JP3321224B2 - 移動物体検出装置 - Google Patents

移動物体検出装置

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JP3321224B2 JP03718393A JP3718393A JP3321224B2 JP 3321224 B2 JP3321224 B2 JP 3321224B2 JP 03718393 A JP03718393 A JP 03718393A JP 3718393 A JP3718393 A JP 3718393A JP 3321224 B2 JP3321224 B2 JP 3321224B2
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    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
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    • G01D5/147Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage using Hall-effect devices influenced by the movement of a third element, the position of Hall device and the source of magnetic field being fixed in respect to each other

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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばラックピニオン
機構におけるラックや、歯車や多極着磁のマグネットの
ような直線移動や回転移動を行う移動物体の移動状態を
検出する移動物体検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直線移動や回転移動を行う移動物体の移
動状態、例えば移動距離や移動速度を検出する移動物体
検出装置として図18に示すような構成のものが知られ
ている(特開平2−264817号公報)。
【0003】同図に示す移動物体検出装置は、円筒状の
ケース31と、このケース31の上端部に配置され上面
が平坦面をなす蓋体32と、この蓋体32の頂面部32
aの内面側に装着された検出素子33を用いた検出手段
40と、この検出手段40を前記ケース31内に固定保
持する充填剤39とから構成されている。
【0004】ここで検出素子33は、内部に2個の磁電
変換素子例えばホール素子33a,33bを距離Lを隔
てて並設している。また、検出手段40は、前記検出素
子33と、この検出素子33の下側に設けられ2個のホ
ール素子33a,33bに磁場を与えるマグネット35
と、このマグネット35の下側に設けられ磁気回路を構
成するヨーク36とが積層配設されて構成されている。
このヨーク36は、ホール素子33a,33bとマグネ
ット35との磁気結合を増強し、検出素子33の検出感
度を向上させるために用いられている。
【0005】検出手段40には、3本のリード線33
A,33B,33Cが接続されている。また、これらリ
ード線33A,33B,33Cは、各々ケーブル37を
介して外部の判断装置41に接続されている。
【0006】ここで検出手段40の動作について述べ
る。先ず、検出素子33内に並設されている2個のホー
ル素子33a,33bには、マグネット35の磁場によ
りそれぞれ磁束密度Ba,Bbが加わっている。各ホー
ル素子33a,33bは、それぞれ加えられた磁束密度
Ba,Bbに応じた電圧を出力する。各ホール素子33
a,33bから出力された電圧は、検出素子33内に組
み込まれた処理回路33cによって処理され、検出信号
として出力されるようになっている。すなわち、検出素
子33内に組込まれた処理回路33cにより、例えば図
19に示すように、2個のホール素子33a,33bの
磁束密度の差ΔB(=ΔBa−ΔBb)が一定の上限閾
値(ΔB1 )以上になると検出信号の出力レベルがLレ
ベルとなり、一定の下限閾値(ΔB2 )以下になるとH
レベルとなるように処理される。検出素子33の磁気特
性は、この上限閾値ΔB1 及び下限閾値ΔB2 によって
決められる。そして、この磁束密度の差ΔBは、検出手
