JPS6254545B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6254545B2 JPS6254545B2 JP2859580A JP2859580A JPS6254545B2 JP S6254545 B2 JPS6254545 B2 JP S6254545B2 JP 2859580 A JP2859580 A JP 2859580A JP 2859580 A JP2859580 A JP 2859580A JP S6254545 B2 JPS6254545 B2 JP S6254545B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paddy
- sorting
- machine
- brown rice
- grain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 claims description 43
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Landscapes
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は脱装置の改良に係るものである。
従来から万石篩を有する脱装置は知られてい
るが、籾玄米は流下樋状の単純な万石篩の金網程
度では十分に選別できず、同じ玄米が籾に混つて
何回も脱ロールの間隙を通過するので肌擦れを
生じ、現今の良質米時代に通用する選別処理は不
可能である。従つて高性能の揺動選別盤を有する
揺動選別機が用いられる。ところが揺動選別機は
その振動で装置全体が動揺することと、動揺によ
つて選別性能が低下するのが大きな欠陥である。
この欠陥である動揺を防ぐためには選別盤の重心
をできるだけ低くせねばならない。
るが、籾玄米は流下樋状の単純な万石篩の金網程
度では十分に選別できず、同じ玄米が籾に混つて
何回も脱ロールの間隙を通過するので肌擦れを
生じ、現今の良質米時代に通用する選別処理は不
可能である。従つて高性能の揺動選別盤を有する
揺動選別機が用いられる。ところが揺動選別機は
その振動で装置全体が動揺することと、動揺によ
つて選別性能が低下するのが大きな欠陥である。
この欠陥である動揺を防ぐためには選別盤の重心
をできるだけ低くせねばならない。
しかしながら、従来の風選分岐路及び排風機を
内蔵した基体の上部に脱機、揺動選別機を載置
した装置をおいては揺動体の重心が高いために安
定性を欠き、また、揺動選別機の籾排出口が脱
機と反対側に形成され、脱機に対する揚穀用輸
送機の供給部との間に大きな水平距離が形成され
ているため、この水平距離に沿つて籾を移送する
ためのスクリユーコンベヤーなどの余分の輸送機
を設ける必要がある。
内蔵した基体の上部に脱機、揺動選別機を載置
した装置をおいては揺動体の重心が高いために安
定性を欠き、また、揺動選別機の籾排出口が脱
機と反対側に形成され、脱機に対する揚穀用輸
送機の供給部との間に大きな水平距離が形成され
ているため、この水平距離に沿つて籾を移送する
ためのスクリユーコンベヤーなどの余分の輸送機
を設ける必要がある。
また、上側に籾漏斗を有する脱装置の下方に
先端を吸引唐箕に連通する選別風路を形成してな
る風選装置を設け、該風選装置の後方に昇降装置
を連接し、該昇降装置の上端排出口に連接する供
給タンクの下方で、かつ、風選装置の上側に位置
させて揺動選別装置を設けて構成される籾粒調整
機において、揺動選別装置の下方に漏斗状の集塵
口を設け、該集塵口を風胴を介して選別風路に連
通させた穀粒調整機における揺動選別装置の集塵
装置が実開昭54−3476号公報として提案されてい
る。
先端を吸引唐箕に連通する選別風路を形成してな
る風選装置を設け、該風選装置の後方に昇降装置
を連接し、該昇降装置の上端排出口に連接する供
給タンクの下方で、かつ、風選装置の上側に位置
させて揺動選別装置を設けて構成される籾粒調整
機において、揺動選別装置の下方に漏斗状の集塵
