JPH0621218U - 端子台を備えたコイル装置 - Google Patents

端子台を備えたコイル装置

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JPH0621218U
JPH0621218U JP1801592U JP1801592U JPH0621218U JP H0621218 U JPH0621218 U JP H0621218U JP 1801592 U JP1801592 U JP 1801592U JP 1801592 U JP1801592 U JP 1801592U JP H0621218 U JPH0621218 U JP H0621218U
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coil
terminal
terminal block
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coils
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JP1801592U
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Inventor
幹雄 小谷
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日立フェライト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導電性の板を打抜き等の工法により作製した
コイルを積層して構成するコイル装置であって、面実装
が容易で、大電流用にも対応でき、かつ作製の容易なコ
イル装置を提供する。 【構成】 コイルに位置決め用の穴が形成され、該穴を
端子台の端子に挿入してコイルを積層し、前記端子部で
所望のコイルどおしの接続を行うとともに、前記コイル
の入出力部を前記端子台の側面を通して折り曲げ、端子
台の底面に導出し、コイル装置の端子とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スイッチング電源等に用いられるトランス及びチョークコイル等の コイル装置に関し、絶縁シートと導電性のシート状コイルを交互に積層して端子 台に取り付けたコイル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シート状コイルを積層したコイル装置は、薄型のインダクターを実現できるの で、近年広く用いられつつある。例えば、特開平3―283404号公報に記載 されている。この公報に記載されているコイル装置の分解斜視図を図11に示す 。この従来例は、絶縁シートにコイルを形成する導体箔を設けてなる6枚のシー トコイル61と、8本の端子62の植設された端子台63と、一対のE型フェラ イトコア64とからなる。このシートコイル61には、突出部65に導体箔の端 部が導出され、端子孔66が形成されている。この端子孔66を端子台63の端 子に挿入し、接続される。そして、一対のE型フェライトコア64と組み合わせ て構成される。このコイル装置の入出力端子としては端子台63に植設された端 子62を用いている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の構造では、シートコイル61の端子孔66の挿入される端子台63の端 子62とコイル装置の入出力端子が同一部材で構成されていた。このシートコイ ル61の端子孔66は、通常円形で構成され、比較的小さな径であり、従って端 子台63の端子62は小さな径の円柱状端子で構成されていた。このため、コイ ル装置の入出力端子も小さな径の円柱状端子であり、基板に穴が開けてある場合 の実装方法では、問題はないものの、基板上へ面実装するタイプでは、平面的な 接続ができなく、かつ大電流用に大きな端子とすることが困難であるといった問 題点があった。 本考案は、上記の事を鑑みて、面実装に適し、大電流用に対応可能な端子台を 備えたコイル装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、導電性の板を打抜き等の工法により作製した複数のコイルと、一対 の薄型フェライトコアと、複数の端子が植設された端子台とからなり、前記コイ ルには位置決め用の穴が形成され、該穴を前記端子台の端子に挿入し、前記コイ ルを端子台上に積層し、前記端子にて所望のコイルどおしの接続を行うとともに 、前記コイルの入出力部を前記端子台の側面を通して折り曲げ、前記端子台の底 面に導出し、コイル装置の端子とするものである。 本考案によれば、導電性の板を打抜き等の工法により作製したコイルの端部を そのままコイル装置の入出力端子とするため、面実装部品として、端子の平面的 な接続が容易で、しかも大電流用であっても容易に対応できるものである。しか もそれらコイルの位置決めを端子台の端子にて行うため、組み立ても容易である 。
【0005】
【実施例】
