JPH0740288Y2 - 封止成形型温度スイッチ - Google Patents
封止成形型温度スイッチInfo
- Publication number
- JPH0740288Y2 JPH0740288Y2 JP14900289U JP14900289U JPH0740288Y2 JP H0740288 Y2 JPH0740288 Y2 JP H0740288Y2 JP 14900289 U JP14900289 U JP 14900289U JP 14900289 U JP14900289 U JP 14900289U JP H0740288 Y2 JPH0740288 Y2 JP H0740288Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature switch
- terminal
- lead wire
- hole
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Thermally Actuated Switches (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 イ．考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、温度調節、過熱監視等に使用する、リードス
イッチ、感温磁性体、永久磁石とから成る温度スイッチ
素子を樹脂で一体に封止成形した封止成形型温度スイッ
チに関するものである。
イッチ、感温磁性体、永久磁石とから成る温度スイッチ
素子を樹脂で一体に封止成形した封止成形型温度スイッ
チに関するものである。
従来の封止成形型温度スイッチは、第４図に示すリード
スイッチ13、感温磁性体11、永久磁石12とから成る温度
スイッチ素子を、樹脂で一体に封止成形して第３図に示
す封止成形型温度スイッチ１（以下温度スイッチと称
す）を構成しており、温度スイッチ素子のリード線２
を、外部の接続線10との接続用の端子としてそのまま利
用し、温度スイッチの外部取付け部４の取付け面に対向
する面より、温度スイッチ素子のリード線２を取付け面
に垂直に引き出している。
スイッチ13、感温磁性体11、永久磁石12とから成る温度
スイッチ素子を、樹脂で一体に封止成形して第３図に示
す封止成形型温度スイッチ１（以下温度スイッチと称
す）を構成しており、温度スイッチ素子のリード線２
を、外部の接続線10との接続用の端子としてそのまま利
用し、温度スイッチの外部取付け部４の取付け面に対向
する面より、温度スイッチ素子のリード線２を取付け面
に垂直に引き出している。
又、温度スイッチの端子である温度スイッチ素子のリー
ド線２と外部の接続線10とを接続後、絶縁のために接続
部に熱収縮する絶縁性チューブ９を装着し使用してい
る。
ド線２と外部の接続線10とを接続後、絶縁のために接続
部に熱収縮する絶縁性チューブ９を装着し使用してい
る。
従来の封止成形型温度スイッチにあっては、温度スイッ
チ素子のリード線を外部の接続線との接続に使用してい
るためリード線の径が0.5mm程と細く、折れ曲がり易
く、時には外部の接続線との接続の作業時に断線すると
いう事故が発生していた。又温度スイッチの端子である
温度スイッチ素子のリード線と外部の接続線との接続
は、半田付けをしており、半田付け後の接続部には前述
したように絶縁性チューブを装着しているが、半田付け
時半田のひげが発生し、絶縁性チューブを突き破り、半
田付けのひげが外部に突出していることがある。このた
め温度スイッチを実装する前に、外部の接続線を持ち、
温度スイッチを引き廻す時、温度スイッチ素子のリード
線が折れ曲がって他の部品に突出している半田付けのひ
げが接触し短絡を生じ、電気的な安全性が確保できない
という問題点があった。
チ素子のリード線を外部の接続線との接続に使用してい
るためリード線の径が0.5mm程と細く、折れ曲がり易
く、時には外部の接続線との接続の作業時に断線すると
