JPWO2006123482A1 - 積層型方向性結合器 - Google Patents
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Abstract
量産性に優れ且つ小型化が容易であり、しかも、トランス間のきめ細かな電磁気的結合度の設定が容易で且つ広い比帯域幅を有した積層型方向性結合器を提供する。積層型方向性結合器1は、磁性体基板2−1,2−2と第1及び第2トランス5,6を含む積層体3と外部電極4−1〜4−6とを備える。第1トランス5の1次側コイル5−1の両端に接続した電極4−2を主信号の入力端とし、電極4−1を出力端とする。第2トランス6の2次側コイル6−2の両端に接続した電極4−3を副信号の出力端とする。このとき、1次側コイル5−1(6−2)に対する2次側コイル5−2(6−1)の巻線長比N1(N2)を1より大きく10以下に設定する。好ましくは、割合N2/N1を0.5より大きく2.0未満に設定する。
Description
この発明は、携帯電話等の移動体通信機に適用される積層型方向性結合器に関するものである。
積層型の方向性結合器としては、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示の技術がある。これらの方向性結合器は、1/4波長又は1/4波長以下の長さのストリップライン伝送路を誘電体基板内に積層形成した構造をしている。かかる構造により、これらの方向性結合器は、量産性に優れしかも小型化が容易である。このため、これらの方向性結合器は、移動体通信機等に広く用いられている。
しかし、これらの方向性結合器は、安定した電磁気的結合度を得ることができる信号の帯域幅が比帯域で50%以下である。したがって、この方向性結合器では、テレビジョン信号のように、90%以上の比帯域幅を必要とする機器には使用することができない。
しかし、これらの方向性結合器は、安定した電磁気的結合度を得ることができる信号の帯域幅が比帯域で50%以下である。したがって、この方向性結合器では、テレビジョン信号のように、90%以上の比帯域幅を必要とする機器には使用することができない。
これに対して、99%以上の比帯域幅を実現できる方向性結合器が非特許文献1に開示されている。
図14に示すように、この方向性結合器100は、電極102をメガネ形の磁性体コア101に巻付けたもので、図15に示すような回路構成を成す。
かかる構成により、トランス110のコイル111に対するコイル112の巻線比(ターン数の比)N1を適宜設定すると共に、トランス120のコイル122に対するコイル121の巻線比(ターン数の比)N2を適宜設定することで、例えば、トランス110のポート110a(ポート110b)から入力した主信号を、ポート110b(ポート110a)とトランス120のポート120a(ポート120b)とに、巻線比に対応した分配比で出力することができるようになっている。
図14に示すように、この方向性結合器100は、電極102をメガネ形の磁性体コア101に巻付けたもので、図15に示すような回路構成を成す。
かかる構成により、トランス110のコイル111に対するコイル112の巻線比(ターン数の比)N1を適宜設定すると共に、トランス120のコイル122に対するコイル121の巻線比(ターン数の比)N2を適宜設定することで、例えば、トランス110のポート110a(ポート110b)から入力した主信号を、ポート110b(ポート110a)とトランス120のポート120a(ポート120b)とに、巻線比に対応した分配比で出力することができるようになっている。
しかし、上記した方向性結合器100では、図14に示したように、電極102を磁性体コア101に手作業で巻付ける作業が必要であるので、上記積層型の方向性結合器に比べて量産性に劣る。また、この種の方向性結合器では、少なくとも80mm3の体積が必要であり、小型化に向いていない。さらに、この方向性結合器100では、トランス間の電磁気的結合度を電極102間の巻線比(ターン数の比)で設定しなければならないため、トランス間の電磁気的結合度をきめ細かく設定することが難しい。このため、ポート110a(110b)に入力した主信号を、ポート110b(ポート110a)とトランス120のポート120a(ポート120b)とに、希望する分配比で出力することができない場合がある。
