JPS6243412A - 高エネルギ−線硬化樹脂組成物 - Google Patents

高エネルギ−線硬化樹脂組成物

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JPS6243412A
JPS6243412A JP60184924A JP18492485A JPS6243412A JP S6243412 A JPS6243412 A JP S6243412A JP 60184924 A JP60184924 A JP 60184924A JP 18492485 A JP18492485 A JP 18492485A JP S6243412 A JPS6243412 A JP S6243412A
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acrylate
meth
polyols
resin
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Kazunori Kanda
和典 神田
Akio Tomotsugi
友次 章男
Ryuzo Mizuguchi
隆三 水口
Iwao Sumiyoshi
住吉 岩夫
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/038Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本主肌夏互旦並人版課用 高エネルギー線の照射によって硬化する樹脂は、秒単位
の硬化が可能である。電気エネルギーを利用していてし
かも溶剤の蒸発が殆どないから低公害化がはかれる。硬
化に高温を必要としないので被塗物の熱変形がない、硬
化のための装置が小型化でき省スペース化できる。エネ
ルギー線の波長が短いため画像再現性が良い等の長所を
持っており、例えば紫外線硬化塗料、電子線硬化塗料、
フォトレジスト、電子線レジスト、X線しジス1−1製
版材料等として塗料、印刷工業、電子工業等の分野で広
い用途を持っている。
高エネルギー線硬化樹脂組成物は光フアイバー被覆組成
物としても注目されている。すなわち光ファイバーは保
護のため線引き後直ちに保護層が塗装される。この保護
膜は以後の工程においてガラスにかき傷が発生するのを
防止するのと同時に、製品となった後においてもファイ
バーの劣化防止や、信号の減衰を生ずるマイクロベンデ
ィングの防止などのためにも必要である。光ファイバー
の線引き速度の高速化に伴い、塗!4in代物の硬化時
間の短縮化が求められており、秒単位で硬化する紫外線
硬化、電子線硬化等の商工♀ルギー線硬化型樹脂組成物
が光フアイバー被覆用組成物として?F目されている。
光フアイバー被覆用組成物、特に−次被覆用組成物は使
用温度(−40°C〜80°C)範囲で低モジュラスで
あることが要求される。初期にはシリコーン系被覆剤が
用いられたが、熱硬化性であるため線引き速度の高速化
に追随することができず、今日では紫外線硬化型のウレ
タンアクリレート系の被覆剤が開発されている。特開昭
58−223638号参照。しかしながら従来のウレタ
ンアクリレート系樹脂の成形体の使用範囲はTgより高
い、いわゆるゴム状態であり、そのため比較的高い温度
での使用においてポリマー間の内部祷集力の不足のため
十分な伸びを示さない。
ポリオールと、ポリイソノアふ一トと、ラクトン−(メ
タ)アクリレートとの反応生成物を含む高エネルギー線
硬化性組成物は公知である。特開昭60 36577号
参jj、:’j。コノ組成物+! −El) :コ低い
ヤング率と高い伸び率を有する成形物をtjえるが、し
かしながら例えば光ノア・イハー被覆用輯成物として使
用した場合、その広い使用温度範囲において低いヤング
率と高い伸び率を有りない。
また従来よりシリコンゴムはその低モジユラス性能ゆえ
、電気機器の絶縁材として振動、衝撃吸収材として、ま
たツーリング材、バッキング材、コーテイング材、ライ
ニング材として広く用いられている。シリフンゴムは電
気特性、耐比1°1−1−1(寒性、耐候性Gこ優れて
いるが、高価であるとか硬化には長時間或いは高温を必
要とするとか2液タイプとなるなどの欠点を有している
本発明は、前記ポリオール、ポリイソノアネートおよび
ラクトン−(メタ)アクリレートとの反応生成物を含む
高エネルギー線硬化性組成物の物性、特に低モジユラス
性能を改良した組成物を提供することを課題とする。
雇犬方法 本発明は、ポリオールに多官能イソシアネートおよびラ
クトン/(メタ)了クリレート付加物を反応させて得ら
れる反応生成物を含む液状樹脂に、粒子径が0.Olな
いし2.0μの微小樹脂粒子を分散させてなる高エネル
ギー線硬化樹脂組成物を提供する。
本発明の高エネルギー線硬化樹脂組成物は、微小樹脂粒
子を含まない組成物に比較して、硬化成形物の物性が著
しく向上する。すなわちマトリ。
クス樹脂のポリマー鎖と微小樹脂粒子との間に凝網目構
造が形成され、低モジユラス性能と伸び率が向上する。
特にこの凝網目形成によるマトリックス樹脂と微小樹脂
粒子との間の相互作用は、マトリックス樹脂がゴム状態
にある時でも有効に働くため、高い伸び率を与えるが、
一方微小樹脂粒子による初期ヤング率の低下は小さい。
また微小樹脂粒子の添加により硬さが増し、伸びも上が
り、微小樹脂粒子の選択により、耐摩耗性、耐疲労性、
屈折率も向上する。
さらに硬化前液状である組成物は微小樹脂粒子の添加に
より降伏値を持つようになり、静止状態においては流動
