JP3722985B2 - 非接触移動体識別装置の質問器 - Google Patents

非接触移動体識別装置の質問器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、非接触移動体識別装置の質問器に関し、更に詳しくは、簡単な構造で組み込み作業が容易であり、充填材の漏れにくい非接触移動体識別装置の質問器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来の非接触移動体識別装置の一例を示す断面図である。この非接触移動体識別装置2000は、実開昭64−44611号公報に示されたものである。非接触移動体識別装置2000は、書込/読み出しヘッド(質問器)2100と、物品Pに取り付けるデータキャリア(応答器)2200とから構成されている。この質問器2100では、本体ケース2101内に制御基板2102を配置しており、応答器2200との対向側にはポットコア2103が内設されている。
【0003】
ポットコア2103には、送信用コイル2104と受信用コイル2105とが巻線されている。ポットコア2103の外周にはフランジ部2106が設けられており、送信用コイル2104はフランジ部2106に沿って巻線されている。このフランジ部2106により、送信用コイル2104により発生する磁束を前面方向に向かわせる。一方、ポットコア2103には環状溝2107が形成されており、受信用コイル2105は環状溝2107に埋設されている。
【0004】
また、ポットコア2103により送信用コイル2104および受信用コイル2105が位置決めされる。送信用コイル2104および受信用コイル2105の導線2108、2109は、制御基板2102の電極に半田付けされている。制御基板2102と送信用コイル2104および受信用コイル2105とは接続状態で本体ケース2101内に収容される。本体ケース2101内には、制御基板2105その他の電子部品を固定保護する充填樹脂2110が充填されている。
【0005】
また、他の従来例として、実開平5−67069号公報に記載の電気機器の封止構造が知られている。図11は、この電気機器の封止構造を示す断面図である。本体ケース3001の内側底面3002には、基板3003を支持する支持突起3004が突設されている。基板3003はこの支持突起3004により位置決めされている。また、基板3003上の電極には、電源コード3005が接続されている。また、基板3003上には、誘導コイル3006が固着してあり、誘導コイル3006の導線3007が基板3003上の電極に接続されている。基板3003を組み込んで電源コード3005などを半田付けした後、本体ケース3001内に充填樹脂3008を充填し、基板3003その他の電子部品を固定保護する。
【0006】
さらに、他の従来例として、図12に示すような非接触移動体識別装置の質問器が知られている。この質問器4000は、応答器(図示省略)に係るデータの読み書きを電磁誘導により非接触で行う。質問器4000は、受信用コイル4001を保持するコイルスプール4002と、送信用コイル4003を保持しコイルスプール4002の中心に接着配置するフェライトコア4004と、メモリ、制御回路その他の電子部品を実装した制御基板4007とを備えている。このコイルスプール4002は環状であり、軸方向に2つの爪部4005が突設してある。コイルスプール4002の周囲には、受信用コイル4001を巻線する受信用コイル巻線部4006が設けられている。爪部4005には、制御基板4007と係合する溝部4008が設けられている。制御基板4007は、同図に示すように、対向する爪部4005の溝部4008により挟まれ、保持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の非接触移動体識別装置2000では、送信用コイル2104および受信用コイル2105と制御基板2102とが導線2108、2109のみによって接続されている。このため、本体ケース2101への組み込み作業が困難になるという問題点があった。また、上記従来の非接触移動体識別装置2000では制御基板2102が本体ケース2101内で位置決めされていないため、充填樹脂2110を充填する際に位置がずれて、断線などが生じるおそれがあった。また、制御基板2102を位置決めするには、別途本体ケース2101内に位置決め構造を設ける必要があるため、本体ケース2101の構造が複雑になるという問題点があった。
【0008】
さらに、ポットコア2103にフランジ部2106と環状溝2107とを設ける必要があるため、製造コストが高くなるという問題点があった。また、充填樹脂2110を本体ケース2101内に充填する際、LEDなどの表示灯やケーブルの取付部などに隙間があると、充填樹脂2110が漏れるという問題点があった。
【0009】
