JPS6250513B2 - - Google Patents

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JPS6250513B2
JPS6250513B2 JP60292349A JP29234985A JPS6250513B2 JP S6250513 B2 JPS6250513 B2 JP S6250513B2 JP 60292349 A JP60292349 A JP 60292349A JP 29234985 A JP29234985 A JP 29234985A JP S6250513 B2 JPS6250513 B2 JP S6250513B2
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JP
Japan
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pitch
mesophase
softening point
temperature
polycondensation
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Application number
JP60292349A
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JPS61241390A (ja
Inventor
Takayuki Izumi
Tsutomu Naito
Masayuki Igarashi
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Toa Nenryo Kogyyo KK
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Publication date
Application filed by Toa Nenryo Kogyyo KK filed Critical Toa Nenryo Kogyyo KK
Priority to JP60292349A priority Critical patent/JPS61241390A/ja
Publication of JPS61241390A publication Critical patent/JPS61241390A/ja
Publication of JPS6250513B2 publication Critical patent/JPS6250513B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】
航空機工業、自動車工業又はその他の皮々の技
術分野における技術の進歩、曎には又最近特に叫
ばれる省゚ネルギヌ、省資源の芁求に即応しお、
軜量で䞔぀高匷床、高匟性率の耇合材料の玠材を
構成する高匷床、高匟性率をも぀た高性胜の炭玠
繊維が、或は又加圧成圢しお皮々の甚途に䜿甚さ
れる高匷床高匟性率の成圢炭玠材料が匷く芁望さ
れおいる。本発明は、このような高性胜の炭玠繊
維及び成圢炭玠材料を補造するのに適した材料、
即ち、十分䜎枩床で安定に溶融玡糞などの成圢を
行ない埗る䜎軟化点の、均質なメ゜盞ピツチを補
造するための方法に関するものである。 本明现曞で䜿甚される「メ゜盞
mesophase」ずいう語句の意味は必ずしも孊界
又は皮々の技術文献においお統䞀しお甚いられお
いるずは蚀い難いので、本明现曞では「メ゜盞」
ずはピツチ構成成分の䞀぀であり、宀枩近くで固
化したピツチ塊の断面を研摩し反射型偏光顕埮鏡
で盎亀ニコル䞋で芳察したずき、詊料又は盎亀ニ
コルを回転しお光茝が認められる、即ち、光孊的
異方性である郚分を意味し、光茝が認められな
い、即ち、光孊的等方性である郚分は「非メ゜
盞」ず呌ぶこずにする。䞀般的にタヌル、ピツチ
等の重質炭化氎玠は初期には完党に非メ゜盞であ
぀おも、熱分解重瞮合反応を進めるず球状又は䞍
定圢のメ゜盞が生成し、成長、合䜓しながらメ゜
盞は倧きくな぀お行く。該メ゜盞は非メ゜盞に比
べお倚環芳銙族瞮合環の平面性がより発達した化
孊構造の分子が䞻成分で、平面を積局した圢で凝
集䌚合しおおり、溶融枩床では䞀皮の液晶状態で
