JPS6254656B2 - - Google Patents

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JPS6254656B2
JPS6254656B2 JP2526879A JP2526879A JPS6254656B2 JP S6254656 B2 JPS6254656 B2 JP S6254656B2 JP 2526879 A JP2526879 A JP 2526879A JP 2526879 A JP2526879 A JP 2526879A JP S6254656 B2 JPS6254656 B2 JP S6254656B2
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Japan
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present
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Naoyuki Suzuki
Tomohiko Yoshida
Hiroshi Mori
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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    • B29K2995/0026Transparent

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は首部が透明乃至半透明で、且つ胴部が
不透明又はくもり硝子状なるプラスチツク製化粧
品用瓶の製造方法に関するものである。
ポリエチレンテレフタレートは機械的性質、耐
薬品性に優れ、しかもポリ塩化ビニルの如き可塑
性や残存モノマーによる人体への影響がなく、ま
たポリエチレン、ポリプロピレン等に比べて酸
素、炭酸ガス等のガス透過率が低く透明性に優
れ、さらに衛生性に優れていることから食料品、
飲料品、化粧品等の容器として用いられはじめて
いる。特に耐薬品性に優れ内容物を変質させない
特性を有することから化粧品瓶及び医薬品瓶用に
使用することが注目されはじめている。しかもこ
の化粧品分野では容器が透明性なものよりもむし
ろ装飾性に優れた特異な外観を有するものが要求
されている。これらの要求を満足させるために瓶
成形用の金型面に所望の模様をつけ、その模様を
瓶に転写したり、あるいは金型面を梨地模様のよ
うな粗面にしてくもり瓶を形成したり、さらには
ポリエステルの結晶化特性を利用してプリフオー
ムを過度に加熱し結晶化による白化を起こさせて
成形し、白濁状瓶を得る方法等種々の方法が提案
されている。しかるにかかる方法では瓶の首部が
透明で胴部がくもり硝子状なる瓶を得ることがで
きるが金型面の加工に多大の労力を要することや
プリフオームの加熱に長時間を要したり、さらに
は安定な成形を行なうことが困難である等の問題
点がある。
本発明者らは上述した如き現状に鑑み機械的性
質および耐薬品性に優れ、首部がほぼ透明で且つ
胴部が不透明又はくもり硝子状なる装飾性に優れ
たプラスチツク製化粧品用瓶を得るべく鋭意検討
した結果主たるくりかえし単位がエチレンテレフ
タレートである熱可塑性ポリエステル樹脂に特定
量のスチレン系樹脂を配合した樹脂組成物を用
い、特定の金型温度のもとで射出成形によりプリ
フオームを製造し、これを特定条件のもとでブロ
ー成形することによりその目的を達成しうること
を見出し本発明に到達した。
即ち本発明の要旨とするところは主たるくりか
えし単位がエチレンテレフタレートである熱可塑
性ポリエステル樹脂95〜60重量%およびスチレン
系樹脂5〜40重量%なる樹脂組成物を溶融押出し
て金型温度50℃以下にて射出成形によりプリフオ
ームを成形した後、これを延伸温度80〜160℃、
全延伸倍率1.5〜6なる条件でブロー成形するこ
とを特徴とする首部が透明乃至半透明で、且つ胴
部が不透明又はくもり硝子状なるプラスチツク製
化粧品用瓶の製造方法なる発明にある。
本発明における熱可塑性ポリエステル樹脂とは
