JPS6023880Y2 - 温度スイッチ - Google Patents
温度スイッチInfo
- Publication number
- JPS6023880Y2 JPS6023880Y2 JP17559680U JP17559680U JPS6023880Y2 JP S6023880 Y2 JPS6023880 Y2 JP S6023880Y2 JP 17559680 U JP17559680 U JP 17559680U JP 17559680 U JP17559680 U JP 17559680U JP S6023880 Y2 JPS6023880 Y2 JP S6023880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- bottom plate
- reed switch
- housing
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は接点封入型のリードスイッチを用いた温度スイ
ッチに係り、特に水密構造の温度スイッチに関する。
ッチに係り、特に水密構造の温度スイッチに関する。
従来、リードスイッチに永久磁石および感温磁性体を組
合せかつ水密構造にした温度スイッチは、環状永久磁石
および環状感温磁性体を同一軸線上に並べて構成した筒
状体の中心穴にリードスイッチを挿着してなる温度スイ
ッチ本体を、さらに金属製円筒筐体または合成樹脂製長
方形筐体または可撓性合成樹脂筒状体に収納することで
作られている。
合せかつ水密構造にした温度スイッチは、環状永久磁石
および環状感温磁性体を同一軸線上に並べて構成した筒
状体の中心穴にリードスイッチを挿着してなる温度スイ
ッチ本体を、さらに金属製円筒筐体または合成樹脂製長
方形筐体または可撓性合成樹脂筒状体に収納することで
作られている。
ここで筐体が円筒形の場合には、円筒の開口端に鍔をつ
けてリードスイッチの片方のリード線を折返し、絶縁基
板の貫通孔に嵌着した2個の鳩目にそれぞれリード線を
通して半田付し、この絶縁基板を開口端の鍔に密着した
後、樹脂で覆っている。
けてリードスイッチの片方のリード線を折返し、絶縁基
板の貫通孔に嵌着した2個の鳩目にそれぞれリード線を
通して半田付し、この絶縁基板を開口端の鍔に密着した
後、樹脂で覆っている。
筐体が長方形の場合には、リード線をリードスイッチの
軸に直角に折曲げて筐体に収納し、筐体内部を伝熱性の
よい絶縁性樹脂により充填している。
軸に直角に折曲げて筐体に収納し、筐体内部を伝熱性の
よい絶縁性樹脂により充填している。
また可撓性筒状体の場合には、被覆リード線と筒状体と
を熱圧着により封着している。
を熱圧着により封着している。
しかし、筐体が円筒形の場合は構造が複雑で組立て作業
が煩雑で高価となり、筐体が長方形の場合は多量の高価
な樹脂を注入しなければならず、また可撓性筒状体の場
合には封着作業が困難で応答性が悪いなどの欠点がある
。
が煩雑で高価となり、筐体が長方形の場合は多量の高価
な樹脂を注入しなければならず、また可撓性筒状体の場
合には封着作業が困難で応答性が悪いなどの欠点がある
。
本考案はこのような欠点を除去腰小型で簡潔な構造でし
かも応答性のよい水密構造の温度スイッチを提供するこ
とを目的とする。
かも応答性のよい水密構造の温度スイッチを提供するこ
とを目的とする。
以下、図面を参照しながら本考案について実施例を用い
て説明する。
て説明する。
第1図は本考案の第一の実施例を分解斜視図で示してい
る。
る。
第1図において、外形小判形の常磁性金属(洋白など)
製底板1は、その中央部に外形と同形状の透孔が設けら
れ、かつ外周面に沿って環状の溝2が形成され、しかも
透孔上縁に内方への鍔3が形成されている。
製底板1は、その中央部に外形と同形状の透孔が設けら
れ、かつ外周面に沿って環状の溝2が形成され、しかも
透孔上縁に内方への鍔3が形成されている。
この底板1の中央透孔にガラス4で気密封着された2本
の端子5を備える。
の端子5を備える。
そしてリードスイッチ6の引出しリード端7をリードス
イッチ6の軸に対し直角に折曲げて端子5に半田付など
で接続する。
イッチ6の軸に対し直角に折曲げて端子5に半田付など
で接続する。
筐体8は底板1と同形の断面外形を有し、かつ下面が開
口したもので、しかも検出温度に対応したキュリ一点を
もった感温磁性金属材料から形成されている。
口したもので、しかも検出温度に対応したキュリ一点を
もった感温磁性金属材料から形成されている。
この筐体8の上部内面には、長さ方向に磁極をもつ棒状
永久磁石9をリードスイッチ6と対向できるように固定
する。
永久磁石9をリードスイッチ6と対向できるように固定
する。
この筐体8をリードスイッチ6にかぶせて筐体8の開口
縁を底板1の溝2に嵌入させ、さらに筐体8と底板1と
を溶接やロウ接などで接合密封する。
縁を底板1の溝2に嵌入させ、さらに筐体8と底板1と
を溶接やロウ接などで接合密封する。
こうして最終的な温度スイッチが得られる。
この温度スイッチは、感温磁性筐体8の温度がそのキュ
リ一点未満のときには、永久磁石9からの磁束の大部分
が強磁性を呈している筐体8を通って短絡されることに
なるので、リードスイッチ6の接点は開離状態にある。
リ一点未満のときには、永久磁石9からの磁束の大部分
が強磁性を呈している筐体8を通って短絡されることに
なるので、リードスイッチ6の接点は開離状態にある。
周囲温度が上昇して筐体8の温度がキュリ一点に達する
と、筐体8が常磁性を呈することになるので、永久磁石
9からの磁束はリードスイッチ6のリードを通ってその
接点を閉成状態にする。
と、筐体8が常磁性を呈することになるので、永久磁石
9からの磁束はリードスイッチ6のリードを通ってその
接点を閉成状態にする。
即ち、感温磁性筐体8のキュリ一点近傍の温度を検出で
きる常開型温度スイッチである。
