JP2002043143A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

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JP2002043143A
JP2002043143A JP2000222509A JP2000222509A JP2002043143A JP 2002043143 A JP2002043143 A JP 2002043143A JP 2000222509 A JP2000222509 A JP 2000222509A JP 2000222509 A JP2000222509 A JP 2000222509A JP 2002043143 A JP2002043143 A JP 2002043143A
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terminal
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Naoki Kawakubo
直喜 川久保
Norio Sato
則夫 佐藤
Koji Okada
孝司 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工数の削減によるコスト低減が可能となりかつ
小型化、薄型化が可能となるコイル部品を提供する。 【解決手段】絶縁基材5の表裏面に80〜300μmの
厚さにプリントコイルパターン6を形成する。表裏面の
コイルパターン6、6どうしが、その内周側で絶縁基材
7を貫通してスルーホール導体7により電気的に接続さ
れてコイルユニット9を構成する。コイルユニット9
に、少なくとも表面を絶縁性にした磁性コア2、3を組
み合わせる。コイルパターン6の外周側端末60、61
が、絶縁基材5の表裏面の端部に形成された電極8a、
8bに接続されてコイルユニット9を構成する。L字形
をなす金属端子4を、その水平部4aを磁性コア2の底
面に当接または固定し、垂直部4bを電極8a、8b、
8cに電気的に接続して固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器や電源装
置に用いられる薄型トランスやチョークコイル等のコイ
ル部品に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器の小型化に伴い、電源用
トランスやチョークコイルにおいても小型化、薄型化が
要求されている。このような要求に応えるべく、ボビン
を使用せず、巻線をプリントコイルにより構成した各種
のトランスやチョークコイルが使用されてきている。
【0003】この種の従来のトランスの外観図を図10
(A)に、層構造を図10(B)に示す。このコイル部
品は、片面または両面に渦巻き状のコイルパターンが形
成された複数枚の絶縁基材を絶縁層を介して積層し、積
層された基板20の中心に貫通穴21をあけ、該基板2
0をI型磁性コア22と、E型磁性コア23で挟み、か
つE型コア23の中脚24を貫通穴21に挿入して組み
付ける。25は基板20に設けたスルーホール26に挿
着する外部接続端子である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のコイル部
品においては、外部接続端子25を挿着するスルーホー
ル26は、絶縁基材の上下面に銅板を接着し、積層後に
貫通穴を空け、スルーホールメッキを行い、表層の銅板
をエッチングによりパターニングするという工程が必要
とされ、非常に工数がかかり、コスト高を招くという問
題点があった。
【0005】また、小型コイル部品では、スルーホール
26の部分とその周囲に必要なランド部の体積に占める
割合が大きくなり、さらなる小型化の障害になるという
問題点があった。
【0006】さらに、従来は、コア22、23を基板2
0に組み付け、端子25をスルーホール26に挿着して
基板20に取付ける構造で別々に取付けているが、端子
25の底面を取付け基板(図示せず)に確実に接触させ
て半田付けするため、コア22の底面は端子25の底面
より0.1mm〜0.2mm程度浮くように設計せざる
を得ない。このため、コア22の底面を端子25の底面
より浮かせる分だけコイル部品の高さ寸法が高くなると
いう問題点があった。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑み、工数の