口を設け、該集塵口を風胴を介して選別風路に連
通させた穀粒調整機における揺動選別装置の集塵
装置が実開昭54−3476号公報として提案されてい
る。
しかし、このものは、揺動選別装置の上部に設
けた振動コンベヤーが受入側を高く、排出側を低
くして配置され、籾・玄米用の揚穀機の供給タン
クを前記揺動選別装置の中央付近にある前記振動
コンベヤーの高い受入側に連絡したため、揚穀機
の供給タンクを振動コンベヤーの最も高い位置の
上部に配置しなければならず、穀粒調整機全体の
高さが高くなり設置が不安定になる欠点があつ
た。
けた振動コンベヤーが受入側を高く、排出側を低
くして配置され、籾・玄米用の揚穀機の供給タン
クを前記揺動選別装置の中央付近にある前記振動
コンベヤーの高い受入側に連絡したため、揚穀機
の供給タンクを振動コンベヤーの最も高い位置の
上部に配置しなければならず、穀粒調整機全体の
高さが高くなり設置が不安定になる欠点があつ
た。
さらに、仕上米風選装置の上方部に前後の揺動
運動により選穀する選穀揺動板を傾斜させて設け
た籾摺機における揺動選穀装置が実公昭39−2973
号公報として提案され、また、揺動選別機と一体
に構成した送出面を設けた箱体の端部に原料供給
管を配し、送出面上に穀粒ならし板を取り付けた
穀類揺動式撰別機が、実開昭49−77163号として
それぞれ提案されている。しかし、これらのもの
は選穀揺動板の最も高い位置よりさらに高い位置
で漏斗、または供給管から混合米を供給するもの
で、機械全体の高さが高くなり設置が不安定にな
る欠点があつた。
運動により選穀する選穀揺動板を傾斜させて設け
た籾摺機における揺動選穀装置が実公昭39−2973
号公報として提案され、また、揺動選別機と一体
に構成した送出面を設けた箱体の端部に原料供給
管を配し、送出面上に穀粒ならし板を取り付けた
穀類揺動式撰別機が、実開昭49−77163号として
それぞれ提案されている。しかし、これらのもの
は選穀揺動板の最も高い位置よりさらに高い位置
で漏斗、または供給管から混合米を供給するもの
で、機械全体の高さが高くなり設置が不安定にな
る欠点があつた。
本発明は前記の欠点を解消し、選別盤とその上
部の振動コンベヤーを脱機側に傾下して選別盤
の籾排出口と籾揚穀用輸送機とを接近させ、脱
機籾供給部と選別盤の籾排出口とをその間に煩わ
しい他の輸送機を介装することなく単一の揚穀用
輸送機によつて連絡し、また、振動コンベヤーの
下端受入部直上に近接して籾・玄米タンクの排出
口を配置し、揺動選別盤の重心位置を可及的に低
くして機構全体の安定度を増大すると共に、装置
全体の規模を最小限度に縮減して構成費を節減
し、選別盤へ籾・玄米を供給する籾・玄米タンク
の排出口を選別盤の揺動方向の略中央部上方に設
けたものに比較して穀粒調整機全体の高さを縮減
でき、しかも、設置場所と移動を容易に行える脱
装置を提供することを目的とするものである。
部の振動コンベヤーを脱機側に傾下して選別盤
の籾排出口と籾揚穀用輸送機とを接近させ、脱
機籾供給部と選別盤の籾排出口とをその間に煩わ
しい他の輸送機を介装することなく単一の揚穀用
輸送機によつて連絡し、また、振動コンベヤーの
下端受入部直上に近接して籾・玄米タンクの排出
口を配置し、揺動選別盤の重心位置を可及的に低
くして機構全体の安定度を増大すると共に、装置
全体の規模を最小限度に縮減して構成費を節減
し、選別盤へ籾・玄米を供給する籾・玄米タンク
の排出口を選別盤の揺動方向の略中央部上方に設
けたものに比較して穀粒調整機全体の高さを縮減
でき、しかも、設置場所と移動を容易に行える脱
装置を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するために、本発明の脱装置
は基体の長い方向の一側部に、一対の脱ロール
を平行軸架した脱機をその平行軸を基体の短い
方向に向けて載置装着し、基体の長い方向の他側
部に、前記平行軸に対し直角方向に揺動する選別
盤を脱機側に傾下して装架した選別機を脱機
と対向して載置装着し、基体内には風選分岐路の
下方にある籾・玄米混合粒の流下路を脱機の
