JPS62502815A - ガスに含まれるメルカプタンを除去するための再生方法 - Google Patents

ガスに含まれるメルカプタンを除去するための再生方法

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JPS62502815A JP61502606A JP50260686A JPS62502815A JP S62502815 A JPS62502815 A JP S62502815A JP 61502606 A JP61502606 A JP 61502606A JP 50260686 A JP50260686 A JP 50260686A JP S62502815 A JPS62502815 A JP S62502815A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガスに含まれるメルカプタンを除 るための再生 ゛本発明は活性を有する、即 ち化学的反応によってメルカプタンを捕捉し得る少なくとも1種類の金属酸化物 をベースとする吸収剤を用いて、ガス中に含まれるメルカプタンを除去するため の再生法に係わる0本発明はより特定的には、メルカプタンを捕捉した後の吸収 剤の再生法の改良に係わる。
周知のように、由来の異なる種々のガス、特に天然ガス、合成ガス又は廃ガスは 不純物として低濃度のメルカプタンを含み、これらメルカプタンは著しい悪臭を 放つ他、特に毒性を有するという理由から、主に天然ガス及び合成ガスの場合に は使用回路に移送する前、廃ガスの場合には大気中に放出する前にメルカプタン 除去処理にかける必要がある。
ガスに含まれるメルカプタンを除去するために提案された方法の1つとして、メ ルカプチドの形成によりメルカプタンを捕捉すべく酸化第2銅のごとき活性酸化 金属をベースとする固体吸収剤を使用する再生法が知られている。この種の方法 は炭化水素の存在によって妨害されることがないため、特にメルカプタン含有天 然ガスの処理に適している。
この公知の再生法は吸収ステップと再生ステップと冷却ステップとからなり、吸 収ステップでは処理すべきガスを100℃未満の温度で固体吸収剤と接触させて メルカプタンを吸収剤上に捕捉し、再生ステップではメルカプタンを捕捉した吸 収剤を200〜280℃の操作温度で遊離酸素含有ガスにより掃去し、次いで吸 収剤を加圧水蒸気とアンモニアとで処理し、その後吸収剤を高温水で洗浄し、乾 燥させ、乾燥した吸収剤を約200℃の温度で遊離酸素含有ガスによる酸化にか け、且つ冷却ステップでは再生された吸収剤を吸収ステップで再使用すべく10 0℃未満の適当な温度に下げる。
このような方法の第1の欠点は、吸収剤の再生処理が複雑であり、そのためこの 方法を工業的に使用するのが難しいということにある。第2の欠点は、再生処理 の第1段階、即ち200℃〜280℃の温度で遊N酸素含有ガスを用いてメルカ プタン捕捉後の吸収剤を掃去処理する段階で、金属硫酸塩特に硫酸銅が形成され 、これが吸収剤中に蓄積されて吸収剤の活性を急速に減少させるため、この方法 の性能が低下するということにある。
我々は、金属硫酸塩の形成を回避し且つ再生操作を大幅に簡略化するような、メ ルカプタン捕捉吸収剤の再生処理の特定操作条件を発見した。
本発明のメルカプタン捕捉吸収剤再生法は実施が簡単であり、且つ再生された吸 収剤の活性が経時的に高レベルに維持されるため性能が高い。
そこで本発明は、活性を有する、即ち化学的反応によってメルカプタンを捕捉し 得る少なくとも1種類の金属酸化物をベースとする固体吸収剤を用いてガス中に 含まれるメルカプタンを除去するための再生法であって、吸収ステップと再生及 び冷却ステップとを含み、吸収ステップでは処理すべきガスを100 ’C未満 の操作温度で前記吸収剤に接触させてメルカプタンを吸収剤上に捕捉し、再生及 び冷却ステップでは再生処理にかけられる吸収剤を遊雛酸素含有ガスで掃去処理 して吸収剤を再酸化させ、それによって吸収剤を再生し、再生した吸収剤を吸収 ステップで再使用するのに適した温度まで冷却することからなり、再生及び冷却 ステップでは先ず高温不活性ガスでの掃去によりメルカプタン捕捉後の吸収剤を 250〜500℃の温度、好ましくは300〜450℃の温度にし、この掃去を 吸収剤から硫黄含有化合物が除去されるまで前記とほぼ同じ温度で続け、その後 硫黄化合物除去後の吸収剤に500℃未満の操作温度で遊離酸素含有ガスを通し て接触させることによって吸収剤を完全に再酸化させ、且つ再生された吸収剤の 冷却ステップの少なくとも最終段階の操作を不活性ガスを用いて行うことにより 、前吸収剤が含み得る酸素を除去することを特徴とする方法を提供する。
吸収剤が含み得る1種類以上の活性金属酸化物は主として銅、亜鉛、カドミウム 、水銀、鉄、コバルト、銀、プラチナ及び鉛等の金属の酸化物の中から選択され る。
