JPH0643177B2 - 車両用シートの上下位置調整装置 - Google Patents
車両用シートの上下位置調整装置Info
- Publication number
- JPH0643177B2 JPH0643177B2 JP25155489A JP25155489A JPH0643177B2 JP H0643177 B2 JPH0643177 B2 JP H0643177B2 JP 25155489 A JP25155489 A JP 25155489A JP 25155489 A JP25155489 A JP 25155489A JP H0643177 B2 JPH0643177 B2 JP H0643177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting shaft
- bracket
- seat
- vertical position
- drive mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は車両用シートの上下位置を自動的に調整する装
置に関する。
置に関する。
（従来の技術） 自動車のドライバー用シートはドライバーの体格等に合
せて上下位置を調整し得るようにしている。
せて上下位置を調整し得るようにしている。
この調整装置は側面図である第５図及び平面視である第
６図に示すように、左右のレール100,100 間にプレート
101,102 を固着するとともに前部連結シャフト103 及び
後部連結シャフト104 を回転自在に支承し、前部連結シ
ャフト103 に固着したレバー105 をシート106 前部のブ
ラケット107 に連結し、後部連結シャフト104 に固着し
たレバー108 をシート106 後部のブラケット109 に連結
し、また前記プレート101,102 上にモータ111,112 を取
付け、このモータ111,112 によって回転せしめられるス
クリューロッド113,114 を前部連結シャフト103 及び後
部連結シャフト104 に固着したレバー115,116 のナット
部に螺合し、モータ111 又は112 の駆動で前部又は後部
の連結シャフト103,104 を回転せしめ、レバー105,108
を介してシート106 の前部又は後部の上下位置を変化さ
せるようにしたものである。
６図に示すように、左右のレール100,100 間にプレート
101,102 を固着するとともに前部連結シャフト103 及び
後部連結シャフト104 を回転自在に支承し、前部連結シ
ャフト103 に固着したレバー105 をシート106 前部のブ
ラケット107 に連結し、後部連結シャフト104 に固着し
たレバー108 をシート106 後部のブラケット109 に連結
し、また前記プレート101,102 上にモータ111,112 を取
付け、このモータ111,112 によって回転せしめられるス
クリューロッド113,114 を前部連結シャフト103 及び後
部連結シャフト104 に固着したレバー115,116 のナット
部に螺合し、モータ111 又は112 の駆動で前部又は後部
の連結シャフト103,104 を回転せしめ、レバー105,108
を介してシート106 の前部又は後部の上下位置を変化さ
せるようにしたものである。
また、上記の従来例の他にモータを取付けるプレートを
レールから一体的に延出したものもある。
レールから一体的に延出したものもある。
（発明が解決しようとする課題） 上述した従来の上下位置調整装置にあっては、前部連結
シャフト及び後部連結シャフトを回転せしめるモータを
支持するため、レール間にプレートを架設したり、レー
ルから支持プレートを一体的に延出しなければならず、
このためプレートを配置するためのスペースが必要とな
り、且つ部品点数と重量の増加を招いている。
シャフト及び後部連結シャフトを回転せしめるモータを
支持するため、レール間にプレートを架設したり、レー
ルから支持プレートを一体的に延出しなければならず、
このためプレートを配置するためのスペースが必要とな
り、且つ部品点数と重量の増加を招いている。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決すべく本発明は、その回転によってシー
トの前部を上下動せしめる前部連結シャフトに後部連結
シャフトを回転せしめる駆動機構を回動自在に支承し、
また後部連結シャフトには前部連結シャフトを回転せし
める駆動機構を回動自在に支承した。
トの前部を上下動せしめる前部連結シャフトに後部連結
シャフトを回転せしめる駆動機構を回動自在に支承し、
また後部連結シャフトには前部連結シャフトを回転せし
める駆動機構を回動自在に支承した。
（作用） 前部連結シャフト及び後部連結シャフトとの一方に他方
のシャフトを回転せしめる駆動機構を回動自在に支承す
ることで、一方の連結シャフトが回転しても他方の連結
シャフトの駆動機構をねじる等の不利は生じない。
のシャフトを回転せしめる駆動機構を回動自在に支承す
ることで、一方の連結シャフトが回転しても他方の連結
シャフトの駆動機構をねじる等の不利は生じない。
（実施例） 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
る。
第１図は本発明に係るシートの上下位置調整装置の一部
を断面とした側面図、第２図は同装置の平面図、第３図
は第１図の要部拡大図、第４図は別実施例を示す図であ
る。
を断面とした側面図、第２図は同装置の平面図、第３図
は第１図の要部拡大図、第４図は別実施例を示す図であ
る。
シートの上下位置調整装置は床面上に固設した左右一対
