JPS624377A - 電界効果トランジスタの製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタの製造方法

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JPS624377A
JPS624377A JP14258385A JP14258385A JPS624377A JP S624377 A JPS624377 A JP S624377A JP 14258385 A JP14258385 A JP 14258385A JP 14258385 A JP14258385 A JP 14258385A JP S624377 A JPS624377 A JP S624377A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はショットキ接合を用いた電界効果トランジスタ
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の電界効果トランジスタの製作には自己整
合技術を用いたイオン注入法が広く採用されている。そ
してかかるイオン注入法はダミーゲート法と耐熱ゲート
法の2種類に大別される。
ダミーゲート法は、例えば文献「セルファライン イン
プランテーション フォー 〇+レイヤー テクノロジ
ー フォー ハイスピード GaAsI  Cs  J
   (K、Yamasaki、に、八sai、T、M
izutani、  K、Kurumada、’5el
f−八Iignへ Inplantation  fo
r  n  −LayerTechnology’ f
or High 5peed GaAs ICs” E
lectonicsLetters、νolB、no?
、 (19B2)pp299)に記載されており、ここ
では第4図を用いて簡単に説明する。まず、基板1)の
主表面に形成された能動層12上のイオン注入熱処理保
護用絶縁膜14の上にレジスト層によるダミーゲート1
5を形成し、これをマスクとしてイオン注入することに
より高濃度n中層13を形成する(第4図(a))。次
に、ダミーゲート15の反転パターンを絶縁膜16で形
成してイオン注入の活性化を行なう(同図(b))。
そして最後にオーミック17.  ショットキ18の各
電極層をマスク合わせで形成する(同図(C))。
一方、耐熱ゲート法は例えば文献「上野、古塚。
東坂、”n+セルファライン側側壁アシスト電電極間構
造FET特性”昭和60年度電子通信学会総合全国大会
講演論文集2−3」に記載されている。
これを第5図を用いて簡単に説明する。能動層22が形
成されている基板21の主表面にW系耐熱ゲート24を
マスクとして高濃度n中層23をイオン注入により形成
する(第5図(a))。次に、絶縁膜25を被覆後イオ
ン注入の活性化を行ない、耐熱ゲート24側壁に付着し
た絶縁膜25“を残すように方向性のあるエツチングを
行なう(同図(b))。次に、オーミック電極金属層2
6を全面に形成した後ホトレジスト層27を塗布して平
坦化し、このホトレジスト1if27をエツチングして
ゲート電極24上のオーミック電極金属26を露出させ
、さらにこの露出したオーミック電極金属26をエツチ
ングしてソース、ゲート ドレインの各電極を分離する
(同図(C))。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが前者の方法によるFETは、電極がマスク合わ
せにより形成されるため、そのためのスペース的な余裕
が必要であり、素子微細化の障害となっていた。さらに
、第4図(C)から明らかなように、高濃度n中層13
とゲート電極18とが絶縁膜14.16を介して一部重
畳しているため、両者間に付加容量が形成されてしまう
という欠点があった。
また、後者の方法によるFETは耐熱ゲート金属の抵抗
が高いため望ましい高周波特性を得ることができない。
さらに、イオン注入の活性化熱処理時にGaAs表面を
耐熱ゲート金属と絶縁膜という2種類の材料が覆ってい
るため、それぞれの熱膨張係数の差異からゲート端のG