いう事故が発生していた。又温度スイッチの端子である
温度スイッチ素子のリード線と外部の接続線との接続
は、半田付けをしており、半田付け後の接続部には前述
したように絶縁性チューブを装着しているが、半田付け
時半田のひげが発生し、絶縁性チューブを突き破り、半
田付けのひげが外部に突出していることがある。このた
め温度スイッチを実装する前に、外部の接続線を持ち、
温度スイッチを引き廻す時、温度スイッチ素子のリード
線が折れ曲がって他の部品に突出している半田付けのひ
げが接触し短絡を生じ、電気的な安全性が確保できない
という問題点があった。
本考案は、温度スイッチのリード線を外部へ接続する際
にリード線が断線することのない、又外部の接続線に接
続された温度スイッチを引き廻しても電気的な絶縁性が
確保できる温度スイッチを得ることを目的としており、
しかも樹脂で一体に封止成形した温度スイッチと外部の
接続線とを接続する端子を容易に取付けができる封止成
形型温度スイッチを提供することを目的としている。
にリード線が断線することのない、又外部の接続線に接
続された温度スイッチを引き廻しても電気的な絶縁性が
確保できる温度スイッチを得ることを目的としており、
しかも樹脂で一体に封止成形した温度スイッチと外部の
接続線とを接続する端子を容易に取付けができる封止成
形型温度スイッチを提供することを目的としている。
ロ．考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本考案に於ける封止形成型
温度スイッチは、外部の接続線と接続する端子に、温度
スイッチ素子のリード線をそのまま使用せずに、樹脂で
封止成形した温度スイッチに固定するための取付け部を
有する接続用端子を取付けて、温度スイッチ素子のリー
ド線を接続用端子に半田付けし、接続用端子の端子部と
外部の接続線とを半田付けして接続するようにしたもの
である。
温度スイッチは、外部の接続線と接続する端子に、温度
スイッチ素子のリード線をそのまま使用せずに、樹脂で
封止成形した温度スイッチに固定するための取付け部を
有する接続用端子を取付けて、温度スイッチ素子のリー
ド線を接続用端子に半田付けし、接続用端子の端子部と
外部の接続線とを半田付けして接続するようにしたもの
である。
又、接続用端子を封止成形温度スイッチに固定するため
樹脂に凹部を設け、凹部に接続用端子の取付け部を嵌合
して、接続用端子を容易に取付けられるようにしたもの
である。
樹脂に凹部を設け、凹部に接続用端子の取付け部を嵌合
して、接続用端子を容易に取付けられるようにしたもの
である。
即ち、本考案はリードスイッチを感温磁性体と永久磁石
とから成る温度スイッチ素子を、樹脂で一体に封止成形
した封止成形型温度スイッチに於て、該温度スイッチの
リード線引き出し位置の近傍の封止成形している樹脂に
複数個の凹部を設け、弾性を有する板材から成り、前記
凹部に嵌合する両端を内側に折り曲げた取付け部と２つ
の取付け部中央には前記リード線を貫通する貫通穴を設
け、取付け部反対側には中央に穴を有する端子部を形成
した接続用端子の取付け部を前記凹部に嵌合し温度スイ
ッチ素子のリード線を貫通穴に通し、温度スイッチ素子
のリード線と接続用端子とを半田付けして構成したこと
を特徴とする封止成形型温度スイッチである。
とから成る温度スイッチ素子を、樹脂で一体に封止成形
した封止成形型温度スイッチに於て、該温度スイッチの
リード線引き出し位置の近傍の封止成形している樹脂に
複数個の凹部を設け、弾性を有する板材から成り、前記
凹部に嵌合する両端を内側に折り曲げた取付け部と２つ
の取付け部中央には前記リード線を貫通する貫通穴を設
け、取付け部反対側には中央に穴を有する端子部を形成
した接続用端子の取付け部を前記凹部に嵌合し温度スイ
ッチ素子のリード線を貫通穴に通し、温度スイッチ素子
のリード線と接続用端子とを半田付けして構成したこと
を特徴とする封止成形型温度スイッチである。
本考案による封止成形型温度スイッチは、従来の直径0.
