JPH0737290Y2 - 端子台を備えたコイル装置 - Google Patents

端子台を備えたコイル装置

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JPH0737290Y2
JPH0737290Y2 JP1992018015U JP1801592U JPH0737290Y2 JP H0737290 Y2 JPH0737290 Y2 JP H0737290Y2 JP 1992018015 U JP1992018015 U JP 1992018015U JP 1801592 U JP1801592 U JP 1801592U JP H0737290 Y2 JPH0737290 Y2 JP H0737290Y2
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JP
Japan
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terminal block
coil
terminal
hole
coils
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Inventor
幹雄 小谷
Original Assignee
日立フェライト株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スイッチング電源等に
用いられるトランス及びチョークコイル等のコイル装置
に関し、絶縁シートと導電性のシート状コイルを交互に
積層して端子台に取り付けたコイル装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】シート状コイルを積層したコイル装置
は、薄型のインダクターを実現できるので、近年広く用
いられつつある。例えば、特開平3―283404号公
報に記載されている。この公報に記載されているコイル
装置の分解斜視図を図11に示す。この従来例は、絶縁
シートにコイルを形成する導体箔を設けてなる6枚のシ
ートコイル61と、8本の端子62の植設された端子台
63と、一対のE型フェライトコア64とからなる。こ
のシートコイル61には、突出部65に導体箔の端部が
導出され、端子孔66が形成されている。この端子孔6
6を端子台63の端子に挿入し、接続される。そして、
一対のE型フェライトコア64と組み合わせて構成され
る。このコイル装置の入出力端子としては端子台63に
植設された端子62を用いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の構造では、シー
トコイル61の端子孔66の挿入される端子台63の端
子62とコイル装置の入出力端子が同一部材で構成され
ていた。このシートコイル61の端子孔66は、通常円
形で構成され、比較的小さな径であり、従って端子台6
3の端子62は小さな径の円柱状端子で構成されてい
た。このため、コイル装置の入出力端子も小さな径の円
柱状端子であり、基板に穴が開けてある場合の実装方法
では、問題はないものの、基板上へ面実装するタイプで
は、平面的な接続ができなく、かつ大電流用に大きな端
子とすることが困難であるといった問題点があった。本
考案は、上記の事を鑑みて、面実装に適し、大電流用に
対応可能な端子台を備えたコイル装置を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、導電性の板を
打抜き等の工法により作製した複数のコイルと、一対の
薄型フェライトコアと、複数の端子が植設された端子台
とからなり、前記コイルには位置決め用の穴が形成さ
れ、該穴を前記端子台の端子に挿入し、前記コイルを端
子台上に積層し、前記端子にて所望のコイルどおしの接
続を行うとともに、前記コイルの入出力部を前記端子台
の側面を通して折り曲げ、前記端子台の底面に導出し、
コイル装置の端子とするものである。本考案によれば、
導電性の板を打抜き等の工法により作製したコイルの端
部をそのままコイル装置の入出力端子とするため、面実
装部品として、端子の平面的な接続が容易で、しかも大
電流用であっても容易に対応できるものである。しかも
それらコイルの位置決めを端子台の端子にて行うため、
組み立ても容易である。
【0005】
【実施例】本考案に係る一実施例の平面図を図1に、正
面図を図2に、底面図を図3に示す。この実施例のフェ
ライトコアの平面図と正面図を図4、図5に、端子台の
平面図と正面図を図6、図7に、コイルの平面図を図
8、図9に、絶縁板の平面図を図10に示す。この実施
例のフェライトコアは、図4、5に示すような中心脚2
を有するE型フェライトコア1であり、このE型フェラ
イトコア1と板状のI型フェライトコアを用いた。この
実施例のコイルは、図8、9に示すような1ターンコイ
ル3、4であって、位置決め用の穴5が形成され、端子
16が突出している。このコイル3、4は、銅板を打抜
いて形成し、ハンダメッキを施したものである。また、
エッチングでも形成することができる。この積層される
コイル3、4の間及び積層されるコイル3、4の上下に
