JPH08233865A - 電流検知ユニット - Google Patents

電流検知ユニット

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Publication number
JPH08233865A
JPH08233865A JP7066852A JP6685295A JPH08233865A JP H08233865 A JPH08233865 A JP H08233865A JP 7066852 A JP7066852 A JP 7066852A JP 6685295 A JP6685295 A JP 6685295A JP H08233865 A JPH08233865 A JP H08233865A
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JP
Japan
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substrate
magnetic sensor
recess
magnetic
current detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP7066852A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoshi Shindo
素志 真道
Shinya Tominaga
信也 富永
Hiroshi Nakamura
寛 中村
Aiichiro Fujiyama
愛一郎 藤山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPH08233865A publication Critical patent/JPH08233865A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電流検知ユニットにおいて電流検知効率が高
く、小型で表面実装可能な構造を提供することを目的と
する。 【構成】基板1と、この基板1の一面側に凹部9を形成
し、他の一面側からはこの凹部9に連通する孔7を設
け、前記一面側の孔7上或いは孔7中に配置した磁気セ
ンサ−4と、前記基板1の上部に設けられるコイル部3
と、前記コイル部3の上部に設けられ、前記磁気センサ
−4と対向する側に突起部を設けた第1の磁性体コア5
と、前記磁気センサ−4と対向するよう前記凹部9内に
設けた第2の磁性体コア8、11とを備えたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁電変換素子を用いた電
流センサ−の改良に関し、コアを含む電流センサ−の全
体を小型化し、表面実装を可能とする電流検知ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来例の電流検知ユニットの一
例の断面図である。角柱状をしておりフェライトコアよ
りなるチップコイル28は、その中間部にあるコイル巻
き部25にコイル23を巻回して形成してある。基板2
0にはセンサ−収納孔27が開口してあり、磁気センサ
−26は基板20下面からこのセンサ−収納孔27内に
収納される。なお21、22は半田であり、また26a
は磁気センサ−26の端子である。前記チップコイル2
8は基板20の上面からセンサ−収納孔27の真上に載
置され、その基板側の一面側は、半田付け21される。
上記のように組み立てられた電流検知ユニット29のコ
イル23に電流が流れると、コア内24で矢印a1,a
2方向の磁界が発生し、コア24の下端面から出た磁束
を磁気センサ−26によって検出することによりコイル
23に流れた電流量を計測できる。
【0003】図5は、従来の電流検知ユニットの他の一
例を示す断面図である。コイル30は矩形の磁性体から
なる略コ字状の環状コア31の上辺部に巻回される。環
状コア31の一部にはギャップ32が形成されている。
フレキシブルプリント基板33は環状コア31のギャッ
プ32内側から外側方向に伸び、その先端は上方へ湾曲
している。磁気センサ−34はギャップ32内のフレキ
シブルプリント基板33上に載置してある。湾曲したフ
レキシブルプリント基板33の先端部33a表面には電
子部品37が搭載されている。複数のリ−ド端子35は
フレキシブルプリント基板33下面或いは側端部から下
方に延びている。リ−ド端子36の一端はコイル30の
リ−ド線30aと接続される。38は前記構成部品全体
を包むように覆った樹脂モ−ルドである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図4の従
来例の電流検知ユニットは、前記した如く矢印a2方向
への磁界すなわち漏洩磁束があるため検知感度が低く、
またチップコイル部28と磁気センサ−26を個々に組
み立てる必要があるため組み立てが複雑になるという欠
点があった。また図5の従来例では環状コア31の間隙
ギャップ32内に磁気センサ−34及びその先端部33
aに電子部品を搭載したプリント基板33を配置したも
のであるから構成が複雑で大型化するという欠点があっ
た。いずれにしても従来の電流検知ユニットの構成では
十分な検知感度を有し、表面実装を可能とする小型化さ