しないがすり応力を加えるごとによって容易に流動化す
るから、被フ用組成物として被塗物に塗装する場合、タ
レ限界が高くなるので一回の塗装で厚い被覆屑を形成す
ることができる。
本発明の高エネルギー線硬化樹脂組成物は、尤ファイバ
ーの一次被覆剤として特に有用であろ;’J ’その他
の塗料、被覆剤、成形体、接着剤として、またシリコン
ゴムの代替品とても有用である。
ここでいうポリオールとは、分子内乙ご2個以上の水酸
基を有する合成有機高分子化合物をσ呼号゛る。その例
としては、ポリエーテルポリオール、ポリカプロラクト
ンポリオール、ポリエステル下りオール、アクリルポリ
オール、ポリウレタンポリオール、ポリブタジェンポリ
オール、ポリク]−2ロプレンボリオール、シリコーン
ポリオール、ビニル系ポリオール、エポキシ樹脂、アミ
ノ樹脂などを包含する。
以下にその例を示す。
1)ポリエーテルポリオール化合物、例えばポリアルキ
レングリコール類(例えばポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコー
ル、ポリへキサメチレングリコール)あるいはアルキレ
ンオキシド(例えばエチレンオキシド、プロピレンオキ
シド、テトラヒドロフラン)を多価アルコール(例えば
エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、グリセロール
、トリメチロールプロパン、1.3−ブタンジオール、
1.4−ブタンジオール、1.5−ヘキサンジオール、
1,2.6−ヘキサンドリオール、ペンタエリスリトー
ル、ソルビトール、ソルビタン、シュークロース)に付
加せしめて得られるポリエーテルポリオールなど; 一ポリエステルポリオール化合物、例えば多塩基酸(例
えばフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸、テトラヒロフタル酸、テトラブロムフタ
ル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ハイミック酸、ヘット酸
、コハク酸、マレイン酸、フマール酸、アジピン酸、セ
バシン酸、ドデセニルコハク酸、トリメリット酸、ピロ
メリット酸)またはその無水物と多価アルコール(例え
ばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、グリセロー
ル、トリメチロールプロパン、I、3−ブタンジオール
、1.4−ブタンジオール、l、6−ヘキサンジオール
、ネオペンチルグリコール、l。
2.6−ヘキサンドリオール、ペンタエリスリトール、
ソルビトール、ビスフェノールA)との縮合反応により
得られるポリエステルポリオール、上記多価アルコール
とエポキシ化合物(例えばカージュラE、n−ブチルグ
リシジルエーテル、アリルグリソジルエーテル)と上記
多塩基酸の反応によって得られるポリエステルポリオー
ル、上記エポキシ化合物と上記多塩基酸との反応によっ
て得られるポリエステルポリオール、高級脂肪酸(例え
ば大豆油、アマニ油、サフラワー油、ヤシ油、脱水ヒマ
シ油、キリ油、ロジン)と上記多塩基酸と上記多価アル
コールとの反応により得られるアルキノF型ポリオール
、ε−カプロラクトンと上記多価アルコールとを開環重
合させて得られる重合型ポリエステルポリオールなど; 111)アクリルポリオール化合物、例えば水酸基を有
するエチレン性不飽和モノマー(例えば2−ヒドロキン
エチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチル
アクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート)
を必須単量体とし、必要に応じ他のfflffl体(例
えばメチルアクリレート、メチルアクリレート、エチル
アクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアク
リレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルアク
リレート、イソブチルメタクリレート、エチルへキシル
アクリレート、エチルへキシルメタクリレート、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、t−ブチル
スチレン、エチレン、プロピレン、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、アクリロニトリル、メククリロニトリル
、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート)との重合反応により得られるア
クリルポリオール化合物など: iv)ポリウレタンポリオール化合物、例えばポリイソ
シアネート化合物(例えばエチレンジイソンアネート、
プロピレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシ
アぶ一ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、1−メチ
ル−2,4−ジイソソアネートシクロヘキサン、■−メ
チルー2.6−ジイツシアネートシクロヘキサン、ω、
ω゛−ジイソシアネートジエチルベンゼン、ω、ω゛−
ジイソンアネートジメチルアミノトルエン、ω、ω゛−
ジイソシアネートジメチルキシレン、ω、ω゛−ジイソ
シアネートジエチルキシレン、リジンジイソンア不一ト