また、上記電気機器の封止構造3000では、本体ケース3001内側底面3002に支持突起3004を設けているため、本体ケース3001の構造が複雑になるという問題点があった。さらに、本体ケース3001に対して誘導コイル3006が固定され、且つ、支持突起3004に対して基板3003が固定されることになるので、誘導コイル3006と基板3003との位置関係がとりにくい。このため、組み立てが困難になるという問題点があった。
【0010】
また、上記従来の非接触移動体識別装置の質問器4000では、制御基板4007を2点で支持しているため、構造的に不安定になるという問題点があった。さらに、コイルスプール4002の軸方向に制御基板4007を保持しているため、質問器4000のサイズが軸方向に大きくなるという問題点があった。
【0011】
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡単な構造で組み込み作業が容易であると共に充填材の漏れにくい非接触移動体識別装置の質問器を得ることを目的とする。また、制御基板を安定して保持し、質問器のサイズを小さくできる非接触移動体識別装置の質問器を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明による非接触移動体識別装置の質問器は、識別品に取り付けた応答器に対しデータの読み書きを電磁誘導により非接触に行う送受信コイルと、送受信信号の処理を行う送受信回路その他の電気回路を形成した基板と、本体ケース内の底面に配置され、前記送受信コイルを巻線するコイル巻線部と、該コイル巻線部と一体成形されて突出し溝により前記基板を挟持する3つ以上の爪部とを有するコイルスプールと、状態表示のLED素子を有し、弾性板を介して前記本体ケースに取り付けられたLED基板と、本体ケース内部に充填され、内部部品を固定保護する充填材と、を備えたものである。
【0013】
最終的に質問器の本体ケース内に収容することになるコイルスプールに、基板を挟持する3つ以上の爪部を設けたものである。基板を挟持した状態で本体ケース内に収容し、そのまま充填材を充填すれば、基板の位置決めができる。また、コイルスプールには、送受信コイルが巻線されているので、コイルを接続することになる基板と当該送受信コイルとの位置関係も固定される。また、コイルプールに基板の保持構造を設けたので、本体ケース側に保持構造を設けなくても良い。このため、構造が簡単になる。さらに、基板を3点以上で保持するため、基板を確実に保持できる。また、LED基板と本体ケースとの間は弾性板により密封されているので、充填材を本体ケース内に充填しても、当該充填材がLEDに至ることはない。また、本体ケース内の充填材が外側に漏れない。
【0014】
加えて、送受信コイルと基板とが保持固定されているので、本体ケース内に組み込み易い。また、送信用コイル巻線部と受信用コイル巻線部とを一体構造にし、送信用コイルと受信用コイルとを同一中心上に巻線するようにすれば、コイルスプールの構造が簡単になり、製造容易になる。さらに、送信用コイルと受信用コイルのとの位置決めを行いやすい。
【0015】
つぎの発明による非接触移動体識別装置の質問器は、上記非接触移動体識別装置の質問器において、前爪部に、フェライト板を固定する溝を形成し、前記爪部で前記フェライト板を挟持したものである。
【0016】
このようにすれば、フェライト板の位置決め固定を容易に行うことができる。また、フェライト板をコイルスプールに固定し一体化することで、本体ケース内に組み込みやすくなる。
【0019】
つぎの発明による非接触移動体識別装置の質問器は、上記非接触移動体識別装置の質問器において、上位制御装置と通信を行うための通信ケーブルと、前記本体ケースと前記通信ケーブルとの間に介在し前記本体ケース内側に向かって突起部を突設したケーブルパッキンとを有し、前記突起部に封止方向の付勢をして前記本体ケースとの密封性を高めるようにしたものである。
【0020】
ケーブルパッキンに突起部を設けておき、この突起部に封止方向の付勢をするようにした。突起部に付勢することで、ケーブルパッキンと本体ケースとの密着性が増し、より密封性が向上する。このため、本体ケース内の充填材が外部に漏れにくい。
【0021】
つぎの発明による非接触移動体識別装置の質問器は、上記非接触移動体識別装置の質問器において、前記基板にランド穴を開けたコイル接続部を設け、前記送受信コイルの導線前記ランド穴に絡めるようにしたものである。
【0022】
基板とコイルスプールとは保持構造により相対位置決めがなされている。このため送受信コイルからの導線を、基板に接続しやすい。その際、基板にランド穴を開けたコイル接続部を設け、前記送受信コイルの導線を前記ランド穴に絡めるようにすれば、導線を容易に接続できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る非接触移動体識別装置の質問器につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0024】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る非接触移動体識別装置を示す断面図である。非接触移動体識別装置1000は、質問器100と応答器200とから構成されている。応答器200は、物品P側に取り付けられている。応答器200の本体ケース201内には、コイル202が内設されている。また、本体ケース201内には、電子部品を実装した基板203などが収容されており、これらは、充填樹脂204により固定保護されている。
