JPH07117836B2 - 薄型ブザー - Google Patents

薄型ブザー

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JPH07117836B2
JPH07117836B2 JP4008647A JP864792A JPH07117836B2 JP H07117836 B2 JPH07117836 B2 JP H07117836B2 JP 4008647 A JP4008647 A JP 4008647A JP 864792 A JP864792 A JP 864792A JP H07117836 B2 JPH07117836 B2 JP H07117836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄型ブザー、特にプリン
ト基板に直接実装される小型薄型のブザーの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子部品の自動組立を可能とするため、
各種の電子部品はチップ部品として定形化されている
が、ページャ等の携帯型小型受信機の呼出し用ブザーと
して用いられるためにプリント基板に直接実装される薄
型ブザーも、このようなチップ部品と同様に直接クリー
ム半田等の塗布によってプリント基板上に実装可能な面
実装ブザーとして発展している。
【0003】特開平2−34900号(特願昭63−1
85061号)はこのような面実装端子付ブザーの一例
を示し、ブザーのベースに設けられた面実装端子によっ
てブザーをプリント基板に自動組立することが可能とな
る。
【0004】従って、このような面実装ブザーによれ
ば、他のチップ電子部品と同様に、一連の自動組立ライ
ンによってブザーを所望のプリント基板に簡単に組み立
てることができ、その利用範囲も著しく拡張可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来装置では、ブザーの薄型化を図ることができず、他の
チップ電子部品よりブザー厚が厚くなるために、このよ
うなプリント基板を組み込んだ装置の小型化を図ること
ができないという問題があった。また、従来において、
実開昭63−33197号として無線呼出し用受信機に
用いられる小型軽量のブザーが示されている。しかしな
がら、この従来装置においては、外部接続端子と励磁コ
イル端末とを接続する構造がブザー厚を増加する傾向に
あり、必要な薄型ブザーを得ることができなかった。
【0006】すなわち、従来の励磁コイル端末処理にお
いて、外部接続端子にブザーケース開口部を通し、案内
されたコイル端末部を前記端子に半田付け後、該開口部
を封止接着剤にて封止するが、この場合、半田盛り量、
及び封止接着剤の盛り量のバラツキによっては、これら
がブザーケースの外部にはみ出す場合がある。この結
果、回路基板への実装時にブザー全体が基板から浮上っ
たり、又は、マウンターによる基板への位置決めが困難
になるという問題があった。
【0007】また、従来の一般的なブザー構造として、
例えば実開昭54−178522号、実開昭57−10
5700号、実開昭57−153398号が知られてお
り、これら従来装置では励磁コイル端末をブザーアセン
ブリ内で処理する構造が示されているが、端子とコイル
端末との間が近接しているため、その処理においては非
常に作業性が悪いという課題を有していた。更に、この
ような従来装置は、一般的なブザー構造であるため、本
発明の如き、面実装ブザーには、そのまま適用すること
はできなかった。
【0008】本発明は、前記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、小型薄型で、か
つ、励磁コイル端末を簡単に外部接続端子に接続処理で
き、量産性の良好な、また音響特性にも優れた小型薄型
ブザーを提供すると共に、更には、ブザーの外形寸法精
度を保持できる構造にて、基板へのブザー位置決め固定
作業の信頼性向上をはかることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる薄型ブザーは、ケース本体と当該ケ
ース本体に嵌合する蓋とを含むブザーケースと、前記ブ
ザーケース内部に固定配置された振動板と、前記振動板
の一方の側に配置されたブザーアセンブリと、第1の端
部が前記ブザーケース外部に露出し、第2の端部が前記
ブザーケース内部に導かれた外部接続端子と、前記外部
