JP3162086B2 - トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

トランジスタ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に電子デバイスに関
し、特に新しいトランジスタおよびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電界効果トランジスタは、多くの近代デ
ィジタル集積電子デバイスのビルディング・ブロックを
形成する。電子デバイスの能動デバイス密度を増すため
に、適当な伝達特性を与えるがバルク単結晶半導体材料
を使用する必要のない薄膜トランジスタが開発された。
薄膜電界効果トランジスタは多結晶、アモルファスまた
はチャネルを含む部分再結晶半導体材料を使用すること
ができる。
【0003】電界効果トランジスタの1つの重要な特性
は、チャネル領域の深さである。したがって、薄膜トラ
ンジスタのチャネルを形成する半導体の層の深さは極端
に浅い。特定のデバイスに要求される作動特性により、
チャネル領域は一般に100〜2000オングストロー
ム程度の深さである。チャネル層のこの浅い特性によ
り、チャネル層をソースおよびドレーン領域に接触させ
ることは極めて困難である。これらの接点を作るために
ソースおよびドレーン領域に窓を開けるエッチング工程
が要求される。これらのエッチング工程は、トランジス
タの作動特性にその浅い特性が強く影響を及ぼすので、
チャネル層を通して極めて容易に完全にエッチすること
ができる。
【0004】従来の電界効果トランジスタのもう1つの
要求条件は、トランジスタのソースおよびドレーン領域
に対する接触に伴う抵抗を適切に制御しなければならな
いことである。ソースおよびドレーンの接触抵抗を減少
させる1つの共通方法は、ソースおよびドレーン領域の
上にケイ化物の層を形成することである。薄膜トランジ
スタの場合には、薄膜デバイスのチャネル層のソースお
よびドレーン領域の上にケイ化物の層を形成するどのよ
うな試みでもケイ化物の層の形成が必ずその上に形成さ
れる半導体材料を消費するのでチャネル層を腐食する。
【0005】したがって、チャネル層のソースおよびド
レーン領域に効果的な接触を与える薄膜トランジスタ構
造が必要となってきた。トランジスタのチャネルを形成
するのに用いられる材料の薄膜を腐食せずにトランジス
タに伴う接触抵抗を減少させるように、ソースおよびド
レーン領域と接触してケイ化物の層を形成させる薄膜ト
ランジスタ構造がさらに要求されるようになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明により、従来技
術の薄膜トランジスタに伴う不利および問題を事実上除
去したり減少する薄膜トランジスタが提供される。特
に、本発明は隔置されたソースおよびドレーン領域を有
するチャネル層を含む薄膜トランジスタ構造を開示す
る。ソースおよびドレーン領域を保護するように、チャ
ネル層のソースおよびドレーン領域と接触して導電ボデ
ーが形成される。次に電気接点は導電ボデーに結合形成
される。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明のトランジスタの
1つの重要な技術的利点は、トランジスタのソースおよ
びドレーン領域が接触される一方、薄いチャネル層の腐
食を防止する点を導電ボデーが与えることにある。
【0008】本発明のトランジスタのもう1つの技術的
利点は、ケイ化物の層を形成する材料を導電ボデーが与
えることである。これらのケイ化物の層は接触抵抗を減
少するとともに、導電ボデーの材料を破壊しながら形成
され、それによってチャネル層を破壊する危険が少なく
なる。
【0009】
【実施例】第1a図〜第1e図から、本発明の教示によ
り薄膜電界効果トランジスタを形成する工程が図示され
ている。言うまでもなく、本発明の薄膜トランジスタは
いろいろなデバイス情況で使用することができる点で、
大部分の薄膜トランジスタの重要な技術的利点を享有す
る。特に、薄膜トランジスタは単結晶半導体材料を使用
する必要がなく、したがって複雑な三次元半導体デバイ
スの基本的にどのようなレベルでも形成することができ
る。第1a図〜第1e図によって図示された工程は、本
発明を教示する目的でのみ示された一般工程を例示する