それを構成するくりかえし単位の90モル%以上が
エチレンテレフタレートからなるものであり、共
重合成分としてはイソフタル酸、アジピン酸、セ
バシン酸、P―β―オキシエトキシ安息香酸、ジ
フエニルエーテル―4,4′―ジカルボン酸、ジフ
エノキシエタン―4,4′―ジカルボン酸等または
これらのアルキルエステル誘導体等のジカルボン
酸成分、プロピレングリコール、ブタンジオー
ル、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグ
リコール、シクロヘキサンジメタノール等のグリ
コール類が用いられる。熱可塑性ポリエステル樹
脂はエステル交換反応を得て重縮合を行なう方
法、あるいは直接エステル化を経て重縮合を行な
う方法のいずれかの方法によつて得られるポリマ
ーを使用することができる。熱可塑性ポリエステ
ルの固有粘度〔η〕は0.55〜1.5の範囲、特に0.65
〜1.4の範囲にあることが好ましい。固有粘度が
0.55未満の場合には最終的に得られる瓶の機械的
強度が著しく低下すると同時に瓶胴部表面の艶が
なく美麗さを損なう。一方固有粘度が1.5を超え
る場合には成形加工性が著しく悪くなるので好ま
しくない。なお固有粘度〔η〕はフエノール/テ
トラクロルエタン=50/50(重量比)溶液中25℃
で測定した溶液粘度より求めた値である。
本発明におけるスチレン系樹脂とはスチレンの
単独重合体、プタジエンとスチレンの共重合体等
のゴム成分を20重量%以下含むいわゆる耐衝撃性
ポリスチレン、スチレンとα―メチルスチレンと
の共重合体、スチレンとアクリロニトリルとの共
重合体等である。
本発明において上記熱可塑性ポリエステル樹脂
とスチレン系樹脂をブレンドする方法は上記夫々
の樹脂粉末又はペレツトをブレンダーで混合した
後押出機によりペレツト化するか、あるいは直接
これら樹脂粉末、又はペレツトを押出機に供給し
直接成形する等通常の方法を任意に用いることが
できるが、前者のブレンダーで混合した後押出機
によりペレツト化する方法が好適である。しかる
後これらブレンドされたペレツトを後述する瓶の
製造方法に使用する。
本発明の実施に際しては上記樹脂組成物には本
発明の目的を逸脱しない範囲で染顔料、柴外線吸
収剤、帯電防止剤、核剤等の添加物を加えること
は任意である。
本発明におけるプラスチツク製化粧品用瓶は上
記熱可塑性ポリエステル樹脂が95〜60重量%およ
びスチレン系樹脂が5〜40重量%の割合で配合さ
れていることが必要であり、この範囲を逸脱した
場合には本発明の特徴である首部が透明乃至半透
明で、且つ胴部が不透明又はくもり硝子状なるプ
ラスチツク製化粧品用瓶が得られにくい。即ちス
チレン系樹脂の量が5重量%未満である場合には
瓶胴部の不透明性が低下し目的とする美麗な瓶と
はならない。一方スチレン系樹脂の量が40重量%
を超える場合には瓶首部の不透明感が増し、その
上エチルアルコール、香料等に長時間さらされる
とクラツクが発生したり、さらには瓶に内容物を
充填しての落下テストにおける破損の度合が著し
く大きくなる等の好ましくない結果となる。
本発明の特殊な外観を有するプラスチツク製化
粧品用瓶は上述した如き熱可塑性ポリエステル樹
脂とスチレン系樹脂との特定割合からなる樹脂組
成物のペレツトを溶融押出して金型温度50℃以下
にて射出成形によりプリフオームを成形した後、
このプリフオームを延伸温度80〜160℃、全延伸
倍率1.5〜6なる条件でブロー成形し延伸配向せ
しめることにより得ることができる。本発明にお
いては上述した如き本発明範囲内の樹脂組成物を
用いて溶融押出成形から直接本発明の瓶のような
中空容器を製造するいわゆるダイレクトブロー成
形によつては本発明の特殊な外観を有する瓶は得
られなく、射出成形によつていつたんプリフオー
ムを成形し、しかる後特定の延伸条件下でブロー
成形し延伸配向せしめることに初めて得られるも
のである。射出成形によりプリフオームを成形す
る際には金型温度を50℃以下、好ましくは15℃以
下に保持することが必要である。金型温度が50℃
より高い場合には得られるプリフオームの表面の
艶が消失し、ひいては最終製品である瓶の表面外
観を損なうので好ましくない。ここでプリフオー
