JPS6246908B2 - - Google Patents

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JPS6246908B2
JPS6246908B2 JP53160366A JP16036678A JPS6246908B2 JP S6246908 B2 JPS6246908 B2 JP S6246908B2 JP 53160366 A JP53160366 A JP 53160366A JP 16036678 A JP16036678 A JP 16036678A JP S6246908 B2 JPS6246908 B2 JP S6246908B2
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memory
cpu
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JP53160366A
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Tooru Yamakita
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6246908B2 publication Critical patent/JPS6246908B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子式金銭登録機において、一顧客
の登録終了までに入力された売上データを、レシ
ート、メモリ等へ出力する際の制御に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の電子式金銭登録機は、オペレータの操作
によつて入力された一つの商品に対応する売上デ
ータが一担、CPU内のレジスタに入力される
と、CPUの処理動作によつて、前記レジスタ内
の売上データが分類別の集計データを記憶する分
類集計メモリ(実開昭53―40726)へ加算累計さ
れると共に、前記レジスタ内の売上データが、表
示部に表示され、またレシート、ジヤーナルに印
字される。次に、オペレータの操作によつて、他
の一つの商品に対応する売上データが前記レジス
タに入力されると、前回に入力された売上データ
は消去され、前述したと同様に、分類集計メモリ
への加算累計及び表示、印字が実行される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のように、オペレータは顧客の買い上げた
多数の商品の中から一つずつ任意に選んでその売
上データを部門別に金銭登録機に登録し、部門別
に加算累計する。そして金銭登録機は一つの商品
に関する売上データが入力される毎に、この売上
データを印字するために、一顧客に対するレシー
ト又はジヤーナルは第1図に示すように多種類の
商品に関する売上データが順不同に印字されるこ
とになる。このため、特にスーパマーケツトなど
のように買物点数が多く、レシートの印字項目が
多くなる場合においては、顧客がレシートを判読
する際に非常に見にくくなつている。例えば、食
料品、衣料品等のようにある特定の部門に属する
商品のみを見たい場合やどの商品が高額であつた
のかを見たい場合に、上述の如くランダムに印字
されたレシートから必要なデータを判読すること
は非常にわずらわしく、また見落すこともある。
更に、店の経営者がジヤーナルに印字されたデー
タを営業記録とし分析する場合も多くの労力を必
要とする。
本発明は、一顧客に対する登録終了までの個々
の売上データを記憶しておくことにより、一顧客
の登録終了に売上データを編集して出力すること
を可能にし、レシートに印字された場合に売上デ
ータの判読を容易ならしめ、且つ、レシートへの
印字を効率よく行う電子式金銭登録機を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は以下の各手段を備えている。
売上げデータの累計値を分類別に記憶する集計
データ記憶手段 一顧客の登録終了までに入力された個々の売上
げデータを記憶するレシートデータ記憶手段 入力された売上げデータを前記集計データ記憶
手段内の累計値へ分類別に累計するとともに各売
上げデータを前記レシートデータ記憶手段へ逐次
書込む処理手段 前記レシートデータ記憶手段に記憶されている
売上げデータの出力順序を編集する編集手段 前記処理手段とは独立に動作し、一顧客に対す