段40の近傍に配置される磁性体製の移動物体38の歯
38aの凹凸によって2個の磁電変換素子であるホール
素子33a,33bに加わる磁束密度Ba,Bbが変化
することによって生じる。
【0007】以上の構成の移動物体検出装置は、移動物
体38の歯38aを頂面部32aの近傍に配置し、移動
物体38を矢印のX方向に移動させることによって、検
出手段40が歯38aの凹凸に応じて信号を発生し、前
記判断装置41によって移動物体38の移動距離や移動
速度等を検出していた。つまり、移動物体38がX方向
へ移動すると、検出手段40により2個のホール素子3
3a,33bの出力が処理され、検出手段40から図1
9に示すようなパルス信号が検出信号として得られる。
このため、検出手段40から得られる検出信号の単位時
間当りのパルス数をカウントすることによって前記移動
物体38の移動距離や移動速度が検出できるようにな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の移動物
体検出装置では、検出手段40を構成する検出素子33
やマグネット35の磁気特性のばらつきにより、検出感
度が低下するという問題がある。
【0009】すなわち、検出素子33の内部に並設され
ている2個の磁電変換素子であるホール素子33a,3
3bは、基板上に各種半導体材料の成膜によって形成さ
れるが、2個のホール素子33a,33bは共にその磁
気特性が一致するように形成されていない場合がある。
また、2個のホール素子33a,33bからの出力を処
理する処理回路33cにおいても、回路定数などにばら
つきがあり結果として磁気特性にもばらつきが生じてし
まう。その結果、検出素子33としての磁気特性が、図
20に示すように、上限閾値ΔB1 ′,下限閾値Δ
2 ′が例えば上方向に変動したとすると、検出手段4
0からは図19に示すようなパルスが出力されなくな
り、検出感度が低下する。
【0010】また、上限閾値ΔB1 ,下限閾値ΔB2
変動しなくとも、マグネット35の磁場が不均一な場合
ある。この場合には、2個のホール素子33a,33b
に加わる磁束密度Ba,Bbにアンバランスが生じ、図
21に示すように磁束密度の差ΔB′が例えば下方向に
変動してしまうと、図19に示すようなパルスは出力さ
れなくなり、検出感度が低下してしまう。
【0011】この磁束密度Ba,Bbのアンバランス
は、検出素子33内のホール素子33a,33bの位置
がばらついていたり、マグネット35に対する検出素子
33の取付位置がばらついていても等価的に発生する。
【0012】また、従来の移動物体検出装置では、組立
時に検出素子33,マグネット35,ヨーク36の構成
部品が脱落するおそれがあるので組立効率が低下し、ま
た検出感度が変化するという問題がある。
【0013】そこで、本発明は、以上のような問題に対
処してなされたもので、検出素子の検出感度が最大とな
るように調整でき、しかも検出感度の変化の防止を図っ
た移動物体検出装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の移動物体検出装置は、並設された2個
磁電変換素子を含む検出素子と前記磁電変換素子に磁
場を与えるマグネットと磁気回路を構成する第2のマグ
ネット又はヨークとを具備する検出手段を有し、前記検
出素子と前記マグネットとは一体的に固定され、前記第
2のマグネット又はヨークは前記一体化された検出素子
とマグネットに対して移動可能に設けられていることを
特徴とするものである。
【0015】
【0016】
【0017】また、請求項記載の移動物体検出装置
は、前記マグネットが角柱状又は円柱状からなると共に
前記ヨークが半角状又は半円状からなることを特徴とす
るものである。
【0018】また、請求項記載の移動物体検出装置
は、前記検出素子は、前記磁電変換素子の出力を処理し
て検出信号として出力する処理回路をも含むことを特徴
とするものである。
【0019】
【0020】また、請求項記載の移動物体検出装置
は、前記第2のマグネット又はヨークを固定保持すると
ともに、それ自体が前記一体化構成の検出素子とマグネ
ットに対して移動可能なスペーサと、このスペーサを
持するホルダとを有することを特徴とするものである。
【0021】また、請求項記載の移動物体検出装置
は、前記スペーサ及び/又はホルダに、スペーサの移動
方向と交差する方向に脱落するのを防止する脱落防止手
段を設けたことを特徴とするものである。
【0022】また、請求項記載の移動物体検出装置
は、前記脱落防止手段が、前記スペーサ又はホルダに設