ムの肉厚は目的とする化粧品用瓶の形態およびブ
ロー成形時の延伸倍率等によつて任意に変更しう
るが成形加工性の面から1〜12mmの範囲にあるこ
とが好ましく上記熱可塑性ポリエステル樹脂が単
独重合体の場合には1〜5mm、共重合体の場合に
は1〜12mmの範囲のものが好ましい。
本発明におけるブロー成形とは射出成形によつ
てプリフオームを成形し、プリフオームが完全に
冷却される前に金型より抜き出してブロー金型に
セツトし上記延伸温度範囲内にて加圧空気等を吹
き込んでブロー成形するいわゆるインジエクシヨ
ンブロー成形法や、射出成形によつて得たプリフ
オームを一度冷却し金型より抜き出してブロー金
型にセツトし上記所定の延伸温度範囲内に再加熱
し延伸ブローを行なういわゆる延伸ブロー成形法
を意味するものであり、延伸ブロー成形法が好ま
しく用いられる。
また本発明における延伸温度は上記インジエク
シヨンブロー成形法や延伸ブロー成形法等によつ
てブロー成形する直前のプリフオームの外側表面
温度により定義されるものであり、該プリフオー
ムの内側表面温度も上記温度範囲に入つているこ
とが必要である。80℃未満の温度下でブロー成形
する場合には部分的に延伸が行なわれ不均一な肉
厚となり易く、また金型の再現性が悪い成形品し
か得られない。また160℃を超える温度でブロー
成形する場合には配向が充分に行なわれないため
落下強度等の機械的強度が著しく低い成形品とな
ると同時に、胴部の不透明化が行なわれず首部と
同じ透明なものしか得られず本発明の目的とする
特殊な外観を有する化粧品用瓶が得られない。本
発明を実施するに際しては延伸温度を特に90〜
130℃の範囲に設定することによつて機械的強度
および特殊な外観、金型の再現性等に優れた成形
品を得ることができるので好ましいものである。
プリフオームを上記延伸温度範囲に保持せしめる
には射出成形によつて得た高温状態のプリフオー
ムを冷却途中で金型より抜き出して所定の延伸温
度範囲に保持するか、又はこの高温状態のプリフ
オームをいつたん室温程度に冷却した後遠赤外線
ヒーターなどで該プリフオームを回転させながら
均一に加熱し所定の延伸温度範囲に保持するなど
の方法を適宜用いればよい。
さらに本発明における上記全延伸倍率とは次の
ように定義されるものである。即ちブロー成形さ
れた中空成形品の延伸配向された縦方向のサイズ
とこの縦方向に対応するプリフオームの実質的に
未配向なる縦方向のサイズとの比をR1、またブ
ロー成形された中空成形品の延伸配向された横方
向のサイズとこの横方向に対応するプリフオーム
の実質的に未配向なる横方向のサイズとの比を
R2とすると 全延伸倍率=R1×R2 で示されるものである。本発明においてはこの全
延伸倍率が1.5〜6の範囲にあることが必要であ
り、この範囲を逸脱する条件のもとでブロー成形
しても本発明の目的とする化粧品用瓶が得られな
い。
本発明の化粧品用瓶は上述した如き、特定の温
度下で射出成形によりプリフオームを作成し、し
かもこのプリフオームを特定の条件下でブロー成
形し延伸配向せしめることにより初めて得られる
ものであり、延伸配向により瓶胴部の不透明なる
外観あるいはくもり硝子状なる外観がより一層顕
著に発現するのである。この瓶胴部の不透明ある
いはくもり硝子状外観の発現機構は明確ではない
が次のように考えられる。即ち熱可塑性ポリエス
テル樹脂と、これに対し良好なる分散性を有し、
しかも近似の屈折率を有するスチレン系樹脂とを
使用することにより透明性に優れたプリフオーム
とすることができる。しかるにこのプリフオーム
を上記方法のブロー成形により延伸配向せしめる
ことによりポリエステル樹脂部分が結晶化し屈折
率が変化しスチレン系樹脂との屈折率の差が大き
くなり不透明化を来すものと考えられる。この不
透明化の現象は容器の肉厚が大きく、延伸倍率が
大きい程進行する。
本発明の化粧品用瓶は高い成形温度にも黄変等
を起さず安定であり、優れた光沢を有し、特殊な
表面外観を有し装飾性に優れ、さらには軽量で耐
薬品性、機械的性質にも優れ、しかも厚肉感、重
厚感にも優れているなど従来のガラス製化粧品用
瓶に対し何ら損色のない優れた特徴を有するもの
である。本発明の化粧品用瓶はヘアートニツク、
