JPH11153452A - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPH11153452A
JPH11153452A JP9319289A JP31928997A JPH11153452A JP H11153452 A JPH11153452 A JP H11153452A JP 9319289 A JP9319289 A JP 9319289A JP 31928997 A JP31928997 A JP 31928997A JP H11153452 A JPH11153452 A JP H11153452A
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JP
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magnet
conversion element
magnetoelectric conversion
circuit board
synthetic resin
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JP9319289A
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Mitsutoshi Nakane
光敏 中根
Hiroyuki Ogi
裕行 扇
Ryoichi Kobayashi
良一 小林
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • G01P1/02Housings
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    • G01P3/00Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
    • G01P3/42Devices characterised by the use of electric or magnetic means
    • G01P3/44Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
    • G01P3/48Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
    • G01P3/481Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
    • G01P3/488Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals delivered by variable reluctance detectors

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁電変換素子を用いた回転検出装置の検出精度
の向上、それに用いるマグネット,磁電変換素子等の位
置精度を部品の簡素図りつつ向上させる。 【解決手段】磁電変換素子2への入出力用の電気接続端
子4a〜4cとマグネット3とが合成樹脂ホルダー5に
インサート成形され、ホルダ一端5´によりマグネット
3の一端面の少なくとも一部がカバーされ、このカバー
部5´の外面に磁電変換素子2を搭載した回路基板6が
設置されるカバー部5´がマグネット3・磁電変換素子
2間に介在することでこのマグネット・磁電変換素子間
に一定のギャップが確保される。マグネット3と磁性ロ
ータ20間の距離をL、マグネット3と磁電変換素子2
の感磁部間の距離をL1とした場合、L1=1/4L〜
3/4Lで、且つL1が1.5mm〜4.5mmの範囲に
設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホールIC(ホー
ル素子),磁気抵抗素子等の磁電変換素子を用いた回転
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホールIC等の磁電変換素子
と該磁電変換素子に磁場を与えるマグネットとを備え、
前記磁電変換素子を被検出回転体となる磁性ロータ(例
えば歯形状の突起を備えた磁性回転体)とマグネットの
間に配置して、磁性ロータの回転により生じる磁場の変
化を前記磁電変換素子により電気信号として出力し、こ
の電気信号から回転速度(回転数)等を検出する装置が
知られている。
【0003】この種の検出装置においては、磁電変換素
子,マグネット等の実装形態として種々のものが提案さ
れ、また検出感度を良好にするために種々の技術的な提
