JPH051205U - プリントコイル型トランスおよび電気回路 - Google Patents

プリントコイル型トランスおよび電気回路

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JPH051205U
JPH051205U JP055266U JP5526691U JPH051205U JP H051205 U JPH051205 U JP H051205U JP 055266 U JP055266 U JP 055266U JP 5526691 U JP5526691 U JP 5526691U JP H051205 U JPH051205 U JP H051205U
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JP
Japan
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coil
substrate
soldering pad
core
hole
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JP055266U
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English (en)
Inventor
賢治 副島
忠夫 菊地
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Origin Electric Co Ltd
Original Assignee
Origin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】表面実装トランスの製造を容易にし、また、そ
の表面実装トランスを有する電気回路の製造を容易にす
る。 【構成】透孔が設けられた基板と、この透孔を周回する
ように基板にプリントされたコイル10と、この基板の
少なくとも一端面に沿ってプリントされた半田付けパッ
ドであって、上記コイル10の所定部位と接続された半
田付けパッドとを具備するプリントコイルを設け、上記
コイルを流れる電流によって発生する磁束の閉磁路を形
成するコア20を設けて表面実装トランスを構成する。
また、この表面実装トランスと第2の基板とで電気回路
を構成し、第2の基板は、上記表面実装トランスのコア
の外形寸法よりもやや大きな第2の透孔と、上記表面実
装トランスの半田付けパッドに半田付けされている第2
の半田付けパッドとを有するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリントコイル型トランスおよび電気回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来のプリントコイル型トランスの一例を示す図であり、実願昭57 ー199363号(実開昭59ー101415号)に開示されているものであり 、同図(1)はプリントコイル型トランスの平面図であり、同図(2)はその正 面図であり、同図(3)はその右側面図であり、同図(4)はプリントコイル型 トランスに使用されているプリントコイルの平面図である。
【0003】 この従来例は、セラミック基板62に、孔61と、ソレノイドパターン63と 、導電パッド貫通孔70とが設けられ、鉄心70a、70bでセラミック基板6 2を上下から挟持し、棒状の引き出し端子71、72、73、74の各上端が半 田付けによって、導電パッド貫通孔70に接続されたものである。
【0004】 そして、他の電気部品が接続される基板に、上記トランスを搭載するには、そ の基板の必要部分に、引き出し端子71、72、73、74用の孔が設けられ、 この孔に、引き出し端子71、72、73、74の下端が挿入され、その下端が 基板の端子に半田付けされる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例においては、プリントコイル型トランスを製造するときに 、棒状の引き出し端子を必要とするので、その棒状の引き出し端子を導電パッド 貫通孔に半田付けする必要があり、このために、プリントコイル型トランスの製 造が煩雑であるという問題がある。また、そのトランスを他の電子部品と共にプ リント基板に実装する場合、表面実装できないという問題がある。
【0006】 本考案は、製造が容易であるプリントコイル型トランスを提供することを目的 とするとともに、そのプリントコイル型トランスを有する電気回路の製造が容易 である電気回路を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、透孔が設けられた基板と、この透孔を周回するように基板にプリン トされたコイルと、この基板の少なくとも一端面に沿ってプリントされた半田付 けパッドであって、上記コイルの所定部位と接続された半田付けパッドとを具備 するプリントコイルを設け、上記コイルを流れる電流によって発生する磁束の閉 磁路を形成するコアを設けたプリントコイル型トランスである。
【0008】 また、本考案は、このプリントコイル型トランスと、第2の基板とを有する電 気回路であって、第2の基板は、上記プリントコイル型トランスのコアの外形寸 法よりもやや大きな第2の透孔と、上記プリントコイル型トランスの半田付けパ ッドと半田付けされている第2の半田付けパッドとを有するものである。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案のプリントコイル型トランスの一実施例を示す斜視図である。
【0010】 この実施例はプリントコイル10と、プリントコイル10を構成するコイルを 流れる電流によって発生する磁束の閉磁路を形成するコア20とで構成されてい る。
【0011】 図2は、上記実施例におけるプリントコイルの一例を示す斜視図である。
【0012】 このプリントコイル10は、ほぼ中央部に透孔11が設けられた基板12と、 透孔11を周回するように基板12にプリントされたコイル131、132、1 33、134と、半田付けパッド131a、132a、133a、134aとで 構成されている。この半田付けパッド131a〜134aは、基板12の1つの 端面10aに沿って設けらたものであり、コイル131〜134の端部と接続さ れている。もっとも、半田付けパッド131a〜134aは、コイル131〜1 34の部分であって、その端部以外の部分に接続されていてもよい。なお、図2 中、コイル131〜134同士の交差部分は互いに絶縁されている。
【0013】 図3は、図1に示してあるプリントコイル型トランスの分解斜視図である。