ようにされている。例えば、第1a図〜第1e図に示さ
れた工程は基板にぴったり接近したトランジスタの形成
を示すが、本発明の教示は、トランジスタ構造の素子が
基板に接近していない積み重ねデバイス構造の中間また
は外方レベルにおけるトランジスタの構造にも等しく適
用することができる。第1a図〜第1e図に図示された
工程はいろいろな情況で適用することができる一方、本
発明のトランジスタ構造の重要な技術的利点を依然とし
て享有することは当業者によって理解されるものと思
う。
【0010】第1a図から、半導体基板10は外部表面
12を含む。接合分離ゲート導電体領域14は半導体基
板10の外部表面12に形成される。ゲート導電体領域
14は、十分な数のイオンの注入による周知の方法で形
成され、それによって領域14は導電するようにされ
る。例えば、基板10がN形基板であるならば、ホウ素
イオンの十分な注入は領域14を導電性にする。逆に、
基板10がP形基板であるならば、リン・イオンの十分
な注入は領域14を導電性にする。
【0011】第1a図に示された断面図は、ゲート導電
体領域14を縦方向に分割する。領域14は本発明の薄
膜トランジスタを作動させるゲート導体として使用する
ようにされ、したがって第1a図〜第1e図に図示され
た実施例により、基板10に形成された細長い領域でな
ければならない。言うまでもなく、ゲート導電体領域1
4の唯一の要求は、それが形成されるべきチャネル領域
に接近していなければならないことである。いろいろな
他の同等な構造を使用することができ、また本実施例の
提供は本発明の範囲を1つだけの実施例に制限するもの
と解してはならない。さらに、領域14は埋め込み構造
物として第1a図〜第1e図に示されるが、本発明のト
ランジスタを作動させるには領域14の長さ方向に沿っ
て適当な電気接触が作られることは当業者によって理解
されると思う。
【0012】第1b図から、半導体基板10に形成され
たゲート導電体領域14の外部表面12にゲート絶縁層
が形成されている。ゲート絶縁層16は周知の方法によ
り厚さ200オングストローム程度の深さまで成長され
たり付着され、かつ例えば二酸化シリコンのような酸化
物材料を含むことがある。次にチャネル層18は、ゲー
ト絶縁層16の上に半導体材料の層を付着させることに
よってゲート絶縁層16から外方に形成される。例え
ば、チャネル層18は多結晶、アモルファス、部分再結
晶または再結晶半導体材料を含むことがある。チャネル
層18は本発明の薄膜トランジスタのチャネルを形成す
るのに使用され、かつ形成すべき特定のトランジスタの
所要デバイス特性次第で、厚さ200〜2,000オン
グストローム程度であるかもしれない。
【0013】第1c図から、例えば周知のホトリトグラ
フ法によって電界絶縁層20およびマスク・ボデー22
を形成するように二酸化シリコンのような酸化物材料を
含む絶縁層が、付着されたり成長され、パターン化さ
れ、かつエッチされた。電界絶縁層20は、実際の組立
て工程で形成されるかどうかわからない。マスク・ボデ
ー22だけは本発明の方法により提供されなければなら
ない。工程内のこの点で、適当なイオンが、チャネル層
18内のドープされたソース領域26およびドープされ
たドレーン領域28を形成するようにチャネル層18の
外部表面24を通して周知の方法により注入することが
できる。ソース領域26およびドレーン領域28は、そ
れら自体の間でチャネル層18内のチャネル領域30を
形成するようなマスク・ボデー22に隣接して形成され
る。チャネル領域30は、本実施例の薄膜トランジスタ
のゲートとして作動するゲート導電体領域14の上に置
かれる電圧によって作動されかつ導電される。言うまで
もなく、ソース領域26およびドレーン領域18の識別
自体は、本発明の教示上好都合であるにすぎない。該当
の場合、本発明のトランジスタは、電流をどちらの方向
にも流す電気的に対称なデバイスとして作ることができ
る。
【0014】第1c図から、従来の薄膜トランジスタに
伴ういくつかの考えられる問題は直ちに明白である。ソ
ース領域26およびドレーン領域28には接点を作る必
要がある。チャネル層18が極めて薄いので、領域26
と28に接点を形成することは極めて繊細な工程になる
と思われる。ソース領域26およびドレーン領域28に
接触孔を開けるのに必要なパターン化およびエッチング
工程は、領域26および28を通して簡単に腐食するこ