、4,4′−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネ
ート) 、4.4’−エチレンビス(シクロヘキンルイ
ソンア不一ト)、W、ω“−ジイソシアネート1,3〜
ノメチルヘンゼン、ω、ω′−ジイソシア了−トー 1
,4−ジメチルヘンゼン、イソホロンジ(’/ノアネー
ト、2.4−X)レンジイソシアネート、2.6−トリ
レンジ・イソンア不一ト、1.5−ナフナレンジイソシ
ア不一ト、4,4゛−メチレンビス(フェニルイソシア
第一ト)、トリフェニルメタントリーイソシアネート)
またはその多量体とこれらに対して過剰量の多価アルコ
ール(例えばエチL、 : クリコール、プロピレング
リコール、1.3−ブチルグリコール、ネオペンチルグ
リコール、2゜2.4−トリメチル−1,3−ペンクン
ノオール、ヘキサメチレングリコール、シクロヘキサン
ジメタツール、トリメチロールブコパン、ヘキサントリ
オール、グリセリン、ソルビトール、ソルビタン、ンユ
ークロース、ペンタエリスリトールなと゛)との付加反
応によって得られるポリウレタンポリオール、前記のよ
うなポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール
、重合型ポリエステルポリオールおよびアクリルポリオ
ールの中で比較的低分子量のポリオール化合物と+ii
i記のようなポリイソシアネート化合物との付加反応に
よってi写られるポリウレタンポリオールなど。
V)ポリブタジェン化合物、例えば水素f侶加31コは
未添加の1.4−ポリブタジェンジオールなど;vi)
ポリクロロプレン化合物、例えば末端あるいは/および
側鎖に2個測具の水酸基を有するクロロプレン化合物な
ど; vll)シリコン系化合物、1夕1jえばジメチル(ポ
リ)ソロキサン、メチルフェニル(ポリ)ノロキサ/、
メチルビニル(ポリ)ソロキサン、シアノアルキルメチ
ル(ポリ)ソロキサン、フ、化アルキルメチル(ポリ)
ソロキサンおよびそれらの仔念の組み合わせシこよるブ
ロック共重合体あるいはグラフト共重合体であって、2
個以上の水酸基が分子の末端ないしは分子内にあるもの
など; viii) ヒニル系化合物、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルアセタールなど; ix)エホキノ化合物、例えばビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールF型1ボキン樹脂、多(凸カ
ルボン酸エステル型エポキシ樹脂、脂肪族不飽和化合物
のエポキシ化型樹脂など;X)アミノ樹脂化合物、例え
ばメラミン、グアナミン、尿素などとホルムアルデヒド
′の付加反応生成物を重合させ、メタノール、ブタノー
ル、イソブクノールなどのアルコールで変性したもので
あり、メチロール化度が高く、アルコキシエーテル化が
低いもの、特↓こトリアジン核あたり2個以上のメチロ
ール基が存在するブチル化メラミン樹脂など; である。
多〕)]猜エカン」−←1上 ポリウレタンポリオール化合物の出発物質として先に挙
げたポリイソシアネート化合物を使用し得る。
一う−スコΣ4二()じ4L1ノソL↓−二−ト十F■
閂勿本発明(こおいて使用するラクトン−(メタ)アク
リレート付加物は、ラクトンとヒドロキシ(メタ)アル
キルアクリし・−トとを反応させることにより製造する
ここでラクトンは一般式、 (式中、R1,R2は各々水素3炭化水素残基を、rl
は4から7までの整数を示す)で示される。
本発明に使用するのに好適なラクトンはε〜カプロラク
トンである。ラクトン−(メタ)アクリレート付加物を
製造するのに使用するヒドロキノ(メタ)アクリレート
としては、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート
、4−ヒドロキシブチルアクリレート、2−ヒドロキン
−3−クロロ−プロピル(メタ)アクリレートなどが使
用できる。
本発明のポリオール、多官能イソンア♀−トδよびラク
トン−(メタ)アクリレート付加物の反応生成物は下記
のどの方法でも製造することができる。
1)ポリオール、多官能性イソシアネート、ラクトン−
(メタ)アクリレート付加物を一括して仕込み反応させ
る。
2)多官能性イソシアネートとラクトン−(メタ)アク
リレート付加物をまず反応させ次いでポリオールと反応
させる。
3)ポリオールに多官能性イソシアネートを反応させ次
いでラクトン−(メタ)アクリレート付加物を反応させ
る。
例えば2官能のポリオール、2官能のイソシアネート、
単官能のラクトン−(メタ)アクリレート付加物を使用
する場合、望みの分子量を有する反応生成物を得るため
には3)の方法を採用するのが好ましい。
また3官能以上のポリオール、および/または3官能以
上のイソシアネートを使用する場合は、反応中のゲル化
を防ぐため、多官能イソシアネートと単官能ラクトン−
(メタ)アクリレート付加物を反応させ、多官能イソシ
アネートのNGO基を減しく好ましくは分子中に1個の
NGO基を有するように反応させる)、次いでポリオー
ルを反応させる、すなわち2)の方法を採用するのが好
ましい。
使用するポリオールと多官能イソンア不一ト。
ラクトン−(メタ)アクリレートのモル比は、ポリオー
ル1当量に対して多官能イソシアネート1゜2〜5モル
、ラクトン−(メタ)アクリレート付加物0.3〜5モ
ルであり、ポリオールおよびラクトン−(メタ)アクリ
レート付加物のOH基の合計数と、多官能イソシアネー