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、量産性に優れ且つ小型化が容易であり、しかも、トランス間のきめ細かな電磁気的結合度の設定が容易で且つ広い比帯域幅を有した積層型方向性結合器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、第1磁性体基板と、この第1磁性体基板上に積層され且つ内部に第1及び第2トランスが形成された積層体と、この積層体上に設けられた第2磁性体基板とを備え、第1トランスの1次側コイルの両端を、主信号の入,出力端子とすると共に、2次側コイルの一方端をグランド端子として、他方端を第2トランスの2次側コイルの一方の端子に接続し、第2トランスの1次側コイルの一方端を第1トランスの一方の端子に接続すると共に他方端をグランド端子に接続し、2次側コイルの一方の端子を、副信号を出力する出力端子とした積層型方向性結合器であって、第1トランスの1次側コイルに対する2次側コイルの巻線長比N1と第2トランスの2次側コイルに対する1次側コイルの巻線長比N2とをそれぞれ、1より大きく10以下の値に設定した構成とする。
かかる構成により、方向性結合器が、第1磁性体基板と、第1及び第2トランスが形成された積層体と、第2磁性体基板とを備えた積層構造になっているので、フォトリソグラフィ等の周知の製造技術によって、超小型の方向性結合器を量産することができる。
また、主信号が、第1トランスの1次側コイルの入力端子に入力されると、主信号が当該1次側コイルの出力端子と第2トランスの2次側コイルの出力端子とから分配出力される。このとき、当該分配比は第1トランスと第2トランスとの電磁気的結合度に応じて決まる。そして、この電磁気的結合度は、第1トランスの1次側コイルに対する2次側コイルの巻線長比N1と第2トランスの2次側コイルに対する1次側コイルの巻線長比N2とによって決まる。そこで、この発明では、これらの巻線長比N1,N2がそれぞれ1より大きく10以下の値に設定している。
しかも、第1及び第2トランスをフォトリソグラフィ等の周知の積層技術によって形成することができるので、第1及び第2トランスのコイルの長さを好みの長さにパターン形成することができる。このため、従来の方向性結合器100と異なり、第1及び第2トランスの巻線長比N1,N2をきめ細かく設定することができ、この結果、きめ細かな電磁気的結合度の設定が可能となる。
さらに、第1トランスの1次側コイルの両端を、主信号の入,出力端子とすると共に、2次側コイルの一方端をグランド端子として、他方端を第2トランスの2次側コイルの一方の端子に接続し、第2トランスの1次側コイルの一方端を第1トランスの一方の端子に接続すると共に他方端をグランド端子に接続し、2次側コイルの一方の端子を、副信号を出力する出力端子とした構成であるので、この積層型方向性結合器は、テレビジョン信号のように、90%以上の比帯域幅を必要とする機器にも使用することができる。
かかる構成により、方向性結合器が、第1磁性体基板と、第1及び第2トランスが形成された積層体と、第2磁性体基板とを備えた積層構造になっているので、フォトリソグラフィ等の周知の製造技術によって、超小型の方向性結合器を量産することができる。
また、主信号が、第1トランスの1次側コイルの入力端子に入力されると、主信号が当該1次側コイルの出力端子と第2トランスの2次側コイルの出力端子とから分配出力される。このとき、当該分配比は第1トランスと第2トランスとの電磁気的結合度に応じて決まる。そして、この電磁気的結合度は、第1トランスの1次側コイルに対する2次側コイルの巻線長比N1と第2トランスの2次側コイルに対する1次側コイルの巻線長比N2とによって決まる。そこで、この発明では、これらの巻線長比N1,N2がそれぞれ1より大きく10以下の値に設定している。
しかも、第1及び第2トランスをフォトリソグラフィ等の周知の積層技術によって形成することができるので、第1及び第2トランスのコイルの長さを好みの長さにパターン形成することができる。このため、従来の方向性結合器100と異なり、第1及び第2トランスの巻線長比N1,N2をきめ細かく設定することができ、この結果、きめ細かな電磁気的結合度の設定が可能となる。