接続端子の第2端部が導かれた部分であって、前記外部
接続端子の第2端部と前記励磁コイル端末が接続される
部分であるリード接続室とを有し、前記ブザーアセンブ
リは、鉄心と、前記鉄心周囲に配置された励磁コイル
と、前記励磁コイル周囲に配置されたマグネットを有し
ている。そして、前記リード接続室は、前記振動板の、
振動板駆動機構の配置された側の反対側の空間と連通
し、前記リード接続室が共鳴空間の少なくとも一部とな
っている。
【0010】さらに、前記振動板をブザーケースに固定
支持する支持枠と、前記ブザーアセンブリを収納するブ
ザーアセンブリ収納室と、前記支持枠と前記ブザーケー
スの少なくとも一方に設けられ、前記リード接続室と前
記ブザーアセンブリ収納室を連通する連通路とを有する
ものとすることもでき、ここで、前記ブザーアセンブリ
収納室は、前記支持枠と前記ブザーケースの一部と前記
振動板によって形成されている。そして、前記励磁コイ
ル端末を、前記連通路を通すことによって、前記ブザー
アセンブリ収納室より前記リード接続室に導き出してい
る。
【0011】さらに、前記コイル端末と外部接続端子を
接続後、前記連通路が封止され、前記ブザーアセンブリ
収納室がを閉塞空間となっているものとすることもでき
る。
【0012】
【作用】従って、本発明によれば、ブザーケースにはブ
ザーアセンブリ収納室とこれに隣接したリード接続室と
が配置され、励磁コイル端末はブザーアセンブリからブ
ザーケース内において、前記リード接続室に引き出さ
れ、前記リード接続室は広い空間を有しているため簡単
に外部接続端子との電気的接続が行われる。従って、本
発明によれば、励磁コイル端末を外部接続端子に接続す
る際に電気的な接続を確保する半田或いはコイル端末、
コイル引き出し開口等を封止する封止接着剤が前記リー
ド接続室内に納まりブザーの外部にはみだすことがない
という利点がある。
【0013】さらに、リード接続室を共鳴空間の一部と
して形成したことによって、小型ながら音響特性の良好
なブザーを提供することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を説明する。
【0015】図1〜図4には、本発明に係る薄型ブザー
の好適な第1実施例が示されている。
【0016】図において、ケース本体10はプラスチッ
ク射出成形にて形成され、その内部にブザーアセンブリ
11が組み込まれ、またこのブザーアセンブリ11に隣
接してリード接続室12が設けられている。本発明にお
いてこのリード接続室には、励磁コイル端末をケース本
体10内部で外部接続端子に接続する空間を確保して作
業性を改善し、またケース本体10の外部への半田等の
はみ出しを除去することができる。更に、以下の実施例
においては前記リード接続室12は発音時の効果的な共
鳴空間を形成するためにも有効である。
【0017】リード接続室12には外部接続端子13,
14が固定されており、図4から明らかなように、この
外部接続端子14は一端14aが面実装用に外部に露出
しており、また他端14bが前記ケース本体10のリー
ド接続室12に伸張し、後述する如くブサーアセンブリ
11の励磁コイル端末をブザーケース内部で接続するこ
とができる。
【0018】実施例において、これら外部接続端子1
3,14はケース本体10にインサート成形によって一
体成形されている。
【0019】次に、本実施例のブザーアセンブリ11に
ついて説明する。
【0020】実施例において、ブザーアセンブリ11は
鉄心15とこの鉄心15にかしめ固定されたヨークベー
ス16を含み、これら鉄心15とヨークベース16とは
共に高透磁率材料からなり、外部接続端子13,14と
同様にケース本体10にインサート成形されている。従
って、本実施例においてヨークベース16はインサート
成形によって前記ケース本体10の一部を形成してい
る。
【0021】鉄心15の周囲には励磁コイル17が接着
固定されており、この励磁コイル端末17a,17bが
前述した外部接続端子13,14に接続される。
【0022】そして、励磁コイル17の周辺にはマグネ
ット18が配置され、図示した実施例において、このマ
グネット18はリング状マグネットからなるが、このマ
グネット18を円周方向にセグメント状または矩形状に
複数個分割された組み合わせマグネットから形成するこ
とも可能である。そして、このマグネット18の更に周
囲に振動板支持枠19が配置される。実施例において、