ト中のNGO基の数の比OH/NCO比が1以上になる
ようにし、反応生成物中に1離イソシアネート基が残ら
ないようにすべきである。
上記の反応生成物の合成においては、必要に応して通常
の重合禁止剤(例えばハイドロキノン。
ハイドロキノン七ツメチルエーテルなど)を全重量の1
00〜5000ppm、好ましくは500〜2000p
pm、およびウレタン化触媒(例えばトリエチルアミン
1 オクタン酸第−スズ、ジブチルスズジラウレートな
ど)を全重量の100〜5000ppm+ 好ましくは
500〜2000ppm使用し、30〜150℃で好ま
しくは30〜100℃の温度で反応を行う。
NGO基の検出は例えば通常のアミン逆滴定法あるいは
赤外吸収スペクトルにおける2200cm”付近の吸収
の有無によって行うことができる。
反応は溶媒の存在下で行うことができる。溶媒としては
例えば酢酸エチル、酢酸ブチル、ベンゼン、トルエン、
キシレン、メチルエチルケトン。
メチルイソブチルケトン5 シクロヘキサノン、テトラ
ヒドロフラン、エトシキエチルアセテートなど、通常ウ
レタン化反応に使用する有機溶剤が使用できる。これら
有機溶剤は単独で使用しても複数混合して使用しても差
支えない。
また上記有機溶剤の代わりに重合性モノマーを溶媒とし
て使用することができる。重合性モノマーとしては例え
ばメチル(メタ)アクリレート。
エチル(メタ)アクリレート n−ブチル(メタ)アク
リレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、
2−エトキシエチル(メタ)7クリレート、2−フヱノ
キシエチル(メタ)アクリレート、シクロへキシルアク
リレート、イソボルニルアクリレート、ジシクロペンテ
ニルオキシエチル(メタ)アクリレート スチレン、N
−ビニルピロリドン、矛オベンチルグリコールジ(メタ
)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート
 トリブロビレングリコールジ(メタ)了クリレート、
ネオペンチルグリコールにエチレンオキサイドを4モル
付加させた物のジ(メタ)アクリレート、ビスフェノー
ルAにエチレンオキサイド4モル付加させた物のジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ (メ
タ)了クリレートなどが挙げられ、これらは単独で使用
ないしは複数混合して使用することができる。
また上記有機溶剤と併用しても良い。
徽止世皿粒王 従来微小樹脂粒子の製法としては各種の方法が提案され
ているが、その一つはエチレン性不飽和中量体を架橋性
の共重合Fn量体と水性媒体中でサフ、ペンション重合
または乳化重合させて微小樹脂粒子“分(1々液をつく
り、溶媒置換、共沸、逮心分離、乾燥などにより水を除
去して微小樹脂粒子を得るりのであり、他の方法は脂U
5族炭化水素等の低S1” T+’ k<IU溶媒ある
いはエステル6ケトン、アルコール等の内の、T!1S
li)有機l′容媒のようにモルマーは溶か−・(゛が
重合体は溶解しない非水性有機溶媒中でエチし・ン(i
不鉋PI中♀体と架橋性共重合体とを共重合さ−0、(
H;・れ乙微小樹脂拉−f共重合体を分散する\]〜D
法あるいは沈澱析出法と称せられる方法である。
・ト発明の微小樹脂粒子は、上記いずれの方法で製造し
てもよい。本発明者らの特開昭58−129066=に
記載された両イオン性基を有する水l容性樹脂を使用す
る微小樹脂粒子の製造法を用いてもよい。その粒(Yは
混和性、反応性、貯蔵安定性の見1(!!から0.01
〜2μであることが必要である0粒径が小さいほどマ]
−リノクス樹脂と擬rM [1を形成し易い。
エチレン性不飽和jp?体としては、(メタ)アクリル
酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリ
ル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキソル等のアクリル酸また
はメタクリル酸のアルキルエステルや、これと共重合し
i4るエチレン性不飽和結合を有する他のIP量体、例
えifヌチレ/、α−メチルスチレン、ビニル1−ルエ
ン、t−ブチルスチレン、エチレン、プロピレン、耐酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリロニ[−:ノル、
メタクリレートリル、 (メタ)アクリル酸ジメチルア
人ノエチルなどがある。これら単量体は二種類以に用い
てもよい。
架橋性共重合体?体は、分子内Cコ2測具−ヒのラジカ
ル重合可能なエチレン性不飽和結合を有する単量体およ
び/また:よ相互に反応し得る基をそれぞれ担持する2
種のエチレン性不飽和基含有単♀体を含む。
分子内に2個以上のラジカル重合可能なエチレン性不飽
和基を有する単量体としては、多価了ル′:l−ルの重
合性不飽和モノカルボン酸エステル、浪塩括酸の重合性
不飽和アルコールエステル、お、(、ひ2個以上のビニ
ル基で1模された芳香族化合11!a 、′;どかあり
、それらの例とじては以下のような化合物がある。
エナレングリニ7−ルジアクリレー+−、エチレングリ
ニI−ルジメタクリレート、トリエチレングリコールジ
メタクリレート、テトラエチレングリコールノメタクリ
レート、1,3−ブチレングリコールジメタクIル−ト
、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート、1.4−ブタンジオ
ールジアクリレート、1、オベンナルグリコールジアク
