JPS6253378B2 - - Google Patents
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- JPS6253378B2 JPS6253378B2 JP57052318A JP5231882A JPS6253378B2 JP S6253378 B2 JPS6253378 B2 JP S6253378B2 JP 57052318 A JP57052318 A JP 57052318A JP 5231882 A JP5231882 A JP 5231882A JP S6253378 B2 JPS6253378 B2 JP S6253378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- seat
- pivot point
- sector gear
- vehicle body
- Prior art date
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Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/16—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
- B60N2/1605—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable characterised by the cinematic
- B60N2/161—Rods
- B60N2/1615—Parallelogram-like structure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/16—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
- B60N2/1635—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable characterised by the drive mechanism
- B60N2/165—Gear wheel driven mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/16—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable
- B60N2/1675—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable height-adjustable with weight compensating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、シートを上下調節するシートリフ
タに関するものである。
タに関するものである。
一般に自動車等では、女性等の体の小さな運転
者の場合に、ハンドルの位置が高すぎて運転がし
ずらいという問題点があつた。
者の場合に、ハンドルの位置が高すぎて運転がし
ずらいという問題点があつた。
このような問題点を改善する手段として、例え
ば第1図に示すようなものがある(実開昭56−
152733号参照、)。すなわち、シートが取付けられ
るシートフレーム111の前側F(車体進行方向
前側)左右がベルクランク状のリンク109を介
して車体に支持されている(但し、第1図では左
右一方側のみ示す)。このリンク109は一端が
車体に固定されたブラケツト103に枢支され、
他端がシートフレーム111に取付けられた支持
ピン113に枢支されている。支持ピン113に
はさらにセクタギア115が回動自在に支持さ
れ、セクタギア115は係止ピン117によりリ
ンク109に枢支されている。セクタギア115
にはセンタギア119が噛合されており、このセ
ンタギア119は、シートフレーム111に回転
自在に支持された支軸121に固着されている。
支軸121は、操作レバ(図示していない)と制
動装置とにより、所定の回転位置にまで回転操作
し、ロツクすることができるように構成されてい
る。なお、141は、シートフレーム111の後
側左右(但し一方のみ図示する)を車体に支持す
るリンクで、一端が車体に固定されたブラケツト
139に枢支され、他端がシートフレーム111
に枢支されているものである。
ば第1図に示すようなものがある(実開昭56−
152733号参照、)。すなわち、シートが取付けられ
るシートフレーム111の前側F(車体進行方向
前側)左右がベルクランク状のリンク109を介
して車体に支持されている(但し、第1図では左
右一方側のみ示す)。このリンク109は一端が
車体に固定されたブラケツト103に枢支され、
他端がシートフレーム111に取付けられた支持
ピン113に枢支されている。支持ピン113に