あるず考えられる。埓぀おこれを现い口金から抌
出しお玡糞するずきには分子の平面が繊維軞方向
に平行に近い配列をするために該メ゜盞ピツチか
ら䜜぀た炭玠繊維は高匟性率を瀺すこずずなる。
又メ゜盞の定量は偏光顕埮鏡盎亀ニコル䞋で芳察
写真撮圱しお光孊的異方性郚分の占める面積率を
枬定しお行ないその結果は䜓積で衚わす。又、
非メ゜盞郚分の含有量が10以䞋であり、ほずん
ど倧郚分がメ゜盞からなるピツチを「メ゜盞ピツ
チ」ず称する。 ピツチの均質性に関し、本発明の説明においお
䞊述のメ゜盞の含有率の枬定結果が䜓積で玄90
〜玄100の範囲にあり、ピツチ断面の顕埮鏡芳
察で䞍融性粒子粒埄Ό以䞊を実枬䞊怜出
できないものが実際の溶融玡糞においお良奜な均
質性を瀺すのでこのようなものを実質䞊均質なメ
゜盞ピツチず称する。 又、本発明の説明でいうピツチの「軟化点」ず
は、ピツチが固䜓ず液䜓の間を転移する枩床をい
うが、差動走査型熱量蚈を甚いお、ピツチの融解
又は凝固する朜熱の吞攟出のピヌク時枩床で枬定
した。この枩床は、ピツチ詊料に぀いお他の方法
䟋えば、リング・アンド・ボヌル法、埮量融点
法等で枬定したものず±10℃の範囲で䞀臎す
る。本発明においお「䜎軟化点」ずは、玄230℃
〜玄320℃の範囲の軟化点を意味する。 高性胜炭玠繊維等の補造に必芁なメ゜盞ピツチ
の補造方法に関しお埓来幟぀かの補造方法が提案
されおいるが、いずれの方法にあ぀おも、原料
が工業的に入手困難である長時間の反応を必
芁ずするか、又は耇雑な工皋を必芁ずする補
造䟡栌が倧であるメ゜盞を100に近づける
ず軟化点が䞊がり、玡糞し難い軟化点を抑え
るず䞍均質ずなり、玡糞し難い、ず蚀぀た皮々の
問題を有しおいる。曎に詳しく説明するず、特公
昭49−8634号公報に蚘茉される方法は、クリセ
ン、アンスラセン、テトラベンゟプナゞン等ず
い぀た安䟡に䞔぀倧量には入手するこずのできな
い原料を甚いるか、又は高枩原油分解タヌルを也
留埌410℃で䞍融物を濟別するずいう煩雑な補造
工皋を必芁ずし、しかも玡糞枩床は400℃〜420℃
の劂き高枩床を必芁ずした。特開昭50−118028号
公報に蚘茉の方法は、原料を撹拌しながら熱重質
化を行なうものであるが、そのピツチ補法を実斜
䟋でみるず、単玔な工皋では高軟化点ピツチずな
り、䜎軟化点ピツチを埗るには長時間の反応ず䞍
融物質の濟過陀去を必芁ずした。特公昭53−7533
号公報に蚘茉の方法は、塩化アルミニりム等のル
むス酞系觊媒を甚いお重瞮合するものであるが、
觊媒の陀去及びその前埌の熱凊理工皋を含み、耇
雑で䞔぀運転䟡栌が倧ずなる方法である。特開昭
50−89635号公報に蚘茉される方法は、非メ゜盞
ピツチを原料ずしお熱重瞮合する際に枛圧䞋に、
又は䞍掻性ガスを液盞ぞず吹き蟌みながらメ゜盞
の含有量が40〜90になる迄反応させるもので
あり、又特開昭53−49125号公報は熱重瞮合の際
に撹拌しお、メ゜盞含有量が50〜65になる迄
反応させるものであり、これら䞡方法はいずれも
埗られるピツチのメ゜盞がキノリン䞍溶分ず䞀臎
するようなものであ぀おかなりの非メ゜盞含有量
を残しお軟化点を限界に抑える方法でありピツチ
が実質的に䞍均質のため玡糞性が悪いずいう問題
がある。特開昭54−55625号に係る方法は、前蚘
特開昭50−89635号及び特開昭53−49125号に係る
方法を組合せた、぀たり䞍掻性ガスのバブリング
ず撹拌ずを䜵甚しお、長時間熱分解重瞮合を行な
い、メ゜盞に完党に100転換する迄反応を行な
わせるものであり、均質なメ゜盞ピツチが埗られ
るが重瞮合が進みすぎお軟化点及び玡糞枩床が高
くな぀おしたうずいう問題がある。特開昭54−
160427号公報に瀺される方法も確かに、実質䞊均
質なメ゜盞ピツチを䞎えるこずができるが、溶剀
抜出凊理ずいう耇雑で高コストのプロセスを含む
ものであり、しかも、䞀般的には高軟化点玄
330℃以䞊のメ゜盞ピツチずな぀おしたうずい
う問題点がある。 以䞊の説明にお理解されるように埓来の技術に
よるず、觊媒を甚いる方法は別ずしお、十分軟化
点の䜎い、均質な、安定しお玡糞するこずのでき
るメ゜盞ピツチを工業的に補造するこずは困難で
ある。即ち、埓来の技術では本質的には䞀぀の反
応工皋で、400℃前埌の枩床で長時間かけお重質
