JPS625032Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS625032Y2
JPS625032Y2 JP14660382U JP14660382U JPS625032Y2 JP S625032 Y2 JPS625032 Y2 JP S625032Y2 JP 14660382 U JP14660382 U JP 14660382U JP 14660382 U JP14660382 U JP 14660382U JP S625032 Y2 JPS625032 Y2 JP S625032Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base plate
ferrite
engaging
coil
engagement holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14660382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5951489U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14660382U priority Critical patent/JPS5951489U/ja
Publication of JPS5951489U publication Critical patent/JPS5951489U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS625032Y2 publication Critical patent/JPS625032Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は電磁調理器に係り、特に加熱コイルお
よびフエライトのベース板への取付け手段を改良
した電磁調理器に関する。
〔考案の技術的背景〕
第1図は従来の電磁調理器のベース板への加熱
コイルおよびフエライトの取付け手段を示したも
ので、金属製であつて円形状のベース板1の上面
には同心円状にコイル2が配置され、下面には板
状のフエライト3が半径方向の所定位置に複数個
配置されている。上記コイル2とフエライト3と
はそれぞれベース板1に耐熱用接着材にて固着さ
れている。そして、このベース板1および他の電
気部品をケーシング内に収納して電磁調理器が構
成されるものである。
〔背景技術の問題点〕
上記のようなコイル2およびフエライト3の取
付け手段では、接着強度に限度があり、高温ある
いは長期間の使用によつてコイル2の剥離あるい
はフエライト3の脱落等が発生し、耐久性に劣る
という欠点を有しており、しかも、製作時におけ
る接着工程に時間がかかり、経済的でないという
欠点を有している。
さらに、電気的仕様を変更する場合には、フエ
ライト3の個数を変更する手段が多く用いられて
いるが、フエライト3の個数を減少するときに
は、フエライト3がベース板1に接着材にて固着
されているためベース板1ごと交換する必要があ
り、経済性に劣るという欠点をも有している。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑みてなされたもので、コ
イルおよびフエライトを容易に取付けることがで
き、しかも、フエライトの個数を変更する場合に
も容易に対応することが可能な電磁調理器に関す
る。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するため本考案に係る電磁調理
器は、円形状の金属製ベース板の上面にコイルが
配設されるとともに、下面には板状のフエライト
が複数個配設され、このベース板および電気部品
をケーシング内に収納してなる電磁調理器におい
て、上記ベース板の中心部に複数の係合孔を周設
するとともに、ベース板の外端部に上記係合孔の
半径方向対応位置に係合孔を設け、長手方向端部
および短手方向端部をそれぞれ上方に向かつて延
出したフエライト支持部と、上記長手方向端部に
設けたフエライト支持部を延出しこの延出端部を
それぞれ内方に折曲げてなる係合部とを有する固
定具を設けてなり、上記フエライト支持部の内側
に上記フエライトを収容した固定具の上記係合部
を、上記ベース板の下面側から上記ベース板の係
合孔にそれぞれ挿入し、上記コイルの内周端およ
び外周端に上記係合部を掛止して構成されてお
り、上記係合部の掛止またはこの掛止を解除する
ことにより、容易にコイルおよびフエライトの脱
着を行なうことができるようになされている。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を第2図乃至第5図を参
照し、第1図と同一部分には同一符号を付して説
明する。
第2図乃至第4図は本考案の一実施例を示した
もので、ベース板1の中心部に本実施例において
は8個の係合孔4……を周設するとともに、この
ベース板1の外端部には上記係合孔4……の半径
方向対応位置に係合孔5……を設けており、この
両係合孔4,5の距離はコイル2の幅と等しくさ
れている。固定具6は平面形状十字状を有してお
り、その長手方向端部および短手方向端部にそれ
ぞれ上方に向かつて延出されたフエライト支持部
7a,7a,7b,7bが設けられ、上記長手方
向端部のフエライト支持部7a,7aをさらに上
方に延出し、この延出端部をそれぞれ内方に折曲
げた係合部8,8が設けられている。上記短手方
向端部のフエライト支持部7b,7bの延出長は
フエライト3の厚さと同一にされ、上記長手方向
端部のフエライト支持部7a,7aの上記係合部
8,8の下面までの延出長はフエライト3の厚
さ、ベース板1の厚さ、コイル2の厚さの合計と
等しくされている。さらに、長手方向端部のフエ
ライト支持部7a,7aの距離は上記ベース板1
の係合合孔4,5の距離と等しくされている。
コイル2とフエライト3をベース板1へ固定す
る場合は、フエライト3を上記固定具6のフエラ
イト支持部7a,7a,7b,7bの内側面にフ
エライト3の側端面がそれぞれ当接するように収
納しつつ、この固定具6の係合部8,8をベース
板1の下面側からベース板1の係合孔4,5に挿
入し、コイル2の内周端および外周端に上記係合
部8,8を掛止することにより固定される。
したがつて、上記係合部8,8の掛止状態を解
除することにより簡単にコイル2およびフエライ
ト3を取はずすことができる。例えば第5図aに
示すようにフエライト3の個数が4個であつたも
のを電気的仕様の変更のため、第5図bに示すよ
