JPH0546252Y2 - - Google Patents

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JPH0546252Y2
JPH0546252Y2 JP1990044198U JP4419890U JPH0546252Y2 JP H0546252 Y2 JPH0546252 Y2 JP H0546252Y2 JP 1990044198 U JP1990044198 U JP 1990044198U JP 4419890 U JP4419890 U JP 4419890U JP H0546252 Y2 JPH0546252 Y2 JP H0546252Y2
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JP
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base
core
winding shaft
terminal
coil
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JP1990044198U
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、低背形のインダクタンス素子の構成
に係り、例えばDC−DCコンバータ等のスイツチ
ング電源装置における電力トランスやコイルとし
て好適なインダクタンス素子に関するものであ
る。
〔従来の技術とその課題〕
近時、電子機器が小型軽量化されるのに伴い、
インダクタンス素子についても、小型で薄形、低
背形のものが要求されている。特に、携帯用電子
機器の電源装置などには薄形のトランスやコイル
が強く要求される。
第7図は従来のコイル装置を示すもので、端子
1を植設した絶縁板からなるベース2に、ドラム
形の磁性体コア3を固定し、コアに巻回したコイ
ル4の端末4aを端子1に接続したものである。
このような構成によると、端子1の取付けが容
易で、コイル端末4aと端子1との接続も簡単に
行える利点がある。しかし、ベース2の上にコア
3が載る構造なので、低背化するのが困難であつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は、製造容易な低背形のコイルやトラン
ス等のインダクタンス素子を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるインダクタンス素子は、上下面を
開口した枠状で対向する二側面に端子を植設し底
面から開口部内側にかけて切欠部を設けた絶縁ベ
ースと、巻軸部及びこの巻軸部の一端に一体に形
成された鍔を有する磁性体コアと、巻軸部に巻回
され端末が端子に接続されたコイルとを具え、コ
アの巻軸部及びコイルをベースの開口部に挿入し
て、ベースの切欠部にコアの鍔の縁辺を嵌合固定
するとともに、ベースの底面とコアの底面をほぼ
同一平面上に位置させることによつて高さ寸法を
抑えたものである。
〔実施例〕
第1図はトランスに構成した場合の一実施例を
示す分解斜視図、第2図は正面図、第3図は要部
の平面図、第4図は拡大正面断面図である。
これらの図において、10は磁性体コア、20
は絶縁材料からなるベースである。コア10は円
柱形の巻軸部12の一端に四角形の鍔14を備え
ている。鍔14の両端部の上面には巻軸部12を
挟んで互いに対向する一対の突出部16が形成さ
れ、コア10は横断面がE形になされている。
ベース20は上下面を開口した枠状をしてお
り、開口部21を挟むその両端の側面には複数の
端子30がインサートモールド等の手段で植設し
てある。第4図から明らかなように、ベース20
の底面22から開口部21内側にかけて、すなわ
ち端子30を植設した面と反対側の面23から底
面22にかけて、ベース20には切欠部24(第
4図)を設けてある。そして、ベース20の開口
部21に下方から挿入したコア10の鍔14を切
欠部24に嵌合し、接着して固定してある。コア
10の底面18とベース20の底面22は、ほぼ
同一平面上に位置している。
40は絶縁膜を被覆した長さの異なる3本の薄
いリボン線を重ねて螺旋状に巻いたコイルであ
る。コイル40は、リードとなる端末42部分を
除いてリング状に接着材等で巻き固められてお
り、コア10の巻軸部12に挿入された後、それ
ぞれの端末42が端子30に半田付けされてい
る。25は、コイル40の端末42同士を区分け
するためにベース20の上面に設けられた突起で
ある。
コア10の上には閉磁路を形成するための磁性
体板50を載置し接着してある。第4図から明ら
かなように、ベース20の端子30を植設してな
い方の側面26および突起25はコア10の上面
よりも僅かに高い位置にあり、これらが磁性体板
50の側面に当たることによつて、磁性体板50
の位置決めや保持が容易で確実に行われるように
してある。
第5図および第6図にベースの変形例を示す。
この場合のインダクタンス素子は、一側面に端子
30を植設した二個のベース60を備え、それぞ
れのベース60がコアの鍔14の両端に取付けら
れる。ベース60には、端子30を植設した側と
は反対側の面63から底面62にかけて切欠部6
4が設けてあり、この切欠部64にコアの鍔14
の縁辺が嵌合し接着固定される。第5図に示すよ
うに、コアの底面18とベース60の底面62は
同一平面上に位置するようになされる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、端子を植設した絶縁ベースを
用いながら、全体の高さ寸法をコアの高さまで縮
小することができ、組み立て容易な低背形のイン
ダクタンス素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のインダクタンス素子の一実施
例を示す分解斜視図、第2図は正面図、第3図は
磁性体板を取り除いて示す平面図、第4図は拡大
正面断面図、第5図はベースの変形例を示す正面
図、第6図はその平面図、第7図はインダクタン
ス素子の従来例を示す正面断面図である。 10……コア、12……巻軸部、14……鍔、
20,60……ベース、21……開口部、24,
64……切欠部、30……端子、40……コイ
ル、42……端末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下面を開口した枠状で対向する二側面に端子
    を植設し底面から開口部内側にかけて切欠部を設
    けた絶縁ベースと、巻軸部及び該巻軸部の一端に
    一体に形成された鍔を有する磁性体コアと、該巻
    軸部に巻回され端末が端子に接続されたコイルと
    を具え、コアの巻軸部及びコイルをベースの開口
    部に挿入して、ベースの切欠部にコアの鍔の縁辺
    を嵌合固定するとともに、ベースの底面とコアの
    底面をほぼ同一平面上に位置させたことを特徴と
    するインダクタンス素子。
JP1990044198U 1990-04-25 1990-04-25 Expired - Lifetime JPH0546252Y2 (ja)

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JP1990044198U JPH0546252Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25

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JP1990044198U JPH0546252Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25

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Publication Number Publication Date
JPH044724U JPH044724U (ja) 1992-01-16
JPH0546252Y2 true JPH0546252Y2 (ja) 1993-12-03

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ID=31557283

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JP1990044198U Expired - Lifetime JPH0546252Y2 (ja) 1990-04-25 1990-04-25

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415142U (ja) * 1977-07-04 1979-01-31
JPS5538100U (ja) * 1978-09-02 1980-03-11
JPS5550971U (ja) * 1978-09-30 1980-04-03
JPS6225854U (ja) * 1985-07-31 1987-02-17

Patent Citations (4)

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JPS6225854U (ja) * 1985-07-31 1987-02-17

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JPH044724U (ja) 1992-01-16

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