のレール１，１に前後に離間して前部連結シャフト２及
び後部連結シャフト３を回転自在に支承している。
のレール１，１に前後に離間して前部連結シャフト２及
び後部連結シャフト３を回転自在に支承している。
前部連結シャフト２の両端にはレバー４を固着し、この
レバー４をシート５の前部下面に垂下したブラケットに
枢着し、また後部連結シャフト３の両端にはレバー７を
固着し、レール１の後部上面に設けたブラケット８にＬ
字状レバー９を枢支し、このＬ字状レバー９の一端と前
記レバー７とをリンクバー１０にて連結し、更にＬ字状
レバー９の他端をシート５の後部下面に垂下したブラケ
ット１１に枢着している。
レバー４をシート５の前部下面に垂下したブラケットに
枢着し、また後部連結シャフト３の両端にはレバー７を
固着し、レール１の後部上面に設けたブラケット８にＬ
字状レバー９を枢支し、このＬ字状レバー９の一端と前
記レバー７とをリンクバー１０にて連結し、更にＬ字状
レバー９の他端をシート５の後部下面に垂下したブラケ
ット１１に枢着している。
また、前部連結シャフト２には後部連結シャフト３を回
転せしめる駆動機構１２を、後部連結シャフト３には前
部連結シャフト２を回転せしめる駆動機構１３をそれぞ
れ回動自在に支承している。即ち、駆動機構１２はコ字
状をなすブラケット１４を前部連結シャフト２に回転自
在に外嵌し、このブラケット１４の後面にギヤボックス
１５を固着し、このギヤボックス１５の側面にモータ１
６を取付け、このモータ１６によってギヤボックス１５
から後方に突出するスクリューロッド１７を回転せしめ
るようにし、スクリューロッド１７については、後部連
結シャフト３のブラケット１８，１８間に回転可能に取
付けたナット部材１９に螺合している。一方駆動機構１
３はコ字状をなすブラケット２０を後部連結シャフト３
に回転自在に外嵌し、このブラケット２０の前面にギヤ
ボックス２１を固着し、このギヤボックス２１の側面に
モータ２２を取付け、このモータ２２によってギヤボッ
クス２１から前方に突出するスクリューロッド２３を回
転せしめるようにし、スクリューロッド２３について
は、前部連結シャフト２のブラケット２４，２４間に回
転可能に取付けたナット部材２５に螺合している。
転せしめる駆動機構１２を、後部連結シャフト３には前
部連結シャフト２を回転せしめる駆動機構１３をそれぞ
れ回動自在に支承している。即ち、駆動機構１２はコ字
状をなすブラケット１４を前部連結シャフト２に回転自
在に外嵌し、このブラケット１４の後面にギヤボックス
１５を固着し、このギヤボックス１５の側面にモータ１
６を取付け、このモータ１６によってギヤボックス１５
から後方に突出するスクリューロッド１７を回転せしめ
るようにし、スクリューロッド１７については、後部連
結シャフト３のブラケット１８，１８間に回転可能に取
付けたナット部材１９に螺合している。一方駆動機構１
３はコ字状をなすブラケット２０を後部連結シャフト３
に回転自在に外嵌し、このブラケット２０の前面にギヤ
ボックス２１を固着し、このギヤボックス２１の側面に
モータ２２を取付け、このモータ２２によってギヤボッ
クス２１から前方に突出するスクリューロッド２３を回
転せしめるようにし、スクリューロッド２３について
は、前部連結シャフト２のブラケット２４，２４間に回
転可能に取付けたナット部材２５に螺合している。
而して、モータ１６の駆動によってスクリューロッド１
７を回転せしめると、ブラケット１８が引かれるか押し
出され、後部連結シャフト３がその分だけ回転し、後部
連結シャフト３の回転がレバー７、リンクバー１０及び
レバー９を介してシート５の後部に伝達し、シート５の
後部を上昇又は下降せしめる。またモータ２２の駆動に
よってスクリューロッド２３を回転せしめると、ブラケ
ット２４を介して前部連結シャフト１０が回転し、この
回転がレバー４を介してシート５の前部に伝達し、シー
ト５の前部を上昇又は下降せしめる。そして、上記の作
動において、ブラケット１４，２０は連結シャフト２，
３に回動可能に支持され、ナット部材１９，２５はブラ
ケット１８，２４に回動可能に支持されているので、こ
じれ等が生じることはない。
７を回転せしめると、ブラケット１８が引かれるか押し
出され、後部連結シャフト３がその分だけ回転し、後部
連結シャフト３の回転がレバー７、リンクバー１０及び
レバー９を介してシート５の後部に伝達し、シート５の
後部を上昇又は下降せしめる。またモータ２２の駆動に
よってスクリューロッド２３を回転せしめると、ブラケ
ット２４を介して前部連結シャフト１０が回転し、この
回転がレバー４を介してシート５の前部に伝達し、シー
ト５の前部を上昇又は下降せしめる。そして、上記の作
動において、ブラケット１４，２０は連結シャフト２，
３に回動可能に支持され、ナット部材１９，２５はブラ
ケット１８，２４に回動可能に支持されているので、こ
じれ等が生じることはない。
第４図は別実施例を示す第３図と同様の図であり、この
実施例にあっては、前部連結シャフト２にＬ字状をなす
支持ブラケット２６を回転自在に外嵌し、この支持ブラ
ケット２６の後端を後部連結シャフト３に係止し、支持
ブラケット２６の前部下端にギヤボックス１５を取付け
ているブラケット１４を枢支するようにしている。また
図示はしていないが、後部連結シャフト３にも支持ブラ
ケット２６と同様のブラケットを設け、このブラケット
にギヤボックス２１を取付けているブラケット２０を枢
支するようにしている。このような構成とすれば、前部
連結シャフト２と後部連結シャフト３の高さを等しくで
きる。
実施例にあっては、前部連結シャフト２にＬ字状をなす
支持ブラケット２６を回転自在に外嵌し、この支持ブラ