案がなされている。
【0004】例えば、実開平3−48715号公報に記
載の回転センサでは、円筒状のケース内に永久磁石,磁
電変換素子および回路基板の各要素を内装してこれらの
部品を保護する構造とし、また永久磁石とホール素子の
間に先端を尖らせた高飽和磁束密度材料のポールピース
を介在させて、磁電変換素子に磁束が集中するようにし
ている。
【0005】特開平2−276970号公報に記載の磁
気検出装置では、出力ピン(電気接続端子)をインサー
ト成形したコネクタに溝部を設け、この溝部にバイアス
用磁石を接着剤を介して内挿し、このバイアス用磁石を
保護するようにしてコネクタの一部に非磁性金属製の内
ケースをかぶせ、上記内ケース表面に磁気抵抗素子を樹
脂にてモールド成形したモールドチップを接着剤等で固
定し、さらにこのモールドチップを保護するように外ケ
ースをコネクタに圧入したものが開示されている。
【0006】特開平6−123638号公報に記載の移
動物体検出装置では、円筒状のケースに磁電変換素子,
処理回路,磁電変換素子に磁場を与えるマグネット及び
ヨークを内装すると共に、これらの部品を該ケース内に
充填された充填剤により固定保持している。また、磁電
変換素子やマグネットの磁気特性のばらつきにより検出
感度が低下するという問題に対処するため、上記充填剤
の充填前に検出素子,マグネット,ヨークのうち少なく
ともいずれか一つを検出感度が最大となる位置に調整可
能にする手段が開示されている。具体的には、マグネッ
ト上でヨークを移動調整して磁電変換素子であるホール
素子とマグネットとの磁気結合を増強させている。
【0007】特開平6−186240号公報に記載の磁
気検出装置では、樹脂モールドされた磁気抵抗素子を素
子保持部材を介して樹脂製ハウジングに保持させ、この
樹脂製ハウジングとその先端に設けた円筒状のマグネッ
ト(バイアス磁石)を非磁性金属のキャップにより被う
ようにしており、上記磁気抵抗素子を円筒状のマグネッ
ト内を通している。また、被検出対象(磁性体ロータ)
と磁気抵抗素子との間のエアギャップの管理を容易にす
るため、磁気抵抗素子を保持する素子保持部材を被検出
対象に向けて付勢して、前記キャップ(検知ユニットの
キャップ)がこの付勢力を受ける(素子保持部材の付勢
力に抗した状態)ことで、磁気抵抗素子のモールド材を
常にキャップ内面に接触させている。
【0008】特開平8−219709号公報に記載の回
転位置検出装置では、磁電変換素子のコネクタピンとな
る電気接続端子をコネクタ一体型の樹脂ケースにインサ
ート成形し、マグネットについては、この樹脂ケースに
挿入,固定し、このマグネットの一端に磁電変換素子を
搭載した回路基板を固定し、また、前記電気接続端子の
一端を樹脂ケースより突出させて磁電変換素子の回路基
板と電気的に接続し、これらの部品(磁電変換素子,回
路基板,樹脂ケースのマグネット装着部)を保護キャッ
プにより被っているものが開示され、また、回転信号の
検出感度向上のため、検出装置の保護キャップに強度の
ある金属材料を用いてキャップ肉厚を最小にすることに
より、マグネットと磁性ロータ(被検出対象)との間の
ギャップ長さをキャップ肉厚低減分だけ余裕をもたせて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のこの種装置において、磁電変換素子,マグネット(例
えば永久磁石)等の部品の実装形態(保護形態)につい
て種々のものが提案されている。また、磁気的検出精度
を高めるために、磁電変換素子を通過する磁束密度を高
める技術や、マグネットと磁性ロータ間のギャップを短
縮するための提案がなされている。
【0010】ところで、この種の回転検出装置(磁気検
出装置,回転位置検出装置)は、単にマグネットと磁性
ロータ間のギャップを小さくしたり、磁電変換素子を通
過する磁束を集中させるだけではなく、磁性ロータ,マ
グネット,磁電変換素子の三者の位置関係により検出能
力が左右されるものであり、この点については、上記従
来技術では、言及されていない。
【0011】本発明の目的は、第1には、この種回転検
出装置の磁性ロータ,マグネット,磁電変換素子の三者
の位置関係について、理想の関係をとらえてホール素子
等の磁電変換素子に作用する磁束密度の変化量を効率よ
く供給し、回転検出の精度を向上させることにある。
【0012】さらに、回転検出装置に用いるマグネッ
ト,磁電変換素子等の実装形態の合理化を図り、装置の
簡素化と部品の固定及び位置精度を向上させることにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は基本的には次のように構成する。なお、発