籾・玄米・籾殻の落下部から基体の長い方向に傾
設し、流下路の下端にはスクリユーコンベヤーを
基体の短い方向に向けて軸架し、前記風選分岐路
を籾殻排風機に連結し、選別盤の籾・玄米供給部
に上架した籾・玄米タンクの供給口と選別盤の
籾・玄米混合粒の排出路に連なる前記スクリユー
コンベヤーの排出口部とを揚穀用輸送機によつて
連絡し、前記選別機の上部に近接して脱機側に
傾下する振動コンベヤーを装着し、前記選別機の
揺下側端部において、前記振動コンベヤーの下端
受入部直上に近接して籾・玄米タンクの排出口を
配置し、また選別盤の籾排出口を脱機の脱漏
斗19の籾排出部より下位に位置させると共に該
籾排出口と脱漏斗の籾供給部とを揚穀用輸送機
によつて短絡的に連絡したことを特徴とする。
は基体の長い方向の一側部に、一対の脱ロール
を平行軸架した脱機をその平行軸を基体の短い
方向に向けて載置装着し、基体の長い方向の他側
部に、前記平行軸に対し直角方向に揺動する選別
盤を脱機側に傾下して装架した選別機を脱機
と対向して載置装着し、基体内には風選分岐路の
下方にある籾・玄米混合粒の流下路を脱機の
籾・玄米・籾殻の落下部から基体の長い方向に傾
設し、流下路の下端にはスクリユーコンベヤーを
基体の短い方向に向けて軸架し、前記風選分岐路
を籾殻排風機に連結し、選別盤の籾・玄米供給部
に上架した籾・玄米タンクの供給口と選別盤の
籾・玄米混合粒の排出路に連なる前記スクリユー
コンベヤーの排出口部とを揚穀用輸送機によつて
連絡し、前記選別機の上部に近接して脱機側に
傾下する振動コンベヤーを装着し、前記選別機の
揺下側端部において、前記振動コンベヤーの下端
受入部直上に近接して籾・玄米タンクの排出口を
配置し、また選別盤の籾排出口を脱機の脱漏
斗19の籾排出部より下位に位置させると共に該
籾排出口と脱漏斗の籾供給部とを揚穀用輸送機
によつて短絡的に連絡したことを特徴とする。
本発明を実施例図について説明すると、基体1
の上壁部に、その長方向一側部に一対の脱ロー
ル2,3を軸架した脱機4を設け、しかも該ロ
ール2,3の平行軸5,6を基体の短方向に平行
状に載置し、また長い方向の他側部に平行軸5,
6に対してほぼ直角方向に揺動する選別盤7を装
架した選別機8を載置し脱機4と対向して配置
する。そして基体1内の脱機4の籾・玄米籾殻
の落下部から長手方向に籾・玄米混合粒の流下路
10を設けて基体1の長い方向に傾斜状に装架
し、この流下路10の上方は風選分岐路9とし、
また流下路10の下端にはスクリユーコンベヤー
11を基体1の短い方向に向けて軸架し、分岐路
9の一端側には籾穀排風機12を連結する。そし
て、選別盤7の籾・玄米供給部に上架した籾・玄
米タンク13の供給口14と選別盤7の籾・玄米
混合粒の排出路15に連なるスクリユーコンベヤ
ー11の排出口部16とを揚穀用輸送機17によ
つて連絡し、選別機の上部に近接して脱機側に
傾下する振動コンベヤーを装着し、選別機の揺下
側端部において、振動コンベヤーの下端受入部の
直上に近接させて籾・玄米タンク13の排出口を
配置する。また、選別盤7を脱機4側に傾ける
ことによつて選別盤の籾排出口18と揚穀用輸送
機20とを接近させ、選別盤7の籾排出口18を
脱機4の脱漏斗19の籾排出部より下位に位
置させると共に籾排出口18と脱漏斗19の籾
供給部とを接近させ、跳上げ回転羽根を内部に有
するスロワー型揚穀機よりなる周知の揚穀用輸送
機20によつて短絡的に連絡し脱選別工程を一
体的に形成する。なお、21は選別盤7の玄米排
出口である。
の上壁部に、その長方向一側部に一対の脱ロー
ル2,3を軸架した脱機4を設け、しかも該ロ
ール2,3の平行軸5,6を基体の短方向に平行
状に載置し、また長い方向の他側部に平行軸5,
6に対してほぼ直角方向に揺動する選別盤7を装
架した選別機8を載置し脱機4と対向して配置
する。そして基体1内の脱機4の籾・玄米籾殻
の落下部から長手方向に籾・玄米混合粒の流下路
10を設けて基体1の長い方向に傾斜状に装架
し、この流下路10の上方は風選分岐路9とし、
また流下路10の下端にはスクリユーコンベヤー