うにフエライト3を3個に減らし、かつ位置も変
更するような場合でも、係合部8,8の掛止およ
び解除によりきわめて容易に行なうことができ、
本実施例においては係合孔4,5の数、すなわち
8個を限度として自由にフエライト3の個数の変
更を行なうことができる。
また、コイル2の上面側に固定具6の係合部8
が位置するものであるが、係合部8はきわめて小
さいものであるため磁界の発生に際して何ら妨げ
とはならない。
なお、本実施例においては、固定具によりコイ
ルおよびフエライトを固定したが、コイルのみの
固定やフエライトのみの固定に上記固定具を使用
してもよい。また、固定具の形状も本実施例のも
のに限定されるものではなく、フエライトを支持
することができかつ係合部を有するものであれば
その形状は問わない。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係る電磁調理器は、
ベース板の中心部に複数の係合孔を周設するとと
もにベース板の外端部には上記係合孔の半径方向
対応位置に係合孔を設け、フエライト支持部と、
上記係合孔に挿入される係合部とをそれぞれ有す
る固定具を設けており、上記フエライト支持部の
内側にフエライトが収容された固定具の係合部
を、上記ベース板の下面側から上記ベース板の係
合孔にそれぞれ挿入し、コイルの内周端および外
周端に上記係合部を掛止して構成され、この係合
部の掛止を解除することにより容易にコイルおよ
びフエライトを取りはずすことができ、コイルお
よびフエライトの固定も接着剤を用いるものでは
ないので、製作工程に要する時間を減少すること
ができる。しかも、電気的仕様を変更する場合に
おいて、フエライトの個数を変更する場合であつ
ても、ベース板ごと交換する必要がなく、簡単な
作業でフエライトの個数を変更することができ、
経済的に優れる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁調理器のベース板部分の一
部の側面断面図、第2図乃至第5図は本考案のベ
ース板部分の一実施例を示したもので、第2図は
一部の分解斜視図、第3図は側面断面図、第4図
は第3図の一部の拡大断面図、第5図a,bはそ
れぞれフエライトの配置を示す平面図である。 1……ベース板、2……コイル、3……フエラ
イト、4,5……係合孔、6……固定具、7……
フエライト支持部、8……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円形状の金属製ベース板の上面にコイルが配設
    されるとともに、下面には板状のフエライトが複
    数個配設され、このベース板および電気部品をケ
    ーシング内に収納してなる電磁調理器において、
    上記ベース板の中心部に複数の係合孔を周設する
    とともに、ベース板の外端部に上記係合孔の半径
    方向対応位置に係合孔を設け、長手方向端部およ
    び短手方向端部をそれぞれ上方に向かつて延出し
    たフエライト支持部と、上記長手方向端部に設け
    たフエライト支持部を延出しこの延出端部をそれ
    ぞれ内方に折曲げてなる係合部とを有する固定具
    を設けてなり、上記フエライト支持部の内側に上
    記フエライトを収容した固定具の上記係合部を、
    上記ベース板の下面側から上記ベース板の係合孔
    にそれぞれ挿入し、上記コイルの内周端および外
    周端に上記係合部を掛止したことを特徴とする電
    磁調理器。
JP14660382U 1982-09-28 1982-09-28 電磁調理器 Granted JPS5951489U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14660382U JPS5951489U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 電磁調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14660382U JPS5951489U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 電磁調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5951489U JPS5951489U (ja) 1984-04-04
JPS625032Y2 true JPS625032Y2 (ja) 1987-02-04

Family

ID=30326274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14660382U Granted JPS5951489U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 電磁調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5951489U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5951489U (ja) 1984-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS625032Y2 (ja)
JPH0533506U (ja) インダクタンスコア
JPH07263251A (ja) インダクタンス素子
JP2885857B2 (ja) 電磁調理器
JPS6322632Y2 (ja)
JPH03139806A (ja) インダクタンス素子
JPH0115100Y2 (ja)
CN215644988U (zh) 天线模组
JPH0525208Y2 (ja)
JPH0243112Y2 (ja)
JPH0314024Y2 (ja)
CN209897308U (zh) 线圈盘座、线圈盘和烹饪炊具
JPH048640Y2 (ja)
KR940002889Y1 (ko) 전자조리기용 자기유도 가열판
JPS6222078Y2 (ja)
JPS59156394U (ja) 誘導加熱調理器
JP2548339Y2 (ja) 加熱装置
JPH0757864A (ja) 加熱コイルユニット
JPS633115Y2 (ja)
JPS603560Y2 (ja) ピン付ボビン
JPS5988892U (ja) 電磁調理器用調理容器
JPH0546252Y2 (ja)
JPH0115101Y2 (ja)
JPS59187093U (ja) 電磁調理器の加熱コイル
JPS58184816U (ja) 高周波コイル