きる常開型温度スイッチである。
第2図は本考案の第二の実施例を示している。
この実施例も、小判形底板1、小判形の感温磁性金属筐
体8、永久磁石9、およびリードスイッチ6を組合せた
水密構造の常開型温度スイッチである点等においては、
第一の実施例と同様である。
体8、永久磁石9、およびリードスイッチ6を組合せた
水密構造の常開型温度スイッチである点等においては、
第一の実施例と同様である。
さらにこの第二の実施例では、底板1の長径方向両端近
傍にのみそれぞれ貫通孔を設け、これらの貫通孔のそれ
ぞれにガラス4で端子5を気密封着している。
傍にのみそれぞれ貫通孔を設け、これらの貫通孔のそれ
ぞれにガラス4で端子5を気密封着している。
第3図は本考案の第三の実施例を示している。
この実施例においては、溝2および鍔3を有する環状の
常磁性金属製底板1にガラス4で気密封着された2本の
端子5に対し、リードスイッチ6の一方のリード端7は
直接に、また他方のリード端7′は被覆リード線を接続
し折返してそれぞれ半田付する。
常磁性金属製底板1にガラス4で気密封着された2本の
端子5に対し、リードスイッチ6の一方のリード端7は
直接に、また他方のリード端7′は被覆リード線を接続
し折返してそれぞれ半田付する。
一方、所要のキュリ一点を有する感温磁性金属材料より
なる円筒形筐体10の内部に、円筒形で軸方向に着磁さ
れた永久磁石11を同軸に、かつリードスイッチ6と対
向するように挿着する。
なる円筒形筐体10の内部に、円筒形で軸方向に着磁さ
れた永久磁石11を同軸に、かつリードスイッチ6と対
向するように挿着する。
そしてこの筐体10をリードスイッチ6にかぶせ、開口
端を底板1の溝2に嵌入し、筐体10と底板1を溶接し
て接合密封する。
端を底板1の溝2に嵌入し、筐体10と底板1を溶接し
て接合密封する。
この温度スイッチも常開型である。
第1図や第2図に示した形の温度スイッチは、放熱板や
機器に感温磁性筐体を密着すれば応答性のよい温度スイ
ッチとなり、またプリント基板に取付けるのに便利であ
る。
機器に感温磁性筐体を密着すれば応答性のよい温度スイ
ッチとなり、またプリント基板に取付けるのに便利であ
る。
第3図の円筒形の温度スイッチは液体の温度検出に適し
ている。
ている。
実施例では筐体の内面に永久磁石を固着する場合のみを
述べたが筐体の外面にリードスイッチに対向させて取付
けることもできる。
述べたが筐体の外面にリードスイッチに対向させて取付
けることもできる。
以上述べた如く本考案によれば、気密端子と感温磁性金
属筐体を用いたことにより、簡潔な構造で小型で丈夫な
取扱い易い信頼性の高い応答性のよい優れた水密構造の
温度スイッチが得られる。
属筐体を用いたことにより、簡潔な構造で小型で丈夫な
取扱い易い信頼性の高い応答性のよい優れた水密構造の
温度スイッチが得られる。
第1図は本考案による温度スイッチの第一の実施例の分
解斜視図、第2図は同じく第二の実施例の断面図、第3
図は同じく第三の実施例の断面図である。 1・・・・・・底板、4・・・・・・ガラス、5・・・
・・・端子、6・・・・・・リードスイッチ、8,10
・・・・・・筐体、9,11・・・・・・永久磁石。
解斜視図、第2図は同じく第二の実施例の断面図、第3
図は同じく第三の実施例の断面図である。 1・・・・・・底板、4・・・・・・ガラス、5・・・
・・・端子、6・・・・・・リードスイッチ、8,10
・・・・・・筐体、9,11・・・・・・永久磁石。
Claims (1)
- 常磁性底板と、該底板に気密封着により絶縁状態に貫通
取付された導電性端子と、ガラス管内に接点部を封入さ
れ、かつ該ガラス管外に引き出されたリード線を上記端
子に接続されたリードスイッチと、検出温度に対応した
キュリ一点を有する感温磁性金属材料より作られ、上記
リードスイッチに被せられかつ上記底板に密封接合され
た筐体と、上記リードスイッチに対向するように該筐体
に組付けられた永久磁石とを含む温度スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17559680U JPS6023880Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 温度スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17559680U JPS6023880Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 温度スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5798652U JPS5798652U (ja) | 1982-06-17 |
JPS6023880Y2 true JPS6023880Y2 (ja) | 1985-07-16 |
Family
ID=29968019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17559680U Expired JPS6023880Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 温度スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023880Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP17559680U patent/JPS6023880Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5798652U (ja) | 1982-06-17 |
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