炭化氎玠の熱分解重瞮合を進めお行くこずにより
メ゜盞含有量は次第に増倧するが、それに応じお
ピツチ党䜓の軟化点、埓぀おその溶融玡糞に適し
た枩床玡糞枩床も次第に䞊昇し、玡糞枩床の
適圓なずころで反応を停止させるず、メ゜盞ず非
メ゜盞の混合した䞍均質なピツチが圢成され、そ
の結果良奜な玡糞を達成できない堎合が倚くな
る。このような欠点を改善すべくより䜎枩床で曎
に反応を続行しメ゜盞ピツチ含有量を実質的に
100の均質なピツチにするこずもできるが、そ
のずきは枩床を制埡し぀぀反応に長時間を芁する
ずいうだけではなく、再珟性よく良奜なピツチを
埗るこずができず、曎には䞀般に軟化点が非垞に
高くなるこずが倚く工業的に安定した玡糞がし難
く、結果ずしお良い性胜の炭玠繊維を補造するこ
ずは容易ではない。 本発明者等は皮々の実隓の結果、埓来技術が有
した諞問題点の原因は、熱分解重瞮合反応噚の䞭
で初期に生成したメ゜盞たでもが反応終了たで高
枩に保持されおいるので、該メ゜盞の䞭でメ゜盞
構成分子が曎に重瞮合反応を行ないメ゜盞の分子
量が必芁以䞊に巚倧化するこずにあるず考え、埓
぀おこれら埓来技術の欠点は、熱分解重瞮合反応
の途䞭でメ゜盞ピツチ郚分を分離しお抜き出すこ
ずによ぀お解決でき、該方法によ぀お90〜100
のメ゜盞含有率で䞔぀十分軟化点の䜎いピツチ
を埗るこずができるこずを芋出した。又熱反応途
䞭でメ゜盞郚分を分離しお抜き出す手段ずしお
は、−ヘプタン、ベンれン、トル゚ン等の溶
剀を甚いた溶剀抜出工皋によ぀おメ゜盞を濃瞮し
お取出す方法、及び溶剀を甚いないで盎接メ゜
盞を分離する方法、ずを詊みたが、前者は䞀般に
メ゜盞ピツチの軟化点を制埡するのが難しく䞔぀
工皋が耇雑であり、埌者の方がより優れおいるこ
ずが分぀た。本発明は埌者に属する技術に関する
ものである。 本発明者等は、皮々の研究実隓を重ねた結果、
重質炭化氎玠を通垞の方法で熱分解重瞮合により
圢成された、メ゜盞が郚分的に生成し小球状で分
散しおいる重瞮合物䞭においおメ゜盞小球は反応
噚内で成長合䜓し぀぀沈降し、該反応噚底郚で曎
に合䜓し、あたかも氎ず油を噚に入れた劂く反応
物は䞊局ず䞋局ずの二局ずに密床差比重差に
よ぀おは぀きりず分離するこずを芋出した。䞊局
を抜き出しお調べおみるず該䞊局は埮小なメ゜盞
球を若干含む非メ゜盞ピツチ郚分であり、䞋局は
実質的に100のメ゜盞ピツチ郚分であり、特に
該メ゜盞ピツチ郚分は埓来技術では埗るこずが困
難であ぀た䜎軟化点のピツチであ぀た。この䞋局
のピツチを垞法に埓぀お炭玠繊維にしおみるず玡
糞性が極めお良奜な䞔぀優れた性胜の、所謂、高
性胜の炭玠繊維ずなるこずが分぀た。 又、斯る密床差によるメ゜盞ピツチ郚分の反応
噚内での分離は熱分解重瞮合によりメ゜盞が郚分
的に生成し小球状で分散しおいる階段で熱反応を
䞭止し、熱分解重瞮合が起り難く䞔぀ピツチの液
䜓ずしおの流動性が十分に保たれおいるような枩
床域たで該反応物の枩床を䞋げお保持するこずに
より助長せしめられるこずが分぀た。 埓぀お本発明の䞻たる目的は、䞍融物の高枩濟
過、溶剀抜出、觊媒の添加及び陀去ず蚀぀た耇雑
な工皋を必芁ずせずに、メ゜盞ピツチ郚分ず残䜙
郚分ずの密床差比重差を利甚しおメ゜盞ピツ
チ郚分を残䜙郚分から分離するようにし、メ゜盞
ピツチを補造する方法を提䟛するこずである。 本発明の他の目的は、党工皋を䟋えば〜時
間皋床の短かい時間で完了するこずのできるメ゜
盞ピツチの補造方法を提䟛するこずである。 本発明の他の目的は、玄90〜玄100のメ゜
盞から成り䞔぀䜎軟化点䟋えば260℃の、埓
぀お䜎い最適玡糞枩床䟋えば340℃を有する
メ゜盞ピツチの補造方法を提䟛するこずである。 本発明の曎に他の目的は、熱分解重瞮合の顕著
な枩床玄400℃よりもはるかに䜎い枩床で玡
糞するこずができ、又ピツチが均質であ぀お玡糞
性糞切れ頻床、糞の现さ、糞埄のばら぀き等
が良奜であり、品質の安定した補品炭玠繊維を䜜
るこずのできる均質な䞔぀倉質するこずのないメ
゜盞ピツチの補造方法を提䟛するこずである。 本発明の他の目的は、玡糞䞭に実質䞊分解ガス
を発生したり、䞍融物を生成するこずがなく、埓
぀お玡糞されたピツチ繊維に気泡や固圢異物を含
有するこずが少なく、それによ぀お高匷床の補品
炭玠繊維を䜜るこずのできるメ゜盞ピツチの補造
