JPH07153577A - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JPH07153577A JPH07153577A JP5321163A JP32116393A JPH07153577A JP H07153577 A JPH07153577 A JP H07153577A JP 5321163 A JP5321163 A JP 5321163A JP 32116393 A JP32116393 A JP 32116393A JP H07153577 A JPH07153577 A JP H07153577A
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- Japan
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- power
- light emitting
- coil
- power supply
- unit
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
Landscapes
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光器の付け外しが簡単かつ安全にでき、発
光部への給電用端子が露出しない構造で、端子の腐蝕等
の心配がない照明装置を供する。 【構成】 電気を用いて発光する発光部１４とこの発光
部に電力を供給する受電部３を持つ発光器１と、この発
光器１に電力を供給する電源側の給電部４から成る照明
装置の受電部３の先端の電気的接続部と給電部４の先端
の電気的接続部に一対の相互誘導コイルが別々に接続収
納され、発光器１の受電部３側の相互誘導コイル（受電
コイル１１）と給電部４側の相互誘導コイル（給電コイ
ル１２）が非接触状態で所定の位置に向かい合って配置
され、相互誘導により電気的に結合し、給電部４から発
光器１の受電部３に電力を供給する構造の照明装置と、
前記照明装置の発光部に蓄電制御部が設けられ、２つに
コイルの周囲に磁性体が配置された照明装置、及び前記
照明装置を常備用携帯型非常灯及び消火器の表示灯に用
いた照明装置。
光部への給電用端子が露出しない構造で、端子の腐蝕等
の心配がない照明装置を供する。 【構成】 電気を用いて発光する発光部１４とこの発光
部に電力を供給する受電部３を持つ発光器１と、この発
光器１に電力を供給する電源側の給電部４から成る照明
装置の受電部３の先端の電気的接続部と給電部４の先端
の電気的接続部に一対の相互誘導コイルが別々に接続収
納され、発光器１の受電部３側の相互誘導コイル（受電
コイル１１）と給電部４側の相互誘導コイル（給電コイ
ル１２）が非接触状態で所定の位置に向かい合って配置
され、相互誘導により電気的に結合し、給電部４から発
光器１の受電部３に電力を供給する構造の照明装置と、
前記照明装置の発光部に蓄電制御部が設けられ、２つに
コイルの周囲に磁性体が配置された照明装置、及び前記
照明装置を常備用携帯型非常灯及び消火器の表示灯に用
いた照明装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、照明装置に関係し、発
光器の受電部と発光部とが一体に形成され、電源側の給
電部と非接触状態で電力が発光部に移送でき、特に、発
光器の受電用電気接続部を非露出構造とすることができ
る照明装置に関係する。
光器の受電部と発光部とが一体に形成され、電源側の給
電部と非接触状態で電力が発光部に移送でき、特に、発
光器の受電用電気接続部を非露出構造とすることができ
る照明装置に関係する。
【０００２】
【従来の技術】従来の照明用や表示用灯具は、図６に示
すように、発光部分の発光器１と電源側の給電部４との
接続が、互いにその先端に設けた接続用電極を機械的に
接触させて、さらに、スイッチを介して、電気的に接続
し、発光器１に電力を供給していた。浴室のように湿度
の高い場所、工場などで腐蝕性のガスや粉塵が多い場所
で使用される照明器具は、接点部分から漏電しやすく、
接点部の腐蝕による接触不良により点灯出来なかったり
異常加熱するという問題がある。白熱灯や蛍光灯などの
照明器具の発光部分はガラス管に封入して用いられる
が、封着部分の外に金属が露出するため、腐蝕などによ
り、破損していた。また、受電端子５や給電端子６が露