とができる。さらにソース領域26およびドレーン領域
28における接点抵抗を減らすために、ケイ化物層がソ
ースおよびドレーン領域の外面上に任意に形成される。
しかし、チャネル層18が極めて薄いので、ソース領域
およびドレーン領域上にケイ化物層を形成するどのよう
な試みもその工程中にそれらの領域を破壊することがあ
る。
【0015】第1d図から、本発明の教示による問題の
解決法が示されている。導体32および34は、ソース
領域26およびドレーン領域28から外方に、かつそれ
らとそれぞれ接触して形成される。導体32および34
は、第1d図で示されるように絶縁層20と酸化物マス
ク・ボデー22との間に形成される。導体32および3
4は、多様な材料で形成されかつ技術的既知の多様な方
法によって形成される。例えば、導電ボデー32および
34はソース領域26およびドレーン領域28の上に半
導体材料の選択性エピタキシャル成長によって形成する
ことができる。この選択性エピタキシ工程を通して成長
した半導体材料は、エピタキシャル材料か導電性にされ
るような周知の方法によって、イオンの適当な集束を注
入される。別法として、導体32および34は金属の選
択性付着によって形成することができる。さらに、導電
ボデー32および34は、第2図に関してより詳細に検
討される工程を用いて導電性にされるような適当な不純
物の集合でドープされた多結晶またはアモルファス半導
体材料で形成することができる。加えて、ソース領域2
6およびドレーン領域28を形成するために用いられる
注入工程は、導電ボデー32および34の形成に続いて
生じることがある。
【0016】導体32および34は本発明のいくつかの
重要な技術的利点を有するトランジスタ構造を提供す
る。まず、導電ボデー32および34は、第1e図に示
されるように本発明のトランジスタのソース領域26お
よびドレーン領域28を接触させる工程に必要な余地を
提供する。第2に、第1c図に示されるように、導電ボ
デー32および34は、それらがシリコンを含む場合で
も本発明のトランジスタの接触抵抗に伴う問題を減少し
たり除去するケイ化物層36および38を構成する材料
を提供する。例えば、ケイ化物層36および38は、周
知の自己整合式ケイ化工程によってそれぞれ二ケイ化チ
タンを含む導電ボデー32および34と接触して形成さ
れる。
【0017】第1e図から、分離絶縁層は本発明のトラ
ンジスタ構造全体を覆うように平均に付着される。例え
ば、分離絶縁層40は平均に付着された二酸化シリコン
を含むことがある。それから、分離絶縁層40は、ケイ
化物層36および38の外部表面を露出する開口を形成
するように周知のホトリトグラフ技法を使ってパターン
化されかつエッチされる。それから、ソース接点42お
よびドレーン接点44は、ソース領域26およびドレー
ン領域28にそれぞれ電気的接触を供給するようにこれ
らの各開口内にそれぞれ形成される。例えば、ソース接
点42およびドレーン接点44は、アルミニウム、ある
いは導電するようにドープ処理された多結晶体またはア
モルファス半導体のような適当な導体を含むことができ
る。
【0018】第2図は、第1a図〜第1e図に図示され
た方法で導電ボデー32および34の形成に使用するこ
とができる独特な工程階段を図示する拡大された断面図
である。第2図は第1c図と第1d図との間に生じる工
程段階を図示している。したがって、ソース領域26お
よびドレーン領域28を形成するのに使われた第1c図
に関して開示された任意の注入段階に続いて、多結晶ま
たはアモルファス半導体材料の層46は、第2図に示さ
れるように構造物全体にわたって平均に付着される。層
46は本来の位置でドープ処理されたり導体にされるよ
うな適当な不純物の集合を含むような付着後にドープ処
理することができる。層46が平均に付着されるのに続
き、平面抵抗層48は、その外部表面50が平面化され
るように付着される。それから、抵抗層48および全体
構造は酸化物に対して選択的性であるエッチング用試薬
の中に置かれる。第1d図に示されるように導電ボデー
32および34が残るまで、このエッチング工程は平面
抵抗層50および電界酸化物層20および酸化物マスク
層22から外方に付着された層46部分を異方性に腐食
する。それから、ソース領域26およびドレーン領域2
8は、導電ぽデー32および34の構成に先だって形成
されなかった場合にもそれらの領域に注入される。
