JPH04355904A - 分岐回路 - Google Patents

分岐回路

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JPH04355904A
JPH04355904A JP20310491A JP20310491A JPH04355904A JP H04355904 A JPH04355904 A JP H04355904A JP 20310491 A JP20310491 A JP 20310491A JP 20310491 A JP20310491 A JP 20310491A JP H04355904 A JPH04355904 A JP H04355904A
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transformer section
coil
transformer
inductor
inductors
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JP20310491A
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Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
Keiichi Mizuguchi
水口 慶一
Masahiko Amano
正彦 天野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてTV共聴用に
用いられる分岐回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、TV共聴用の分岐回路として
、図5に示すような構成の分岐回路が用いられている。 このような分岐回路では、1次コイルn11,n21と
2次コイルn12,n22との巻比が互いに逆である第
1トランス部T1 と第2トランス部T2 とを備えた
分岐トランスTが用いられる。たとえば、第1トランス
部T1 は、1次コイルn11と2次コイルn12との
巻比が1:3であり、第2トランス部T2 は、1次コ
イルn21と2次コイルn22との巻比が3:1になっ
ている。分岐回路では、入力端子INから入力された信
号を第1トランス部T1 の1次コイルn11を通して
出力端子OUTから送出するとともに、第2トランス部
T2の1次コイルn21および第1トランス部T1 の
2次コイルn12を通して分岐出力端子BOUTから送
出するように接続されている。このような分岐トランス
Tは、図6に示すように、一対の貫通孔11を備えため
がね型と称するコア10にコイル12を巻装して形成さ
れるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した分岐トランス
Tは、貫通孔11を有したコア10にコイル12を挿通
する形で巻装して構成されているものであって、コア1
0が筒状でありかさばるものであるから、全体形状が比
較的大きなものになるという問題がある。また、コア1
0内にコイル12を挿通するからコイル12を巻く作業
を機械化するのが難しいという問題があり、さらに、コ
イル12のコア10に対する位置ずれが生じやすく特性
にばらつきが多いという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、小型化、製造の容易化、特性の安定化につな
がる分岐回路を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、それぞれ1次コイルと2次コイルとを
有する第1トランス部および第2トランス部を備えた分
岐回路において、第1トランス部および第2トランス部
は、相互結合した一対のインダクタをそれぞれ複数対備
え、各対の一方のインダクタを並列接続するとともに他
方のインダクタを直列接続して形成されているのである
【0006】
【作用】上記構成によれば、第1トランス部および第2
トランス部が、相互結合した一対のインダクタをそれぞ
れ複数対備え、各対の一方のインダクタを並列接続する
とともに他方のインダクタを直列接続して形成されてい
るので、たとえば、各対のインダクタを巻比が1:1の
同一構成のものとして互いに接続すれば、所望の巻比の
第1トランス部および第2トランス部を容易に形成する
ことができる。その結果、両面印刷配線板を用いて導体
パターンによって巻比が1:1になるような対のインダ
クタを複数個形成し、各インダクタを導電パターンによ
って互いに接続することによって、第1トランス部およ
び第2トランス部を構成することが可能になるものであ
る。すなわち、メガネ型のコアを用いる場合に比較すれ
ば、小型かつ製造が容易になり、しかも、インダクタの
位置が固定されるから安定した特性が得られるのである
。また、設計に際しては、巻比が1:1である対のイン
ダクタに関して最適化を図ればよいから、設計が容易に
なる。
【0007】
【実施例】図1は図5に示した分岐回路と同等の機能を
有した本発明による分岐回路の回路図であって、第1ト
ランス部T1 および第2トランス部T2 は、相互結
合された一対のインダクタi1 ,i2 をそれぞれ3
対ずつ備えている。対になっているインダクタi1 ,
i2 の巻比は1:1に設定される。また、各対は同形
状に形成される。各対の一方のインダクタi1 は1次
コイルn11,n21として機能し、他方のインダクタ
i2 は2次コイルn12,n22として機能するよう
に他の対のインダクタi1 ,i2 と接続される。す
なわち、第1トランス部T1 では、各対のインダクタ
i1 同士が並列接続されるとともに、インダクタi2
 同士が直列接続される。これによって、巻比が1:3
となる第1トランス部T1 を構成することができる。 一方、第2トランス部T2 では、各対のインダクタi
1 同士が直列接続されるとともに、インダクタi2 
同士が並列接続される。これによって、巻比が3:1と
なる第2トランス部T2 を構成することができる。こ
のように、巻比が1:1である対になったインダクタi
1 ,i2 を6対設けることによって、1次コイルと
2次コイルとの巻比が1:3である第1トランス部T1
 と、3:1である第2トランス部T2 とを備えた分
岐回路を構成することができるのである。第1トランス