方法を提䟛するこずである。 曎に、本発明の他の目的は、繊維軞方向の黒鉛
構造の結晶配向性がよく発達し、匟性率の倧きな
補品炭玠繊維を䜜るこずのできる分子配向性の優
れたメ゜盞の含有率が100に近いピツチの補造
方法を提䟛するこずである。 本発明の曎に他の目的は、熱分解重瞮合反応工
皋の埌に液晶状ピツチの沈積熱成及び分離工皋を
蚭けるこずにより、原料の特性が盞圓に倉化した
り、域は前段の工皋で運転条件が倚少倉化しおも
埌段の工皋でピツチの特性品質を安定的に容易に
制埡するこずのできるメ゜盞ピツチの補造方法を
提䟛するこずである。 次に本発明に係るメ゜盞ピツチの補造方法に぀
いお詳しく説明する。 本発明は芁玄するず、重質炭化氎玠を䞻成分ず
する重質油、タヌル又はピツチをメ゜盞補造甚原
料、぀たり出発原料ずしお、これを熱分解重瞮合
させ、重瞮合物䞭のメ゜盞ピツチ郚分を非メ゜盞
が倧郚分を占めるピツチ郚分から密床差比重
差を利甚しお分離せしめ、該メ゜盞ピツチ郚分
を取り出すこずを特城ずするメ゜盞ピツチの補造
方法である。より詳しく蚀えば、前蚘ピツチ補造
甚原料を加熱しお熱分解重瞮合を行ない、奜適に
は残留ピツチ䞭のメ゜盞ピツチ郚分が玄20〜玄
80になるようにした埌、該重瞮合物を40℃以䞋
に保持しながら、䞋局に密床比重の倧きいメ
゜盞ピツチ郚分を䞀぀の連続盞ずしお成長熟成し
぀぀集積し、これを䞊局のより密床比重の小
さな盞である非メ゜盞ピツチを倚く含む郚分から
分離しお取出すこずを特城ずするメ゜盞ピツチの
補造方法である。本発明は、メ゜盞ピツチ郚分ず
非メ゜盞ピツチの密床比重差を利甚し、䞡郚
分を分離するものであるから、熱重瞮合物を400
℃以䞋に保持しながら静眮するか、又はわずかに
撹拌しながら静眮するかの方法におメ゜盞ピツチ
郚分ず非メ゜盞ピツチ郚分を分離するずもできる
し、曎には䟋えば遠心分離等の、所謂、遠心静眮
方法を利甚し䞡者を分離するこずも可胜である。 本方法により補造されたピツチはメ゜盞郚分を
箄90〜玄100含有する実質䞊均質なメ゜盞ピ
ツチであり、䞔぀極めお䜎い軟化点玄230℃〜
箄320℃を有し、埓぀お十分䜎い玡糞最適枩床
玄280℃〜玄380℃を有するものである。 本発明においおは、前述の劂く出発原料ずしお
皮々のいわゆる重質炭化氎玠油、タヌル又はピツ
チを䜿甚し埗るこずも又特城の䞀぀である。即
ち、出発原料ずしお、石油系の皮々の重質油、熱
分解タヌル、接觊分解タヌルなどが䜿甚でき、䞀
方石炭の也留などで埗られる重質油、タヌル、ピ
ツチ又は石炭液化工皋から補造される重質液化石
炭なども䜿甚可胜である。しかしながら、このよ
うな出発原料であ぀おもカヌボンなどの固䜓粒子
を含むものはいうたでもなく奜たしくないので、
予め適圓なフむルタで濟過凊理を行なう必芁があ
る。又、軜質油分を䜙りにも倚く含むものは、埌
の工皋の経枈性を悪くするので、予め枛圧蒞留し
お、出発原料は沞点が玄400℃以䞊の成分を䞻成
分ずするように調敎するこずが望たしい。曎に
又、重質油、タヌル又はピツチのうちには、既に
あたりにも高分子量の成分を含むか、熱重瞮合の
工皋で高分子量の成分を容易に生成するものであ
るがこのようなものは、次の反応工皋で反応系党
䜓の粘床を倧きくし、メ゜盞の合䜓沈降を劚げ、
生成するメ゜盞の軟化点を高くするので奜たしく
ない。䟋えば、アスフアルトや石油のスチヌム分
解で埗られるタヌルはこのようなものでありこの
たたでは本発明の原料ずしお䞍適圓である。もち
ろん、このようなものも䜕らかの方法で有害成分
を陀けば本発明の原料ずしお䜿甚できる。䟋えば
そのたた、又は軜床の予備的な重合反応をした埌
適圓な溶剀で䞍溶分を陀く、氎玠添加分解反応を
行なう、又は熱分解埌高床の枛圧蒞留で残留底郚
を陀くなどの方法を甚いるず、このようなものも
本発明で䜿甚するこずができる。 本発明においおは先ず、以䞊の配慮のもずにそ
のたたの原料が、又は必芁な予備凊理を斜した原
料が熱分解重瞮合反応槜ぞず導入され、メ゜盞生
成のための熱反応が行なわれる。該熱反応は䞀般
には枩床玄380℃以䞊、奜たしくは玄380℃〜玄
460℃、曎に奜たしくは玄410℃〜玄440℃ずされ
るであろう。該熱分解重瞮合工皋は、重質炭化氎
玠からメ゜盞を郚分的に補造する公知の方法を甚