11を基体1の短い方向に向けて軸架し、分岐路
9の一端側には籾穀排風機12を連結する。そし
て、選別盤7の籾・玄米供給部に上架した籾・玄
米タンク13の供給口14と選別盤7の籾・玄米
混合粒の排出路15に連なるスクリユーコンベヤ
ー11の排出口部16とを揚穀用輸送機17によ
つて連絡し、選別機の上部に近接して脱機側に
傾下する振動コンベヤーを装着し、選別機の揺下
側端部において、振動コンベヤーの下端受入部の
直上に近接させて籾・玄米タンク13の排出口を
配置する。また、選別盤7を脱機4側に傾ける
ことによつて選別盤の籾排出口18と揚穀用輸送
機20とを接近させ、選別盤7の籾排出口18を
脱機4の脱漏斗19の籾排出部より下位に位
置させると共に籾排出口18と脱漏斗19の籾
供給部とを接近させ、跳上げ回転羽根を内部に有
するスロワー型揚穀機よりなる周知の揚穀用輸送
機20によつて短絡的に連絡し脱選別工程を一
体的に形成する。なお、21は選別盤7の玄米排
出口である。
上記の構成により、脱機4の籾供給部19に
供給された原料穀物は脱ロール2,3の回転に
より籾摺されて下部の風選分岐路9に流下し、外
部を流通する排風機12の風により風選別されて
分離し、籾殻は機外に排出され、籾・玄米混合粒
は流下路10に集積し、下部のスクリユーコンベ
ヤー11、外部の揚穀用輪送機17により上部の
籾・玄米タンク13に揚穀され、前記籾・玄米タ
ンク13の排出口の真下に配置した振動コンベヤ
ーの下端受入部を介して前記振動コンベヤーの上
端より揺動選別盤7に供給される。そして、選別
盤7に供給された穀粒はその揺動選別作用により
玄米・籾・籾玄米混合粒にそれぞれ分離し、その
混合粒は排出路15を流下してスクリユーコンベ
ヤー11の混合穀粒と合流し、揚穀用輸送機17
より傾下する振動コンベヤーを介して再び選別盤
7に揚穀されて選別される。また、選別盤7の籾
米はその籾排出口18から揚穀用輸送機20によ
り脱機4の脱漏斗19に搬送されて再び脱
され、また選別盤7の玄米はその排出口21から
機外に排出される。
供給された原料穀物は脱ロール2,3の回転に
より籾摺されて下部の風選分岐路9に流下し、外
部を流通する排風機12の風により風選別されて
分離し、籾殻は機外に排出され、籾・玄米混合粒
は流下路10に集積し、下部のスクリユーコンベ
ヤー11、外部の揚穀用輪送機17により上部の
籾・玄米タンク13に揚穀され、前記籾・玄米タ
ンク13の排出口の真下に配置した振動コンベヤ
ーの下端受入部を介して前記振動コンベヤーの上
端より揺動選別盤7に供給される。そして、選別
盤7に供給された穀粒はその揺動選別作用により
玄米・籾・籾玄米混合粒にそれぞれ分離し、その
混合粒は排出路15を流下してスクリユーコンベ
ヤー11の混合穀粒と合流し、揚穀用輸送機17
より傾下する振動コンベヤーを介して再び選別盤
7に揚穀されて選別される。また、選別盤7の籾
米はその籾排出口18から揚穀用輸送機20によ
り脱機4の脱漏斗19に搬送されて再び脱
され、また選別盤7の玄米はその排出口21から
機外に排出される。
以上に述べたように、本発明の脱装置は基体
の長い方向の一側部に、一対の脱ロールを平行
軸架した脱機を、その平行軸を基体の短い方向
に向けて装着し、基体の長い方向の他側部に、前
記平行軸に対し直角方向に揺動する選別盤を脱
機側に傾下して装架した選別機を、脱機と対向
して載置装着し、基体内には風選分岐路の下方に
ある籾・玄米混合粒の流下路を脱機の籾・玄
米・籾穀の落下部から基体の長い方向に傾設し、
流下路の下端にはスクリユーコンベヤーを基体の
短い方向に向けて軸架し、前記風選分岐路を籾殻
排風機に連結し、選別盤の籾・玄米供給部に上架
した籾・玄米タンクの供給口と選別盤の籾・玄米
混合粒の排出路に連なる前記スクリユーコンベヤ
ーの排出口部とを揚穀用輸送機によつて連絡し、
前記選別機の上部に近接して脱機側に傾下する
振動コンベヤーを装着し、前記選別機の揺下側端
部において、前記振動コンベヤーの下端受入部直
上に近接させて籾・玄米タンクの排出口を配置
し、また選別盤の籾排出口を脱機の脱漏斗の