さらに、第1トランスの1次側コイルの両端を、主信号の入,出力端子とすると共に、2次側コイルの一方端をグランド端子として、他方端を第2トランスの2次側コイルの一方の端子に接続し、第2トランスの1次側コイルの一方端を第1トランスの一方の端子に接続すると共に他方端をグランド端子に接続し、2次側コイルの一方の端子を、副信号を出力する出力端子とした構成であるので、この積層型方向性結合器は、テレビジョン信号のように、90%以上の比帯域幅を必要とする機器にも使用することができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の積層型方向性結合器において、巻線長比N1に対する巻線長比N2の割合を、0.5より大きく2.0未満の値に設定した構成とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の積層型方向性結合器において、積層体は、第1トランスと第2トランスを非磁性体で覆った構成とする構成とした。
以上詳しく説明したように、請求項1ないし請求項3の発明によれば、量産性に優れ且つ小型化が容易で、しかも、第1及び第2トランス間のきめ細かな電磁気的結合度の設定が容易で且つ広い比帯域幅を有した積層型方向性結合器を提供することができるという優れた効果がある。
特に、請求項2の発明によれば、巻線長比N1に対する巻線長比N2の割合を、0.5より大きく2.0未満の値に設定したので、第1及び第2トランス間の電磁気的結合度及び方向性を微調整できる積層型方向性結合器を提供することができるという効果がある。
1…積層型方向性結合器、 2−1,2−2…磁性体基板、 3…積層体、 4−1〜4−6…外部電極、 5…第1トランス、 5−1,6−1…1次側コイル、 6…第2トランス、 7…非磁性体、 51〜54,61〜64…導体パターン、 51a〜54a,61a〜64a…内部電極、 51b〜51h,52b〜52h,53b〜53h,54b〜54h,61b〜61h,62b〜62h,63b〜63h,64b〜64h…端部、 72b〜72h,72j,72b′〜72h′,74b〜74h,74j,74b′〜74h′…スルーホール、 71〜75…非磁性体層、 200…主線路、 201…副線路、 S,S1…主信号、 S2…副信号。
以下、この発明の最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施例に係る積層型方向性結合器の分解視図であり、図2は、積層型方向性結合器の外観図である。
図2に示すように、この実施例の積層型方向性結合器1は、第1磁性体基板としての磁性体基板2−1と、この磁性体基板2−1上に積層された積層体3と、この積層体3上に接着された第2磁性体基板としての磁性体基板2−2と、外部電極4−1〜4−6とで構成されている。
積層体3は、図1に示すように、第1トランス5と、第2トランス6と、これら第1及び第2トランス5,6を外側から完全に覆った非磁性体7(図2参照)とを有して成る。
非磁性体7は、例えば誘電体であって、非磁性体層71〜75を積層して成り、第1及び第2トランス5,6は、このような非磁性体層71〜74上にパターン形成されている。
具体的には、第1トランス5は、1次側コイル5−1とその上の2次側コイル5−2とを有している。そして、1次側コイル5−1を導体パターン51と導体パターン52とで形成し、2次側コイル5−2を導体パターン53と導体パターン54とで形成した。
一方、第2トランス6は、1次側コイル6−1とその上の2次側コイル6−2とを有している。そして、1次側コイル6−1を導体パターン63と導体パターン64とで形成し、2次側コイル6−2を導体パターン61と導体パターン62とで形成した。
具体的には、第1トランス5は、1次側コイル5−1とその上の2次側コイル5−2とを有している。そして、1次側コイル5−1を導体パターン51と導体パターン52とで形成し、2次側コイル5−2を導体パターン53と導体パターン54とで形成した。
一方、第2トランス6は、1次側コイル6−1とその上の2次側コイル6−2とを有している。そして、1次側コイル6−1を導体パターン63と導体パターン64とで形成し、2次側コイル6−2を導体パターン61と導体パターン62とで形成した。
ここで、第1及び第2トランス5,6の構造について詳細に説明する。
導体パターン51,64は、磁性体基板2−1上に積層された非磁性体層71上にフォトリソグラフィ法などによってパターン形成される。そして、非磁性体層72が導体パターン51,64上に積層された後、導体パターン52,63が非磁性体層72上にパターン形成されている。