る登録終了後に、前記レシートデータ記憶手段内
の売上げデータを前記編集手段によつて規定され
た出力順序で印字手段の動作に同期して読み出し
て印字手段へ供給するレシートデータ読み出し手
段 [作用] 売上げデータが入力される毎に、入力された売
上げデータは集計データ記憶手段へ分類別に累計
されるとともにレシートデータ記憶手段へも個々
の売上げデータが逐次書込まれる。レシートデー
タ記憶手段内の売上げデータは編集手段によつて
その出力順序が例えば売上げデータの分類順、金
額順等に編集されて、登録終了後に印字手段でレ
シートに印字される。印字に際して、レシートデ
ータ読み出し手段は処理手段とは独立に、印字手
段と同期して動作し売上げデータを読み出す。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第2図は電子式金銭登録機のシステム構成
図を示し、図において、符号1はCPU(中央処
理装置)であり、CPU1にはデータを転送する
データバスラインDBを介して集計用メモリ2、
レシート用メモリ3、アドレス変換メモリ4及び
ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ
(以後、単にDMACと略称する)5がそれぞれ接
続されている。また上記CPU1にはアドレスバ
スラインABを介して集計用メモリ2、マルチプ
レクサ6,7及びDMAC5がそれぞれ接続され
ている。上記集計用メモリ2はCPU1から送ら
れてくる読み出し/書き込み信号R/に従つて
読み出し/書き込みの指定がなされ、CPU1内
のアキユムレータAとの間でデータの授受がなさ
れる。また上記読み出し/書き込み信号R/は
マルチプレクサ7を介してアドレス変換メモリ4
へ与えられると共にDMAC5に与えられてい
る。またレシート用メモリ3はCPU1からマル
チプレクサ6を介して送られてくる読み出し/書
き込み信号R/に従つて読み出し/書き込みの
指定がなされ、この信号R/によつてCPU1
内のアキユムレータAの内容が書き込まれると共
に、レシート用メモリ3内のデータがバスバツフ
ア8及びマルチプレクサ9にレシート用データバ
スラインRDBを介して読み出される。上記バス
バツフア8に読み出されたデータはデータバスラ
インDBを介してCPU1に供給される。上記CPU
1にはデータバスラインDB及びアドレスバスラ
インABを介してI/Oポート10が接続されて
いる。またCPU1にはデータバスラインDBを介
してマルチプレクサ9が接続されている。
上記I/Oポート10はその内部に印字バツフ
ア11、表示バツフア12、入力バツフア13、
状態バツフア14を有し、印字バツフア11は印
字部15と、表示バツフア12は表示部16と、
入力バツフア13は入力部17と、状態バツフア
14はブザー等の警報部18とそれぞれ接続され
ている。上記印字部15はレシート及びジヤーナ
ル用プリンタ(それぞれ図示せず)とから構成さ
れており、そして印字部15の印字ドラムから印
字位置信号TをI/Oポート10に送り、また
I/Oポート10からはその内部で印字位置信号
Tと印字バツフア11内のデータとの一致により
生ずるレシート用印字駆動信号RMD及びジヤー
ナル用印字駆動信号JMDを印字部15に送り、
そして印字部15はこれらの駆動信号RMD、
JMDに従つて所定のハンマを駆動し、記録用紙
に印字データをレシート及びジヤーナルとして印
字出力するようになつている。上記表示部16は
デイジツト信号DG及び表示バツフア12内のデ
ータをデコードしたセグメント信号SGに従つて
表示動作を行う。また入力部17はキー操作を行
つた場合に、I/Oポート10からのタイミング
信号KPに従つてキー入力信号KIをI/Oポート
14内の入力バツフア13に入力する動作が行な
われる。また警報部18は状態バツフア14から
のオーバフロー等の状態信号TPに従つて警報動
作を行う。
第3図は上記DMAC5の詳細を示す回路構成
図であり、CPU1からデータバスラインDBを介
して供給されるデータがエンドアドレスレジスタ
19、アドレスカウンタ20、コントロールレジ
スタ21にそれぞれ与えられており、また上記レ
ジスタ19、上記カウンタ20、上記レジスタ2
1からの出力データはゲート回路22に与えら
れ、そしてデータバスラインDBを介してCPU1
に供給され、CPU1で何んらかの処理に供せら
れる。またCPU1からアドレスバスラインABを
介して供給されるアドレスはアドレスデコーダ2
