酸を得るべく鋭意検討した結果、エンテロバクタ−属
およびシュードモナス属に属する微生物が産生ずる酵素
がα−オキシ産テアミドL一体だけを選択的に加水分解
し得ることを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、エンテロバクタ−(En Ler
o−bacter)属またはシュードモナス(Pseu
do+5onas)属の微生物が産生ずるL−α−オキ
シ酸テアミド加水分解活性有する酵素の作用により、一
般式 1?−C1l−CONI+□■ 〔式中、Rはアルキル基(炭素数1〜4)、フェニル基
、アラルキル基または置換基を有するこれらの基を表す
。〕 で示されるDL−またはL−α−オキシ酸アミドから対
応するL−α−オキシ酸を生成せしめること、を特徴と
する光学活性のα−オキシ酸の製造法を要旨とするもの
である。
o−bacter)属またはシュードモナス(Pseu
do+5onas)属の微生物が産生ずるL−α−オキ
シ酸テアミド加水分解活性有する酵素の作用により、一
般式 1?−C1l−CONI+□■ 〔式中、Rはアルキル基(炭素数1〜4)、フェニル基
、アラルキル基または置換基を有するこれらの基を表す
。〕 で示されるDL−またはL−α−オキシ酸アミドから対
応するL−α−オキシ酸を生成せしめること、を特徴と
する光学活性のα−オキシ酸の製造法を要旨とするもの
である。
本発明で使用するDL−α−オキシ酸アミドは、合成の
容易なα−オキシニトリルからMnJ触媒等を用いる接
触水和法、あるいはα−オキシ酸エステルにアンモニア
を作用させる方法などにより容易に得ることが可能であ
るが、このDL−α−オキシ酸アミドあるいはまたL−
α−オキシ酸アミドから光学活性α−オキシ酸を製造す
ることについての報告は見あたらない。
容易なα−オキシニトリルからMnJ触媒等を用いる接
触水和法、あるいはα−オキシ酸エステルにアンモニア
を作用させる方法などにより容易に得ることが可能であ
るが、このDL−α−オキシ酸アミドあるいはまたL−
α−オキシ酸アミドから光学活性α−オキシ酸を製造す
ることについての報告は見あたらない。
■の具 ・i″日
本発明において使用される微生物は、本発明者らが各地
の土壌、汚泥等より新たに分離、見出したものであり、
具体的には例えば、エンテロバクタ−・クロアッセイN
−7901、シュードモナスSP。
の土壌、汚泥等より新たに分離、見出したものであり、
具体的には例えば、エンテロバクタ−・クロアッセイN
−7901、シュードモナスSP。
N−7131およびシュードモナスSP、 N−22
11を挙げることができる。
11を挙げることができる。
これらの微生物は、それぞれ微工研条寄第873号(エ
ンテロバクタ−・クロアッセイN−7901)、同第8
74号(シュードモナスSP、 N−7131)およ
び同第875号(シュードモナスSP、 N−221
1)として工業技術院微生物工業゛技術研究所(微工研
)に寄託されており、閃学的性質はそれぞれ以下の通り
である。
ンテロバクタ−・クロアッセイN−7901)、同第8
74号(シュードモナスSP、 N−7131)およ
び同第875号(シュードモナスSP、 N−221
1)として工業技術院微生物工業゛技術研究所(微工研
)に寄託されており、閃学的性質はそれぞれ以下の通り
である。
一比二jユ011淋−
+11 形 態
桿 菌 0.8〜1.2 X 1.0〜
1.5μ麟鞭 毛 周毛1本以上 運動性 十 グラム染色性 陰 性 (2) 生理学的性質 硝酸塩の還元 十 脱窒反応 − MRテスト − vpテスト 士 インドールの生成 − 硫化水素の生成 − クエン酸塩の利用 士 色素の生成 − ウレアーゼ − オキシダーゼ − カタラーゼ 士 生育の範囲 PI+4〜10 至適温度 35〜37℃ 酸素に対する態度 通性 嫌気性 0−Fテスト F アドニトール −− アラビノース + + キシロース + + グルコース + + マンノース + +フラクトース
