JPS6247900B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6247900B2
JPS6247900B2 JP363584A JP363584A JPS6247900B2 JP S6247900 B2 JPS6247900 B2 JP S6247900B2 JP 363584 A JP363584 A JP 363584A JP 363584 A JP363584 A JP 363584A JP S6247900 B2 JPS6247900 B2 JP S6247900B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diene polymer
liquid diene
composition
diisocyanate
liquid
Prior art date
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Expired
Application number
JP363584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60149625A (ja
Inventor
Kaoru Sakuma
Juzo Kurashige
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP363584A priority Critical patent/JPS60149625A/ja
Publication of JPS60149625A publication Critical patent/JPS60149625A/ja
Publication of JPS6247900B2 publication Critical patent/JPS6247900B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光沢性の良好な液状ジエン系重合体組
成物に関し、詳しくは液状ジエン系重合体に特定
の物質を配合して得られる光沢性が良好で、耐薬
品性に優れた液状ジエン系重合体に関する。 従来より、液状ジエン系重合体に種々の充填材
を混合した組成物が知られており、これらは、床
材、塗料などに広く用いられている。しかしなが
ら、この組成物を硬化して得られる硬化物は光沢
が十分満足できるものではなかつた。 そこで、本発明者らは光沢性の良好な液状ジエ
ン系重合体を開発すべく鋭意検討した結果、特定
の物質を配合した液状ジエン系重合体組成物が、
上記目的に適合したものであることを見い出し、
本発明を完成した。 すなわち、本発明は活性水素基含有液状ジエン
系重合体、フライアツシユおよびポリイソシアネ
ート化合物からなる光沢性の良好な液状ジエン系
重合体組成物である。 本発明において活性水素基含有液状ジエン系重
合体は本発明に係る組成物のベースとなるもので
あつて、分子末端に水酸基、アミノ基、イミノ
基、カルボキシル基、メルカプト基などの活性水
素基を有する液状ジエン系重合体である。この液
状ジエン系重合体としては、数平均分子量が300
〜30000という広い範囲のものが適用でき、特に
好ましくは500〜10000の炭素数4〜12のジエン重
合体、ジエン共重合体、さらにはこれらジエンモ
ノマーと炭素数2〜22のα−オレフイン性付加重
合性モノマーとの共重合体がある。また、これら
液状ジエン系重合体に対して、たとえば無水マレ
イン酸などの不飽和カルボン酸あるいはその誘導
体を付加することによつて変性されたものなども
包含するものである。具体的にはブタジエンホモ
ポリマー、イソプレンホモポリマー、ブタジエン
−スチレンコポリマー、ブタジエン−イソプレン
コポリマー、ブタジエン−アクリロニトリルコポ
リマー、ブタジエン−2−エチルヘキシルアクリ
レートポリマー、ブタジエン−n−オクタデシル
アクリレートコポリマーなどを例示することがで
きる。これらの液状ジエン系重合体は、たとえば
液状反応媒体中で共役ジエンモノマーを過酸化水
素の存在下で加熱下反応することによつて製造す
ることができる。このようにして得られた液状ジ
エン系重合体の平均官能基数は1.7〜10.0であ
る。 これらの液状ジエン系重合体のなかでも粘度が
5000ポイズ(30℃)以下、微細構造として1・4
−結合が50%以上の重合体あるいは共重合体が好
ましく用いられる。 次に、フライアツシユは煙道ガス中の細かい灰
の粒子で、各種元素の酸化物の混合物である。フ
ライアツシユの組成などについては特に制限はな
く、各種のものを用いることができる。以下にフ
ライアツシユの成分組成の1例を示す。 成 分 組成(重量%) SiO2 58.3 Al2O3 25.6 Fe2O3 4.9 CaO 4.9 MgO 1.3 Na2O 0.6 K2O 1.4 MnO 0.1 TiO2 1.4 P2O5 0.4 V2O5 <0.1 フライアツシユは上記液状ジエン系重合体100
重量部あたり30〜1000重量部、好ましくは50〜
300重量部の割合で配合する。 なお、このフライアツシユは固形ゴムへの充填
剤としても利用することができる。 次に、硬化剤として用いるポリイソシアネート
化合物としては例えばトリレンジイソシアネー
ト、ジフエニルメタンジイソシアネート、ジフエ
ニルメタンジイソシアネートの液状変性物、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート、シクロヘキサンフエニレンジイソシ
アネート、クロロフエニレンジイソシアネート、
ナフタレン−1・5−ジイソシアネート、キシリ
レン−2・2′−ジイソシアネート、イソプロピル
ベンゼン−2・4−ジイソシアネート、ポリメチ
レンポリフエニルイソシアネート、トリフエニル
メタントリイソシアネート、トリス−4−フエニ
ルイソシアネートチオホスフエート、3・3′・
4・4′−ジフエニルメタンテトライソシアネー
ト、ポリプロピレングリコールまたはトリオール
とトリレンジイソシアネート付加反応物、トリメ
チロールプロパン1モルとトリレンジイソシアネ
ート3モルとの付加反応物、前記ジエン系重合体
とポリイソシアネートとのプレポリマーなどを例
示することができる。 ポリイソシアネート化合物の配合量について
は、そのNCO当量と液状ゴムのOH当量の比
NCO/OHが0.4〜2.0、好ましくは0.8〜1.2の間
になるようにポリイソシアネート化合物を加え
る。 本発明の組成物は原則的に上記3成分からなる
ものであるが、必要により硬化反応促進のための
触媒を配合することができる。触媒としては、例
えばジ−n−ブチルスズジラウレート、スタナス
オクトエート、トリエチレンジアミン、ジエチレ
ンジアミン、トリエチルアミン、ナフテン酸金属
塩、オクチル酸金属塩などのウレタン触媒が挙げ
られる。 また、使用目的によりジオクチルフタレート、
ジブチルフタレートなどの可塑剤;プロセスオイ
ル、溶剤、粘着性樹脂などの改質剤;酸化防止
剤、老化防止剤、着色剤、発泡剤などを適宜添加
することができる。 上記各成分の配合方法、配合順序等は特に制限
はないが、通常は活性水素基含有液状ジエン系重
合体およびフライアツシユを三本ロールなどを用
いて混練し、その後ポリイソシアネート化合物お
よび所望の添加剤を配合し、撹拌するなどの方法
が挙げられる。 このようにして得られた組成物から床材などを
製造する場合、金型に流し込み、加圧成形するこ
とによりシートなどに成形して製品を製造するこ
とができる。また、塗料などの用途には前記組成
物をそのまま用いればよい。 本発明に係る組成物の硬化体は、従来のものに
比較して極めて光沢性が良好である。この光沢性
の良好さは、成形硬化体以外にも、塗料などとし
て壁面などに塗布した場合等においても、有効に
保たれる。また、耐薬品性にも優れている。 したがつて、本発明の組成物は床材、塗料など
に極めて有用である。 次に、本発明を実施例により詳しく説明する。 実施例および比較例1〜4 活性水素基含有液状ジエン系重合体に第1表に
示す充填材を所定量配合し、3本ロールを用いて
混練を行なつた。さらに、ポリイソシアネート化
合物および触媒を第1表に示す所定量配合し、十
分に撹拌、混合した後、得られた組成物を金型に
流し込み油圧成形機を用いて温度120℃、圧力90
Kg/cm2で1時間成形を行ない、次いで70℃の恒温
槽に15時間保管してシート硬化物を得た。得られ
たシートについての物性の測定結果を第1表に示
す。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 活性水素基含有液状ジエン系重合体、フライ
    アツシユおよびポリイソシアネート化合物からな
    る光沢性の良好な液状ジエン系重合体組成物。
JP363584A 1984-01-13 1984-01-13 光沢性の良好な液状ジエン系重合体組成物 Granted JPS60149625A (ja)

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JP363584A JPS60149625A (ja) 1984-01-13 1984-01-13 光沢性の良好な液状ジエン系重合体組成物

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Publication Number Publication Date
JPS60149625A JPS60149625A (ja) 1985-08-07
JPS6247900B2 true JPS6247900B2 (ja) 1987-10-09

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ID=11562937

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JP363584A Granted JPS60149625A (ja) 1984-01-13 1984-01-13 光沢性の良好な液状ジエン系重合体組成物

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227418A (ja) * 1985-07-30 1987-02-05 Idemitsu Petrochem Co Ltd 液状重合体組成物
JPS62100514A (ja) * 1985-10-28 1987-05-11 Idemitsu Petrochem Co Ltd 導電性重合体組成物
JPS62112618A (ja) * 1985-11-11 1987-05-23 Idemitsu Petrochem Co Ltd ポリウレタン用組成物
JPS62116621A (ja) * 1985-11-18 1987-05-28 Idemitsu Petrochem Co Ltd 導電性重合体組成物
JPS62135515A (ja) * 1985-12-09 1987-06-18 Idemitsu Petrochem Co Ltd 導電性重合体組成物
CN108299619B (zh) * 2018-01-19 2020-12-22 河南建筑职业技术学院 一种偶联剂改性粉煤灰制备单组分聚氨酯涂料的方法

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JPS60149625A (ja) 1985-08-07

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