JPS624956Y2 - - Google Patents

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JPS624956Y2
JPS624956Y2 JP1983065349U JP6534983U JPS624956Y2 JP S624956 Y2 JPS624956 Y2 JP S624956Y2 JP 1983065349 U JP1983065349 U JP 1983065349U JP 6534983 U JP6534983 U JP 6534983U JP S624956 Y2 JPS624956 Y2 JP S624956Y2
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JP
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memory chip
plate
flat coil
memory device
magnetic bubble
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JP1983065349U
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JPS59173199U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は円筒状磁区制御の記憶媒体としての
磁気バブルメモリデバイスに関する。
(b) 技術の背景 一軸異方性の磁性を有するガーネツト結晶等
からなるバブルメモリチツプと、該メモリチツ
プに対する発生バブル保持用のバイアス磁界用
マグネツトとバブル転送用の回転磁界発生用の
フラツトコイルと反射板等を組立てたメモリデ
バイスは、ソレノイドコイルを用いるものに比
べ組立性が良好で且つ小型・薄型化が図れる。
本考案は係るメモリデバイスに於て、特にメ
モリチツプの封止組立に係る気密性能を向上
し、併せて一層の組立性向上を意図する提案で
ある。
(c) 従来技術の問題点 第1図は、フラツトコイルと反射板とを有す
るメモリデバイスの基本構成斜視図である。
図中、1はメモリチツプ、2は非磁性で且つ
導電性の金属薄板例えば銅板(メモリチツプ駆
動の周波数により異なるが約0.3mm程度の薄
板)等からなる反射板、3は反射導板2の上方
に平行して配置される平面状のフラツトコイル
で、これは図示の様な積層されたXとYの平面
コイルCx,Cyよりなる。フラツトコイル3と
反射板2は、メモリチツプ1を上下から挟んで
バブル転送の回転磁界を印加する。
又、図中の4はフエライト薄板もしくはパー
マロイ薄板等よりなる強磁性板で、通称ホモジ
ナイザと呼ばれる。5はメモリチツプ1内のバ
ブルを定常的に保持するバイアス磁界用のマグ
ネツトである。
尚、前記フラツトコイル3と反射導板2との
構成方法等に就いては、「特公昭52−061652号
公報、磁気バブル駆動用コイル」に詳細に説明
されている。
ところで、従来のこの種前記構成の磁気バブ
ルメモリデバイスは携帯に便利な小型化特に薄
形に重点指向があり、パツケージ内チツプの気
密シールについては考慮されてなかつた。
(d) 考案の目的 本考案の目的は問題点を解決することにあ
る。
即ち、メモリデバイスの気密封止機能の充実
を図ると共に、併せてより薄形で組立性も一層
良好な磁気バブルメモリデバイスを実現するに
ある。
(e) 考案の構成 前記の目的は、磁気バブルメモリチツプと、
該メモリチツプ内のバブルを転送する回転磁界
発生用のX,Y平面コイルが積層されてなるフ
ラツトコイルと非磁性で且つ導電性の金属から
なる反射板とを少なくとも具備し、前記メモリ
チツプが前記反射板上に固定され、且つ該メモ
リチツプを挟んで該反射板に平行にフラツトコ
イルが配置された磁気バブルメモリデバイスに
おいて、絶縁性基板からなり、該基板平面の略
中央には前記メモリチツプを収容する凹部を該
基板平面の外周部には上方へ突出した枠縁を一
体に備えると共に、該枠縁の外方には前記メモ
リチツプの外部引出し用の外部端子が多数導出
しており、且つ該基板内部には前記反射板がそ
の中央部を前記凹部の底面に露呈させて埋設さ
れている回路基板と、裏面側に前記フラツトコ
イルが接着されている封止板とを有し、前記凹
部内の前記反射板上に固定された前記メモリチ
ツプと前記フラツトコイルが対向するように、
前記封止板が前記回路基板上に載置され、且つ
該封止板の周辺部と前記枠縁とが気密封止され
ていることを特徴とした磁気バブルメモリデバ
イスにより達成される。
(f) 考案の実施例 以下、本考案の実施例図である第2図〜第4
図とにより本考案を詳細に説明する。
第2図はメモリデバイス構成要素を示す分解
斜視図、第3図は第2図封止板の構成を明示す
る正面図、第4図は気密封止パツケージ組立完
成の断面図である。
第2図に於て、メモリチツプ1、銅薄板から
なる反射板2、及びXとYの平面コイルCxと
Cyが積層されたフラツトコイル3等、前図と
同一構成部分は同一参照番号が付されている。
図中、反射板2は絶縁性の回路基板6に埋設
され(第4図断面図の2参照)、デバイス組立
完了後はフラツトコイル3と平行する配置とな
つている。反射板2はフラツトコイル3による
回転磁界で渦電流を生じ、単又は複数装置のメ
モリチツプ1に対するイメージコイルとして作
用しバブル転送用回転磁界を発生する。
第2図斜視図中、6は絶縁体例えばセラミツ
ク等より成形される回路基板で、その外周部に
は上方へ突出する一体的に形成された枠縁7を
有し、その表面は封止板10との鑞付け接合面
となる。
8は回路基板6の中央部分に接着されるメモ
リチツプ1の外部引出し用の外部端子、及び9
は回路基板6の略中央部に設ける長方形の凹部
であり、該凹部底面には埋設された反射板2が
露呈する。
第2図中、10は回路基板6の表面側に鑞接
合されるセラミツク等から形成される封止板で
ある。該封止板10の裏面側には第3図正面図
に示すX,Y平面コイルの積み重ねる構成にな
るフラツトコイル3が接着されている。11は
