JPH1154336A - チップ型分配トランス - Google Patents

チップ型分配トランス

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JPH1154336A
JPH1154336A JP9208979A JP20897997A JPH1154336A JP H1154336 A JPH1154336 A JP H1154336A JP 9208979 A JP9208979 A JP 9208979A JP 20897997 A JP20897997 A JP 20897997A JP H1154336 A JPH1154336 A JP H1154336A
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substrate
substrates
hole
coil
terminal
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Mitsuhiro Yamashita
充弘 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全体の強度および外部接続用端子電極の強度が
大となり、薄型化、小型化の要求に応えることができる
構造のチップ型分配トランスを提供する。 【解決手段】少なくとも片面にコイル3、4を一体に形
成した複数枚のフィルム状基板1、2を積層する。積層
した基板1、2を上下一対のフェライトコア6、7によ
り挟持する。基板1、2の端面に、導体付きのスルーホ
ールの切断により、コイルの端部を接続した端子部a、
b、dを設ける。一方のフェライトコア7の基板挟持面
に設けた凸部7aを、基板に設けた貫通穴5に嵌合す
る。下方のフェライトコア7の端面に形成した外部接続
用端子電極t2、t3を、基板1、2の端面に設けた端
子部にa、b、dに導電接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定機や携帯電話等の
移動体通信機等に使用されるインピーダンス整合用およ
びダブルバランスドミキサー用分配トランス(バルント
ランス)に係り、より詳しくは平板状に構成されるフィ
ルム状コイル形成基板を積層し、両側からコアにより挟
持して構成された分配トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】インピーダンス整合用分配トランスは、
従来、フェライトコアに巻線を施す構造を有していた。
しかし、近年における小型化の要望に応えるため、フェ
ライトコアを小型化すると、巻線作業が困難となり、製
造が困難となり、小型化に限界がある。
【0003】このような問題を解決するためには、巻線
不要な構造を採用することが考えられる。この巻線作業
が不要な構造として、特開平8−31640号公報に記
載のものがある。該公報に記載のトランスは、図8
(A)に示す構造を有しており、フレキシブル基板49
に導体膜を形成した後、エッチングによりコイルを形成
し、このような基板49を両側から磁性材50、51に
より挟み、フレキシブル基板49に設けた引き出し電極
付き延出部54を磁性材50間の溝53より引き出し、
かつ折り曲げて外部接続用端子電極としている。
【0004】また、特開平8−228058号公報に開
示されたトランスは、図8(B)に示す構造を有してお
り、コイルを形成した複数枚の基板56の端面に導体付
きスルーホールの切断により形成した端子部を設けてお
き、これらの基板を積層し、積層した基板の端子部どう
しを導電材57により接続して母基板58のランド59
への半田等60による接続部である端子電極とする構造
とし、積層した基板の中心穴にコア55の足を嵌めて両
側より一対のコアを積層基板56に組み合わせ、該コア
55を積層基板56により支持した構造を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平8−316
40号公報に記載のように、図8(A)に示すものは、
フレキシブル基板49上にコイルを形成し、コイルの引
き出し電極形成部54をコア50、51の外面において
折り曲げて端子電極とした構造においては、フレキシブ
ル基板49の柔軟性に起因して折り曲げ角度の精度が悪
く、また、小型化するために極細パターンのコイルを形
成する際には、必要な端子強度が得られないという問題
点がある。
【0006】また、特開平8−228058号公報に記
載された図8(B)に示すものは、積層基板56の端面
にスルーホールにより端子部を形成し、その端子部を母
基板に半田付けする構造であるため、端子部の強度が得
られず、また、重量部品であるコア44を基板56で支
持するため、特に基板56として薄型のものを用いて小
型化を図った場合、振動等が加わった際に、基板56が
変形等を生じ易く、強度上問題がある。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点に鑑み、全体の強度および外部接続用端子電極の強度
