JPS6244268A - 避難装置 - Google Patents

避難装置

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JPS6244268A
JPS6244268A JP18186785A JP18186785A JPS6244268A JP S6244268 A JPS6244268 A JP S6244268A JP 18186785 A JP18186785 A JP 18186785A JP 18186785 A JP18186785 A JP 18186785A JP S6244268 A JPS6244268 A JP S6244268A
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JP
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storage frame
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evacuation device
lid
side wall
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JP18186785A
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JPH0259751B2 (ja
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正男 加藤
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ベランダの床部に設置されて、火災等の緊急
時に階下に避難する際に使用する避難装置に関するもの
である。
一般にこの種の避難装置は、ベランダの床部に開設した
開口に埋設された収納枠内に避難器具を収納するととも
に、この収納枠の上部開口を蓋体で閉塞して構成され、
火災等の緊急時には、該蓋体を開放し、収納枠内を通っ
て階下に避難できるようにされている。
そして、このような避難装置は、ベランダの床部に設置
されて雨曝しの状態であるので、該避難装置を通って雨
水が階下に落下しないようにする必要がある。
〔従来の技術〕
従来の避難装置は、第5図に示すように、収納枠lの上
部開口2の周縁全周に立ち上がり壁3を立設するととも
に、この上部開口2を蓋体4により閉塞して構成され、
上記立ち上がり壁3上縁をベランダの床面5に対して突
出させることにより、収納枠1内に雨水が浸入しないよ
うにされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような避難装置をベランダに設置した場合
には、蓋体4が床面5に対して突出した状態となるので
、見栄えが悪い上、ベランダの有効利用を妨げたり、避
難装置の蓋体4に讃いて怪我をする等の欠点を有するも
のであった。
本発明は、このような事情に対処してなされたものであ
って、避難装置の蓋体4がベランダの床面5がら突出し
て配設されることによる諸々の欠点を解消することがで
きる避難装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図において、本発明による避難装置が示されている
この避難装置は、ベランダに開設された開口6に嵌合固
定され、内部に避難器具(図示せず)を収納した平面視
略矩形状の収納枠lと、この収納枠lの上部開口2を開
閉可能に閉蓋する蓋体4とを有して構成され、収納枠l
の上部開口2の周縁全周には立ち上がり壁3が立設され
て、該上部開口2が包囲されている。
一方、これら立ち上がり壁3の下端近傍からは、外方に
向けて水平片7が展張され、これら水平片7を相互に連
続させることにより、上記立ち上がり壁3の周囲に平面
部8が形成されるとともに、このような平面部8におけ
る外周縁の三辺には、側壁9が立設されている。
〔作     用〕
以上のように構成される本発明の避難装置は、収納枠1
の上部開口周縁に連続される立ち上がり壁3と水平片7
とにより形成される三つの樋状の平面部8と、外方に向
けて開口する一つの平面部8とを形成することにより、
ベランダの開口6内に嵌合固定するだけで立ち上がり壁
3により、雨水が収納枠l内部に浸入するのが防がれる
とともに、該立ち上がり壁3と側壁9とにより囲まれた
平面部8が雨樋の役目を果たし、例えば、ベランダの床
面5に形成された排水溝10に上記側壁9が立設されて
いない平面部8を当接させることにより、雨水を該排水
溝10に導(ことができる。
そして、このような避難装置自体に形成された排水機能
は、ベランダの床面5より立ち上がり壁3を突出させる
必要を解消し、蓋体4を該ベランダの床面5から突出し
て配設しなくとも雨水の収納枠1内への浸入を防ぐこと
ができるのである。
〔実  施  例〕
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
第2図は、本発明による避難装置をベランダに設置した
状態を示す断面図である。
この実施例において、収納枠lは、鋼材もしくは防錆を
考慮してステンレス材が使用され、平面視略矩形状に枠
組みされた四本の枠材1a、la・・・・・・の上端部
に固着された上部枠材1bにより上方の開口周縁を閉塞
して上部開口2が形成されているとともに、上記上部枠
材1bの端部は、上方に折曲され立ち上がり壁3が形成
されている。
また、この実施例においては、上記立ち上がり壁3の内
方に更に支持壁11が立設され、これら立ち上がり壁3
と支持壁11とにより形成される間隙12にシールラバ
ー13を全周縁に装着することにより、蓋体4の閉蓋時