けられた凸部であることを特徴とするものである。
【0023】
【0024】また、請求項記載の移動物体検出装置
は、前記脱落防止手段が、ホルダの前記スペーサとの接
触面に設けられたスペーサ支持用爪部からなることを特
徴とするものである。
【0025】
【作用】請求項1記載の移動物体検出装置によれば、検
出手段に磁気特性のばらつきがあっても、第2のマグネ
ット又はヨークを移動することによって検出素子の検出
感度を調整することができる。
【0026】
【0027】
【0028】請求項記載の移動物体検出装置によれ
ば、角柱状又は円柱状からなるマグネットと半角状又は
半円状からなるヨークとの組合わせにおいても、検出素
子の検出感度を調整することができる。
【0029】請求項記載の移動物体検出装置によれ
ば、処理回路から出力される検出信号を観察しながら、
検出素子の検出感度を最大となるように調整することが
できる。
【0030】
【0031】請求項記載の移動物体検出装置によれ
ば、スペーサを用いたことにより第2のマグネットやヨ
ークの移動が容易になり、組立効率も向上する。
【0032】請求項記載の移動物体検出装置によれ
ば、脱落防止手段を設けたので、組立効率が向上する
【0033】請求項記載の移動物体検出装置によれ
、凸と凹部との組合せによって脱落防止手段を構成
して、請求項と同様な作用を行わせることができる。
【0034】
【0035】請求項記載の移動物体検出装置によれ
ば、ホルダのスペーサ支持用爪部によって脱落防止手段
を構成して、請求項と同様な作用を行わせることがで
きる。
【0036】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0037】図1は本発明の移動物体検出装置の第1の
実施例を示す断面図である。
【0038】同図に示す第1の実施例は、円筒状のケー
ス1と、このケース1の上端部に配置され上面が平坦面
をなす蓋部材2と、この蓋部材2の頂面部2aの内面側
に装着され2個の磁電変換素子としてのホール素子3
a,3bが距離Lを隔てて配設されている検出素子3
と、この検出素子3の下側に設けられ2個のホール素子
3a,3bに磁場を与えるマグネット5と、このマグネ
ット5の下側に設けられ前記磁場を調整するヨーク6と
を有している。検出素子3,マグネット5及びヨーク6
は、一体的に形成されて検出手段4を構成している。ま
た、検出素子3には、2個のホール素子3a,3bの出
力を処理して検出信号を出力する処理回路3cが組込ま
れている。
【0039】このうちヨーク6は、マグネット5の下側
で前記検出素子3の検出感度が最大となる位置に位置決
めされている。このヨーク6の固定位置は、後述のよう
に検出素子3の磁気特性に応じて調整可能になってい
る。また、ヨーク6は、マグネット5の下側の所望位置
に位置決めされた後、ケース1内に充填剤9によって固
定保持されるようになっている。
【0040】3A,3B,3Cは、検出手段4に接続さ
れた3本のリード線である。これらリード線3A,3
B,3Cは、各々ケーブル7を介して外部の判断装置4
1に接続される。
【0041】次に、本実施例装置におけるヨーク6をマ
グネット5の下側の所望位置に位置決めする方法につい
て説明する。
【0042】先ず、図2に示すように、マグネット5の
上側に、2個のホール素子3a,3bを含む検出素子3
が固定され、検出手段4の磁気特性にばらつきが生じて
いるものとする。次に、マグネット5の下側に部分的に
ヨーク6を移動可能に設け、移動物体の移動領域近傍に
当該実施例装置を配置した状態で、検出手段4からのケ
ーブル7をオシロスコープ等の測定器42に接続し、検
出手段4から各リード線3A,3B,3C及びケーブル
7を介して出力される検出信号を測定器42の画面等に
表示させながら、マグネット5の下側でヨーク6を矢印
方向Yに移動させてその検出信号の変化状態を観察す
る。
【0043】ヨーク6をある位置に設けた場合に、図3
の破線Mで示すような検出信号が測定器42の画面等に
表示されているとする。この状態で、ヨーク6を左右方
向に移動させ、図3の実線Nで示すように、検出素子3
の検出感度が最大となる検出信号が表示されたときに、
ヨーク6をこのときのマグネット5の位置に位置決めす
る。続いてこの位置に位置決めされたヨーク6を有する
検出手段4を、その位置を保った状態でケース1内に充
填剤9によって固定保持する。
【0044】このような本実施例によれば、予めヨーク
6をマグネット5の下側に移動可能に設け、検出手段4