aAs表面に歪が生じやすく、そのために、高濃度n中
層13の異常拡散を引き起こし、ゲート長を短縮できな
いという欠点を有していた。その上、第5図(C)に示
すように高濃度n中層23とゲート電極24とが重 、
畳しているため、ダミーゲート法による場合以上に両者
の間に容量が生じてしまうという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の電界効果トランジスタは上記問題点に鑑みてな
されたものであり、ショットキ接合となるゲート電極金
属層が第1の半導体能動層領域上にドレインおよびソー
スとなる高濃度半導体層と重なることなく直立して形成
されているものである。
また、本発明の製造方法はソース、ゲート ドレインの
各電極の形成およびソース、ドレイン下の高濃度層の形
成を全て自己整合により行うものであり、さらに、高濃
度層形成時のイオン活性化熱処理時には基板主面全体に
単一の絶縁膜を被着するものである。そして、上記のよ
うな新規な電界効果トランジスタを特殊な技術を用いる
ことなく既存の製造技術の有機的な組み合わせにより容
易に製造するものである。
〔作用〕
本発明の電界効果トランジスタは高濃度半導体層とゲー
ト電極金属層とが相互に重なることがないので、両者の
間に容量が生じることがない。また、ゲート金属として
耐熱性のある高抵抗材料を用いていないので、優れた高
周波数特性をもつ。
本発明の製造方法はマスク合わせ技術を一切利用しない
のでマスク合わせのための余裕が不要となり、結果物で
ある電界効果トランジスタが微細化される。また、イオ
ン活性化熱処理時には基板主面全体に単一の絶縁膜が被
着されているので歪の局在化が発生せず高濃度半導体層
の異常拡散が生じない。
〔実施例〕
以下、実施例と共に本発明の詳細な説明する。
第1図(a)〜(h)は本発明の一実施例を示す断面図
であり、同図(h)は本実施例の完成時の状態を、同図
(a)〜(g)は本実施例の製造工程における状態をそ
れぞれ示している。
同図(a)において、半絶縁性GaAs基板30上にイ
オン注入法等により形成されたn形能動層(キャリア濃
度〜10I7cIl−3,厚さ〜0.l μm)31上
に、後述する高濃度層形成時の半導体表面保護用として
Si3N、の絶縁膜32を化学気相成長法(CVD法)
、スパッタ法等により厚さ0.1〜0.5μm程度に全
面に形成する。ついで、ダミーゲートとなるSiJ*等
の絶縁膜、Mo、Ta、W。
W S i等の金属層あるいはSi、Ge等の半導体層
をCVD法やスパッタ法等により厚さ0.3〜1.0μ
m程度に全面に被着した後、ホトレジスト層34をゲー
ト形状にバタン化する。
次に、ホトレジスト層34をマスクとして絶縁膜あるい
は金属層33の不要部分をエツチング除去してダミーゲ
ート33′を形成する。このとき、ダミーゲート331
はホトレジスト層34よりも0.1〜0.5μm程度ア
ンダーカットが入るようにする。このようなダミーゲー
ト33’の加工は、公知の化学エツチングあるいはCF
4等のフロン系ガスを用いた反応性イオンエツチング(
RI E)等により制御性よくできる。ついで、ホトレ
ジスト層34をマスクとしてキャリア濃度101)1C
「1以上の高濃度n土層35をイオン注入法(例えばS
t+イオンを50〜200KVの加速電圧でIQI4C
1)の面密度だけ注入する)により形成する(同図(b
))。
次に、ホトレジスト層34を除去し、CVD法あるいは
スパッタ法等によりSingの絶縁膜36を0.1〜0
.5μm程度被着する。このとき、絶縁膜36がダミー
ゲート331の側壁にもほぼ同じ厚さだけ堆積する。つ
いで、イオン注入された高濃度n土層35を700〜9
00℃で5〜30分間の活性化熱処理を行なう。このと
き、高濃度n土層35は注入時のマスク端から0.1〜
0.2μm程度主平面方向に拡散する。また、基板30
の表面は絶縁膜32が均一に覆っているため、活性化熱
処理による歪が局在することはない。さらに、本実施例
では絶縁膜32と絶縁膜36とがそれぞれSi3Nオ。
SiO□であるので、応力が引張応力と圧縮応力との逆
方向に働くため基板30の表面には歪が入り難くなる(
同図(C))。
次に、RIE等の方向性のあるエツチング法により絶縁
膜36.32をエツチングし、基板30の高濃度n土層
35の表面および゛ダミーゲート331の表面を露出さ
せる。このとき、ダミーゲート33°の側壁には絶縁膜
36°が残っている。
ついで、AuGe合金等のオーミック接触となる金属層
37を全面に0.1〜0.5μm程度蒸着し、さらに、
ホトレジスト材38等の有機材料をその表面が平坦とな
るように全面に0.5〜5μm程度塗布する。そして、
ホトレジスト材38を表面から均一にエツチングしてダ
ミーゲート33“上の1−ミンク金属゛層37を露出せ
しめる。ここでのホトレジスト材38のエツチングは、
Ot等のプラズマ(たとえば圧力0.5Torr、電力
100 Wの条件)を用いることにより容易に行える(
同図(d))。
次に、イオンミーリング等の方法によりホトレジスト材
38をマスクとしてダミーゲート33′および絶縁膜3
6’上のオーミック金属層37をエツチングし、ダミー
ゲート33″および絶縁膜36”を露出する(同図(e
))。
次ぎに、ダミーゲート33°の側壁に付着している絶縁
膜36’およびオーミック金属37a。
37b上のホトレジスト材38a、38bをマスクとし
てダミーゲート33°と絶縁膜32とを選択的にエツチ
ングしてゲート領域となる基板30表面を露出させる(
同図(f))。
次に、ホトレジスト材38a、38bを0□プラズマ等
で除去し、全面にTi/PL/Au等のショットキ接合
となる金属層39をスパッタ法や蒸着法等により厚さ0
.1−1μm程度被着する。ついで、ホトレジスト材6
0等の有機材料をその表面が平坦となるように全面に0
.5〜5μm程度塗布し、ホトレジスト材・60を表面
から均一にエツチングして絶縁膜36°上の金属層39
を露出せしめる(同図(g))。
そして、ホトレジスト材60をマスクとして絶縁膜36
1上の金属層39をエツチングし、ショットキ金属39
をソース電極39a、ドレイン電極39b、ゲート電極
39cに分離してFETが完成する(同図(h))。
第2図(a)〜(g)は本発明の第2の実施例を示す断
面図であり、同図(g)は本実施例の完成時の状態を、
同図(a)〜(f)は本実施例の製造工程における状態
をそれぞれ示している。
半絶縁性GaAs基板40の一主面に形成されたn形能
助層(キャリア濃度〜101TC「3.厚さ〜0.1μ
m)41上にCVD法またはスパッタ法等によりSi3
N、の絶縁膜42を0.1〜0.2 pmの厚さに全面
に形成する。ついで、絶縁膜42上にダミーゲート43
を5iiN4.5in1等の絶縁膜、Mo、’r’a。
T i 、 W、 WSi等の金属層あるいはSt、G
e等の半導体層で0.3〜1.0μm程度に形成する。
なお、このとき、ダミーゲート43は基板40の主表面
に対して直立するように形成する。その後、CVD法ま
たはスパッタ法によりSingの絶縁膜44をダミーゲ
ート43の側壁にも付着するように0.1〜0.5μm
程度の厚さに形成する(第2図(a))。
次に、RIF、等の異方性のあるエツチング法によりダ
ミーゲート43の側壁に付着した絶縁膜44°のみを残
すように絶縁膜44を除去する。このときの絶縁膜44
’の厚さくは0.1〜0.5μmとなっている。ついで
、イオン注入法(例えばSi+イオンを50〜200に
■の加速電圧でIQ”cm−”の面密度だけ注入する)
により、高濃度n土層45 (キャリア濃度10”am
−3以上)をダミーゲート43および絶縁膜44′をマ
スクとして形成す°る。その後イオン注入の活性化熱処
理を750〜900℃で5〜30分間行なう。このとき
、高濃度n土層45は主面方向に0.1〜0.2μm程
度拡散している。また、基板40の表面は絶縁膜42に
より均一に覆われた状態となっているため、この熱処理
によっても歪が局在化しない(同図(b))。
次に、ダミーゲート43および絶縁膜44°をマスクと
して絶縁膜42をエツチングし、ソースおよびドレイン
領域を開口した後、AuGe合金等のオーミック電極金
属46を蒸着法等で全面に厚さ0.1〜0.5μm程度
に形成する。なお、このとき高濃度n土層45は上述し
たように絶縁膜44°の端から主面方向に0.1〜0.
2μm程度拡散しているため、オーミック電極金属46
がゲート領域41上に直接形成されることはない。つい
で、ホトレジスト材等の有機材料47を厚さ1〜5μm
程度に全面に塗布してその表面を平坦化した後、このホ
トレジスト材47をその表面から均一にエツチング除去
してゆ“き、ダミーゲート43および絶縁膜44“上の
オーミック電極金属46を露出させる。このときのホト
レジスト材47のエツチングは、第1実施例の場合と同
様に0□プラズマ(たとえば圧力0.5Torr、電力
100Wの条件)等で容易に行なうことができる(同図
(C))。
次に、A「イオンのミーリング法(例えば加速電圧30
0−1000V、圧力2 X 10−’Torr程度の
条件で良い)等により露出したオーミック電極金属46
をエツチングし、ソース電極46aおよびドレイン電極
46bをダミーゲート43および絶縁膜44°を挟んで
自己整合的に分離して形成すると共にダミーゲート43
の表面を露出させる(同図(d))。
次に、露出したダミーゲート43を選択的にエツチング
し、さらに、絶縁膜44’をマスクとして絶縁膜42を
エツチングして基板40表面のゲーH1域を露出する。
このとき、ダミーゲート43の材料に5iJnからなる
絶縁物、Mo、Ta。
T i 、 W、 WSi等の金属またはSi、Ge等
の半導体を用い、絶縁膜44°にSiO□を用いている
ので、CF、等のフロンガスによるRIE等で十分な選
択エツチングが可能である。なお、ソース電極46aお
よびドレイン電極46b上にはホトレジスト材47a、
47bがそれぞれ残っており、ダミーゲート43および
絶縁膜42のエツチングの際の保護材となっている(同
図(e))。
次に、ホトレジスト材47a、47bを除去し、全面に
ショットキ金属48となるA I 、 Ti/Pt/A
u等をスパッタ法または蒸着法により厚さ0.1〜1μ
m程度被着する。なお、ショットキ金属48としてAI
を用いる場合は、オーミック電極金属46のAuとの反
応を避けるためにオーミック電極金属46の最上層をN
i、T’i、Mo、W、PL等で保護しておく。ついで
、ショットキ金属48をゲート電極として分離するため
に第1実施例と同様にホトレジスト材を用いた平坦化法
を用いる。すなわち、ホトレジスト材49等の有機材料
をその表面が平坦となるように全面に0.5〜5μm程
度塗布し、0□プラズマ等によりホトレジスト材49を
表面から均一にエツチングして絶縁膜44“上の金属層
48を露出せしめる(同図(f))。
次に、露出したショットキ金属48をRIE。
イオンミーリングまたは化学エツチング等により除去し
、ゲート電極48cをソース電極48a。
ドレイン電極48bから電気的に分離することにより、
高濃度n土層45とソース、ゲート、ドレインの各電極
とが自己整合されたFETが完成する(同図(g))。
第3図(a)〜(e)は本発明の第3の実施例を示す断
面図であり、同図(e)は本実施例の完成時の状態を、
同図(a)〜(d)は本実施例の製造工程における状態
をそれぞれ示している。
半絶縁性GaAs基板50の主表面に形成されたn形能
助層51上に、CVD法またはスパッタ法等によりSi
3N4の絶縁膜52を0.1〜0.2 amの厚さに全
面に形成する。絶縁膜52上にダミーゲートとなるホト
レジスト材等の有機材料53を厚さ0.3〜2μm、長
さ1.crm程度で主表面に対して直立するように形成
する。ついで、Sin、の絶縁膜54をダミーゲート5
3の側壁にも付着するように全面に厚さ0.1〜0.5
μm程度形成する。なお、絶縁膜54の形成温度はダミ
ーゲート53が熱的に変形しないために200℃以下と
することが望ましいく第3図(a))。
次に、RIE等の異方性のあるエツチング法により、ダ
ミーゲート53の側壁に付着した絶縁膜54“のみを残
すように絶縁膜54をエツチングする。このとき、絶−
膜54°の厚さ【は0.1〜0.5μmとなる。ついで
、イオン注入法により高濃度n土層55をダミーゲート
53および絶縁膜54°をマスクとして形成する(同図
(b))。
次に、ダミーゲート53を0□プラズマ等で除去後、イ
オン注入の活性化熱処理を750〜900℃で5〜30
分間行なう。°このときの基板50の表面は第1および
第2実施例と同様に絶縁膜52が均一に覆った状態とな
っており、歪の局在化が防止されている。また、このと
き、イオン注入による高濃度n土層55は活性化熱処理
により主面方向に0.1〜0.2μm程度拡散している
。ついで、ホトレジスト材等の有機材料56を厚さ0.