リレート、1.6−ヘキサンジオールジアクリレート、
ペンクエリスリト−ルジアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリアクリし一ト、ペン′タエリスリトールテト
ラアクリし一ト、ペンタエリスリトールジメタクリレー
ト、ペンタエリスリ1−一ルトリメタクリレート、ペン
タエリスリトールテトラメタクリレート、グリセロール
ジメタクリレート、グリセロールジアクリレート、グリ
セロールアリロキソジメタクリレート、L l、 1−
トリスヒドロキノメチルエタンジアクリレート、1.1
.1 − トリスヒドロキシメチルエタントリアクリレ
−1,1,1,1トリスヒドロキシメチルエタンジメタ
クリレ−1−81,1,1−)リスヒドロキノメチルエ
タントリメタクリレート、LLI  −トリスヒドロキ
ノメチルプロパンジアクリレート、1.1.1 − ト
リス上1′ロキシメチルブロノマン′トリアクリレート
、1.1.!−)リスヒトロキノメチルプロパンジメタ
クリレ−1,1,1,1−トリスヒトロキノメチルプロ
パントリメタクリレート、トリアリルソアヌレート、ト
リアリルイソシアヌレート、トリアリル1−リメリナー
ト、ジアリルテレフタレート、ジアリルツクレートおよ
びジビニルヘンゼン。
また相互に反応し得る基をそれぞれ担持する2種のエチ
レン性不飽和基を有する単量体として:、L例えばグリ
ッジルアクリレート、グリノジルメククリレートなどの
エポキシ基含有エチレン性不飽和単量体と、アクリル酸
、メタクリル酸、クロトン酸などカルボキシル基含有エ
チレン性不・飽和小量体が最も代表的なものであるが、
相互に反応性の基としてはこれらに限定されるものでは
なく、例えばアミンとカルボニル、エポキシドとカルボ
ン酸無水物、アミンとカルボン酸塩化物、アルキレンイ
ミンとカルボニル、オルガノアルコキシシランとカルボ
キシル、ヒドロキシルとイソシアナト等種々のものが提
案されており、本発明はこれらを広く包含するものであ
る。
水性媒体または非水性有機媒体中で製造した微小樹脂粒
子は、口過、スプレー乾燥、凍結乾燥などの方法で微小
樹脂粒子を単離し、そのまましもくしはミルなどを用い
て適当な粒径に粉砕して用いることもできるし、さらに
合成した分散液を溶媒置換により媒体を置換して用いる
ことができる。
一般的にいって得られる粒子の粒径はその重合法によっ
てコントロールするのが望ましい。0.01〜0.6μ
の粒子に対しては乳化重合法、NAD法が、0.2〜2
μの粒子に対しては沈澱析出法、1μ以上の粒子に対し
ては懸濁重合法が最も通している。また必要により重合
のプロセスまたは重合後粒子の混合等の操作により粒径
分布を調整することによりレオロジーコントロールが可
能となる。その微小樹脂粒子はマトリックス樹脂との関
係において、粒子自体のガラス転移点、溶解性パラメー
ター、屈折率を構成成分によって制御しj5する。また
その構造において樹脂粒子表面に相互にまたはマトリッ
クス樹脂と反応し得る官能基や不飽和基を配列させるこ
とにより樹脂粒子間、樹脂粒子マトリックス樹脂間の相
互作用をより高めることができる。さらに樹脂粒子の表
面や内部に高エネルギー線による硬化時に有効な増感剤
やその反応を促進させるプロモーター物質、硬化後にお
いて当該組成物が高機能性を発揮させ得るような機能性
物質を担持包含させることも当然可能である。
πエネルギ−11ヒ1、L′ 高エネルギー線には紫外線、電子線、X線および放射線
が含まれる。
紫外線は1100n〜400nmの波長を持ったものが
含まれている。その中でも特に200〜300nmの短
波長紫外線を持ったものはディープUVと呼ばれている
。これらのエネルギーは70〜300 K Cal/m
olであり、有機化合物の結合解離エネルギーとほぼ同
じであり分子がこれらの光を吸収して励起状態となり、
分解してラジカルを生成し、そのラジカルが反応を誘起
すると考えられている。また電子線、X線および放射線
(放射線にはα線、β線、γ線、硬X線等があり、その
中で適度の透過性を持つβ線が加速電子線として利用さ
れているが)においてはこれらの高エネルギー線の照射
により物質中の原子の軌道電子との相互作用によりイオ
ン、励起分子およびラジカルを生じ、そのうちのラジカ
ルによる重合反応により硬化が進行すると考えられてい
る。
本発明の高エネルギー線硬化樹脂組成物は、ポリオール
/ポリイソシアネート/ラクトン−(メタ)アクリレー
トオリゴマーと微小樹脂粒子とを必須成分とし、任意の
成分として (11重合性モノマー (2)増感剤(光硬化性樹脂の場合は必須)(3)  
その他の添加剤を含むことができる。
filの重合性七ツマ−としては、 (1)メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキンル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)
7クリレート。
ノニル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メタ)ア
クリレート類 2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレ−1−などのヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレート類 2−エトキシエチル(メタ)アクリレート。
4−メトキシブチル(メタ)アクリレートなどのアルコ
