JPS62501389A - ホットエレクトロン・ユニポ−ラ・トランジスタ - Google Patents

ホットエレクトロン・ユニポ−ラ・トランジスタ

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JPS62501389A
JPS62501389A JP61500511A JP50051185A JPS62501389A JP S62501389 A JPS62501389 A JP S62501389A JP 61500511 A JP61500511 A JP 61500511A JP 50051185 A JP50051185 A JP 50051185A JP S62501389 A JPS62501389 A JP S62501389A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
ホットエレク1−ロン・ユニポーラ・トランジスタ本澄」の分野 本発明は電流伝導がデバイスのエミッタからコレクタ領域への電子のトンネルを 含む半導体トランジスタデバイス横進に係る。 一本11すlqλニ盾yX 半導体トランジスタ構造の技術において、約20ピコ秒より速い動作スイッチン グは、たとえそれらの寸法が更に減少したとしても、当業者[こはかなりよく理 解されると思われるそのような構造の自然の限界により、通常のバイポーラNP N (又はPNP)!−ランジスタ構造又は通常のユニポーラN−MOS (又 はP MOS)構造では、達成できるようにはみえない、従って、ピコ秒トラン ジスタスイッチング動作を達成するために、そのような制約を受けない新しいト ランジスタ補遺を考案する試みがなされてきた。 たとえば、J apaneSe J ournal of Applied P hysics(ジャパニーズ・ジャーナル・オブ・アプライド・フィジックス) 、第23巻、第5号、 T、311− Lal3(1984)に発表された’G aAs/AQGaAsへテロ接合を用いたトンネルホラ1へエレクトロン・トラ ンジスタ″と題するN 、 Y okoyama (エヌ・ヨコヤマ)にょる論 文には、ピコ秒又はサブピコ秒もの動作が達成できることを約束する1ヘランジ スタ描造が示されている。その構造は、比較的厚い1,000オングストローム (100nm)のベース層に依存する。ベース層はn形半導体ガリウムひ素、す なわちそれを導電性とするため、特に高電流路を横切る方向では、過剰の主要ド ナ不純物をドープしたガリウムひ素から成る。ベー・ス層は、エミツタ層とコレ クタ層の間tこ配置され、それぞれはn形ガリウムひ素から成る。ベース−エミ ッタ障壁層は、ベース及びエミツタ層間をわける半導電性アンドープ・アルミニ ウム・ガリウムひ素から成り、コレクタ障壁層(やはりアルミニウム・ガリウム ひ素から成る)は、ベース及びコレクタ層をわける。そのような障壁層のそれぞ れは、それを貫く電子の輸送に対し、電位(電気的または化学的)障壁を作る。 動作はエミツタ層に対してベース層に印加された正電圧に応答したエミッタから ベース層へのトンネルに依存する。この電圧が十分高いとき、電子はベースを貫 いて透過するのに十分な運動エネルギーをもって(パホットエレクトロン″)、 ベース層に入り、これらの電子の散乱又は捕獲がそれらの運動エネルギーを減ら すベースを通過した後も、なおベース−コレクタトランジスタ障壁を越えるのに 十分なエネルギーをもつ限り、コレクタ層により集められるであろう。 しかし、そのようなトランジスタ構造は比較的 α値、α=β/(1+β)が低 くなる。ここで、βは1−ランジスタの電流利得(すなわち、ベース電流の増加 拭に対するコレクタ電流の増力11敗の比)で、aは″伝達比゛′すなわち(ト ンネルまたは他の現象により)エミッタからベースに注入されコレクタにより集 められる′電子の割合である。特に、1−ランジスタは、わずか約0.28とい う好ましくないほど低い伝達比αをもつが、αの望ましい値は少なくとも約05 50か、好ましくはそれ以上である。このように、αが好ましくないほど低い値 となることは比較的厚いベース層により生じる。その中ではエミッタからコレク タへ行く通過する電子が、ベース中での散乱現象または捕獲によりそれらの運動 エネルギーを失い、従ってベース−コレクタ障壁を越えることができない。