本発明の方法は、分子中の炭素原子数が1から8個、好ましくは1から6個であ るメルカプタンを不純物として少量含む種々のガス特に天然ガス、合成ガス又は 廃ガスの処理に使用すると有利である。前記メルカプタンは式RSHで示される 化合物であり、前記式中Rは01〜C8、好ましくはC3〜c6の炭化水素基特 にアルキル基を表す、。
本発明では「少量」という表現は、処理すべきガスの2重量%以下に相当するメ ルカプタン総量を意味する。
メルカプタンの捕捉に使用される活性金属酸化物ベースの吸収剤は、少なくとも 1種類の活性金属酸化物を不活性多孔質支持体と組合せたもので構成すると有利 である。前記支持体は特にメルカプタンに作用しない多孔質金属酸化物であり、 好ましくはアルミナからなる。活性金属酸化物をベースとする吸収剤はBET法 と称する窒素吸収法によって測定して10〜500m2/g−好ましくは100 〜300m27Hの比表面積を有すると有利である。
この吸収剤は少なくとも1種類の活性金属酸化物と不活性多孔質支持体とを密に 結合させる任意の公知技術によって形成し得る。−例として、暇焼により1種類 以上の活性金属酸化物を形成する1種類以上の塩を選択した支持体に含浸させ、 次いでこの含浸支持体を乾燥させ、乾燥製品を300〜600℃の温度でザ更焼 すればよい、又は、1種類以上の活性金属酸化物を共沈5法とそれに続く前記温 度範囲での乾燥及び坪焼処理とによって支持体に結合させるか、あるいは1種類 以上の活性金属酸化物と分割形状の支持体とを混合することによって結合させる こともできる。
吸収剤中に存在する活性金属酸化物の総量はかなり広い範囲で変化させ得る。こ の量は有利には吸収剤の1〜30重゛量%好ましくは5〜20重量Xにするとよ い。
前述のごとく、処理すべきガスを吸収剤に接触させる吸収ステップは100°C 未満の温度で実施するが、この温度は特に5〜70°Cであり、好ましくはほぼ 室温、例えば20〜50°Cである。
吸収ステップで使用する圧力は臨界的なものではない。
通常は処理すべきガスについて使用し得る圧力で吸収処理を行う、吸収ステップ で使用する圧力は廃ガス又は合成ガスの場合には数バール、例えば2〜5バール であり得、天然ガスの処理の場合には数十バール、例えば40〜80バールであ り得る。
処理すべきガスと吸収剤とを接触させておく時間は、吸収剤によるメルカプタン の固定がほぼ完全に行なわれるように十分長くする必要がある。この接触時間の 適切な値は0.5〜l0TPN秒、好ましくは0.8〜6TPN秒であり得る。
これは7200〜360h−1 、好ましくは4500〜600h−’ ノVV )I値に相当する。
吸収ステップでは処理すべきガスに含まれたメルカプタンRSHが吸収剤中に存 在する活性金属酸化物と反応し、その結果恐らくは一部分が金属メルカプチドの 形態で、一部分が二硫化物R−S−S−Hの形態で吸収剤に捕捉される。
本発明の方法の再生及び冷却ステップの第1段階は、メルカプタン捕捉後の、即 ち金属メルカプチドと二硫化物とを含む吸収剤を高温不活性ガスで掃去処理しそ れによって吸収剤の温度を250〜500℃好ましくは300〜450℃にし、 硫黄含有生成物を実質的に含まない吸収剤を得るべく、吸収剤に含まれる硫黄含 有化合物がほぼ完全に除去されるまで吸収剤を十分長い時間にわたって前記温度 に維持することからなる。
前記掃去処理に使用する不活性ガスは吸収剤の成分に作用しない種々のガスの中 から選択し得る。このようなガスの具体例としては、窒素、希ガス、CO2、及 びこれらガスの混合物の他、本発明の方法でメルカプタン含有ガスを処理した後 に得られる精製ガスも挙げられる。
高温不活性ガスによる吸収剤の掃去処理が終了したら、含んでいた硫黄含有化合 物を除去した吸収剤に遊離酸素含有ガスを接触させる。この接触時間は吸収剤を 完全に再酸化させるべく、即ち活性金属酸化物を再生すべく十分に長くする。
前記再酸化に使用するガスの遊離酸素濃度は、この再酸化処理の間に吸収剤の温 度が高くなり過ぎないように余り大きくしてはならない、好結果はこの濃度を0 .1〜3容量χ特に0,5〜1.5容i%にした時に得られる。
遊離酸素含有ガスは、メルカプタン捕捉後の吸収剤の掃去処理に使用すべく選択 した不活性ガスに、適量の酸素又は空気を加えることによって形成し得る。