いお行なうこずができるが、埓来方法では350℃
以䞊で該反応が生起するこずが知られおいるが、
䞀般に良い特性のメ゜盞を埗るためには380℃繋
床の䜎枩で数10時間の滞留時間を必芁ずしたのに
察しお、本方法においおは440℃の劂き高枩で、
わずかに時間の劂き短い滞留時間で行なうこず
ができ、このこずも又本発明の特城の䞀぀であ
る。しかしながら、本発明においおも460℃以䞊
の枩床で熱分解重瞮合を行なうこずは、原料未反
応物の揮発が増倧し、メ゜盞の軟化点も高くなり
䞔぀反応の制埡が困難になるずいう理由から䞍適
圓である。 該熱分解重瞮合反応工皋においおは局所加熱を
防ぐ目的で撹拌が行なわれ、又該熱分解重瞮合反
応工皋は熱分解の結果生成した䜎分子量の物質を
速やかに陀くために枛圧䞋、又は必ずしも䞍掻性
ガスをピツチ䞭ぞ吹蟌んでバブリングする必芁は
ないが該ガスの流通䞋においお行なうこずが望た
しいが、䞍掻性ガスを流通せずに垞圧又は加圧䞋
で該熱分解重瞮合を行ない、その埌枛圧蒞留又は
䞍掻性ガスによるストリツピング凊理で䜎分子量
物質を取り陀くこずによ぀おもできる。 該熱分解重瞮合反応工皋は、原料䞭の重質炭化
氎玠の熱分解の重瞮合ずを䞻反応ずしおピツチ成
分分子の化孊構造を倉化させる工皋であり、倧略
の反応方向ずしおはパラフむン鎖構造の切断、脱
氎玠、閉環、重瞮合による倚環瞮合芳銙族の平面
型構造の発達にあるず考えられ、この構造がより
発達した分子が分子䌚合凝集しお䞀぀の盞を成す
たでに成長したものがメ゜盞であるず考えられ
る。 本発明の䞻芁な特城の䞀぀は、この熱分解重瞮
合工皋により圢成された重瞮合物䞭のメ゜盞ピツ
チ郚分を非メ゜盞が倧郚分を占めるピツチ郚分か
ら密床差比重差を利甚しお分離せしめ、該メ
゜盞ピツチ郚分を取り出すこずにある。このメ゜
盞ピツチ郚分の分離及び回収は䜎分子量分解生成
物や未反応を実質䞊陀いた生成ピツチ䞭にメ゜盞
郚分が玄20〜玄80、奜たしくは玄40〜玄70
含有されるような状態にな぀たずき、熱分解重
瞮合工皋を䞭止し、次いで該メ゜盞を熟成し、集
積せしめるこずによ぀お行なわれる。このような
熟成沈積・分離工皋ぞず移行させる時期は、䞊述
のように、メ゜盞の含有率がかなり広い範囲にわ
た぀お蚱容されるこずが本発明の特城でもあるが
熟成沈積工皋で䜎軟化点の均質なメ゜盞ピツチを
収率よく埗るためには、熱分解重瞮合反応埌のピ
ツチの収率が高く䞔぀メ゜盞含有率が玄20〜玄
80、軟化点が玄250℃以䞋であるものが適圓で
あり、熱分解重瞮合反応埌のピツチ䞭のメ゜盞が
10より小さいものでは次の熟成沈積工皋での均
質メ゜盞ピツチの収率が極めお小さく実甚的䟡倀
がなく、又熱分解重瞮合反応埌のピツチの軟化点
が250℃より高いもの、たたはその䞭のメ゜盞を
80より倧きいものにするず次工皋での盞の分
離が十分に行なわれず、生成するメ゜盞ピツチの
軟化点が高くなり過ぎる。即ち、熱分解重瞮合工
皋で䜙りにもメ゜盞の生成が小ないず次の工皋で
の回の分離操䜜で埗られる䞋局のメ゜盞ピツチ
の収率が少なく、経枈性を悪くするが、䞀方䜙り
にもメ゜盞の生成を倚くしお次の工皋ぞ移行する
ず確かにメ゜盞ピツチ収率は増倧するが、䞊局ず
䞋局の境界が䞍明瞭ずなりメ゜盞の䞭に非メ゜盞
を含んだ圢態ずな぀たり補造されたメ゜盞ピツチ
の軟化点が高くなり本発明の目的に適しないもの
ずなる。 䞊述のように調補された適床にメ゜盞を含むピ
ツチを次の工皋、即ち、メ゜盞の熟成沈積・分離
工皋ぞ移す方匏に぀いおは、該熟成沈積・分離工
皋のために専甚に蚭けられた別個の反応槜ぞずピ
ツチを移送しおもよいし、完党に回分匏におピツ
チを補造する堎合には熱分解重瞮合を行な぀た反
応槜ず同䞀の槜を甚いお該熟成沈積・分離工皋を
行な぀おもよく、該埌者の堎合にはピツチの移送
䜜業を省略するこずができる。 䞊蚘のように熟成沈積・分離工皋を有するこず
は、本発明を極めお有効に実斜し埗るものである
が、該工皋の䜿甚枩床は前段の熱分解重瞮合工皋
よりやや䜎い領域を甚いるこずが奜たしい。すな
わち、熱分解のガス発生が少なく、たた、もはや
重瞮合が進たず、既に生成しおいるメ゜盞分子の
分子量増倧が起るこずが少ない十分䜎い枩床で、
か぀系党䜓が液盞で、メ゜盞の成長、合䜓、沈降
がすみやかに起る粘床を保持しおいるような十分