配置される絶縁板6は、図10に示す形状であり、位置
決め用の穴7が形成され、コイル3、4接続用に凹部8
が形成され、中央にフェライトコア1の中心脚2が通る
穴9が形成されている。この実施例に用いる端子台10
は、図6、7に示す構造であり、8本のピン端子11が
植設されており、そのピン端子11の植設された側面に
は、突起12が形成され、フェライトコアが配設される
穴13が形成され、その穴13に配設されたフェライト
コアの側面を覆うような突出部14を有している。この
端子台10上に、コイル3、4を絶縁板6を介して積層
する。また、この積層コイルの下部及び上部にも絶縁板
6を配置する。このとき、コイル3、4の位置決め用の
穴5及び絶縁板の位置決め用の穴7を端子台10のピン
端子11に挿入して、積層する。このコイル3、4は、
1ターンコイルであり、複数ターンにするために、絶縁
板6の凹部8から突出しているピン端子11a部で、接
続すべきコイル3、4の端子16どおしを半田接続す
る。そして、このコイル装置の入出力端子とするコイル
3の端子16aは、延長し、側面を通って折り返し、底
面に引き出して、面実装用の端子16aとしている。こ
の端子台10の端子16a引出部の側面には、突起12
が形成されており、端子16aの間隔を定めている。そ
して、E型フェライトコア1を挿入し、I型フェライト
コア15をかぶせ、コイル装置を構成した。
【0006】
【考案の効果】本考案によれば、コイル及び絶縁板に位
置決め用の穴を有し、端子台の端子に前記穴を挿入して
コイル及び絶縁板を積層するので、位置決めされた状態
で、容易に積層できる。また本考案によれば、板状コイ
ルの端部をそのまま導出し、折り曲げてコイル装置の入
出力端子としているので、面実装が容易であるととも
に、大電流用に十分対応できる。また端子位置について
も、安定した間隔で配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例の平面図である。
【図2】本考案に係る一実施例の正面図である。
【図3】本考案に係る一実施例の底面図である。
【図4】本考案に係る一実施例のE型フェライトコアの
平面図である。
【図5】本考案に係る一実施例のE型フェライトコアの
正面図である。
【図6】本考案に係る一実施例の端子台の平面図であ
る。
【図7】本考案に係る一実施例の端子台の正面図であ
る。
【図8】本考案に係る一実施例のコイルの平面図であ
る。
【図9】本考案に係る一実施例のコイルの平面図であ
る。
【図10】本考案に係る一実施例の絶縁板の平面図であ
る。
【図11】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 E型フェライトコア 2 中心脚 3、4 コイル 5、7 位置決め用穴 6 絶縁板 8 凹部 9、13 穴 10 端子台 11 ピン端子 12 突起 14 突出部 14 I型フェライトコア 16 端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の板を打抜き等の工法により作製
    した複数のコイル(3,4)と、一対の薄型フェライト
    コア(1)と、端子台(10)とからなり、前記端子台
    は、前記フェライトコアが挿入される穴(13)を有
    し、該穴の一方の対向する側に前記コイルの位置決め用
    端子(11)がそれぞれ複数個植設され、かつ前記コイ
    ルの入出力部の位置規制のための突起(12)が形成さ
    れ、もう一方の対向する側には前記穴に挿入される前記
    フェライトコアの側面を覆うような突出部(14)を有
    しており、前記複数のコイルは、位置決め用の穴(5)
    が形成されており、該位置決め用の穴を前記端子台の位
    置決め用端子に挿入して前記複数のコイルを前記端子台
    に積層し、前記位置決め用端子部により所望のコイルど
    おしを導通させ、前記コイルの入出力部(16)を前記
    端子台の突起(12)により位置規制しながら、前記端
    子台の側面を通して折り曲げ、前記端子台の底面に導出
    し、コイル装置の端子としたことを特徴とする端子台を
    備えたコイル装置。
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JPH0621218U JPH0621218U (ja) 1994-03-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58155711A (ja) * 1982-03-11 1983-09-16 Nippon Ferrite Ltd 電源トランス用偏平コイル
JPS59152606A (ja) * 1983-02-21 1984-08-31 Nippon Ferrite Ltd プリントコイル
JPH0658848B2 (ja) * 1986-04-04 1994-08-03 松下電器産業株式会社 インダクタ

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