における騒音等を防止するとともに、シール性能をも向
上させることができるようにされている。
側壁9は、この実施例においては、上部枠材1bの反対
端を蓋体4の上面4aと略同−高さで断面コ字状に折曲
することにより、ベランダの開口6に嵌合固定された状
態において、上記側壁9の上縁9aに見切り効果を持た
せるようになっている。
このように、収納枠1の側壁9の上縁9aと蓋体4の上
面4aとを略同−高さにしておくことにより、該側壁9
の上縁9aの位置が蓋体4の上面4aの高さを示すこと
となるので、この側壁9を基準として施工することによ
り、蓋体4の床面5からの突出を確実に防ぐことができ
るのである。
なお、この実施例においては、立ち上がり壁3、平面部
8および側壁9は、これらを折曲形成した上部枠材1b
を枠材1aに溶接固定することにより形成されるが、こ
の他に、例えば、立ち上がり壁3を枠材1aに予め形成
しておき、平面部8および側壁9を有して断面り字状に
形成された部材をその後、適宜の手段により装着するよ
うにしてもよい。
一方、蓋体4は、例えば鋼板に絞り加工を施して形成さ
れるもので、ヒンジ部材14を介して収納枠1に連結さ
れ該蓋体4の一側端部に装着された取手15を持ち上げ
て該蓋体4を回動状に移動させることにより、第3図に
示すように、収納枠1の上部開口2を開放することがで
きるようにされている。
また、この実施例における避難器具16は、第3図に示
すように、伸縮自在なテレスコープ状の梯子から構成さ
れ、その上端が収納枠1の側壁部に回動可能に連結され
て、不使用時には、該収納枠l内に収納されるようにな
っている。
なお、第2図および第3図において符号17は、下蓋を
示すものであって、例えばリンク装置18を介して蓋体
4に連結され、該蓋体4の回動に連動してヒンジ19ま
わりに回動するようにされている。
以上のように構成される本発明の避難装置をベランダに
設置するには、まず、ベランダの床部に配設される配筋
20に、収納枠1から外方に向けて突設された支持部材
21を溶接した後、モルタル22をその周囲に塗布すれ
ばよい。
第1図および第2図は、床面5が排水溝lOに向かって
傾斜しているベランダに該避難装置を水平に設置した場
合の設置態様の一例を示すもので、収納枠1の側壁9の
上縁9aと床面5との段差は、モルタル22によるなだ
らかな傾斜面23により均らされている。
なお、第2図に実施例として示した避難装置の設置態様
は、このようなものに限られず、例えば、側壁9の上縁
9aと床面5とを同一面として、該収納枠1を傾斜させ
て設置してもよい。
第4図は、本発明の避難装置の他の実施例を示すもので
、蓋体4の上面4aと収納枠1の側壁9の上縁9aとは
略同−高さとされるとともに、該側壁9の上縁9aが、
ベランダの床面5の傾斜と略等しい傾斜を有するように
傾けられている。
したがって、この実施例によれば、上記側壁9の上縁9
aとベランダの床面5とが収納枠1の全周にわたり同一
平面となり、その美観を向上させることができる上に、
収納枠lの上部開口2の周囲に三つの樋状の平面部8は
、側壁9の立設されていない平面8に向かって傾斜する
こととなるので、より確実に排水をすることができる。
なお、以上の説明においては、側壁9の立設されていな
い平面部8をベランダの排水溝10に連接して設置する
場合について示したが、これに限られるものではなく、
例えば、ベランダの排水口に連設するようにしてもよく
、この発明による避難装置が設置されるベランダの形態
に応じて種々の設置態様を取ることができる。
また、避難器具16も、第3図に示したようなものに限
られるものではなく、例えば、折り畳み式の梯子のよう
なものであってもよいことは勿論であり、その他、下蓋
の有無あるいはその材質等、本発明の目的と直接関係な
い諸々の構成に変更を加えたものも本発明の範囲に含ま
れることは勿論である。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明による避難装置
によれば、収納枠の上部開口周縁の全周に立ち上がり壁
を立設するとともに、これら立ち上がり壁の下端近傍か
ら外方に向けて相互lこ連続する水平片を展張して、こ
れら水平片により形成される平面部の外周縁の三辺に上
方に向けて側壁を立設したので、収納枠の上部開口周縁
部には、三つの樋状の平面部と、外方に向けて開口する
一つの平面部とが形成されることとなる。
したがって、この避難装置をベランダの開口内に嵌合固
定するだけで、立ち上がり壁により、雨水が収納枠内部
に浸入するのが防がれるとともに、樋状に形成された平
面部が雨樋の役目を果たし、ベランダの床面に形成され
た排水溝等に上記側壁が立設されていない平面部を当接
させて設置することにより、雨水を該排水溝等に導くこ
とができる。
この結果、避難装置は、それ自体に排水機能を有するこ
ととなり、該避難装置を防水を考慮して床面より高い位
置に設置する必要がなくなり、ベランダの有効利用を図
ることができ、さらに蓋体に踵いたり、蓋体の突出によ
る美観の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による避難装置を示す要部斜視断面図、
第2図(a)はその断面図、 第2図(b)は第2図(a)のB−B線断面図、第3図
は使用状態を示す部分斜視断面図、第4図は本発明の他
の実施例を示す断面図、第5図は従来例を示す要部断面
図で・ある。 ■・・・収納枠        2・・・上部開口3・
・・立ち上がり壁     4・・・蓋体5・・・床面
         6・・・開ロア・・・水平片   
     8・・・平面部9・・・側壁       
  9a・・・上縁16・・・避難器具