【0025】
質問器100は、応答器200に係るデータの読み書きを電磁誘導により非接触で行う。質問器100の本体ケース1内には、送信用コイル2および受信用コイル3を保持するコイルスプール4と、メモリ、制御回路その他の電子部品を実装した制御基板5とが収容されている。コイルスプール4は、本体ケース1の底面に配置する。
【0026】
図2は、図1に示したコイルスプール4を示す斜視図である。このコイルスプール4は環状であり、上部には4つの爪部6が突設してある。爪部6は、コイルスプール4と一体成形され、弾性変形可能である。また、コイルスプール4には、送信用コイル2を巻線する送信用コイル巻線部41と、受信用コイル3を巻線する受信用コイル巻線部42とを有する。送信用コイル巻線部41および受信用コイル巻線部42は、上下2段かつ同軸に設けられている。送信用コイル巻線部41の外径は、受信用コイル巻線部42の外径より大きい。
【0027】
送信用コイル巻線部41の溝部411には、信号または電力の送信を行う送信用コイル2が巻線してある。また、受信用コイル巻線部42の溝部421には、信号の受信を行う受信用コイル3が巻線してある。各コイルの導線21、31は、各溝部411、421に設けた切欠部412、422から導出する。図3は、図1に示した制御基板5を示す斜視図である。
【0028】
制御基板5には、前記爪部6と係合する4つの凹部51が設けられている。凹部51の内幅は、爪部6の幅と略同じか多少余裕をもった寸法とする。爪部6の溝61の幅は、制御基板5の板厚と同程度とする。また、制御基板5には、上位制御装置(図示省略)と通信を行うための通信ケーブル7が接続されている。また、制御基板5の端部電極(図示省略)には、LED素子81を取り付けたLED基板8が接続されている。
【0029】
図4は、コイルスプール4の爪部6により制御基板5を保持固定した場合を示す断面説明図である。制御基板5は、同図に示すように、対向する爪部6の溝61により挟まれ、保持される。
【0030】
図5は、LED基板8の組み立て状態を示す説明図である。LED素子81は、LED基板8に実装されている。LED基板8には、ゴムなどの弾性板82を介して表示レンズ83が取り付けられている。弾性板82には、LED素子81を通す穴821が開いている。表示レンズ83は、LED素子81を保護するものであり、透過性の材料により構成されている。表示レンズ83には、LED素子81を挿入するレンズ部831が設けてある。
【0031】
レンズ部831は、外側に向かって突出しており、その突出部分が本体ケース1の外部表示窓11に嵌合する。さらに、表示レンズ83と本体ケース1との間には、弾性板84が介在している。弾性板84には、LED素子81を通す穴841が開いている。なお、LED基板8からは接続用リード85が導出しており、制御基板5の端部電極に接続されている。LED基板8、弾性板82、84、表示レンズ83および本体ケース1は、互いに接着剤により固定する。
【0032】
図6は、通信ケーブル7の取付状態を示す説明図である。通信ケーブル7は、ケーブルパッキン71のブッシュ部72を通って、質問器100内に至る。ケーブルパッキン71は、ゴムなどの弾性体を成形したもので、本体ケース1の溝部12にはめ込まれる。ケーブルパッキン71を溝部12にはめ込んだ状態で、ケーブルパッキン71の外周に設けた凹部73と溝部12の凸部13とが嵌合する。また、ケーブルパッキン71の内側には、突起部74が設けられている。
【0033】
制御基板5は、取付突起部52にネジ53を通すネジ穴54を持つ。一方、本体ケース1の底面には、雌ネジ14を切った座15が突設してある。ネジ53をネジ穴54に通し雌ネジ14に螺入することで、制御基板5を固定する。このとき、取付突起部52がケーブルパッキン71の突起部74に当たるので、ネジ止め過程で当該突起部74が付勢される。突起部74が付勢されることにより、本体ケース1の溝部12に対してケーブルパッキン71が封止方向に付勢される。これにより、ケーブルパッキン71および本体ケース1間の密封性が向上する。
【0034】
図7は、コイル接続部を示す斜視図である。制御基板5の周縁には、送信用コイル接続部55と、受信用コイル接続部56とが突設されている。突起した各接続部55、56には、ランド穴57、58が穿孔されている。送信用コイル2の導線21は、ランド穴57に絡めることで仮固定する。その後、導線21を半田付けにより固定する。受信用コイル3の導線31についても、ランド穴58で仮固定した後、半田で固定する。
【0035】
制御基板5、ケーブルパッキン71などを本体ケース1に組み込み終わったら、当該本体ケース1内に充填樹脂9を充填する。充填樹脂9により本体ケース1内の部品が固定保護される。
【0036】
実施の形態2.