れた表面実装部品はなかった。本発明の電流検知ユニッ
トはコアを含む電流センサ−全体を小型化し、かつ検知
感度が高く、しかも表面実装を可能とした電流検知セン
サ−を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明になる電流検知ユ
ニットは、第1の発明として、基板と、この基板の一面
側に凹部を形成し、他の一面側からはこの凹部に連通す
る孔を設け、前記一面側の孔上或いは孔中に配置した磁
気センサ−と、コイル部と、その一部に前記コイル部を
設け、前記磁気センサ−と対向する側に突起部を設けた
第1の磁性体コアと、前記磁気センサ−と対向するよう
前記凹部内に設けた第2の磁性体コアとを備えたことを
特徴とする。
【0006】第2の発明として、請求項1記載の電流検
知ユニットにおいて、第2の磁性体コアはその一部に突
起部を設けたことを特徴とする。
【0007】第3の発明として、請求項1記載の電流検
知ユニットにおいて、基板の外周部のすくなくとも一部
に接続端子をもうけたことをを特徴とする。
【0008】第4の発明として請求項3記載の電流検知
ユニットにおいて接続端子の一部に凹部を設けたことを
特徴とする。
【0009】第5の発明として、基板と、この基板の一
面側に凹部を形成し、他の一面側からはこの凹部に連通
する孔を設け、前記一面側の孔上或いは孔中に配置した
磁気センサ−と、コイル部と、その一部に前記コイル部
を設け、前記磁気センサ−と対向する側に突起部を設け
た第1の磁性体コアと、前記磁気センサ−と対向するよ
う前記凹部内に設けた第2の磁性体コアと、前記他の一
面側に設けた電子部品と、前記他の一面側に設けた各種
部品を覆う封止手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明にあっては電流検知に必要な部品を全て
基板の一面側に配置し、基板の他面側には磁性体コアを
所定のギャップをもって配置するだけの構造なので、そ
の全体構成を小型化でき、しかも表面実装が可能とな
る。また磁気センサ−を磁性体コアで挟み込みコイルの
磁束が逃げないような構造を採用しているので集磁効率
が向上し、従って、高い検知効率が得られる。更に基板
外側部に端子部を設けてあるのでこの電流検知ユニット
を他の基板に実装することが容易である。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を以下の図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例の断面図である。基
板1には、この基板裏面1b側から凹部9を形成し、他
の一面側からこの凹部9に連通する孔7を形成する。磁
気センサ−4は基板表面1a側から孔7を跨ぐよう配置
し、その端子6を基板表面1a側に例えば半田付けす
る。そしてその上方からフィルム状の薄い絶縁膜2で磁
気センサ−4全体を覆う。この絶縁膜2の上方には複数
回巻回されたコイル部3が配置されている。略中央に凸
部5aを有する磁性体コア5は、このコイル上方に配置
されている。従って、磁性体コア5の凸部5aと磁気セ
ンサ−4とは絶縁膜2を介して対向することになる。
【0012】略中央に凸部8aを有する磁性体コア8は
基板裏面1b側より凸部8aを先頭にして、その略中央
に形成した凹部9及びこの凹部9と連通しており、この
凹部9より小径の孔7に収納される。磁性体コア8の上
面部8bは孔7に収納された際、基板1a表面上に出な
いよう配置する。従って、磁性体コア5、8の凸部5
a、8aと磁気センサ−4とは空間部を介して対向する
ことになる。
【0013】なお、この際磁気センサ−4と磁性体コア
5の凸部5aとのギャップは十分とれるような距離に設
計する必要がある。しかし、絶縁性を重要視するあま
り、このギャップ距離を広くし過ぎると磁気センサ−4
との距離が大きくなり、その出力が小さくなってしま
い、検知感度の低下の問題を生じる。従って磁気センサ
−4と磁性体コア5の凸部5aとのギャップの最適値は
0.1〜2mmである。基板1の外周部側面には基板表
裏面1a,1bにわたり接続端子12が固着してある。
なお13は、この接続端子12に設けた窪み(凹部)で
ある。そのため基板1自体の他の基板への実装が容易に
可能である。また基板1の外周部側面に窪みを形成し、
その窪みに接続端子12を固着してもよい。
【0014】本発明の電流検知ユニットは磁性体コア5
及び8で磁気センサ−4を挟んでいる構造なので磁束の
漏れがなく検知感度を高くすることができる。また基板
1の一面には磁性体コア8及び磁気センサ−4を配置す
る構造なので小型化が可能になり、作業が容易となる。
【0015】次に図2は、本発明の第2の実施例の断面
図である。なお、図1と同一部分には同一な号を用い、
その詳細な説明は省略する。平板状の磁性体コア11は
基板裏面1b側に形成した凹部9内に収納される。磁気
センサ−4は前記磁性体コア11の上面11aには接触
しないように前記第1の実施例と同様のギャップ値とし
て基板の孔7内に配置するようにし、そのリ−ド端子6
は基板表面1a側に半田付けされる。以外は前記と第1
の実施例と同様である。なおこの実施例では平板状の磁
性体コア11を凹部9内にその上面11aを当接する如
く組み込むだけでよいので位置合わせ等が必要なく、さ
らに作製しやすくなる。