出しているので、付け外し時に触れると感電事故を起こ
す危険がある。引火性のガスの濃度が高い場所では、接
点が露出していると開閉時の火花により火災を引き起こ
す危険がある。特に非常用照明などでは、長期に亘り使
用しないと接触不良などにより、すぐ使用できない等の
問題がある。
すように、発光部分の発光器１と電源側の給電部４との
接続が、互いにその先端に設けた接続用電極を機械的に
接触させて、さらに、スイッチを介して、電気的に接続
し、発光器１に電力を供給していた。浴室のように湿度
の高い場所、工場などで腐蝕性のガスや粉塵が多い場所
で使用される照明器具は、接点部分から漏電しやすく、
接点部の腐蝕による接触不良により点灯出来なかったり
異常加熱するという問題がある。白熱灯や蛍光灯などの
照明器具の発光部分はガラス管に封入して用いられる
が、封着部分の外に金属が露出するため、腐蝕などによ
り、破損していた。また、受電端子５や給電端子６が露
出しているので、付け外し時に触れると感電事故を起こ
す危険がある。引火性のガスの濃度が高い場所では、接
点が露出していると開閉時の火花により火災を引き起こ
す危険がある。特に非常用照明などでは、長期に亘り使
用しないと接触不良などにより、すぐ使用できない等の
問題がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解消した、照明装置の発光器を簡単にしかも安全に
付け外しが可能で、発光部への給電用端子が露出しない
構造で、端子の腐蝕等の心配がない照明装置を供するこ
とにある。
点を解消した、照明装置の発光器を簡単にしかも安全に
付け外しが可能で、発光部への給電用端子が露出しない
構造で、端子の腐蝕等の心配がない照明装置を供するこ
とにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、照明装置の発光器と電源側との接続
に、接触端子を用いることなく、相互誘導コイルの各々
を発光器の受電部と、電源側の給電部に別々に内蔵さ
せ、使用時に相互誘導が起こるよう、接近して配置させ
た構造の照明装置を供する。更に、上記照明装置におい
て、受電コイルと給電コイルの周囲に磁性体を配置し、
コイル間の電力の移送を効率よく行えるようにする。ま
た、発光器と給電部に各々の存否を確認出来るセンサを
設け、給電側では発光器の移動により電源側のコイルを
開状態にしたり、発光器の不在を警報するため信号を発
し、発光器側では電源と離れたことにより照明の状態を
例えば表示から探照に変えたり、蓄電部への蓄電状態か
ら発光部への給電に変えるなど制御のための信号を出せ
る構造とする。さらに、発光器の光源部と受電コイルの
間に制御回路と蓄電池からなる蓄電制御部を設け、蓄電
制御部は、発光部が給電側の給電コイルと離れて相互誘
導が働かなくなっても発光器は照明し続けることができ
るように充放電を制御し、コードレスの照明装置として
効率よく使える構造の照明装置を供する。
解決するために、照明装置の発光器と電源側との接続
に、接触端子を用いることなく、相互誘導コイルの各々
を発光器の受電部と、電源側の給電部に別々に内蔵さ
せ、使用時に相互誘導が起こるよう、接近して配置させ
た構造の照明装置を供する。更に、上記照明装置におい
て、受電コイルと給電コイルの周囲に磁性体を配置し、
コイル間の電力の移送を効率よく行えるようにする。ま
た、発光器と給電部に各々の存否を確認出来るセンサを
設け、給電側では発光器の移動により電源側のコイルを
開状態にしたり、発光器の不在を警報するため信号を発
し、発光器側では電源と離れたことにより照明の状態を
例えば表示から探照に変えたり、蓄電部への蓄電状態か
ら発光部への給電に変えるなど制御のための信号を出せ
る構造とする。さらに、発光器の光源部と受電コイルの
間に制御回路と蓄電池からなる蓄電制御部を設け、蓄電
制御部は、発光部が給電側の給電コイルと離れて相互誘
導が働かなくなっても発光器は照明し続けることができ
るように充放電を制御し、コードレスの照明装置として
効率よく使える構造の照明装置を供する。
【０００８】即ち、本発明は、発光部とこの発光部に
電力を供給する受電部を持つ発光器と、この発光器に電
力を供給する電源側の給電部から成る照明装置におい
て、発光器の受電部の先端の電気的接続部と給電部の先
端の電気的接続部に一対の相互誘導コイルが別々に接続
収納され、発光器の受電部側の相互誘導コイル（受電コ
イル）と給電部側の相互誘導コイル（給電コイル）が非
接触状態で所定の位置に向かい合って配置されたとき、
相互誘導により電気的に結合して、給電部から発光器の
受電部に電力を供給する構造を特徴とする照明装置であ
る。上記記載の照明装置において、発光器が、発光
部と、受電部と、蓄電池とその電流を制御する制御回路
から成る蓄電制御部からなり、発光器と給電部にそれぞ
れの対となる給電コイルと受電コイルの存在を検知する
センサが収納され、かつ、受電コイルと給電コイルの内
側や周囲に近接して磁性体が配置された構造を特徴とす
る照明装置である。上記記載の照明装置において、
発光器として発光表示装置と探照照明装置を有する常備
用携帯型非常灯としたことを特徴とする照明装置であ
る。上記記載の照明装置において、発光器として消
火器に併設した発光表示装置及び探照照明装置であるこ
とを特徴とする照明装置である。
電力を供給する受電部を持つ発光器と、この発光器に電
力を供給する電源側の給電部から成る照明装置におい
て、発光器の受電部の先端の電気的接続部と給電部の先
端の電気的接続部に一対の相互誘導コイルが別々に接続
収納され、発光器の受電部側の相互誘導コイル（受電コ
イル）と給電部側の相互誘導コイル（給電コイル）が非
接触状態で所定の位置に向かい合って配置されたとき、
相互誘導により電気的に結合して、給電部から発光器の
受電部に電力を供給する構造を特徴とする照明装置であ
る。上記記載の照明装置において、発光器が、発光
部と、受電部と、蓄電池とその電流を制御する制御回路
から成る蓄電制御部からなり、発光器と給電部にそれぞ
れの対となる給電コイルと受電コイルの存在を検知する
センサが収納され、かつ、受電コイルと給電コイルの内
側や周囲に近接して磁性体が配置された構造を特徴とす
る照明装置である。上記記載の照明装置において、
発光器として発光表示装置と探照照明装置を有する常備
用携帯型非常灯としたことを特徴とする照明装置であ
る。上記記載の照明装置において、発光器として消
火器に併設した発光表示装置及び探照照明装置であるこ
とを特徴とする照明装置である。
【０００９】
【作用】図２に示すように、発光器と電源側の給電部４
は別々に形成され、使用時に、所定の位置に配置するこ
とで、受電コイル１１と給電コイル１２が相互誘導状態
になり、給電部４と受電部３の間で給電が行われるよう
になっている。発光器１と電源側との接続を、従来の機
械的接触による接続から、相互誘導コイルを２つのコイ
ルに分け、各々を発光部と電源側に配置した構造なの
で、これを所定の距離に近接して配置したとき、電源側
のコイルと発光器側のコイルの間で相互誘導が起こり、
電力が供給できる。従って、機械的接点を持つことなく
取り付け取り外しが可能となり、コイル間の距離を離す
ことでオンオフでき、開閉などによる火花の心配や接点
の腐蝕の心配もない照明装置が提供できる。また、受電
コイル１１と給電コイル１２の周囲に磁性体１３を配置
することで照明装置への電力移送効率を改善でき、小型
化も可能となる。また、センサと蓄電部と制御回路部を
発光器に設けることで、蓄電放電の使い分けを行うこと
ができ、接続コードを用いずに、非常事態の発生の検知
等用途を広げた効率的な使い方ができる。
は別々に形成され、使用時に、所定の位置に配置するこ
とで、受電コイル１１と給電コイル１２が相互誘導状態
になり、給電部４と受電部３の間で給電が行われるよう
になっている。発光器１と電源側との接続を、従来の機
械的接触による接続から、相互誘導コイルを２つのコイ
ルに分け、各々を発光部と電源側に配置した構造なの
で、これを所定の距離に近接して配置したとき、電源側
のコイルと発光器側のコイルの間で相互誘導が起こり、
電力が供給できる。従って、機械的接点を持つことなく
取り付け取り外しが可能となり、コイル間の距離を離す
ことでオンオフでき、開閉などによる火花の心配や接点
の腐蝕の心配もない照明装置が提供できる。また、受電
コイル１１と給電コイル１２の周囲に磁性体１３を配置
することで照明装置への電力移送効率を改善でき、小型
化も可能となる。また、センサと蓄電部と制御回路部を
発光器に設けることで、蓄電放電の使い分けを行うこと
ができ、接続コードを用いずに、非常事態の発生の検知
等用途を広げた効率的な使い方ができる。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例について、以下、図面を参照
して説明する。図１は、本発明の一実施例の照明装置を
示す模式断面図、図２は、本発明の照明装置の給電の原
理を説明する図、図３は、本発明の他の実施例の照明装
置を示す模式断面図、図４は、本発明の照明装置を常備
用携帯型非常灯に応用した実施例を示す模式断面図、図
５は、本発明の照明装置を消火器の表示探照照明装置に
応用した実施例を示す模式断面図である。
して説明する。図１は、本発明の一実施例の照明装置を
示す模式断面図、図２は、本発明の照明装置の給電の原
理を説明する図、図３は、本発明の他の実施例の照明装
置を示す模式断面図、図４は、本発明の照明装置を常備
用携帯型非常灯に応用した実施例を示す模式断面図、図
５は、本発明の照明装置を消火器の表示探照照明装置に
応用した実施例を示す模式断面図である。
【００１１】実施例１。図１に示すように、この照明装
置は、発光部１４と受電部３からなる発光器１と、電源
側の給電部４からなる。電源側の給電部４は、固定治具
２に内蔵されて壁や天井に固定される。給電部４の先端
には、リング状の給電コイル１２が接続され、固定治具
２の内側に絶縁状態で収納されている。発光器１は、発
光部１４と受電部３からなり一体に成形されている。発
光部１４はフィラメントタイプの電球で、電球から引き
出されたリードの先端には受電コイル１１が接続されて
いる。受電コイル１１は受電部３の先端に外周を絶縁材
料で保護され、気密状態で封着されている。受電コイル
１１と給電コイル１２は、給電部４に発光器１の受電部
３を接近させ、給電部４から伸びた係止片２８で固定し
たとき、所定の距離で、相互誘導が効率よく行われる配
置となっている。本実施例の照明装置では、発光部１４
として低圧用白熱電球を用い、給電コイル１２と受電コ
イル１１は外径３０ｍｍ、内径１５ｍｍの大きさで、コ
イルが互いに同軸状に近接したとき、約１ｍｍに近接で
きるように各コイルの外側は約０．４ｍｍ厚の絶縁樹脂
で全面が被覆したものを用いている。電源として、１０
０キロヘルツ、５ボルトの交流を給電コイル１２に加え
たところ、白熱灯を点灯させることが出来た。接点が露
出していないので感電事故や接触不良による事故の心配
なく使用できた。
置は、発光部１４と受電部３からなる発光器１と、電源
側の給電部４からなる。電源側の給電部４は、固定治具
２に内蔵されて壁や天井に固定される。給電部４の先端
には、リング状の給電コイル１２が接続され、固定治具
２の内側に絶縁状態で収納されている。発光器１は、発
光部１４と受電部３からなり一体に成形されている。発
光部１４はフィラメントタイプの電球で、電球から引き
出されたリードの先端には受電コイル１１が接続されて
いる。受電コイル１１は受電部３の先端に外周を絶縁材
料で保護され、気密状態で封着されている。受電コイル
１１と給電コイル１２は、給電部４に発光器１の受電部
３を接近させ、給電部４から伸びた係止片２８で固定し
たとき、所定の距離で、相互誘導が効率よく行われる配
置となっている。本実施例の照明装置では、発光部１４
として低圧用白熱電球を用い、給電コイル１２と受電コ
イル１１は外径３０ｍｍ、内径１５ｍｍの大きさで、コ
イルが互いに同軸状に近接したとき、約１ｍｍに近接で
きるように各コイルの外側は約０．４ｍｍ厚の絶縁樹脂
で全面が被覆したものを用いている。電源として、１０
０キロヘルツ、５ボルトの交流を給電コイル１２に加え
たところ、白熱灯を点灯させることが出来た。接点が露
出していないので感電事故や接触不良による事故の心配
なく使用できた。
【００１２】実施例２。第２の実施例は、図３に示すよ
うに、実施例１の照明装置において、発光器１側の発光
部１４と受電コイル１１との間に、蓄電池と、制御回路
を有する蓄電制御部１７を設けている。受電コイル１１
と給電コイル１２には、コイルが近接した状態にあると
きのコイルの外側に接して、磁性体１３が配置された構
造である。実施例１と同じ構成の受電コイル１１と給電
コイル１２を用い、磁性体１３として１００キロヘルツ
での透磁率が約１００００のフェライトの円板を用い
た。蓄電制御部１７の蓄電部にはアルカリ電池を用い、
制御回路部には、整流、充放電制御回路他の回路が収容
されている。蓄電制御部１７では、受電コイル１１から
の電圧と電池からの電圧を検出比較し、電池からの電圧
が所定値より低く、受電コイル１１からの電圧が所定値
以上のときは、充電を行い、同時に、発光部１４の電球
にも給電する。発光器１が所定の位置から移動した場合
は受電コイル１１からの電圧は零となり、制御回路部に
より受電コイル１１を解放し、発光部１４に放電するよ
うに制御する。給電コイル１２に１００キロヘルツで５
ボルト交流を印加したところ、点灯できた。本実施例の
照明装置により電源側から発光器に点灯用として移送し
た電力は、約６０％移送効率であった。発光器１を固定
治具２の係止片２８から外して持ち歩いても固定時と同
様に点灯することが出来た。
うに、実施例１の照明装置において、発光器１側の発光
部１４と受電コイル１１との間に、蓄電池と、制御回路
を有する蓄電制御部１７を設けている。受電コイル１１
と給電コイル１２には、コイルが近接した状態にあると
きのコイルの外側に接して、磁性体１３が配置された構
造である。実施例１と同じ構成の受電コイル１１と給電
コイル１２を用い、磁性体１３として１００キロヘルツ
での透磁率が約１００００のフェライトの円板を用い
た。蓄電制御部１７の蓄電部にはアルカリ電池を用い、
制御回路部には、整流、充放電制御回路他の回路が収容
されている。蓄電制御部１７では、受電コイル１１から
の電圧と電池からの電圧を検出比較し、電池からの電圧
が所定値より低く、受電コイル１１からの電圧が所定値
以上のときは、充電を行い、同時に、発光部１４の電球
にも給電する。発光器１が所定の位置から移動した場合
は受電コイル１１からの電圧は零となり、制御回路部に
より受電コイル１１を解放し、発光部１４に放電するよ
うに制御する。給電コイル１２に１００キロヘルツで５
ボルト交流を印加したところ、点灯できた。本実施例の
照明装置により電源側から発光器に点灯用として移送し
た電力は、約６０％移送効率であった。発光器１を固定
治具２の係止片２８から外して持ち歩いても固定時と同
様に点灯することが出来た。
【００１３】実施例３。第３の実施例は、図４及び図５
に示すように、常備用携帯型非常灯（図４）と消火器の
発光表示装置２２、探照照明装置２４（図５）の例であ
る。基本構成は実施例１と同様で、受電コイル１１と給
電コイル１２は同じ大きさのものを使用した。各々のコ
イルは、近接したときの各々のコイルの外側に接した位
置に、磁性体１３の円板が取り付けられている。本例で
は磁性体１３として、透磁率が１００００のフェライト
円板が用いられている。発光器（非常灯２１、消火器２
６）、及び台１８に設けた電源側の給電部には、それぞ
れ組み合わせられる給電部及び発光器が所定の近接位置
に在るか否かを検地するセンサ１５、１６が取り付けら
れ、各々の蓄電制御部１７に接続している。通常はセン
サ１５、１６により照明装置の発光器部が所定の位置に
在ることを確認し、電源側の給電コイル１２に通電し、
充電部への充電放電を制御し、同時に発光表示装置２２
を点灯する。発光器（常備用携帯型非常灯２１や消火器
２６）を所定の位置から持ち出した場合、発光器側では
蓄電部からの電力により探照照明装置２４が点灯され、
電源側では給電コイル１２への電流を遮断し、発光器
（非常灯２１、消火器２６）が移動したことが全体を管
理している部署等へ連絡できる。
に示すように、常備用携帯型非常灯（図４）と消火器の
発光表示装置２２、探照照明装置２４（図５）の例であ
る。基本構成は実施例１と同様で、受電コイル１１と給
電コイル１２は同じ大きさのものを使用した。各々のコ
イルは、近接したときの各々のコイルの外側に接した位
置に、磁性体１３の円板が取り付けられている。本例で
は磁性体１３として、透磁率が１００００のフェライト
円板が用いられている。発光器（非常灯２１、消火器２
６）、及び台１８に設けた電源側の給電部には、それぞ
れ組み合わせられる給電部及び発光器が所定の近接位置
に在るか否かを検地するセンサ１５、１６が取り付けら
れ、各々の蓄電制御部１７に接続している。通常はセン
サ１５、１６により照明装置の発光器部が所定の位置に
在ることを確認し、電源側の給電コイル１２に通電し、
充電部への充電放電を制御し、同時に発光表示装置２２
を点灯する。発光器（常備用携帯型非常灯２１や消火器
２６）を所定の位置から持ち出した場合、発光器側では
蓄電部からの電力により探照照明装置２４が点灯され、
電源側では給電コイル１２への電流を遮断し、発光器
（非常灯２１、消火器２６）が移動したことが全体を管
理している部署等へ連絡できる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気的接触部を露出させる必要がない構造なので、感電
事故やノイズの心配もなく、また、湿気や腐蝕性のガス
等による接点の劣化の心配もなく、長期間経過後や、可
燃ガスの充満している危険な場所でも安心して、接続コ
ードなしに使用できる照明装置が供給できる。
電気的接触部を露出させる必要がない構造なので、感電
事故やノイズの心配もなく、また、湿気や腐蝕性のガス
等による接点の劣化の心配もなく、長期間経過後や、可
燃ガスの充満している危険な場所でも安心して、接続コ
ードなしに使用できる照明装置が供給できる。
【図１】本発明の一実施例の照明装置を示す模式断面
図。
図。
【図２】本発明の照明装置の給電の原理を説明する説明
図。
図。
【図３】本発明の他の実施例の照明装置を示す模式断面
図。
図。
【図４】本発明の照明装置を常備用携帯型非常灯に応用
した実施例を示す模式断面図。
した実施例を示す模式断面図。
【図５】本発明の照明装置を消火器の発光表示装置と探
照照明装置に応用した実施例を示す模式断面図。
照照明装置に応用した実施例を示す模式断面図。
【図６】従来の照明装置の発光器と電源側の給電部との
接続を説明する模式断面図。
接続を説明する模式断面図。
１ 発光器 ２ 固定治具 ３ 受電部 ４ 給電部 ５ 受電端子 ６ 給電端子 ７ ガラス管 ８ フィラメント ９ 電源ライン １０ 封着部 １１ 受電コイル １２ 給電コイル １３ 磁性体 １４ 発光部 １５ センサ １６ センサ １７ 蓄電制御部 １８ 台 １９ 係止ばね ２０ 手元スイッチ ２１ 発光表示装置 ２２ 発光表示装置 ２３ 発光表示装置用ケーブル ２４ 探照照明装置 ２５ 探照照明装置用ケーブル ２６ 消火器 ２７ 噴射ノズル ２８ 係止片
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 // Ｆ２１Ｍ 1/00 Ｎ
Claims (4)
- 【請求項１】 発光部とこの発光部に電力を供給する受
電部を持つ発光器と、この発光器に電力を供給する電源
側の給電部から成る照明装置において、発光器の受電部
の先端の電気的接続部と給電部の先端の電気的接続部に
一対の相互誘導コイルが別々に接続収納され、発光器の
受電部側の相互誘導コイル（受電コイル）と給電部側の
相互誘導コイル（給電コイル）が非接触状態で所定の位
置に向かい合って配置されたとき、相互誘導により電気
的に結合して、給電部から発光器の受電部に電力を供給
する構造を特徴とする照明装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の照明装置において、発光
器が、発光部と、受電部と、蓄電池とその電流を制御す
る制御回路から成る蓄電制御部からなり、発光器と給電
部にそれぞれの対となる給電コイルと受電コイルの存在
を検知するセンサが収納され、かつ、受電コイルと給電
コイルの内側や周囲に近接して磁性体が配置された構造
を特徴とする照明装置。 - 【請求項３】 請求項２記載の照明装置において、発光
器として発光表示装置と探照照明装置を有する常備用携
帯型非常灯としたことを特徴とする照明装置。 - 【請求項４】 請求項２記載の照明装置において、発光
器として消火器に併設した発光表示装置及び探照照明装
置であることを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5321163A JPH07153577A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5321163A JPH07153577A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07153577A true JPH07153577A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=18129513
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5321163A Pending JPH07153577A (ja) | 1993-11-26 | 1993-11-26 | 照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07153577A (ja) |
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