+ + ガラクトース + + マルトース + + シュークロース + + ラクトース + + ラフィノース + ラムノース + グリセリン + + ソルビトール + + マンニトール + + イノシトール − − ズルシトール − ズルシトール − − (31その他 デンプンの分解 − ゼラチンの分解 − 尿素の分解 弱 反応 − ドロラーゼ + β−ガラクトシ ダーゼ + シアン化カリウ ムの耐性 十 N二」ユU床 (1) 形 態 桿 菌 鞭 毛 極上 1本以上 運動性 十 芽 胞 認めず グラム染色性 陰 性 (2) 生理学的性質 脱窒反応 十 インドールの生成 − 硫化水素の生成 − クエン酸塩の利用 十 色素の生成 水溶性色素 − 蛍光色素 − ウレアーゼ + オキシダーゼ + カタラーゼ + 40℃での生育 − 0−Fテスト 0 キシロース + グルコース + − マンノース + ガラクトース + ラクトース − マンニトール + 資化性 グルコース + フラクトース + L−アラビノ + −ス シュークロース − マロネイト − エタノール − トレハロース − meso−イノシ トール+ β−7ラニン + OL−フルギニン + (31その他 デンプンの分解 − ゼラチンの分解 − 尿素の分解 − ト の蓄積 アルギニンヒド ラーゼ − (1) 形 態 桿 菌 鞭 毛 極上 運動性 十 芽 胞 認めず グラム染色性 陰 性 (2) 生理学的性質 脱窒反応 弱 インドールの生成 − 硫化水素の生成 − クエン酸塩の利用 十 色素の生成 水溶性色素 弱 蛍光色素 − ウレアーゼ + オキシダーゼ + カフラーゼ 士 40℃での生育 −・ 0−Fテスト O キシロース + グルコース + マンノース + ガラクトース + ラクトース − マンニトール 閏 資化性 グルコース + フラクトース + L−アラビノ 十 一ス シュークロース − マロネイト − エタノール − トレハロース = ■eso−イノシ トール 弱 β−アラニン 弱 DL−アルギニン − (3) その他 デンプンの分解 − ゼラチンの分解 − 尿素の分解 十 ラーゼ − アミノペプチダ ーゼ + 以上の菌学的性質をバージニーズ・マニュアル・オブ・
デタミネイティブ・バクテリオロジー第8版(Berg
y’s Manual of Determinati
ve[1acteriology 8th、 ed、)
に従って検索すると、N−7901菌株はエンテロバク
タ−・クロアッセイと、N−7131およびN−221
1菌株はシュードモナス属に属するm菌とそれぞれ同定
された。なお、N−7131菌株は細胞内にポリ−β−
ヒドロキシブチレートを蓄積し、40℃での生育および
アルギニンジヒドラーゼが共に陰性、脱窒反応は陽性を
示し、糖の資化性等に非典型的性状が認められたが、本
菌はシュードモナス・ソラナシェラムまたはその近縁種
と思われる。
1.5μ麟鞭 毛 周毛1本以上 運動性 十 グラム染色性 陰 性 (2) 生理学的性質 硝酸塩の還元 十 脱窒反応 − MRテスト − vpテスト 士 インドールの生成 − 硫化水素の生成 − クエン酸塩の利用 士 色素の生成 − ウレアーゼ − オキシダーゼ − カタラーゼ 士 生育の範囲 PI+4〜10 至適温度 35〜37℃ 酸素に対する態度 通性 嫌気性 0−Fテスト F アドニトール −− アラビノース + + キシロース + + グルコース + + マンノース + +フラクトース
+ + ガラクトース + + マルトース + + シュークロース + + ラクトース + + ラフィノース + ラムノース + グリセリン + + ソルビトール + + マンニトール + + イノシトール − − ズルシトール − ズルシトール − − (31その他 デンプンの分解 − ゼラチンの分解 − 尿素の分解 弱 反応 − ドロラーゼ + β−ガラクトシ ダーゼ + シアン化カリウ ムの耐性 十 N二」ユU床 (1) 形 態 桿 菌 鞭 毛 極上 1本以上 運動性 十 芽 胞 認めず グラム染色性 陰 性 (2) 生理学的性質 脱窒反応 十 インドールの生成 − 硫化水素の生成 − クエン酸塩の利用 十 色素の生成 水溶性色素 − 蛍光色素 − ウレアーゼ + オキシダーゼ + カタラーゼ + 40℃での生育 − 0−Fテスト 0 キシロース + グルコース + − マンノース + ガラクトース + ラクトース − マンニトール + 資化性 グルコース + フラクトース + L−アラビノ + −ス シュークロース − マロネイト − エタノール − トレハロース − meso−イノシ トール+ β−7ラニン + OL−フルギニン + (31その他 デンプンの分解 − ゼラチンの分解 − 尿素の分解 − ト の蓄積 アルギニンヒド ラーゼ − (1) 形 態 桿 菌 鞭 毛 極上 運動性 十 芽 胞 認めず グラム染色性 陰 性 (2) 生理学的性質 脱窒反応 弱 インドールの生成 − 硫化水素の生成 − クエン酸塩の利用 十 色素の生成 水溶性色素 弱 蛍光色素 − ウレアーゼ + オキシダーゼ + カフラーゼ 士 40℃での生育 −・ 0−Fテスト O キシロース + グルコース + マンノース + ガラクトース + ラクトース − マンニトール 閏 資化性 グルコース + フラクトース + L−アラビノ 十 一ス シュークロース − マロネイト − エタノール − トレハロース = ■eso−イノシ トール 弱 β−アラニン 弱 DL−アルギニン − (3) その他 デンプンの分解 − ゼラチンの分解 − 尿素の分解 十 ラーゼ − アミノペプチダ ーゼ + 以上の菌学的性質をバージニーズ・マニュアル・オブ・
デタミネイティブ・バクテリオロジー第8版(Berg
y’s Manual of Determinati
ve[1acteriology 8th、 ed、)
に従って検索すると、N−7901菌株はエンテロバク
タ−・クロアッセイと、N−7131およびN−221
1菌株はシュードモナス属に属するm菌とそれぞれ同定
された。なお、N−7131菌株は細胞内にポリ−β−
ヒドロキシブチレートを蓄積し、40℃での生育および
アルギニンジヒドラーゼが共に陰性、脱窒反応は陽性を
示し、糖の資化性等に非典型的性状が認められたが、本
菌はシュードモナス・ソラナシェラムまたはその近縁種
と思われる。
上記微生物を培養して本発明の酵素を生成せしめるには
、炭素源、窒素源、無機塩および有機栄養源を含有する
通常の培地を用い好気的に咳微生。
、炭素源、窒素源、無機塩および有機栄養源を含有する
通常の培地を用い好気的に咳微生。
物の培養を行えばよい。
炭素源としてはグルコース、フラクトース、シェークロ
ース、マルトース等のtJ!g、酢酸、クエン酸等の有
機酸その他が適宜使用でき、その使用量は通常培地中に
O51〜10%(重量%、以下同じ)である。窒素源と
してはペプトン、肉エキス、酵母エキス、コーンステイ
ープリカー、蛋白質加水分解物、アミノ酸等の一般天然
窒素源の他に各種の無機酸または有機酸のアンモニウム
塩等が使用できる。無機塩類としてはに112P04、
KzllPO,、NazllPOn、NaC1,CaC
1z、qgso、、7H20およびPe、 Mn、 Z
n、 C。
ース、マルトース等のtJ!g、酢酸、クエン酸等の有
機酸その他が適宜使用でき、その使用量は通常培地中に
O51〜10%(重量%、以下同じ)である。窒素源と
してはペプトン、肉エキス、酵母エキス、コーンステイ
ープリカー、蛋白質加水分解物、アミノ酸等の一般天然
窒素源の他に各種の無機酸または有機酸のアンモニウム
塩等が使用できる。無機塩類としてはに112P04、
KzllPO,、NazllPOn、NaC1,CaC
1z、qgso、、7H20およびPe、 Mn、 Z
n、 C。
等の重金属イオンが必要に応じて適宜使用される。
なお、この際、高い酵素活性を誘導させるため炭素数2
〜5の脂肪族アミド(例えば、アセトアミド、プロピオ
ンアミド、ブチルアミド、サクシノアミド等)を少量添
加することが効果的であり、その添加量は使用する微生
物によって若干異なるが通常培地中に0.01%以上、
とりわけ0.1〜0.5χ程度とするのが好ましい。
〜5の脂肪族アミド(例えば、アセトアミド、プロピオ
ンアミド、ブチルアミド、サクシノアミド等)を少量添
加することが効果的であり、その添加量は使用する微生
物によって若干異なるが通常培地中に0.01%以上、
とりわけ0.1〜0.5χ程度とするのが好ましい。
培養はP]15〜lO1温度20〜40℃の範囲で1〜
5日間好気的に行う。
5日間好気的に行う。
本発明は、微生物が産生ずる酵素の作用を利用するもの
であるが、その酵素作用は上記のように培養して得た微
生物の培養液、分離生菌体、または菌体処理物(例えば
菌体破砕物、菌体抽出物等)、さらには常法に従って菌
体または菌体処理物を′ポリアクリルアミド、カラギー
ナン等で固定化した菌体等いずれの使用によっても得る
ことが可能で、これらの使用形態は全て本発明に適用し
得る。
であるが、その酵素作用は上記のように培養して得た微
生物の培養液、分離生菌体、または菌体処理物(例えば
菌体破砕物、菌体抽出物等)、さらには常法に従って菌