キシアルキル(メタ)アクリレート類 2−フェノキシエチル(メタ)アクリレート、2−ノニ
ルフェノキンエナル(メタ)アクリし・−1,などのア
リーロキ7/アルキルアクリ し − 1・ 類 ンクロヘキンルアクリレート、シクロペンチルアクリレ
ート、イソボルニルアクリレートなとの7クロアルキル
アクリレート類ジノクロペンテニルオキシエチル(メタ
)アクリレートのようなシクロアルケニル(メタ)アク
リレート類 ジエチルアミンエチル(メタ)アクリレートのようなア
ミノアルキルアクリレート類ス千しン、ビニルトルエン
、酢酸ビニル。
N−ビニルピロリドンのようなビニル化合物類 などの単官能アクリレート (11)  不オペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート1,6−ヘキサンシオールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールにエチレンオキサイド4モル付加させた物のジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールにプロピレ
ンオキサイド4モル付加させた物のジ(メタ)アクリレ
ート、ビスフェノールAにエチレンオキサイド4モル付
加さセた物のジ(メタ)アクリレートなどの多官能アク
リレートが使用できる。
(2)の増感剤としては、ヘンシフエノン、ミヒラート
タン。キサントン、チオキサントン、2−クロロチオキ
サントン、ヘンシル、2−エチルアンスラキノン、2−
ヒドロキン−2−メチルプロピオフェノン22−ヒドロ
キシ−4゛−イソプロピル−2−メチル−プロピオフェ
ノン、メチルヘンヅイルフォーメート、ヘンゾインメチ
ルエーテル。
\二′ヅ・インエチルエーテル、ヘンヅインイソプロピ
ルエーテル、ヘンヅインーn −メチルエーテル。
ヘンヅインイソブチルエーテル、アセトフェノン。
トノクロロアセトフェノン、2,2−ジェトキシアセト
フェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニールアセト
フェノン等が使用できる。
1:3)のその他の添加剤としては充填剤(例えばコア
) イダルノリカ等の無機微粉末や体質顔料)、着色剤
、安定剤などである。
j、゛&小小指脂粒子添加量は、あまり少ないと所期の
りノ果が発揮されず、あまり多いと組成物の作業性が悪
くなったり、得られる被覆層の性能をかえって劣化させ
るので、一般に組成物の全不揮発分中0.1〜40重量
%、好ましくは1ないし30重量%を占めるべきである
本発明の組成物を光ファイバーの被覆剤として使用する
場合、例えばダイスしごき、スプレー、流動浸漬等公知
の技術によって光フアイバー表面に塗布し、高エネルギ
ー線!]6射によって硬化させることができる。
また、本発明の組成物はポリオール/ポリイソシアネー
ト/ラクトン−くメタ)アクリレート反応生成物を成分
とする公知の高エネルギー線硬化樹脂組成物と同し用途
に使用し得ることは明らかであり、その場合にも微小樹
脂粒子の添加による硬化後の成形物の物性の改善および
硬化前の組成物のレオロジーコントロールの効果を発揮
する。
以下参考例、実施例および比較例によって本発明の詳細
な説明する。これらにおいて「部」および「%」は重量
基準による。
参考例1 再4i喪d’1隻奎有JンVた化剤4 攪拌機、窒素導入管、温度制御装置、コンデンサー、デ
カンタ−を備えた22の反応容器に、ビスヒドロキシエ
チルタウリン134部、ネオペンチルグリコール130
部、アゼライン酸236部、無水フタル酸186部およ
びキシレン27部を仕込み、昇温する。反応により生成
する水をキシレンと共沸させ除去する。
還流開始より約2時間をかけて温度を190°Cにし、
カルボン酸相当の酸(面が145になるまで攪拌と脱水
を継続し、次に140℃まで冷却する。
次いで140°Cの温度を保持し、「カージュラE10
」 (シェル社製のハーサティノク酸グリシジルエステ
ル)314部を30分で滴下し、その後2時間攪拌を継
続し、反応を終了する。得られるポリエステル樹脂は酸
価59.ヒドロシキル価90、Mn1054であった。
参考例2 ′ハ t の1゛ 攪拌機、冷却器、温度制御装置を備えたlβの反応容器
に脱イオン水380部、参考例1で得た両性イオン基を
有する乳化剤50部およびジメチルエタノールアミン7
部を仕込み、攪拌下温度を80℃にしながら溶解し、こ
れにアゾビスシアノ吉草酸2.5部を脱イオン水50部
とジメチルエタノールアミン1.6部に熔解した液、お
よびエチレングリコールジメタクリレート75部、スチ
レン50部、メチルメタクリレート50部、n−ブチル
アクリレート75部よりなる混合液を90分を要して滴
下し、その後さらに90分間攪拌を続けた後、不揮発分
43%で平均粒子径が45mμの微小樹脂粒子水分散液
が得られた。かかる水分散液をキジロールを用いて共沸
により溶媒置換を行うことにより不揮発分が40%の微
小樹脂分散液(A)とした。
参考例3 ′ ハゝ  1  の  ′ 参考例2と全く同様の装置を用いて脱イオン水580部
、参考例1で得た両性イオン基を有する乳化剤15部お
よびジメチルエタノールアミン2゜2部を仕込み、攪拌
下温度を80°Cにしながら溶解し、これにアブビスシ
アノ吉草酸2.5部を脱イオン水50部とジメチルエタ
ノールアミン1.6部に熔解した液、およびエチレング
リコールジメタクリレート25部、スチレン60部、メ
チルメタクリレ−1・60部、n−ブチルアクリレート
100部、NKエステルM230G (新中村化学工業