硫黄含有化合物を除去した後の250℃〜500℃の吸収剤とその吸収剤を再酸 化させるための遊離酸素含有ガスとを接触させる操作尼、吸収剤冷却操作の大部 分とは、前記接触を例えばほぼ室温程度の十分に低い温度を有する遊離酸素含テ ップ後の再生すべき吸収剤の掃去処理に使用される不活性ガスと同じ種類の中か ら選択した低温不活性ガスによって、吸収剤中の吸着酸素が完全に除去されるま で掃去処理する。−−+ 、−−+ J−“−$ しかしながら好ましくは、先ず硫黄含有化合物を除去した後の吸収剤を250〜 500℃特に300〜450℃の温度、なかんずく不活性高温ガスによる掃去処 理の間に吸収剤が到達した温度と実質的に同じ廿#温度で遊離酸素含有ガスと接 触させ、次いで再酸化した吸収剤を前述のごとき低温不活性ガスでの掃去処理に よって吸収ステップで使用するのに適した温度まで冷却する。前記低温ガスは例 えば室温又はそれに近い温度を有する。
吸収剤の再生及び冷却ステップで実施される種々の吸収剤掃去操作は、これら掃 去操作の流出ガスの廃棄条件に応じて、はぼ大気圧に等しい値、例えば1〜5バ ールか又はそれより明らかに高い10〜15バ一ル以上の圧力、又は40〜10 0バ一ル程度にまで達し得る圧力を用いて実施し得る。
本発明の方法は、活性金属酸化物をベースとする吸収剤を収容し、前述のごとく 吸収サイクルと再生及び冷却サイクルとで交互に機能し得るような反応器を少な くとも1つ含む任意の装置を用いて実施し得る。有利には、この方法をほぼ連続 的に実施すべく、活性金属酸化物ベースの吸収剤を収容する反応器を少なくとも 2つ並列に配置したものを含む装置を使用する。これらの反応器は吸収サイクル と再生及び冷却サイクルとで交互に作動するように構成される。このようにすれ ば、少なくとも1つの反応器が再生及び冷却サイクルで機能している間に残りの 1つ以上の反応器が吸収サイクルで機能するようにできる。
添付図面の第1図〜第3図に、本発明の方法をほぼ連続的に実施するのに使用し 得る装置の具体例を3つ示した。
第1図の装置は並列に設置された2つの反応器1a及び1bを備え、各反応器は 活性金属酸化物ベースの吸収剤を適量収容する。各反応器には夫々導入管6a及 び6bと排出管7a及び7bとが具備されている0反応器1aの導入管6aは弁 5aを備えた管4aを介して未処理ガス導入管3に接続されると共に、弁14a を備えた管13aを介して弁12を備えた再生ガス導入管11に接続される。同 様にして、反応器1bの導入管6bは弁5bを備えた管4bを介して未処理ガス 導入管3に接続されると共に、弁14bを備えた管13bを介して再生ガス導入 管11に接続される。反応器1aの排出管7aは弁9aを備えた管8aを介して 精製ガス排出管10に接続されると共に、弁16aを備えた管15aを介して再 生ガス流採取管17に接続され、この採取管17は弁20を介して送風機21の 入口に接続される。同様にして、反応器1bの排出管7bは弁9bを備えた管8 bを介して精を介して弁20の上流で再生ガス流採取管17に接続される。
弁41を備えた分路40は管10を管11に配置された弁12の下流で管11に 連結される。同様にして、弁38を億えた管18は弁20の上流で管17に分路 状に連結され、前記管17を排気塔への供給管39に接続する。
送風機21の出口は管22を介して炉23の入口に接続され、この炉23の出口 は弁25を備えた管24を介して冷却器26の入口に接続され、この冷却器の出 口は管Z7を介して、管11に配置された弁12の上流で管11に接続される。
弁29を備えた管28は管24を弁25の上流で管27に接続し、冷却器26を 飛び越した連結を可能にする。管27はまた弁31を備えた管19を介して、管 17に配置された弁20と送風機21との間で管17に接続される。
流量調節可能弁33を備えた塁素導入管32は、流量調節可能弁35を備えた空 気導入管34と共に管22に接続され、管22は更に流量調節可能弁37を備え た管36を介して排気塔への供給管39にも接続される。
この装置の機能は、反応器1aが吸収サイクルで作動し始め、反応器1bが再生 サイクルで作動すべく隔離されている状態にあるものとして次のように説明する ことができる。
この状態では弁5a、9a、29及び31が開放され、弁5b、9b、12.1 4a、14b、16a、16b、25.20.33.35−37.38及び41 が閉鎖されている。
処理すべきガスは管3から導入され、開放された弁5aを有する管4aを通り、 次いで管6aを介して反応器1a内に流入し、そこで活性金属酸化物をベースと する吸収剤と接触する。この吸収剤は前記ガスに含まれるメルカプタンを固定す る。精製されたガスは管7aを介して反応器1aがら流出し、開放された弁9a を有する管8aを通って排出管10に到達する。
一方不活性ガスは、送風機21から管22と、炉23と、炉23の出口から閉鎖 弁25に至るまでの管24部分と、開放された弁29を有する管28と、管28 がら開放弁31を有する管19に至るまでの管27部分と、管19がら送ff1 F+21に至るまでの管17部分とを通る閉回路に従って流れる。
この時点から、反応器1bに収容された吸収剤の再生サイクルを下記のように行 う。