図8は、この発明の実施の形態2に係る非接触移動体識別装置の構造を示す説明図である。また、図9は、図8のA−A’断面を示す断面図である。この実施の形態2に係る非接触移動体識別装置は、実施の形態1の非接触移動体識別装置にフェライト板301を設けた点に特徴がある。フェライト板301の作用により、磁束を質問器100の前方に集めることができる。フェライト板301の4角には、切欠部302が設けてある。
【0037】
一方、爪部6には、それぞれフェライト板301を固定する溝303が形成されている。溝303の幅は、フェライト板301の板厚と略同じである。フェライト板301をコイルスプール4の上方から入れると、フェライト板301が爪部6の溝303にはまり込む。これにより、フェライト板301を爪部6により挟持する。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の非接触移動体識別装置の質問器によれば、本体ケース内の底面に配置され、前記送受信コイルを巻線するコイル巻線部と、該コイル巻線部と一体成形されて突出し溝により前記基板を挟持する3つ以上の爪部とを有するコイルスプールと、本体ケース内部に充填され、内部部品を固定保護する充填材と、を備えたので、送信用コイルと受信用コイルのとの位置決めを行いやすい。さらに、基板を3点以上で挟持する爪部をコイルスプールに設け、本体ケース内部に充填され、内部部品を固定保護する充填材を備えたので、ケース側に保持構造を設けなくても基板の位置決めができるとともに保持状態が安定になる。このため、ケースの構造を簡単にできる。また、状態表示のLED素子を持つLED基板を備え、このLED基板を、弾性板を介して前記本体ケースに取り付けるようにした。このため、充填材を本体ケース内に充填しても、当該充填材がLEDに至ることはない。また、本体ケース内の充填材が外側に漏れることはない。
【0039】
つぎの発明に係る非接触移動体識別装置の質問器によれば、爪部にフェライト板を固定する溝を形成し、爪部でフェライト板を挟持するようにしたので、フェライト板の位置決め固定を容易に行うことができる。また、フェライト板をコイルスプールに固定し一体化することで、ケース内に組み込みやすくなる。
【0041】
つぎの発明に係る非接触移動体識別装置の質問器によれば、通信ケーブルのケーブルパッキンに突起部を設けておき、この突起部に封止方向の付勢をするようにした。このため、ケーブルパッキンとケースとの密着性が増し、ケース内の充填材が外部に漏れにくくなる。
【0042】
つぎの発明に係る非接触移動体識別装置の質問器によれば、基板にランド穴を開けたコイル接続部を設け、前記送受信コイルの導線を前記ランド穴に絡めるようにしたので線を容易に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る非接触移動体識別装置を示す断面図である。
【図2】 図1に示したコイルスプールを示す斜視図である。
【図3】 図1に示した制御基板を示す斜視図である。
【図4】 コイルスプールの爪部により制御基板を保持固定した場合を示す断面説明図である。
【図5】 LED基板の組み立て状態を示す説明図である。
【図6】 通信ケーブルの取付状態を示す説明図である。
【図7】 コイル接続部を示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態2に係る非接触移動体識別装置の構造を示す説明図である。
【図9】 図8のA−A’断面を示す断面図である。
【図10】 従来における非接触移動体識別装置の一例を示す断面図である。
【図11】 実開平5−67069号公報に記載の電気機器の封止構造を示す断面図である。
【図12】 従来における非接触移動体識別装置の他の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1000 非接触移動体識別装置、100 質問器、200 応答器、1 本体ケース、2 送信用コイル、3 受信用コイル、4 コイルスプール、41 送信用コイル巻線部、42 受信用コイル巻線部、5 制御基板、53 取付突起部、6 爪部、7 通信ケーブル、71 ケーブルパッキン、72 ブッシュ部、74 突起部、8 LED基板、81 LED素子、82 弾性板、83 表示レンズ、84 弾性板、85 接続用リード、9 充填樹脂。

Claims (4)

  1. 識別品に取り付けた応答器に対しデータの読み書きを電磁誘導により非接触に行う送受信コイルと、
    送受信信号の処理を行う送受信回路その他の電気回路を形成した基板と、
    本体ケース内の底面に配置され、前記送受信コイルを巻線するコイル巻線部と、該コイル巻線部と一体成形されて突出し溝により前記基板を挟持する3つ以上の爪部とを有するコイルスプールと、
    状態表示のLED素子を有し、弾性板を介して前記本体ケースに取り付けられたLED基板と、
    本体ケース内部に充填され、内部部品を固定保護する充填材と、
    を備えたことを特徴とする非接触移動体識別装置の質問器。
  2. 前記爪部にフェライト板を固定する溝を形成し、前記爪部で前記フェライト板を挟持したことを特徴とする請求項1に記載の非接触移動体識別装置の質問器。
  3. 上位制御装置と通信を行うための通信ケーブルと、前記本体ケースと前記通信ケーブルとの間に介在し前記本体ケース内側に向かって突起部を突設したケーブルパッキンとを有し、前記突起部に封止方向の付勢をして前記本体ケースとの密封性を高めるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の非接触移動体識別装置の質問器。
  4. 前記基板にランド穴を開けたコイル接続部を設け、前記送受信コイルの導線を前記ランド穴に絡めるようにしたことを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の非接触移動体識別装置の質問器。
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