5mm程の細い温度スイッチ素子のリード線をそのまま端
子として使用していたのに対し、本考案に用いている接
続用端子は弾性を有する板材から成り、弾性があること
と端子部の断面積が大きいために、温度スイッチを実装
する前に、外部の接続線と温度スイッチの接続用端子と
を半田付けにより接続した後に、温度スイッチを引き廻
しても温度スイッチの端子は折れ曲がることはない。従
ってリード線の断線は防止され、又接続部に半田付けの
ひげがあっても、端子が折れ曲がることがないので絶縁
の電気的な安全性は確保できる。
5mm程の細い温度スイッチ素子のリード線をそのまま端
子として使用していたのに対し、本考案に用いている接
続用端子は弾性を有する板材から成り、弾性があること
と端子部の断面積が大きいために、温度スイッチを実装
する前に、外部の接続線と温度スイッチの接続用端子と
を半田付けにより接続した後に、温度スイッチを引き廻
しても温度スイッチの端子は折れ曲がることはない。従
ってリード線の断線は防止され、又接続部に半田付けの
ひげがあっても、端子が折れ曲がることがないので絶縁
の電気的な安全性は確保できる。
又、接続用端子の取付け部を温度スイッチ素子を封止成
形している樹脂に設けてある凹部に、接続用端子の材料
の弾性を利用してスナップフィットにより嵌合している
ので、封止成形型温度スイッチを実装する時、実装の状
況に応じて容易に接続用端子を温度スイッチに取付ける
こともできる。
形している樹脂に設けてある凹部に、接続用端子の材料
の弾性を利用してスナップフィットにより嵌合している
ので、封止成形型温度スイッチを実装する時、実装の状
況に応じて容易に接続用端子を温度スイッチに取付ける
こともできる。
本考案の実施例について図面を参照して説明する。
第１図は本考案の封止成形型温度スイッチの構成を示す
図で、第１図に於て、第４図のリードスイッチ13、感温
磁性体11、永久磁石12とから成る温度スイッチ素子を樹
脂で一体に封止成形した温度スイッチ１の外部取付け部
４の面の対向面より引き出した温度スイッチ素子のリー
ド線２を、第２図に示す導電性で弾性を有する、例えば
燐青銅板の両端を内側に折り曲げた取付け部８を有する
接続用端子５の貫通穴６に通して、温度スイッチ素子を
封止成形している樹脂に設けられた凹部３に接続用端子
５の取付け部８を嵌合して取り付ける。接続用端子５は
弾性を有する板材から成り、両端を内側に折り曲げた取
付け部８と両側の取付け部中央には温度スイッチ素子の
リード線２を通す貫通穴６を設けてあり、取付け部８の
反対側には中央に外部の接続線に接続する穴を有する端
子部７とにより形成されている。接続用端子５の貫通穴
６に通した温度スイッチ素子のリード線２は、折り曲げ
て貫通穴６の位置で接続用端子５と半田付けし接続す
る。
図で、第１図に於て、第４図のリードスイッチ13、感温
磁性体11、永久磁石12とから成る温度スイッチ素子を樹
脂で一体に封止成形した温度スイッチ１の外部取付け部
４の面の対向面より引き出した温度スイッチ素子のリー
ド線２を、第２図に示す導電性で弾性を有する、例えば
燐青銅板の両端を内側に折り曲げた取付け部８を有する
接続用端子５の貫通穴６に通して、温度スイッチ素子を
封止成形している樹脂に設けられた凹部３に接続用端子
５の取付け部８を嵌合して取り付ける。接続用端子５は
弾性を有する板材から成り、両端を内側に折り曲げた取
付け部８と両側の取付け部中央には温度スイッチ素子の
リード線２を通す貫通穴６を設けてあり、取付け部８の
反対側には中央に外部の接続線に接続する穴を有する端
子部７とにより形成されている。接続用端子５の貫通穴
６に通した温度スイッチ素子のリード線２は、折り曲げ
て貫通穴６の位置で接続用端子５と半田付けし接続す
る。
ハ．考案の効果 〔考案の効果〕 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
リードスイッチ、感温磁性体、永久磁石とから成る温度
スイッチ素子を樹脂で一体に封止成形した封止成形型温
度スイッチに、弾性を有する材料の板を用い成形した接
続用端子を、温度スイッチのリード線引き出し位置に取
付け、接続用端子と温度スイッチのリード線とを半田付
けし、外部の接続線と接続用端子とを半田付けで接続す
るよう構成してあるので、温度スイッチを引き廻しても
接続用端子は折れ曲がることはない。従ってリード線の
断線は防止され、又接続部に絶縁性チューブを装着しな
くとも絶縁の電気的な安全性は確保できる。
スイッチ素子を樹脂で一体に封止成形した封止成形型温