部T1には入力端子INおよび出力端子OUTが接続さ
れ、第2トランス部T2 には分岐出力端子BOUTお
よびダミー抵抗Rが接続される。
【0008】図1の回路は、図2に示すように、両面印
刷配線板を用いて形成することができる。すなわち、絶
縁体層1の表裏両面にそれぞれ導電体層2,3を積層し
た両面印刷配線板を用いるのであって、各導電体層2,
3は、絶縁体層1の各面と絶縁体層6,7との間に介装
される。また、各絶縁体層6,7を挟んで導電体層2,
3の反対側には、磁性体層4,5が積層される。
【0009】各導電体層2,3は、つづら折れ状に蛇行
するコイルパターン8を有し、各コイルパターン8は、
それぞれ図1におけるインダクタi1 ,i2 を形成
する同形状の単位パターン9を接続したパターンになっ
ている。すなわち、絶縁体層1の表裏両面にそれぞれ単
位パターン9を6個ずつ形成し、絶縁体層1の一面側で
は、図3に示すように3個の単位パターン9をそれぞれ
並列接続し、多面側では、図4に示すように3個の単位
パターン9をそれぞれ直列接続しているのである。こう
して、並列接続されたコイルパターン8は、第1トラン
ス部T1 の1次コイルn11および第2トランス部T
2 の2次コイルn22として機能し、直列接続された
コイルパターン8は、第1トランス部T1 の2次コイ
ルn12および第2トランス部T2 の1次コイルn2
1として機能する。 ここに、絶縁体層1の表裏の各単位パターン9は互いに
重複するように配置され、相互結合されている。結合度
を変えたい場合には、単位パターン9の重複量を変えれ
ばよい。
【0010】上述したように、コイルパターン8は、単
位パターン9の繰り返しによって形成されるので、コイ
ルパターン8の形成が容易になるのである。また、単位
パターン9は、蛇行した形状に形成されているから、渦
巻き状などに形成する場合に比較すれば、コイルパター
ン8の端末部を引き出すためにスルーホールなどを形成
する必要がなく、製造が容易になるのである。
【0011】さらに、絶縁体層1と絶縁体層6,7との
間にそれぞれコイルパターンを形成した導電体層2,3
を挟装しているので、ほぼ平板状に形成することができ
て、従来よりも小型化できるという利点がある。また、
コイルパターンは、導電体層2,3のエッチング、導電
体層2,3の印刷等の方法で形成できるから、製造が自
動化でき、しかも、絶縁体層1と磁性体層4,5との間
に各コイルパターンを挟装することによって、コイルパ
ターンの位置が固定されるから、安定した特性が得られ
るのである。
【0012】上述した構成の分岐回路を製造するには、
ガラス基板の上に、気相メッキ(スパタリング等)によ
って、図2における下層あるいは上層から順に形成すれ
ばよい。また、絶縁体層1,6,7と導電体層2,3と
を多層配線基板として形成し、この多層配線基板の両面
に磁性体層4,5を積層してもよい。上記実施例では、
各導電体層2,3と対応する各磁性体層4,5との間に
絶縁体層6,7を介装しているが、磁性体層4,5をN
i−Zn系のフェライトのように、固有抵抗の高い磁性
体で形成している場合には、絶縁体層6,7は設けなく
てもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように、第1トランス部
および第2トランス部が、相互結合した一対のインダク
タをそれぞれ複数対備え、各対の一方のインダクタを並
列接続するとともに他方のインダクタを直列接続して形
成されているので、たとえば、各対のインダクタを巻比
が1:1の同一構成のものとして互いに接続すれば、所
望の巻比の第1トランス部および第2トランス部を容易
に形成できるのである。その結果、両面印刷配線板を用
いて導体パターンによって巻比が1:1になるような対
のインダクタを複数個形成し、各インダクタを導電パタ
ーンによって互いに接続することによって、第1トラン
ス部および第2トランス部を構成することが可能になる
ものである。すなわち、メガネ型のコアを用いる場合に
比較すれば、小型かつ製造が容易になり、しかも、イン
ダクタの位置が固定されるから安定した特性が得られる
という利点がある。また、設計に際しては、巻比が1:
1である対のインダクタに関して最適化を図ればよいか
ら、設計が容易になるという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す回路図である。
【図2】実施例を示す分解斜視図である。
【図3】実施例における導電体層のコイルパターンの例
を示す平面図である。
【図4】実施例における導電体層のコイルパターンの例
を示す平面図である。
【図5】分岐回路を示す回路図である。
【図6】従来の分岐回路を示す斜視図である。
【符号の説明】
i1 インダクタ i2 インダクタ n11  第1トランス部の1次コイルn12  第1
トランス部の2次コイルn21  第2トランス部の1
次コイルn22  第2トランス部の2次コイルT1 
  第1トランス部 T2   第2トランス部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  それぞれ1次コイルと2次コイルとを
    有する第1トランス部および第2トランス部を備えた分
    岐回路において、第1トランス部および第2トランス部
    は、相互結合した一対のインダクタをそれぞれ複数対備
    え、各対の一方のインダクタを並列接続するとともに他
    方のインダクタを直列接続して形成されて成ることを特
    徴とする分岐回路。
JP20310491A 1991-02-15 1991-08-14 分岐回路 Expired - Fee Related JP2810812B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006123482A1 (ja) * 2005-05-20 2006-11-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. 積層型方向性結合器
KR100659287B1 (ko) * 2005-06-01 2006-12-20 한국과학기술원 1차측과 2차측이 서로 맞물린 형태의 전송선 변압기

Cited By (4)

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