JP4699792B2 - 非接触型電力伝送装置、給電装置、受電装置 - Google Patents

非接触型電力伝送装置、給電装置、受電装置 Download PDF

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本願は、モールド成形された非接触型電力伝送装置に関し、特に、経済性と信頼性に優れた封止構造を有する給電装置と受電装置から構成される非接触形電力伝送装置の技術分野に属する。
近年、種々の表示装置に関する研究開発が盛んに行われているが、その一つとして、有機EL(Electro Luminescence)表示装置が実用段階にまで開発されている。この有機EL表示装置は、高輝度、高精細度、高速応答性及び高視野角等の特長を有しており、次世代の表示装置として期待されている。
また、当該有機EL表示装置は、その構造上、紙のように薄く且つ曲げることも可能な表示装置として構成するがことできるという特徴点を有しており、この特徴点の応用として、ポスター等の掲示物自体を有機EL表示装置により構成することで、発光により掲示物としての視覚的な効果を格段に向上させた当該掲示物も実現可能である。
ここで、上記の如く有機EL表示装置により掲示物を構成する場合、当然ながらその掲示時において当該掲示物としての有機EL表示装置に対してその駆動のための電力を供給することが必要となる。そして、掲示物の特性として、壁などの掲示場所に対して着脱可能とする必要があることを考慮したとき、従来の方法による電力の供給として考えられるのは、上記掲示場所と掲示物夫々に電気的な接点を設け、これを介して当該掲示場所に設けられた電力供給源から当該掲示物に電力を供給する構成が考えられる。
しかしながら、このような電気的な接点を介した電力供給の場合、着脱を何度も繰り返すことで電気的な接触度が低下し(すなわち、当該接点における抵抗値が増大し)、これにより電力供給が非効率になってくる場合があるという問題点がある。また、電気的な接点の場合は金属部分が外気に露出することとなるため、腐食又は錆び等の問題から、屋外の掲示物に対する給電には採用できないという問題点もある。
そこで、このような問題点に鑑み、上述した発光式の掲示物に対する給電方法として、従来の電気的な接点を用いる方法ではなく、電磁誘導作用を用いた非接触式の給電方法が検討されている。すなわち、掲示物としての有機EL表示装置の裏面に受電コイルを設けると共に、その掲示物が掲示される壁等の範囲内の上記受電コイルが対向する位置に給電コイルを設け、この給電コイルに電流を流すことで電磁誘導作用によりその給電コイルに対向する位置にある受電コイルに誘導電流を生じさせ、この誘導電流により当該受電コイルに接続された掲示物としての有機EL表示装置を駆動する(或いはその駆動用の蓄電池を充電する)のである。
ここで、上述した対向する受電コイル及び給電コイルを用いた電磁誘導作用による非接触式の給電方法の場合、給電コイルと受電コイルとの対向距離及び、給電側のコアと受電側のコアとの重なり具合によって、漏洩磁束が増加し、伝送効率が低下するため、当該重なり具合や対向距離をシビアに設定する必要がある。
また、当該非接触式の装置を製造するコストは抑えたい要望がある。
本願は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、経済的で一定の信頼性を確保することが可能な非接触型電力伝送装置等を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の非接触型電力伝送装置(S)は、非接触の電磁誘導作用により受電回路(83)に対して給電する環状の給電コイル(1)と、当該給電コイルと第1の線材(61)を介して接続され当該給電コイルに電力を供給する給電回路(53)と、前記給電コイル及び第1の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の給電コイル用の溝(56a)と第1の線材用の溝(56b)が連絡するとともに当該第1の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第1のポット型コア(55)と、当該第1のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第1のカバーシート(51)と、当該給電回路と接続されるとともに電源部(B)と接続される第2の線材(54)と、当該第1のポット型コアと給電回路とを個別に配置する第1の基体(52)と、を備えて構成され、当該第1のポット型コアに給電コイルと第1の線材の一部が配置され、当該第1のポット型コアの溝側の一端に第1のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第1のポット型コア、第1の線材及び給電回路が外部から充填された樹脂(70)によって当該第1