明の内容の理解を容易にするため、構成要素には、後述
の図1〜図6の実施例の符号を引用した。
【0014】第1の発明は、磁電変換素子2と、磁電変
換素子2に磁場を与えるマグネット3とを備え、磁電変
換素子2がマグネット3と磁性ロータ20の間に位置し
て、磁性ロータ20の回転により生じる前記磁場の変化
を磁電変換素子2により電気信号として出力する回転検
出装置において、マグネット3と磁性ロータ20間の距
離をL、マグネット3と磁電変換素子2の感磁部間の距
離をL1とした場合、L1=1/4L〜3/4Lで、且
つ、L1が1.5mm〜4.5mmの範囲に設定してある
ことを特徴とする。
【0015】第2の発明は、上記同様の磁電変換素子
2,マグネット3を備える回転検出装置において、前記
磁電変換素子2への入出力用の電気接続端子4a〜4c
とマグネット3とが合成樹脂ホルダー5にインサート成
形され、この合成樹脂ホルダー5の一端5´によりマグ
ネット3の磁性ロータ20に対向する側の一端面の少な
くとも一部がカバーされており、このカバー部5´の外
面に磁電変換素子2を搭載した回路基板6が設置され、
該カバー部5´がマグネット3・磁電変換素子2間に介
在することでこのマグネット・磁電変換素子間に一定の
ギャップが確保され、前記電気接続端子4a〜4cは、
一端が合成樹脂ホルダー5のマグネット3側の端面から
突出して磁電変換素子2の回路基板6と電気的に接続さ
れていることを特徴とする。
【0016】第3の発明は、上記同様の磁電変換素子
2,マグネット3を備える回転検出装置において、少な
くとも磁電変換素子2への入出力用の電気接続端子が合
成樹脂ホルダー5にインサート成形され、マグネット3
は合成樹脂ホルダー5の一端に設けられ、電気接続端子
4a〜4cは、一端が合成樹脂ホルダー5のマグネット
設置側の端部から突出して該樹脂ホルダー端部に設置さ
れる磁電変換素子搭載の回路基板6と電気的に接続さ
れ、且つ、電気接続端子4a〜4cは、少なくとも3本
の端子で一列に並んで配置され、これらの電気接続端子
における回路基板6と接続する側の一端が該回路基板に
設けた各端子受入孔16a〜16c(図2,図5参照)
に通されて半田付けされ、これらの電気接続端子のうち
両側2本4a,4cだけに回路基板6の裏面に一部当接
して該回路基板を受け止める基板受け部41(図5参
照)が設けてあることを特徴とする。
【0017】なお、これらの発明の作用については、発
明の実施の形態で述べる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を参照して
説明する。
【0019】図1(a)は本発明の一実施例に係る回転
検出装置1を被検出回転体である磁性ロータ20と共に
表わす一部断面構成図、図1(b)はその部分拡大断面
図、図2(a)は上記回転検出装置1に磁電変換素子搭
載の回路基板6を組込む直前の状態を示す斜視図、図2
(b)は回路基板6を組み込んだ後の回転検出装置1の
部分斜視図、図3は図2(a)の回転検出装置を回路基
板6の設置前に下側からみた斜視図である。
【0020】これらの図において、回転検出装置1は、
例えばホールICで構成される磁電変換素子2と、磁電
変換素子2に磁場を与える永久磁石よりなるマグネット
3と、外部接続用のコネクタピンとなる電気接続端子4
と、コネクタ5aと一体型でマグネット3及び電気接続
端子4をインサート成形した合成樹脂製のホルダー5
と、保護キャップ7等で構成される。磁電変換素子2は
磁気抵抗素子でもよい。
【0021】電気接続端子4は、図2に示すように3本
の端子4a,4b,4cより成り、各一端が磁電変換素
子2を搭載する回路基板6と半田付け等により電気的に
接続され、この接続により磁電変換素子搭載の回路基板
6が合成樹脂ホルダー5に保持される。
【0022】磁電変換素子2への入出力用の電気接続端
子4a〜4cとマグネット3とは、例えばエポキシ樹脂
等の合成樹脂ホルダー5にインサート成形される。ここ
でインサート成形とは、電気接続端子4a〜4cとマグ
ネット3とを合成樹脂ホルダー成形用の金型内に予めセ
ットしておき、これらのセットされた部品を樹脂モール
ド成形により埋め込むことである。
【0023】マグネット3を合成樹脂ホルダー5にイン
サート成形することで、合成樹脂ホルダーの一端5´に
よりマグネット3の磁性ロータ20に対向する側の一端
面の少なくとも一部がカバーされている。本例ではカバ
ー部5´の一部に段差面5bが形成され、この段差面5
bの外面に磁電変換素子2を搭載した回路基板6をあて
がい、この回路基板6を電気接続端子4a〜4cと接続
することでホルダー一端面5´上に磁電変換素子2が設