【0019】先に開示したように、第2図で図示された
工程段階は、導電ボデー32および34が形成されたこ
とによるただ1つだけの方法を含む。第2図で図示され
た工程と共に、導電ボデー32および34の選択性エピ
タキシャル成長ならびに選択性金属付着の説明は、導電
ボデー32および34の構成に使われるどのような独特
な方法でも本発明の範囲を限定するように組み立てられ
てはならない。他の色々な方法は、独特な環境およびデ
バイスに関して左右される導電ボデー32および34を
形成すために適用できる。本発明ではこれらのどのよう
な方法でも限定せず、別記特許請求の範囲および主旨に
よってのみ限定される。
【0020】さらに、先に検討されたように、第1e図
に図示された本発明の薄膜トランジスタの環境が本発明
の教示目的にのみ説明されている。それらが色々なデバ
イスに関して適用されることは薄膜トランジスタの重要
な技術的長所である。第1e図に関して述べた構造は、
デバイスに関する単なる1つの可能性における本発明の
薄膜トランジスタの構成部品を含む。例えば、第1e図
に関して説明されたデバイスは、基板10に拡散された
領域として形成されたゲート導体14を伴うボトム・ゲ
ート薄膜デバイスである。しかし、本発明は、ゲート導
体は基板に拡散された領域以外の導体層である薄膜トラ
ンジスタの構成にも同様に適用できるとしている。例え
ば、この構成は、単一結晶半導体材料の使用を要求しな
いで、本発明の薄膜トランジスタは、薄膜トランジスタ
の技術長所を利用するために集積デバイスの他の活発層
の外側に積上げられる層に形成されることができた。
【0021】作動中、第1e図に表わされたフイールド
効果トランジスタはゲート導体14に電圧をかけること
で働く。この電圧はチャネル領域30を導体にしかつソ
ース領域26とドレーン領域との間に電流を流す。こう
して伝導通路はソース接点42から導電ボデー32内の
ケイ化物層36、ソース領域26、チャネル領域30お
よびドレーン領域28、導電ボデー34およびケイ化物
層38さらにデバイスの出口そしてドレーン接点44ま
でを通して形成されている。
【0022】
【発明の効果】本発明は第1e図の構成に表わされた独
特な実施例に関して詳細に説明されたが、言うまでもな
く、別記特許請求の範囲で限定された本発明の主旨およ
び範囲から逸脱せずに多種の変形、代用および交替する
ことができる。
【0023】以上の説明に関し、更に以下の項を開示す
る。 (1) ゲート導体と、前記ゲート導体に隣接して絶縁
配置されたチャネル層と、前記チャネル層に形成された
第1ソース/ドレーン領域と、前記第1および第2ソー
ス/ドレーン領域間にチャネル領域を形成し、前記チャ
ネル領域を電気的に作動させるように前記第1ソース/
ドレーン領域から隔置された前記チャネル層に形成され
た前記第2ソース/ドレーン領域と、前記第1ソース/
ドレーン領域に隣接して電気結合し、第1ソース/ドレ
ーン領域を保護する第1導電ボデーと、前記第1導電ボ
デーに隣接した第1絶縁領域と、前記絶縁領域を通過し
かつ前記第1導電ボデーに隣接して電気結合された第1
電気接点とを含んで成ることを特徴とするトランジス
タ。
【0024】(2) ゲート導体を形成する段階と、ゲ
ート導体に隣接して絶縁配置されかつ1つのチャネルを
含むチャネル層を形成する段階と、チャネル層の中にか
つ第1および第2ソース/ドレーン領域間にチャネル領
域を形成するように隔置され、ゲート導体がチャネル領
域を電気的に作動させるように前記第1および第2ソー
ス/ドレーン領域を形成する段階と、第1ソース/ドレ
ーン領域を保護するように第1ソース/ドレーン領域に
隣接しかつ電気結合された第1導電ボデーを形成する段
階と、前記導電ボデーに隣接して第1絶縁領域を形成す
る段階と、第1絶縁領域を通して第1導電ボデーに隣接
しかつ電気結合された第1電気接点を形成する段階とを
含んでなることを特徴とするトランジスタ製造方法。
【0025】(3) 前記第2ソース/ドレーン領域に
隣接して電気結合され、前記第2ソース/ドレーン領域
を保護する第2導電ボデーと、前記第2導電ボデーに隣
接した第2絶縁領域と、前記絶縁領域を通過しかつ前記
導電ボデーに電気結合された第2電気接点とをさらに含
むことを特徴とする請求項1記載によるトランジスタ。
【0026】(4) 前記チャネル領域に隣接しかつ前
記第1および第2導電ボデー間に配置された絶縁性マス