1−1μm程度に全面に塗布する。このとき、ゲート領
域は絶縁膜54°が1μm程度の狭い間隔で対峙してい
るため他の領域よりもホトレジスト材56が溜りやすく
、例えば代表的なホトレジストであるAZ−1350を
用いた場合、平坦部(高濃度n+十層5上)に0.3μ
mの厚さに塗布したときにゲート領域には絶縁膜54′
とほぼ同じ高さにすなわち1μm程度にも厚く溜る(同
図(C))。
次に、0□プラズマを用いて平坦部のホトレジスト材5
6が無くなるまでエツチングし、ダミーゲートとなるホ
トレジスト材56′を残す(同図(d))。
次に、第2図(c)〜(f)を用いて述べたオーミック
電極およびショットキ電極の形成工程により高濃度n土
層55とソース58a、ドレイン58b、ゲート58C
の各電極とが自己整合されたFETが完成する(第3図
(e))。
なお、ゲート電極およびソース電極間並びにゲート電極
およびドレイン電極間の2層構造絶縁膜の材料は上記実
施例に限定されるものではない。
しかし、上記三実施例のように5izN4等に比して誘
電率の高いStowを上層に用いることにより、ゲート
電極とソース(ドレイン)電極間の寄生容量を低く抑え
ることができる。また、2層構造絶縁膜の下層にSi3
N、を用いているのはイオン注入後のアニール工程にお
いて優れた特性を持つからである。
また、オーミック電極の熱処理(400〜500℃。
0.5〜3分間)は、オーミック電極金属層被着後、ホ
トレジスト材が被着していなければどの工程で行っても
良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の電界効果トランジスタによ
れば、ショットキ接合となるゲート電極金属層が第1の
半導体能動層領域上にドレインおよびソースとなる高濃
度半導体層と重なることなく直立して形成されているの
で、高濃度半導体層とゲート電極金属層とが相互に重な
ることがなく、両者の間に容量がほとんど生じることが
ない。また、ゲート金属として耐熱性のある高抵抗材料
を用いていないので、優れた高周波数特性をもつ。
さらに、ソース、ドレイン電極が2層構造となっている
ので抵抗が低く、しかも、これらがゲート電極と略同程
度の高さとなってトランジスタ表面が平坦化されている
ので集積化を図る際に有利である。
また、本発明の製造方法によれば、ソース、ゲート、ド
レインの各電極の形成およびソース、ドレイン下の高濃
度層の形成を全て自己整合により行うので、マスク合わ
せのための余裕が不要となり、結果物である電界効果ト
ランジスタが微細化される。また、高濃度層形成時のイ
オン活性化熱処理時には基板主面全体に単一の絶縁膜が
被着されているので、高濃度半導体層の異常拡散を抑止
できる。したがってゲート長をサブミクロンに短縮する
ことができ一層の微細化が可能となる。さらに、本発明
の製造方法は特殊な技術を用いることなく既存の製造技
術の有機的な組み合わせであるので既存の製造装置をそ
のまま用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明の第2の実施例を示す断面図、第3図は本発明の第3
の実施例を示す断面図、第4図は従来技術であるダミー
ゲート法を示す断面図、第5図は同じ〈従来技術である
耐熱ゲート法を示す断面図である。 30.40.50・・・半絶縁性ないし絶縁性基板、3
1.41.51・・・半導体能動層、32,42゜S2
・・・熱処理保護用絶縁膜、33’、43,53゜56
′・・・ダミーゲート、35,45.55・・・高濃度
層、36 ’、  44 ’、  54 ’−・・絶縁
膜、37a。 37b、46a、46b、57a、51b・・・オーミ
ック金属層、39c、48c、58c・・・低抵抗ショ
ットキ金属層。 特許出願人 日本電信電話株式会社 代 理 人 山川 数構(ほか1名) 第1図 第1図 第1図 第2図 第2図 41           ″ 第2図 第3図 第3図 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性ないし半絶縁性基板の主表面に形成された
    第1の半導体能動層と、第1の半導体能動層を挟むよう
    に配置され第1の半導体能動層と同一導電型で高濃度の
    2領域からなる第2の半導体層と、第1の半導体能動層
    領域上に直立して形成されたショットキ接合となるゲー
    ト電極金属層と、前記ゲート電極金属層の側壁に連接さ
    れ第2の半導体層の第1の半導体能動層側縁部上に形成
    された第1の絶縁膜層と、前記ゲート電極金属層の側壁
    に連接され第1の絶縁膜層の真上に形成さた第2の絶縁
    膜層と、前記第1の絶縁膜層の側壁に連接され前記第2
    の半導体層上に形成されたオーミック接続となる第1の
    金属層および該第1の金属層の直上部全域に積層され前
    記ゲート電極金属層と同一金属の第2の金属層とからな
    るソースおよびドレイン電極層とを具備する電界効果ト
    ランジスタ。
  2. (2)絶縁性ないし半絶縁性基板の主表面に形成された
    第1の半導体能動層全面に第1の絶縁膜を形成する工程
    と、絶縁膜、金属層または半導体層からなり上部におい
    て外周がはみ出すようにホトレジスト層が残されている
    ダミーゲートを第1の絶縁膜上のゲート領域部に形成す
    る工程と、前記ホトレジスト層をマスクとして第1の半
    導体能動層と同一導電形を与えるイオンを基板表面に高
    濃度に注入した後該ホトレジスト層を除去する工程と、
    第2の絶縁膜をダミーゲート側壁にも付着するするよう
    に全面に形成する工程と、前記イオン注入された領域を
    活性化熱処理する工程と、ダミーゲート側壁部以外の第
    2の絶縁膜をエッチング除去する工程と、ダミーゲート
    および第2絶縁膜をマスクとして第1絶縁膜をエッチン
    グ除去して基板表面を露出する工程と、全面にオーミッ
    ク金属層を被着した後ダミーゲートおよび第2の絶縁膜
    上の該オーミック金属層を選択的にエッチング除去する
    工程と、第2の絶縁膜をマスクとしてダミーゲートおよ
    びその下層にある第1の絶縁膜をエッチング除去して第
    1の半導体能動層を露出する工程と、第1の半導体能動
    層に対してショットキ接合となる金属層を全面に被着す
    る工程と、第2の絶縁膜上の前記ショットキ接合金属層
    を選択的に除去する工程とからなる電界効果トランジス
    タの製造方法。
  3. (3)絶縁性ないし半絶縁性基板の主表面に形成された
    第1の半導体能動層全面に第1の絶縁膜を形成する工程
    と、絶縁膜、金属層または半導体層からなるダミーゲー
    トを第1の絶縁膜上のゲート領域部に直立して形成する
    工程と、ダミーゲートの側壁に第2の絶縁膜を形成する
    工程と、ダミーゲートおよび第2絶縁膜をマスクとして
    第1の半導体能動層と同一導電形を与えるイオンを基板
    表面に高濃度に注入した後活性化熱処理する工程と、ダ
    ミーゲートおよび第2絶縁膜をマスクとして第1絶縁膜
    をエッチング除去して基板表面を露出する工程と、全面
    にオーミック金属層を被着した後ダミーゲートおよび第
    2の絶縁膜上の該オーミック金属層を選択的にエッチン
    グ除去する工程と、第2の絶縁膜をマスクとしてダミー
    ゲートおよびその下層にある第1の絶縁膜をエッチング
    除去して第1の半導体能動層を露出する工程と、第1の
    半導体能動層に対してショットキ接合となる金属層を全
    面に被着する工程と、第2の絶縁膜上の前記ショットキ
    接合金属層を選択的に除去する工程とからなる電界効果
    トランジスタの製造方法。
  4. (4)絶縁性ないし半絶縁性基板の主表面に形成された
    第1の半導体能動層全面に第1の絶縁膜を形成する工程
    と、有機材料からなる第1のダミーゲートを第1の絶縁
    膜上のゲート領域部に直立して形成する工程と、第1の
    ダミーゲートの側壁に第2の絶縁膜を形成する工程と、
    第1のダミーゲートおよび第2絶縁膜をマスクとして第
    1の半導体能動層と同一導電形を与えるイオンを基板表
    面に高濃度に注入する工程と、第1のダミーゲートを除
    去してイオン注入された領域を活性化熱処理する工程と
    、第1のダミーゲートが形成されていた部分に有機材料
    からなる第2のダミーゲートを埋め込む工程と、ダミー
    ゲートおよび第2絶縁膜をマスクとして第1絶縁膜をエ
    ッチング除去して基板表面を露出する工程と、全面にオ
    ーミック金属層を被着した後ダミーゲートおよび第2の
    絶縁膜上の該オーミック金属層を選択的にエッチング除
    去する工程と、第2の絶縁膜をマスクとして第2のダミ
    ーゲートおよびその下層にある第1の絶縁膜をエッチン
    グ除去して第1の半導体能動層を露出する工程と、第1
    の半導体能動層に対してショットキ接合となる金属層を
    全面に被着する工程と、第2の絶縁膜上の前記ショット
    キ接合金属層を選択的に除去する工程とからなる電界効
    果トランジスタの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6037173A (ja) * 1983-08-08 1985-02-26 Nec Corp 電界効果トランジスタの製造方法
JPS6050966A (ja) * 1983-08-31 1985-03-22 Toshiba Corp 電界効果トランジスタの製造方法

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