置される。
【0024】回路基板6は、プリント基板に磁電変換素
子2,ダイオード,抵抗,コンデンサ等を搭載して磁電
変換するための電気信号の入出力処理を行なう回路を構
成し、図2(a)に示すように合成樹脂ホルダー5の先
端面5´にはその外周縁に位置決め用の突起11が複数
本(例えば4本)配設してあり、この突起11の内側の
領域に回路基板6を嵌め込んだ後、図2(b)に示すよ
うに突起11を熱で潰すことで回路基板6がホルダー端
面5´上にしっかりと固定されている。
【0025】電気接続端子4a〜4cは、一列に並んで
配置され、この配列に対応して回路基板6に3個の端子
受入孔16a,16b,16cが一列に並んで配設さ
れ、電気接続端子4a〜4cの各一端が端子受入孔16
a〜16cにそれぞれ通されて半田付けされ、このよう
にして、電気接続端子4a〜4cは、一端が合成樹脂ホ
ルダー5のマグネット3設置側の端面から突出して、磁
電変換素子を搭載した回路基板6と電気的に接続されて
いる。
【0026】図5に回路基板6と電気接続端子4a〜4
cの接続部を強調した断面図を示す。電気接続端子4a
〜4cには、それぞれ端子受入孔16a〜16cに入る
部分40が形成され、さらに、これらの電気接続端子の
うち両側2本(4a,4cのもの)だけに回路基板6の
裏面に一部当接して、該回路基板6を受け止める基板受
け部41が設けてあり、真中の電気接続端子4bには基
板受け部41を設けない構成としてある。基板受け部4
1を、電気接続端子のうち両側2本4a,4cに限定し
て設けたのは、磁電変換素子(ホールIC)2は直交磁
束密度に対して最も感磁して出力するために、図6
(a)に示すように、マグネット3の一端面と磁性ロー
タ20の突起20aとが平行状態で対向した時にホール
IC2の感磁部2aも前記突起20a及びマグネット3
一端面に対して平行度を極力保ち磁束密度に対する直交
度を高めるためである。
【0027】すなわち、仮に電気接続端子4a〜4cの
全てに基板受け部41が設けてある場合には、図5
(b)に示すように、真中の電気接続端子4bの基板受
け部41が寸法精度のばらつきにより他の電気接続端子
4a,4bの基板受け部41よりも突出度合いが大きい
と、基板6は電気接続端子4a(或いは4c)と4bと
の2点で支持され、その傾き角はθ1となる(破線6が
回路基板の傾きを示し、実線mが基準の水平ラインであ
る)。これに対して、本実施例のように両側の電気接続
端子4a,4cに限定して基板受け部41を形成した場
合で、その一方の電気接続端子(例えば4c)の基板受
け部41の方が他方の電気接続端子4aよりも寸法精度
のばらつきにより突出度合いが大きい場合(この突出度
合いは図5(b)の電気接続端子4bの場合と同一量と
する)には、基板6は図5(c)に示すように電気接続
端子4aと4cとの2点で支持され、その傾き角はθ2
となる。θ1とθ2を比較した場合、θ1>θ2の関係
にある。したがって、本実施例によれば、マグネット3
の一端面と磁性ロータ20の突起20aとが平行状態で
対向した時にホールIC2の感磁部2aも前記突起20
a及びマグネット3一端面に対して平行度を極力保ち磁
束密度に対する直交度を高めることができる。
【0028】図6(b)には、磁束Bと、磁束Bに対す
る磁電変換素子(ホールIC)2の感磁部2aの傾きθ
との関係を示し、磁電変換素子2の出力Vは、
【0029】
【数1】V=kB×sinθ であらわされ、θ=90度すなわち、磁電変換素子2は
直交磁束密度に対して最も大きな出力が得られる。な
お、kは係数である。
【0030】したがって、本実施例によれば、電気接続
端子4a,4cの基板受け部41について上述したよう
な配慮をなすことで、磁電変換素子2の出力低下を極力
防止することができる。
【0031】合成樹脂ホルダー5におけるマグネット端
面カバー部5´がマグネット3・磁電変換素子2間に介
在することで、このマグネット3・磁電変換素子2間に
一定のギャップが確保される。磁電変換素子2の感磁部
2a〔図6(a)参照〕とマグネット3の先端面間の距
離(エアギャップ)L1は、カバー部5´の肉厚と回路
基板6の肉厚が介在することで、少なくとも1.5mm
は確保される。このギャップL1の設定理由を以下に述
べる。
【0032】磁電変換素子2はマグネット3・磁性ロー
タ20間に位置する。磁性ロータ20は、外周に規則正
しい配列で突起20aが形成された歯車状のもので、磁
性ロータ20が回転することで、突起20aが回転検出
装置1の先端部と対向,非対向を繰り返すため、マグネ
ット5により形成される磁電変換素子2の磁場が変化す
る。すなわち、突起20aの対向,非対向により、マグ
ネット5により磁電変換素子2に印加される磁界強度の
強弱(磁束密度の増減)を繰り返し、この磁束の変化及
び磁界の変化を、磁電変換素子2は電気信号として出力
し、この電気信号から例えば回転速度(回転数)が求め
られる。
【0033】図7にマグネット3と磁電変換素子2の感
磁部2aとの距離L1と、感磁部2aと磁性ロータ20
との距離L2に対する感磁部2aを通過する磁束密度
(mt)の変化幅ΔB1とΔB2との関係を示す。L
1,L2の磁束密度特性(L1・mt特性及びL2・m
t特性)ラインにおけるHは、磁性ロータ20の突起2
0aがマグネット3と正対する位置にきたときの磁束密
度特性で、Lは磁性ロータ20の突起20a間の凹みが
マグネット3と正対する位置(突起20aがマグネット
3に対して非対向)にきたときの磁束密度特性である。
【0034】L1,L2が小さいほど(エアギャップが
小さいほど)感磁部20aを通過する磁束密度が大きく
なるが、あまりL1,L2を小さくすると磁束密度の変
化幅すなわち磁束変化量ΔB1,ΔB2を充分に確保で
きず、また、L1,L2が大きくなると感磁部2aを通
過する磁束変化量ΔB1,ΔB2が大きくなるものの、
磁束の絶対量が低下し充分な出力が確保し得なくなる。
【0035】図8は、上記図7の関係から磁束の絶対量
も加味して、L1を種々変えて、感磁部2aを通過する
(感磁部2aに印加される)磁束の変化量をグラフで示
したものである。磁電変換素子2の感磁部2aまでの距
離L1がマグネット3の表面から磁性ロータ20の突起
20aまでの距離Lの1/2であるとき最も磁束変化量
が大きく効率良く回転検出を行える。実験では、感磁部
の磁力を100〜3000ガウス、ホールICの感度を
100ガウスとした条件において、L1=1/4L〜3
/4Lで、且つL1が1.5mm〜4.5mmの範囲であ
れば良好な磁束変化量ΔB1に基づく出力が得られ、本
発明では、そのように設定している。
【0036】なお、磁電変換素子2の配置位置の自由度
を確保するため、回路基板6の基板の厚さAは0.8m
m以下としている。
【0037】合成樹脂ホルダー5にインサート成形され
るマグネット3は、本例では円柱状の永久磁石を使用す
るが、磁電変換素子2の感磁部2aに対する直交磁束の
確保、カバー部5´の肉厚精度,磁性ロータ20に対す
るマグネット3の位置関係等から、マグネット3の位置
精度については、高いものが要求される。
【0038】本例では、この要求に応えるために、マグ
ネット3のうち合成樹脂ホルダー5のカバー部5´で被
われている側の端面は、一部が該カバー部5´で被われ
ていない露出部分が存在しており、また、この露出部分
に交わるマグネット3外周面の一部が露出して、これら
の露出位置で、合成樹脂ホルダー5のモールド成形時
(マグネット3のインサート成形時)のマグネット3の
高精度位置決めが行ない得るようにした。これらのマグ
ネットの露出部分を利用した位置決めに先立ち、マグネ
ット露出部分の態様について、図4により説明する。
【0039】図4において、(a)は回路基板6及び保
護キャップ3を取り付ける前の合成樹脂ホルダー5の部
分正面図、(b)はその右側(マグネット取付側)から
みた部分側面図、(c)はその下面からみた図、(d)
は(b)のA−A線断面図、(e)は図示の便宜上、電
気接続端子4a〜4cを図示省略して表わした合成樹脂
ホルダー5を下面からみた部分斜視図である。
【0040】図4の(b),(c)ではマグネット3の
うち合成樹脂ホルダー5で被われている部分については
破線の交叉線で示し、外部に露出した部分については実
線の交叉線で示している。図4(a)〜(e)に示すよ
うに、合成樹脂ホルダー5のマグネット3配置側の端部
は、そのカバー部5´については符号5cに示すように
一部にマグネット3端面を露出させる箇所が形成してあ
り、またホルダー5先端下部にも、マグネット3の下部
外周面の一部を露出させる空間5eが形成してある。マ
グネット3端面の露出部とマグネット外周面の露出部分
は直交状態で連続している。マグネット露出空間5e
は、ホルダー5の一部5dによって下方に裾拡がり状に
なる形状に形成されている。
【0041】図12は合成樹脂ホルダー5をモールド成
形する場合の模式図で、40が金型で、金型40には、
インサート成形されるマグネット3の一部を受けるマグ
ネット受け部45と、位置決め用突起11を形成するた
めの溝部41と、キャップ位置決め用突起13を形成す
るための溝部43と、インサート成形される電気接続端
子4a〜4cの突出部を確保するための端子受け溝46
a,46b,46cと、マグネット3端面の露出部を確