図3は、導体パターン51,64の平面図であり、図4は、非磁性体層72の平面図であり、図5は、導体パターン52,63の平面図であり、図6は、導体パターン51,64と導体パターン52,63との接続構造を示す分解斜視図である。
図3に示すように、導体パターン51は、内側から引き出された内部電極51aとパターンの内側の端部51bとを有している。また、図5に示すように、導体パターン52は、外側に引き出された内部電極52aと、内側の端部52bとを有している。
そして、図6に示すように、導体パターン51の端部51bと導体パターン52の端部52bとが図4にも示す非磁性体層72のスルーホール72bを通じて接続されている。これにより、内部電極51a,52aを両端とするスパイラル状の1次側コイル5−1が形成されている。
一方、導体パターン64は、図3に示すように、隣の導体パターン51の外側中央部(内部電極52aと対応する位置)に引き出された内部電極64aを有している。そして、この内部電極64aが引き出された辺と反対側の辺で、左向きの端部64b〜64dと右向きの端部64e〜64hとが交互に並んでいる。また、図5に示すように、導体パターン63は、内側から導体パターン52,63の間の中央にまで引き出された内部電極63aを有している。そして、この内部電極63aの引き出し線の左側にパターンの端部63b〜63dが配されると共に、右側に端部63e〜63hが配されている。そして、図6に示すように、導体パターン64の端部64b〜64dと導体パターン63の端部63b〜63dとが図4にも示す非磁性体層72のスルーホール72b′〜72d′を通じて接続されている。また、導体パターン64の端部64e〜64hと導体パターン63の端部63e〜63hとがスルーホール72e′〜72h′を通じて接続されている。これにより、内部電極64a,63aを両端とするスパイラル状の1次側コイル6−1が形成されている。
また、内部電極52a,64aの引き出し線同士が非磁性体層72のスルーホール72jを通じて接続されている。
導体パターン51,64は、磁性体基板2−1上に積層された非磁性体層71上にフォトリソグラフィ法などによってパターン形成される。そして、非磁性体層72が導体パターン51,64上に積層された後、導体パターン52,63が非磁性体層72上にパターン形成されている。
図3は、導体パターン51,64の平面図であり、図4は、非磁性体層72の平面図であり、図5は、導体パターン52,63の平面図であり、図6は、導体パターン51,64と導体パターン52,63との接続構造を示す分解斜視図である。
図3に示すように、導体パターン51は、内側から引き出された内部電極51aとパターンの内側の端部51bとを有している。また、図5に示すように、導体パターン52は、外側に引き出された内部電極52aと、内側の端部52bとを有している。
そして、図6に示すように、導体パターン51の端部51bと導体パターン52の端部52bとが図4にも示す非磁性体層72のスルーホール72bを通じて接続されている。これにより、内部電極51a,52aを両端とするスパイラル状の1次側コイル5−1が形成されている。
一方、導体パターン64は、図3に示すように、隣の導体パターン51の外側中央部(内部電極52aと対応する位置)に引き出された内部電極64aを有している。そして、この内部電極64aが引き出された辺と反対側の辺で、左向きの端部64b〜64dと右向きの端部64e〜64hとが交互に並んでいる。また、図5に示すように、導体パターン63は、内側から導体パターン52,63の間の中央にまで引き出された内部電極63aを有している。そして、この内部電極63aの引き出し線の左側にパターンの端部63b〜63dが配されると共に、右側に端部63e〜63hが配されている。そして、図6に示すように、導体パターン64の端部64b〜64dと導体パターン63の端部63b〜63dとが図4にも示す非磁性体層72のスルーホール72b′〜72d′を通じて接続されている。また、導体パターン64の端部64e〜64hと導体パターン63の端部63e〜63hとがスルーホール72e′〜72h′を通じて接続されている。これにより、内部電極64a,63aを両端とするスパイラル状の1次側コイル6−1が形成されている。
また、内部電極52a,64aの引き出し線同士が非磁性体層72のスルーホール72jを通じて接続されている。