それ に対し、それの中での運動エネルギーのこの損失を減らすために、ベース層の厚 さを減らすと、好ましくないほど高い横方向又は広がり″ベース抵抗を生じる結 果となる。それはRCベース遅延を増し、従って通常の現在のトランジスタのス イッチング時間と等しいか大きい値までトランジスタスイッチング時間を増加さ せる。従って、ピコ秒動作ができ、少なくとも約0.50の伝達比αをもつトラ ンジスタ構造をもつことが望ましい。 本滲明の炙攻 本発明は、誘導ベーストランジスタ構造に係る。それは半導体エミッタ障壁層と 半導体コレクタ障壁層の間に配置されたベース半導体層中の荷電可動キャリヤの 縮退二次元ガスにより形成された誘導ベースのようなものである。障壁層は、こ のようにベース層の相対する平行した側に配置される。 本発明のl・ランジスタ構造のベース層は、ベース層を横切る輸送時間を減らし 、ピコ秒スイッチング時間を可能にするため、かなり薄いこと、典型的には、約 100オンゲス1−ロームであることが有利である。ベース層それ自身の中で、 荷電キャリヤ(電子又は正孔)の二次元ガスは(フェルミ統計により支配される ガスという観点で)縮退しており、荷電キャリヤの横方向輸送、すなわち、エミ ッタ障壁層からコレクタ障壁層への荷電キャリヤの流れに垂直な方向の輸送に関 して(高電気伝導を伴い)金属のように働く。従って、ベースの横方向(′広が り″)抵抗従ってRC遅延時間は1本発明のトランジスタ構造において十分低く 、そのためピコ秒動作はベースのRC遅延では妨げられない。 一図7J+iの簡単な説明 第1図は、本発明の具体的な実施例に従うトランジスタデバイス構造の断面図、 第2及び第3図は、第1図に示されたトランジスタ構造の動作を説明するのに有 用なエネルギー帯図。 第4図は、本発明の別の実施例に従うトランジスタデバイス構造の断面図、 第5−6図は、第1図に示したトランジスタデバイス構造の製作の初期の段階に おける断面図である。 詳細な説吸 第1図に示されるように、トランジスタデバイス構造(100)は、当業者には 周知のように、汚染によるドナおよびアクセプタ不純物による電気伝導を抑える のに十分な量のトラップを形成するため、クロムをドープしたガリウムひ素の半 絶縁性基板基体(10)を有する。この構造(10)上にn、GaAsすなわち 典型的な場合1立方センチメートル当たり約2 X 10”(7G4a度のシリ コンといった著しく過剰のドナ不純物が中に存在するため、強いn形半導電性と なったガリウムひ素の補助コレクタ接触層(11)が配置されている。補助コレ クタ接触y?J(11)の厚さは、典型的な場合、約5000オングストローム である。この補助コレクタ!(11)の上に比較的薄く(典型的な場合、約20 オングストローム)n+AQAsの保護コレクタ接触エッチ停止層(12)が配 置されている。この目的は、以下で十分述べるようにコレクタ接触窓のエツチン グの浸透を防止することである。この保護層中のn 伝導は、1立方センチメー トル当たりやはり約2X10”といった濃度にシリコンのような不純物原子をド ープすることにより得られる。 保護層(12)の上に、補助コレクタ接触層(11)と同様の主コレクタ接触層 (13)が配置されている。 主コレクタ接触層(13)の−1−に、典型的な場合1500オノグストローム の厚さで、約0.25ないし0.45の範囲、典型的には約0134のアルミニ ウムの原子組成をもったアンドープAD、aGal−aAsのアンドープコレク タ障壁層(14)が配置されている。」−に配置されたベース層(14)との電 位障壁が縮退しないように、1立方センチメートル当たり約3.0”以下の任意 のドナ及びアクセプタ不純物が望ましい。 ベース層(15)は約100オングストロームの厚さをもつアンドープG a  A sで、典型的な場合、1立方センチメートル当たり約10”以下のドナ及び アクセプタ濃度をもち、好ましくはその中の反転層の高電子移動度を保証するた め、1立方センチメートル当たり約1o1S以下が好ましい。すなわち、二次元 縮退フェルミ電イガスが図中の縦(エミッタからコレゲタへ)方向に垂直な方向 で、自由電子のようにふるまうようにする。