はさらにセクタギア115が回動自在に支持さ
れ、セクタギア115は係止ピン117によりリ
ンク109に枢支されている。セクタギア115
にはセンタギア119が噛合されており、このセ
ンタギア119は、シートフレーム111に回転
自在に支持された支軸121に固着されている。
支軸121は、操作レバ(図示していない)と制
動装置とにより、所定の回転位置にまで回転操作
し、ロツクすることができるように構成されてい
る。なお、141は、シートフレーム111の後
側左右(但し一方のみ図示する)を車体に支持す
るリンクで、一端が車体に固定されたブラケツト
139に枢支され、他端がシートフレーム111
に枢支されているものである。
そして、シート(シートフレーム111)をリ
ストアツプするには、操作レバにより支軸121
を第1図中時計方向に回転させると、センタギア
119がセクタギア115を係止ピン117の回
りに反時計方向へ回転させようとする。このため
リンク109のシートフレーム111側枢支点1
00Qにモーメントが発生して、リンク109が
一点鎖線で示す如く車体側枢支点100Pを中心
に反時計方向に回転し、シートがリフトアツプさ
れるものである。
ストアツプするには、操作レバにより支軸121
を第1図中時計方向に回転させると、センタギア
119がセクタギア115を係止ピン117の回
りに反時計方向へ回転させようとする。このため
リンク109のシートフレーム111側枢支点1
00Qにモーメントが発生して、リンク109が
一点鎖線で示す如く車体側枢支点100Pを中心
に反時計方向に回転し、シートがリフトアツプさ
れるものである。
この場合、セクタギア115がセンタギア11
9に常に噛合する必要上、リンク109の車体側
枢支点100Pは、リンク109のシートフレー
ム111側枢支点100Qに対してセンタギア1
19の軸心を挾んだ位置に配置されているのであ
る。このような構成は操作レバーのわずかな動き
でシートフレームの上下調整が出来る利点を有す
る。しかしながら、このような構成を採用した場
合、リンク109の長さが比較的長くなりがち
で、リンク109のシートフレーム111側枢支
点100Qに作用する下方荷重に対してリンク1
09の車体側枢支点100P回りのモーメントが
大きくなりやすい。又、リンク109が車体側枢
支点100Pを支点にして振れ易く且つリンクの
僅かな振れによつてもシートフレーム111側枢
支点100Qは大きく動き易く、操作レバによる
センタギア119の回転操作量に対してリンク1
09のシートフレーム111側枢支点100Qの
移動量が大きいから、わずかな動きで移動量を大
きくとれる利点を有するが逆にシートリフトアツ
プの微調整は行ないにくい。
9に常に噛合する必要上、リンク109の車体側
枢支点100Pは、リンク109のシートフレー
ム111側枢支点100Qに対してセンタギア1
19の軸心を挾んだ位置に配置されているのであ
る。このような構成は操作レバーのわずかな動き
でシートフレームの上下調整が出来る利点を有す
る。しかしながら、このような構成を採用した場
合、リンク109の長さが比較的長くなりがち
で、リンク109のシートフレーム111側枢支
点100Qに作用する下方荷重に対してリンク1
09の車体側枢支点100P回りのモーメントが
大きくなりやすい。又、リンク109が車体側枢
支点100Pを支点にして振れ易く且つリンクの
僅かな振れによつてもシートフレーム111側枢
支点100Qは大きく動き易く、操作レバによる
センタギア119の回転操作量に対してリンク1
09のシートフレーム111側枢支点100Qの
移動量が大きいから、わずかな動きで移動量を大
きくとれる利点を有するが逆にシートリフトアツ
プの微調整は行ないにくい。
この発明は、上記の問題点に鑑み創案されたも
ので、前記構成の長所を生かし前記構成をよりよ
く改善したシートリフタを提供するものである。
ので、前記構成の長所を生かし前記構成をよりよ
く改善したシートリフタを提供するものである。
この目的を達成するためにこの発明は、一端部
が車体側に枢支された他端部がシート側に枢支さ
れてシートを車体に対して上下自在に支持する複
数のリンクと、少なくともいずれかのリンクのシ
ート側に設けられて前記リンクに対して回転不能
なセクタギアと、前記シートに回転自在に支持さ
れて前記セクタギアに噛合するセンタギアと、こ
のセンタギアの回転位置を調節する操作装置とを
有するシートリフタであつて、前記リンクの車体
側枢支点を、前記セクタギアと前記センタギアと
の略軸心間で且つセクタギアのピツチ円近傍に配
置したものである。
が車体側に枢支された他端部がシート側に枢支さ
れてシートを車体に対して上下自在に支持する複
数のリンクと、少なくともいずれかのリンクのシ
ート側に設けられて前記リンクに対して回転不能
なセクタギアと、前記シートに回転自在に支持さ
れて前記セクタギアに噛合するセンタギアと、こ
のセンタギアの回転位置を調節する操作装置とを