籾排出部よりも下位に位置させると共に該籾排出
口と脱漏斗の籾供給部とを揚穀用輸送機によつ
て短絡的に連絡したことを特徴とするから、選別
盤を脱機に対して低位置として脱装置全体の
重心も選別機の重心も共に低く、かつ揺動体の選
別盤が基体の長い方向に揺動するから安定度が大
きく、選別機の選別盤は基体の短い方向に向けて
装着した脱機の平行軸に対して直角方向に揺
動、すなわち基体の長手方向に沿つて揺動し、そ
の揺動方向に沿う長さを大きくとることができる
ものであり、この選別機の選別盤は基体の長手方
向に沿う脱機に近い端部から籾、脱機から遠
い端部から玄米が排出されるので、籾と玄米との
排出位置を十分離間してその分離を確実なものと
することができ、選別機の籾排出口と脱機の籾
供給部とは単に揚穀輸送機で連結するだけです
み、他に余分の輸送機を必要としない。しかも、
選別機の上部に近接して装着した脱機側に傾下
する振動コンベヤーの下端受入部直上に近接して
籾・玄米タンクの排出口を配置したことにより、
従来の揺動選別装置へ籾・玄米を供給する籾・玄
米タンクの排出口を選別盤の揺動方向の略中央部
真上に設けたものに比較して装置全体の高さと規
模を最小限度に縮減できて低重心による運転の安
定化を図ることが可能となると共に、装置の構成
費を節減でき、また設置と移動を容易に行える効
果を奏することができる。
の長い方向の一側部に、一対の脱ロールを平行
軸架した脱機を、その平行軸を基体の短い方向
に向けて装着し、基体の長い方向の他側部に、前
記平行軸に対し直角方向に揺動する選別盤を脱
機側に傾下して装架した選別機を、脱機と対向
して載置装着し、基体内には風選分岐路の下方に
ある籾・玄米混合粒の流下路を脱機の籾・玄
米・籾穀の落下部から基体の長い方向に傾設し、
流下路の下端にはスクリユーコンベヤーを基体の
短い方向に向けて軸架し、前記風選分岐路を籾殻
排風機に連結し、選別盤の籾・玄米供給部に上架
した籾・玄米タンクの供給口と選別盤の籾・玄米
混合粒の排出路に連なる前記スクリユーコンベヤ
ーの排出口部とを揚穀用輸送機によつて連絡し、
前記選別機の上部に近接して脱機側に傾下する
振動コンベヤーを装着し、前記選別機の揺下側端
部において、前記振動コンベヤーの下端受入部直
上に近接させて籾・玄米タンクの排出口を配置
し、また選別盤の籾排出口を脱機の脱漏斗の
籾排出部よりも下位に位置させると共に該籾排出
口と脱漏斗の籾供給部とを揚穀用輸送機によつ
て短絡的に連絡したことを特徴とするから、選別
盤を脱機に対して低位置として脱装置全体の
重心も選別機の重心も共に低く、かつ揺動体の選
別盤が基体の長い方向に揺動するから安定度が大
きく、選別機の選別盤は基体の短い方向に向けて
装着した脱機の平行軸に対して直角方向に揺
動、すなわち基体の長手方向に沿つて揺動し、そ
の揺動方向に沿う長さを大きくとることができる
ものであり、この選別機の選別盤は基体の長手方
向に沿う脱機に近い端部から籾、脱機から遠
い端部から玄米が排出されるので、籾と玄米との
排出位置を十分離間してその分離を確実なものと
することができ、選別機の籾排出口と脱機の籾
供給部とは単に揚穀輸送機で連結するだけです
み、他に余分の輸送機を必要としない。しかも、
選別機の上部に近接して装着した脱機側に傾下
する振動コンベヤーの下端受入部直上に近接して
籾・玄米タンクの排出口を配置したことにより、
従来の揺動選別装置へ籾・玄米を供給する籾・玄
米タンクの排出口を選別盤の揺動方向の略中央部
真上に設けたものに比較して装置全体の高さと規
模を最小限度に縮減できて低重心による運転の安
定化を図ることが可能となると共に、装置の構成
費を節減でき、また設置と移動を容易に行える効
果を奏することができる。
なお、基体は複数個の小基体を一体的な横長の
長方形に組立てて形成される場合もある。
長方形に組立てて形成される場合もある。
図面は本発明の実施例であり、第1図は即断面
図、第2図は平面図である。 1……基体、2……脱ロール、3……脱ロ
ール、4……脱機、5……平行軸、6……平行
軸、7……選別盤、8……選別機、9……風選分