度スイッチに、弾性を有する材料の板を用い成形した接
続用端子を、温度スイッチのリード線引き出し位置に取
付け、接続用端子と温度スイッチのリード線とを半田付
けし、外部の接続線と接続用端子とを半田付けで接続す
るよう構成してあるので、温度スイッチを引き廻しても
接続用端子は折れ曲がることはない。従ってリード線の
断線は防止され、又接続部に絶縁性チューブを装着しな
くとも絶縁の電気的な安全性は確保できる。
又、温度スイッチと接続用端子との取り付けは、封止成
形している樹脂に凹部を設け、接続用端子の材料の弾性
を利用して凹部に接続用端子の取付け部を嵌合して取り
付けるので、容易に取り付けることができる。
形している樹脂に凹部を設け、接続用端子の材料の弾性
を利用して凹部に接続用端子の取付け部を嵌合して取り
付けるので、容易に取り付けることができる。
第１図は本考案の封止成形型温度スイッチの構成を示す
斜視図。 第２図は接続用端子の正面図。 第３図は従来の封止成形型温度スイッチと外部の接続線
と接続した状態を示す斜視図。 第４図はリードスイッチ、感温磁性体、永久磁石とから
成る温度スイッチ素子の斜視図。１ …温度スイッチ、２…リード線、３…凹部、４…外部
取付け部、５…接続用端子、６…貫通穴、７…端子部、
８…取付け部、９…絶縁性チューブ、10…外部の接続
線、11…感温磁性体、12…永久磁石、13…リードスイッ
チ。
斜視図。 第２図は接続用端子の正面図。 第３図は従来の封止成形型温度スイッチと外部の接続線
と接続した状態を示す斜視図。 第４図はリードスイッチ、感温磁性体、永久磁石とから
成る温度スイッチ素子の斜視図。１ …温度スイッチ、２…リード線、３…凹部、４…外部
取付け部、５…接続用端子、６…貫通穴、７…端子部、
８…取付け部、９…絶縁性チューブ、10…外部の接続
線、11…感温磁性体、12…永久磁石、13…リードスイッ
チ。
Claims (1)
- 【請求項１】リードスイッチと感温磁性体と永久磁石と
から成る温度スイッチ素子を、樹脂で一体に封止成形し
た封止成形型温度スイッチに於て、該温度スイッチのリ
ード線引き出し位置の近傍の封止成形している樹脂に複
数個の凹部を設け、弾性を有する板材から成り、前記凹
部に嵌合する両端を内側に折り曲げた取付け部と２つの
取付け部中央には前記リード線を貫通する貫通穴を設
け、取付け部反対側には中央に穴を有する端子部を形成
した接続用端子の取付け部を前記凹部に嵌合し温度スイ
ッチ素子のリード線を貫通穴に通し、温度スイッチ素子
のリード線と接続用端子とを半田付けして構成したこと
を特徴とする封止成形型温度スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14900289U JPH0740288Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 封止成形型温度スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14900289U JPH0740288Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 封止成形型温度スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0388244U JPH0388244U (ja) | 1991-09-10 |
| JPH0740288Y2 true JPH0740288Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31695430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14900289U Expired - Fee Related JPH0740288Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 封止成形型温度スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740288Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP14900289U patent/JPH0740288Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0388244U (ja) | 1991-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |