JPS62202412A - 非常灯用昇降照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は非常灯用昇降照明装置の改良に関し、特に灯体
を下降するときに灯体と電池との電気的接続を切り離す
ように構成した装置に関する。

〔従来の技術とその問題点〕

従来、工場等の高い天井の照明は、保守点検が困難で危
険であるので、昇降用の照明器具が使用され、さらに停
電等の非常時の安全対策のため、所定の間隔で非常灯用
昇降照明装置を設けて、停電時は電池で電灯が点灯する
ように構成している。

従来の非常灯用昇降照明装置としては、例えば第５図に
示すように、昇降基体１に巻取ドラム２を回転自在に支
持し、同巻取ドラム２に、灯体３をワイヤー４で昇降自
在に構成し、さらに灯体３は内部に電池を収納してなる
ケース５に支持し、停電時に電池で電灯３が点灯し保安
灯の機能を果すように構成しである。

しかし同非常灯用昇降照明装置によると、保守点検に際
し灯体３を下降すると、昇降装置に付属されて上下の接
点が離れ、常用電源が切れ、電池により電灯が点灯し、
必要ないのに電池が消耗してしまう欠点がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記の点に鑑み発明したものであって、停電時
等の非常時に電池で点灯し、電灯を下降するときは電池
で電灯が点灯せず電池の消耗を防ぐことのできる非常灯
用昇降照明装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

以下本発明を第１図乃至第４図について説明する。第１
図において、１１は昇降基体、１２は昇降基体１１に回
転自在に支持してなる巻取ドラム、１３は巻取ドラム１
２を回転するためのモータ、１４は昇降基体１１の下面
に向って設けた嵌合受、１５は内部に電池１６、コンデ
ンサー１７等を収納してなるケース、１８はケース１５
の下面に支持してなる灯体であって、電池１６と灯体１
８は一諸に昇降するように構成しである。１９はケース
１５の上部に設けたスイッチであって、灯体１８が上昇
し昇降基体１１に支持されたときスイッチ１９がＯＮに
なり、灯体１８が下降するときはＯＦＦになるように構
成されている。２０はケース１５の上部に設けた嵌合棒
であって、嵌合受１４に嵌入する。２１は灯体１８を支
持するワイヤーであって、巻取ドラム１２に巻回する。

次に同非常灯用昇降照明装置の電気的接続を第２図乃至
第４図に示す回路図について説明する。

第２図乃至第４図において、２２は常用電源、１８は昇
降自在の灯体、２３は昇降基体１１側の接点であって、
常用電源２２に接続されている。２４は灯体１８側の接
点であって、昇降基体１１の接点２３と対応して構成し
である。２５は灯体１８側の接点２４と、灯体１８との
間に接続してなる充電回路、２６は充電回路２５と灯体
１８との間に接続してなる電池、２７は充電回路２５と
電池２６との間に接続してなる接点、２日は電池２６と
灯体１８との間に接続してなる接点であって、接点２７
と連動し、充電切換回路を構成しである。

１９は電池２６と灯体１８との間に接続したスイッチ、
３０はスイッチ１９と接点２８との間に接続したヒユー
ズである。

また第２図は灯体１８が昇降基体１１にセットされたと
きの状態を示し、接点２３と２４、充電切換回路２５の
接点２７はＯＮになっており、常用電源２２により電池
２６に充電されている。さらに接点２８はＯＦＦになっ
ているので灯体１８は不点状態となっている。

第３図は灯体１８が昇降基体１１にセットされたときの
状態で、例えば停電等の非常時の状態を　７示し、充電
回路２５と電池２６との間の接点２７はＯＦＦになって
おり、常用電源２２からの電池２６への充電はなく、ま
た接点２８とスイッチ１９はＯＮになり、電灯は点灯す
る。

第４図は昇降基体１１から灯体１８が下降したときの状
態を示し、昇降基体１１側の接点２３と、灯体１８側の
接点２４は切り離なされ、充電回路２５と電池２６との
間の接点２７はＯＦＦになり、さらに電池２６と灯体１
８とのスイッチ１９はＯＦＦになり、電灯は不点状態と
なり、電池２６の消耗は生じない。

〔発明の効果〕

本発明は上記したように、巻取ドラムを回転自在に支持
してなる昇降基体に対し、非常時に電池で点灯する電灯
を昇降自在に構成し、電灯を下降する際に電灯と電池と
の電気的接続を切り離し、電灯を下降するように構成し
たので、上述のごとく電灯を下降するときに電灯は点灯
せず、簡単な装置で電池の消耗を防止できる効果がある
。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る非常灯用昇降照明装置の正面図、
第２図乃至第４図は第１図の回路図、第５図は従来の非
常灯用昇降照明装置の正面図である。 １１・・・昇降基体、１２・・・巻取ドラム、１５・・
・ケース、１８・・・灯体、１９・・・スイッチ、２５
・・・充電回路。 笥３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、巻取ドラム（１２）を回転自在に支持してなる昇降
   基体（１１）に対して、非常時に点灯する電灯を昇降自
   在に構成し、灯体（１８）が昇降基体（１１）にセット
   されたとき常用電源（２２）により電池（２６）に充電
   され、非常時に電灯を電池（２６）で点灯するように構
   成した装置において、 前記、灯体（１８）を下降する際に電灯と電池（２６）
   との電気的接続を切り離し、灯体（１８）を下降するよ
   うに構成したことを特徴とする非常灯用昇降照明装置。 ２、電池（２６）は灯体（１８）と共に昇降するように
   構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   非常灯用昇降照明装置。 ３、昇降するケース（１５）の適所にスイッチ（１９）
   を設け、灯体（１８）が上昇し昇降基体（１１）に支持
   されたときスイッチ（２９）が働き、灯体（１８）を下
   降するときは切れるように構成したことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の非常灯用昇降照明装置。