有するシートリフタであつて、前記リンクの車体
側枢支点を、前記セクタギアと前記センタギアと
の略軸心間で且つセクタギアのピツチ円近傍に配
置したものである。
以下、第2図、第3図に基づきこの発明の一実
施例を詳細に説明する。
施例を詳細に説明する。
第2図に示すように、車体前後方向のスライド
レール1が車体巾方向に並設されている。両スラ
イドレール1の前側(第2図中F矢符号)には、
前部ロアブラケツト3がボルト・ナツトの如き固
定具5によりそれぞれ取付けられている。
レール1が車体巾方向に並設されている。両スラ
イドレール1の前側(第2図中F矢符号)には、
前部ロアブラケツト3がボルト・ナツトの如き固
定具5によりそれぞれ取付けられている。
前部ロアブラケツト3は、支持部3aが高く形
成されている。支持部3aには、車体巾方向外側
においてリンク支持ピン7を介し前リンク9の一
端が枢支され、換言すれば車体側に枢支されてい
る。前リンク9は、第3図のようにスライドレー
ル1に沿つて後方斜め下方へ向けて配置されてい
る。前リンク9の他端は、シートフレーム11の
内側へ突設された支持ピン13に枢支され、換言
すればシート側に枢支されている。支持ピン13
は、シートフレーム11の下縁近傍に配置されて
おり、この状態でシートフレーム11は下降位置
にある。
成されている。支持部3aには、車体巾方向外側
においてリンク支持ピン7を介し前リンク9の一
端が枢支され、換言すれば車体側に枢支されてい
る。前リンク9は、第3図のようにスライドレー
ル1に沿つて後方斜め下方へ向けて配置されてい
る。前リンク9の他端は、シートフレーム11の
内側へ突設された支持ピン13に枢支され、換言
すればシート側に枢支されている。支持ピン13
は、シートフレーム11の下縁近傍に配置されて
おり、この状態でシートフレーム11は下降位置
にある。
シートフレーム11の支持ピン13には、さら
にセクタギア15が枢支されている。セクタギア
15は、前リンク9に対して外側、換言すればシ
ートフレーム11側に配置されている。セクタギ
ア15は、支持ピン13の軸心を中心とする扇状
を呈し、車体巾方向側から第3図のように見る
と、前リンク9の車体側枢支点P(リンク支持ピ
ン7の軸心)がセクタギア15の歯部円弧の略中
央に配置されている。セクタギア15のピツチ円
Sの半径は、前リンク9の車体側枢支点Pとシー
トフレーム側枢支点Q(支持ピン13の軸心)と
の間の距離に等しく形成されている。従つて、前
リンク9の車体側枢支点Pは、セクタギア15の
ピツチ円Sの近傍に配置されている。またセクタ
ギア15は、前リンク9の中間部に突設された係
止ピン17に枢支されている。
にセクタギア15が枢支されている。セクタギア
15は、前リンク9に対して外側、換言すればシ
ートフレーム11側に配置されている。セクタギ
ア15は、支持ピン13の軸心を中心とする扇状
を呈し、車体巾方向側から第3図のように見る
と、前リンク9の車体側枢支点P(リンク支持ピ
ン7の軸心)がセクタギア15の歯部円弧の略中
央に配置されている。セクタギア15のピツチ円
Sの半径は、前リンク9の車体側枢支点Pとシー
トフレーム側枢支点Q(支持ピン13の軸心)と
の間の距離に等しく形成されている。従つて、前
リンク9の車体側枢支点Pは、セクタギア15の
ピツチ円Sの近傍に配置されている。またセクタ
ギア15は、前リンク9の中間部に突設された係
止ピン17に枢支されている。
セクタギア15には、リンク支持ピン7よりも
下側においてセンタギア19が噛合されている。
従つて、前リンク9の車体側枢支点Pは、セクタ
ギア15とセンタギア19との略軸心間に配置さ
れていることとなる。センタギア19は、シート
フレーム11に回転自在に支持された支軸21に
固着されている。支軸21は、一端がシートフレ
ーム11の外側へ延設され、シートフレーム11
の外壁にボルト・ナツトの如き固定具23により
取付けられた支持板25に軸支されている。支軸
21の他端は、シートフレーム11の内側へ延設
され、これら左右の支軸21の端部には、連結パ
イプ27の両端部が嵌合されている。連結パイプ
27は、左右の支軸21を一体的に回転させるも
のである。連結パイプ27の外周上には、バラン
ススプリング29が設けられている。バランスス
プリング29の一方の端部は、連結パイプ27に
突設されたノツクピン31に係止され、他方の端
部は、シートフレーム11に溶着されたリテーナ
33に係止されている。
下側においてセンタギア19が噛合されている。
従つて、前リンク9の車体側枢支点Pは、セクタ
ギア15とセンタギア19との略軸心間に配置さ
れていることとなる。センタギア19は、シート
フレーム11に回転自在に支持された支軸21に
固着されている。支軸21は、一端がシートフレ
ーム11の外側へ延設され、シートフレーム11
の外壁にボルト・ナツトの如き固定具23により
取付けられた支持板25に軸支されている。支軸
21の他端は、シートフレーム11の内側へ延設
され、これら左右の支軸21の端部には、連結パ
イプ27の両端部が嵌合されている。連結パイプ
27は、左右の支軸21を一体的に回転させるも
のである。連結パイプ27の外周上には、バラン
ススプリング29が設けられている。バランスス
プリング29の一方の端部は、連結パイプ27に
突設されたノツクピン31に係止され、他方の端
部は、シートフレーム11に溶着されたリテーナ
33に係止されている。
左右の支軸21の内、運転者の右手側の支軸2
1(第2図では左側の支軸)は、支持板25の外
側へさらに延設されている。こうして延設された
支軸21の外端部には、センタギア19の回転位
置を調節する操作装置、例えば制動装置35を介
して操作レバ37が取付けられている。
1(第2図では左側の支軸)は、支持板25の外
側へさらに延設されている。こうして延設された
支軸21の外端部には、センタギア19の回転位
置を調節する操作装置、例えば制動装置35を介
して操作レバ37が取付けられている。
一方、前記両スライドレール1の後側(第2図
中R矢符号)には、後部ロアブラケツト39が前
部ロアブラケツト3と同様にして固定具5により
取付けられている。後部ロアブラケツト39は、
前部ロアブラケツト3と略同一に成形されてお
り、前部ロアブラケツト3に対して逆向きに取付
けられている。後部ロアブラケツト39の支持部
39aには、車体巾方向外側においてリンク支持
ピン7を介し後リンク41の一端が枢支されてい
る。後リンク41は、第3図のようにスライドレ
ール1に沿つて後方斜め下方に向けて配置されて
いる。後リンク41の他端は、前リンク9と同様
にシートフレーム11の内側へ突設された支持ピ
ン13に枢支されている。後リンク41の車体側
枢支点Pとシートフレーム側枢支点Qとを結ぶ直
線は、前リンク9の車体側枢支点Pとシートフレ
ーム側枢支点Qとを結ぶ直線と平行になつてい
る。後リンク41の中間部は、上方へ突設され、
連結部41aが設けられている。この連結部41
aと前記セクタギア15にはそれぞれ連結ピン4
3が突設され、両連結ピン43には、車体前後方
向の略水平な連結リンク45の両端部が枢支され
ている なお、図示しないが、シートフレーム11上に
は、クツシヨンが取付けられてシーートが構成さ
れているものである。
中R矢符号)には、後部ロアブラケツト39が前
部ロアブラケツト3と同様にして固定具5により
取付けられている。後部ロアブラケツト39は、
前部ロアブラケツト3と略同一に成形されてお
り、前部ロアブラケツト3に対して逆向きに取付
けられている。後部ロアブラケツト39の支持部
39aには、車体巾方向外側においてリンク支持
ピン7を介し後リンク41の一端が枢支されてい
る。後リンク41は、第3図のようにスライドレ
ール1に沿つて後方斜め下方に向けて配置されて
いる。後リンク41の他端は、前リンク9と同様
にシートフレーム11の内側へ突設された支持ピ
ン13に枢支されている。後リンク41の車体側
枢支点Pとシートフレーム側枢支点Qとを結ぶ直
線は、前リンク9の車体側枢支点Pとシートフレ
ーム側枢支点Qとを結ぶ直線と平行になつてい
る。後リンク41の中間部は、上方へ突設され、
連結部41aが設けられている。この連結部41
aと前記セクタギア15にはそれぞれ連結ピン4
3が突設され、両連結ピン43には、車体前後方
向の略水平な連結リンク45の両端部が枢支され
ている なお、図示しないが、シートフレーム11上に
は、クツシヨンが取付けられてシーートが構成さ
れているものである。
つぎに作用について述べる。
操作レバ37をつかんで制御装置35を解除す
る。ついで操作レバ37を引き上げると支軸21
を介して一方のセンタギア19が回転すると同時
に、連結パイプ27、支軸21を介して他方のセ
ンタギア19が回転する。このとき、バランスス
プリング29がノツクピン31とリテーナ33と
の間で弾発することにより、センタギア19の回
転方向へ支軸21を付勢するから、操作レバ37
の操作が軽くなつている。
る。ついで操作レバ37を引き上げると支軸21
を介して一方のセンタギア19が回転すると同時
に、連結パイプ27、支軸21を介して他方のセ
ンタギア19が回転する。このとき、バランスス
プリング29がノツクピン31とリテーナ33と
の間で弾発することにより、センタギア19の回
転方向へ支軸21を付勢するから、操作レバ37
の操作が軽くなつている。
センタギア19の回転は、第3図中矢印Aのよ
うに時計方向である。このセンタギア19の回転
によりセクタギア15は第3図中矢印Aとは反対
の反時計方向矢印Bへ回転しようとする。このセ
クタギア15の回転は、セクタギア15が前リン
ク9に係止ピン17により枢支されているため係
止ピン17回りで回り、前リンク9のシートフレ
ーム側枢支点Qに上向きの回転モーメントが発生
する。前リンク9は、シートフレーム側枢支点Q
の回転モーメントがシートフレーム側枢支点Qに
下向きに作用する運転者の体重等に抗することに
より、車体側枢支点Pを中心に反時計方向矢印G
へ回転する。このとき、前リンク9は短尺に形成
されて車体側枢支点Pとシートフレーム側枢支点
Qとの間隔が短かいため、前リンク9を回転させ
るモーメントは小さくなつている。
うに時計方向である。このセンタギア19の回転
によりセクタギア15は第3図中矢印Aとは反対
の反時計方向矢印Bへ回転しようとする。このセ
クタギア15の回転は、セクタギア15が前リン
ク9に係止ピン17により枢支されているため係
止ピン17回りで回り、前リンク9のシートフレ
ーム側枢支点Qに上向きの回転モーメントが発生
する。前リンク9は、シートフレーム側枢支点Q
の回転モーメントがシートフレーム側枢支点Qに
下向きに作用する運転者の体重等に抗することに
より、車体側枢支点Pを中心に反時計方向矢印G
へ回転する。このとき、前リンク9は短尺に形成
されて車体側枢支点Pとシートフレーム側枢支点
Qとの間隔が短かいため、前リンク9を回転させ
るモーメントは小さくなつている。
前リンク9の回転により、セクタギア15、連
結ピン43、連結リンク45、連結部41aを介
して両後リンク41が車体側枢支点Pを中心に前
リンク9と同一の動作を行なう。
結ピン43、連結リンク45、連結部41aを介
して両後リンク41が車体側枢支点Pを中心に前
リンク9と同一の動作を行なう。
両前リンク9及び両後リンク41の回転により
シートフレーム11、換言すればシートがリフト
アツプされる。制動装置35の解除を停止させれ
ば支軸21を介してセンタギア19がロツクさ
れ、セクタギア15、支持ピン13、シートフレ
ーム11を介してシートがリフトアツプした位置
で保持される。この状態では、前リンク9、後リ
ンク45のシートフレーム側枢支点Qに運転者の
体重等が作用するが、両リンク9,11の枢支点
P,Q間距離が短かいため、シートフレーム側枢
支点Qに作用する力による両リンク9,45の振
れが少なく、シートの振動を起すことが少ない。
両リンク9,45は、斜め下方へ向けて配置され
ているため、シートリフトアツプ時に両リンク
9,45が回動してもシートフレーム側枢支点Q
の車体前後方向への変位が極めて小さく、シート
の前後移動が著しく小さくなる。
シートフレーム11、換言すればシートがリフト
アツプされる。制動装置35の解除を停止させれ
ば支軸21を介してセンタギア19がロツクさ
れ、セクタギア15、支持ピン13、シートフレ
ーム11を介してシートがリフトアツプした位置
で保持される。この状態では、前リンク9、後リ
ンク45のシートフレーム側枢支点Qに運転者の
体重等が作用するが、両リンク9,11の枢支点
P,Q間距離が短かいため、シートフレーム側枢
支点Qに作用する力による両リンク9,45の振
れが少なく、シートの振動を起すことが少ない。
両リンク9,45は、斜め下方へ向けて配置され
ているため、シートリフトアツプ時に両リンク
9,45が回動してもシートフレーム側枢支点Q
の車体前後方向への変位が極めて小さく、シート
の前後移動が著しく小さくなる。
シートのリフトダウンは、上記と逆の作用によ
つて行なわれる。
つて行なわれる。
なお、この発明は上記一実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記一実施例では、前リン
ク9の車体側枢支点Pとシートフレーム側枢支点
Qとの距離を、セクタギア15のピツチ円Sの半
径と同一にしたが、枢支点P,Q間距離を若干長
くし又は短くしてもよい。前リンク9の車体側枢
支点Pをセクタギア15の歯部円弧の略中央に配
置したが、上側又は下側に片寄らせてもよい。
のではない。例えば、上記一実施例では、前リン
ク9の車体側枢支点Pとシートフレーム側枢支点
Qとの距離を、セクタギア15のピツチ円Sの半
径と同一にしたが、枢支点P,Q間距離を若干長
くし又は短くしてもよい。前リンク9の車体側枢
支点Pをセクタギア15の歯部円弧の略中央に配
置したが、上側又は下側に片寄らせてもよい。
以上この説明は、一端部が車体側に枢支され他
端部がシート側に枢支されてシートを車体に対し
て上下自在に支持する複数のリンクと、少なくと
もいずれかのリンクのシート側に支持されて前記
リンクに対して回転不能なセクタギアと、前記シ
ートに回転自在に支持されて前記セクタギアに噛
合するセンタギアと、このセンタギアの回転位置
を調節する操作装置とを有するシートリフタであ
つて、前記リンクの車体側枢支点を、前記セクタ
ギアと前記センタギアとの略軸心間で且つセクタ
ギアのピツチ円近傍に配置したので、リンクの車
体側枢支点とシートフレーム側枢支点との間隔を
短かくすることができる。このため、リンクのシ
ートフレーム側枢支点に作用する下向きの荷重に
対して小さなモーメントによりリンクを車体側枢
支点回りに回転させることができる。従つて操作
装置によるセンタギアの回転位置の調節が小さな
力で行なえ、操作性を良くすることができる。
端部がシート側に枢支されてシートを車体に対し
て上下自在に支持する複数のリンクと、少なくと
もいずれかのリンクのシート側に支持されて前記
リンクに対して回転不能なセクタギアと、前記シ
ートに回転自在に支持されて前記セクタギアに噛
合するセンタギアと、このセンタギアの回転位置
を調節する操作装置とを有するシートリフタであ
つて、前記リンクの車体側枢支点を、前記セクタ
ギアと前記センタギアとの略軸心間で且つセクタ
ギアのピツチ円近傍に配置したので、リンクの車
体側枢支点とシートフレーム側枢支点との間隔を
短かくすることができる。このため、リンクのシ
ートフレーム側枢支点に作用する下向きの荷重に
対して小さなモーメントによりリンクを車体側枢
支点回りに回転させることができる。従つて操作
装置によるセンタギアの回転位置の調節が小さな
力で行なえ、操作性を良くすることができる。
また、リンクのシートフレーム側枢支点に作用
する荷重によるリンクの振れが小さくなり、シー
トの上下振動を小さくすることができる。
する荷重によるリンクの振れが小さくなり、シー
トの上下振動を小さくすることができる。
さらに、操作装置による調節に対してリンクの
シートフレーム側枢支点の変位量が小さくなり、
シートリフトアツプの微調整を行ない易くするこ
とができる。
シートフレーム側枢支点の変位量が小さくなり、
シートリフトアツプの微調整を行ない易くするこ
とができる。
第1図はこの発明の前段階の案を説明する簡略
側面図、第2図はこの発明を施したシートの一部
省略斜視図、第3図は同簡略側面図である。 9,41…リンク(前リンク及び後リンク)、
15…セクタギア、19…センタギア、35,3
7…操作装置(制動装置及び操作レバ)。
側面図、第2図はこの発明を施したシートの一部
省略斜視図、第3図は同簡略側面図である。 9,41…リンク(前リンク及び後リンク)、
15…セクタギア、19…センタギア、35,3
7…操作装置(制動装置及び操作レバ)。
Claims (1)
- 1 一端部が車体側に枢支され他端部がシート側
に枢支されてシートを車体に対して上下自在に支
持する複数のリンクと、少なくともいずれかのリ
ンクのシート側に支持されて前記リンクに対して
回転不能なセクタギアと、前記シートに回転自在
に支持されて前記セクタギアに噛合するセンタギ
アと、このセンタギアの回転位置を調節する操作
装置とを有するシートリフタであつて、前記リン
クの車体側枢支点を、前記セクタギアと前記セン
タギアとの略軸心間で且つセクタギアのピツチ円
近傍に配置したことを特徴とするシートリフタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57052318A JPS58170636A (ja) | 1982-04-01 | 1982-04-01 | シ−トリフタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57052318A JPS58170636A (ja) | 1982-04-01 | 1982-04-01 | シ−トリフタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58170636A JPS58170636A (ja) | 1983-10-07 |
JPS6253378B2 true JPS6253378B2 (ja) | 1987-11-10 |
Family
ID=12911433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57052318A Granted JPS58170636A (ja) | 1982-04-01 | 1982-04-01 | シ−トリフタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58170636A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628999B2 (ja) * | 1983-06-16 | 1994-04-20 | アイシン精機株式会社 | シ−トリフタ |
JPH0629001B2 (ja) * | 1984-01-17 | 1994-04-20 | 日産自動車株式会社 | シ−ト |
US4781353A (en) * | 1986-07-23 | 1988-11-01 | Tachi-S Co., Ltd. | Adjustment device for a vehicle seat |
-
1982
- 1982-04-01 JP JP57052318A patent/JPS58170636A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58170636A (ja) | 1983-10-07 |
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