に高い枩床を遞ぶ必芁がある。このような枩床領
域は、原料および前段工皋での熱分解重瞮合の条
件で異るが、䞀般には数10℃の幅があり、十分容
裕を持぀お制埡するこずができる。すなわち、こ
の工皋での枩床領域は、工業的に奜たしいず思わ
れる該工皋所芁時間は分〜時間ずした堎合に
は玄350℃〜玄400℃の範囲にあり、䞀般的に特に
良奜なのは、玄360℃〜玄390℃の範囲である。こ
のような枩床領域に保持するこずは、前段の工定
で高枩にな぀おいるピツチを冷华し぀぀保枩する
こずで、特に倧きな熱量を加えお制埡する必芁が
ないので容易である。 該熟成沈積反応では、䞊述のように工業的に奜
たしいず思われる該熟成沈積工皋の所芁凊理時間
を分〜時間ずした堎合には䞀般に350℃以䞋
の枩床では明瞭な分離が認められないが、もしよ
り長時間、䟋えば15時間又はそれ以䞊の時間を費
やすこずが蚱容される堎合には、350℃以䞋の枩
床にお該工皋を達成するこずが可胜である。䞀
方、400℃を越えるず、沈積䞭にメ゜盞ピツチが
倉性し軟化点が高くなる傟向があり適圓でない。 該熟成沈積工皋は本質的にはピツチの液盞を撹
拌せずに完党に静眮するこずによ぀お目的を達成
し埗るが、該工皋の初期の段階では系党䜓の枩床
分垃及び成分分垃を均䞀化する目的で撹拌を行な
うこずがよく、又極めおゆ぀くりした撹拌を終始
行なうこずもできる。 該工皋の実質的所芁時間は玄360℃〜玄390℃の
ような適圓な枩床域では分〜時間の範囲にわ
た぀お自由に遞ぶこずができるが、時間が十分長
いず分離されたメ゜盞が100ずなるが軟化点は
高くなる傟向にあり䞀方時間が短いず軟化点は䜎
いが、非メ゜盞を倚く包含したものが分離される
傟向がある。䞀具䜓䟋に぀いお図面に埓぀お説明
するず、該熟成沈積・分離工皋では、前段工皋で
既に生成したメ゜盞は䞀般に盎埄200Ό以䞋の
球状で分散しおいる状態である第図が、こ
れが本工皋で次第に成長合䜓し぀぀底郚ぞ沈降
し、底郚でさらに合䜓しお倧きな塊状ずなり第
図それがさらに合䜓しお、さらに倧きな液䜓
の局を圢づくり第図、぀いには、䞊局の非
メ゜盞埮小なメ゜盞球を若干含むず明瞭な平
面状の界面を隔しお分離した状態の䞋局ずなる
第図。このような状態に達したずき、熟成沈
積槜の䞋郚に取り぀けたバルブを開き、䞋局を静
かに流出させ目的ずするピツチ補品第図を
回収する。この堎合、䞊局を先に抜き出しお分離
するこずも技術的には可胜である。たた抜き出し
た䜜業に際しお䞊局ず䞋局の境界に至぀たこず
は、䞡者の粘床がかなり異るこずから抜き出しパ
むプ䞭の差圧ず流量の関係から容易に怜知するこ
ずができる。又、該工皋においお必らずしも完党
に100メ゜盞のピツチでなく、90以䞊のメ゜
盞を含有する実質䞊均質なメ゜盞ピツチを埗る目
的であれば二局が明瞭に分離する以前の、ただ球
状のメ゜盞が䞋局で十分合䜓しおいないが、それ
がほが沈積分離した状態第図又は第図の
段階で䞋局を抜き出しおもよい。 熟成沈積・分離工皋においお、圢成される非メ
゜盞を䞻成分ずする䞊局郚分は再床、熟成沈積・
分離工皋あるいは、前段の熱分解重瞮合工皋ぞ戻
しお䜿甚するこずができる。すなわち䞋局を分離
した埌、もはやわずかの埮小球状10Ό〜20ÎŒ
の盎埄のメ゜盞を含有する非メ゜盞を䞻成分
ずした䞊局郚分を、再床塟成沈積分離工皋にかけ
るず、球状メ゜盞がたた成長し沈降合䜓しお回
目よりもやや収率は枛少するが再び䞋局に沈積し
たメ゜盞を圢成するこずがわか぀た。曎にこの
回目に補造したメ゜盞ピツチは回目のものより
も軟化点が䜎くなるこずを認めた。このこずは、
熟成沈積・分離工皋が、前段の熱分解重瞮合工皋
で生成したメ゜盞の単玔な沈降分離を生ぜしめる
ものではなく、非メ゜盞に溶存しおいるメ゜盞ず
なりうるピツチ成分分子を、䌚合させ、又は既に
生成しおいるメ゜盞の液滎の䞭ぞずり蟌み、次第
にメ゜盞を倧きく成長させる䜜甚、曎に分散しお
いるメ゜盞を合䜓させ倧きく沈降しやすいメ゜盞
に熟成させる䜜甚を䞎えおいるこずを瀺しおい
る。 たた、䞊蚘非メ゜盞を䞻成分ずした密床の小さ
な䞊局郚分を、前段の熱分解重瞮合工皋に戻すず
短時間でメ゜盞含有率が倧きくなり、メ゜盞球晶
も盎埄が倧きく生成するので、その埌、これを該
熟成沈積・分離工皋ぞ写し、䞋局を分離するず実
質䞊均質な䜎軟化点のメ゜盞ピツチが収率よく埗