また、図1に示すように、導体パターン53,62は、導体パターン52,63の上に積層された非磁性体層73上にパターン形成されている。そして、非磁性体層74が導体パターン53,62上に積層された後、導体パターン54,61が非磁性体層74上にパターン形成されている。
図7は、導体パターン53,62の平面図であり、図8は、非磁性体層74の平面図であり、図9は、導体パターン54,61の平面図であり、図10は、導体パターン53,62と導体パターン54,61との接続構造を示す分解斜視図である。
図7に示すように、導体パターン53は、内側から導体パターン53,62の間の中央にまで引き出された内部電極53aを有している。そして、この内部電極53aの引き出し線の右側にパターンの端部53b〜53dが配されると共に、左側に端部53e〜53hが配されている。また、図9に示すように、導体パターン54は、隣の導体パターン61の外側中央部(内部電極62aと対応する位置)に引き出された内部電極54aを有している。そして、この内部電極54aが引き出された辺と反対側の辺で、右向きの端部54b〜54dと左向きの端部54e〜54hとが交互に並んでいる。
そして、図10に示すように、導体パターン53の端部53b〜53dと導体パターン54の端部54b〜54dとが図8にも示す非磁性体層74のスルーホール74b〜74dを通じて接続されている。また、導体パターン53の端部53e〜53hと導体パターン54の端部54e〜54hとがスルーホール74e〜74hを通じて接続されている。これにより、内部電極53a,54aを両端とするスパイラル状の2次側コイル5−2が形成されている。
一方、図7に示すように、導体パターン62は、外側に引き出された内部電極62aと内側に位置する端部62bとを有している。また、図9に示すように、導体パターン61は、内側から引き出された内部電極61aと内側の端部61bとを有している。そして、図10に示すように、導体パターン62の端部62bと導体パターン61の端部61bとが図8にも示す非磁性体層74のスルーホール74b′を通じて接続されている。これにより、内部電極62a,61aを両端とするスパイラル状の2次側コイル6−2が形成されている。
また、内部電極54a,62aの引き出し線同士が非磁性体層72のスルーホール74jを通じて接続されている。
そして、図1に示すように、導体パターン54,61の上に非磁性体層75が積層され、この非磁性体層75上に磁性体基板2−2が接着されている。
図7は、導体パターン53,62の平面図であり、図8は、非磁性体層74の平面図であり、図9は、導体パターン54,61の平面図であり、図10は、導体パターン53,62と導体パターン54,61との接続構造を示す分解斜視図である。
図7に示すように、導体パターン53は、内側から導体パターン53,62の間の中央にまで引き出された内部電極53aを有している。そして、この内部電極53aの引き出し線の右側にパターンの端部53b〜53dが配されると共に、左側に端部53e〜53hが配されている。また、図9に示すように、導体パターン54は、隣の導体パターン61の外側中央部(内部電極62aと対応する位置)に引き出された内部電極54aを有している。そして、この内部電極54aが引き出された辺と反対側の辺で、右向きの端部54b〜54dと左向きの端部54e〜54hとが交互に並んでいる。
そして、図10に示すように、導体パターン53の端部53b〜53dと導体パターン54の端部54b〜54dとが図8にも示す非磁性体層74のスルーホール74b〜74dを通じて接続されている。また、導体パターン53の端部53e〜53hと導体パターン54の端部54e〜54hとがスルーホール74e〜74hを通じて接続されている。これにより、内部電極53a,54aを両端とするスパイラル状の2次側コイル5−2が形成されている。
一方、図7に示すように、導体パターン62は、外側に引き出された内部電極62aと内側に位置する端部62bとを有している。また、図9に示すように、導体パターン61は、内側から引き出された内部電極61aと内側の端部61bとを有している。そして、図10に示すように、導体パターン62の端部62bと導体パターン61の端部61bとが図8にも示す非磁性体層74のスルーホール74b′を通じて接続されている。これにより、内部電極62a,61aを両端とするスパイラル状の2次側コイル6−2が形成されている。