保するための突起42が設けてある。
【0042】合成樹脂ホルダー5をモールド成形する場
合には、マグネット3の一端面を突起42にあてがうこ
とでマグネット3の軸方向が位置決めされ、マグネット
3の一部を受け部45に載せることでマグネット3の径
方向が位置決めされる。モールド成形に際しては、図1
3に示すようにマグネット3の一部である外周面下側を
受け部45に載せた後にその外周面上側を型ピン47に
より押えることで、マグネット3をしっかりと型にセッ
トすることができ、樹脂を型に流し込んだ時にマグネッ
ト3に位置ずれが生じることを防止できる。図1,図
2,図4(b)等で示された符号の12は、型ピン4を
抜いた後の孔である。
【0043】本例によれば、マグネット端面をカバー部
5′で被ったとしても、マグネット3の露出部がモール
ド成形時のマグネットの軸方向と径方向の位置決めをす
ることになり、インサート成形されたマグネット3の位
置精度を高精度にすることが可能であり、この位置精度
が高効率の回転検出に寄与する。
【0044】電気接続端子4a〜4cは、インサート成
形中には互いの位置精度を保つために図4(c)に示す
符号4´に示すように一体につながれてセットされてお
り(すなわち、電気接続端子4a〜4cは一枚の金属板
をつながった状態で切り抜き成形したもので、このつな
がった状態で樹脂ホルダー成形用の型内にセットされ
る)、合成樹脂ホルダー5をモールド成形した後に、ホ
ルダー5に設けた貫通窓9に上記つなぎ部分4´が位置
するように設定することで、この窓9の位置でつなぎ部
分4´を切断することで、電気接続端子4a〜4cを独
立させている。
【0045】モールド成形された合成樹脂ホルダー5
に、図2に示すように磁電変換素子2搭載の回路基板6
を固定した後に、このホルダー5のうち磁電変換素子
2,マグネット3,窓部9の部分を非磁性の金属製保護
キャップ7で被うことで、回転検出装置の外部応力から
保護する構造とし、キャップ7で被われるホルダー5外
周面のフランジ間にOリング8を嵌装して金属キャップ
7の末端をかしめることで気密性も確保されている。合
成樹脂ホルダー5の先端に設けた突起13はこのキャッ
プ13が磁電変換素子2に当らないようにするためのス
トッパとして機能し、これにより磁電変換素子2の位置
が狂わないようにしてある。
【0046】合成樹脂ホルダー5のうちマグネット3を
設けた側と反対側にはホルダー5と一体にコネクタ部5
aが形成され、電気接続端子4a〜4cのうち磁電変換
素子の回路基板6に接続される側と反対側の一端は、コ
ネクタ部5aに突出してコネクタピン端子を構成してい
る。
【0047】コネクタ部5aには、図示されないエンジ
ン制御ユニットにつながるリード線の相手側コネクタが
挿入接続される。また回転検出装置1は、ホルダー5の
フランジ部14に埋設されたカラー10によってエンジ
ン部に取り付け固定される。
【0048】本実施例によれば、次のような効果を奏す
る。
【0049】マグネット3から磁電変換素子2の感磁
部2aまでの距離L1を、マグネット3の表面から磁性
ロータ20の突起20aまでの距離Lとの関係でL1=
1/4L〜3/4Lで、且つL1が1.5mm〜4.5m
mの範囲に設定することで、磁性ロータ2の突起2aの
マグネットへの対向,非対向の繰り返しによる磁電変換
素子2の感磁部2aの磁束変化量を大きくし、効率の良
い出力により回転検出装置の検出感度を高めることがで
きる。
【0050】上記のL1に関するギャップを、樹脂ホ
ルダー5の一部(カバー部)5´と回路基板6の厚みを
利用して容易に確保でき、しかも、このギャップ確保に
特別な部品を必要としないので、回転検出装置の構成部
品の簡素化を図り得る。
【0051】マグネット3の一端面と磁性ロータ20
の突起20aとが平行状態で対向した時に磁電変換素子
2の感磁部2aも前記突起20a及びマグネット3一端
面に対して平行度を極力保ち磁束密度に対する直交度を
高め、磁電変換素子2の出力向上を図ることができる。
【0052】マグネット3を合成樹脂ホルダー5にイ
ンサート成形する場合に、上記のカバー部5´を確保し
た場合であっても、マグネット3の端面にカバー部5´
で被われない部分を残し、また、このマグネット端面露
出部に直交するマグネット3の外周一部に露出部を確保
することで、マグネット3の高精度の位置決めが可能に
なる。
【0053】図9に本発明の他の実施例に係る回転検出
装置の正面図を示し、図10にそのB方向矢視図を示
す。これらの図における符号で、図1〜図6と同一のも
のは同一の要素を示す。
【0054】本実施例の基本構成は、第1実施例と同様
であり、異なる点は回転検出装置の電気信号のコネクタ