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 平面視略矩形状に形成されてベランダの床部に開設され
    た開口に嵌合固定される収納枠の内部に避難器具を収納
    するとともに、上記収納枠の上部開口を開閉可能に蓋体
    にて閉塞してなる避難装置において、 上記収納枠の上部開口周縁の全周に立ち上がり壁を立設
    するとともに、これら立ち上がり壁の下端近傍から外方
    に向けて相互に連続する水平片を展張し、 これら水平片により形成される平面の外周縁の三辺に上
    方に向けて側壁を立設したことを特徴とする避難装置。
JP18186785A 1985-08-21 1985-08-21 避難装置 Granted JPS6244268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18186785A JPS6244268A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 避難装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18186785A JPS6244268A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 避難装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6244268A true JPS6244268A (ja) 1987-02-26
JPH0259751B2 JPH0259751B2 (ja) 1990-12-13

Family

ID=16108229

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JP18186785A Granted JPS6244268A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 避難装置

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JP (1) JPS6244268A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63229073A (ja) * 1987-03-19 1988-09-22 株式会社ナカ技術研究所 避難装置
JPS63229072A (ja) * 1987-03-19 1988-09-22 株式会社ナカ技術研究所 避難装置
JPH06280277A (ja) * 1993-03-25 1994-10-04 Kajima Corp スラブ開口部の防護蓋

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63229073A (ja) * 1987-03-19 1988-09-22 株式会社ナカ技術研究所 避難装置
JPS63229072A (ja) * 1987-03-19 1988-09-22 株式会社ナカ技術研究所 避難装置
JPH06280277A (ja) * 1993-03-25 1994-10-04 Kajima Corp スラブ開口部の防護蓋

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JPH0259751B2 (ja) 1990-12-13

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