JP3062141U - 薄型トランス - Google Patents

薄型トランス

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JP3062141U
JP3062141U JP1999002521U JP252199U JP3062141U JP 3062141 U JP3062141 U JP 3062141U JP 1999002521 U JP1999002521 U JP 1999002521U JP 252199 U JP252199 U JP 252199U JP 3062141 U JP3062141 U JP 3062141U
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JP
Japan
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shaped core
shaped
plate
dish
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JP1999002521U
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Inventor
忠行 伏見
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スミダ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トランスの小型化、薄型化、低背化を実現する
とともに、漏れ磁束を低減し、かつ、組立工程を簡素化
する。 【構成】開口面に突出した中央脚部1aとその外周を囲
む外周脚部1bとで形成された断面E型の皿状コア1
と、前記中央脚部と外周脚部との間に同心状に装着され
る1次巻線3及び2次巻線4と、前記皿状コアの中央脚
部の先端面と対向して配置され、かつ、外周脚部1b間
に跨って装着されて前記皿状コア1と閉磁路を形成する
板状コア2と、前記皿状コアを収納する枠状ベース5と
で構成され、枠状ベースの底面には板状コアの配置位置
を除く開口面を塞ぐ蓋体部8が一体に形成されているこ
とを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する利用分野】
本発明はスイッチング電源装置等に用いられるトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本考案者はトランスの薄型化、低背化を図るため、先に、特願平10−2592 25号を出願した。 上記発明は、図5に示すように、開口面に突出した中央脚部1aとその外周を囲 む外周脚部1bとを備えた断面E型の皿状コア1と、板状コア2と、絶縁電線に よって予め巻線された扁平の1次巻線3および2次巻線4と、それぞれに端子6 を備えた2つの板状ベース5とで構成されている。 この構成で、1次巻線3および2次巻線4は中央脚部1aと外周枠部1bとの間 の凹所に同心状に装着されている。また、板状コア2は前記中央脚部1aの先端 面を覆う程度の大きさを有し、前記中央脚部1aの先端面を跨いで平行する外周 脚部1b間に接合されて皿状コアと閉磁路を形成している。 そして、前記板状コアの両側には2つの分割された板状ベース5が接着され、従 って、皿状コアの開口面は前記2つの板状ベースと板状コアによって閉塞される 。
【0003】
【解決しようとする課題】
上記の構造においては、板状ベースと板状コアを皿状コアの開口面に直接貼り付 るようにしたので、薄型化、低背化が実現でき、また、皿状コアの開口面を板状 コアと板状ベースとによって閉塞するようにしたので、漏れ磁束を低減できる利 点はあるものの、板状ベースが2つに分割されているため、組立工程が煩雑にな る欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するために為されたもので、 開口面に突出した中央脚部とその外周を囲む外周脚部とで形成された断面E型の 皿状コアと、前記中央脚部と外周脚部との間に同心状に装着される1次巻線及び 2次巻線と、前記皿状コアの中央脚部の先端面と対向する位置に配置されて該皿 状コアと閉磁路を形成する板状コアと、前記皿状コアを収納する枠状ベースとで 構成され、枠状ベースの底面には板状コアの配置位置を除く開口面を塞ぐ蓋体部 が一体に形成されていることを特徴としている。
【0005】
【実施例】
図1乃至図4は本考案の実施例を説明するための図である。 上記各図において、1は断面形状がE型の皿状コアで一方の面に突出した中央脚 部1aとその外周を囲む外周脚部1bとで形成されており、中央脚部1aに隣接 する長手方向に平行する外周枠部1bには切り欠き部1cが形成されている。 2は板状コアでその大きさは前記皿状コア1の短軸方向の幅と等しい幅を持ち、 かつ、中央脚部1aの先端面を跨いで皿状コアの切り欠き部1cに嵌着されて閉 磁路を形成するようにしてある。 3及び4は絶縁電線等を扁平状に巻線した1次巻線と2次巻線で前記中央脚部1 aと外周枠部1bとの間の空間に同心状に装着されている。 5は皿状コア1を収納するための枠状ベースで、対向する2辺の外側に端子6を 設けた枠部7と、底面の板状コアが配置される中央部付近を除く両側に一体に形 成した蓋体部8とで構成されている。
【0006】 次に、上記トランスの組立工程について説明する。 先ず、皿状コア1の中央脚部1aと外周枠部1bとの間の空間に、予め巻線した 扁平の1次巻線3と2次巻線4を同心状に装着して固定する。 次に前記皿状コアを枠状ベース5の枠部7内に収納し、次いで板状コア2を前記 枠状ベースの裏面から挿入して皿状コア1の切り欠き部1c間に嵌合させて固着 する。 このとき、皿状コア1と板状コア2は磁気的に結合し、閉磁路を形成する。 gは中央脚部1aの上面と板状コア2との間に形成されたギャップである。 このようにして皿状コア1を枠状ベース5に収納し、枠状ベースの裏面中央部か ら板状コア2を挿入すると、皿状コア1の開口面は前記板状コア1とその両側に 形成された蓋体部8によって閉塞される。 なお、板状コアを皿状コアに装着する順序は上に説明した通りでなく、先に、板 状コア2を皿状コア1の切り欠き部1cに嵌着させた後、皿状コア1を枠状ベー ス5に収納してもよい。
【0007】
【効果】
以上に説明したように本考案の薄型トランスは、薄型化、低背化を実現するとと もに、漏れ磁束を低減し、また、従来、2つに分割していたベースを一体とした ので、構成が簡単であり、組立工程を簡素化できる。 また、板状コアと枠状ベース底面の蓋体部との位置決めが確実になり、更に、皿 状コアの周側面は枠状ベースの枠部によって包囲されているため、絶縁が確実と なるとともに外部からの機械的な衝撃に対する強度を増すことができる利点があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案薄型トランスに用いる枠状ベースの説
明図で(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’方向
の断面図、(c)は斜視図である。
【図2】は本考案薄型トランスに用いる皿状コアの説明
図で(a)は断面側面図、(b)は下面図を示す。
【図3】は板状コアの説明図で、(a)は断面側面図、
(b)は平面図を示す。
【図4】は本考案薄型トランスの組立状態を示し、
(a)は一部断面側面図、(b)は下面図である。
【図5】は従来の薄型トランスの1例を示す説明図で、
(a)は断面側面図、(b)は下面図、(c)はベース
の斜視図である。
【符号の説明】
1・・・皿状コア 1a・・・中央脚部 1b・・・外周枠部 2・・・板状コア 3・・・1次巻線 4・・・2次巻線 5・・・枠状ベース 6・・・端子 7・・・枠部 8・・・蓋体部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口面に突出した中央脚部とその外周を囲
    む外周脚部とで形成された断面E型の皿状コアと、前記
    中央脚部と外周脚部との間に同心状に装着される1次巻
    線及び2次巻線と、前記皿状コアの中央脚部の先端面と
    対向する位置に配置されて該皿状コアと閉磁路を形成す
    る板状コアと、前記皿状コアを収納する枠状ベースとで
    構成され、枠状ベースの底面には板状コアの配置位置を
    除く開口面を塞ぐ蓋体部が一体に形成されていることを
    特徴とする薄型トランス。
JP1999002521U 1999-03-12 1999-03-12 薄型トランス Expired - Lifetime JP3062141U (ja)

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