【0014】 コア20は、U字型コア21とその一部の面に形成された円板型コア22と平 板状コア23とで構成されている。U字型コア21の溝の深さは、基板12の厚 さよりもやや深いものであり、U字型コア21の溝の幅は、基板12の幅よりも やや広い長さを有するものであり、U字型コア21の溝の奥行き(図3中、横方 向の長さ)は、基板12の奥行きよりも短い長さを有するものである。円板型コ ア22の高さは、U字型コア21の深さとほぼ同じ高さを有するものである。平 板状コア23の幅および奥行きは、U字型コア21の幅および奥行きとほぼ同じ 長さを有するものである。なお、円板型コア22の直径は、透孔11よりもやや 小さなものである。
【0015】 次に、上記実施例の作用について説明する。
【0016】 まず、プリントコイル型トランスは、プリントコイル10とコア20とで構成 され、それを製造する場合には、まずコア20のU字型コア21の上に、プリン トコイル10を載置し、この場合、U字型コア21よりも外側に半田付けパッド 131a〜134aを設置する(つまり半田付けパッド131a〜134aがコ アから飛び出す状態に設置する)。
【0017】 そしてプリントコイル10の透孔11の中に円板型コア22を設置し、プリン トコイル10と円板型コア22との上に平板状コア23を載置する。この場合、 円板型コア22とU字型コア21および平板状コア23とを、通常の接着剤、好 ましくは磁性を有する接着剤によって固着する。またU字型コア21の上端面と 平板状コア23の下面との接合部にも上記のような接着剤を塗布する。
【0018】 このようにすることによって、図1に示す状態になり、コア20は、コイル1 31〜134を流れる電流によって発生する磁束の閉磁路を形成する。
【0019】 上記実施例によれば、従来例で使用されているピン71〜74を使用しないの で、プリントコイル型トランスの製造が容易であり、また、半田付けパッド13 1a〜134aを、他の基板と電気的に接続する場合、その半田付けパッド部分 のみを半田付けすればよいので、半田付け作業も容易である。
【0020】 図4は、本考案の他の実施例である電気回路を示す斜視図である。この実施例 において、プリントコイル10とコア20とは、上記実施例における部材と同様 のものである。
【0021】 図5は、図4に示す実施例の分解斜視図である。なお、上記実施例である電気 回路は、プリントコイル10とコア20と第2の基板30とで構成されている。
【0022】 第2の基板30は、コア20の外形寸法よりもやや大きな第2の透孔31と、 プリントコイル10に設けられた第1の半田パッド131a、132a、133 a、134aと半田付けされる第2の半田パッド331a、332a、333a 、334aとを有するとともに、図示されていないが他の電子部品も搭載してあ る。なお、図4、5に示す実施例においては、基板12は第1の基板になり、透 孔11は第1の透孔になる。
【0023】 上記電気回路を製造するには、第2の基板30の透孔31に、プリントコイル 10とコア20とで構成されたプリントコイル型トランスの下半分程度を挿入し 、対応する半田付けパッド同士を半田付けする。
【0024】 このようにすれば、プリントコイル型トランスを第2の基板30に容易に表面 実装することができ、プリントコイル型トランスと第2の基板30との電気的接 合部分が従来例よりも少ないので、その電気的故障の発生頻度が低いという利点 がある。
【0025】 上記実施例においては、端面10aのみに半田付けパッドを設けているが、端 面10aの反対の端面である端面10cに半田付けパッドを設けてもよく、端面 10aと隣接する端面10b、10dに半田付けパッドを設けるようにしてもよ い。または、図1中、基板12の下面(つまり基板12の面のうち、コア20と 平行する面)に半田付けパッドを設けるようにしてもよい。これらの場合、新設 した上記半田付けパッドの端面に応じて、第2の基板にも第2の半田パッドを設 ける。
【0026】 また、1つの基板12に複数のコイルを積層してもよく、コイルがプリントさ れた基板を複数枚、積層するようにしてもよい。さらに、コア20を蒸着等によ って形成するようにしてもよい。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、プリントコイル型トランスの製造が容易になり、また、プリ ントコイル型トランスを有する電気回路の製造が容易になるという効果を奏する 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】上記実施例におけるプリントコイル10の一例
を示す斜視図である。
【図3】図1に示す実施例の分解斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4に示す実施例の分解斜視図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
10…プリントコイル、 11…第1の透孔、 12…第1の基板、 131〜134…コイル、 131a〜134a、331a〜334a…半田パッ
ド、 10a〜10d…基板12の端面、 20…コア、 21…U字型コア、 22…円板型コア、 23…平板状コア、 30…第2の基板、 31…第2の透孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透孔が設けられた基板と、この透孔を周
    回するように上記基板にプリントされたコイルと、この
    基板の少なくとも一端面に沿ってプリントされた半田付
    パッドであって、上記コイルの所定部位と接続された半
    田付パッドとを具備するプリントコイルと;上記コイル
    を流れる電流によって発生する磁束の閉磁路を形成する
    コアと;を有することを特徴とするプリントコイル型ト
    ランス。
  2. 【請求項2】 第1の透孔が設けられた第1の基板と、
    この第1の透孔を周回するように上記第1の基板にプリ
    ントされたコイルと、この第1の基板の少なくとも一端
    面に沿ってプリントされた第1の半田付パッドであっ
    て、上記コイルの所定部位と接続された第1の半田付パ
    ッドとを具備するプリントコイルと;上記コイルを流れ
    る電流によって発生する磁束の閉磁路を形成するコア
    と;上記コアの外形寸法よりもやや大きな第2の透孔
    と、上記第1の半田付パットと半田付されている第2の
    半田付パットとが設けられた第2の基板と;を有するこ
    とを特徴とする電気回路。
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19981110