この振動板支持枠19はケース本体10と一体に形成さ
れており、この結果、マグネット18は振動板支持枠1
9の内壁に沿って固定支持されることとなる。このマグ
ネット18は振動板支持枠19の上に載置された振動板
20を吸引して支持枠19にしっかりと位置決めすると
共に、振動板20に固定された鉄片21にバイアス磁力
を与える。実施例において、マグネット又は組合せマグ
ネット18、振動板支持枠19はリング形状からなり、
また振動板20自体も円板形状からなる。そして、ブザ
ーアセンブリ11は支持枠19、振動板20およびケー
ス本体10の形成されるブザーアセンブリ収納室内に配
置される。
【0023】鉄片21はブザーの磁気回路を構成すると
共に、ブザー共振周波数を定め、また振動板20は鉄片
21を用いる場合には必ずしも高透磁率材料とする必要
はない。
【0024】ケース本体10には、振動板支持枠19の
周囲に複数の、実施例においては、6個のリブ10bが
設けられ、支持枠19上に載置された振動板20はこの
複数のリブ10bによってしっかりと位置決めされるこ
ととなる。
【0025】以上のようにして、ケース本体10にはブ
ザーアセンブリ11が組み込まれ、このケース本体10
には、実施例において蓋22が超音波接着等によってし
っかりと固定される。また、実施例のブザーはケース本
体10と蓋22で構成されたブザーケース9の一部が符
号23で示されるように、開口しており、この開口23
が発音開口を形成している。
【0026】また、実施例においては、振動板20の、
鉄心15と励磁コイル17とマグネット18よりなるブ
ザーアセンブリ11の配置された側の反対側の空間、す
なわち図2において振動板20の上方に、当該振動板2
0と蓋22およびケース本体10の上端部によって形成
された空間を第1共鳴空間としている。さらに、リード
接続室12も前記第1の共鳴空間と連通することによっ
て第2の共鳴空間とし、より大きな容積の共鳴空間を形
成し、良好な発音効率を達成している。
【0027】本実施例において特徴的なことは、このよ
うなブザーアセンブリ11とリード接続室12がケース
本体10に設けられている装置において、励磁コイル1
7の端末を確実にかつ容易に前記外部接続端子13,1
4に導く構造にある。このために、本実施例によれば、
前記ケース本体10の内面に励磁コイル端末17a,1
7bを導くリード溝10aが設けられている。さらに、
本実施例においては、ヨークベース16もケース本体1
0の一部を形成しているので、このヨークベース16に
も励磁コイル端末17a,17bが通る図1で略矩形に
示される切欠部16aが設けられている。
【0028】そして、実施例においては、振動板の支持
枠19がケース本体10と一体であるため、この支持枠
19にもリード溝10aと対応する部分に貫通孔19a
が設けられている。
【0029】従って、励磁コイル端末17a,17b
は、ブザーアセンブリ収納室により、ヨークベース16
の切欠部16a、ケース本体10の内面に設けられてい
るリード溝10a及び支持枠19の貫通孔19aを通っ
てリード接続室12へ引き出された後に、励磁コイル1
7が鉄心15に接着固定される。そして、この状態で、
実施例のマグネット18が支持枠19の内壁に固定され
る。
【0030】そして、リード接続室12に引き出された
励磁コイル端末17a,17bはクリーム半田等によっ
て外部接続端子13,14にそれぞれ接続される。
【0031】また、リード溝10aは接着剤24によっ
て封止される。実施例において、この封止は支持枠19
の貫通孔19aの封止も同時に行い、この結果、ブザー
アセンブリ11を収納する部分は閉塞状態となる。
【0032】以上のようにして、第1実施例によれば、
ブザーアセンブリ11の励磁コイル端末17a,17b
は切欠部16a、リード溝10aそして貫通孔19aを
通ってリード接続室12に引き出され、極めて容易に励
磁コイル端末の接続処理が行われる。
【0033】そして、このようにして形成された小型薄
型のブザーは、外部接続端子13,14を図示していな
いプリント基板にクリーム半田等で容易に接続可能であ
り、よって自動組立をすることができる。
【0034】実施例において、ケース本体10の下面に
設けられたピン10c,10dはプリント基板との位置
決めとして用いられる。また、25は外部接続端子1
3,14と同様にケース本体10にインサート成形され
たダミー端子であり、外部接続端子13,14によるブ
ザーの実装時における補強用としての役目をしている。
図5〜図7には本発明の第2実施例が示されており、前
述した第1実施例と類似するので、対応部材には第1実
施例の符号に100を加えて示し、詳細な説明を省略す
る。
【0035】第2実施例において、ブザーアセンブリ1
11の振動板支持枠119はケース本体110と別体の
リング状部材からなり、励磁コイル117が組み込まれ
た後にマグネット118と共に、ケース本体110に組
み込まれる。また、第2実施例によれば、図6から明ら
かなように、鉄心115とヨークベース116とは一体
で形成されている。
【0036】そして、この支持枠119を位置決めする
ため、ケース本体110にはブザーアセンブリ支持部1
10eが設けられ、この支持部110eには励磁コイル
端末117a(117b)を案内する切欠溝110fが
設けられている。
【0037】励磁コイル端末117a,117bは励磁
コイル117が鉄心115に接着固定された後にケース
本体110に設けられた切欠溝110fからリード接続
室112へ案内され、外部接続端子113,114に確
実に、かつ容易に接続される。次に、振動板支持枠11
9、マグネット118、振動板120がケース本体11
0に配設されると共に前記リード溝110aは封止接着
剤124によって封止され、ブザーアセンブリ111の
共鳴空間を確保することができる。もちろん、本発明に
おいて、励磁コイル端末117a、117bをケース本
体110に設けられた切欠溝110fからリード接続室
112へいったん引き出し、この状態で振動板支持枠1
19、マグネット118、振動板120をケース本体1
10に取り付け、ブザーアセンブリ111を完成した後
に前記リード接続室112へ引き出されている励磁コイ
ル端末117a、117bを外部接続端子113、11
4に接続することも好適である。
【0038】また、この励磁コイル端末接続が完了した
後、前記リード溝110aは接着剤124によって封止
される。
【0039】第2実施例においては、外部接続端子11
3,114は図7で示されるように蓋122側に伸張し
て蓋側でプリント基板と接続される。125は、第1の
実施例に示すダミー端子25と同様であり、薄型ブザー
の面実装時における補強用としての役目をしている。
【0040】図8、9には本発明の第3実施例が示され
ており、前述した第一実施例と類似するので、対応部材
には第1実施例の符号に200を加えて示し、詳細な説
明は省略する。
【0041】第3実施例においては、ケース本体210
がほぼ平坦な平板からなり、前述した各実施例における
箱型のケース構造と異なる。そして、第三実施例におい
ては、蓋222が箱型形状からなり、この結果、第三実
施例においては、励磁コイル217のコイル端末217
a、217bを外部接続端子213、214に半田付け
固定する際の作業性が良好であるという利点がある。即
ち、第3実施例においては、ケース本体210がほぼ平
坦であることから、コイル端末の引き回し、半田付けを
行う時等にケース本体210側面壁が無いことから細か
い作業を容易に行うことができるという利点がある。
【0042】また、第3実施例から明らかなように、そ
の発音開口223が蓋222の形状によって他の実施例
より狭く構成されており、発音の音量或いは周波数特性
をこの開口223の形状によって任意に調整できる利点
がある。
【0043】前述した各実施例において、マグネットと
振動板支持枠とは別体構造から形成されているが、本発
明においては、これらを一体とし、マグネットの一部を
用いて振動板を保持することも可能である。
【0044】また、前述した実施例では外部接続端子を
面実装端子として設け、そのままプリント基板に半田付
け固定可能であるが、この外部接続端子をブザーケース
から下方に突出した端子ピンとし、基板の端子穴に挿入
する構造とすることも可能である。
【0045】また、本発明によれば、ブザーアセンブリ
は密閉型でも解放型でもよく、ブザーアセンブリからリ
ード接続室へ引き出すコイル端末用の開口を接着剤など
で封止することなく、この部分を開口させれば発音開口
を持ったブザーアセンブリとすることができ、このよう
な開口型ブザーアセンブリによれば発音周波数特性を比
較的広帯域特性とすることができ、励磁コイルへの励磁
電流を交流駆動型とし、これによって発音周波数を広く
カバーし、ブザーの音質を変化させ、或いはスピーカー
型とすることによって、音声発音も可能な薄型ブザーを
提供することも可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブザーを小型薄型化でき、またブザーアセンブリを形成
する励磁コイル端末をブザーケース内部のブザーアセン
ブリ外の広い空間に配置された外部接続端子に案内し、
その広い空間を利用して、該ブザーケース内にてコイル
端末処理を行うことができるため、接続作業が簡単とな
る。また、リード接続部を共鳴空間の一部として形成す
ることにより、小型・薄型ながら良好な音響特性がを得
ることができる。
【0047】また、従来のように、前記コイルの外部接
続端子への接続時に生じるブザーのケース外部への半田
の盛り上がり又は、ブザーアセンブリ内から外方に案内
されるコイル案内用経路の封止のための封止接着剤の外
部への盛り上がり等を除去することができ、ブザーケー
スの外形精度に影響を与えない構造のため、ブザーの自
動組立精度を維持でき基板実装時の位置精度が向上し、
半田付け不良も生じにくい利点がある。また、量産性、
品質の安定した薄型ブザーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る薄型ブザーの好適な第1実施例
における蓋及び振動板を取り外した平面図である。
【図2】 図1に示した第1実施例に振動板及び蓋を装
着した状態のII−II断面図である。
【図3】 第1実施例の図1における振動板と蓋を装着
した状態のIII −III断面図である。
【図4】 図1において蓋を装着した状態のVI−VI端面
図である。
【図5】 本発明に係る薄型ブザーの好適な第2実施例
を示す振動板と蓋を外した状態の平面図である。
【図6】 第2実施例における図5の振動板と蓋を装着
した状態のVI−VI断面図である。
【図7】 図5において振動板と蓋を装着した状態のVI
I −VII 断面図である。
【図8】 本発明に係る薄型ブザーの好適な第3実施例
を示す一部破断平面図である。
【図9】 第3実施例におけるIX−IX断面図である。
【符号の説明】
9 ブザーケース、10 ケース本体、10a リード
溝、11 ブザーアセンブリ、12 リード接続室、1
3,14 外部接続端子、17 励磁コイル、17a,
17b 励磁コイル端末、18 マグネット、19 支
持枠、20 振動板、24 封止接着剤。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と当該ケース本体に嵌合する
    蓋とを含むブザーケースと、 前記ブザーケース内部に固定配置された振動板と、 鉄心と、前記鉄心周囲に配置された励磁コイルと、前記
    励磁コイル周囲に配置されたマグネットを有し、前記振
    動板の一方の側に配置されたブザーアセンブリと、 第1の端部が前記ブザーケース外部に露出し、第2の端
    部が前記ブザーケース内部に導かれた外部接続端子と、 前記外部接続端子の第2端部が導かれた部分であって、
    前記外部接続端子の第2端部と前記励磁コイル端末が接
    続される部分であるリード接続室と、 を有し、 前記リード接続室は、前記振動板の、ブザーアセンブリ
    の配置された側の反対側の空間と連通し、前記リード接
    続室が共鳴空間の少なくとも一部となっていることを特
    徴とする薄型ブザー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の薄型ブザーにおいて、 前記振動板をブザーケースに固定支持する支持枠と、 前記ブザーアセンブリを収納するための、前記支持枠と
    前記ブザーケースの一部と前記振動板によって形成され
    るブザーアセンブリ収納室と、 前記支持枠と前記ブザーケースの少なくとも一方に設け
    られ、前記リード接続室と前記ブザーアセンブリ収納室
    を連通する連通路と、 を有し、前記励磁コイル端末を、前記連通路を通すこと
    によって、前記ブザーアセンブリ収納室より前記リード
    接続室に導き出していることを特徴とする薄型ブザー。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の薄型ブザーにおいて、
    前記コイル端末と外部接続端子を接続後、前記連通路が
    封止され、前記ブザーアセンブリ収納室が閉塞空間とな
    っていることを特徴とする薄型ブザー。
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