本考案に係る一実施例の平面図を図1に、正面図を図2に、底面図を図3に示 す。この実施例のフェライトコアの平面図と正面図を図4、図5に、端子台の平 面図と正面図を図6、図7に、コイルの平面図を図8、図9に、絶縁板の平面図 を図10に示す。 この実施例のフェライトコアは、図4、5に示すような中心脚2を有するE型 フェライトコア1であり、このE型フェライトコア1と板状のI型フェライトコ アを用いた。 この実施例のコイルは、図8、9に示すような1ターンコイル3、4であって 、位置決め用の穴5が形成され、端子16が突出している。このコイル3、4は 、銅板を打抜いて形成し、ハンダメッキを施したものである。また、エッチング でも形成することができる。 この積層されるコイル3、4の間及び積層されるコイル3、4の上下に配置さ れる絶縁板6は、図10に示す形状であり、位置決め用の穴7が形成され、コイ ル3、4接続用に凹部8が形成され、中央にフェライトコア1の中心脚2が通る 穴9が形成されている。 この実施例に用いる端子台10は、図6、7に示す構造であり、8本のピン端 子11が植設されており、そのピン端子11の植設された側面には、突起12が 形成され、フェライトコアが配設される穴13が形成され、その穴13に配設さ れたフェライトコアの側面を覆うような突出部14を有している。 この端子台10上に、コイル3、4を絶縁板6を介して積層する。また、この 積層コイルの下部及び上部にも絶縁板6を配置する。このとき、コイル3、4の 位置決め用の穴5及び絶縁板の位置決め用の穴7を端子台10のピン端子11に 挿入して、積層する。このコイル3、4は、1ターンコイルであり、複数ターン にするために、絶縁板6の凹部8から突出しているピン端子11a部で、接続す べきコイル3、4の端子16どおしを半田接続する。そして、このコイル装置の 入出力端子とするコイル3の端子16aは、延長し、側面を通って折り返し、底 面に引き出して、面実装用の端子16aとしている。この端子台10の端子16 a引出部の側面には、突起12が形成されており、端子16aの間隔を定めてい る。 そして、E型フェライトコア1を挿入し、I型フェライトコア15をかぶせ、 コイル装置を構成した。
【0006】
【考案の効果】
本考案によれば、コイル及び絶縁板に位置決め用の穴を有し、端子台の端子に 前記穴を挿入してコイル及び絶縁板を積層するので、位置決めされた状態で、容 易に積層できる。また本考案によれば、板状コイルの端部をそのまま導出し、折 り曲げてコイル装置の入出力端子としているので、面実装が容易であるとともに 、大電流用に十分対応できる。また端子位置についても、安定した間隔で配置で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る一実施例の平面図である。
【図2】本考案に係る一実施例の正面図である。
【図3】本考案に係る一実施例の底面図である。
【図4】本考案に係る一実施例のE型フェライトコアの
平面図である。
【図5】本考案に係る一実施例のE型フェライトコアの
正面図である。
【図6】本考案に係る一実施例の端子台の平面図であ
る。
【図7】本考案に係る一実施例の端子台の正面図であ
る。
【図8】本考案に係る一実施例のコイルの平面図であ
る。
【図9】本考案に係る一実施例のコイルの平面図であ
る。
【図10】本考案に係る一実施例の絶縁板の平面図であ
る。
【図11】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 E型フェライトコア 2 中心脚 3、4 コイル 5、7 位置決め用穴 6 絶縁板 8 凹部 9、13 穴 10 端子台 11 ピン端子 12 突起 14 突出部 14 I型フェライトコア 16 端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の板を打抜き等の工法により作製
    した複数のコイルと、一対の薄型フェライトコアと、複
    数の端子が植設された端子台とからなり、前記コイルに
    は、位置決め用の穴が形成され、該穴を前記端子台の端
    子に挿入して、前記コイルを端子台上に積層し、前記端
    子部にて所望のコイルどおしの接続を行うとともに、前
    記コイルの入出力部を前記端子台の側面を通して折り曲
    げ、前記端子台の底面に導出し、コイル装置の端子とし
    たことを特徴とする端子台を備えたコイル装置。
JP1992018015U 1992-02-25 1992-02-25 端子台を備えたコイル装置 Expired - Fee Related JPH0737290Y2 (ja)

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JPH0737290Y2 JPH0737290Y2 (ja) 1995-08-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002043139A (ja) * 2000-07-19 2002-02-08 Toko Inc 薄型インダクタ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58155711A (ja) * 1982-03-11 1983-09-16 Nippon Ferrite Ltd 電源トランス用偏平コイル
JPS59152606A (ja) * 1983-02-21 1984-08-31 Nippon Ferrite Ltd プリントコイル
JPS62234309A (ja) * 1986-04-04 1987-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd インダクタ

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JPH0737290Y2 (ja) 1995-08-23

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