3に与えられており、このデコーダ23はここに
供給される読み出し/書き込み信号R/に従つ
て上記レジスタ19、上記カウンタ20、上記レ
ジスタ21及びゲート回路22のいずれを指定す
るようになつている。上記コントロールレジスタ
21はCPU1からデータバスラインDBを介して
印字スタート信号が与えられると、上記デコーダ
24は上記スタート信号を解読してフリツプフロ
ツプ25をセツトする。上記アドレスカウンタ2
0は、印字部15で記録用紙に一行の印字が終了
する毎に出力されるカウントアツプ信号aに従つ
てカウントアツプされるようになつている。そし
てこのカウンタ20のカウント内容は、アドレ変
換メモリ4のアドレスとしてバスラインAABを
介してマルチプレクサ7に与えられていると共
に、その内容は一致検出回路26に与えられてい
る。上記エンドアドレスレジスタ19には、レシ
ート用メモリ3内に記憶されているデータのエン
ドアドレスが記憶されており、このエンドアドレ
スが一致検出回路26に与えられている。そして
一致検出回路26は上記カウンタ20とレジスタ
19との内容の一致が検出されたとき、検出信号
を出力し、フリツプフロツプ25をリセツトする
ようになつている。またフリツプフロツプ25の
セツト信号はコントロールレジスタ21に与えら
れており、CPU1はゲート回路22を介してコ
ントロールレジスタ21をアクセスし、フリツプ
フロツプ25がセツト状態にあるか否かの判断を
行なう。
上記フリツプフロツプ25のセツト信号は
DMAC5から印字指定信号bとして出力され、
この印字指定信号bがマルチプレクサ7及び6、
バスバツフア8、マルチプレクサ9、I/Oポー
ト10にそれぞれ与えられている。上記マルチプ
レクサ7は、上記指定信号bが与えられていない
ときには、CPU1からのアドレスを出力し、ま
た与えられているときにはDMAC5からのアド
レスが出力するようになつている。またマルチプ
レクサ6にはアドレス変換メモリ4から出力され
るアドレスがアドレスバスRABを介して与えら
れている。このマルチプレクサ6は、上記印字指
定信号bが与えられていないときには、CPU1
からのアドレスを出力し、また与えられていると
きにはアドレス変換メモリ4からのデータをアド
レスとして出力するようになつている。また上記
バスバツフア8は上記印字指定信号bに従つてデ
ータバスラインDBへ開閉を制御し、上記印字指
定信号bが与えられているときにはレシート用メ
モリ3からのデータがデータバスラインDBに供
給されないようになつている。上記マルチプレク
サ9は上記印字指定信号bに従つてレシート用メ
モリ3からのデータ及びCPU1からのデータの
いずれか一方を選択的に出力してI/Oポート1
0に与えるようになつており、そして上記印字指
定信号bが与えられていないときには、CPU1
からのデータを出力し、また与えられているとき
にはレシート用メモリ3からのデータを出力する
ようになつている。また、I/Oポート10に上
記印字指定信号bが入力されている時には、マル
チプレクサ9からの出力データが印字バツフア1
1に入力されるようになる。この時、CPU1か
らのデータは印字バツフア11へは入力されない
が、表示バツフア12、状態バツフア14への入
力及び入力バツフア13からの読み出しは可能で
ある。即ち、DMAC5の制御による印字が行な
われている時も、キー入力、表示、演算等は
CPU1の制御によつて行なわれる。
次に上記のように構成されてなる金銭登録機に
売上データを登録する動作について第4図に示す
フローチヤートを参照しながら詳細に説明する。
まず、部門別登録を行う場合には入力部17の図
示しないコントロールロツクを「登録」の状態に
切換設定する。この状態において、金額キーを操
作して売上データを入力すると共に、部門別キー
を操作することにより第4図に示すステツプS1
実行され、部門別登録処理がなされる。すなわ
ち、金額キーを操作すると、売上データがI/O
ポート10の入力バツフア13に入力されると共
に、この入力バツフア13からCPU1のアキユ
ムレータAに転送される。そして部門別キーを操
作すると、上記売上データはCPU1内におい
て、集計用メモリ3の部門別売上合計に累計さ
れ、この累計結果が集計用メモリ3に転送されて
記憶され、次のステツプS2の実行に移る。ここで
は、CPU1アキユムレータAに書き込まれてい
る売上データが表示バツフア16に供給され、表
示部16にて金額表示がなされる。そして、次の