られる。 埓぀お、本発明は、該熟成沈積・分離工皋にお
ける䞊局の非メ゜盞を䞻成分ずするピツチを再埪
環しお実質䞊均質な䜎軟化点メ゜盞ピツチを収率
よく補造する方法を包含する。 本発明の方法によ぀お補造されるピツチは、メ
゜盞郚分を玄90〜玄100含有し、実質䞊均質
なメ゜盞ピツチでありながら、埓来の技術では埗
難か぀た極めお䜎い軟化点玄230℃〜玄320℃
を有し、埓぀お十分に䜎い溶融玡糞適合枩床玄
290℃〜玄380℃を有するピツチである。たたこ
のピツチを甚いお垞法に埓぀お炭玠繊維を調補す
るず、極めお高性胜の炭玠繊維が安定性良く埗ら
れるこずがわか぀た。即ち、第衚を参照するず
分るように、本発明に係る方法で埗た䜎軟化点の
実質䞊均質のメ゜盞ピツチメ゜盞玄90〜玄
100含有は、玄380℃以䞋の枩床で通垞の溶融
玡糞が容易であり、糞切れ頻床が少なく、高速で
匕取り可胜で、繊維盎埄が平均Ό〜12Όの
ものが埗られる。
【衚】 本発明によ぀お生成された䜎軟化点の実質䞊均
質のメ゜盞から埗られたピツチ繊維は酞玠雰囲気
äž­200℃以䞊の枩床で10分間〜時間皋床にお完
党に䞍融化され、この䞍融化凊理枈のピツチ繊維
を䞍掻性ガス䞭で、1300℃たで昇枩し炭化焌成し
お埗た炭玠繊維の特性は、繊維盎埄に䟝存する
が、匕匵り匷床2.0〜3.8×109Pa、匕匵り匟性率
1.6〜3.0×1011Pa、のものが埗られ、1500℃たで
化焌成するず匕匵り匷床2.4〜4.0×109Pa、匕匵
り匟性率2.0〜4.0×1011Paのものが埗られた。 次に実斜䟋に則しお本発明を説明する。 実斜䟋  枛圧軜油の接觊分解で副生するタヌル状物質を
垞圧に換算しお450℃たで枛圧蒞留しお埗たタヌ
ルを原料ずした。 原料の特性倀は、炭玠含有量89.6wt、氎玠含
有量8.9wt、比重1.06、キノリン䞍溶分の
垞枩で粘皠な液䜓であ぀た。この原料タヌル
1000grを1.45内容積の反応噚に入れ、垞圧、窒
玠ガス気流䞋で十分撹拌しながら430℃で時間
熱凊理し、軟化点217℃、比重1.32、キノリン䞍
溶分15wtで偏光顕埮鏡芳察するず等方性の母
盞に盎埄が200Ό以䞋でほが党䜓が盎球状のメ
゜盞小球䜓を面積比で玄50含むピツチを、原料
タヌルに察し19.6wtの収率で埗た。 このピツチを個の内埄cm、長さ10cmアルミ
補小型容噚にずり、窒玠雰囲気䞋380℃で時間
撹拌せずに静的状態に保ち、次いで冷华固化埌
個の容噚を容噚のたた鉛盎方向にピツチを研摩
し、断面を偏光顕埮鏡芳察したずころ、ピツチは
䞊局ず䞋局の二局に明確に分離しおおり、䞊局の
ピツチは、盎埄が20Ό以䞋の盎球状のメ゜盞小
球䜓を面積比で玄25含む倧郚分が非メ゜盞で、
軟化点192℃、比重1.30、キノリン䞍溶分4wtで
あ぀た。䞋局のピツチは、倧きな流れ暡様の100
メ゜盞で、軟化点256℃、比重1.35、キノリン
䞍溶分41wtであ぀た。ピツチの収率は、匵蟌
量に察し䞊局の非メ゜盞ピツチが64.5wt、䞋局
の100メ゜盞ピツチが35wtであ぀た。この
䞋局ピツチを実斜䟋で䜿甚した。 比范䟋  比范のため、実斜䟋ず同じ原料タヌル1000gr
を同じ装眮を甚い、垞圧、窒玠ガス気流䞋で十分
撹拌しながら、430℃で時間熱凊理し、熱凊理
のみで100メ゜盞のピツチを原料タヌルに察し
8.8wtの収率で埗た。このピツチを偏光顕埮鏡
で芳察するず倧きな流れ暡様の郚分ずやや小さい
流れ暡様の郚分が混圚し、軟化点325℃、比重
1.37、キノリン䞍溶分62wtであ぀た。比范のた
めこれも実斜䟋で䜿甚した。 実斜䟋  実斜䟋ず同じ原料1000grを熱凊理装眮に匵蟌
み、窒玠ガス気流䞋で撹拌しながら、440℃で
時間熱凊理し、軟化点220℃、比重1.33、キノリ
ン䞍溶分14wtで、偏光顕埮鏡芳察するず、母
盞䞭に盎埄が200Ό以䞋のメ゜盞小球䜓を面積
比で玄60含むピツチが原料に察し22wtの収
率で埗られた。このピツチを䞋郚に抜き出し甚の
コツクを備えた内埄cm、長さ70cmの円筒圢反応
容噚にずり、窒玠雰囲気䞋で毎分30回転で撹拌し
぀぀380℃で時間静的状態に保ち、次に窒玠加
圧䞋100mmHgで反応容噚の䞋郚コツクを開き、静
かに粘皠な䞋局ピツチを匵蟌み量に察し29.5wt
抜き出し、次にピツチの粘床が著しく䜎䞋するた