フラツトコイルの外部端子である。
尚、第2図中の4は強磁性薄板からなるメモ
リチップに均一なバイアス磁界(静磁界)を与
える前記のホモジナイザであり、該ホモジナイ
ザの上には前記のバイアス磁界用マグネツトが
位置し、これらが封止板10の表面側に設けら
れる。
回路基板6の凹部9内の反射板2上に装着す
るメモリチップ1はチツプ封止に当り、該回路
基板6の枠縁7と封止板10とを鑞付して行
う。この為、鑞付けの接合面となる封止板10
の周辺部12には予め、金(Au)又は金合金
組成(例えばAu・Ge、あるいはAu・Sn等)
のハーメチツクシール面が被着形成される。そ
してこれと対接する枠縁7の表面にも同様のシ
ール面が形成される。然し、枠縁シール面は鑞
接合と限るものではなく、例えば半田によるシ
ールとするも構わない。更に、金属シールにか
わつて有機樹脂例えばエポキシ樹脂シールとす
ることも考えられる。
第4図は、メモリチップ1を接着した回路基
板6と封止板10とを気密接合せる本考案メモ
リデバイス封止完成体の断面図である。
回路基板6の反射板2はセラミツク基板焼成
前の生シート時に埋設されて図示状態に形成さ
れる。然し、図示状態の反射板は例えば予形成
のスリツトを設けて基板焼成後、基板側面から
銅箔もしくは銀箔貼合の適宜厚さの反射板を嵌
入して組立て、ついでスリツトを接着剤等で塞
ぐ構成にしても構わない。
尚、第4図図中、13は回路基板6に接着し
たメモリチツプ1と該基板面に形成され且つ外
部端子8に接続した導体回路とを接続するボン
デイングワイヤである。
この様なメモリチツプ封止構成とすることに
より気密性の良い薄形のデバイスが実現され、
且つ組立ても予じめ反射板とフラツトコイルを
夫々回路基板と封止板とに装着して各部品のユ
ニツト化が行なわれているので組立作業が簡易
になる。
(g) 考案の効果 以上詳細に説明した本考案のバブルメモリデ
バイスによれば、フラツトコイルと反射板とを
備えて構成される偏平型パツケージにおけるメ
モリチップの気密封止が実現される。またフラ
ツトコイルや反射板および両者の間隔を定める
スペーサとしての枠縁が予じめ回路基板と封止
板に組付けられて形成してユニツトを図つてい
るため、組立時の部品点数や組立作業が少なく
なり、組立性が一層向上し、安価なデバイスが
得られる。しかも、回路基板に反射板を埋設し
たことにより該反射板の分デバイスが一層薄形
になり、且つ該回路基板の機械的強度も向上し
信頼性の高いバブルメモリデバイスが提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はフラツトコイルと反射板とを備える従
来のメモリデバイスの基本的構成を示す斜視図、
第2図〜第4図は本考案の実施例図である。但
し、第2図はデバイス組立の主要部品要素を示す
分解斜視図、第3図は第2図の封止板の裏面側正
面図、第4図は本考案のデバイス組立体の断面図
である。 図中、1はメモリチツプ、2は反射板、3はフ
ラツトコイル、4はフエライト磁性薄板、6は回
路基板、7は枠縁、9は凹部、10は封止板、1
2は鑞付け接合面、13はボンデイングワイヤで
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 磁気バブルメモリチツプと、該メモリチツプ内
    のバブルを転送する回転磁界発生用のX,Y平面
    コイルが積層されてなるフラツトコイルと非磁性
    で且つ導電性の金属からなる反射板とを少なくと
    も具備し、前記メモリチツプが前記反射板上に固
    定され、且つ、該メモリチツプを挟んで該反射板
    に平行に前記フラツトコイルが配置された磁気バ
    ブルメモリデバイスにおいて、 絶縁性基板からなり、該基板平面の略中央には
    前記メモリチツプを収容する凹部を、該基板平面
    の外周部には上方へ突出した枠縁を一体に備える
    と共に、該枠縁の外方には前記メモリチツプの外
    部引出し用の外部端子が多数導出しており、且つ
    該基板内部には前記反射板がその中央部を前記凹
    部の底面に露呈させて埋設されている回路基板
    と、 裏面側に前記フラツトコイルが接着されている
    封止板とを有し、 前記凹部内の前記反射板上に固定された前記メ
    モリチツプと前記フラツトコイルが対向するよう
    に、前記封止板が前記回基板上に載置され、且
    つ、該封止板の周辺部と前記枠縁とが気密封止さ
    れていることを特徴とした磁気バブルメモリデバ
    イス。
JP6534983U 1983-04-30 1983-04-30 磁気バブルメモリデバイス Granted JPS59173199U (ja)

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JPS59173199U JPS59173199U (ja) 1984-11-19
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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132746A (en) * 1976-04-30 1977-11-07 Fujitsu Ltd Magnetic bubble unit
JPS52143721A (en) * 1976-05-24 1977-11-30 Ibm Bubble memory package
JPS53146546A (en) * 1977-05-26 1978-12-20 Fujitsu Ltd Magnetic bubble driving coil

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS563837Y2 (ja) * 1979-11-21 1981-01-28
JPS6134632Y2 (ja) * 1981-03-25 1986-10-08

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