岐路、10……流下路、11……スクリユーコン
ベヤー、12……排風機、13……籾・玄米タン
ク、14……供給口、15……排出路、16……
排出口部、17……揚穀用輸送機、18……籾排
出口、19……脱漏斗、20……揚穀用輸送
機、21……玄米排出口、22……振動コンベヤ
ー。
図、第2図は平面図である。 1……基体、2……脱ロール、3……脱ロ
ール、4……脱機、5……平行軸、6……平行
軸、7……選別盤、8……選別機、9……風選分
岐路、10……流下路、11……スクリユーコン
ベヤー、12……排風機、13……籾・玄米タン
ク、14……供給口、15……排出路、16……
排出口部、17……揚穀用輸送機、18……籾排
出口、19……脱漏斗、20……揚穀用輸送
機、21……玄米排出口、22……振動コンベヤ
ー。
Claims (1)
- 1 基体1の長い方向の一側部に、一対の脱ロ
ール2,3を平行軸架した脱機4を、その平行
軸5,6を基体1の短い方向に向けて装着し、基
体1の長い方向の他側部に、前記平行軸5に対し
直角方向に揺動する選別盤7を脱機4側に傾下
して装架した選別機8を、脱機4と対向して装
着し、基体1内には風選分岐路9の下方にある
籾・玄米混合粒の流下路10を脱機4の籾・玄
米籾殻の落下部から基体1の長い方向に傾設し、
流下路10の下端にはスクリユーコンベヤー11
を基体1の短い方向に向けて軸架し、前記風選分
岐路9を籾殻排風機12に連結し、選別盤7の
籾・玄米供給部に上架した籾・玄米タンク13の
供給口14と選別盤7の籾・玄米混合粒の排出路
15に連なる前記スクリユーコンベヤー11の排
出口部16とを揚穀用輸送機17によつて連絡
し、前記選別機8の上部に近接して脱機側に傾
下する振動コンベヤー22を装着し、前記選別機
の揺下側端部において、前記振動コンベヤーの下
端受入部直上に近接させて籾・玄米タンク13の
排出口を配置し、また選別盤7の籾排出口18を
脱機4の脱漏斗19の籾排出部より下位に位
置させると共に該籾排出口18と脱漏斗19の
籾供給部とを揚穀用輸送機20によつて短絡的に
連絡したことを特徴とする脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2859580A JPS55147159A (en) | 1980-03-08 | 1980-03-08 | Device for removing gluten |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2859580A JPS55147159A (en) | 1980-03-08 | 1980-03-08 | Device for removing gluten |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55147159A JPS55147159A (en) | 1980-11-15 |
JPS6254545B2 true JPS6254545B2 (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=12252937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2859580A Granted JPS55147159A (en) | 1980-03-08 | 1980-03-08 | Device for removing gluten |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55147159A (ja) |
-
1980
- 1980-03-08 JP JP2859580A patent/JPS55147159A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55147159A (en) | 1980-11-15 |
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