が大となり、薄型化、小型化の要求に応えることができ
る構造のチップ型分配トランスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、少なくとも片面にコイルを一体
に形成した複数枚のフィルム状基板を積層し、積層した
基板を上下一対のフェライトコアにより挟持する構造を
有し、前記基板の端面に、導体付きのスルーホールの切
断により、コイルの端部を接続した端子部を設け、一方
のフェライトコアの基板挟持面に設けた凸部を、前記基
板に設けた貫通穴に嵌合し、下方のフェライトコアの端
面に形成した外部接続用端子電極を、前記基板の端面に
設けた前記端子部に導電接続したことを特徴とする(請
求項1)。
【0009】また、本発明は、前記一対のフェライトコ
アのうちの一方のコアに、前記基板の貫通穴に嵌合する
凸部を有し、他方のコアに設けた凹部または貫通穴に、
前記凸部を嵌合してコアどうしを結合したことを特徴と
する(請求項2)。
【0010】また、本発明は、前記基板の端面に、コイ
ルが接続された端子部以外に、コイル端部が接続されな
いダミーの端子部を設け、複数枚の基板を重ねた状態に
おいて、ある基板のコイルが接続された端子部と、隣接
する基板のダミーの端子部とが重なり、これらの重ねら
れた端子部を、フェライトコアの端子電極に導電接続し
たことを特徴とする(請求項3)。
【0011】また、本発明は、両面にコイルを形成した
2枚のフィルム状基板を積層し、積層した基板を、上下
一対のフェライトコアにより挟持する構造を有し、前記
基板に、一方のフェライトコアの凸部を嵌合する貫通穴
を有し、該基板の表面に形成したコイルと裏面に形成し
たコイルは、前記貫通穴を中心としてコイルの中心が互
いに反対側に偏位し、かつ、コイルの実効部分が、貫通
穴の中心に対して互いに点対称をなすように配置すると
共に、端子部を、貫通穴を通る線を中心として線対称に
配置し、各面のコイルの内端部は、基板に設けたスルー
ホール内の導体を介して裏面に引き出し、基板の端面の
端子部に接続したことを特徴とする(請求項4)。
【0012】
【作用】請求項1、2においては、フェライトコアに形
成した端子電極が、母基板上に形成されたランド面に半
田付け等により電気的に接続されかつ固定される。
【0013】請求項3においては、基板端面に、他の端
子部と対応する位置にダミーの端子部を設けたことによ
り、ダミーの端子部がコイルの接続された他の基板の端
子部に並び、これらをコアの端子電極に半田付けするこ
とにより、半田付けが容易に行われる。
【0014】請求項4においては、1枚の基板の両裏面
に実効部分が対称形をなすコイルを形成し、かつ端子部
を線対称に配置したことにより、基板どうしを反転させ
て重ねて端子部どうしを接続した場合、分配トランスと
してのコイルの電磁気的結合関係が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1(A)は本発明による分配ト
ランスの基板構成を示す斜視図、図1(B)は等価回路
図、図2(A)は本実施例の基板上のコイルパターン
図、図2(B)は全体の外観を示す斜視図、図3は本実
施例のコアの構成を示す斜視図、図4(A)、(B)は
それぞれ分配トランスの組み合わせ状態を示す図2
(A)のE−E、F−F方向に相当する断面図である。
【0016】図1(A)において1、2はイミド樹脂等
の耐熱製プラスチックからなるフィルム状基板、3、4
はそれぞれ基板1、2上に形成された銅等でなるコイ
ル、a〜eは基板の端面に設けられた端子部であり、素
材フィルムに設けたスルーホール内への導体の被着と、
切断により形成される。f、gは基板1、2の表裏面の
コイルどうしを接続する導体を内壁に形成したスルーホ
ール、5は基板1、2の中心に設けた貫通穴である。
【0017】基板1、2は多数個取りにより、同形、同
構造に形成されるもので、基板1を反転させることによ
り、基板2が図示のようなコイルパターンで現われる。
【0018】図2(A)に示すように、基板1(2)の
表面に形成したコイル3(4)と裏面に形成したコイル
4(3)は、前記貫通穴5の中心Oを中心として端子部
の配列方向に互いに反対側に偏位し、かつ、コイル3と
4の実効部分(引き出し部3a、3b、4a、4b部を
除いた部分)が、貫通穴5の中心Oに互いに点対称をな
すように配置する。また、端子部を、貫通穴を通る線S
を中心として線対称に配置する。すなわち、端子部aと
b、cとeとがそれぞれ線対称位置にあり、端子部dは
線S上にある。
【0019】各面のコイル3、4の外端の引き出し部3
a、4aはそれぞれコイル3、4と同面に形成されてそ
れぞれ端子部e、bに接続される。各コイル3、4の内
端部は、それぞれスルーホールg、fおよび各コイル
3、4に対して裏面となる引き出し部3b、4bを介し
てそれぞれ端子部b、dに接続される。端子部a、cは
いずれのコイルにも組み立て前の素体の状態では接続さ
