JPH0224312Y2 - - Google Patents
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- JPH0224312Y2 JPH0224312Y2 JP1981040949U JP4094981U JPH0224312Y2 JP H0224312 Y2 JPH0224312 Y2 JP H0224312Y2 JP 1981040949 U JP1981040949 U JP 1981040949U JP 4094981 U JP4094981 U JP 4094981U JP H0224312 Y2 JPH0224312 Y2 JP H0224312Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、動電型スピーカとスピーカ駆動回路
とを電気的に接続するための接続バネの位置決め
構造に関するものである。
とを電気的に接続するための接続バネの位置決め
構造に関するものである。
本考案は、永久磁石と高透磁率材料からなるヨ
ークによつて磁気空隙を形成して磁気回路を構成
し、前記磁気回路中に振動板に固着されたボイス
コイルを配置して駆動する動電型スピーカにおい
て、前記ヨークに前記動電型スピーカとスピーカ
駆動回路とを電気的に接続するための接続バネの
位置決め用の溝を設け、前記接続バネ位置決め用
の溝の底部に前記ボイスコイルと電気的に接続さ
れた端子板を備えたことを特徴とし、その目的は
小型の動電型スピーカを内蔵した小型音響機器に
おけるスピーカ用接続バネの位置決めの簡素化に
ある。
ークによつて磁気空隙を形成して磁気回路を構成
し、前記磁気回路中に振動板に固着されたボイス
コイルを配置して駆動する動電型スピーカにおい
て、前記ヨークに前記動電型スピーカとスピーカ
駆動回路とを電気的に接続するための接続バネの
位置決め用の溝を設け、前記接続バネ位置決め用
の溝の底部に前記ボイスコイルと電気的に接続さ
れた端子板を備えたことを特徴とし、その目的は
小型の動電型スピーカを内蔵した小型音響機器に
おけるスピーカ用接続バネの位置決めの簡素化に
ある。
以下図面に基づいて説明する。
第１図Ａは、本考案の一実施例を示す動電型ス
ピーカの一部を開切した側面図、第１図Ｂは第１
図Ａの平面図である。
ピーカの一部を開切した側面図、第１図Ｂは第１
図Ａの平面図である。
１は永久磁石、２ａ，２ｂは高透磁率材料から
なるヨークで、永久磁石１、ヨーク２ａ，２ｂに
より磁気空隙３ａを形成し、磁気回路３を構成し
ている。４は音を空気中に直接輻射するためのコ
ーン部４ａおよびエツジ４ｂから構成された振動
板で、例えばチタン、ベリリウムなどの金属薄板
か又はヤング率の温度係数が安定している芳香族
ポリエステル系ポリアリレートフイルム等の高分
子フイルムの成形加工品等から構成されている。
９は銅線、アルミ線等から構成されたボイスコイ
ル、５ａ，５ｂはヨーク２ｂ上に設けられた溝２
１ａ，２１ｂの底部に接着等によつて備えつけら
れた端子板で、ボイスコイル９の端末部９ａ，９
ｂは端子板５ａ，５ｂ上にハンダ付、あるいは溶
接等により電気的に接続され、端子板５ａ，５ｂ
とボイスコイル９は電気的に接続されている。８
は合成樹脂か又は非磁性金属材で構成された透孔
８ｂを有するフレームで、ヨーク２ｂとほぼ同一
平面となるように磁気回路３のヨーク２ｂの外周
面に固着されており、フレーム８の周縁部８ａで
振動板４の周縁部４ｃを固定支持し、ボイスコイ
ル９を偏心することなく磁気回路３の磁気空隙３
ａにはめ込み、動電型スピーカ１０が構成されて
いる。
なるヨークで、永久磁石１、ヨーク２ａ，２ｂに
より磁気空隙３ａを形成し、磁気回路３を構成し
ている。４は音を空気中に直接輻射するためのコ
ーン部４ａおよびエツジ４ｂから構成された振動
板で、例えばチタン、ベリリウムなどの金属薄板
か又はヤング率の温度係数が安定している芳香族
ポリエステル系ポリアリレートフイルム等の高分
子フイルムの成形加工品等から構成されている。
９は銅線、アルミ線等から構成されたボイスコイ
ル、５ａ，５ｂはヨーク２ｂ上に設けられた溝２