ステツプS3においては、CPU1のアキユムレー
タAに書き込まれている売上データ及び部門デー
タがレシート用メモリ3に転送される。この時、
マルチプレクサ6にはDMAC5からの印字指定
信号bが与えられていないので、CPU1から出
力されるアドレスはマルチプレクサ6を介してレ
シート用メモリ3に与えられる。従つてレシート
用メモリ3はCPU1からのアドレスRMAによつ
て指定された最初のアドレスに売上データ及び部
門データが書き込まれる。そして、次のステツプ
S4ではCPU1内で次アドレスを指定するために
アドレスRMAが+1され、次のデータの入力を
待機する。このようにして部門別登録が順次なさ
れることによりレシート用メモリ3には、オペレ
ータが多数の買上商品の中から任意に選んだ商品
順に従つて、売上データ及び部門データが書き込
まれる。このようにしてシート用メモリ3に一顧
客の登録が終了するまでデータを順次書き込んで
ゆくのであるが、次のステツプS5において、
CPU1内でレシート用メモリ3に供給するアド
レスがこのメモリ3の記憶容量に達したか否かの
判断がなされ、もし達していると判断されたとき
には、次のステツプS6の実行に移る。ここでは、
CPU1からオーバフローの信号が状態バツフア
14に入力され、警報部18にてブザー等の警報
音が発せられ、オペレータはこれを検知すること
ができる。
上記のようにして入力された売上データ及び部
門データは入力された順序に従がつてレシート用
メモリ3へ順次記憶される。この時のレシート用
メモリ3の記憶状態を第5図bに示す。
次に、上記のようにして一顧客に対する売上デ
ータをレシート用メモリ3に記憶した後に、レシ
ート用メモリ3へ記憶した売上データの中から、
商品の属する部門別に出力して印字する場合の動
作について説明する。小計キーを操作すると、ま
ず第6図フローのステツプS10において、CPU1
は集計用メモリ2との間で、データの授受を行
い、小計金額を算出し、この算出結果を集計用メ
モリ2に転送して記憶させると共に表示バツフア
12へ転送して表示部16にて表示する。そし
て、次のステツプS11では、レシート用メモリ3
に記憶したデータの最終アドレスRMAをCPU1
からデータバスラインDBを介してDMAC5のエ
ンドアドレスレジスタ19に入力する処理が実行
される。この処理が実行された後、ステツプS12
で、CPU1はアドレス変換メモリ4を指定する
アドレスAMAを最初のアドレスである「0」
に、また部門数値Nを最初の部門数値である
「1」にそれぞれセツトする。そして、次のステ
ツプS13においては、CPU1はレシート用メモリ
3を指定するアドレスRMAを最初のアドレスで
ある「0」にセツトする処理がなされる。上記ア
ドレスAMA,RMA及び部門数Nを記憶する領域
はCPU1内に設けられている。このような各処
理がなされた後、ステツプS14の実用がなされ
る。すなわち、レシート用メモリ3の最初のアド
レス「0」に記憶されている部門データはデータ
バスDBを介してCPU1のアキユムレータAに書
き込まれる。そして、次のステツプS15ではCPU
1はアキユムレータAに書き込まれた部門データ
が最初の部門数値「1」であるか否かの判断を行
う。そして、この判断の結果、部門データが部門
数値「1」であるときには、次のステツプS16
進む。ここでは、CPU1は部門データ「1」を
データバスラインDBを介してアドレス変換メモ
リ4の最初のアドレス「0」に書き込む処理が実
行される。そして次のステツプS17ではCPU1は
アドレス変換メモリ4のアドレスAMAを+1に
加算する。上記ステツプS15の判断の結果、もし
部門データが部門数値「1」でないとされたとき
には、上記ステツプS16,S17をスキツプして、次
のステツプS18の実行に移る。このステツプS18
おいては、CPU1はレシート用メモリ3のアド
レスRMAを+1に加算する。そしてステツプS19
に移り、上記アドレスRMAがDMAC5のエンド
アドレスレジスタ19に記憶されているエンドア
ドレスEAと等しいか否かの判断がなされ、もし
等しくないと判断されたときには、ステツプS14
に戻り、上記と同様の処理(ステツプS1418)が
繰り返し実行される。従つてレシート用メモリ3
に第5図bに示すようなデータが記憶されている
場合に、アドレス変換メモリ4には、その「0」
アドレスにレシート用メモリ3のアドレス「1」
が書き込まれ、またその「1」アドレスにレシー