から出力される検出信号を観察しながら検出手段4の磁
気特性のばらつきに応じて、検出素子3の検出感度が最
大となる位置に固定するようにしたので、検出手段4に
磁気特性にばらつきがあっても、ヨーク6を移動するこ
とによって検出素子3の検出感度が最大となるように調
整することができる。
【0045】図4及び図5はマグネット5の形状に応じ
て設けられるヨーク6の形状の例を示すものである。
【0046】図4に示す場合は、マグネット5の形状を
角柱状に設定した例を示し、マグネット5の角柱状に対
応してヨーク6を半角状に設定して矢印方向Aにマグネ
ット5の表面を摺動することにより最適位置を選ぶよう
にしたものである。図5に示す場合は、マグネット5の
形状を円柱状に設定した例を示し、マグネット5の円柱
状に対応してヨーク6を半円状に設定し、支点Pを支持
点としてマグネット5の表面を回転摺動することにより
最適位置を選べるようにしたものである。この他各マグ
ネット5及びヨーク6の形状は適宜組み合わせることも
可能であり、同様な効果を得ることができる。
【0047】図7はヨーク6を図5に示すように半円状
にして回転摺動した場合のヨーク6の回転角度θとデュ
ーティ比との関係を示す特性図、図8はその場合のヨー
ク6の回転角度θと検出距離Dとの関係を示す特性図で
ある。ここに、「検出距離」とは、図1中Dで示す移動
物体8の歯8aの先端と移動物体検出装置の蓋部材2の
頂面部2aとの間の検出可能な最大距離、すなわち検出
素子3からパルスの出力が得られる限界を示す最大距離
をいう。また、図7,図8及び後述する表1において、
サンプルNo.は、測定に用いた検出素子3の番号を示
す。
【0048】図7,図8から明らかなようにデューティ
比が50%に近い場合に検出距離Dが最大となってい
る。そこで、測定器42で検出信号を観測しながらヨー
ク6を回転摺動し、デューティ比が50%に近づいたと
ころ、すなわち検出素子3の検出感度が最大となった検
出信号が表示されたところで、ヨーク6を固定すれば、
検出感度を最大に調整することが容易にできることがわ
かる。このことを利用すればデューティを所定の範囲内
に設定できるという効果もある。
【0049】また、表1は図5に示す半円状のヨーク6
を用いて検出感度を最大に調整した場合と、正円状のヨ
ーク(図示省略)を用いて検出感度の調整を行っていな
い場合との検出距離(mm)Dの測定結果を示すもので
ある。
【0050】
【表1】
【0051】表1から明らかなように、正円状のヨーク
では必ずしも検出感度が最大でないため、半円状のヨー
ク6よりも検出距離Dが小さくなっていることが分か
る。
【0052】図6は本発明の他の実施例を示すもので、
円柱状のマグネット5に半角状のヨーク6を配置し(な
お、調整上ヨーク6は偏芯していた方が好ましい。)、
一面に嵌合溝10Aを有すると共に他面に回転調整用溝
10Bを有するスペーサ10を用いて、嵌合溝10Aを
ヨーク6に嵌合させるようにしたものである。このよう
なスペーサ10を用いれば、回転調整用溝10Bを通常
のドライバー等の工具を用いることにより、ヨーク6の
回転角を簡単に調整することができる。
【0053】図9は本発明の移動物体検出装置の第2の
実施例を示す断面図である。
【0054】同図に示す第2の実施例は、例えばアルミ
ニウムからなる金属製の円筒状のケース11と、このケ
ース11の上端部に配置され上面が平坦面をなす蓋部材
12と、この蓋部材12の頂面部12aの内面側に装着
され2個の磁電変換素子としてのホール素子13a,1
3bが距離Lを隔てて並設されている検出素子13と、
この検出素子13の下側に設けられ2個のホール素子1
3a,13bに磁場を与えるマグネット15と、このマ
グネット15の下側に設けられ前記磁場を調整するヨー
ク16とを有している。検出素子13,マグネット15
及びヨーク16は、一体的に形成されて検出手段14を
構成している。
【0055】また、検出素子13には、2個のホール素
子13a,13bの出力を処理して検出信号を出力する
処理回路13cが組込まれている。20は、後述するホ
ルダ21内にマグネット15及びヨーク16を支持し、
ヨーク16を後述のようにマグネット15の下側で前記
検出素子13の検出感度が最大となる位置に位置決めす
るスペーサである。ヨーク16の固定位置は、後述のよ
うに検出素子13の磁気特性に応じて調整可能になって
いる。また、ヨーク16は、マグネット15の下側の所
望位置に位置決めされた後、ケース11内に充填剤19