91製1エチレンオキサイド鎖を231固有するアクリ
レート)5部よりなる混合液を90分を要して浦下し、
その後さらに90分攪拌を続けた後、不揮発分29%で
平均粒径180mμの微小樹脂粒子水分散液が得られた
かかる水分散液をブタノールを用いて共沸により溶媒置
換を行うことにより不揮発分が20%の微小樹脂分散液
(B)とした。
参考例4 filイ小4+ 立 の11′ 攪拌機、冷却器、温度制御装置を備えた11の反応容器
にイソプロピルアルコールを900部仕込み、窒素ガス
を導入しつづけながら50℃まで昇温したものへ、スチ
レン8部、メチルメタクリレート8部、n−ブチルアク
リレート13部、2−ヒドロキシエチルアクリレート1
部およびエチレングリコールジメタクリレート20部よ
りなる混合液を滴下し10分間攪拌してからさらにアゾ
ビスイソブチロニトリル1gを添加し、徐々に7Q ”
Cまで昇温させ、4時間反応させることで白色沈澱樹脂
が析出した。かかる樹脂を口紙を用いて口過、イソプロ
ピルアルコールによる洗浄を3回繰り返した後、真空乾
燥機で乾燥させることで微小樹脂微粉末Cを得ることが
できた。SEM観察による一次粒子の粒径は1.0μで
あった。
参考例5 攪拌機、冷却器および温度制御装置を備えた1pの反応
容器に酢酸n−ブヂル300部と分子量2000のポリ
プロピレングリコール200部とイソホロンジイソシア
ネート44.4部を仕込み十分攪拌して後、ジブチル錫
ジラウレート0.25部を加えて80℃に昇温させて1
時間保った。次いでプラクセルFA−1(ダイセル化学
工業側製、−個のε−カプロラクトンにより変性された
2−ヒドロキシエチルアクリレート)46.5部とハイ
ドロキノン0.28部を系を80℃に保ったまま1時間
かけて滴下し、さらに4時間放置しIRにより−NCO
基の吸収が消失したことを確認してからポリエーテルア
クリレート樹脂(A)を得た。
参考例6 攪拌機、冷却器、温度制御装置および還流冷却管を備え
た反応容器に、トリエチレングリコール69部と5B−
20(岡村製油■製、炭素数20の長鎖脂肪族二塩基酸
)131部およびキジロール50部を仕込み、180〜
200℃で酸価が0.1になるまで反応させた後、40
℃まで冷却してからキンリレンジイソシアネート23.
5部および酢酸n−ブチル50部を仕込み、十分攪拌し
た。その後ジプチル錫ジラウレート0.5部を加えて8
0℃に昇温させて1時間保った。次いでプラクセルFA
−2(ダイセル化学工業側製、二個のε−カプロラクト
ンにより変性された2−ヒドロキシエチルアクリレート
)43.2部とハイドロキノン0.5部を系を80℃に
保ったまま1時間かけて滴下し、さらに3時間放置して
からポリエステルアクリレート樹脂(B)を得た。
参考例7 参考例5においてポリオキシプロピレングリコールの代
わりに分子ff12000のポリテトラメチレングリコ
ール200部、プラクセルFA−1の代わりにプラクセ
ルFA−5(ダイセル化学工業HIJJ 、五個のε−
カプロラクトンにより変性された2−ヒドロキシエチル
アクリレート)138部を用いる他は全く同様にしてポ
リエーテルアクリレート樹脂(C)を得た。
参考例8 参考例5においてポリオキシプロピレングリコールの代
わりに分子量2000の両末端に水酸基を有するポリブ
タジェン2’O’O部、イソホロンジイソシアネートの
代わりにキシリレンジイソシアネート38部、プラクセ
ルFA−1の代わりにプラクセルFA−4(ダイセル化
学工業(株製、四個のε−カプロラクトンにより変性さ
れた2−ヒドロキシエチルアクリレート)’115部を
用いる他は全く同様にしてポリブタジェンアクリレ−1
−”+1脂CD )を得た。
参考例9 参考例5においてポリオキプロピレングリコールの代わ
りにX−22−60AS (信越化学工業■製、ジメチ
ルシロキサンの両末端に一級アルコール性水酸基を有す
る平均分子量1000.OH価112のシリコーンオイ
ル)100部、プラクセルFA−1の代わりにプラクセ
ルFト2 (ダイセル化学工業■製、二個のε−カプロ
ラクトンにより変性された2−ヒドロキシエチルメタク
リレート)72部を用いる他は全く同様にしてシリコー
ンアクリレート樹脂(E)を得た。
参考例IO 参考例5においてプラクセルFA−1の代わりに2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート23.5部を用いる他は全
く同様にしてポリエーテルアクリレート樹脂(F)を得
た。
参考例11 参考例8においてプラクセルFA−4の代わりに2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート26部を用いる他は全く
同様にしてポリブタジェンアクリレート樹脂(G)を得
た。
実施例1 参考例5で得られたポリエーテルアクリレート樹脂(A
)70部、参考例2で得られた微小樹脂粒子分散液(A
)75部およびベンゾインメチルエーテル3部を加え2
0分間攪拌し、脱泡することで紫外線硬化可能な組成物
を得た。
生性試験 石英ガラス板上に該組成物を100μとなるように塗装
し、充分セツティングを行ってから、後に示す条件で紫
外線処理を行うことにより硬化皮膜を得た。次にガラス
板より硬化皮膜を剥離させ、引張り試験サンプルとして
20℃で試験を行ったところ、初期ヤング率−0,44
kg/ mt、伸び率=88%、また60°Cでの初期
ヤング率= 0.38 ’kg/ mf 、伸び率=8
0%の値をそれぞれ示した。特に高温においても初期ヤ