いずれの場合もベース層の厚さは、 その中での好ましくない電子散乱効果を最小にするため、約500オングストロ ームより小さく、適当な爪の量子準位をその中に形成する目的で十分な量の波動 関数を形成するよう十分な空間を作るため、約50オングストローム以上である 。二次元縮退フェルミガスについての議論は、Revjew of Moder nPhysics(レビュー・オブ・モダン・フィジックス)第54巻、第2号 、437−6”72頁(191□(2)に発表された″二次元系1.1′オgけ る電f−特性1′と題するT、And。 (ティー ・“yンドー)らによる論文;こ述べられている。半導体中のニー次 元縮退フェルミガスの例1111通?’7t°のMOSトランジスタの、当業者 には周知のように、反転層である。しかし、Mo5tヘランジスタ中の電流の方 向は(トランジスタが゛オン″の時)反転層の面内であるが、本発明にj)いて @流の方向は反転層の而しこ垂直である。 ベース層(15)J二にアンドープA Qx Ga + −x A sのエミッ タ障壁層(1G)が配置され、典型的な場合その厚さは約1500オンゲス1− ロームで、その中でアルミニウムの原子比率Xは、(典型的な場合、直線的に) 垂直方向に最−J二部の典型的な場合ゼロから、その底部[すなわち、ベース層 (15)との界面]での約0.45まで変化する。やはり、ドナ及びアクセプタ の濃度は、ベース層(15)との界面にお
【づる電位障壁の縮退を防止するため 、ともに1.−;z方センチメートル当たり約101G以下である。 エミッタ障壁層(16)上に主エミツタ接触層(17)が配置されており、それ はまた典型的な場合約200オングストロームの厚さと1立方センチメートル当 たり約2X10”の過剰ドナ濃度を有するn十GaAs″゛キャップ″層である 。 補助エミッタ接触層(17)上に保護コレクタ接触エッチ停止層(]2)と構造 的に同様なn+AQAsの保護エミッタ接触エッチ停止層(18)が配置されて いる。 これらのエッチ停止層の両方は“スパイク″層として知られている。なぜなら2 それらが生じる化学組成分布の形が、スパイク状だからである。 保護エミッタ接触エッチ停止層(18)J−に、典型的な場合、約2500オン グストロームの厚さく高さ)を有−4る(メサ形の)n+GaAsの補助エミッ タ接触層(19)が配置されている。 エミッタ接触層(19)のη部からの電気的駆動は、金工ミッタ端子層(22) を上にもった第1の金−ゲルマニウム−・銀合金層(21)を通して作られる。 ベース層(]5)への外部H動は、金を基本とした端子層(32)を上にもった 第2の金−ゲルマニラ11−銀合金層(31)を通して行なわれる。コ1ノクタ 接触層(11)への外部駆動は、金−コレブタ端子層(42)を上しこキノった 第3の金−ゲルマニラ11−銀合金層(41)を通して行なわれる。 デバイス(100)の動作を理解するために、第2および3図を行照するのは有 用である。ここで、ゼロベース−エミッタバイアス電圧下での電子の運動エネル ギーのゼロレベルEC(伝導体プロワ、イル)は、実線により印されており、順 方向ベース−エミッタ電圧■be を印加した場合に−)いては、第3図に才C いて破線で示されている。フェルミレベルEFは第2及び3図中で一点鎖線によ り示されている。第2図は、ゼロバイアス電圧を印加した伝導帯同を示し、第3 図はベース−コレクタおよびベース−エミッタバイアス電圧製印加したときのそ れを示す。説明のため第2および3図において、n形接触層N3)および(17 )中のドーピングは縮退していない。すなわち、1立方センチメートル当たり1 017のオーダである。そのためフェルミレベルE は1立方センチメートル当 たり約2 X 1 c+”のドーピング(縮退)を有する一4二述の実施例にあ るように、)シ。の、にではなくECの下になる。印加されたコL/クターベー ス電圧vcI)(第31図)は、ベースに対してコレクタを正にバイアスする。 その結果、電子の縮退フェルミガスが最低の量子化レベルE。及びフェルミレベ ルEFの間のエネルギーの範囲で、ベース層(15)中に誘導される。従って、 厚さdのベース層は横方向に金属ベースとして働く。 本発明の別の実施例において、縮退フェルミガスはコレクタ電圧が印加されてい なくとも存在できることを理解すべきである。 動作中、エミッタ(ここでは電子は多数キャリヤである)から熱的に放出された 電イは、ベース(ここでそれらは′熱い″すなわち熱的な運動エネルギーより高 い)中に入り、ベースを通過し、熱さくX7.)