JPS6245921Y2 - - Google Patents

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JPS6245921Y2
JPS6245921Y2 JP15665681U JP15665681U JPS6245921Y2 JP S6245921 Y2 JPS6245921 Y2 JP S6245921Y2 JP 15665681 U JP15665681 U JP 15665681U JP 15665681 U JP15665681 U JP 15665681U JP S6245921 Y2 JPS6245921 Y2 JP S6245921Y2
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JP
Japan
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wheel cap
base
cylindrical screw
hole
wheel
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JP15665681U
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JPS5861601U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホイールキヤツプ、特に本願出願人に
よつて昭和56年3月9日付で出願した実願昭56−
32522号(実開昭58−61601号)に係る自動車のホ
イールキヤツプ取付装置を用いてホイールに設置
される自動車のホイールキヤツプに関するもので
ある。
実願昭56−32522号(実開昭58−61601号)に係
る自動車のホイールキヤツプ取付装置はその掛け
金でホイールナツトに固着設置し、ホイールキヤ
ツプの中心部でボルト締により前記ホイールキヤ
ツプ取付装置に装着し、ホイールキヤツプの外周
縁部がホイールから自由状態で設置される構造体
として形成されている。この様な構造のホイール
キヤツプ取付装置において、該取付装置を形成す
る各部品に精度誤差を有していたり、取り付け状
態が不完全であつたり、或は取付装置及びホイー
ルナツト等に異物が附着していたりすると、ホイ
ールキヤツプはホイールの中心に正しい姿勢で設
置されずに偏心した状態で取り付けられる場合が
生じる。この様な状態で装着されたホイールキヤ
ツプは走行中に生ずるホイールの変形に応じて異
常な回転モーメントが加えられ非常にアンバラン
スな回転となる。その結果、ホイールキヤツプを
固設する取付金具に異常な力が加えられて取付金
具自体がホイールから抜脱したり、破損したりす
る原因となる等の欠点があつた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、ホ
イールキヤツプ本体の外周縁の複数個所にホイー
ルの周縁部に弾圧係止する発条を備えせしめて構
成したものである。
以下図面によつて本考案実施の一例を説明する
と、Aはホイールキヤツプ取付装置で、第1図に
示すように、基盤1の上面中心に筒螺子2を一体
に起立突設すると共に盤面の筒螺子2の同心円位
置に一定間隔を置いて複数本の突子3を起立突設
し、これら複数本の突子3の位置に各々の掛け金
4を配置設置し、この掛け金4はばね鋼材を長板
状に截断して上部及び下部に夫々互に反対する方
向へ曲折する曲折端部5及び6を備え、下部の曲
折端部6には円形穴7を貫通穿設し、上部の曲折
端部5はその曲折角度Sを鋭角とし且この曲折端
部5に透孔8を貫通穿設してこの透孔8で基盤1
の突子3に挿着せしめて上部曲折端部5の基盤1
上に位置せしめ且下部曲折端部6を基盤1の下方
へ延長突出させて設置し、押え盤9は中心に軸孔
10を穿設すると共に軸孔10の同心円位置に基
盤1の突子3を挿入させるための複数個の細軸孔
11を穿設せしめて形成し、この押え盤9をその
軸孔10で基盤1の突子3に挿し込み、ナツト1
2を基盤1の筒螺子2の外周に備える螺子山13
に螺合せしめて押え盤9と基盤1との間に掛け金
4の上部の曲折端部5を挾着保持自在せしめ、中
心に軸孔14を有するホイールキヤツプ15を押
え盤9の上に当てボルト16を軸孔14より筒螺
子2の内筒に備える螺子溝17に螺着せしめてホ
イールキヤツプ15を押え盤9の上に螺子締め設
置自在せしめ、前記ホイールキヤツプ15の外周
裏面に一定間隔を置いて複数個の発条18を固着