ヘアーリキツド、化粧クリーム、化粧水、化粧乳
液、香水等さらにはシヤンプー、リンスなどのト
イレタリー用容器として好適である。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例 1 ジカルボン酸成分としてイソフタル酸を7.5モ
ル%を共重合せしめた〔η〕が1.0なるポリエチ
レンテレフタレート系共重合体樹脂ペレツト90重
量部、α―メチルスチレンを3モル%を共重合せ
しめたベンゼン中で測定した〔η〕が0.6なるス
チレン系共重合体樹脂ペレツト10重量部を夫々水
分率0.004%に真空乾燥した後ブレンダーでよく
混合し、これをスクリユー先端にダルメージのつ
いた圧縮比2.5のスクリユーを有する65mmφの溶
融押出機に供給し270℃の成形温度でペレツト成
形し、均一に混合されたペレツトを得た。
引き続きこのペレツトを150℃で真空乾燥し水
分率0.004%にした後6オンスの射出成形機で樹
脂温度270℃にて、ホツトランナー付2個取りプ
リフオーム用金型を用いて該金型温度15℃にて成
形を行ないネジ部外径50mm、胴部の平均外径35
mm、平均肉厚5mm、重量50gのプリフオームを得
た。得られたプリフオームの外観はネジ部及び胴
部ともにわずかにヘイズのかかつた透明のもので
あつた。
このプリフオームを二軸延伸ブロー成形機にセ
ツトし、プリフオームを回転させながら遠赤外線
ヒーターでネジ部を除く部分を均一に95℃に加熱
し、ブロー圧力20Kg/cm2で縦方向に1.2倍、横方
向に平均1.8倍で全延伸倍率約2.2倍になるよう延
伸してクリーム用容器を得た。
得られた容器の胴部はパール感がわずかにある
ヘイズが強くかかつた光沢の良好なものであり、
首部の透明感とのバランスのとれた美麗な容器で
ある。
実施例 2 〔η〕が0.73のポリエチレンテレフタレートホ
モポリマー83重量部とベンゼン中で測定した
〔η〕が0.58であるポリスチレン17重量部をそれ
ぞれ水分率0.005%に真空乾燥した後ブレンダー
でよく混合し、これをスクリユー先端にダルメー
ジのついた圧縮比2.5のスクリユーを有する65mm
φの溶融押出機に供給し280℃の成形温度でペレ
ツト成形し、均一に混合されたペレツトを得た。
得られたペレツトを除湿空気循環乾燥機で水分
率0.003%まで乾燥した後6オンスの射出成形機
で樹脂温度285℃にて、コールドランナー付2個
取りプリフオーム用金型を用いて該金型温度15℃
にて成形を行ないネジ部外径28mm、胴部の平均外
径24.9mm、平均肉厚4mm、重量42gのプリフオー
ムを得た。得られたプリフオームの外観はネジ部
及び胴部ともに半透明であつた。
このプリフオームを二軸延伸ブロー成形機にセ
ツトし、プリフオームを回転させながら遠赤外線
ヒーターでネジ部を除く部分を均一に97℃に加熱
し、ブロー圧力20Kg/cm2で縦方向に1.3倍、横方
向に2.2倍で全延伸倍率約2.9倍になるよう延伸し
て内容積約250mlの化粧液用ボトルを得た。
得られたボトルの胴部は不透明であり、ネジ部
の半透明との対比で外観的に特異なボトルであ
る。
このボトルに0℃の水を充填し、キヤツプをし
た後1.5mの高さから10回落下させたが割れなか
つた。
実施例 3 〔η〕が1.2のポリエチレンテレフタレートホ
モポリマー92重量部とベンゼン中で測定した
〔η〕が0.65のポリスチレン8重量部をそれぞれ
水分率0.005%に真空乾燥した後ブレンダーでよ
く混合し、これをスクリユー先端にダルメージの
ついた圧縮比2.5のスクリユーを有する65mmφの
溶融押出機に供給し290℃の成形温度でペレツト
成形し、均一に混合されたペレツトを得た。
引き続きこのペレツトに10倍濃度にされた紺色
のポリエチレンテレフタレートベースのマスター
バツチを1/10濃度になるように混合し、水分率
0.004%以下に真空乾燥した。しかる後日精樹脂
製ISB―150二軸延伸ブロー成形機(いわゆるイ
ンライン方式)でシリンダー温度285℃にて、金
型温度10℃にて射出成形し胴部外径19.5mm、平均
肉厚約4mm、重量45gのプリフオームを成形し、
このプリフオームを同ブロー成形機内で延伸温度