削減によるコスト低減が可能となりかつ小型化、薄型化
が可能となるコイル部品を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のコイル部品
は、絶縁基材の表裏面に80〜300μmの厚さにプリ
ントコイルパターンを形成し、前記表裏面のコイルパタ
ーンどうしが、その内周側で絶縁基材を貫通して電気的
に接続されてコイルユニットを構成し、該コイルユニッ
トに、少なくとも表面を絶縁性にした磁性コアを組み合
わせてなるコイル部品であって、前記絶縁基材の表裏面
に形成されるコイルパターンの外周側端末が、絶縁基材
の表裏面の端部に形成された電極に接続されてコイルユ
ニットを構成し、L字形をなす金属端子を、その水平部
を磁性コアの底面に当接または固定し、垂直部を前記電
極に電気的に接続して固着したことを特徴とする。
【0009】このように、コイルパターンの外周側端末
を絶縁基材の表裏面の端部の電極に接続し、該電極に金
属端子を接続する構造とすることにより、従来のような
外部接続端子挿着のための貫通穴加工やスルーホールメ
ッキさらにエッチングによるパターニングといった工程
が不要となり、工数の削減によるコスト低減が可能とな
る。また、スルーホールを加工するための面積の確保や
ランド形成のための面積の確保が不要となり、端子接続
のための面積が大幅に削減できるので、その分小型化が
図れる。また、金属端子は、L字形をなし、コア底面に
金属端子の水平部を当てる構造にしているので、金属端
子が外方に突出せず、この端子構造においても小型化が
促進される。また、金属端子の水平部は、コアの底面に
当接または固定する構造とすることにより、高さ寸法を
削減でき、薄型化が図れる。
【0010】請求項2のコイル部品は、請求項1におい
て、複数のコイルユニットを有して、少なくとも一部の
コイルユニットは、絶縁基材の表裏面のコイルパターン
どうしが、その内周側で絶縁基材を貫通して電気的に接
続されてコイルユニットを構成し、前記複数のコイルユ
ニットを絶縁性の接着シートを介して積層して一体化す
る構造を有し、各コイルユニットは、積層方向に同位置
となる絶縁基材の表裏面の端部に、コイルパターンに接
続されるかあるいは接続されない電極を有し、前記各コ
イルユニットの絶縁基材の表裏面の電極が、積層方向に
並ぶことにより、積層コイルユニットの端面電極部を構
成し、該端面電極部に前記金属端子の垂直部を電気的に
接続して固着したことを特徴とする。
【0011】このような複数のコイルユニットを積層し
た構造においては、工数が削減できる度合が大となり、
請求項1の場合よりさらなるコスト低減が達成できる。
【0012】請求項3のコイル部品は、請求項1または
2において、前記金属端子として、L字形金属端子の代
わりにコ字形金属端子を用い、該コ字形金属端子によ
り、上下の磁性コアを挟み込む構造を有することを特徴
とする。
【0013】このように、金属端子をコ字形に形成する
ことにより、金属端子がコアを挟持する構造が実現で
き、金属端子のコアへの固定が確実かつ強固となる。ま
た、必ずしもコアどうしを接着する必要がなくなり、コ
アどうしを接着しない場合は、工数が低減される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明のコイル部品
の一実施の形態であるチョークコイル(インダクタ)を
示す斜視図、図1(B)はその分解斜視図、図1(C)
はその基板の層構造図である。また、図2(A)はその
基板の中央部の断面図、図2(B)はその基板の一端側
の断面図、図2(C)はその基板の他端側の断面図、図
2(D)はそのコイル部品の断面図である。
【0015】図1(A)、(B)において、1は積層構
造の基板、2、3はそれぞれ基板1に外側から組み付け
るI型磁性コアおよびE型磁性コア、4は金属端子であ
る。図1(C)、図2(A)〜(D)において、5は樹
脂等でなる絶縁基材、6はそれぞれ該絶縁基材5の表裏
面に形成された渦巻き状のコイルパターンであり、これ
らのコイルパターン6、6はその内周側において、絶縁
基材5のスルーホールに設けた導体7によって接続され
る。表裏面のコイルパターン6、6の外周側端末60、
61は、表裏面の端部の電極8a、8bにそれぞれ一体
に接続される。表裏面の端部には、それぞれ絶縁基材5
とコイルパターン6とでなるコイルユニット9の端部を
全体的に平面化するためのコイルパターンに不連続のダ
ミーの電極8cが複数個設けられる。
【0016】10はコイルパターン6を覆うように、絶
縁基材5の表裏面に配置して接合する絶縁材である。該
絶縁材10は絶縁基材5側に加熱圧着により接合しうる
例えばガラスエポキシ樹脂製のプリプレグからなる接着
シートを用いることができる。このように、コイルユニ
ット9の表裏面に絶縁材10を配置することにより、図
1(B)に示す基板1が構成される。
【0017】前記コイルパターン6は、例えば特開平1
1−204361号に記載のように、ガラスエポキシ樹
脂やセラミック等でなる絶縁基材5上に下地薄膜層とそ
の上のレジストを形成し、レジストを小幅の溝のコイル
パターン状に除去し、レジストを除去した溝部分とその
近傍部上に、溝幅より拡大された断面形状がマッシュル
ーム状のコイルパターンを形成する方法を用いること
が、コイルパターン6の半径方向の間隔を精度良く設定
しかつ狭くし、かつコイルパターン6の断面積を大きく
して電流容量を大きくする意味において有効である。
【0018】なお、絶縁基材5の厚みは一例として60
μm、コイルパターン6の厚さは200μmが採用され
る。コイル部品を薄型に構成し、かつ電流容量を確保す
る意味においては、絶縁基材5の厚みは10μm〜10
0μm、コイルパターン6の厚さは80μm〜300μ
mとすることが好ましい。
【0019】前記のように構成される基板1は、実際に
は後述のように多数個取りにより作製されるもので、基
板1として積層した素材に貫通穴11を空け、個々のチ
ップに切断する。そして、図1(A)、図2(D)に示
すように、I型磁性コア2とE型磁性コア3を、基板1
の貫通穴11にE型磁性コア3の中央脚3aを嵌合して
基板1を挟み、端子4の水平部4aをI型磁性コア2の
底面に当て、垂直部4bを積層方向に並ぶ2つの電極8
aと8c、または8cと8c、または8bと8cに半田
12または溶接により電気的に接続して固着する。な
お、コア2、3はテープを巻くか、あるいは相互に接着
剤により固定する。
【0020】このように、絶縁基材5の表裏面の端部に
設けた電極8a、8bに対し、コイルパターン6の外周
側端末60、61を一体に接続して端子4の接続部(端
子電極)を構成すれば、従来のような外部接続端子挿着
のための貫通穴加工やスルーホールメッキさらにエッチ
ングによるパターニングといった工程が不要となり、工
数の削減によるコスト低減が可能となる。また、スルー
ホールを加工するための面積の確保やランド形成のため
の面積の確保が不要となり、端子接続のための面積が大
幅に削減できるので、その分小型化が図れる。また、金
属端子4は、L字形をなし、コア2の底面に金属端子4
の水平部4aを当てる構造(接着剤により固定する構造
としてもよい)にしているので、金属端子が外方に突出
せず、この端子構造においても小型化が促進される。ま
た、金属端子4の水平部4aは、コア4の底面に当接す
る構造することにより、高さ寸法を削減でき、薄型化が
図れる。
【0021】また、図2(D)に示すように、コア2の
底面における端子4の当接部(固定部)を切欠部2aと
して形成すれば、端子4の底面とコア2の底面をほぼ同
面に形成することができ、さらなる薄型化が達成でき
る。なお、この場合、コア2の切欠部2aの深さは端子
4の水平部4aの厚みより小さくなるように設定して端
子4の水平部4aがわずかにコア2の底面より突出する
ようにする。
【0022】図3(A)は本発明のコイル部品の他の実
施の形態を示す斜視図、図3(B)はその分解斜視図、
図4はその基板の層構造図である。本実施の形態は、薄
型トランスとして構成されるもので、絶縁基材5Aの表
裏面に、内周側でスルーホール導体により接続されるコ
イルパターン6Aを形成したコイルユニット9Aと、絶
縁基材5Bの表裏面にコイルパターン6Bを形成したコ
イルユニット9Bと、絶縁基材5Cの表裏面に、内周側
でスルーホール導体7により接続されるコイルパターン
6Cを形成したコイルユニット9Cとを、各コイルユニ
ット9A〜9C間に絶縁材10を介在させ、さらに、こ
れら複数枚のコイルユニット9A〜9Cの表裏面を絶縁
材10で覆って積層し、一体に固着して基板1Aを構成
したものである。該基板1Aには前記磁性コア2、3が
組み付けられる。
【0023】本実施の形態においても、絶縁基材5Aの
表裏面のコイルパターン6A、6Aの各外周側端末6
2、63を絶縁基材5Aの表裏面の端部の電極8d、8
eにそれぞれ一体的に接続する。また、絶縁基材5Bの
表面のコイルパターン6Bの両端の外周側端末64、6
5を絶縁基材5Bの表面の端部の電極8f、8gにそれ
ぞれ一体的に接続する。絶縁基材5Bの裏面のコイルパ
ターンの両端の外周側端末も絶縁基材5Bの裏面の端部
の電極8h、8iにそれぞれ一体的に接続する。絶縁基
材5Cの表裏面のコイルパターン6C、6Cの各外周側
端末66、67を絶縁基材5Cの表裏面の端部の電極8
j、8kにそれぞれ一体的に接続する。
【0024】そして、積層方向にこれらの電極8d〜8
kの一部のものどうし、またはこれらの電極8dとダミ
ー電極8cを並べることにより、図3(A)、(B)に
示すように、端子電極部13a〜13eを構成する。そ
してこれらの端子電極部13a〜13eに半田や溶接に
より前記端子4を前記と同じ構造で固着する。なお、コ
イルパターン6A〜6Cのいずれかを一次巻線として用
い、他を二次巻線として用いる。
【0025】このように、積層数が多いコイル部品の場
合、工数が削減できる度合が大となり、請求項1の場合
よりさらなるコスト低減が達成できる。
【0026】図5は本発明において用いる基板の製造工
程の一例を示す工程図である。まず図5(A)に示すよ
うに、絶縁基材5Xの表裏面にパターニングによりコイ
ルパターン6X、6Yを形成する。本例では片面だけで
2種のコイルパターン6X、6Yを形成した例を示す
が、1種のみを形成する場合もある。図5(B)に示す
ように、前記コイルパターン6X、6Yを縦横に形成し
た絶縁基材5Xあるいは他の異なるコイルパターンを形
成した絶縁基材と絶縁材10Xとを交互に重ねる。そし
て図5(C)に示すようにこれらを加熱圧着して多数個
取り用の基板素材1Xを作製する。
【0027】次に図5(D)に示すように、NC加工に
より基板1Xの貫通穴11を空け、その後、図5(E)
に示すように、縦横の切断線15〜18に沿って基板素
材1Xを切断して個々の基板とする。
【0028】図6は前記のようにして基板を作製後、コ
イル部品を作製する工程の一例を示す図である。図6
(A)に示すように、必要数の端子部4Xを形成したリ
ードフレーム14を用意し、図6(B)に示すように、
E型磁性コア3をそのリードフレーム14内に、E型磁
性コア3の側脚3bが端子部4Xの配列方向に対して直
交するようにセットする。そして図6(C)に示すよう
に、リードフレーム14内のE型磁性コア3上に、基板
1Bをセットする。この場合、端子部4Xまたは端子電
極部13a〜13eの一方にはクリーム半田を塗布して
おき、基板1Bの貫通穴11をE型磁性コア3の中央脚
3aに嵌合し、基板1Bの側面の端子電極部13a〜1
3gをそれぞれ端子部4Xに対応させる。その後図6
(D)に示すように、I型磁性コア2を載せて固着し、
この状態でリフロー炉に通して端子部4Xに端子電極部
13〜13eを半田付けする。そして図6(E)に示す
ように、端子部4Xをリードフレームの枠部から切断し
て製品とする。なおこの例ではE型磁性コア3側が底面
側となる構造について示した。
【0029】図7(A)は本発明のコイル部品の他の実
施の形態であるチョークコイル(インダクタ)を示す斜
視図、図7(B)はその分解斜視図、図8はその側面図
である。本実施の形態は、前記L字形端子4の代わり
に、コ字形金属端子4Aを用い、該コ字形金属端子4A
により、上下の磁性コア2、3を挟み込む構造としたも
のである。図7、図8において、図1、図2と同じ符号
は同じ機能を発揮する部品または部分を示す。
【0030】このように、金属端子4Aをコ字形に形成
することにより、金属端子がコアを挟持する構造が実現
でき、金属端子4Aのコア2、3への固定が確実かつ強
固となる。また、必ずしもコア2、3どうしを接着する
必要がなくなり、工数低減に寄与することができる。
【0031】また、この構造を実現する場合、図8に示
すように、金属端子4Aの上部コア3の当接部(固定
部)にも切欠部3aを設けることにより、薄型に構成で
きる。また、この実施の形態によれば、この切欠部3a
の深さは金属端子4Aの水平部4cの厚みより小さくす
ることにより、コイル部品の表裏いずれの面も取付け基
板への実装面とすることができる。
【0032】図9は前記図3、図4の実施の形態のコイ
ル部品(トランス)に前記コ字形金属端子4Aを用いた
ものであり、この場合も図7、図8の場合と同様の効果
をあげることができる。
【0033】本発明は、基板1の中央に貫通穴11を設
けず、絶縁基材5の中央に磁性コアを配置した特願20