また、内部電極54a,62aの引き出し線同士が非磁性体層72のスルーホール74jを通じて接続されている。
そして、図1に示すように、導体パターン54,61の上に非磁性体層75が積層され、この非磁性体層75上に磁性体基板2−2が接着されている。
上記のような構造の積層体3の外側に、外部電極4−1〜4−6が形成されている。
これにより、外部電極4−1が導体パターン52,64内部電極52a,64aの両方に電気的に接続し、外部電極4−2が導体パターン51の内部電極51aに電気的に接続している。そして、外部電極4−3が導体パターン61の内部電極61aに電気的に接続し、外部電極4−4が導体パターン53,63の内部電極53a,63aの両方に電気的に接続すると共に、外部電極4−5が導体パターン54,62の内部電極54a,62aの両方に電気的に接続している。
これにより、外部電極4−1が導体パターン52,64内部電極52a,64aの両方に電気的に接続し、外部電極4−2が導体パターン51の内部電極51aに電気的に接続している。そして、外部電極4−3が導体パターン61の内部電極61aに電気的に接続し、外部電極4−4が導体パターン53,63の内部電極53a,63aの両方に電気的に接続すると共に、外部電極4−5が導体パターン54,62の内部電極54a,62aの両方に電気的に接続している。
図11は、第1及び第2トランス5,6の電気的構造を示す模式図である。
上記のような導体パターン同士の接続や外部電極4−1〜4−6と内部電極との接続によって、電気的構造は、図11に示すような回路構造となる。
すなわち、第1トランス5の1次側コイル5−1の内部電極51aに接続した外部電極4−2を主信号の入力端子とし、内部電極52aに接続した外部電極4−1を主信号の出力端子とすることができる。そして、2次側コイル5−2の内部電極53aに接続された外部電極4−4をグランド端子とすることができる。また、第2トランス6の1次側コイル6−1の内部電極64aが1次側コイルの内部電極52aと接続しており、内部電極63aが第1トランス5の2次側コイル5−2の内部電極53aに接続している。そして、2次側コイル6−2の内部電極62aが第1トランス5の2次側コイル5−2の内部電極54aに接続している。これにより、2次側コイル6−2の内部電極61aに接続した外部電極4−3を副信号の出力端子とすると共に、内部電極54a,62aの双方に接続した外部電極4−5を図示しない終端抵抗等によって終端とすることができる。
かかる回路構造は、図15に示した方向性結合器100の回路構造と同構造であり、この積層型方向性結合器は、外部電極4−2から入力した主信号を外部電極4−1と外部電極4−3とに分配して出力する機能を有している。勿論、主信号を外部電極4−3から入力するようにすれば、この主信号を外部電極4−5と外部電極4−2とに分配して出力する機能を有する。
上記のような導体パターン同士の接続や外部電極4−1〜4−6と内部電極との接続によって、電気的構造は、図11に示すような回路構造となる。
すなわち、第1トランス5の1次側コイル5−1の内部電極51aに接続した外部電極4−2を主信号の入力端子とし、内部電極52aに接続した外部電極4−1を主信号の出力端子とすることができる。そして、2次側コイル5−2の内部電極53aに接続された外部電極4−4をグランド端子とすることができる。また、第2トランス6の1次側コイル6−1の内部電極64aが1次側コイルの内部電極52aと接続しており、内部電極63aが第1トランス5の2次側コイル5−2の内部電極53aに接続している。そして、2次側コイル6−2の内部電極62aが第1トランス5の2次側コイル5−2の内部電極54aに接続している。これにより、2次側コイル6−2の内部電極61aに接続した外部電極4−3を副信号の出力端子とすると共に、内部電極54a,62aの双方に接続した外部電極4−5を図示しない終端抵抗等によって終端とすることができる。
かかる回路構造は、図15に示した方向性結合器100の回路構造と同構造であり、この積層型方向性結合器は、外部電極4−2から入力した主信号を外部電極4−1と外部電極4−3とに分配して出力する機能を有している。勿論、主信号を外部電極4−3から入力するようにすれば、この主信号を外部電極4−5と外部電極4−2とに分配して出力する機能を有する。