ケット２６の後端を後部連結シャフト３に係止し、支持
ブラケット２６の前部下端にギヤボックス１５を取付け
ているブラケット１４を枢支するようにしている。また
図示はしていないが、後部連結シャフト３にも支持ブラ
ケット２６と同様のブラケットを設け、このブラケット
にギヤボックス２１を取付けているブラケット２０を枢
支するようにしている。このような構成とすれば、前部
連結シャフト２と後部連結シャフト３の高さを等しくで
きる。
（発明の効果） 以上に説明した如く本発明によれば、車両用シートの前
部及び後部を上下動させるための駆動機構を支持するた
めのプレート或いはブラケットが不要となり、その分だ
けシート下方の空間を大きくすることができ、他の部材
の配置の自由度が大きくなり、重量が軽くなる。
部及び後部を上下動させるための駆動機構を支持するた
めのプレート或いはブラケットが不要となり、その分だ
けシート下方の空間を大きくすることができ、他の部材
の配置の自由度が大きくなり、重量が軽くなる。
第１図は本発明に係るシートの上下位置調整装置の一部
を断面とした側面図、第２図は同装置の平面図、第３図
は第１図の要部拡大図、第４図は別実施例を示す図、第
５図及び第６図は従来例の側面図及び平面図である。 尚、図面中１はレール、２は前部連結シャフト、３は後
部連結シャフト、５はシート、１２，１３は駆動機構、
１７，２３はスクリューロッド、１９，２５はナット部
材である。
を断面とした側面図、第２図は同装置の平面図、第３図
は第１図の要部拡大図、第４図は別実施例を示す図、第
５図及び第６図は従来例の側面図及び平面図である。 尚、図面中１はレール、２は前部連結シャフト、３は後
部連結シャフト、５はシート、１２，１３は駆動機構、
１７，２３はスクリューロッド、１９，２５はナット部
材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 窪田 哲夫 埼玉県行田市藤原町１―14―１ 清友寮 (72)発明者 新井 泰弘 埼玉県熊谷市上元3153―17 審査官 師田 忍
Claims (1)
- 【請求項１】車両シートの前部及び後部をレバーを介し
てそれぞれ前部連結シャフト及び後部連結シャフトに支
持し、これら各連結シャフトを回転せしめることでシー
トの前部及び後部の高さを変化させるようにした車両用
シートの上下位置調整装置において、前記前部連結シャ
フトには後部連結シャフトを回転せしめる駆動機構を回
動自在に支承し、前記後部連結シャフトには前部連結シ
ャフトを回転せしめる駆動機構を回動自在に支承したこ
とを特徴とする車両用シートの上下位置調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25155489A JPH0643177B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 車両用シートの上下位置調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25155489A JPH0643177B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 車両用シートの上下位置調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03112732A JPH03112732A (ja) | 1991-05-14 |
| JPH0643177B2 true JPH0643177B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=17224553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25155489A Expired - Lifetime JPH0643177B2 (ja) | 1989-09-27 | 1989-09-27 | 車両用シートの上下位置調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643177B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04322481A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放電励起ガスレーザ装置 |
| JPH0541944U (ja) * | 1991-11-11 | 1993-06-08 | アラコ株式会社 | パワーアジヤスト装置を備えた車両用シート |
| JP4094925B2 (ja) * | 2002-09-30 | 2008-06-04 | ジョンソン コントロールズ オートモーティブ システムズ株式会社 | 車両用シートのリフタ |
| DE102007049864B4 (de) * | 2007-01-31 | 2017-08-03 | Adient Luxembourg Holding S.à.r.l. | Sitzgestell eines Kraftfahrzeugsitzes mit einem Sitzträger, der zwei Seitenteile hat |
-
1989
- 1989-09-27 JP JP25155489A patent/JPH0643177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03112732A (ja) | 1991-05-14 |
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