設置し、この発条18はばね鋼材から成る長板1
9の先端側をU字状に曲折した彎曲部20を備え
せしめると共に基端側に透孔21を穿設せしめて
形成し、この発条18は彎曲部20をホイールキ
ヤツプ15の外周へ向けて位置させホイールキヤ
ツプ15の裏面に穿設された螺子孔22と発条1
8の透孔21を重合位置させてボルト23により
螺子止め固設せしめることにより構成する。
本考案は上記のような構成であるから、掛け金
4の下部の曲折端部6をその円形穴7でホイール
ナツト24の根本まで挿入し、押え盤9をその軸
孔10で基盤1の筒螺子2に挿着し且各細軸孔1
1でそれぞれ突子3に挿着してナツト12により
筒螺子2の外周に備える螺子山13に螺合して押
え盤9と基盤1との間に掛け金4の上部の曲折端
部5を挾着することによりホイールキヤツプ取付
装置Aをホイールナツト24に設置する。そして
ホイールキヤツプ15を押え盤9に合せアクセン
トキヤツプ25を介してボルト16を筒螺子2の
内筒に備える螺子溝17に螺合させるとホイール
キヤツプ15の裏面に備えられた発条18の彎曲
部20がホイール27の外周縁部28に嵌合して
ホイールキヤツプ15をホイール27に弾圧的に
係止保持せしめる。
従つて本考案は、ホイールキヤツプをその発条
によりホイールの中心に正しく設置することがで
き、しかもホイールキヤツプ取付装置の部品に精
度誤差を有していたり、装置の取り付け状態が不
完全であつたり或はホイールナツト等に異物が付
着したりしていてもホイールキヤツプを正しい位
置に矯正位置させることができ、更には走行時に
おけるホイールの変形に対しては発条がホイール
の変形によつて生じる力を吸収し、ホイールキヤ
ツプを常に安定した状態に保持せしめ、その結
果、取付装置の破損を防止することはもちろん取
付装置に与える異状なモーメントも減少し取付装
置の脱落等の事故を防止し得る等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るもので、第1図はホイールキ
ヤツプ取付装置の分解斜視図、第2図は掛け金の
縦断正面図、第3図は取付装置全体を分解して示
す縦断面図、第4図はホイールキヤツプの裏面に
設置された発条の拡大斜視図、第5図はホイール
に組立て設置して示す縦断面図である。 1……基盤、2……筒螺子、3……突子、4…
…掛け金、5……上部の曲折端部、6……下部の
曲折端部、7……円形穴、8……透孔、9……押
え盤、10……軸孔、11……細軸孔、12……
ナツト、13……螺子山、14……軸孔、15…
…ホイールキヤツプ、16……ボルト、17……
螺子溝、18……発条、19……長板、20……
彎曲部、23……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面中心に起立突設する筒螺子と上面の筒螺子
    と同心円位置に垂立する複数本の突子を有し前記
    筒螺子は外周面に螺子山を備え且内筒に螺子溝を
    備えせしめて形成した基盤と、ばね鋼材から成る
    長板の上部及び下部に互に反対する方向へ曲折す
    る曲折端部を設け上部の曲折端部は透孔を有し下
    部の曲折端部には円形穴を有して形成した掛け金
    と、中心に軸孔を有し裏面の前記軸孔と同心円位
    置に複数個の細軸孔を有して形成された押え盤
    と、基盤の筒螺子の外周に備える螺子山に螺合さ
    せるナツトと、基盤の筒螺子の円筒に備える螺子
    溝に螺着させるためのボルトとより成るホイール
    キヤツプ取付装置において、ホイールキヤツプは
    その中心に軸孔を有し、裏面外周部分に複数個の
    発条を設置せしめて形成し、この発条はばね鋼材
    から成る長板の先端にU字状に曲折する彎曲部を
    有して形成され、彎曲部をホイールキヤツプの外
    周へ向けて位置させ長板の基端側でボルト締め固
    定設置することにより構成した自動車のホイール
    キヤツプ。
JP15665681U 1981-10-21 1981-10-21 自動車のホイ−ルキヤツプ Granted JPS5861601U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5861601U JPS5861601U (ja) 1983-04-26
JPS6245921Y2 true JPS6245921Y2 (ja) 1987-12-09

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