ク・ボデーをさらに含むことを特徴とする請求項3記載
によるトランジスタ。
【0027】(5) 前記第1電気接点と前記第1導電
ボデーとの間に配置された第1ケイ化物層と、前記第2
電気接点と前記第2導電ボデーとの間に配置された第2
ケイ化層とをさらに含むことを特徴とする請求項3記載
によるトランジスタ。
【0028】(6) 前記ゲート導体が前記半導体基板
の中に配置されたドープ処理された領域を含み、かつ前
記チャネル層が前記基板から外方に絶縁配置され、さら
に前記第1導電性が前記チャネル層から外方に配置され
ている、半導体基板をさらに含むことを特徴とする請求
項1記載によるトランジスタ。
【0029】(7) 前記ゲート導体と前記チャネル層
との間に配置されたゲート絶縁層をさらに含むことを特
徴とする請求項1記載によるトランジスタ。
【0030】(8) 前記ゲート導体は基板の表面から
外方に配置された第2導電ボデーであり、前記チャネル
層が前記第2導電ボデーから外方に配置されかつ前記第
1導電ボデーが前記チャネル層から外方に配置される前
記第2導電ボデーを含むことを特徴とする請求項1記載
によるトランジスタ。
【0031】(9) 前記チャネル層は多結晶半導体材
料を含むことを特徴とする請求項1記載によるトランジ
スタ。
【0032】(10)前記チャネル層はアモルファス半
導体材料を含むことを特徴とする請求項1記載によるト
ランジスタ。
【0033】(11) 前記チャネル層は部分再結晶化
された半導体材料を含むことを特徴とする請求項1記載
によるトランジスタ。
【0034】(12)前記チャネル層は再結晶化された
半導体材料を含むことを特徴とする請求項1記載による
トランジスタ。
【0035】(13)基板表面に隣接したゲート導体
と、前記ゲート導体に隣接しかつそれから外方に配置さ
れたゲート絶縁層と、前記ゲート絶縁層に隣接しかつそ
れから外方に配置されたチャネル層と、前記チャネル層
に形成されたソース領域と、前記ソースおよびドレーン
領域間の前記チャネル層にチャネル領域を形成するよう
に前記ソース電極から隔置された前記チャネル層に形成
されたドレーン領域であり、前記ゲート導体は前記チャ
ネル領域を電気作動するように操作し得る前記ドレーン
領域と、前記ソース領域から外方に配置されかつ前記ソ
ース領域に隣接して前記ソース領域を保護する第1導電
ボデーと、前記ドレーン領域から外方に配置されかつ前
記ドレーン領域に隣接して前記ドレーン領域を保護する
第2導電ボデーと、前記第1および第2導電ボデー間の
前記チャネル領域から外方に配置されかつ前記チャネル
領域に隣接する絶縁マスク・ボデーと、前記第1および
第2導電ボデーに隣接した絶縁領域と、前記絶縁領域を
通過して前記第2導電ボデーに電気結合されかつそれが
外方に配置された第2電気接点とを含んで成ることを特
徴とするトランジスタ。
【0036】(14)前記チャネル層は多結晶半導体材
料を含むことを特徴とする請求項13記載によるトラン
ジスタ。
【0037】(15)前記チャネル層はアモルファス半
導体材料を含むことを特徴とする請求項13記載による
トランジスタ。
【0038】(16)前記チャネル層は部分再結晶化さ
れた半導体材料を含むことを特徴とする請求項13記載
によるトランジスタ。
【0039】(17)前記チャネル層は再結晶化された
半導体材料を含むことを特徴とする請求項13記載によ
るトランジスタ。
【0040】(18)前記ゲート導体は不純物を前記領
域に導入することにより導電性にされる基板表面の領域
を含むことを特徴とする請求項13記載によるトランジ
スタ。
【0041】(19)前記ゲート導体は基板表面から外
方に配置された第3導電ボデーを含むことを特徴とする
請求項18記載によるトランジスタ。
【0042】(20)前記第3導電ボデーは金属、多結
晶半導体材料、アモルファス半導体材料および単結晶半
導体材料から成る群から選択された材料を含むことを特
徴とする請求項18記載によるトランジスタ。
【0043】(21)前記第1電気接点と前記第1導電
ボデーとの間に配置された第1ケイ化物層と、前記第2
電気接点と前記第2導電ボデーとの間に配置された第2
ケイ化物層とをさらに含むことを特徴とする請求項13
記載によるトランジスタ。
【0044】(22)第2ソース/ドレーン領域を保護
するように第2ソース/ドレーン領域に隣接しかつ電気
結合される第2導電ボデーを形成する段階と、第2導電