【0016】次に図3は本発明の第3の実施例の断面図
である。なお、図1、図2と同一部分には同一な号を用
い、その詳細な説明は省略する。図3は、第1の実施例
において、基板表面1aに電子部品16を配置した後、
この基板表面1aにその全体を覆う如く樹脂モ−ルド1
5したものである。前記した如く端子12側面部には凹
部13が形成されているため、基板実装時に半田14付
けをした際半田14が凹部13に回り込み接着強度がを
増す。従って高い信頼性を確保可能にすることができ
る。
【0017】なお図3中17は、基板18上に設けられ
た端子である。またこの実施例では樹脂モ−ルドを用い
た例で説明したが、必ずしもこれのみでなく、例えばガ
ラスケ−スやプラスチックケ−ス等でも良い。
【0018】
【発明の効果】請求項1、2記載の電流検知ユニット構
成によれば、電流検知に必要な部品を全て基板の一面側
に配置し、基板の他面側には磁性体コアを所定のギャッ
プをもって配置するだけの構造なので、その全体構成を
小型化でき、しかも表面実装が可能となる。また磁気セ
ンサ−を磁性体コアで挟み込みコイルの磁束が逃げない
ような構造を採用しているので集磁効率が向上する。ま
た請求項3、4記載の電流検知ユニット構成によれば、
この電流検知ユニットを他の基板に実装する際、接着強
度がより一層増した形で装着できる。更に請求項5記載
の電流検知ユニットによれば集磁効率及び検知感度を高
めると共に、必要な処理回路を構成する電子部品を搭載
したまま機密封止が可能であるので、応用範囲が広がる
等の特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す断面図である。
【図4】従来の電流検知ユニットの一例を示す断面図で
ある。
【図5】従来の電流検知ユニットの他の一例を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 基板 2 絶縁膜 3 コイル 4 磁気センサ− 5、8、11 磁性体コア 7 孔 9 凹部 10 電流検知ユニット 12 接続端子 13 凹部 16 電子部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤山 愛一郎 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、この基板の一面側に凹部を形成
    し、他の一面側からはこの凹部に連通する孔を設け、前
    記一面側の孔上或いは孔中に配置した磁気センサ−と、
    前記基板の上部に設けられるコイル部と、前記コイル部
    の上部に設けられ、前記磁気センサ−と対向する側に突
    起部を設けた第1の磁性体コアと、前記磁気センサ−と
    対向するよう前記凹部内に設けた第2の磁性体コアとを
    備えたことを特徴とする電流検知ユニット。
  2. 【請求項2】前記第2の磁性体コアはその一部に突起部
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の電流検知ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】前記基板の外周部のすくなくとも一部に接
    続端子を設けたことを特徴とする請求項1記載の電流検
    知ユニット。
  4. 【請求項4】前記接続端子の一部に凹部を設けたことを
    特徴とする請求項3記載の電流検知ユニット。
  5. 【請求項5】基板と、この基板の一面側に凹部を形成
    し、他の一面側からはこの凹部に連通する孔を設け、前
    記一面側の孔上或いは孔中に配置した磁気センサ−と、
    前記基板の上部に設けられるコイル部と、前記コイル部
    の上部に設けられ、前記磁気センサ−と対向する側に突
    起部を設けた第1の磁性体コアと、前記磁気センサ−と
    対向するよう前記凹部内に設けた第2の磁性体コアと、
    前記他の一面側に設けた電子部品と、前記他の一面側に
    設けた各種部品を覆う封止手段とを備えたことを特徴と
    する電流検知ユニット。
JP7066852A 1995-02-28 1995-02-28 電流検知ユニット Pending JPH08233865A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185608A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Fdk Corp 冷陰極管点灯装置のランプオープン検出回路
JP2006519375A (ja) * 2003-02-27 2006-08-24 リエゾン、エレクトロニク−メカニク、エルウエム、ソシエテ、アノニム 電流センサー
US7106046B2 (en) 2002-06-18 2006-09-12 Asahi Kasei Emd Corporation Current measuring method and current measuring device
WO2024034168A1 (ja) * 2022-08-12 2024-02-15 アルプスアルパイン株式会社 磁気センサ

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