によって固定保持されるようになっている。21は、マ
グネット15,ヨーク16及びスペーサ20を側面から
支持する樹脂製の円筒状のホルダで、ケース11及び蓋
部材12の内面に固定されている。
【0056】スペーサ20の側面には、外周方向に沿っ
て凸部20aが設けられている。また、この凸部20a
に対向したホルダ21の内面には、内周方向に沿って凹
部21aが設けられている。これら凸部20a及び凹部
21aが、嵌合することにより、脱落防止手段22が形
成される。これにより、マグネット15,ヨーク16及
びスペーサ20の脱落防止が図られ、結果として検出素
子13,マグネット15及びヨーク16からなる検出手
段14の脱落防止が図られている。
【0057】図10はマグネット15,ヨーク16及び
スペーサ20の配置関係を示す斜視図である。
【0058】円柱状のマグネット15に半円状のヨーク
16を配置し、一面に嵌合溝20Aを有すると共に他面
に回転調整用溝20Bを有するスペーサ20を用いて、
嵌合溝20Aをヨーク16に嵌合させるようにしたもの
である。このようなスペーサ20を用いると、回転調整
用溝20Bを通常のドライバー等の工具を用いることに
より、ヨーク16の回転角θを任意に調整することがで
きる。
【0059】なお、図9において13A,13B,13
Cは、検出手段14に接続された3本のリード線であ
る。これらリード線13A,13B,13Cは、各々ケ
ーブル17を介して外部の判断装置41に接続される。
【0060】次に、この第2の実施例装置において、ホ
ルダ21内にマグネット15,ヨーク16及びスペーサ
20を組立てる方法及びヨーク16をマグネット15の
下側の所望位置に位置決めする方法について説明する。
【0061】先ず、図9におけるケース11及び蓋部材
12の内面に円筒状のホルダ21を固定する。次に、こ
のホルダ21の内部に、2個のホール素子13a,13
bを含む検出素子13を固定したマグネット15,ヨー
ク16及びスペーサ20をこの順に配置する。この場
合、ホルダ21の凹部21aにスペーサ20の突部20
aを嵌合することにより、マグネット15,ヨーク16
及びスペーサ20の脱落を防止する脱落防止手段22が
構成される。これによって、ホルダ21は、マグネット
15,ヨーク16及びスペーサ20を側面から保持する
ので、検出素子13,マグネット15及びヨーク16か
らなる検出手段14の脱落防止を図ることができる。
【0062】続いて、ヨーク16をマグネット15の下
側の所望位置に位置決めするには次のように行う。ここ
で、マグネット15の上側に固定された検出素子として
の2個のホール素子13a,13bの磁気特性にばらつ
きが生じているものとする。この状態で、マグネット1
5の下側に部分的にヨーク16を図10のようにスペー
サ20によって回転可能に設けて、移動物体の移動領域
近傍に配置した状態で、図2に示したのと同様に、検出
手段14からのケーブル17を測定器42に接続し、検
出手段14から各リード線13A,13B,13C及び
ケーブル17を介して出力される検出信号を測定器42
の画面等に表示させながら、マグネット15の下側でヨ
ーク16をスペーサ20の回転調整用溝20Bをドライ
バー等の工具を用いて矢印θ方向に回転させてその検出
信号の変化状態を観察する。
【0063】ヨーク16をある位置に設けた場合に前記
図3の破線Mで示すような検出信号が表示されている状
態で、ヨーク16をθ方向に回転させることにより図3
の実線Nで示すように、検出素子13の検出感度が最大
となった検出信号が表示されたときに、ヨーク16をこ
のときのマグネット15の位置に位置決めする。続いて
この位置に位置決めされたヨーク16を有する検出手段
14を、その位置を保った状態でケース11内に充填剤
19によって固定保持する。
【0064】このような第2の実施例によれば、マグネ
ット15,ヨーク16及びスペーサ20の脱落防止を図
る脱落防止手段22を設けるようにしたので、前記マグ
ネット15,ヨーク16及びスペーサ20の脱落を防止
することができる。この結果として、組立時に検出素子
13,マグネット15及びヨーク16からなる検出手段
14の脱落を防止することができるので、組立効率を向
上することができる。
【0065】また、これと共に、予めヨーク16をマグ
ネット15の下側に回転可能に設け、検出手段14から
出力される検出信号を観察しながら検出手段14のばら
つきに応じて、スペーサ20によってヨーク16を回転
させて検出素子13の検出感度が最大となる位置に固定
するようにしたので、検出手段14の磁気特性にばらつ
きがあっても、ヨーク16を移動することによって検出
素子13の検出感度が最大となるように調整することが
できる。従って、検出感度の変化を防止することができ
る。
【0066】更に、第2の実施例によれば、ケース11
及び蓋部材12の内面に固定したホルダ21によってマ
グネット15,ヨーク16及びスペーサ20の側面を保
持しているので、検出手段14は脱落防止だけでなく、
側面方向への位置規制も行われるので、全く位置がずれ
る問題は生じない。よって組立を安定かつ確実に行うこ
とができる。
【0067】図11は第2の実施例の他の実施例を示す
断面図である。同図に示す実施例は、脱落防止手段22
を、スペーサ20の側面に設けた凹部20bと、ホルダ
21の内面に設けられた凸部21bとの組合せによって
構成したものである。
【0068】図12は第2の実施例の他の実施例を示す
断面図である。同図に示す第3の実施例は、脱落防止手
段22を、ホルダ21の内面に設けたスペーサ支持用爪
部21Cによって構成したものである。
【0069】これら図11及び図12に示す実施例によ
っても、スペーサ20とホルダ21との接触位置に脱落
防止手段22を設けるようにしたので、第2の実施例と
同様な効果を得ることができる。
【0070】なお、上記第2の実施例及び第2の実施例
の他の実施例では2個の磁電変換素子を含む検出素子1
3を用いて、スペーサ20によってヨーク16を回転さ
せて最適位置に位置決めするようにした移動物体検出装
置の例をあげて説明したが、スペーサ20を用いてマグ
ネット15及びヨーク16を支持しているような構成に
なっているものであれば、磁電変換素子は1個でも良
く、またスペーサ20は必ずしも回転させる必要がない
ものにも適用することができる。
【0071】図13は本発明の移動物体検出装置の第3
の実施例を示す断面図である。
【0072】同図に示す第3の実施例は、第2の実施例
と同様にケース11と、2個のホール素子13a,13
bを含む検出素子13と、ホルダ21とを有すると共
に、この検出素子13の下側に設けられ2個のホール素
子13a,13bに磁場を与える円盤状の第1のマグネ
ット25Aと、この第1のマグネット25Aの下側に設
けられ、第1のマグネット25Aより小径の円盤状であ
って、前記磁場を調整する第2のマグネット25Bと、
この第2のマグネット25Bの下側に設けられたヨーク
26とを有している。検出素子13,第1のマグネット
25A,第2のマグネット25B及びヨーク26は、一
体的に形成されて検出手段24を構成している。
【0073】図14は図13におけるA−A線断面図で
ある。
【0074】30は、ホルダ21内に第1のマグネット
25Aを支持し、またホルダ21内に図14に示すよう
に第2のマグネット25B及びヨーク26を偏芯して支
持し、第2のマグネット25Bを第1のマグネット25
Aの下側で前記検出素子13の検出感度が最大となる位
置に位置決めするスペーサである。第2のマグネット2
5Bの固定位置は、検出素子13の磁気特性に応じて調
整可能になっている。また、第2のマグネット25B
は、第1のマグネット25Aの下側の所望位置に位置決
めされた後、捩子Sにより仮固定され、ケース11内に
充填剤19によって固定保持されるようになっている。
【0075】スペーサ30の側面には、第2の実施例と
同様に外周方向に沿って凸部20aが設けられている。
この凸部20aとホルダ21の凹部21aとが、嵌合す
ることにより、脱落防止手段22が形成される。これに
より、第1のマグネット25A,第2のマグネット25
B,ヨーク26及びスペーサ30の脱落防止が図られ、
結果として検出素子13,第1のマグネット25A,第
2のマグネット25B及びヨーク26からなる検出手段
24の脱落防止が図られている。
【0076】上記構成の第3の実施例装置において、ホ
ルダ21内に第1のマグネット25A,第2のマグネッ
ト25B,ヨーク26及びスペーサ30を組立てる方法
は、第2の実施例と同様に行うことができる。また、第
2のマグネット25Bを第1のマグネット25Aの下側
の所望位置に位置決めする方法は、スペーサ30に設け
られた回転調整用溝20Bをドライバー等の工具を用い
て回転させ、検出信号の変化状態を観察することで、第
2の実施例と同様に行うことができる。
【0077】このような第3の実施例装置によれば、第
2の実施例装置と同様に、脱落防止手段22により、第
1のマグネット25A,第2のマグネット25B,ヨー
ク26及びスペーサ30の脱落防止が図られ、検出手段
14の磁気特性にばらつきがあっても、第2のマグネッ
ト25Bを移動することによって表2に示す検出距離
(mm)Dの測定結果に示すように、検出素子13の検
出感度が最大となるように調整することができる。従っ
て、検出感度の変化を防止することができる。
【0078】
【表2】
【0079】なお、第3の実施例装置において、第1の
マグネット25A及び第2のマグネット25Bを用いた
構成の場合は、第2のマグネット25Bを設けることに
より、磁気結合のためのヨーク26は必ずしも必要でな
くなるので、この場合はヨーク26は省略可能である。
また、第1及び第2のマグネット25A,25Bは角柱
状であってもよい。
【0080】図15は第3の実施例の他の実施例を示す
要部断面図、図16は図15におけるB方向矢視図であ
る。
【0081】図15,図16に示す実施例は、ホルダ2
1内に第1のホルダ21Aを第2,第3の実施例と同様
の脱落防止手段22により回動可能に支持し、第1のホ
ルダ21A内に第2のホルダ21Bを脱落防止手段22
により回動可能に支持したものである。そして、第1の
ホルダ21A内には、第1のマグネット25Aが固定配
置され、その下側に第2のマグネット25B及び第2の
ホルダ21Bが一体となって回動可能に配置されてい
る。また、第1及び第2のマグネット25A,25Bは
2個のホール素子13a,13bに対して偏芯した配置
となっている。
【0082】図15,図16に示す実施例によれば、第
1及び第2のホルダ21A,21Bにそれぞれ設けられ
た回転調整用溝20Bを用いて回動することにより第1
のマグネット21Aと第2のマグネット21Bとを共に
又は別個に移動してよりきめこまかい感度調整が可能と
なる。
【0083】図17は本発明の移動物体検出装置の第4
の実施例を示す断面図である。
【0084】同図に示す第4の実施例は、検出素子13
を支持するホルダ27にラック溝27aを設け、スクリ
ュウ28を工具29により回動することにより、検出素
子13を移動可能にしたものである。なお、マグネッ
ト,ヨークは、紙面に直交する方向に固定配置すればよ
い。また、検出素子13の移動機構は、ウォーム/ホイ
ール機構を用いてもよい。
【0085】上記第4の実施例装置においても、検出素
子13を移動可能に設けているので、第1乃至第3の実
施例と同様の効果が得られる。
【0086】
【発明の効果】以上詳述した請求項1記載の発明によれ
ば、検出手段に磁気特性のばらつきがあっても、第2の
マグネット又はヨークを移動することによって検出素子
の検出感度を調整することができる。
【0087】
【0088】
【0089】請求項記載の発明によれば、角柱状又は
円柱状からなるマグネットと半角状又は半円状からなる
ヨークとの組合わせにおいても、検出素子の検出感度を
調整することができる。
【0090】請求項記載の発明によれば、処理回路か
ら出力される検出信号を観察しながら、検出素子の検出
感度を調整することができる。
【0091】
【0092】請求項記載の発明によれば、スペーサ
用いたことにより、第2のマグネットやヨークの移動が
容易になり、組立効率も向上する。
【0093】請求項記載の発明によれば、脱落防止手
段を設けたので移動が安定し、組立効率が向上する。
【0094】請求項記載の発明によれば、凸と凹
との組合せによって脱落防止手段を構成して、請求項
と同様な作用を行わせることができる。
【0095】
【0096】請求項記載の発明によれば、ホルダのス
ペーサ支持用爪部によって脱落防止手段を構成して、請
求項と同様な作用を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動物体検出装置の第1の実施例を示
す断面図である。
【図2】第1の実施例においてヨークをマグネットに固
定する方法を説明する概略図である。
【図3】第1の実施例においてヨークをマグネットに固
定する方法を説明する検出信号の波形図である。
【図4】第1の実施例におけるマグネットとヨークの形
状の組合せ例を示す斜視図である。
【図5】第1の実施例におけるマグネットとヨークの形
状の組合せ例を示す斜視図である。
【図6】第1の実施例の他の実施例を示す概略図であ
る。
【図7】第1の実施例によって得られた回転角度とデュ
ーティ比との関係を示す特性図である。
【図8】第1の実施例によって得られた回転角度と検出
距離との関係を示す特性図である。
【図9】本発明の移動物体検出装置の第2の実施例を示
す断面図である。