ボデーに隣接した第2絶縁領域を形成する段階と、第2
絶縁領域を通して第2導電ボデーに隣接しかつ電気結合
される第2電気接点を形成する段階とをさらに含むこと
を特徴とする請求項21記載による方法。
【0045】(23)ゲート導体を形成する前記段階は
半導体基板の選択された領域、基板から外方に形成され
たチャネル層、およびチャネル層から外方に形成された
第1導電ボデーに不純物を導入することによって半導体
基板に導電領域を形成する段階を含むことを特徴とする
請求項21記載による方法。
【0046】(24)チャネル層からゲート導体を絶縁
するように作動し得るゲート絶縁層を形成する段階をさ
らに含むことを特徴とする請求項21記載による方法。
【0047】(25)チャネル領域として形成すべきチ
ャネル層の選択された部分に隣接した絶縁マスク・ボデ
ーを形成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項
21記載による方法。
【0048】(26)第1ソース/ドレーン領域を形成
する前記段階は絶縁マスク・ボデーに隣接したチャネル
層の領域に不純物を注入する段階を含むことを特徴とす
る請求項21記載による方法。
【0049】(27)第1導電ボデーを形成する前記段
階はチャネル層の選択された部分に隣接した絶縁マスク
・ボデーを形成する段階と、絶縁マスク・ボデーに隣接
したチャネル層の露出部分に第1導電ボデーを形成する
ように半導体材料をエピタキシャル成長させる段階とを
含むことを特徴とする請求項21記載による方法。
【0050】(28)第1導電ボデーを形成する前記段
階はチャネル層の選択された部分に隣接した絶縁マスク
・ボデーを形成する段階と、絶縁マスク・ボデーに隣接
したチャネル層の露出部分に金属を選択付着させる段階
とを含むことを特徴とする請求項21記載による方法。
【0051】(29)第1導電ボデーを形成する前記段
階はチャネル層の選択された部分に隣接した絶縁マスク
・ボデーを形成する段階と、絶縁マスク・ボデーの外部
表面および絶縁マスク・ボデーに隣接したチャネル層の
露出部分をカバーする導電材料の層を平均に付着させる
段階と、絶縁マスク・ボデーの外部表面を再露出するよ
うにかつ絶縁マスク・ボデーに隣接するとともにチャネ
ル層から外方に配置された第1導電ボデーを形成するよ
うに導電材料の層をエッチする段階とを含むことを特徴
とする請求項21記載による方法。
【0052】(30)平均に付着させる前記段階は導電
されるようにドープ処理された多結晶半導体材料の層を
平均に付着させる段階を含むことを特徴とする請求項2
9記載による方法。
【0053】(31)平均に付着させる前記段階は導電
されるようにドープ処理されたアモルファス半導体材料
の層を平均に付着させる段階を含むことを特徴とする請
求項29記載による方法。
【0054】(32)平均に付着させる前記段階は金属
の層を平均に付着させる段階を含むことを特徴とする請
求項29記載による方法。
【0055】(33)請求項21記載の方法により製造
されたことを特徴とするトランジスタ。
【0056】(34)トランジスタを製造する方法であ
って、基板の表面上にゲート導体を形成する段階と、ゲ
ート導体から外方にかつそれに隣接してゲート絶縁体を
形成する段階と、ゲート絶縁体から外方にかつゲート絶
縁体によってゲート導体から絶縁されたチャネル層を形
成する段階であり、チャネル層は半導体材料を含む前記
チャネル層を形成する段階と、チャネル層の選択された
部分から外方に絶縁マスク・ボデーを形成する段階と、
絶縁マスク・ボデーの対向端に隣接したチャネル層の第
1および第2露出領域に不純物を導入する段階であり、
チャネル層の選択された部分によって隔置された第1お
よび第2ソース/ドレーン領域を形成する前記不純物を
導入する段階と、第1および第2ソース/ドレーン領域
にそれぞれ隣接して電気結合された第1および第2導電
ボデーを形成する段階と、第1および第2導電ボデーに
それぞれ隣接しかつ電気結合される第1および第2電気
接点を形成する段階とを含むことを特徴とするトランジ
スタ装置方法。
【0057】(35)第1および第2導電ボデーを形成
する前記段階は第1および第2ソース/ドレーン領域に
それぞれ隣接しかつ電気結合された第1および第2金属
ボデーを選択付着させる段階を含むことを特徴とする請
求項34記載による方法。