ト用メモリ3のアドレス「3」が書き込まれる。
上記ステツプS19の判断の結果、上記アドレス
RMAがエンドアドレスに等しいとされたとき、
次のステツプS20の実行に移る。ここではCPU1
は部門数値Nを+1に加算して次の部門数値であ
る「2」とする。そしてこの部門数値「2」が最
後の部門数値(第5図bに示す具体例では
「5」)と等しいか否かをステツプS21で判断し、
もし判断の結果が等しくないときには上記ステツ
プS13に戻り、上記各ステツプS1420が繰り返し
実行される。従つて第4図の具体例に示すように
アドレス変換メモリ4にはレシート用メモリ3の
所定アドレスが順次書き込まれる。上記ステツプ
S21の判断の結果、等しいとされたときには、ア
ドレス変換メモリ4への書き込みがすべて終了し
た時であり、この時のアドレス変換メモリ4の記
憶状態を第5図aに示す。次のステツプS22では
CPU1からデータバスラインDBを介してDMAC
5のアドレスカウンタ20の内容をクリアする処
理がなされる。そしてステツプS23において、
CPU1からデータバスラインDBを介してDMAC
5のコントロールレジスタ21に印字開始信号が
与えられる。これによりコントロールレジスタ2
1からデコーダ24を介してフリツプフロツプ2
5がセツトされ、このセツト信号が印字指定信号
bとしてDMAC5から出力される。
上記DMAC5から出力された印字指定信号b
によつてマルチプレクサ7,6,9及びバスバツ
フア8の切換動作が行なわれ、レシート用メモリ
3に書き込まれている印字データがアドレス変換
メモリ4からの指定アドレスに従つて読み出され
て印字出力される。すなわち、アドレス変換メモ
リ4はDMAC5のアドレスカウンタ20から出
力されるアドレスがマルチプレクサ7を介して与
えられると、まず最初のアドレスに記憶されてい
るデータが読み出され、このデータがマルチプレ
クサ6を介してレシート用メモリ3のアドレスを
指定する。そしてレシート用メモリ3はそのアド
レスに記憶されているデータを出力する。このデ
ータはマルチプレクサ9を介してI/Oポート1
0の印字バツフア11に供給される。その後、
I/Oポート10から印字部15に印字駆動信号
JMD及びRMDを送り、レシート及びジヤーナル
の印字がなされる。そして、レシート及びジヤー
ナルに一行印字される毎に、印字部15から出力
されるカウントアツプ信号aによつてDMAC5
のアドレスカウンタ20はカウントアツプされ、
このカウント内容がマルチプレクサ7を介してア
ドレス変換メモリ4の次アドレスを指定すること
により、レシート用メモリ3から順次印字データ
が読み出され、この結果レシート及びジヤーナル
には第7図に示すような形態、すなわち、同一部
門に属する売上データが所定箇所に集めた形態で
印字される。
次に、小計キー操作後、預り金を入力して現金
キーを操作すると、CPU1によつて釣銭計算が
行なわれ、上記DMAC5によるデータの印字出
力が終了した後に、小計、預り金及び釣銭が印字
出力される。
上記レシートの発行が終了すると、CPU1は
アドレス変換メモリ4及びレシート用メモリ3の
記憶内容をクリアして次の登録に備える。
なお、上記実施例では部門別数値データを検出
して、部門別数値データ順に印字出力するように
したが、例えば商品分類コードを検出し、商品分
類コード別に印字出力するように構成することも
できる。更にOCR,OMR等によつて価格及び商
品名を読み取るものにおいて本発明を適用し、ド
ツト式プリンタ等で商品名を印字すればより一層
細分化された形態で見やすいレシートを発行する
ことができる。
また、レシートに売上データを順次印字する場
合に、例えば同一部門に属する商品のデータが印
字出力された後に、この部門の売上を小計して印
字すれば顧客に対するサービスが一層向上する。
次に、レシート用メモリ3へ記憶された売上デ
ータの中から、金額の大きい順に出力する場合の
動作について説明する。部門別登録終了後のレシ
ート用メモリ3の記憶状態を第8図bに示す。こ
の状態で、小計キーを操作すると、第9図のステ
ツプS30において、CPU1は集計用メモリ2との
間で、データの授受を行い、小計金額を算出し、
この算出結果を集計用メモリ2に転送して記憶さ
せると共に表示バツフア12へ転送して表示部1
6にて表示する。そして、次のステツプS31
は、レシート用メモリ3に記憶したデータの最終
アドレスRMAをCPU1からデータバスラインDB
を介してDMAC5のエンドアドレスレジスタ1