れず、ダミーの端子部となる。
【0020】図3において、6、7はフェライトコアで
なる上部、下部コアであり、上部コア6と下部コア7と
の各対向面には互いに嵌合される凹部6aと凸部7aと
を有する。
【0021】下部コア7には、図1(B)の等価回路に
おける端子t1〜t5にそれぞれ相当する端子電極t1
〜t5が、焼き付けおよびメッキにより形成される。図
1(A)には、理解を容易にするため、これらの端子電
極t1〜t5の符号を端子部b、d、eに対して付記し
ている。
【0022】図4(A)、(B)に示すように、この分
配トランスは、基板1、2間に例えば紫外線硬化型樹脂
等8を介在させて電気的に絶縁しかつ接着すると共に、
下部コア7の凸部7aを基板1、2の貫通穴5に貫通
し、該凸部7aを上部コア6の凹部6aに嵌合し、コア
6、7と基板1、2との間にも前記樹脂8を介在させて
電気的に絶縁しかつ接着する。
【0023】また、この組み合わせ状態においては、図
1(A)における基板1の端子部a、b、c、d、eが
それぞれ基板2の端子部b、a、e、d、cに上下に重
なる。これら重ねられて樹脂8により一体化した基板
1、2の互いに重ねられた端子部aとbと端子電極t
5、端子部bとaと端子電極t2、端子部cとeと端子
電極t4、端子部dとdと端子電極t3、端子部eとc
と端子電極t1がそれぞれ導電材9によって接続される
ように、これらの部分にそれぞれ導電性ペースト等を印
刷し加熱するか、またはクリーム半田塗布とコテ加熱を
行い、対応する端子部と端子電極をそれぞれ導通させ
る。
【0024】このトランスの周囲は、紫外線硬化型樹脂
等10により覆い、硬化させて端面の電気的絶縁被覆を
行う。端子電極t1〜t5は、図2(B)および図4
(B)に示すように、下部コア7の端面においては約
0.3mm以上電極面を露出させ、下部コア7の下面に
おいては全電極面を露出しているので、表面実装構造に
よって母基板20のランド21にに半田付けや導電性接
着剤22により電気的に接続し固定することができる。
【0025】このように、フィルム状をなす基板1、2
の表裏面にコイルを形成し、両側からコアで挟んでコア
7に端子電極t1〜t5を設けた構造とすることによ
り、薄型、小型の分配トランスを実現することが可能と
なる。
【0026】また、端子電極t1〜t5は強度の大きな
コアの端面に形成されるため、端子電極の強度も大であ
り、また、コアがそのまま母基板に半田付けできる構造
であるから、実装スペースも狭くてすむ。
【0027】この実施例において、端子部eまたはbと
端子電極t1またはt2との間に基板2の端面が介在し
ているが、この端面にダミーの端子部a、cを設けられ
ているので、導電性ペーストの付着あるいは半田付けす
る場合の半田の付着が良好となり、付着強度、電気的導
通性が良好となり、信頼性が向上する。
【0028】また、2枚の基板1、2の表裏面のコイル
3、4を点対称形にし、端子部a〜eを線Sを中心とす
る線対称形にしているおり、1種類の基板を反転させる
ことで2種類の接続関係が得られ、分配トランスとして
の電気的接続関係が得られるため、基板の種類が1種類
ですむという製造上の利点がある。
【0029】図5は本発明による他の実施例であり、
(A)はコア構造を示す斜視図、(B)は製品を示す断
面図である。本実施例は、基板1、2に設ける貫通穴5
を円形とし、下部コア7の凸部7aを円形とし、上部コ
ア6に凸部7aを嵌合する貫通穴6bを設け、両端に下
部コア7に当接させる足部6cを設けることにより、E
型コアとして構成したものである。
【0030】図6は本発明の他の実施例を示すもので、
本実施例は、4枚の基板を用いて構成する例を示す。本
例において、基板11A、11Bは同じ基板を反転した
ものであり、i〜nは端子部、14はコイルである。ま
た基板12A、12Bも同じ基板を反転したもので、p
〜tは端子部、15はコイルである。
【0031】各基板の中心の貫通穴5には導体13を形
成し、各コイル14、15の外端は引き出し部14a、
15aを介してそれぞれ端子部j、pに接続し、内端
は、貫通穴5の導体13、裏面の引き出し部14b、1
5bをそれぞれ介して端子部n、sに接続する。
【0032】基板11A、11Bにおいて、端子部iと
j、kとnはそれぞれ貫通穴5の中心Oを通りかつ端子
部形成端面に直角をなす線S1を中心として線対称をな
し、端子部mは線S1上にある。また、基板12A、1
2Bにおいて、端子部pとq、rとtはそれぞれ貫通穴
5の中心Oを通りかつ端子部形成端面に直角をなす線S
2を中心として線対称をなし、端子部sは線S2上にあ
る。
【0033】基板11A、12B、12A、11Bは層
間に前記樹脂8を介して下から図示の向きで重ねられ、
ダミーの端子部i、k、m、q、r、tは、前記のよう
に、半田付け等における接着強度を高め、信頼性を向上
させることができる。
【0034】図7は4枚の基板を用いる本発明の他の実
施例であり、11A、11B、12A、12Bは図6の
例と同じ基板である。この例においては、下から11