先ず弁16b及び38を開放して、反応器lb内に吸収圧力下で収容されたガス を、管7bと、開放弁16bを有する管15bと、管15bから管18に至るま での管17部分と、開放弁38を有する前記管18とで構成された回路に従って 排気塔への供給管39方向に流出させる。この操作によって反応器1bが減圧下 におかれる。
反応器1bが減圧されたら弁31及び38を閉鎖し、弁12.14b、20.3 3及び37を開放する。
炉23を通過することによって加熱された不活性ガスは開放弁12を有する管1 1と、開放弁14bを有する管13bと、管6bとを通って反応器lb内に流入 し、そこでメルカプタン吸収ステップの間に形成された硫黄含有生成物を含んだ 吸収剤の掃去処理に使用される。この掃去処理によって吸収剤に捕捉されていた 硫黄含有生成物が除去される。吸収剤から除去された硫黄含有生成物を含む掃去 ガスは管7bを介して反応器1bから流出し、開放弁16bを有する管15bを 通り、開放弁20を有する管17を介して送風機21に送られる。この送風機は 受容した掃去ガスを管22を介して炉23方向に送り、前述のごとく炉23から 管11方向に移送する。除去された硫黄含有生成物を含む掃去ガスの一部分は管 22を通り、弁37により調節された流量で管36を介して排気塔供給管39方 向に送られる。対応する流量の純粋量素は流量調節可能弁33を介して管32に より管22内に注入される。
掃去操作が終了したら、弁33及び弁37を閉鎖し弁35を開放して、調節され た流量の空気を反応器1bを通るガス回路内に導入し、導入空気の流量に応じた 調節景の酸素を含む前記ガスを吸収剤が完全に再酸化されるまで、即ち活性金属 酸化物が再生されるまで循環させる。
この吸収剤再酸化操作が終了したら、弁29及び35を閉鎖し弁25を開放し且 つ炉23を停止させる。その結果ごくわずかな時間の後に反応器1bに低温不活 性ガスが送られ、再酸化した吸収剤を冷却する。
反応器1bの吸収剤が所望の温度、通常は吸収ステップで使用される温度に等し い温度に冷却されたら、弁12.16b、20及び25を閉鎖し、弁29.31 及び41を開放して、反応器1bを再生用不活性ガス回路から隔離し、反応器1 b内圧力を吸収操作圧力まで再圧縮すべく、管10内を通る精製ガスの一部分を 前記反応器内に流入させる。
反応器1b内の圧力が吸収操作圧力とほぼ同じレベルに達したら弁5b及び9b を開放して反応器1bを吸収サイクルにかけ、これと同時に弁5a、9a、14 b及び41を閉鎖して反応器1a内の硫黄含有生成物を含む吸収剤を再生すべく 反応器1aを隔離する。この再生処理は弁〆5b、9b、14b及び16bに代 えて弁5a、9a、14a及び16aを操作することにより反応器1bの場合と 同様に実施する。
第2図に示した装置も活性金属酸化物ベース吸収剤を適量収容する並列に設置さ れた2つの反応器1a及び1bを含む。
各反応器は一端に第1導管6a 、6bを備え、他端に第2導管7a、7bを具 備する0反応器1aの導管6aは弁5aを有する管4aを介して未処理ガス導入 管3に接続されると共に、弁14aを有する管13aを介して弁44を備えた再 生ガス流採取管43に接続される。同様にして、反応器1bの導管6bは弁5b を有する管4bを介して未処理ガス導入管3に接続されると共に、弁14b3有 する管13bを介して管43に接続される0反応器1aの管7aは弁9aを有す る管8aを介して精製ガス排出管10に接続されると共に、弁16ai有する管 15aを介して再生ガス導入管45に接続される。同様にして、反応器1bの管 7bは弁9bを有する管8bを介して精製ガス排出管10に接続されると共に、 弁16bを有する管15bを介して再生ガス導入管45に接続される。弁41と 圧力調節弁42とを備えた分路40は管10を管43に配置された弁44の下流 で管43に連結する。また、弁47を備えた管46は弁44の上流で管43に分 路状に連結され、前記管43は排気塔の供給管39に接続される。
管43は弁44の下流で送風機48の入口に連結され、この送風機の出口は流量 調節弁50を備えた管49を介して温度調製器52を有する電気加熱器51の入 口に接続される。加熱器51の出口は弁54を備えた管53を介して反応器1a 及び1bの再生ガスの導入管45に接続される。弁56と空気冷却器57とを備 えた管55は管45を弁50の下流で管49に連結し、加熱器51を飛び越えた 連結を可能にする。管49はこの管と管55との接点の下流で酸素分析器58に 連結され、分析器58の下流では圧力調製弁60を備えた管59が管49を管4 6と管39との接点で管46に連結する。
空気導入管61は送風機62の入口に接続され、送風機の出口は流量調節弁64 と弁65とを備えた管63を介して、管43と管40との接点お下流で管43に 連結される。