9に入力する。次のステツプS32で、CPU1内に
あるレシート用メモリ3のアドレスレジスタをク
リアする。そして、ステツプS33でレシート用メ
モリ3の0番地のデータがCPU1のアキユムレ
ータAにロードされる。次に、ステツプS34でレ
シート用メモリ3のアドレスをCPU1内のレジ
スタCへ記憶しておく。その後、ステツプS35
再びレシート用メモリ3のアドレスレジスタをク
リアする。次に、ステツプS36で、レシート用メ
モリ3の0番地のデータがCPU1内のレジスタ
Bへロードされる。そして、次のステツプS37
で、レジスタBにロードされた0番地のデータの
フラグ領域に“1”が有るか否かの判断がなされ
る。このフラグ領域Fは第5図bで示すように各
データの最上位ビツトに存在する。このフラグ領
域Fには、後述するようにして、金額データの大
きい順に“1”が書き込まれる。このステツプ
S36でフラグ領域に“1”が無ければ次のステツ
プS37へ進み、アキユムレータAとレジスタBと
の間で金額データの大小が比較される。アキユム
レータA内の金額データがレジスタB内の金額デ
ータ以上であれば次のステツプS39でレシート用
メモリ3のアドレスをカウントアツプし、更に次
のステツプS40で、このアドレスがエンドアドレ
スレジスタ19内のエンドアドレスと一致してい
なければ、再びステツプS36へ戻る。そして、レ
シート用メモリ3内の次のアドレスで示されるデ
ータがレジスタBへロードされ、以下、ステツプ
S37〜S40の処理が行なわれる。上記ステツプS37
でフラグ領域に“1”があればステツプS38の処
理を行なわず、ステツプS39へ進む。また上記ス
テツプS38で、アキユムレータA内の金額データ
がレジスタB内の金額データより小さい時にはス
テツプS33へ戻り、前記ステツプS36でレジスタB
へロードされたデータで同じデータがアキユムレ
ータAへロードされ、以後、このデータの金額よ
り大きい金額があるか否かの処理が行なわれる。
上記ステツプS40でレシート用メモリ3のアドレ
スレジスタRMAの内容がエンドアドレスレジス
タの内容と等しくなれば、次のステツプS41へ進
む。上記各ステツプS33〜S40では、フラグ領域F
に“1”が無いデータのうちで、アキユムレータ
Aにロードされた金額データよりも大きいものは
無いことが判別されたものであり、前記ステツプ
S33でアキユムレータAにロードされたデータの
アドレスは前記ステツプS34でレジスタCに記憶
されている。したがつて、ステツプS41でこのア
ドレスをアドレス変換メモリ4へ記憶させる。第
5図の実施例では、レシート用メモリ3の5番地
に記憶された金額データが最も大きいので、アド
レス変換メモリ4の0番地には「5」が書き込ま
れる。次に、ステツプS42でレジスタCのアドレ
ス値をレシート用メモリ3のアドレスレジスタ
RMAへ転送し、次のステツプS43で、アドレスレ
ジスタRMAで指定されるレシート用メモリ3の
フラグ領域Fに“1”を書き込む。次に、ステツ
プS44でアドレス変換メモリ4のアドレスレジス
タAMAの内容をカウントアツプし、次のステツ
プS45で、このアドレスレジスタAMAの内容がエ
ンドアドレスレジスタ19の内容と等しくなけれ
ばステツプS32へ戻り、上述した処理を繰り返す
が、等しければ次のステツプS46へ進む。このス
テツプS46でアドレスカウンタ20をクリアす
る。以上の処理でアドレス変換メモリ4には、レ
シート用メモリ3のアドレス値が、このアドレス
値によつて指定される金額データの大きい順に記
憶される。この状態を第8図aに示す。次に、ス
テツプS47でコントロールレジスタ21に印字開
始信号を与える。この信号はデコーダ24で解読
され、フリツプフロツプ25をセツトし印字指定
信号bを出力する。この印字指定信号によつて、
マルチプレクサ7,6,9が切り換えられる。こ
のため、アドレスカウンタ20の値がバスライン
AABを介してアドレス変換メモリ4を指定し、
このアドレス変換メモリ4から読み出された値に
よつてレシート用メモリ3がアドレス指定され
る。そしてレシート用メモリ3から読み出された
データが印字バツフア11へ入力され、印字部1
5にてレシート及びジヤーナルに印字される。1
行分の印字が終了すると印字部15からカウント
アツプ信号aがアドレスカウンタ20へ入力さ
れ、アドレスカウンタ20がカウントアツプされ
る。以下、アドレスカウンタ20がカウントアツ
プされる毎にレシート用メモリ3内のデータが読