のコレクタ障壁層中に入る。た だし、これらの電子は出さず中でΦ・、により示された高さをもつコレクターベ ース界面での障壁により、反射されなければである。エミッタからベース中への 熱放出に対する障壁高さは、第3図の破線で示されるように、エミッターベース 電圧■bQにより制御される。ベースに対してエミッタをより負にすると、(す なわち、■beの値がより大きくなると)エミッタ障壁を越えベースに入り、次 にコレクタに達するのに十分なエネルギーを有する電子の数がより多くなり、従 ってトランジスタ動作には好ましいように、外部電流はより大きくなる。 コレクタに向かうベース中のE〉ΦT (最低の運動エネルギー量子レベルはE 。である)である運動エネルギーの電子の、障壁Φ1.による上述の障壁反射( 量子機械効果)の確率は、周知の式で与えられる。 R= (n−1)2/ (n+1)” (1)従って、典型的な場合、ΦT=0 .2電子ボルトで熱い電子に対してE=0.4@子ボルトであるから、典型的な 場合n=0.7およびR=0.03=3%である。 このように、エミッタからベース中へ入る熱い電子のわずかに約3%が、コレク タ障壁層で反射される。この3%という比較的低い反射確率Iくの値は、今J、 5にベース]−ランジスタの場合の好才しくない比較的高い反射確率と比較すべ きである。金属ベーストランジスタの場合、典型的な場合50%以」二で、それ は主として金属ベーストランジスタでは、最低のエネルギー1ノベルE。がはる かに低く、従ってΦT及びI(は半導体中の縮退したフェルミガスの場合よりは るかに高くなる。 半導体中のベース内にある(縮退)電子のフェルミガスは、単位面積当たり約4 00のシート抵抗を生じ、それはベース厚dがベース中の電子の波動関数の特性 量より大きい限り、dには依存し・ない。ベース層面内の電子のフォノンで制限 された移動度は、室温において1ボルド一秒当たり約8500センチメートルで ある。この移動度はベース層の比較的高純度の(アンドープ)半4体中の縮退電 子ガスの形成の結果増す。移動度は液体窒素の77にといった十分低温において もなお大きい(典型的な場合 1ボルド一秒当たり100,000センチメート ル以上)。 この大きさの雰囲気の低温は、トランジスタ構造中の熱雑音を減ら すのに望ましい。しかし2、ベース広がり抵抗(ベース充電時間)から生じるR C遅延に関する限り、室温ですら誘導ベースシート抵抗は、動作の望ましいピコ 秒速度を妨げないように十分低いものである。 コレクタ障壁の厚さL2 はできるだけ小さく作るのが理想的であるが、外部電 気的駆動のためのそれぞれの電極間の短絡によるようなベースへのコレクタ接触 層の短絡を可能にするほど小さくしてはならない。他方、エミッタ障壁層の厚さ り、は望ましい閾値電圧(すなわちトランジスタ構造がターンオンする印加ベー ス−エミッタ及びベース−コレクタ電圧)を生じるのに十分であるのが有利であ る。しかし、いずれにしても、この厚さ Llはエミッターベース電圧により生 じるベースの好ましくない空乏を減らすため、少なくとも約500オングストロ ームにすべきである。 ベース中の半導体はその伝導帯最小値が、コレクタ障壁層中の半導体のように、 同じ電子疑運!F!Il量(プリルアン領域内の同じ点)付近に配置されること が好ましい。 そうでないと、ベースからコレクタへの電子の輸送は、電子的運動量空間で阻止 できる。したがって、GaAs−A QbG a 、−、A sベース−コレク タの組合わせは原子比率すが約0.45より小さいという条件により制限するの が有利である。 第4図はGaAsベース層(15)とともに、A2G a A、 sエミッタ障 壁層(16)(第2図)(xが距 −x 離とともに変る)が単一のG a A s層(26)に置き代わった別の実施例 を示す。単−G a A s層はプレーナドープ障壁として知られるものを形成 するようアクセプタ不純物ドープ(p )層により生じる永久的な固定負性荷電 シートを有する。プレーナドープ障壁により電位井戸の左側はゼロ運動エネルギ ーレベルECの急峻な曲がりから成る急峻なエネルギー帯の曲がりにより形成さ れる。このp+荷電シート中の厚さ及びドーピングレベルは、動作中第3図に示 された構造の近くの望ましい電位井戸と同じ(又は同様)ものを生成するよう選 択するのが有利である。