ところで、この実施例の積層型方向性結合器は、上記の如く、主信号を分配して出力する機能を有するが、これらの分配比を決定するのは、第1トランス5の1次側及び2次側コイル5−1,5−2間の電磁気的結合や第2トランス6の1次側及び2次側コイル6−1,6−2間の電磁気的結合等、第1トランスと第2トランスとの間で生じる電磁気的結合の度合いに応じて決まる。そして、この電磁気的結合度は、第1トランス5の1次側コイル5−1に対する2次側コイル5−2の巻線長比N1と第2トランス6の2次側コイル6−2に対する1次側コイル6−1の巻線長比N2とに依存する。
図12は、巻線長比(N1,N2)と方向性結合器の結合度とを示す線図である。
発明者は、第1及び第2トランス5,6間の結合度が良好となる巻線長比(N1,N2)の範囲を知るべく、シミュレーションを行ったところ、図12に示すような結果を得た。すなわち、と第1及び第2トランス5,6間の結合度は、図12の曲線Sで示すように、巻線長比(1N2)が1以上10以下の範囲で約2dB〜20dBという良好な値を示すことが判明した。そこで、巻線長比N1及び巻線長比N2を、1<N1≦10且つ1<N2≦10に設定することとした。
具体的には、この実施例では、巻線長が「4.2mm」の1次側コイル5−1をパターン形成すると共に、巻線長が「10.5mm」の2次側コイル5−2をパターン形成して、巻線長比N1を「2.5」に設定した。また、巻線長が「4.2mm」の1次側コイル6−1をパターン形成すると共に、巻線長が「10.5mm」の2次側コイル6−2をパターン形成して、巻線長比N2を「2.5」に設定した。さらに、巻線長比N1に対する巻線長比N2の割合(N2/N1)を、0.5<N2/N1<2.0に設定することで、各ポートのインピーダンスを改善できる。このため、この実施例では、比N2/N1を「1」に設定した。
なお、この実施例では、第1及び第2トランス5,6をフォトリソグラフィ等の周知の積層技術によって形成するので、第1トランス5の1次側及び2次側コイル5−1,5−2や第2トランス6の1次側及び2次側コイル6−1,6−2の巻線長を好みの長さにパターン形成することができる。このため、第1及び第2トランスの巻線長比N1,N2をきめ細かく且つ正確に設定することができる。
発明者は、第1及び第2トランス5,6間の結合度が良好となる巻線長比(N1,N2)の範囲を知るべく、シミュレーションを行ったところ、図12に示すような結果を得た。すなわち、と第1及び第2トランス5,6間の結合度は、図12の曲線Sで示すように、巻線長比(1N2)が1以上10以下の範囲で約2dB〜20dBという良好な値を示すことが判明した。そこで、巻線長比N1及び巻線長比N2を、1<N1≦10且つ1<N2≦10に設定することとした。
具体的には、この実施例では、巻線長が「4.2mm」の1次側コイル5−1をパターン形成すると共に、巻線長が「10.5mm」の2次側コイル5−2をパターン形成して、巻線長比N1を「2.5」に設定した。また、巻線長が「4.2mm」の1次側コイル6−1をパターン形成すると共に、巻線長が「10.5mm」の2次側コイル6−2をパターン形成して、巻線長比N2を「2.5」に設定した。さらに、巻線長比N1に対する巻線長比N2の割合(N2/N1)を、0.5<N2/N1<2.0に設定することで、各ポートのインピーダンスを改善できる。このため、この実施例では、比N2/N1を「1」に設定した。
なお、この実施例では、第1及び第2トランス5,6をフォトリソグラフィ等の周知の積層技術によって形成するので、第1トランス5の1次側及び2次側コイル5−1,5−2や第2トランス6の1次側及び2次側コイル6−1,6−2の巻線長を好みの長さにパターン形成することができる。このため、第1及び第2トランスの巻線長比N1,N2をきめ細かく且つ正確に設定することができる。
次に、この実施例の積層型方向性結合器が示す作用及び効果について説明する。
図13に示すように、外部電極4−1,4−2を主線路200の途中に接続して、外部電極4−2を主信号Sの入力端子とすると共に、外部電極4−1を出力端子とする。そして、外部電極4−4をグランド状態にする。さらに、外部電極4−5側を終端抵抗等で遮断すると共に、外部電極4−3を副線路201に接続して、副信号S2の出力端子とする。