この装置の機能は、反応器1aが吸収サイクルを開始し、反応器1bが再生サイ クルを行うべく隔離された状態とすると下記のように説明できる。
この状態では弁5a、9a、41及び54が開放され且つ弁5b、9b、14a 、14bJ6a、16b、44.47.56及び65が閉鎖される。
処理すべきガスは管3から開放弁5aを有する管4aと、管6aとを通って反応 器la内に流入し、そこで活性金属酸化物をベースとする吸収剤と接触し、この 吸収剤が前記ガス中のメルカプタンを固定する。精製されたガスは管7aを介し て反応器1aから流出し、次いで開放弁9aを有する管8aを通って排出管10 に到達する。
反応器lb内に収容された吸収剤の再生処理は下記のように実施される。
先ず、弁14b及び47を開放し、吸収操作圧力で反応器1b内に収容されてい るガスを、管6bと、開放弁14bを有する管13bと、開放弁47を有する管 46とで構成された回路に従って排気塔供給管39方向に流出させる。この操作 によって反応器1bが減圧される。
反応器1bが減圧されたら弁16b及び44を開放する。
送風機48は管40を介して精製ガスを吸引し、このガスを圧力調製弁50によ り調節した圧力で管49を介して加熱器51方向に送る。
加熱器51を通過することによって再加熱されたガスは開放弁54を有する管5 3を通り、管45と開放弁16bを有する管15bと管7bとを順次通って反応 器1b内に流入し、そこでメルカプタン吸収ステップの間に形成された硫黄含有 生成物を含む吸収剤の掃去処理に使用される。この掃去処理によって吸収剤に捕 捉されていた硫黄含有生成物が除去される。
除去された硫黄含有生成物を含んだガスは管6bを介して反応器1bから排出さ れ、開放弁14bを持つ管13bを通り、一部分が開放弁47を有する管46を 介して排気塔供給管39まで移送され、一部分が開放弁44を有する管43を介 して送風機48に送られる。この送風機は受容したガスを前述のごとく加熱器5 1方向に送り返す。この吸収剤掃去処理の間、送風機48によって流動するガス の圧力は、この圧力が小さい場合には管10から採取した精製ガスを管40を介 して補給することにより一定の値に維持し、又はこの圧力が大きい場合には管5 9を介して排気塔供給管39方向に排気することにより一定のレベルに維持する 。
掃去処理が終わったら弁41及び47す閉鎖し且つ弁65を開放して調節量の空 気を反応器1bを通るガス回路内に導入し、その結果導入空気流量に応じた調節 量の酸素を含むに至った前記ガスを、吸収剤の再酸化が完了するまで、即ち活性 金属酸化物が再生されるまで循環させる。
この吸収剤再酸化処理が終了したら、弁54及び65を閉鎖し、弁56を開放し 且つ加熱器51を停止させる。その結果ごく短い時間とおいて低温不活性ガスが 反応器lb内に送られ、再酸化した吸収剤を冷却する。
反応器1b内の吸収剤が所望の温度、通常は吸収処理で使用される温度に相当す る温度に冷却されたら、弁14b及び44を閉鎖し且つ弁41を開放して、反応 器1bの圧力を吸収処理圧力まで再圧縮すべく、管10を通る精製ガスの一部分 を前記反応器内に流入させる。
反応器lb内の圧力が吸収操作圧力とほぼ同じになったら、弁5b及び9bを開 放して反応器1bを吸収サイクルにかけ、同時に弁及5a、9a、16b及び4 1を閉鎖して反応器1aを隔離し、その中の硫黄含有生成物を含む吸収剤の再生 処理を行なう。
コノ再生処理は弁5b、9b−14b及び16bに代えて弁5a、9a、14a 及び16aを操作することにより上記の反応器1bの場合と同様に行なう。
第3図に示した装置は活性金属酸化物をベースとする吸収剤を適量収容する3つ の並列に配置された反応器1a、lb及び1cを含む、各反応器は一端に第1導 管6a、6b、6cを備え、他端に第2導管7a、7b、7cを備える0反応器 1aの導管6aは弁5aを有する管4aを介して未処理ガス導入管3に接続され ると共に:弁14aを有する管13aを介して再生ガス流採取管70に接続され 、更に管6aは弁73aを備えた管72aを介して冷却用ガス導入管74にも接 続される。同様にして、反応器1bの管6bは弁5bを有する管4bを介して未 処理ガス導入管3に接続されると共に、弁14bを有する管13bを介して再生 ガス流量・ 導管70に接続され、更に弁73bを有する管72bを介して管7 4にも接続される。また、反応器1cの管6cは弁5cを有する管4cを介して 管3に接続されると共に、弁14cを有する管13cを介して管70に接続され 、更に弁73cを備えた管72を介して管74にも接続される0反応器1aの管 7aは弁9aを備えた管8aを介して精製ガス排出管10に接続されると共に、 弁16aを有する管15aを介して再生ガス導入管45に接続され、弁76aを 有する管75aを介して冷却ガス流採取管77に接続される。前記管45は、管 75を介して導入される燃料の流量を調節する温度調節器52を備えた炉51の 出口に管53を介して接続され、管77は炉51の入口に接続される。同様にし て反応器1bの管7bは弁9bを有する管8bを介して精製ガス排出管10に接 続されると共に、弁16bを有する管15bを介して管45に接続され、且つ弁 76bを有する管75b3介して管77にも接続される。一方反応器1cの管7 cは弁9cを有する管8cを介して管10に接続されると共に、弁16cを有す る管15cを介して管45に接続され、且つ弁76cを有する管75cを介して 管77に接続される。
分路79は管10を管74に連結する。
空気導入管61は送風機62の入口に接続され、この送風機の出口は圧力調節弁 64を有する管63を介して炉51への冷却ガス流導入管77に接続される。管 77は管63との接続点と炉51の入口との間で酸素分析器58に連結され、且 つ管75cとの接続点と管63との接続点との間に圧力調節弁71を有する。
この装置の機能は、反応器1aが吸収サイクルを行ない、反応器1bが再生サイ クルを行なうべく減圧され、且つ反応器ICが冷却処理を行なう状態であるもの とすると、下記のように説明できる。
この状態では反応器1aの弁5a及び9aと、反応器1bの弁14b及び16b と、反応器ICの弁73c及び76cとが開放され、他の弁は閉鎖されている。
処理すべきガスは管3を介して導入され、開放弁5aを有する管4aと、管6a とを順次通って反応器1a内に流入し、そこで活性金属酸化物をベースとする吸 収剤と接触し、この吸収剤が前記ガスに含まれるメルカプタンを固定する。精製 されたガスは管7aを介して反応器1aから流出し、開放弁9aを有する管8a を通って排出管10に到達する。
管10を介して排出される精製ガスの一部は室温とほぼ同じ温度を有し、管79 によって採取され、管74と開放弁73cを有する管72cとを介して再生直後 の反応器IC内に導入される。前記ガスはこの反応器内で高温再生吸収剤と接触 し、この吸収剤を冷却する。
反応器1cからの流出ガスは管7Cと開放弁76cと有する管75とを通って管 77内に流入し、且つ弁71を通過することによって5つ張した後で炉51内に 侵入し、そこで再生操作に使熱ガスは管53を通り、次いで開放弁16bを有す る管15bと管7bとを通って反応器lb内に流入し、そこでメルカプタン吸収 処理の間に形成された硫黄含有生成物を含む吸収剤の掃去処理に使用される。こ の掃去処理により吸収剤に保持される硫黄含有生成物が除去される。除去された 硫黄含有生成物を含む掃去ガスは管6bを介して反応器lbから流出し、開放弁 14bを有する管13bを通り管70内に流入して、図示されていない焼却炉の 方向に送られる。
硫黄含有生成物除去処理が終了したら弁64を開放し、管77を介して炉51内 に導入され且つ加熱後に反応器1bを通るガスに調節量の空気を導入し、このガ スへの空気注入を吸収剤が完全に再酸化されるまで、即ち活性金属酸化物が再形 成されるまで続ける。
この吸収剤再酸化処理が終了したら、空気導入管の弁64を閉鎖し、次いで弁7 3c、76c、14b及び16bも閉鎖し且つ弁73bを開放する。その結果反 応器1b内の圧力が上昇し、精製ガスの圧力とほぼ同じになったら、弁5a及び 9aを閉鎖し、弁5C19c、76b及び14aを開放し、次いで反応器1aが 減圧されたら弁16aを開放する。
これら種々の弁の切り替えによって、反応器1cは吸収処理段階に移り、反応器 1bは冷却段階に、且つ反応器1aは再生段階に移る。
諸操作は吸収段階の反応器と、再生段階の反応器と冷却段階の反応器とが常に存 在し、続いて各反応器が吸収段階、再生段階及び冷却段階となるように実施する 。
以下、非限定的実施例を挙げて本発明を説明する。
及亀■−↓ 前述のごとく機能する添付図面の第1図に示したような装置を使用してJ50v 、p、…、のメチルメルカプタンと、50v、p。
−、のプロピルメルカプタンと、5p、p、m、のH2Sと、2000p、p、 m。
のC9〜C6炭化水素とを含む市販の天然ガスを処理した。
この処理を行うべく、直径約51の球の形磨を有し、活性金属酸化物として10 重量Xの酸化第2銅を含浸したアルミナからなる吸収剤6.5m’を前記装置の 2つの反応器の各々に導入した。前記吸収剤の比表面積は約190m27gであ った。新しい吸収剤の動力学的容iL (capacite dynamiqu e)は硫黄で計算して吸収剤100g当たり3.5gに当たるメルカプタンタイ プの硫黄含有生成物の吸収量に相当していた。
これら反応器は下記の特定操作条件で、前述のごとく吸収サイクルの操作と再生 サイクルの操作とを交互に行った。
吸章」ン仁久ルー: ・ 管3を介して導入され、吸収反応器内に流入する処理すべきガス −流量 :41667Nm’/時 ・ 吸収処理温度 130℃ ・ 吸収サイクル持続時間 =12時間−操作時間 =15分 一減圧速度 :5バ一ル/分 再生すべき吸収剤の高温不活性ガスによる掃去−掃去用ガスの流量 :385O Nn+コ/時−炉23から流出する時の掃去ガスの温度−掃去操作時間 =4時 間45分 −弁37からの排気 :100N+nコ/時−弁33からの窒素導入:100N +37時吸収剤の再酸化 一処理時間 =2時間 一炉23から流出する再酸化用ガスの温度:350℃ 一再酸化用ガスの酸素濃度(弁35がら調節量の空気の導入することによって維 持する) =1容量2 ・ 再酸化された吸収剤の冷却 一処理時間 =4時時間4介 ー管11により導入される冷却用ガスの温度:30’C 御粘製ガスにより冷却された再生反応器の再圧縮−操作時間 =15分 一再圧縮速度 =5バール/分 管10を介して排出される精製ガスの硫黄含有生成物濃度は全体で10v.p. m.未満であった。
吸収サイクル及び再生サイクルを150回行った後でも、再生吸収剤の動力学的 容量は新しい吸収剤と実質的に同じであった。
叉1」LJ− 添付図面第2図に簡単に示した装置と類似の装置を用い前述のごとく操作して、 52v.p.m.のメチルメルカプタンと18v.p.mJ’) 7 0ピルメ ルカプタンと5p.p.m.ノII□Sと2000p。
p.m.のC6〜C6炭化水素とを含む市販の天然ガスを処理した。
この処理を行うべく、前記装置の2つの反応器の各々に実施例1で使用したもの と同じ吸収剤を1.5トン導入した。
これらの反応器は下記の特定操作条件で、第2図に基づいて説明したように吸収 サイクルと再生サイクルとを交互に・ 管3を介して導入され吸収反応器内に流 入する未処理ガス 一流量 : 41667Nm’/時 ・ 吸収温度 ;30℃ ・ 吸収サイクル持続時間 :12時間−持続時間 =15分 一減圧速度 =5バール/分 ・ 再生すべき吸収剤の高温不活性ガスによる掃去処理−掃去処理用ガスの流量 : 150ONm’/時−再加熱器51の出口での掃去処理用ガスの温度=35 0℃ ・ 掃去処理時間 =3時間 ・ 吸収剤の再酸化 一処理時間 =2時間 一再加熱器51の出口での再酸化用ガスの温度=350℃ 一再酸化用ガスの酸素濃度(管63を介して調節量の空気を注入することにより 維持する) :1.5容量X ・ 再酸化した吸収剤の冷却 一処理時間 :6,5時間 −冷却用ガスの流量 : 75ONm’/時−管55から導入される冷却用ガス の温度=30℃ ・ 精製ガスにより冷却された再生後の反応器の再圧縮−処理時間 =15分 一再圧縮速度 =5バール/分 管10を介して排出された精製ガスの合計硫黄濃度は2mg/Nm’未満であっ た。
夾1目引二し 添付図面第3図に示した装置と同様の装置を用い前述のごとく操作して、52v 、p、m、のメチルメルカプタンと18v、p、m。
のプロピルメルカプタン 〜Cs炭化水素とを含む市販の天然ガスを処理した。
この処理では前記装置の3つの反応器の各々に実施例1で使用したものと同じ吸 収剤を1.5トン導入した。
これらの反応器では下記の特定操作条件で、第3図に基づいて説明したように、 吸収サイクルと再生サイクルと冷却サイクルとを順次行った。
1暖L(ム胚: ・ 管3を介して導入され吸収反応器内に流入する未処理ガス 一流量 : 41667Nm3/時 −圧力 ニア0バール ・ 吸収操作温度 :30℃ ・ 吸収サイクル持続時間 :12時間再」E婁/じlルー: ・ 減圧ステップ 一処理時間 =1時間 −減減圧度 : 1.15バ一ル/分 ・ 再生すべき吸収剤の高温再生ガスによる掃去処理−掃去処理用ガスの流量  + 75ONm’/時ー炉51の出口での掃去処理用ガスの温度=350℃ 一掃去処理時間 =6時間 ・ 吸収剤の再酸化 一処理時間 :4時間 −炉51の出口での再酸化用ガスの温度:350℃ 一再酸化用ガスの酸素濃度(管64を介して調節量の空気を注入することにより 維持する) =1重量% ・ 精製ガスにより再生された反応器の再圧縮−処理時間 :1時間 −再圧縮速度 二1.15バール/分 冷却サイクル: ・ 再酸化した吸収剤の冷却 一処理時間 :12時間 −冷却用ガスの流量 : 75ONm3/時ー管74を介して導入される冷却用 ガスの温度=30℃ 管10を介して排出された精製ガスの合計硫黄濃度は2mg7Nm3未満であっ た。
国際調査報告 ANNEX To τHE INTERN入Tl0NAL 5EARCHREP OFLT 0NFor mora details about this a nnex ! −’−−−□ −−

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.活性を有する、即ち化学的反応によってメルカプタンを捕捉し得る少なくと も1種類の金属酸化物をベースとする固体吸収剤を用いてガス中に含まれるメル カプタンを除去するための再生方法であって、吸収ステップと再生及び冷却ステ ップとを含むタイプの方法であり、吸収ステップでは処理すべきガスを100℃ 未満の操作温度で前記吸収剤に接触させてメルカプタンを吸収剤上に捕捉し、再 生及び冷却ステップでは再生処理にかけられる吸収剤を遊離酸素含有ガスで掃去 処理して吸収剤を再酸化し、それによって吸収剤を再生し、再生した吸収剤を吸 収ステップで再使用するのに適した温度まで冷却することからなり、再生及び冷 却ステップでは先ず高温不活性ガスでの掃去によりメルカプタン捕捉後の吸収剤 を250〜500℃の温度にし、この掃去を吸収剤から硫黄含有化合物が除去さ れるまで前記とほぼ同じ温度で続け、その後硫黄化合物除去後の吸収剤に、該吸 収剤が完全に再酸化されるまで500℃未満の操作温度で遊離酸素含有ガスを通 して接触させ、 再酸化した吸収剤の冷却ステップの 少なくとも最終段階の操作を不活性ガスを用いて行うことにより、前記の再生吸 収剤を吸収ステップで再使用する前にこの再生吸収剤が含み得る酸素を除去する ことを特徴とする方法。
  2. 2.メルカプタン捕捉後の吸収剤を遊離酸素含有ガスと接触させる前に高温不活 性ガスでの掃去によって300℃〜450℃の温度にすることを特徴とする請求 の範囲1に記載の方法。
  3. 3.処理すべきガスがこのガスの2容量%以下に相当するメルカプタン総量を含 むことを特徴とする請求の範囲1又は2に記載の方法。
  4. 4.処理すべきガス中に含まれるメルカプタンが式RSH〔式中Rは炭化水素基 、特にC1〜C6、より特定的にはC1〜C6のアルキル基を表す〕で示される ことを特徴とする請求の範囲1から3のいずれかに記載の方法。
  5. 5.吸収剤に含まれる1種以上の活性金属酸化物が銅、亜鉛、カドミウム、水銀 、鉄、コバルト、銀、プラチナ及び鉛の金属の酸化物の中から選択されることを 特徴とする請求の範囲1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 6.吸収剤が少なくとも1種類の活性金属酸化物を不活性多孔質支持体に結合し たものからなり、前記支持体が特にメルカプタンに作用しない多孔性金属酸化物 、例えばアルミナであることを特徴とする請求の範囲1から5のいずれかに記載 の方法。
  7. 7.吸収剤がBET法によって測定して10〜500m2/g、好ましくは10 0〜300m2/gの比表面積を有することを特徴とする請求の範囲6に記載の 方法。
  8. 8.吸収剤中の活性金属酸化物の合計量が当該吸収剤の1〜30重量%、好まし くは5〜20%であることを特徴とする請求の範囲6又は7に記載の方法。
  9. 9.吸収ステップを5〜70℃の温度、好ましくは20℃〜50℃の温度で実施 することを特徴とする請求の範囲1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 10.吸収ステップで使用される圧力が数バール特に2〜5バールから数十バー ル特に40から80バールの範囲であることを特徴とする請求の範囲1から9の いずれかに記載の方法。
  11. 11.吸収ステップで処理すべきガスを吸収剤に接触させておく時間が0.5〜 10秒、好ましくは0.8〜6秒であることを特徴とする請求の範囲1から10 のいずれかに記載の方法。
  12. 12.メルカプタン捕捉後の吸収剤の掃去処理に使用される高温不活性ガスが窒 素、希ガス、CO2、これらのガスの混合物及び該方法によって生成された精製 ガスの中から選択されることを特徴とする請求の範囲1から11のいずれかに記 載の方法。
  13. 13.吸収剤の再酸化に使用される遊離酸素含有ガスの遊離酸素濃度が0.1〜 3容量%、特に0.5〜1.5容量%であることを特徴とする請求の範囲1から 12のいずれかに記載の方法。
  14. 14.硫黄化合物を最早含まない吸収剤を遊離酸素含有ガスと接触させて吸収剤 を再酸化させるステップと、吸収剤の冷却ステップの大部分とを、前記接触処理 に温度の十分低い、特にほぼ室温程度の遊離酸素含有ガスを使用することによっ て同時に実施し、その後低温不活性ガスにより冷却再生吸収剤を掃去処理するこ とを特徴とする請求の範囲1 から13のいずれかに記載の方法。
  15. 15.硫黄含有生成物を除去された吸収剤を遊離酸素含有ガスと接触させる操作 を250℃〜500℃、特に300℃〜450℃の温度、特に高温不活性ガスに よる掃去処理の間に吸収剤が到達した温度とほぼ同じ温度で実施し、次いで再酸 化した吸収剤を特に室温又はそれに近い温度の低温不活性ガスでの掃去によって 冷却することを特徴とする請求の範囲1から13のいずれかに記載の方法。
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