電荷シー1へ中のアクセプタ濃度は、そこに導電性領域 を生じるように、あまり高く(縮退)はないことが重要である。典型的な場合、 アクセプタ濃度は1立方センチメートル当たり約2 X 10”アクセプタで、 このシートの厚さは約50オングストロームで、シートは層(26)の右側端部 から約200オングストロームの距離だけ離れている。 別の実施例において、GaAsコ1ノクタ層(13)(第2図)は、たとえば非 常に高濃度(縮退まで)ドープしたn+AQ Ga AsJ9 (23)で置き かえること+1 +−1) ができる。これはbがこのF(23)およびコレクタ障壁層(14)の両方の中 で、典型的な場合、約0.3で、層(23)中の不純物ドーピング濃度は、1立 方センチメートル当たり、典型的な場合、約2 X 10”ドナ原子である。し かし、このドーピングは縮退している必要はなく、1立方センチメートル当たり 1017ドナのオーダーでよい。このコレクタW(23)はその禁制帯とn形ド ーピングのため、コレクタ障壁層(14)中に作りつけ電y?を生じ、それぼ印 加コレクターベースバイアス電圧の存在下で3−ら、ベース中に二次元縮退電子 ガス?誘必する。 更に、負の閾値電圧を確実にするため、すなわち印加コレクターベース電圧がゼ ロのとき、ベース中に反転層が確実に形成されるように、コレクタ障壁層(1, 4)(第2図)は、当業者には周知のように、以下のごとくドナ不純物を変調ト ープすることができる。すなわち、エネルギー帯を曲げ、従って特にゼロ運動エ ネルギーレベルECを上方に凹状に曲げる不純物分布を生じるようにする。例え ば、A Q b G a + 、A sのコレクタ障壁層(14)の一部は、1 立方センチメートル当たり約10111原子の均一な濃度で、シリコンをドープ することができる。そのようにドープすると、ベース)%(15)との界面から 約80オングストローム、コレクタ障壁層中に延びる障壁層中の領域は、アンド ープのままのはすである。このようにして、ドナはコレクタ障壁層中に固定され 、ベース層中の可動電子からは空間的に分離され、それによ−〕で、そうでなけ れば固定ドナにより生じるベース層中の可動電子の好ましくない散乱(それは電 子の移動度を下げ、々fましくないほどベースシート抵抗を増す)が避【′lJ られる。同時に、コレクタ障壁層中のエネルギー帯の凹状の曲がりは、ゼロ・コ レクターベースバイアス条件下で、ベース層中に反転層を誘導する。 I−ランジスタ構造(,1,OO)を製イ1するために、半導体層(11)ない しく】9)は基板(10)の主表面子に、分子線エビタギシーまたは有機金属気 相堆積のような他の標準的なエピタキシャルプロセスにより、順次エピタキシャ ル成長させる。メサ形成の当業者には周知のように、適当なエツチング溶液およ び選択マスクによるエツチングと、典型的な場合、2,000オングストローム の厚さのシリコン窒化物層(20)で2次に被覆することにより、製作中のトラ ンジスタは第5図に示される構造になる。それは二つの空間的に分離されたメサ 側壁(51)および(52)を有するダブルメサ構造である。次に、r(12) および(18)をそれぞれエッチ停止層に用いて、湿式エツチングにより接触層 (13)および(19)中に窓が開【プられる。これらの窓の横方向の大きさは 、得られる形状の寸法に依存して、約数ミクロンかそれ以下に小さくすることが できる。窓の右側端部のすぐ近くの接触層(19)上にあるシリコン窒化物層( 20)の一部も、やはり形状の寸法に依存して、合金接触となるよう十分な横方 向の大きさまで除去される。 次に、金−ゲルマニウム−銀の合金層(21,31)および(41)が、それぞ れエミッタ、ベースおよびコレクタへの接触となるよう、標準的なプロセスによ り形成される。最後に、それぞれエミッタ、ベースおよびコレクタ接触層への電 気的駆動のため、標準的なプロセスにより形成される。エッチ停止klJ(18 )の残った露出最上表面は、シリコン窒化物の(図示されていない)適当な保護 層で被覆できる。当業者には周知のように、トランジスタ構造(100)がスイ ッチングデバイスとして動作する電気回路を完成させるため、外部電気回路(図 示されていない)をエミッタ、ベースおよびコレクタ端子層に取付けることがで きる。 