の基体と第1のカバーシートの間で封止され、当該第2の線材が導出して形成される給電装置(SP)と、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を発生する環状の受電コイル(10)と、当該受電コイルと第3の線材(91)を介して接続され当該受電コイルから電力を受電する受電回路(83)と、前記受電コイル及び第3の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の受電コイル用の溝(86a)と第3の線材用の溝(86b)が連絡するとともに当該第3の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第2のポット型コア(85)と、当該第2のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第2のカバーシート(81)と、当該受電回路と接続されるとともに受電した電力を出力する第4の線材(84)と、当該第2のポット型コアと受電回路とを個別に配置する第2の基体(82)と、を備えて構成され、当該第2のポット型コアに受電コイルと第3の線材の一部が配置され、当該第2のポット型コアの溝側の一端に第2のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第2のポット型コア、第3の線材及び受電回路が外部から充填された樹脂(95)によって当該第2の基体と第2のカバーシートの間で封止され、当該第4の線材が導出して形成される受電装置(A)と、を備えて構成されている非接触型電力伝送装置であって、当該給電及び受電装置の第1及び第2のポット型コアには、当該給電又は受電コイル用の中央部両側の溝と外部とがそれぞれ連絡し、前記第1の線材用の溝と直交する方向であって断面が凹形状に形成されたエア抜き用の溝(57、87)が形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の給電装置は、非接触の電磁誘導作用により受電回路に対して給電する環状の給電コイルと、当該給電コイルと第1の線材を介して接続され当該給電コイルに電力を供給する給電回路と、前記給電コイル及び第1の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の給電コイル用の溝と第1の線材用の溝が連絡するとともに当該第1の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第1のポット型コアと、当該第1のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第1のカバーシートと、当該給電回路と接続されるとともに電源部と接続される第2の線材と、当該第1のポット型コアと給電回路とを個別に配置する第1の基体と、を備えて構成され、当該第1のポット型コアに給電コイルと第1の線材の一部が配置され、当該第1のポット型コアの溝側の一端に第1のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第1のポット型コア、第1の線材及び給電回路が外部から充填された樹脂によって当該第1の基体と第1のカバーシートの間で封止され、当該第2の線材が導出して形成される給電装置と、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を発生する環状の受電コイルと、当該受電コイルと第3の線材を介して接続され当該受電コイルから電力を受電する受電回路と、前記受電コイル及び第3の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の受電コイル用の溝と第3の線材用の溝が連絡するとともに当該第3の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第2のポット型コアと、当該第2のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第2のカバーシートと、当該受電回路と接続されるとともに受電した電力を出力する第4の線材と、当該第2のポット型コアと受電回路とを個別に配置する第2の基体と、を備えて構成され、当該第2のポット型コアに受電コイルと第3の線材の一部が配置され、当該第2のポット型コアの溝側の一端に第2のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第2のポット型コア、第3の線材及び受電回路が外部から充填された樹脂によって当該第2の基体と第2のカバーシートの間で封止され、当該第4の線材が導出して形成される受電装置と、を備えて構成されている非接触型電力伝送装置に含まれる給電装置であって、