み出され、第10図に示すように、金額データの
大きい順に印字される。
次に、小形キー操作後、預り金を入力して現金
キーを操作すると、CPU1によつて釣銭計算が
行なわれ、上記DMAC5によるデータの印字出
力が終了した後に、小計、預り金及び釣銭が印字
出力される。
なお、上記実施例では、金額データの大きい順
に印字出力するようにしたが、金額データの小さ
い順に出力してもよく、レシート又はシヤーナル
が非常に見やすくなる。
上記各実施例では、DMAによるデータの出力
を行なつたので、データの出力中であつても、預
り金等のデータを入力することも、また釣銭計算
を行なうことも可能であり、非常に効率の良い処
理が実現できる。しかしながら、本発明はこの点
に限定されることはなく、DMAC及びアドレス
変換メモリを無くし、CPUの制御のもとに出力
させることもできる。例えば、商品分類コード別
に出力する場合には、レシート用メモリに記憶さ
れている売上データの中からCPUの制御によつ
て特定の商品分類コードを検出して出力する。そ
して、同一の商品分類コードで示されるデータを
順次出力する。また、金額の大きい順に出力する
場合には、レシート用メモリ内の最大の金額デー
タを判別して出力し、出力が完了すると、出力さ
れた金額データをレシート用メモリから消去し、
次に、残りのデータの中から最大の金額データを
判別して出力し、以下同様の動作を行なう。
また、上記各実施例ではジヤーナル又はレシー
トに印字させる場合を示したが、これに限られる
ことなく、例えば、金銭登録機本体内のメモリ
へ、一顧客分の分類されたデータを順次記憶する
ようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、一顧客の登録終
了後に、各顧客毎の個々の売上データを種々の形
態に出力すべく編集でき、レシート又はジヤーナ
ルに印字した場合には非常に見やすくなり、顧客
へのサービスが向上し、また売上データの資料と
して使用する際にもその分析が非常に容易とな
る。
しかも、レシートデータ読み出し手段は処理手
段とは独立に印字手段と同期して動作し売上げデ
ータを読み出すので、印字に用する時間が短縮さ
れ、かつ印字中でも釣銭演算等の処理が可能であ
る。特に、顧客の買物点数が多く、レシートデー
タ記憶手段に多数の売上げデータが記憶されてい
る場合にも印字に用する時間を必要最少限にする
ことが出来、顧客を待たせる事がなく、印字中に
釣銭計算を行い顧客との間で金銭の授受を行なつ
て、印字のための待時間を有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるレシートの印字状態を示
す図、第2図は本発明の一実施例による電子式金
銭登録機のシステム構成図、第3図はDMACの
詳細な回路図、第4図及び第6図、第9図は動作
を示すフローチヤート、第5図及び第8図はレシ
ート用メモリ及びアドレス変換メモリの記憶状態
図、第7図及び第10図は本発明におけるレシー
トの印字状態図である。 1……CPU、3……レシート用メモリ、4…
…アドレス変換メモリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 売上げデータの累計値を分類別に記憶する集
    計データ記憶手段と、一顧客の登録終了までに入
    力された個々の売上げデータを記憶するレシート
    データ記憶手段と、入力された売上げデータを前
    記集計データ記憶手段内の累計値へ分類別に累計
    するとともに各売上げデータを前記レシートデー
    タ記憶手段へ逐次書込む処理手段と、前記レシー
    トデータ記憶手段に記憶されている売上げデータ
    の出力順序を編集する編集手段と、売上げデータ
    をレシートに印字する印字手段と、前記処理手段
    とは独立に動作し、一顧客に対する登録終了後
    に、前記レシートデータ記憶手段内の売上げデー
    タを前記編集手段によつて規定された出力順序で
    前記印字手段の動作に同期して読み出して前記印
    字手段へ供給するレシートデータ読み出し手段と
    を具備してなる電子式金銭登録機。
JP16036678A 1978-12-25 1978-12-25 Electronic cash register Granted JPS5587265A (en)

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