00−183212号の構造においても適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明のコイル部品の一実施の形態で
あるチョークコイル(インダクタ)を示す斜視図、
(B)はその分解斜視図、(C)はその基板の層構造図
である。
【図2】(A)は図1の基板の中央部の断面図、(B)
はその基板の一端側の断面図、(C)はその基板の他端
側の断面図、(D)はそのコイル部品の断面図である。
【図3】(A)は本発明のコイル部品の他の実施の形態
(トランス)を示す斜視図、(B)はその分解斜視図で
ある。
【図4】図3の基板の層構造図である。
【図5】本発明のコイル部品に用いる基板の製造工程例
を示す図である。
【図6】本発明のコイル部品の基板製造後の製造工程例
を示す図である。
【図7】(A)は本発明のコイル部品の他の実施の形態
であるチョークコイル(インダクタ)を示す斜視図、
(B)はその分解斜視図である。
【図8】図7のコイル部品の側面図である。
【図9】(A)は本発明のコイル部品の他の実施の形態
(トランス)を示す斜視図、(B)はその分解斜視図で
ある。
【図10】(A)は従来のコイル部品を示す斜視図、
(B)はその分解斜視図である。
【符号の説明】
1、1A、1B:基板、1X:基板素材、2:I型磁性
コア、3:E型磁性コア、4、4A:金属端子、4a、
4c:水平部、4b:垂直部、4X:端子部、5、5A
〜5C、5X:絶縁基材、6、6A〜6C、6X、6
Y:コイルパターン、7:スルーホール導体、8a、8
b、8d〜8k:コイルパターンに接続される電極、8
c:ダミー電極、9、9A〜9C:コイルユニット、1
0:絶縁材、11:貫通穴、12:半田、13a〜13
g:端子電極部、14:リードフレーム、60〜67:
外周側端末
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月24日(2000.7.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01F 17/00 H01F 15/10 F (72)発明者 岡田 孝司 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ −ディ−ケイ株式会社内 Fターム(参考) 5E070 AA01 AA11 AB10 BA08 CB06 CB12 CB18 EA02 EB03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基材の表裏面に80〜300μmの厚
    さにプリントコイルパターンを形成し、 前記表裏面のコイルパターンどうしが、その内周側で絶
    縁基材を貫通して電気的に接続されてコイルユニットを
    構成し、 該コイルユニットに、少なくとも表面を絶縁性にした磁
    性コアを組み合わせてなるコイル部品であって、 前記絶縁基材の表裏面に形成されるコイルパターンの外
    周側端末が、絶縁基材の表裏面の端部に形成された電極
    に接続されてコイルユニットを構成し、 L字形をなす金属端子を、その水平部を磁性コアの底面
    に当接または固定し、垂直部を前記電極に電気的に接続
    して固着したことを特徴とするコイル部品。
  2. 【請求項2】請求項1において、複数のコイルユニット
    を有して、少なくとも一部のコイルユニットは、絶縁基
    材の表裏面のコイルパターンどうしが、その内周側で絶
    縁基材を貫通して電気的に接続されてコイルユニットを
    構成し、 前記複数のコイルユニットを絶縁性の接着シートを介し
    て積層して一体化する構造を有し、 各コイルユニットは、積層方向に同位置となる絶縁基材
    の表裏面の端部に、コイルパターンに接続されるかある
    いは接続されない電極を有し、 前記各コイルユニットの絶縁基材の表裏面の電極が、積
    層方向に並ぶことにより、積層コイルユニットの端面電
    極部を構成し、 該端面電極部に前記金属端子の垂直部を電気的に接続し
    て固着したことを特徴とするコイル部品。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記金属端子として、L字形金属端子の代わりにコ字形
    金属端子を用い、 該コ字形金属端子により、上下の磁性コアを挟み込む構
    造を有することを特徴とするコイル部品。
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