これにより、主信号Sを主線路200に伝送させると、主信号Sが外部電極4−2から積層型方向性結合器1内に入力する。すると、主信号S1が外部電極4−1から主線路200に出力されると共に、副信号S2が外部電極4−3から副線路201に出力される。すなわち、積層型方向性結合器1に入力した主信号Sは、第1トランス5及び第2トランス6の巻線長比N1,N2や比N2/N1に対応した最適の分配比で主線路200と副線路201とに分配出力される。
図15の回路構造を持つ方向性結合器100と同回路構造の第1及び第2トランス5,6によって、広帯域に渡って主信号Sを主信号S1及び副信号S2に分配することができるため、この積層型方向性結合器1を、テレビジョン信号のように、90%以上の比帯域幅を必要とする機器にも使用することができる。
図13に示すように、外部電極4−1,4−2を主線路200の途中に接続して、外部電極4−2を主信号Sの入力端子とすると共に、外部電極4−1を出力端子とする。そして、外部電極4−4をグランド状態にする。さらに、外部電極4−5側を終端抵抗等で遮断すると共に、外部電極4−3を副線路201に接続して、副信号S2の出力端子とする。
これにより、主信号Sを主線路200に伝送させると、主信号Sが外部電極4−2から積層型方向性結合器1内に入力する。すると、主信号S1が外部電極4−1から主線路200に出力されると共に、副信号S2が外部電極4−3から副線路201に出力される。すなわち、積層型方向性結合器1に入力した主信号Sは、第1トランス5及び第2トランス6の巻線長比N1,N2や比N2/N1に対応した最適の分配比で主線路200と副線路201とに分配出力される。
図15の回路構造を持つ方向性結合器100と同回路構造の第1及び第2トランス5,6によって、広帯域に渡って主信号Sを主信号S1及び副信号S2に分配することができるため、この積層型方向性結合器1を、テレビジョン信号のように、90%以上の比帯域幅を必要とする機器にも使用することができる。
なお、この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、第1トランス5(第2トランス6)の1次側コイル5−1(2次側コイル6−2)に対する2次側コイル5−2(1次側コイル6−1)の巻線長比N1(巻線長比N2)を「2.5」(「2.5」)に設定したが、巻線長比N1,N2はそれぞれ、1より大きく10以下の値であれば良く、実施例で設定した値に限定されるものではない。また、N2/N1を「1」に設定したが、この比は0.5より大きく2.0未満の値であれば良く、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施例では、第1トランス5(第2トランス6)の1次側コイル5−1(2次側コイル6−2)に対する2次側コイル5−2(1次側コイル6−1)の巻線長比N1(巻線長比N2)を「2.5」(「2.5」)に設定したが、巻線長比N1,N2はそれぞれ、1より大きく10以下の値であれば良く、実施例で設定した値に限定されるものではない。また、N2/N1を「1」に設定したが、この比は0.5より大きく2.0未満の値であれば良く、これに限定されるものではない。
Claims (3)
- 第1磁性体基板と、この第1磁性体基板上に積層され且つ内部に第1及び第2トランスが形成された積層体と、この積層体上に設けられた第2磁性体基板とを備え、
上記第1トランスの1次側コイルの両端を、主信号の入,出力端子とすると共に、2次側コイルの一方端をグランド端子として、他方端を上記第2トランスの2次側コイルの一方の端子に接続し、
上記第2トランスの1次側コイルの一方端を上記第1トランスの一方の端子に接続すると共に他方端を上記グランド端子に接続し、2次側コイルの一方の端子を、副信号を出力する出力端子とした積層型方向性結合器であって、
上記第1トランスの1次側コイルに対する2次側コイルの巻線長比N1と上記第2トランスの2次側コイルに対する1次側コイルの巻線長比N2とをそれぞれ、1より大きく10以下の値に設定した、
ことを特徴とする積層型方向性結合器。 - 請求項1に記載の積層型方向性結合器において、
上記巻線長比N1に対する巻線長比N2の割合を、0.5より大きく2.0未満の値に設定した、
ことを特徴とする積層型方向性結合器。 - 請求項1又は請求項2に記載の積層型方向性結合器において、
上記積層体は、第1トランスと第2トランスを非磁性体で覆った構成とする、
ことを特徴とする積層型方向性結合器。
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