の形態にある。
【0055】本例では、合成樹脂ホルダー5の一端に第
1実施例で示したようなコネクタ5aに代わって、別途
コネクタ30付きの電気コード31の各リード線31a
〜31cを導入するリード線導入部17を合成樹脂ホル
ダー5と一体成形する。電気接続端子4a〜4cのうち
磁電変換素子の回路基板に接続される側と反対側の一端
4a´〜4c´は、リード線導入部17内に突出してお
り、このリード線導入部17で別途コネクタ付きのコー
ド31(リード線31a〜31c)のそれぞれが半田付
け等で電気的に接続されている。
【0056】図11は、第2実施例で用いる電気接続端
子4a〜4cの一端4a´〜4c´の形状を示すもの
で、4a´〜4c´は全て同じ形状であるので、そのう
ちの一つを代表して示している。端子一端4a´〜4c
´はリード線31a〜31cをそれぞれ挿入して挾み込
む空間18aを確保した二股形状にしてあり、また、そ
の挾み込み空間18aの入口が二股の一方に設けた突起
18bにより狭くなるように絞ってある。多数の銅線を
束ねたリード線31a〜31cは挾み込む空間18aに
その狭隘な入口を通して変形しながら押し込まれ、その
後に空間18aに挾みこまれ、上記の突起18bの存在
により抜け止めされ、この抜け止め状態で各リード線一
端31a〜31cが端子一端4a´〜4c´のそれぞれ
と半田付けされるために、その半田付け作業がやりやす
くなる。
【0057】
【発明の効果】第1の発明によれば、磁電変換素子2の
感磁部2aまでの距離L1の最適化を実現することで、
磁性ロータ2の回転位置指標(例えば突起2a)のマグ
ネットへの対向,非対向の繰り返しによる磁電変換素子
2の感磁部2aの磁束変化量を大きくし、効率の良い出
力により回転検出装置の検出感度を高めることができ
る。
【0058】第2の発明によれば、上記のL1に関する
ギャップを、樹脂ホルダー5の一部(カバー部)5´と
回路基板6の厚みにより容易に確保でき、しかも、この
ギャップ確保に特別な部品を必要としないので、マグネ
ット回転検出装置の構成部品の簡素化を図り得る。な
お、マグネット3を合成樹脂ホルダー5にインサート成
形する場合に、上記のカバー部5´を確保した場合であ
っても、マグネット3の端面にカバー部5´で被われな
い部分を残し、また、このマグネット端面露出部に直交
するマグネット3の外周一部に露出部を確保すること
で、マグネット3の高精度の位置決めが可能なる。
【0059】第3の発明によれば、マグネット3の一端
面と磁性ロータ20の突起20aとが平行状態で対向し
た時に磁電変換素子2の感磁部2aも前記突起20a及
びマグネット3一端面に対して平行度を極力保ち磁束密
度に対する直交度を高め、磁電変換素子2の出力向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係る回転検出装置
1を被検出回転体である磁性ロータ20と共に表わす一
部断面構成図、(b)はその部分拡大断面図である。
【図2】(a)は上記回転検出装置1に磁電変換素子搭
載の回路基板6を組込む直前の状態を示す斜視図、
(b)は回路基板を組み込んだ後の回転検出装置の部分
斜視図である。
【図3】図2(a)の回転検出装置1を下側からみた斜
視図である。
【図4】(a)は上記実施例における回路基板6及び保
護キャップ3を取り付ける前の合成樹脂ホルダー5の部
分正面図、(b)はその右側(マグネット取付側)から
みた部分側面図、(c)はその下面からみた図、(d)
は(b)のA−A線断面図、(e)は図示の便宜上、電
気接続端子4a〜4cを除いて表わした合成樹脂ホルダ
ー5を下面からみた部分斜視図である。
【図5】上記実施例における回路基板6と電気接続端子
4a〜4cの接続部を強調した断面図である。
【図6】(a)は上記実施例におけるマグネット3の一
端面と、磁性ロータ20の突起20aと、ホールIC2
の感磁部2aとの位置関係を示す図、(b)はその感磁
部2aとこれを通過する磁束Bとの関係を示す図であ
る。
【図7】マグネット3と磁電変換素子2の感磁部2aと
の距離L1と、感磁部2aと磁性ロータ20との距離L
2に対する感磁部2aを通過する磁束密度の変化幅ΔB
1とΔB2との関係を示すグラフである。
【図8】上記図7の関係から磁束の絶対量も加味して、
L1を種々変えて、感磁部2aを通過する(感磁部2a
に印加される)磁束の変化量を示すグラフである。
【図9】本発明の第2の実施例に係る回転検出装置の正
面図である。
【図10】図9のB方向矢視図である。
【図11】第2実施例で用いる電気接続端子4a〜4c
の一端4a´〜4c´にリード線を挾み込む状態を示す
説明図である。