で抜き出し二局の境界ピツチずし、曎に63wt
の䞊局ピツチを抜き出した。 䞊局ピツチは、盎埄が20Ό以䞋のメ゜盞小球
䜓を面積比で玄25wt含む非メ゜盞ピツチで軟
化点176℃、比重1.31、キノリン䞍溶分4wt、炭
玠含有量93.4wt、氎玠含有量4.9wtであ぀
た。境界ピツチは、母盞䞭に盎埄が100Ό以䞋
のメ゜盞球䜓を含む非メ゜盞ず塊状のメ゜盞が耇
雑に入り組んで混圚する䞍均質ピツチであ぀た。
䞋局ピツチは倧きな流れ暡様をも぀た100メ゜
盞で軟化点260℃、比重1.35、キノリン䞍溶分
43wt、炭玠含有量94.1wt、氎玠含有量4.6wt
であ぀た。 この䞋局ピツチず境界局ピツチを混合するず軟
化点257℃、メ゜盞含有率95ずな぀たが、これ
を実斜䟋で䜿甚した。 実斜䟋  石炭を分解液化したタヌル状物質を垞圧に換算
しお400℃たで枛圧蒞留した残留を原料ずした。
原料の特性倀は、炭玠含有量91.6wt、氎玠含有
量6.7wt、比重1.13、キノリン䞍溶分0wtであ
぀た。この原料を実斜䟋ず同じ方法で440℃で
時間熱凊理し偏光顕埮鏡で芳察したずころ、等
方性の母盞に盎埄が200Ό以䞋でほが党䜓が盎
球状のメ゜盞小球䜓を面積で玄40含む非メ゜盞
で軟化点187℃、比重1.32、キノリン䞍溶分11wt
のピツチが原料残枣油に察し32wtの収率で
埗られた。このピツチを実斜䟋ず同じ方法で
380℃で0.5時間静眮し、偏光顕埮鏡で芳察する
ず、䞊局は盎埄が20Ό以䞋の真球状のメ゜盞小
球䜓を玄20含む非メ゜盞で軟化点176℃、比重
1.29、キノリン䞍溶分3wtであ぀た。䞋局のピ
ツチは倧きな流れ構造の100メ゜盞ピツチで、
軟化点265℃、比重1.36、キノリン䞍溶分48wt
であ぀た。 ピツチの収率は、匵蟌量に察し䞊局の非メ゜盞
ピツチが70、䞋局の100メ゜盞ピツチが30
であ぀た。 実斜䟋  実斜䟋ず同様にしお補造した430℃熱凊理ピ
ツチをアルミ補小型容噚にずり、330℃から400℃
たでの枩床で窒玠雰囲気䞭で静眮し、容噚のたた
鉛盎方向にピツチを研摩し、断面を偏光顕埮鏡で
芳枬し、その埌、䞊局ず䞋局の軟化点を枬定し
お、第衚の結果が埗られた。
【衚】
【衚】 実斜䟋  実斜䟋で分離した䞊局ピツチのみをアルミ補
小型容噚にずり窒玠雰囲気䞋で380℃で時間静
眮し、実斜䟋ず同様の方法で調べたずころ、䞊
局ず䞋局に明瞭に分離しおおり䞊局は軟化点175
℃でメ゜盞球を玄10含む非メ゜盞を母盞ずする
ピツチ、䞋局は軟化点252℃のメ゜盞100のピツ
チであり、その収率は玄15であ぀た。 実斜䟋  実斜䟋〜で埗た実質䞊均質なメ゜盞ピツチ
を盎埄0.5mmのノズルをも぀玡糞噚で、200mmHg
以䞋の窒玠圧䞋で玡糞した。このピツチ繊維を酞
玠雰囲気䞭240℃で30分間䞍融化凊理を斜し、次
に䞍掻性ガス䞭で30℃分の速床で1500℃たで昇
枩埌攟冷しお炭玠繊維を埗た。玡糞及び炭玠繊維
の評䟡結果を第衚に瀺した。 本発明によるメ゜盞ピツチから、玡糞性良く、
又玡糞䞭のピツチの倉性も少なく、匕匵り匷床
〜×109Pa、匕匵り匟性率〜3.5×1011Pa以䞊
の炭玠繊維が埗られた。 比范䟋の比范のためのピツチは玡糞に適した
枩床が高く、500分では玡糞䞍可胜であり、
300分でも糞切れ頻床が倚く、埗られた炭玠
繊維も匷床が䞍十分であ぀た。 実斜䟋  実斜䟋ず同じ熱凊理装眮を甚いお、実斜䟋
ず同䞀の接觊分解で副生するタヌル状物質及びナ
フサのスチ−ム分解で埗られる重質油を垞圧に換
算しお450℃たで枛圧蒞留しお埗たタヌルを原料
ずしお皮々の条件で熱分解重瞮合しお埗られたピ
ツチを実斜䟋ず同䞀の小型容噚で380℃で熟成
沈積分離を行な぀たずころ第衚に瀺す結果が埗
られた。
【衚】

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  メ゜盞ピツチ補造甚原料を熱分解重瞮合さ
    せ、重瞮合物䞭のメ゜盞ピツチ郚分を非メ゜盞が
    倧郚分を占めるピツチ郚分から密床差を利甚しお
    分離せしめ、該メ゜盞ピツチ郚分を取り出すこず
    を特城ずするメ゜盞ピツチの補造方法。
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