【0058】(36)第1および第2導電ボデーを形成
する前記段階は第1および第2ソース/ドレーン領域に
それぞれ隣接しかつ電気結合される第1および第2導電
ボデーを形成するように半導体材料をエピタキシャル成
長させる段階を含むことを特徴とする請求項34記載に
よる方法。
【0059】(37)第1および第2導電ボデーを形成
する前記段階は絶縁マスク・ボデーならびに第1および
第2ソース/ドレーン領域の外部表面をカバーする導電
材料の層を平均に付着させる段階と、絶縁マスク・ボデ
ーの外部表面を再露出するとともに第1および第2ソー
ス/ドレーン領域に隣接しかつ電気結合される第1およ
び第2導電ボデーを形成するように導電材料の層をエッ
チする段階とを含むことを特徴とする請求項34記載に
よる方法。
【0060】(38)平均に付着させる前記段階は導電
されるようにドープ処理された多結晶半導体材料の層を
平均に付着させる段階を含むことを特徴とする請求項3
7記載による方法。
【0061】(39)平均に付着させる前記段階は金属
の層を平均に付着させる段階を含むことを特徴とする請
求項38記載による方法。
【0062】(40)平均に付着させる前記段階を導電
するようにドープ処理されたアモルファス半導体材料の
層を平均に付着させる段階を含むことを特徴とする請求
項38項記載による方法。
【0063】(41)請求項37記載による方法によっ
て製造されたトランジスタ。
【0064】本発明の一段と完全な理解は、同様な数字
が同様な特徴を表わす付図に関して考慮したとき、詳細
な説明および特許請求の範囲を参照することによって得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜トランジスタを製造する方法を示
す断立面図。
【図2】本発明の特定実施例に用いた中間段階を示す拡
大した断立面図。
【符号の説明】
10 基板 12,24 外部表面 14 ゲート導電体領域 16 ゲート絶縁層 18 チャネル層 20 電界絶縁層 22 マスク・ボデー 26 ソース領域 28 ドレーン領域 30 チャネル領域 32,34 導電ボデー 36,38 ケイ化物層 40 絶縁層 42 ソース接点 44 ドレーン接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−229873(JP,A) 特開 昭62−190761(JP,A) 特開 昭62−179158(JP,A) 特開 平3−159250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/786 H01L 21/336 H01L 29/40 H01L 29/43

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート導電体と、 前記ゲート導電体に隣接して絶縁配置されたチャネル層
    と、 前記チャネル層に形成されたソース領域とドレーン領域
    とを有し、前記ソース領域と前記ドレイン領域はお互い
    に離されていてその間にチャネル領域を形成し、かつ 前記ソース領域上に形成された一方の導体と、 前記ドレーン領域上に形成された他方の導体と、 前記一方の導体上の一方のケイ化物層と、 前記他方の導体上の他方のケイ化物層と、 前記一方のケイ化物層に電気的に接続されたソース接点
    と、 前記他方のケイ化物層に電気的に接続されたドレイン接
    点と、 を有することを特徴とするトランジスタ。
  2. 【請求項2】 ゲート導体を構成する段階と、 前記ゲート導体に隣接して絶縁配置されたチャネル層を
    形成する段階と、 前記チャネル層にソース領域とドレーン領域を形成し、
    前記ソース領域及びドレーン領域はお互いに離されてい
    てその間にチャネル領域が形成され、かつ 前記ソース領域に一方の導体を形成し、かつ、前記ドレ
    ーン領域に他方の導体を形成する段階と、 前記一方の導体上に一方のケイ化物層を形成し、前記他
    方の導体上に他方のケイ化物を形成する段階と、 前記一方のケイ化物層に電気的に接続された一方のソー
    ス接点と、前記他方のケイ化物層に電気的に接続された
    ドレーン接点とを形成する段階と、 を有することを特徴とするトランジスタの製造方法。
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