本発明について、具体例を挙げて詳細に述べてきたが、本発明の視点を離れるこ となく、各種の修正を作ることができる。たとえば、n形半導体の代わりにp形 を用いることができ、すると、縮退フェルミガスは可動正孔でできる。もちろん 、正孔に対する電位障壁は、電子に対するものとは異なる。III族および■族 元素の三元および四元の組合わせ、すなわち(Ga、AQ、In)と(A s  。 p、sb)の組合わせ及び■族と■族元素の組合わせ、すなわち(Z n 、  Cd 、 Hg)と(S、Se、Te)の組合わせなどにより形成される各種の 化合物半導体のような他の半導体も用いることができる。1■族元素は電子形( n形)伝導をもつ本発明を実施するには、理想的に適しているとはいえない。シ リコンとゲルマニラ11のようなIV族へテロ接合の組合わせをもつn形トラン ジスタを作成する上での主な障害は、これら材料はそれらの伝導帯極小値がプリ ルアン領域の異なる点にあり、従ってシリコン界面におけるゲルマニウム中での 電子の運動量−空間反射が、重大な問題となるという事実にある。しかし、これ らの材料で第4図に示されたものと同様であるが相補的な構造を実現することは 可能である。すなわち、シリコン層との界面付近でアンドープゲルマニウム層中 に誘発された正孔ガスによって形成されたベースを有するp形トランジスタであ る。シリコンはゲルマニウムより広い禁制帯材料で、価電子帯不連続は界面に( 少なくとも十分低温−たとえば、液体窒素温度で)二次元正孔ガスを閉じ込める のに十分であることが知られている。 また、シリコンまたはゲルマニウム基板を必要なエネルギー帯プロフィールを有 するIII −V族化合物半導体層のその後のへテロエピタキシャル成長に用い ることも可能である。すなわち、第1図中で半絶縁性G ilA s基板(10 )をSiまたはGe基板、またはGe被覆シリコン基板で置きかえる。そのよう な材料の組合わせは、Si基板が本質的に低価格であるという経済的な理由のた め望ましい。 F/に、 / FI6.2 F76′、3 FI6.5 国際調査報告 ABINEX’−’−4ミニ=NrERNA、τrcN;−LsEA只C’、: REPOiarCN

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)第1及び第2の相対する表面を有する半導体ベース(15)層; (b)ベース層の第1の表面と隣接した半導体エミッタ障壁層(16); (c)ベース層の第2の表面と隣接した半導体コレクタ障壁層(14); (d)エミッタ障壁層、ベース層、及びコレクタ障壁層のそれぞれへの別々の電 気的接触(21−22,31−32,41−42) を含むユニポーラトランジスタにおいて、ベース層のドーピング及び大きさは、 動作中、荷電キヤりヤの二次元ガスがそれへの電気的接触に延びるベース層中に 存在するようなものであることを特徴とするトランジスタ。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載されたトランジスタにおいて、 エミッタ障壁層は本質的に傾斜禁制帯を有する化合物半導体であることを特徴と するトランジスタ。
JP61500511A 1985-01-09 1985-12-23 ホットエレクトロン・ユニポーラ・トランジスタ Expired - Lifetime JPH07118531B2 (ja)

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US06/689,845 US4691215A (en) 1985-01-09 1985-01-09 Hot electron unipolar transistor with two-dimensional degenerate electron gas base with continuously graded composition compound emitter
PCT/US1985/002583 WO1986004184A1 (en) 1985-01-09 1985-12-23 Hot electron unipolar transistor

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