ング率や伸び率の大きな低下がな(、十分な柔軟性をを
しており、低モジユラス組成物として通していることが
認められた。
聚外捺処理条件 日本電池製高圧水銀灯H1−2ON  (80W/ c
m型。
集光型器具使用)のランプ長方向をコンベア進行方向に
直角に置き、コンベア面からの高さ80龍でコンベア速
度を3m/分にする。
テンシロンによる ’I  6yへ テンシロン廿張り試験機(東洋ボールドウィン社製、 
1(1−100型)にてフィルム長さ50mm、中10
能のサンプルにつき50mm/分の引張り速度で実施す
る。
ガースファバー  U 石英ガラスを主成分とするガラスファイバーを直径が1
00μとなるように紡糸し、紡糸直後該組成物を膜厚が
50μとなるように塗装し、紫外線処理を行うことによ
り微小樹脂粒子を含んだ樹脂による一次被覆ガラスファ
イバーを得ることができた。かかる−次被覆ガラスファ
イバーは曲げに対してもワレやハガレがなく十分な柔軟
性を有していた。
比較例1 実施例1において、微小樹脂粒子分散>&(A)を含ま
ないほかは全く同様にして紫外線硬化組成物を得た。か
かる組成物を実施例1と全く同様にして、引張り試験を
行ったところ20℃では初期ヤング率= 0.43 k
g/ m、伸び率−50%、また60”Cでは初期ヤン
グ率−0,39kg/Wl、伸び率−40%であり、実
施例1と比較して高温での伸び率の低下が著しかった。
比較例2 実施例1において、ポリエーテルアクリレート樹脂(A
)の代わりに参考例1Oによるポリエーテルアクリレー
ト樹脂(F)73部を用いる以外は全く同様にして紫外
線硬化組成物を得た。かかる組成物を実施例1と全く同
様にして引張り試験を行ったところ20℃では初期ヤン
グ率= 0.60kg / m+J 、伸び率=61%
、また60℃では初期ヤング率−0,45kg/ mf
f1.伸び率=54%であり、ε−カプロラクトン変性
アクリレートを含む本発明樹脂と比べて初期ヤング率、
伸び率共に劣っており、また高温での物性低下が著しか
った。
実施例2 参考例5で得られたポリエーテルアクリレート樹脂(A
)102部と参考例6で得られたポリエステルアクリレ
ート樹脂(B)72部および参考例3で得られた微小樹
脂粒子分散液(B)50部とを30分攪拌後脱溶剤した
。その中へジアセトフェノン3部を加え攪拌脱泡するこ
とで紫外線硬化組成物を得た。
実施例1に従って引張り試験を行ったところ、20℃で
は初期ヤング率= 0.60 kg/aJ、伸び率−8
0%、また60℃では初期ヤング率=0.58kg /
 mA 、伸び率=77%の値をそれぞれ示した。
実施例3 参考例7で得られたポリエーテルアクリレート樹脂(C
)170部、2−エチルへキシルアクリレート20部お
よび参考例2で得られた微小樹脂分散液(A)12.5
部とを混合し、脱溶剤することで電子線硬化組成物を得
た。
かかる組成物を膜厚が200μとなるように塗装し、電
子エネルギー300keVの電子線を電子電流30mA
のちとに照射し、線ffi3Mradを与えることで表
面粘着性のない硬化膜を得ることができた。得られた皮
膜の一40°Cでの初期ヤング率= 0.30 kg/
 mtl、伸び率=180%、20℃では初期ヤング率
= 0.25 kg/ m+a、伸び率−125%。
60℃では初期ヤング率= 0.20 kg/ mrI
Y、伸び率=110%であり、広い温度域で低モジュラ
スな性能を示した。
実施例4 参考例8で得られたポリブタジェンアクリレート樹脂(
D)166部と参考例3で得られた樹脂粒子分散液(B
)50部およびヘンジインメチルエーテル5部を十分混
合して後、脱溶剤することで紫外線硬化組成物を得た。
実施例1に従って引張り試験を行ったところ、20°C
では初期ヤング率−0,40kg/mシ、伸び率=11
θ%、また60℃では初期ヤング率−0,35kg /
 mイ、伸び率−102%であり、低モジュラスな皮膜
を与えた。
比較例3 実施例4において、ポリブタジェンアクリレート樹脂(
D)の代わりに参考例11で得られたポリブタジェンア
クリレート樹脂(G)19281用いるほかは全(同様
にして得られた皮膜を引張り試験したところ、20℃で
は初期ヤング率−0゜55kg/mJ、伸び率−80%
、また60℃では初期ヤング率= 0.44 kg/ 
mA、伸び率=45%であリ、初明ヤング率、伸び率共
に劣っており、また1!i i品での低トが大きかった
実悔例5

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリオールに多官能性イソシアネートおよびラク
    トン−(メタ)アクリレート付加物を反応させて得られ
    る反応生成物を含む液状樹脂に、粒子径が0.01ない
    し2.0μの微小樹脂粒子を分散させてなる高エネルギ
    ー線硬化樹脂組成物。
  2. (2)ポリオールが、ポリエーテルポリオール、ポリカ
    プロラクトンポリオール、ポリエステルポリオール、ポ
    リウレタンポリオール、アクリルポリオール、ビニルポ
    リオール、ポリブタジエンポリオール、シリコンポリオ
    ール、ポリクロロプレンポリオール、エポキシ樹脂、ア
    ミノ樹脂から選ばれる第1項の樹脂組成物。
  3. (3)微小樹脂粒子は内部架橋した重合性エチレン性不
    飽和基を有する単量体の重合体または共重合体からなる
    第1項または第2項の樹脂組成物。
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