当該給電装置の第1のポット型コアには、当該給電コイル用の中央部両側の溝と外部とがそれぞれ連絡し、前記第1の線材用の溝と直交する方向であって断面が凹形状に形成されたエア抜き用の溝が形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の受電装置は、非接触の電磁誘導作用により受電回路に対して給電する環状の給電コイルと、当該給電コイルと第1の線材を介して接続され当該給電コイルに電力を供給する給電回路と、前記給電コイル及び第1の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の給電コイル用の溝と第1の線材用の溝が連絡するとともに当該第1の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第1のポット型コアと、当該第1のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第1のカバーシートと、当該給電回路と接続されるとともに電源部と接続される第2の線材と、当該第1のポット型コアと給電回路とを個別に配置する第1の基体と、を備えて構成され、当該第1のポット型コアに給電コイルと第1の線材の一部が配置され、当該第1のポット型コアの溝側の一端に第1のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第1のポット型コア、第1の線材及び給電回路が外部から充填された樹脂によって当該第1の基体と第1のカバーシートの間で封止され、当該第2の線材が導出して形成される給電装置と、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を発生する環状の受電コイルと、当該受電コイルと第3の線材を介して接続され当該受電コイルから電力を受電する受電回路と、前記受電コイル及び第3の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の受電コイル用の溝と第3の線材用の溝が連絡するとともに当該第3の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第2のポット型コアと、当該第2のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第2のカバーシートと、当該受電回路と接続されるとともに受電した電力を出力する第4の線材と、当該第2のポット型コアと受電回路とを個別に配置する第2の基体と、を備えて構成され、当該第2のポット型コアに受電コイルと第3の線材の一部が配置され、当該第2のポット型コアの溝側の一端に第2のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第2のポット型コア、第3の線材及び受電回路が外部から充填された樹脂によって当該第2の基体と第2のカバーシートの間で封止され、当該第4の線材が導出して形成される受電装置と、を備えて構成されている非接触型電力伝送装置に含まれる受電装置であって、当該受電装置の第2のポット型コアには、当該受電コイル用の中央部両側の溝と外部とがそれぞれ連絡し、前記第1の線材用の溝と直交する方向であって断面が凹形状に形成されたエア抜き用の溝が形成されていることを特徴とする。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図1乃至図6を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、ポスターとして用いられる有機ELディスプレイ(以下、単にディスプレイと称する)に対して、当該ディスプレイが掲示される壁側からその駆動用の電力を供給する給電装置に対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
また、図1は実施形態に係る給電装置を含む非接触型電力伝送装置の概要を示す外観斜視図、図2は非接触型電力伝送装置の構成を示すブロック図、図3は給電装置の構造を示し、図3(a)はポット型コアの実装状態図、図3(b)は給電装置の全体構造図、図3(c)は給電装置の平面図、図4は受電装置の構造を示し、図4(a)は受電装置の全体構造図、図4(b)は受電装置の平面図、図5は給電装置の製造工程を示す図、図6は樹脂の充填工程の具体例を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係る非接触型電力伝送装置Sは、受電部20と、受電コアを含む受電コイル10と、により構成される受電装置A、駆動部30、及びディスプレイ40と、を備えて構成される掲示物Pと、当該掲示物Pが掲示される壁Wの掲示範囲PSにおける上記受電コイル10等が位置すべき位置に形成された実施形態に係る給電装置SPと、により構成されている。
また、給電装置SPは、給電コアを含む給電コイル1と、給電部2と、検出部3と、により構成されており、上記掲示物Pを壁Wの掲示範囲PS内に掲示する場合は、給電コイル1と受電コイル10とが平行に対向し且つ例えば2ミリメートル程度の距離に近接するように掲示物Pが掲示される。
次に、具体的な構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、実施形態に係る給電装置SPは、例えば交流100ボルトの電力が供給される図示しないメス型プラグ(壁側コンセント)に差し込まれるオス型プラグ100と、電源部Bと、給電装置SPを構成する上記給電部2、検出部3及び給電用コアを含む給電コイル1と、により構成されている。
この構成において、オス型プラグ100に対して上記メス型プラグから交流電流S100が供給されると、実際にはいわゆるACアダプタ等として構成される電源部Bは、当該交流電流S100を例えば直流12ボルトの電源電流に変換し、電源信号Sbとして給電部2に出力する。
一方、後述するフォトリフレクタ等により構成される検出部3は、給電コイル1と受電コイル10とが平行に対向する位置に掲示物Pが存在している(掲示されている)か否かを光学的に検出し、当該掲示物Pがその位置にあることを示す検出信号Sdを生成して給
電部2に出力する。
これにより、給電部2は、電源信号Sbを予め設定された周波数(例えば20キロヘル
ツ)を有するパルス状の給電信号Ssに変換し、検出部3から上記検出信号Sdが出力されているときのみ、すなわち、検出部3において、掲示物Pが上記所定の位置(給電コイル1と受電コイル10とが平行に対向する位置)に掲示されていることが確認されたときのみ上記給電信号Ssを給電コイル1に供給する。
一方、実施形態に係る掲示物Pは、上記受電コアを含む受電コイル10、及び受電部20を備える受電装置Aと、駆動部30、及びディスプレイ40により構成されている。なお、当該受電部20は受電用の電子部品群から構成される給電回路を備え、受電コイル10で発生する誘導起電力を受電する。
この構成において、受電コイル10は、掲示物Pが上記所定の位置に掲示された状態では給電コイル1と近接・平行に対向する位置にあり、これにより当該受電コイル10との間に電磁誘導回路が構成される。そして、この状態で給電コイル1に対して上記給電信号Ssが供給されると、その大きさに対応した誘導起電力が受電コイル10に発生すること
で当該受電コイル10から受電部20に対して受電信号Spsが出力される。
次に、受電信号Spsが入力された受電部20は、当該受電信号Spsにおける電流及び電圧を加工し、駆動部30に対して駆動信号Srbとして出力する。
これにより、駆動部30は、当該駆動信号Srbに基づいてディスプレイ40駆動用の駆動信号Sdを生成し、これを当該ディスプレイ40に出力して掲示物としての表示を当該ディスプレイ40上で行わせる。
次に、実施形態に係る給電装置SPと受電装置Aの具体的な構造について図3、及び図4を用いて説明する。まず、給電装置SPについて説明する。
給電装置SPは、図3に示すように、全体が矩形薄型平板状に形成されており、一端に電源部Bに接続されるリード線54が導出されている。
当該給電装置SPは、図3(b)に示すように、一対のカバーシート51と、当該カバーシート51の間に配置されたベース基板52と、当該ベース基板52の長手方向一方に配置された後述するポット型コアの位置決め用のスペーサ53、54と、当該スペーサ53上、又はスペーサ54によって規定された位置に配置されたポット型コア55と、当該ポット型コア55に形成された溝部56に装着された給電コイル1と、この給電コイル1にリード線61などの線材を介して接続され、当該ベース基板52の長手方向他方に配置された給電用の電子部品群から構成される給電回路53と、当該給電回路53(給電部2)と接続され、当該電源部Bに接続されるリード線54と、を備えて構成されている。また、一対のカバーシート51の間には、各構成要素を位置決め固定するために合成樹脂70が充填されている。
なお、本実施形態のベース基板52は本願の基体として機能し、本実施形態のリード線54、61は本願の線材として機能する。
当該カバーシート51は、エポキシ樹脂にガラス不織布を織り込んで積層プレスして作られたガラスエポキシにより成形されており、一方、当該ベース基板52には、FPC(Flexible Printed Circuit)基板等が使用されている。
スペーサ53、54は、エポキシ樹脂にガラス不織布を織り込んで積層プレスして作られたガラスエポキシにより成形された材料であって、当該給電装置SPにおけるポット型コア55の高さを調整するとともに、ポット型コア55が配置される位置を調整するものである。即ち、当該スペーサ53、54によって、当該給電装置SPにおけるポット型コア55の位置が規定される。
ポット型コア55には、図3(c)に示すように、当該環状の給電コイル1と同形状に形成された給電コイル用の環状の溝56aが形成されているとともに、当該リード線54及び後述する凸状体62を取り付けるための溝56b、56cが形成されている。当該溝56a〜56c同士は互いに連絡しあっており、当該凸状体62用の溝56cの一端は外部と連絡している。さらに、当該ポット型コア55には、モールドする際に、樹脂が回りやすくなるようにエア抜き用の溝57が形成されている。当該エア抜き用の溝57は、当該リード線54を取り付けるための溝56bと凸状体62を取付けるための溝56cとを繋ぐ線と直交する方向であって、一方が当該給電コイル1を取り付けるための溝56aの一部と連絡し、他方が外部と連絡するように当該ポット型コア55の側体から延びて形成されている。
なお、ポット型コア55は、当該給電コイル用の溝56aの内側の突出部分の面積と、当該給電コイル用の溝56aの外側の突出部分の面積とが同等、若しくは当該溝56aの外側の突出部分の面積が当該溝56aの内側の突出部分の面積以上になるように設計される。このようにすれば、溝56b、56c、57を形成しても、当該溝56b、56c、57による漏洩磁束などの伝送効率の低下を防ぐことができる。
給電コイル1は、複数のコイルが平面状に巻かれた環状のコイル本体60と、当該コイル本体60の一端に接続され給電回路53に繋がれるリード線61と、当該コイル本体60の他端に接続されるコイル本体60の取手として機能する凸状体62と、を備えて構成されている。給電コイル1は、この凸状体62により、コイル本体60に接触することなく、ポット型コア55に形成されている給電コイル用の溝56aに当該コイル本体60を容易に位置決めして取り付けることができる。
次に充電装置の構造について図4を用いて説明する。なお、給電装置と同じ部材については、詳細な説明を省略するものとする。
受電装置Aは、図4に示すように、全体が矩形薄型平板状に形成されており、一端に表示パネルなどの外部出力端子に接続されるリード線54が導出されている。
当該受電装置SPは、図4(a)に示すように、一対のカバーシート81と、当該カバーシート81の間に配置されたベース基板82と、当該ベース基板82の長手方向一方に配置された後述するポット型コア85の位置決め用のスペーサ83、84と、当該スペーサ83上、又はスペーサ84によって規定された位置に配置されたポット型コア85と、当該ポット型コア85に形成された溝部86に装着された受電コイル10と、この受電コイル10にリード線91などの線材を介して接続され、当該ベース基板82の長手方向他方に配置された給電用の電子部品群から構成される受電回路83と、当該受電回路53(受電部2に相当)と接続され、当該駆動部30を介してディスプレイ40などの外部出力端子に接続されるリード線84と、を備えて構成されている。また、一対のカバーシート81の間には、各構成要素を位置決め固定するために合成樹脂95が充填されている。
なお、本実施形態のベース基板82は本願の基体として機能し、本実施形態のリード線84、91は本願の線材として機能する。
ポット型コア85には、図4(b)に示すように、当該環状の受電コイル10と同形状に形成された受電コイル用の環状の溝86aが形成されているとともに、当該リード線91及び後述する凸状体92を取り付けるための溝86b、86cが形成されている。当該溝86a〜86c同士は互いに連絡しあっており、当該凸状体92用の溝56cの一端は外部と連絡している。さらに、当該ポット型コア85には、モールドする際に、樹脂が回りやすくなるようにエア抜き用の溝87が形成されている。当該エア抜き用の溝87は、当該リード線84を取り付けるための溝86bと凸状体92を取り付けるための溝86cとを繋ぐ線と直交する方向であって、一方が当該受電コイル10を取り付けるための溝86aの一部と連絡し、他方が外部と連絡するように当該ポット型コア85の側体から延びて形成されている。
受電コイル10は、複数のコイルが平面状に巻かれた環状のコイル本体90と、当該コイル本体90の一端に接続され給電回路83に繋がれるリード線91と、当該コイル本体90の他端に接続されるコイル本体90の取手として機能する凸状体92と、を備えて構成されている。
次に、本実施形態の給電装置の製造方法について図5を用いて説明する。なお、当該製造方法によって受電装置も給電装置と同様に製造される。
まず、一対のカバーシート51を用意し、一方のカバーシート51上にベース基板52を両面テープ等で取り付け、当該ベース基板52上の長手方向一方にポット型コア55を位置決めするためのスペーサ53、54を両面テープ等によって取り付け、当該スペーサ53にポット型コア55を両面テープ等で取り付ける。なお、当該ベース基板52の長手方向他方には、給電回路53が予め配置されている。また、当該ポット型コア55に形成された溝部56に給電コイル1を両面テープ等によって取り付け、当該ポット型コア55の上面に当該溝部56の上部を塞ぐように他方のカバーシート51を両面テープ等で取り付けて、給電装置として機能する給電ユニットUを製造する(図5(a)参照)。
次いで、当該給電ユニットUを電源部Bに接続されるリード線54を導出した状態で余熱乾燥された金型72に挿入する(図5(a)参照)。
次いで、ウレタン樹脂を当該金型72内に常圧で注入して、当該ウレタン樹脂が硬化するまで待機する(図5(b)参照)。
次いで、ウレタン樹脂が硬化後、当該金型72から取り出して(図5(c)参照)、所定の形状に成形し、給電装置SP(又は受電装置A)が製造される(図5(d)参照)。
このように、簡易な工程で図3(b)に示すような給電装置が製造できるので、コストをかけずに、一定の信頼性を確保できる給電装置を製造することが可能となる。
なお、図6に示すように、当該ウレタン樹脂71の注入時には、当該ウレタン樹脂71は、金型72を30度ほど傾けた状態にして(図6(a)参照)、スポイト73などを使用して注入される。具体的には、ウレタン樹脂71は、当該給電ユニットUと金型72の隙間から給電ユニットUの下部の周辺全体に当該ウレタン樹脂71が回りこむようにゆっくり注入される(図6(b)参照)。そして、当該給電ユニットUの下部の周辺にウレタン樹脂71が回りこんだら、金型71を立てて当該金型71の上面までウレタン樹脂71を注入する(図6(c)参照)。
このようにすれば、ウレタン樹脂71はポット型コア55に形成された外部と連絡する溝56b、57を介して、当該給電コイル用の溝56a、凸状体用の溝56cにウレタン樹脂71を回り込ませることができるので、当該ウレタン樹脂71を完全にポット型コア55の溝すべてに充填することができる。
ここで、当該ポット型コア55にエア抜き用の溝57が形成されていない場合には、給電コイル1と給電回路53とを繋ぐリード線61用の溝56bがウレタン樹脂71の入口及び出口を兼用するため、ウレタン樹脂71が上手く給電コイル用の溝56aや凸状体用の溝56cに回らずに充填不足が発生してしまう。そこで、本実施形態では、ポット型コア55に外部と連絡し給電コイル用の溝56aと連絡する樹脂注入(エア抜き)用の溝57を形成することで、当該給電コイル用の溝56aや凸状体用の溝56cにウレタン樹脂71が完全に充填されるようにしている。
以上に説明したように本実施形態によれば、給電及び受電コイル用の溝56a、86aの一部と外部とが連絡するエア抜き用の溝57、87をポット型コア55、85に新たに形成したので、ウレタン樹脂70、95が当該溝57、87を介してポット型コア55、85に形成された溝56a、86aなどに回りやすくなる。その結果、ウレタン樹脂70、85が上手く回らずに、給電又は受電コイル用の溝56a、86aなどに充填不足が発生することがなくなり、当該ウレタン樹脂70、85を当該給電コイル用の溝56a、86aなどポット型コア55、85に形成される溝すべてに完全に充填することができる。よって、給電又は受電コイル1、10及びポット型コア55、85は、給電又は受電装置SP、Aの所定の位置に固定される構造となり、当該給電又は受電装置SP、Aを重ね合わせるように配置するだけで、一定に、且つ適正に給電が行われるようになっている。
また、簡易に製造することができるので、コストの抑制などコスト面の効果も大きい。
更に、複数のエア抜き用の溝57、87をポット型コア55、85に形成することにより、よりウレタン樹脂70、85を迅速に、且つ完全に当該ポット型コア55、85に形成されている溝に充填することができるようになる。ここで、当該エア抜き用の溝57、87の形成によって漏洩磁束などの影響による伝送効率の低下などが考えられるが、ポット型コア55、85における当該環状の給電コイル用の溝56a、86aの内側の突出部分の面積と、当該溝56a、86aの外側の突出部分の面積とが同等、若しくは外側の突出部分の面積が内側の突出部分の面積以上になるように設計されていれば問題とならない。
なお、本実施形態では給電装置SPを中心に説明しているが、受電装置Aは給電装置SPとほぼ同じ構成を有しているので、当該受電装置Aも当該給電装置SPと同様な作用効果を奏する。
なお、本実施形態では、給電装置から受電した電力をディスプレイPに表示するようにしているが、当該電力はどのような形態で使用されても構わない。また、本実施形態では、一対のカバーシートの間のすべての部材を樹脂を注入して封止しているが、少なくとも基板上の部品、部材が樹脂によって封止してあればよい。
実施形態に係る給電装置を含む非接触型電力伝送装置の概要を示す外観斜視図である。 非接触型電力伝送装置の構成を示すブロック図である。 給電装置の構造を示し、図3(a)はポット型コアの実装状態図、図3(b)は給電装置の全体構造図、図3(c)は給電装置の平面図である。 受電装置の構造を示し、図4(a)は受電装置の全体構造図、図4(b)は受電装置の平面図である。 給電装置の製造工程を示す図である。 樹脂の充填工程の具体例を示す図である。
符号の説明
1 給電コイル
10 受電コイル
51、81 カバーシート
52、82 基体
53 給電回路
54、61、84、91 リード線
56、86 溝部
55、85 ポット型コア
57、87 エア抜き用の溝
70、95 樹脂
83 受電回路
S 非接触型電力伝送装置
SP 給電装置
A 受電装置
B 電源部

Claims (4)

  1. 非接触の電磁誘導作用により受電回路に対して給電する環状の給電コイルと、当該給電コイルと第1の線材を介して接続され当該給電コイルに電力を供給する給電回路と、前記給電コイル及び第1の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の給電コイル用の溝と第1の線材用の溝が連絡するとともに当該第1の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第1のポット型コアと、当該第1のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第1のカバーシートと、当該給電回路と接続されるとともに電源部と接続される第2の線材と、当該第1のポット型コアと給電回路とを個別に配置する第1の基体と、を備えて構成され、当該第1のポット型コアに給電コイルと第1の線材の一部が配置され、当該第1のポット型コアの溝側の一端に第1のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第1のポット型コア、第1の線材及び給電回路が外部から充填された樹脂によって当該第1の基体と第1のカバーシートの間で封止され、当該第2の線材が導出して形成される給電装置と、
    非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を発生する環状の受電コイルと、当該受電コイルと第3の線材を介して接続され当該受電コイルから電力を受電する受電回路と、前記受電コイル及び第3の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の受電コイル用の溝と第3の線材用の溝が連絡するとともに当該第3の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第2のポット型コアと、当該第2のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第2のカバーシートと、当該受電回路と接続されるとともに受電した電力を出力する第4の線材と、当該第2のポット型コアと受電回路とを個別に配置する第2の基体と、を備えて構成され、当該第2のポット型コアに受電コイルと第3の線材の一部が配置され、当該第2のポット型コアの溝側の一端に第2のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第2のポット型コア、第3の線材及び受電回路が外部から充填された樹脂によって当該第2の基体と第2のカバーシートの間で封止され、当該第4の線材が導出して形成される受電装置と、
    を備えて構成されている非接触型電力伝送装置であって、
    当該給電及び受電装置の第1及び第2のポット型コアには、当該給電又は受電コイル用の中央部両側の溝と外部とがそれぞれ連絡し、前記第1の線材用の溝と直交する方向であって断面が凹形状に形成されたエア抜き用の溝が形成されていることを特徴とする非接触型電力伝送装置。
  2. 環状の前記給電又は受電コイル用の溝の内側には突出部が形成されており、
    当該給電又は受電コイル用の溝の内側に形成された突出部の面積と当該溝の外側の突出部分の面積とが同等、若しくは当該溝の外側の突出部分の面積が前記給電又は受電コイル用の溝の内側に形成された突出部の面積以上になるように前記エア抜き用の溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の非接触型電力伝送装置。
  3. 非接触の電磁誘導作用により受電回路に対して給電する環状の給電コイルと、当該給電コイルと第1の線材を介して接続され当該給電コイルに電力を供給する給電回路と、前記給電コイル及び第1の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の給電コイル用の溝と第1の線材用の溝が連絡するとともに当該第1の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第1のポット型コアと、当該第1のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第1のカバーシートと、当該給電回路と接続されるとともに電源部と接続される第2の線材と、当該第1のポット型コアと給電回路とを個別に配置する第1の基体と、を備えて構成され、当該第1のポット型コアに給電コイルと第1の線材の一部が配置され、当該第1のポット型コアの溝側の一