【図12】上記各実施例の合成樹脂ホルダー5をモール
ド成形する場合の模式図である。
【図13】上記各実施例の合成樹脂ホルダー5をモール
ド成形する場合の模式図である。
【符号の説明】
1…回転検出装置、2…磁電変換素子、3…マグネッ
ト、4,4a〜4c…電気接続端子、5…合成樹脂ホル
ダー、5´…カバー部、6…回路基板、7…保護キャッ
プ、20…磁性ロータ、L…マグネットから磁性ロータ
までの距離、L1…マグネットから磁電変換素子の感磁
部分までの距離。
フロントページの続き (72)発明者 小林 良一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁電変換素子と、前記磁電変換素子に磁
    場を与えるマグネットとを備え、前記磁電変換素子が前
    記マグネットと磁性ロータの間に位置して、磁性ロータ
    の回転により生じる前記磁場の変化を前記磁電変換素子
    により電気信号として出力する回転検出装置において、 前記マグネットと前記磁性ロータ間の距離をL、前記マ
    グネットと前記磁電変換素子の感磁部間の距離をL1と
    した場合、L1=1/4L〜3/4Lで、且つ、前記L
    1が1.5mm〜4.5mmの範囲に設定してあることを
    特徴とする回転検出装置。
  2. 【請求項2】 磁電変換素子と、前記磁電変換素子に磁
    場を与えるマグネットとを備え、磁性ロータの回転によ
    り生じる前記磁場の変化を前記磁電変換素子により電気
    信号として出力する回転検出装置において、 前記磁電変換素子への入出力用の電気接続端子と前記マ
    グネットとが合成樹脂ホルダーにインサート成形され、 この合成樹脂ホルダーの一端により前記マグネットの前
    記磁性ロータに対向する側の一端面の少なくとも一部が
    カバーされており、このカバー部の外面に前記磁電変換
    素子を搭載した回路基板が設置され、該カバー部が前記
    マグネット・磁電変換素子間に介在することでこのマグ
    ネット・磁電変換素子間に一定のギャップが確保され、 前記電気接続端子は、一端が前記合成樹脂ホルダーのマ
    グネット側の端面から突出して前記磁電変換素子の回路
    基板と電気的に接続されていることを特徴とする回転検
    出装置。
  3. 【請求項3】 インサート成形された前記マグネットの
    うち前記合成樹脂ホルダーのカバー部で被われている側
    の端面の一部が該カバー部で被われない露出部分を残し
    ており、このマグネット端面の露出部分と交わる前記マ
    グネット外周面の一部が露出している請求項2記載の回
    転検出装置。
  4. 【請求項4】 磁電変換素子と、前記磁電変換素子に磁
    場を与えるマグネットとを備え、磁性ロータの回転によ
    り生じる前記磁場の変化を前記磁電変換素子により電気
    信号として出力する回転検出装置において、 少なくとも前記磁電変換素子への入出力用の電気接続端
    子が合成樹脂ホルダーにインサート成形され、前記マグ
    ネットは前記合成樹脂ホルダーの一端に設けられ、前記
    電気接続端子は、一端が前記合成樹脂ホルダーのマグネ
    ット設置側の端部から突出して該樹脂ホルダー端部に設
    置される前記磁電変換素子搭載の回路基板と電気的に接
    続され、 且つ、前記電気接続端子は、少なくとも3本の端子が一
    列に並んで配置され、これらの電気接続端子における前
    記回路基板と接続する側の一端が該回路基板に設けた各
    端子受入孔に通されて半田付けされ、これらの電気接続
    端子のうち両側2本だけに前記回路基板の裏面に一部当
    接して該回路基板を受け止める基板受け部が設けてある
    ことを特徴とする回転検出装置。
  5. 【請求項5】 前記電気接続端子のうち前記回路基板に
    接続される側と反対側の一端は、前記合成樹脂ホルダー
    と一体成形した外部接続用のコネクタ部内に突出してコ
    ネクタ用のピン端子を構成している請求項2ないし請求
    項4のいずれか1項記載の回転検出装置。
  6. 【請求項6】 前記電気接続端子のうち前記回路基板に
    接続される側と反対側の一端は、前記合成樹脂ホルダー
    と一体成形したリード線導入部に突出しており、このリ
    ード線導入部に別途コネクタ付きのリード線の一端が導
    入されて前記電気接続端子と接続されている請求項2な
    いし請求項4のいずれか1項記載の回転検出装置。
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