100℃に縦方向に1.3倍、横方向に2倍で全延伸倍
率2.3倍になるようにして延伸して円筒形ボトル
を得た。
得られたボトルはネジ部が透明感の強い僅かに
ヘイズのかかつた深い紺色であり、胴部はパール
感が強く、首部より紺色が薄く、僅かに透明感の
残つた不透明外観を有する美麗なものであつた。
このボトルに0℃の水を充填し、キヤツプをし
た後1.5mの高さから10回落下させたが割れなか
つた。
上記実施例1,2,3で得られたボトルに市販
のヘアーリキツドを充填し栓をして40℃、2ケ月
間静置して耐薬品テストを実施したが外観に全く
変化はなかつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主たるくりかえし単位がエチレンテレフタレ
    ートである熱可塑性ポリエステル樹脂95〜60重量
    %およびスチレン系樹脂5〜40重量%なる樹脂組
    成物を溶融押出して金型温度50℃以下にて射出成
    形によりプリフオームを成形した後、これを延伸
    温度80〜160℃、全延伸倍率1.5〜6なる条件でブ
    ロー成形することを特徴とする首部が透明乃至半
    透明で、且つ胴部が不透明又はくもり硝子状なる
    プラスチツク製化粧品用瓶の製造方法。
JP2526879A 1979-03-05 1979-03-05 Plastic bottle for cosmetic and manufacturing method thereof Granted JPS55117632A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2526879A JPS55117632A (en) 1979-03-05 1979-03-05 Plastic bottle for cosmetic and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2526879A JPS55117632A (en) 1979-03-05 1979-03-05 Plastic bottle for cosmetic and manufacturing method thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55117632A JPS55117632A (en) 1980-09-10
JPS6254656B2 true JPS6254656B2 (ja) 1987-11-16

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ID=12161274

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01259826A (ja) * 1988-04-08 1989-10-17 Sanyo Electric Co Ltd 電気掃除機

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AU3639801A (en) * 1999-11-02 2001-05-14 Coca-Cola Company, The Improved apparatus and method for concealing a promotional compartment
BE1017144A5 (nl) * 2006-05-18 2008-03-04 Resilux Gewijzigde voorvorm en behouder, i.h.b. voor gevoelige producten, en wekwijze voor het vervaardigen hiervan.
WO2007128085A2 (en) 2006-05-04 2007-11-15 Resilux Preform and container for radiosensitive products and method for the manufacturing thereof

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