１ａ，２１ｂの底部に接着等によつて備えつけら
れた端子板で、ボイスコイル９の端末部９ａ，９
ｂは端子板５ａ，５ｂ上にハンダ付、あるいは溶
接等により電気的に接続され、端子板５ａ，５ｂ
とボイスコイル９は電気的に接続されている。８
は合成樹脂か又は非磁性金属材で構成された透孔
８ｂを有するフレームで、ヨーク２ｂとほぼ同一
平面となるように磁気回路３のヨーク２ｂの外周
面に固着されており、フレーム８の周縁部８ａで
振動板４の周縁部４ｃを固定支持し、ボイスコイ
ル９を偏心することなく磁気回路３の磁気空隙３
ａにはめ込み、動電型スピーカ１０が構成されて
いる。
ヨーク２ｂ上に設けられた溝２１ａ，２１ｂ
は、動電型スピーカ１０と図示されていないスピ
ーカ駆動回路とを電気的に接続するための接続バ
ネの位置決めを行なうために設けられた溝であ
り、溝２１ａについて具体的形状を説明する。コ
イル形状の接点バネを位置決めするため、略円形
の接点バネ位置決め部２１０ａと前記ボイスコイ
ル９の端末接続部２１０ｂと、その間を連通する
連通部２１０ｃとが切削加工あるいは絞り加工等
によつて形成されている。そして前記溝２１ａ内
には、溝２１ａと略同形状の端子板５ａが接着さ
れていて、端末接続部２１０ｂの端子板５ａ上に
はボイスコイル９の端末部９ａが半田付されてい
る。
は、動電型スピーカ１０と図示されていないスピ
ーカ駆動回路とを電気的に接続するための接続バ
ネの位置決めを行なうために設けられた溝であ
り、溝２１ａについて具体的形状を説明する。コ
イル形状の接点バネを位置決めするため、略円形
の接点バネ位置決め部２１０ａと前記ボイスコイ
ル９の端末接続部２１０ｂと、その間を連通する
連通部２１０ｃとが切削加工あるいは絞り加工等
によつて形成されている。そして前記溝２１ａ内
には、溝２１ａと略同形状の端子板５ａが接着さ
れていて、端末接続部２１０ｂの端子板５ａ上に
はボイスコイル９の端末部９ａが半田付されてい
る。
第２図は、第１図の動電型スピーカ１０を腕時
計のケースに装着した場合の一実施例を示すスピ
ーカ付電子腕時計の側面図である。
計のケースに装着した場合の一実施例を示すスピ
ーカ付電子腕時計の側面図である。
動電型スピーカ１０は、外周にネジを設けたリ
ング状の支持部材１５を時計ケース３０の一部で
あるベゼル３１のネジ部３１ａに固定することに
より、ベゼル３１とスピーカ１０の振動板４との
間に設けたパツキン１６を圧縮して固定されてい
る。３２は胴、３３は裏ブタで、モジユール支持
枠１４は裏ブタ３３を胴３２にはめ込むことによ
り固定され、スピーカ駆動回路を有する回路基板
１８が固定される。１９は多数の放音孔を有する
保護板、２０はガラスで、ベゼル３１、胴３２、
裏ブタ３３と共に時計ケース３０を構成してい
る。１７は時刻表示部材、例えば液晶セルで、前
記回路基板１８と電気的に接続されるように固定
され、時刻を表示する。１１ａ，１１ｂは、スピ
ーカ駆動回路を有する回路基板１８と動電型スピ
ーカ１０とを電気的に接続するための接続バネ、
すなわち本実施例ではコイルバネで、回路基板１
８に固定されたコイルバネ支持部材１２ａ，１２
ｂに一方を位置決めされ、他方をヨーク２ｂ上に
設けられた溝２１ａ，２１ｂの例示した接点バネ
位置決め部２１０ａで位置決めされ、回路基板１
８とスピーカ１０とを電気的に接続している。２
２は銀電池、２３はリチウム電池であつて、回路
基板１８上に実装されたIC２４、回路基板１８
上にハンダ付された水晶振動子２５等の電子部
品、時刻表示部材１７、および動電型スピーカ１
０を駆動するように回路基板１８と電気的に接続
され、スピーカ付電子時計が構成されている。
ング状の支持部材１５を時計ケース３０の一部で
あるベゼル３１のネジ部３１ａに固定することに
より、ベゼル３１とスピーカ１０の振動板４との
間に設けたパツキン１６を圧縮して固定されてい
る。３２は胴、３３は裏ブタで、モジユール支持
枠１４は裏ブタ３３を胴３２にはめ込むことによ
り固定され、スピーカ駆動回路を有する回路基板
１８が固定される。１９は多数の放音孔を有する
保護板、２０はガラスで、ベゼル３１、胴３２、
裏ブタ３３と共に時計ケース３０を構成してい
る。１７は時刻表示部材、例えば液晶セルで、前
記回路基板１８と電気的に接続されるように固定
され、時刻を表示する。１１ａ，１１ｂは、スピ
ーカ駆動回路を有する回路基板１８と動電型スピ
ーカ１０とを電気的に接続するための接続バネ、
すなわち本実施例ではコイルバネで、回路基板１
８に固定されたコイルバネ支持部材１２ａ，１２
ｂに一方を位置決めされ、他方をヨーク２ｂ上に
設けられた溝２１ａ，２１ｂの例示した接点バネ
位置決め部２１０ａで位置決めされ、回路基板１
８とスピーカ１０とを電気的に接続している。２
２は銀電池、２３はリチウム電池であつて、回路
基板１８上に実装されたIC２４、回路基板１８
上にハンダ付された水晶振動子２５等の電子部
品、時刻表示部材１７、および動電型スピーカ１
０を駆動するように回路基板１８と電気的に接続
され、スピーカ付電子時計が構成されている。
以上のように、本考案によれば、動電型スピー
カ１０とスピーカ駆動回路とを電気的に接続する
ための１１ａ，１１ｂのような接続バネの位置決
めをヨークに設けた２１ａ，２１ｂのような接続
バネ位置決め溝によつて非常に簡単に行なうこと
ができると同時に、端子板の位置決めも簡単に行
なうことができるという効果をもつている。又、
第２図の実施例でも示したように、接続バネ１１
ａ，１１ｂの一方の位置決めに、回路基板１８に
固定されたコイルバネ支持部材１２ａ，１２ｂと
いつたような位置決め部材を併用すれば、接続バ
ネ１１ａ，１１ｂは大きな衝撃を受けても端子板
５ａ，５ｂからはずれることなく、動電型スピー
カ１０とスピーカ駆動回路は接続されたままにな
るため、衝撃に対する信頼性を向上させることが
できる。
カ１０とスピーカ駆動回路とを電気的に接続する
ための１１ａ，１１ｂのような接続バネの位置決
めをヨークに設けた２１ａ，２１ｂのような接続
バネ位置決め溝によつて非常に簡単に行なうこと
ができると同時に、端子板の位置決めも簡単に行
なうことができるという効果をもつている。又、
第２図の実施例でも示したように、接続バネ１１
ａ，１１ｂの一方の位置決めに、回路基板１８に
固定されたコイルバネ支持部材１２ａ，１２ｂと
いつたような位置決め部材を併用すれば、接続バ
ネ１１ａ，１１ｂは大きな衝撃を受けても端子板
５ａ，５ｂからはずれることなく、動電型スピー
カ１０とスピーカ駆動回路は接続されたままにな
るため、衝撃に対する信頼性を向上させることが
できる。
又、第２図の実施例では、コイルバネ支持部材
１２ａ，１２ｂといつた位置決め部材を併用して
いるが、もちろんコイルバネ支持部材１２ａ，１
２ｂはなくても良く、特に第２図の回路基板１８
がスピーカに非常に接近して１２ａ，１２ｂとい
つた位置決め部材を使用するスキマがない時には
特に大きな効果がある。
１２ａ，１２ｂといつた位置決め部材を併用して
いるが、もちろんコイルバネ支持部材１２ａ，１
２ｂはなくても良く、特に第２図の回路基板１８
がスピーカに非常に接近して１２ａ，１２ｂとい
つた位置決め部材を使用するスキマがない時には
特に大きな効果がある。
又、溝の形状を接続バネ位置決め部と端末接続
部とに分離し、この間を巾の狭い連通部によつて
一体化しているため、一枚の端子板を簡単に位置
決め固着することが可能となり、狭いスペース内
でのバネ接続部と端末接続部との分離が可能とな
る。
部とに分離し、この間を巾の狭い連通部によつて
一体化しているため、一枚の端子板を簡単に位置
決め固着することが可能となり、狭いスペース内
でのバネ接続部と端末接続部との分離が可能とな
る。
さらにボイスコイルの端末部と端子板との接続
を溝内にて行うことにより、接続部に外力が加わ
ることによる破損や、金属部材の接触による電気
的短絡等のトラブルを防止することが可能とな
る。
を溝内にて行うことにより、接続部に外力が加わ
ることによる破損や、金属部材の接触による電気
的短絡等のトラブルを防止することが可能とな
る。
第１図Ａ，Ｂは本考案の一実施例を示す動電型
スピーカの一部を開切した側面図と平面図、第２
図は第１図の動電型スピーカを腕時計のケースに
装着した場合の一実施例を示すスピーカ付電子腕
時計の断面図である。 ２ａ，２ｂ……ヨーク、５ａ，５ｂ……端子
板、９……ボイスコイル、１１ａ，１１ｂ……接
続バネ、２１ａ，２１ｂ……接続バネ位置決め用
の溝。
スピーカの一部を開切した側面図と平面図、第２
図は第１図の動電型スピーカを腕時計のケースに
装着した場合の一実施例を示すスピーカ付電子腕
時計の断面図である。 ２ａ，２ｂ……ヨーク、５ａ，５ｂ……端子
板、９……ボイスコイル、１１ａ，１１ｂ……接
続バネ、２１ａ，２１ｂ……接続バネ位置決め用
の溝。
Claims (1)
- 永久磁石と高透磁率材料からなるヨークによつ
て磁気空隙を有する磁気回路を構成し、前記磁気
空隙中に振動板に固着されたボイスコイルを配置
して駆動する動電型スピーカにおいて、前記ヨー
クの裏面部にはコイル状接続バネを位置決めする
ための円形々状の接続バネ位置決め部２１０ａ
と、ボイスコイルの端末接続部２１０ｂと、前記
接続バネ位置決め部２１０ａと端末接続部２１０
ｂとを連通するための巾の狭い連通部２１０ｃと
を備えた２個の溝２１ａ，２１ｂを形成するとと
もに、前記溝２１ａ，２１ｂの底部には、該溝２
１ａ，２１ｂと略同形状の端子板５ａ，５ｂを設
け、前記端末接続部２１０ｂの端子板５ａ，５ｂ
上には前記ボイスコイルの端末部９ａ，９ｂを電
気的に接続したことを特徴とする動電型スピー
カ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981040949U JPH0224312Y2 (ja) | 1981-03-24 | 1981-03-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981040949U JPH0224312Y2 (ja) | 1981-03-24 | 1981-03-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57155898U JPS57155898U (ja) | 1982-09-30 |
| JPH0224312Y2 true JPH0224312Y2 (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=29838045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981040949U Expired JPH0224312Y2 (ja) | 1981-03-24 | 1981-03-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0224312Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617800B2 (ja) * | 1977-11-28 | 1981-04-24 | ||
| JPS5850719U (ja) * | 1981-09-21 | 1983-04-06 | 株式会社東芝 | ミユ−テイング回路 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5850719Y2 (ja) * | 1979-07-17 | 1983-11-18 | 日本電気株式会社 | スピ−カ |
-
1981
- 1981-03-24 JP JP1981040949U patent/JPH0224312Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617800B2 (ja) * | 1977-11-28 | 1981-04-24 | ||
| JPS5850719U (ja) * | 1981-09-21 | 1983-04-06 | 株式会社東芝 | ミユ−テイング回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57155898U (ja) | 1982-09-30 |
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