体または菌体処理物を′ポリアクリルアミド、カラギー
ナン等で固定化した菌体等いずれの使用によっても得る
ことが可能で、これらの使用形態は全て本発明に適用し
得る。
本発明に使用されるDL−またはL−オキシ酸アミドは
、前記一般式中、Rがアルキル基(炭素数1〜4)、フ
ェニル基、アラルキル基または置換基を有するこれらの
基で表される化合物であり置換基としてはメルカプト基
、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキシル基、フェニ
ル基、インドリル基、ピリジル基、イミダゾリル基等で
ある。
、前記一般式中、Rがアルキル基(炭素数1〜4)、フ
ェニル基、アラルキル基または置換基を有するこれらの
基で表される化合物であり置換基としてはメルカプト基
、ヒドロキシル基、アミノ基、カルボキシル基、フェニ
ル基、インドリル基、ピリジル基、イミダゾリル基等で
ある。
加水分解反応は、通常、これらDL−またはL−オキシ
酸アミド濃度0.5〜50%(反応基i溶液はスラリー
状であってもよい)、微生物等の使用量は乾燥菌体とし
て反応液泡たり0.01〜10%、反応温度20〜60
℃、P116〜11、反応時間0.1〜100時間の範
囲で行う。
酸アミド濃度0.5〜50%(反応基i溶液はスラリー
状であってもよい)、微生物等の使用量は乾燥菌体とし
て反応液泡たり0.01〜10%、反応温度20〜60
℃、P116〜11、反応時間0.1〜100時間の範
囲で行う。
かくして、反応液中に生成、蓄積したし一オキシ酸は、
イオン交換法、その他公知の方法を組合せて分離、精製
し取得することができる。
イオン交換法、その他公知の方法を組合せて分離、精製
し取得することができる。
また、原料としてDL−α−オキシ酸アミドを使用した
場合、L−α−オキシ酸を分離した後の反応液からD−
α−オキシ酸とすることもできる。
場合、L−α−オキシ酸を分離した後の反応液からD−
α−オキシ酸とすることもできる。
さらに、L−α−オキシ酸アミドは酸または塩基により
ラセミ化させたり、酸化、還元によりピルビン酸誘導体
を経てラセミ化させた後、再び加水分解反応へ戻してL
−α−オキシ酸を得る原料とする。
ラセミ化させたり、酸化、還元によりピルビン酸誘導体
を経てラセミ化させた後、再び加水分解反応へ戻してL
−α−オキシ酸を得る原料とする。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの例のみに限定されるものではない。
発明はこれらの例のみに限定されるものではない。
実施例1
下記の組成の培地を使用し、30℃で48時間N=79
01閏の振盪培養を行った。
01閏の振盪培養を行った。
シュークロース 1%
肉エキス 0.5%
プロピオンアミド 0.5%
P Hに
の培養液IIlを第1表に示しDL−α−オキシ酸アミ
ドの0.05χ水溶液(Tris−11CI緩衝液(P
H9) )の9−2に加え、30℃で20分反応させ
た後、濃塩酸にて酸性として反応を停止させた。この反
応液を除菌フィルターを用いて除菌後、高速液体クロマ
トグラフィーにて分析し、生成したα−オキシ酸の立体
化学を標準品と比較し光学収率(L−α−4オキシ酸/
生成α−オキシ酸)を算出した。
ドの0.05χ水溶液(Tris−11CI緩衝液(P
H9) )の9−2に加え、30℃で20分反応させ
た後、濃塩酸にて酸性として反応を停止させた。この反
応液を除菌フィルターを用いて除菌後、高速液体クロマ
トグラフィーにて分析し、生成したα−オキシ酸の立体
化学を標準品と比較し光学収率(L−α−4オキシ酸/
生成α−オキシ酸)を算出した。
第 1 表
実施例2
下記の組成の培地を使用し、30℃で48時間N−22
11菌株の振盪培養を行った。
11菌株の振盪培養を行った。
グリセロール 1%
酵母エキス o、osx
イソブチルアミド 0.5χ
PH7
以下、実施例1において反応時間を2時間とした以外、
実施例1と同様の操作を行い第2表に示す結果を得た。
実施例1と同様の操作を行い第2表に示す結果を得た。
第 2 表
実施例3
下記の組成の培地を使用し、30℃で48時間N−71
31菌の振盪培養を行った グリセロール 1% 肉エキス 0.5% イソブチルアミド 0.5% PH7 以下、原料としてDL−ラクトアミドを(吏用して実施
例2と同様の操作を行った薄吉果、収率((士込DL一