【図10】第2の実施例の主要部の構成を示す斜視図で
ある。
【図11】第2の実施例の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図12】第2の実施例の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図13】本発明の移動物体検出装置の第3の実施例を
示す断面図である。
【図14】図13におけるA−A線断面図である。
【図15】第3の実施例の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図16】図15におけるB方向矢視図である。
【図17】本発明の移動物体検出装置の第4の実施例を
示す断面図である。
【図18】従来の移動物体検出装置の構成を示す断面図
である。
【図19】閾値と検出信号との関係を示す図である。
【図20】従来例における欠点を示す説明図である。
【図21】従来例における欠点を示す説明図である。
【符号の説明】
3,13 検出素子 3a,3b,13a,13b ホール素子(磁電変換素
子) 3c,13c 処理回路 4,14,24 検出手段 5,15,25A,25B マグネット 6,16,26 ヨーク 8 移動物体 10,20,30 スペーサ 20a,21b 凸部 20b,21b 凹部 20B 回転調整用溝 21 ホルダ 21C スペーサ支持用爪部 22 脱落防止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 文雄 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (72)発明者 石川 道男 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−20616(JP,A) 実開 平1−85608(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 5/00 - 5/62 G01B 7/00 - 7/34 G01B 11/00 - 11/30 G01P 1/00 - 3/80

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設された2個の磁電変換素子を含む検
    出素子と前記磁電変換素子に磁場を与えるマグネットと
    磁気回路を構成する第2のマグネット又はヨークとを具
    備する検出手段を有し、前記検出素子と前記マグネット
    とは一体的に固定され、前記第2のマグネット又はヨー
    クは前記一体化された検出素子とマグネットに対して移
    動可能に設けられていることを特徴とする移動物体検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネットが角柱状又は円柱状から
    なると共に前記ヨークが半角状又は半円状からなること
    を特徴とする請求項1記載の移動物体検出装置。
  3. 【請求項3】 前記検出素子は、前記磁電変換素子の出
    力を処理して検出信号として出力する処理回路をも含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の移動物体検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2のマグネット又はヨークを固定
    支持するとともに、それ自体が前記一体化構成の検出素
    子とマグネットに対して移動可能なスペーサを保持する
    ホルダとを有することを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の移動物体検出装置。
  5. 【請求項5】 前記スペーサ及び/又はホルダに、スペ
    ーサの移動方向と交差する方向に脱落するのを防止する
    脱落防止手段が設けられていることを特徴とする請求項
    4記載の移動物体検出装置。
  6. 【請求項6】 前記脱落防止手段が、前記スペーサ又は
    前記ホルダに設けられた凹凸部であることを特徴とする
    請求項5記載の移動物体検出装置。
  7. 【請求項7】 前記脱落防止手段が、前記ホルダの前記
    スペーサとの接触面に設けられたスペーサ支持用爪部か
    らなることを特徴とする請求項5記載の移動物体検出装
    置。
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