端に第1のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第1のポット型コア、第1の線材及び給電回路が外部から充填された樹脂によって当該第1の基体と第1のカバーシートの間で封止され、当該第2の線材が導出して形成される給電装置と、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を発生する環状の受電コイルと、当該受電コイルと第3の線材を介して接続され当該受電コイルから電力を受電する受電回路と、前記受電コイル及び第3の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の受電コイル用の溝と第3の線材用の溝が連絡するとともに当該第3の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第2のポット型コアと、当該第2のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第2のカバーシートと、当該受電回路と接続されるとともに受電した電力を出力する第4の線材と、当該第2のポット型コアと受電回路とを個別に配置する第2の基体と、を備えて構成され、当該第2のポット型コアに受電コイルと第3の線材の一部が配置され、当該第2のポット型コアの溝側の一端に第2のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第2のポット型コア、第3の線材及び受電回路が外部から充填された樹脂によって当該第2の基体と第2のカバーシートの間で封止され、当該第4の線材が導出して形成される受電装置と、を備えて構成されている非接触型電力伝送装置に含まれる給電装置であって、
    当該給電装置の第1のポット型コアには、当該給電コイル用の中央部両側の溝と外部とがそれぞれ連絡し、前記第1の線材用の溝と直交する方向であって断面が凹形状に形成されたエア抜き用の溝が形成されていることを特徴とする給電装置。
  4. 非接触の電磁誘導作用により受電回路に対して給電する環状の給電コイルと、当該給電コイルと第1の線材を介して接続され当該給電コイルに電力を供給する給電回路と、前記給電コイル及び第1の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の給電コイル用の溝と第1の線材用の溝が連絡するとともに当該第1の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第1のポット型コアと、当該第1のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第1のカバーシートと、当該給電回路と接続されるとともに電源部と接続される第2の線材と、当該第1のポット型コアと給電回路とを個別に配置する第1の基体と、を備えて構成され、当該第1のポット型コアに給電コイルと第1の線材の一部が配置され、当該第1のポット型コアの溝側の一端に第1のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第1のポット型コア、第1の線材及び給電回路が外部から充填された樹脂によって当該第1の基体と第1のカバーシートの間で封止され、当該第2の線材が導出して形成される給電装置と、非接触の電磁誘導作用により誘導起電力を発生する環状の受電コイルと、当該受電コイルと第3の線材を介して接続され当該受電コイルから電力を受電する受電回路と、前記受電コイル及び第3の線材の一部を配置するために一端に開口を有する断面が凹形状に形成された、環状の受電コイル用の溝と第3の線材用の溝が連絡するとともに当該第3の線材用の溝の一端が外部と連絡して形成されている第2のポット型コアと、当該第2のポット型コアの溝の前記開口側に取り付けられる第2のカバーシートと、当該受電回路と接続されるとともに受電した電力を出力する第4の線材と、当該第2のポット型コアと受電回路とを個別に配置する第2の基体と、を備えて構成され、当該第2のポット型コアに受電コイルと第3の線材の一部が配置され、当該第2のポット型コアの溝側の一端に第2のカバーシートが取り付けられた状態で、少なくとも当該溝を含む第2のポット型コア、第3の線材及び受電回路が外部から充填された樹脂によって当該第2の基体と第2のカバーシートの間で封止され、当該第4の線材が導出して形成される受電装置と、を備えて構成されている非接触型電力伝送装置に含まれる受電装置であって、
    当該受電装置の第2のポット型コアには、当該受電コイル用の中央部両側の溝と外部とがそれぞれ連絡し、前記第1の線材用の溝と直交する方向であって断面が凹形状に形成されたエア抜き用の溝が形成されていることを特徴とする受電装置。
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