体基準) 20%で光学収率100%のL−乳酸が得ら
れた。
31菌の振盪培養を行った グリセロール 1% 肉エキス 0.5% イソブチルアミド 0.5% PH7 以下、原料としてDL−ラクトアミドを(吏用して実施
例2と同様の操作を行った薄吉果、収率((士込DL一
体基準) 20%で光学収率100%のL−乳酸が得ら
れた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エンテロバクター(Enterobacter)属また
はシュードモナス(Pseudomonas)属の微生
物が産生するL−α−オキシ酸アミド加水分解活性を有
する酵素の作用により、 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはアルキル基(炭素数1〜4)、フェニル基
、アラルキル基または置換基を有するこれらの基を表す
。〕 で示されるDL−またはL−α−オキシ酸アミドから対
応するL−α−オキシ酸を生成せしめること、を特徴と
する光学活性α−オキシ酸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19386885A JPS6255098A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 光学活性α−オキシ酸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19386885A JPS6255098A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 光学活性α−オキシ酸の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6255098A true JPS6255098A (ja) | 1987-03-10 |
JPH0574353B2 JPH0574353B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=16315089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19386885A Granted JPS6255098A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 光学活性α−オキシ酸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6255098A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0284198A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-03-26 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 光学活性なα―置換有機酸の製造方法 |
US5283193A (en) * | 1988-06-27 | 1994-02-01 | Asahi Kasei Kogyo K.K. | Process for producing optically active α-substituted organic acid and microorganism and enzyme used therefor |
US5597716A (en) * | 1993-11-18 | 1997-01-28 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Process for producing D-lactic acid and L-lactamide |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP19386885A patent/JPS6255098A/ja active Granted
Cited By (5)
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JPH0574353B2 (ja) | 1993-10-18 |
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