A、12B、12A、11Bの順で層間に前記樹脂8を
介して積層される。
【0035】
【発明の効果】請求項1、2によれば、フィルム状をな
す基板の少なくとも片面にコイルを形成し、両側からコ
アで挟み、かつコアに端子電極を設けた構造としたの
で、従来よりはるかに、薄型、小型の分配トランスを実
現することが可能となる。また、コアに端子電極を形成
したので、全体の強度および外部接続用端子電極の強度
が大となる。また、コアがそのまま母基板に半田付けで
きる構造であるから、実装スペースも狭くてすむ。
【0036】請求項3によれば、基板の端面に、コイル
に接続される端子部以外にダミーの端子部を設けてこれ
らの端子部を重ね、導電性ペーストや半田によりコアに
設けた端子電極に接続するようにしたので、導電性ペー
ストの付着あるいは半田付けする場合の半田の付着が良
好となり、付着強度、電気的導通性が良好となり、信頼
性が向上する。
【0037】請求項4によれば、2枚の基板の表裏面の
コイルを点対称形に形成し、かつ端子部を線を中心とす
る線対称形にしたので、1種類の基板を反転させること
で2種類の接続関係が得られ、分配トランスとしての電
気的接続関係が得られるため、基板の種類が1種類です
むという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明による分配トランスの一実施例
の基板構成を示す斜視図、(B)はその等価回路図であ
る。
【図2】(A)は本実施例の基板上のコイルパターン
図、(B)は本実施例の外観を示す斜視図である。
【図3】本実施例のコアの構成を示す斜視図である。
【図4】(A)、(B)はそれぞれ分配トランスの組み
合わせ状態を示す図2(A)のE−E、F−F方向に相
当する断面図である。
【図5】本発明の他の実施例であり、(A)はコアの構
成を示す斜視図、(B)は断面図である。
【図6】4枚の基板を用いた本発明の他の実施例の基板
構成を示す斜視図である。
【図7】4枚の基板を用いた本発明の他の実施例の基板
構成を示す斜視図である。
【図8】(A)従来のトランスを示す斜視図、(B)は
従来の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1、2、11A、11B、12A、12B:基板、3、
4、14、15:コイル、5:貫通穴、6:上部コア、
6a:凹部、6b:貫通穴、7:下部コア、7a:凸
部、8、10:樹脂、9:導電材、a〜t:端子部、t
1〜t5:端子電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも片面にコイルを一体に形成した
    複数枚のフィルム状基板を積層し、積層した基板を上下
    一対のフェライトコアにより挟持する構造を有し、 前記基板の端面に、導体付きのスルーホールの切断によ
    り、コイルの端部を接続した端子部を設け、 一方のフェライトコアの基板挟持面に設けた凸部を、前
    記基板に設けた貫通穴に嵌合し、 下方のフェライトコアの端面に形成した外部接続用端子
    電極を、前記基板の端面に設けた前記端子部に導電接続
    したことを特徴とするチップ型分配トランス。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記一対のフェライトコアのうちの一方のコアに、前記
    基板の貫通穴に嵌合する凸部を有し、他方のコアに設け
    た凹部または貫通穴に、前記凸部を嵌合してコアどうし
    を結合したことを特徴とするチップ型分配トランス。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記基板の端面に、コイルが接続された端子部以外に、
    コイル端部が接続されないダミーの端子部を設け、 複数枚の基板を重ねた状態において、ある基板のコイル
    が接続された端子部と、隣接する基板のダミーの端子部
    とが重なり、 これらの重ねられた端子部を、フェライトコアの端子電
    極に導電接続したことを特徴とするチップ型分配トラン
    ス。
  4. 【請求項4】両面にコイルを形成した2枚のフィルム状
    基板を積層し、積層した基板を、上下一対のフェライト
    コアにより挟持する構造を有し、 前記基板に、一方のフェライトコアの凸部を嵌合する貫
    通穴を有し、 該基板の表面に形成したコイルと裏面に形成したコイル
    は、前記貫通穴を中心としてコイルの中心が互いに反対
    側に偏位し、かつ、コイルの実効部分が、貫通穴の中心
    に対して互いに点対称をなすように配置すると共に、端
    子部を、貫通穴を通る線を中心として線対称に配置し、 各面のコイルの内端部は、基板に設けたスルーホール内
    の導体を介して裏面に引き出し、基板の端面の端子部に
    接続したことを特徴とするチップ型分配トランス。
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